JPH10507889A - ビデオ・プログラムを表すデータを符号化、フォーマット化し、ビデオ・プログラムの複数のオーバラップ・プレゼンテーションを提供する方法および装置 - Google Patents
ビデオ・プログラムを表すデータを符号化、フォーマット化し、ビデオ・プログラムの複数のオーバラップ・プレゼンテーションを提供する方法および装置Info
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Abstract
(57)【要約】
ビデオ・プログラムを表すデータを符号化し、フォーマット化してビデオ・プログラムの複数のオーバラップ・プレゼンテーションを提供する方法と装置が開示されている。ビデオ・プログラムをn個のセグメントの順序づけられたシーケンスに分割し、加入者がn個のサブシーケンスの各々へ並行的にアクセスできるようにすることにより、ほぼ無数の加入者がほぼランダムにかつオンデマンドでアクセスすることを可能にしている。ビデオ・プログラムを表すデータ・ストリームは、各々がn個のセグメントの1つを表しているn個のサブシーケンスの中に置かれている。n個のサブシーケンスの各々のデータは、エレメントの順序づけられたシーケンスとして編成されている。n個のサブシーケンスの各々のエレメントはインタリーブされ、インタリーブされたデータ・ストリームは、特定のセグメントのデータを選択し、アセンブルし、表示することができるレシーバをもつ任意の加入者が、各セグメントを表すデータを並行的に利用できるようにするレートで、ビデオ・プログラム配布媒体上を連続的に送信される。データ・ストリームは、インタリービングに先立って多数の公知ビデオ・データ圧縮標準および手法の1つを使用して圧縮することが可能である。データ圧縮はソフトウェアを使用してリアルタイムで行うことも、反復的に行うこともできる。インタリーブ・データ・ストリームはリアルタイムで送信することも、将来の取出しと送信に備えてハード・ディスクや光ディスクなどの記憶デバイスにストアしておくことも可能である。インタリーブ・データ・ストリームは、レシーバによる再構築と表示のためにビデオ・データが送信されるときの公知の標準を使用して、順序づけることができる。インタリーブ・データ・ストリームのある部分がn個のセグメントのどれに属しているかを、データの伸張のために必要な符号化レベルと表示順序を示すタイムスタンプと一緒にレシーバに知らせるデータをインタリーブ・データ・ストリームに挿入することが可能である。従って、レシーバは、1番目のセグメントを構成するデータをインタリーブ・データ・ストリームの最初の送信が完了するまでの期間に選択し、アセンブルし、伸張し、表示し、また、後続の送信の期間に後続のセグメントについて同じ機能を実行することにより、ビデオ・プログラムの先頭から再構築を開始することができる。また、レシーバは、n個のセグメントの任意のセグメントを順序に関係なく、ビデオ・プログラムをほぼランダムにアクセスすることによって再構築するようにプログラミングすることも可能である。
Description
【発明の詳細な説明】
ビデオ・プログラムを表すデータを符号化、フォーマット化し、
ビデオ・プログラムの複数のオーバラップ・プレゼンテーションを
提供する方法および装置
発明の背景
1.発明の分野
本発明はビデオ・プログラミングをオンデマンド(on-demand)で提供すること
に関し、より具体的には、ビデオ・プログラムを表すデータをビデオ・プログラ
ムの複数の並行オーバラップ・プレゼンテーション(concurrent,overlapping p
resentations)として符号化し、フォーマット化し、ストアし、検索して、ほと
んど加入視聴者の何人でもがビデオ・プログラムの単一コピーを、ほぼオンデマ
ンドでアクセスすることを可能にする方法および装置に関する。
2.関連技術の説明
米国では、映画やその他の事前記録ビデオ・プログラミングをレンタルで借り
て都合の良いときにプライベートでプレイバック(playback)するために、年間概
算で75億ドルを消費している。このようなビデオ・プログラミングは、ビデオ
・カセット・レコーダ(video cassette recorder:VCR)を使用してプレイ
バックされるビデオ・カセット・テープやビデオ・ディスク・プレーヤからプレ
イバックされるビデオ・ディスク、あるいはパーソナル・コンピュータおよびそ
の他の形体のCD ROMプレーヤを使用してプレイバックされるCD ROM
といったように、多くの形体で貸し出されている。
ビデオ・プログラミングを上記のような方法でレンタルすることが望ましいと
されているのは、利用者がいつでも、どのような方法でもプログラミングを見る
ことができるからである。例えば、利用者はプログラムのある部分をある時間に
見て、プログラムの残り部分を別の時間に見ることができる。さらに、利用者は
プログラムのある部分をリプレイすることも、プログラム全体を数回に分けて見
ることも可能である。また、利用者はプログラムを早送りしたり、逆送りしたり
するだけで、プログラムのどの個所からでもプログラムにアクセスすることがで
きる。以上のように、利用者は利用可能なネットワークやケーブル・テレビジョ
ン・プログラミングがもつ制約から解放されている。
ケーブル・テレビジョン会社や直接放送衛星(direct broadcast satellite
:DBS)会社は、利用者がビデオ・レンタルと同じように自由に享受できるよ
うにすることによってこの分野に参入しようとしている。このサービスは「ビデ
オ・オンデマンド(video-on-demand)」と呼ばれている。上記のような会社がこ
のようなサービスを提供すると、既存のビデオ・レンタル会社よりも有利である
ことは明らかである。なぜならば、利用者は自宅でくつろいだままでビデオ・プ
ログラムのコピーをレンタルできるからである(また、見終えたとき返却する必
要もない)。しかし、これらの会社は、従来から既存のプレイバックと配布テク
ノロジの制約を受けていた。
ケーブル・テレビジョン会社が現在の公知テクノロジを利用して本格的なビデ
オ・オンデマンドを提供するためには法外な費用がかかることになる。ビデオ・
レンタルとインホーム・プレイバック(in-home playback)がもつ利点をそっくり
生かすためには、その会社は専用プレイバック資源を、ビデオ・プログラムのラ
イブラリを収めている高価なメモリ・アレイと一緒に各ケーブル加入者に提供し
、加入者がプログラムをライブラリから選択して、専用資源からプレイバックで
きるようにする必要がある。さらに、ケーブル配布インフラストラクチャ(cable
distribution infrastructure)には、異なるビデオ・プログラム、またはビデ
オ・プログラムの少なくとも異なるプレイバックを、ネットワークに接続された
各加入者に配布するだけの十分なバンド幅をもつことが要求されている。これは
、テクノロジが飛躍的に進歩し、現在の配布インフラストラクチャに代わるもの
が出現しない限り、不可能であることは勿論である。
1つの可能とされる妥協策は、同一ビデオ・プログラムの複数のオーバラップ
・プレイバック(つまり、プレゼンテーション(presentation))を作成して、プ
ログラムの新しいプレゼンテーションが、例えば、5分ごとに始まるようにする
ことである。2時間ビデオ・プログラムの場合、プログラムの合計24個のオー
バラップ・プレゼンテーションを加入者が利用できる。この場合、各加入者には
、24個のプレゼンテーションの中から1つを選択的に受信できるレシーバ(recei
ver)が必要になる。加入者はビデオ・オンデマンドをフルに享受できないとして
も、加入者はプログラム全体を最初から見るためには(またはプログラム内の任
意の個所にアクセスするためには)多くても5分間待たされることになる。さら
に、加入者は5分間のインターバルの間にそうすることに制約されるとしても、
オーバラップ・プレゼンテーションの異なるものにアクセスすることによってプ
ログラムを早送りしたり、逆送りしたすることが可能である。
このような妥協策は必要とされるプレイバック資源の数だけでなく、必要なバ
ンド幅も減少させることになるとしても、現在公知のテクノロジでこのようなシ
ステムを実現する費用は、依然として法外にかかることになる。上記の例では、
24個の別々のプレゼンテーションを作成し、各プレゼンテーションを配布媒体
となる、限られた数のチャネルを利用して送信するためには、24個のプレイバ
ック資源が必要になる。さらに、高度のサーバ・テクノロジがなければ、このよ
うなシステムでは、プログラムの24個の別々のコピーが必要になる。
複雑なディスクドライブ・アレイやビデオ・サーバが最近提案されているが、
その各々は数千のビデオ・プログラムをメモリにストアしており、最高200ま
での加入者にサービスを提供する能力をもっている。現在5,700万人のケー
ブル加入者のためにビデオ・オンデマンド・システムを実現するコストは、この
ような高度テクノロジが実現可能であると仮定して、それでも、推定200億ド
ルの資本投資が必要になる(加入者一人当たり350.00ドル)。さらに、こ
のサーバ・テクノロジ案をベースとするサービスを完全実現するためには、現在
のケーブルおよび電話配布ネットワーク・インフラストラクチャを、次の数年に
わたって再構築し、アップグレードしてそのバンド幅を大きくする必要があるが
、そのためには毎年さらに20億ドルのコストが必要になる。早送りや逆送りと
いった、VCRに似た機能を実現するには、サーバが複雑化するだけでなく、各
加入者はコマンドを専用サーバに送り返すことができる必要があるために、利用
可能なバンド幅にも影響することになる。このような「バックチャネル(back ch
annel)」は、既存DBSシステムやほとんどの既存ケーブル配布システムの枠内
で
は利用可能にさえなっていない。
ケーブル・テレビジョン会社やDBS会社がこれまでに提供していた最良のサ
ービスは、利用者が提供ビデオ・プログラムを有料で(電話でまたはケーブル・
ネットワークを通して直接に)要求することができるペイ・パー・ビュー方式(p
ay-per-view)のサービスであった。次に、会社は加入者がビデオ・プログラムの
選択した送信を受信できるようにしている。しかし、利用できるプログラムの数
とプログラムの開始時間の数が非常に限られているため、これらのサービスはビ
デオ・オンデマンドとはほど遠いものである。そのために、加入者は、希望する
プログラムが配布ネットワーク上を送信される、予定の開始時間を待たされるこ
とがあった。さらに、VCRなどの、インホーム・プレイバック資源から得られ
るような自由度が加入者にはない。従って、プログラムは受身的に受信されるだ
けであった。
以上のように、この分野では、ほぼ無数の視聴者が、少なくとも1つのプレイ
バック資源を通してビデオ・プログラムの少なくとも1つのコピーをほぼランダ
ムにアクセスすることを可能にし、既存の電話およびケーブル配布インフラスト
ラクチャで動作可能であるテクノロジが要望されている。
発明の概要
本発明は、ストアと送信に備えてビデオ・プログラムの単一プレゼンテーショ
ンを表すデータを符号化し、フォーマット化しておき、単一プレイバック資源を
使用してビデオ・プログラムの複数のオーバラップ・プレゼンテーションをシミ
ュレートする方法と装置を提供するものである。別の言い方をすると、ビデオ・
プログラムはディジタル・データ・ストリーム(digital data stream)として送
信され、このデータ・ストリームは、加入者側から見たとき、同一プログラムの
複数のセグメントが複数のサブチャネル上を並行して連続的に配布されているよ
うに見えるようにフォーマット化されている。レシーバ上のプレゼンテーション
について連続するセグメントを選択することにより(例えば、レシーバがチュー
ニングされているサブチャネルを進めることにより)、ビデオ・プログラムのプ
レ
ゼンテーション全体をアセンブルすることが可能になっている。さらに、加入者
は選択したサブチャネルを進めるか、デクリメントすることによりプログラムを
早送りまたは逆送りできるので、プログラムの後の方のセグメントや前の方のセ
グメントを受信することができる。
従って、本発明によりフォーマット化された1時間プログラムは、例えば、プ
ログラムの20個のオーバラップ・プレゼンテーションをシミュレートすること
ができ、この場合、各プレゼンテーション(つまり、プログラム・セグメント)
はその前のセグメントよりも3分前にある。加入者はプログラム全体の受信を開
始するまでに最大でも3分間待たされるだけであるので、3分のインターバルで
プログラムを早送りしたり、逆送りしたりすることができる。従って、加入者が
プログラムの任意の個所をランダムにアクセスするために経験する最大遅延時間
(すなわち待ち時間)は3分間である。本発明はこの機能を提供することにより
、単一のプレイバック資源が、ビデオ・プログラムの単一プレゼンテーションを
表す単一のフォーマット化データ・ストリームを作成できるようにしたことを特
徴としている。
ディジタル配布媒体上においてビデオ・プログラムを加入者に送信する目的で
、ビデオ・プログラムがディジタル・データ・ストリームに変換できることは、
この分野では公知の技術である。ビデオ・プログラムは一連のシーン(場面)ま
たはフレームで編成され、各フレームは画素、つまり、ピクセルの2次元配列を
構成しているのが代表的である。各ピクセルは、カラーや明るさのように、バイ
ナリ・データとして量子化できる特性をもっている。ビデオ・プログラムに関連
するオーディオ(音声)情報も、バイナリ表現に変換することが可能である。本
発明によれば、ビデオ・プログラムのイメージ部分とオーディオ部分は公知の手
法と標準を使用してディジタル・データ・ストリームに変換される。
ビデオ・プログラムに含まれる情報の多くに冗長性をもたせていることも公知
である(つまり、ピクセル・マトリックスのある領域内のピクセルは多数のフレ
ームにわたって変化しないようになっている)。さらに、変化が急激に起こるエ
リアは、ピクセル特性を表すデータが切り捨てられたとき生じるアーティファク
ト(artifact)に耐えられるようになっていることが多い。従って、ビデオ・プロ
グラムを表すように生成されたバイナリ・データはしばしば大幅に圧縮でき、必
要なメモリ記憶容量と伝送バンド幅を最小化する。そのために、ビデオ・データ
・ストリームは公知のビデオ・データ圧縮手法を用いて圧縮(つまり、符号化)
して、圧縮ビデオ・データ・ストリームが得られるようにすることが好ましい。
これらのデータ・ストリームを含むバイナリ・データ(圧縮前と圧縮後)はエレ
メントと呼ばれる任意の単位にグループ化される。ここでいうエレメントとは1
ビット以上のビデオ・データのことであり、ビデオ・データとは、圧縮の有無に
関係なく、ビデオ・プログラムを表すために必要なすべてのデータのことであり
、この中には、イメージ、オーディオ、その他の関連情報、但しこれらに限定は
されないもの、が含まれる。
ビデオ・データ・ストリーム(圧縮の有無に関係なく)はビデオ・プログラム
のセグメントを表すエレメントのn個のサブシーケンスに分割され、各セグメン
トはm個のエレメントの順序づけられたシーケンス(ordered sequence)を含んで
いる。各サブシーケンスを構成するエレメントの順序づけられたシーケンスはイ
ンタリーブ(interleave)されて、単一のインタリーブ・データ・ストリームが得
られるが、これは好ましくは、n個のセグメントの各々の最初のエレメントから
始まり、次に、各セグメントの2番目のエレメントが続き、以下、n番目のセグ
メントのm番目のエレメントで終わるまでセグメント順に続いている。このイン
タリーブ・データ・ストリームは先頭から最後まで、配布媒体上を連続的に伝送
される。
適当なレシーバをもつ加入者は、レシーバがインタリーブ・データ・ストリー
ムをシリアルに解析しているとき、最初のセグメントのm個のエレメントを順次
に選択し、アセンブルすることにより、伝送がインタリーブ・データ・ストリー
ムの先頭にあるときから始めてプログラム全体を再構築していくことができる。
レシーバは選択され、アセンブルされたエレメントを、加入者への最初のセグメ
ントのプレゼンテーションのためにリアルタイムでイメージおよび/またはオー
ディオに戻すように再変換する。インタリーブ・データ・ストリームの伝送が再
び開始されたとき、レシーバは2番目のセグメントのエレメントのすべてを選択
し、アセンブルして再構築し、データ・ストリームをn回パスするまでこのプロ
セスを繰り返し、n番目のセグメントを構成するm個のエレメントを選択し、ア
センブルしていく。レシーバは、アセンブルされたセグメントをリアルタイムで
連続的に伸張(つまり、復号化)し、再変換し、ビデオ・プログラムをセグメン
ト順に再構築して加入者が見ることができるようにする。
インタリーブ・データ・ストリームの伝送レートが少なくとも個々のセグメン
トの平均データレート″r″を″n″倍したものであるかぎり、システムは正しく
動作するようになっている。従って、rの値が与えられているとき、インタリー
ブ・データ・ストリームを送信するために使用される資源のスループットが、プ
ログラムが分割される可能なセグメント数を決める。n個のセグメントの1つの
表示時間により、システムのアクセス・タイム″T″が決まり、これはプログラ
ム内のアクセス可能ポイント間の最小時間インターバルである。さらに、インタ
リーブ・データ・ストリーム全体を一度に送信するために必要な時間はTに等し
いかまたはそれより小さくなければならない。
以上のように、加入者はビデオ・プログラムのn個のセグメントの順序づけら
れたシーケンスへのアクセスをn個のチャネル上で並行的に受けるが、このこと
は、加入者は人数に関係なくビデオ・プログラムのn個のオーバラップ・プレゼ
ンテーションを並行的に再構築でき、各プレゼンテーションは先行プレゼンテー
ションよりも、1つのビデオ・セグメントを再構築するために必要な時間量Tだ
け先に実行していることを意味する。ビデオ・プログラムを表すデータ・ストリ
ームのフォーマット化は、複数の通信チャネルから受信される時分割多重(time
-division multiplexing)情報のプロセスと同じように行われる。なお、通信
という意味では、各チャネルは異なる会話またはプログラムを伝送しているが、
これに対して、本発明は類似の原理を利用して、単一プログラムを分割し、同一
チャネルの別々のサブチャネル上に伝送している。TDMの原理をユニークな方
法でビデオ・オンデマンド方式に応用することが、本発明の基礎となっている。
本発明の別の好適実施の形態では、統計的符号化(statistical encoding)の考
え方をインタリービング・プロセスに採用し、所望の画質(picture quality)を
維持するためにより多くのデータを必要とするビデオ・セグメントはより多くの
データを割り当てられ、少ないデータを必要とするプログラムの他のセグメント
は
より少ないデータを割り当てられ、総割当てバンド幅は同じままになるようにし
ている。この実施の形態では、ビデオ・データ・ストリームは、まず、セグメン
トを表すサブシーケンスに分割され、次に、各サブシーケンスは統計的マルチプ
レクサ(statistical multiplexer)を通して圧縮され、インタリーブされる。こ
の実施の形態は、その実現が前記実施の形態より複雑化しているが、プログラム
全体を通してより均質な画質が得られる。
本発明の好適実施の形態では、圧縮およびインタリービング・プロセスはソフ
トウェアとハードウェアの組合せを通してインタラクティブに行われ、その結果
として得られた、プログラムを表す符号化されフォーマット化された(つまり、
インタリーブされた)データ・ストリームは、ディスクやその他の大量記憶装置
に即時にストアされる。そのあと、インタリーブ・データ・ストリームは、ビデ
オ・サーバを相対的に単純化した実施の形態によって順次に取り出されて、配布
媒体上を循環的に送信される。
以上に鑑みて、本発明の目的は、ビデオ・オンデマンドに近いサービスをケー
ブル・テレビジョンと直接放送衛星加入者に提供する一方で、必要なプレイバッ
ク資源を最小限化し、必要なバンド幅を最小化して既存の配布インフラストラク
チャと互換性を保つようにしたことである。
さらに、本発明の目的は、ビデオ・プログラムの単一プレゼンテーションを表
すビデオ・データ・ストリームをフォーマット化し、ビデオ・プログラムの複数
のオーバラップ・プレゼンテーションが、ほぼ無数の加入者によってフォーマッ
ト化データ・ストリームの繰返し伝送から再構築できるようにしたことである。
さらに、本発明の別の目的は、加入者がビデオ・プログラムのn個のセグメン
トの任意の1つを選択的にアクセスし、再構築することを可能にし、加入者がV
CRなどを使用してセグメント間でプログラムを早送りまたは逆送りできるよう
にしたことである。
本発明のさらに別の目的は、統計的手法を用いてデータ・ストリームの符号化
とフォーマット化を行い、ビデオ・プログラムのプレゼンテーション全体を通し
て画質が変化するのを最小化にしたことである。
本発明の上記およびその他の利点は、以下の詳細な説明とそこで参照される図
面から容易に理解されるはずである。
図面の簡単な説明
図1は、ビデオ・プログラムを表すデータ・ストリームのインタリービングと
デインタリービングを示す図である。
図2は、本発明の第1好適実施の形態を示すブロック図である。
図3は、図2のシステムによって形成されたエレメントのインタリーブ・シー
ケンス(interleaved sequence)を示すデータ構造図である。
図4は、本発明の第1好適実施の形態によってフォーマット化され、大容量記
憶装置にストアされるときの、プログラムを表すビデオ・データの可能なレイア
ウトを示す図である。
図5は、統計的符号化とインタリービングを用いた本発明の第2好適実施の形
態を示すブロック図である。
図6は、本発明の第2好適実施の形態によるビデオ・データの統計的符号化と
インタリービングを示す図である。
図7は、本発明の第2好適実施の形態によって実行される統計的符号化とイン
タリービング・プロセスを示す詳細図である。
図8は、本発明の第2好適実施の形態によるエンコーダの詳細を示すブロック
図である。
図9は、本発明の第2好適実施の形態によって統計的に符号化され、フォーマ
ット化されたエレメントのシーケンスの大量記憶装置の可能なレイアウトを示す
ブロック図である。
発明の詳細な説明
前述したように、ビデオ・オンデマンド方式に近づける1つの方法は、加入者
が同一ビデオ・プログラムの複数のオーバラップ・プレゼンテーションにアクセ
スできるようにすることである。加入者が利用できるオーバラップ・プレゼンテ
ーションの数が多くなると、開始時間が多くなり、ビデオ・プログラムの完全な
ランダム・アクセスにさらに近づくことになる。完全なランダム・アクセスは、
オーバラップ・プレゼンテーションの数を、例えば、ビデオ・プログラム内のフ
レーム数と同数にすると、この方式を用いて実現することができる。しかし、実
際問題としては、オーバラップ・プレゼンテーションの数は、それほど多くする
必要はない。しかし、前述したように、この手法を用いてビデオ・プログラムへ
のランダム・アクセスの満足のいく近似でも、公知テクノロジまたは目論んでい
るテクノロジを使用すると、法外な費用がかかることになる。
本発明は、時分割多重(time-division multiplexing:TDM)原理をユニー
クな方法で応用して、加入者がビデオ・プログラムの複数セグメントを絶えずア
クセスできるようにすることによって、同一ビデオ・プログラムの複数のオーバ
ラップ・プレゼンテーションの再構築を容易化したことを特徴としている。この
機能はビデオ・プログラムの1プレゼンテーション全体を表す単一の、特別にフ
ォーマット化されたデータ・ストリームを繰返し送信することにより達成される
。フォーマット化データ・ストリームから再構築できるビデオ・プログラムのオ
ーバラップ・プレゼンテーションの数、従って、プログラム内のある個所と次の
個所の間の最小アクセスタイムは、データ・ストリームが配布ネットワーク上に
送信され得るレートと直接に関係があるだけなく、ビデオ・セグメントを所望の
画質レベルでリアルタイムで再構築するためにデータがレシーバにより受信され
なければならないレートとも直接に関係がある。
本発明がユニークであるのは、各々が異なる会話またはプログラムを表してい
る、複数の離散的データ・ストリームが同一高速トランク上を伝送されて、会話
またはプログラムのすべてがレシーバにより同時にアクセスできるようにする場
合に、代表例として、TDM原理が適用されるためである。しかし、本発明では
、これらの原理は、同一プログラムのn個の異なるセグメントを同一チャネルの
n個の異なるサブチャネル上に伝送する場合に適用され、ビデオ・プログラムの
各セグメントを配布ネットワークの同一チャネル上で加入者のレシーバへ同時に
アクセスできるようにしている。従って、レシーバは、所望のセグメントを伝送
するサブチャネルを選択することにより、n個のセグメントの任意のセグメント
を
再構築し、加入者に提示できるようになっている。
以下では、図1から図9までを参照して詳しく説明するが、これらの図面にお
いて同一エレメントは類似の参照符号を付けて示されている。図1は本発明の基
本的原理を示す図である。
ビデオ・プログラムは、シーンまたはフレームの順序づけられたシーケンスで
編成され、各フレームは画素またはピクセルの2次元配列で定義されているのが
代表的である。ピクセルはカラーと明るさの強度(intensity)の特性をもち、こ
れらは他のピクセルと組み合わされて、1つのイメージまたはフレームを作って
いる。フレームが与えられているとき、各ピクセルの特性はディジタルで表すこ
とができる。従って、この分野で公知であるように、ビデオ・プログラムは、そ
のビデオ・プログラムの各フレーム期間に、配列の各ピクセルのピクセル値を記
述している、ビットの順序づけられたシーケンスであるディジタル・データ・ス
トリーム10に変換することができる。また、公知であるように、プログラムに
関連するオーディオも、フレーム単位でディジタル・データに変換し、イメージ
・データと一緒に識別することが可能である。
以上のように、ビデオ・プログラムは、まず、周知の標準とプロシージャに従
ってディジタル・データ・ストリーム10に変換される。このデータ・ストリー
ム10は、好適実施の形態では、プログラムのイメージ部分とオーディオ部分に
ついて別々のデータ・ストリーム10が得られるようになっているが、イメージ
、オーディオまたはその両方を表すことができる。説明と図示実施の形態の理解
を容易にするために、以下では、図示のデータ・ストリーム10がビデオ・プロ
グラムのイメージ部分を表すものと想定しているが、本発明によれば、オーディ
オ・データ・ストリームも、イメージ・データに関して説明しているのと同じよ
うに処理することが可能である。
データ・ストリーム10はエレメントの順序づけられたシーケンスに編成され
ているのが代表的であり、ここで、エレメントとは、すでに定義したように、任
意のデータ量であり、これは1ビット、単一ピクセルを表すビット数、または1
つまたは2つ以上のピクセル・フレームを表すビット数にすることができる。オ
ーディオの場合には、エレメントは1から7ビットまでのオーディオ・データに
することができる。
ビデオ・プログラムは、次に、ほぼ等しい持続時間の複数のビデオ・セグメン
トnに分割される。レシーバがデータを受信してプログラムをリアルタイムで提
示するときのレートと、プレイバックと配布資源が持続することができる最大伝
送レートが与えられているとき、セグメントは可能な限り多くすることが好まし
い。セグメントは、データ・ストリーム10をm個のエレメントの、n個の順序
づけられたサブシーケンスに分割することにより作られ、各サブシーケンスはビ
デオ・プログラムのn個のセグメントの1つを表している。従って、データ・ス
トリーム10で表されたビデオ・プログラムはエレメントのシーケンスの先頭(
つまり、参照符号12で示しているセグメント1の最初のエレメント)から開始
し、セグメントnの最後のエレメント(つまり、参照符号16で示しているエレ
メント)で終了する。
好適実施の形態では、各セグメントのエレメントは、図1に示すように、イン
タリーブされて、インタリーブ・データ・ストリーム(interleaved data stre
am)18と呼ばれる、エレメントのインタリーブ・シーケンスが得られる。この
インタリーブ・データ・ストリームは、各セグメントの同一番号のエレメントを
セグメント順にフレームに編成することにより作られるが、この編成は各セグメ
ントの最初のエレメントから始まり、各セグメントのm番目のエレメントで終了
する。
以上のように、ビデオ・プログラムを構成するn個のビデオ・セグメントは、
基本的には、ビデオ・プログラムがブロードキャストされるチャネルのn個の「
サブチャネル」上で時分割多重化される。インタリーブ・データ・ストリーム18
は一連のm個の「フレーム」に編成され、各フレームはセグメント順にn個の「
タイム・スロット(time slot)」に分割されている(つまり、各セグメントに1
タイム・スロットが割り当てられている)。各フレーム期間に、各セグメントに
属する1エレメントはそのセグメントに割り当てられたタイム・スロット期間に
送信される。
インタリーブ・データ・ストリーム18は、テレビジョン・ケーブルの単一チ
ャネル上を加入者に繰返し送信される。インタリーブ・データ・ストリーム18
の伝送レートが少なくとも個々のセグメントの平均データレートrのn倍である
とすれば、プログラムのn個のセグメントすべてが、レシーバに同時に利用可能
であるように見えることになる。インタリーブ・データ・ストリーム18が新た
に送信されるたびに、加入者はビデオ・プログラムをその先頭から復元すること
を始めることも、インタリーブ・データ・ストリームの前の送信時に開始された
プログラムの復元を続けることもできる。
加入者は、インタリーブ・データ・ストリームの送信がインタリーブ・データ
・ストリーム18の先頭にあるとき(つまり、時刻t1にあるとき)、セグメン
ト1(つまり、最初の「サブチャネル」)に関連するエレメントを選択し、再構
築するようにレシーバをプログラミングするだけでプログラムをその先頭から見
ることができる。インタリーブ・データ・ストリーム18が送信されるとき、加
入者のレシーバは最初のセグメント14を構成するエレメントを選択し、アセン
ブル(つまり、デインタリーブまたはデマルチプレクス)する。これと同時に、
レシーバはセグメント1を構成するエレメントをセグメントのプレゼンテーショ
ンに変換して加入者に表示する。インタリーブ・データ・ストリーム18の次の
送信(またはパス・スルー(pass through))の先頭から(つまり、時刻t2に)
、レシーバは次のサブチャネルに変更され(つまり、チューニング)され、2番
目のセグメント15を表すエレメントを選択し、アセンブルする。その間に、別
の加入者は最初の(または他の)セグメント17を表すデータを選択し、アセン
ブルすることによりプログラムへのアクセスを同時に開始することができる。こ
のプロセスは、レシーバがビデオ・プログラムのn個のセグメントすべてを受信
し、再構築するまで、あるいはレシーバがチューニングされているサブチャネル
を加入者が変更するまで、最初の加入者について続けられる。再構築は新たに選
択されたセグメントから続けられる。
以上のように、加入者は何人でも、n個のセグメントの任意のセグメントに同
時にアクセスすることができ、すべてのセグメントは、ビデオ・プログラムの単
一プレゼンテーションを表す単一データ・ストリームの送信からアクセス可能で
ある。従って、本発明は、複数の加入者がビデオ・プログラムにほぼランダムに
アクセスすることを可能にし、他方では、このアクセスを行うために必要な記憶
装置と配布インフラストラクチャを最小化するという、非常に重要な結果を達成
する。
前述したように、加入者は、送信が現在インタリーブ・データ・ストリーム1
8の途中にあるときでも、従って、n個のセグメントの各々の途中にあるときで
も、任意のセグメントからプログラムをアクセスし、再構築することを開始する
ことができる。加入者は、加入者のレシーバが現在選択しているセグメントを進
めるか、デクリメントすることでプログラムを前送りしたり、逆送りしたりする
ことができる。しかし、このようなプログラムの前送りまたは逆送りのステップ
はアクセスタイムTの倍数に制約されている。ビデオ・プログラム内のアクセス
・ポイントの粒度(granularity)は、ビデオ・プログラムが分割されているビデ
オ・セグメントの数の直接関数である。ビデオ・セグメントの数nが大きくなる
と、その持続時間は短くなるので、セグメント間のステップはそれだけきめ細か
くなる。従って、nは「インタリービング係数(interleaving factor)」とも呼
ばれている。前述したように、プログラムが分割されるビデオ・セグメントの数
はn個のインタリーブ・セグメントを送信するために利用できるバンド幅と、プ
レイバック資源が持続できる最大データレートによって制限される。
インタリービング係数が与えられているとき、プレイバック資源が持続しなけ
ればならないデータレートを減少する1つの方法は、ビデオ・プログラムを十分
に表現するために必要な総データ量を減少することである。この分野で周知の手
法を用いると、図1のデータ・ストリーム10を符号化してプログラムを十分に
表現するために必要なデータ量を減少することができる。ビデオ・データの周知
のディジタル圧縮標準の例としては、動画および関連オーディオの汎用符号化(G
eneric Coding of Moving Pictures and Associated Audio)に関するM
PEG−1とMPEG−2の2つがある。ITU−T(International Telecomm
unication Union Telecommunication Standardization Sector: 国際電気
通信連合電気通信標準化部門)草案の勧告H.262(10:18 Friday 25
March 1994)は引用により本明細書の一部を構成するものである。データ
圧縮のもう1つの利点は、ビデオ・プログラムを表わすインタリーブ・データ・
ストリーム18を将来の送信に備えてストアしておくために必要な記憶スペース
も
節減されることである。
以下では、ビデオ・データ・ストリーム10を圧縮し、次に、その結果の圧縮
データ・エレメントをインタリーブする本発明の第1好適実施の形態について説
明する。本発明の第2好適実施の形態では、統計的多重化の原理(the principle
s of statistical multiplexing)を採用してビデオ・データ・ストリーム10を
符号化し、インタリーブして、加入者が見たときの再構築ビデオ・プログラムの
画質をさらに均質化することを保証している。非統計的符号化(nonstatistical
encoding)とインタリービングは既存のエンコーダとデコーダを使用して実現す
ることが簡単であり、独立に圧縮されたビデオ・データ・ストリームに適用する
ことが容易である。統計的符号化(statistical encoding)とインタリービングは
、画質の均質性を大幅に向上させるが、非統計的符号化とインタリービングより
も高精度の符号化構造を必要とする。
1.第1好適実施の形態:非統計的符号化とインタリービング
図2は本発明に従って非統計的符号化とインタリービングを行う第1実施の形
態を示す図である。図2に示すように、ビデオ・プログラム・ソース20は、例
えばビデオ・プログラムのイメージ部分を表しているデータ・ストリーム10を
出力する。データ・ストリーム10はビデオ・プログラムのイメージを具現化す
るピクセルを表す、ディジタル・データの順序づけられたシーケンスであるのが
代表的であるが、これはディジタル化ビデオ・データを圧縮する周知のプロシー
ジャを採用するディジタル・エンコーダ22によって圧縮される。ディジタル・
エンコーダ22は圧縮ビデオ・データ・ストリーム23を出力し、これは、デー
タ・ストリーム10に具現化されているビデオ・プログラムを表す圧縮データの
エレメントの順序づけられたシーケンスとして編成されている。好適実施の形態
では、エレメントはピクセル境界に基づいて編成できない、等しい数のビットで
構成されている。
圧縮ビデオ・データ・ストリーム23は、次に、各々がn個のビデオ・セグメ
ントの1つを表している、エレメントのn個のマルチエレメント・サブシーケン
スに分割される。n個のサブシーケンスのエレメントは、次に、前述した本発明
の方法に従って分割・インタリービング回路(partition and interleaving c
ircuit)24によってインタリーブされる。この分割・インタリービング回路2
4はインタリーブされたデータ・ストリーム25を出力し、これは加入者に直接
に送信することも、将来の取出しと送信に備えてデータ記憶ユニット26によっ
て大量データ記憶媒体27上にストアしておくこともできる。データ記憶媒体2
7は1つまたは2つ以上のハード・ディスク、光、テープ、または電子メモリ・
デバイスにすることができる。
本発明の好適実施の形態では、インタリーブ・データ・ストリーム25は、そ
のインタリーブ・データ・ストリーム25に具現化されたビデオ・プログラムの
将来のプレイバックに備えてデータ記憶デバイス27にストアされているのが代
表的である。データ記憶デバイス27は、オンデマンドでビデオ・プログラミン
グを行うシステムに置かれており、このシステムには、サーバ31と、適当な配
布ネットワーク35でサーバ31に結合された複数のレシーバ32、34が含まれ
ている。サーバはデータ記憶デバイス27にストアされたエレメントのインタリ
ーブ・シーケンスを、配布ネットワーク35上のすべてのレシーバへ繰返し送信
する。レシーバ32、34の各々は、各ビデオ・セグメントごとに、そのセグメ
ントを構成するエレメントのシーケンスを選択することによって、上述したよう
にビデオ・プログラムを再構築するために必要な処理能力を備えている。この点
に関して、各レシーバはインタリーブ・データ・ストリーム25をデインタリー
ブし、その結果の圧縮データ・ストリームを再アセンブルし復号化し、その結果
の伸張データ・ストリーム10をビデオ・プログラムのイメージを具現化化して
いるピクセルのシーケンスに戻すように再変換するための処理能力を備えている
。
図3は圧縮データ・ストリーム23がビデオ・セグメントを表すサブシーケン
スにどのように分割されるかを示す図である。エレメントのシーケンスがディジ
タル・エンコーダ22によって符号化(つまり、圧縮)されると、その結果の圧
縮データ・ストリーム23が図2に示すように得られる。この圧縮データ・スト
リーム23は、次に、各々がn個のビデオ・セグメントの1つを表しているエレ
メントのn個の順序づけられたサブシーケンスに分割・インタリービング回路2
4によって分割される。各サブシーケンスはm個のエレメントにさらに分割され
る。従って、ビデオ・プログラム・エレメントの総数はn・mとなり、各エレメ
ントはSijで示されている。ただし、1≦i≦nおよび1≦i≦mである。図3
に示すように、分割は圧縮データ・ストリーム23をn個のサブシーケンスの順
序づけられたシーケンスにし、各サブシーケンスは1つまたは2つ以上のエレメ
ントを含み、各エレメントは1または2ビット以上の圧縮ビデオ・データを含ん
でいる。図3は、インタリービング・プロセスから得られるインタリーブ・デー
タ・ストリーム25も示している。図4は、インタリーブ・データ・ストリーム
25を構成する、インタリーブされたエレメントのシーケンスがデータ記憶デバ
イス27にどのようにストアされているかを示している。
図3と図4に示すインタリーブ・データ・ストリーム25および図2に示すス
トアとフォーマッティングの組合せを再び見れば、当然に理解されるように、イ
ンタリーブ・データ・ストリーム25をストアするために用いられる1つまたは
2つ以上のデータ記憶デバイス27が使用できる。必要となるデータ記憶デバイ
スの数は、圧縮ビットストリーム23、インタリービング係数n、および個別デ
ータ記憶デバイスのアクセス速度と容量を考慮した設計により決めることができ
る。データ記憶デバイスがハード・ディスクである場合には、インタリーブ・シ
ーケンス25はいくつかの異なる、等サイズのセクションに分割することができ
、各セクションはNd個の異なるハード・ディスクの1つに記録することができ
る。各データ記憶デバイス27の容量はnm/Nd個のエレメントを収容できる
だけの大きさになっている。これらの考慮事項のより詳細な説明は以下で提示さ
れる。
2.本発明の第2好適実施の形態:統計的符号化とインタリービング
図5は統計的符号化とインタリービングを行う本発明の第2好適実施の形態を
示す図である。ビデオ・プログラム・ソース60はビデオ・プログラムのイメー
ジ部分を具現化しているピクセルのシーケンスを表すデータ・ストリーム10を
出力する。データ・ストリーム10はエレメントの順序づけられたシーケンスと
して編成され、各エレメントは等しい数のピクセルを表すデータを含んでいる。
ビデオ・プログラムはn個のセグメントに分割され、各ビデオ・セグメントはデ
ータ・ストリーム10のサブシーケンスで表され、各サブシーケンスは等しい数
のピクセスを表している。
n個のビデオ・セグメントを表すn個のサブシーケンスは分割・位置合わせ回
路(partition and alignment circuit)62によって時間的に位置合わせされ
、各サブシーケンスは信号ライン63上を並行的にそれぞれのディジタル・エン
コーダ64へ送られる。各ディジタル・エンコーダはそれぞれのサブシーケンス
をエレメントの圧縮シーケンスに変換し、各エレメントは1または2ビット以上
の圧縮ビデオ・データからなっている。圧縮ビデオ・データ・ストリーム65の
エレメントはインタリービング回路66によってインタリーブされ、インタリー
ブ・データ・ストリーム67が得られる。好適実施の形態では、データ記憶ユニ
ット68はインタリーブ・データ・ストリーム67を受け、それを将来の取出し
と送信に備えてデータ記憶デバイス70へ転送する。前述したように、インタリ
ーブ・データ・ストリーム67は配布ネットワーク上をリアルタイムで即時に加
入者に送信することも可能である。
エレメントのインタリーブ・シーケンス67に具現化されているビデオ・プロ
グラムのプレイバックのために、データ記憶デバイス70はオンデマンドでビデ
オ・プログラミングを行うシステムに置かれている。システムは、好ましくは、
サーバ72と適当な配布ネットワーク75でサーバ72に結合された複数のレシ
ーバ73、74を含んでいる。サーバは、データ記憶デバイス70にストアされ
たインタリーブ・データ・ストリーム67を、配布ネットワーク75に接続され
たすべてのレシーバに繰返し送信する。インタリーブ・データ・ストリーム67
はすべてのレシーバに繰返し送信される。レシーバ73、74の各々は、各ビデ
オ・セグメントごとに、セグメントを表すエレメントのシーケンスを選択し、ア
センブルすることによりビデオ・プログラムを再構築するのに必要な処理能力を
備えている。この点に関して、各レシーバはインタリーブ・データ・ストリーム
67をデインタリーブ(つまり、デマルチプレクス)して圧縮データ・ストリー
ム65を再現し、圧縮データ・ストリーム65をデータ・ストリーム10に復号
化し、データ・ストリーム10をビデオ・プログラムを具現化しているピクセル
のシーケンスに変換するための処理能力を備えている。
以下、図5に示す組合せ構造によって実行される統計的符号化とインタリービ
ング・プロセスの詳細について図6と図7を参照して説明する。データ・ストリ
ーム10はビデオ・プログラムのイメージを具現化するピクセルのシーケンスを
ディジタル化して表現したものであり、n個のビデオ・セグメントを表すエレメ
ントのn個のサブシーケンスに分割される。サブシーケンスの各エレメントは同
数のピクセルを表すデータからなっている。各サブシーケンスは等しい数のエレ
メントをもっているので、総ピクセル数は同じになっている。
分割データ・ストリーム80の1番目のセグメント84を表すサブシーケンス
の各ピクセルはビデオ輝度値s(t)をもっており、各ピクセルは時間の関数と
してそれがサブシーケンス内に置かれている位置によって定義されている。セグ
メントの持続時間(duration)はTと定義されているので、2番目のセグメント8
6を表す2番目のサブシーケンスの各ピクセルのビデオ輝度値はs(t+T)に
よって定義され、すべてのピクセルのビデオ輝度値はs(t+i・T)によって
定義される。ただし、0≦i<nである。分割データ・ストリーム80のサブシ
ーケンスの各々は、次に、図6と図7に示すように、別々にアセンブルされ、そ
れぞれのデコーダに同時に入力される。従って、セグメントは並行処理のために
時間的にシフトされる。
図7の各エンコーダ64はそれぞれ独自のディジタル・ピクセル・データのシ
ーケンスを処理するが、そのようなエンコーダの好適実施の形態は図8にその詳
細が示されている。この種のエンコーダはこの分野では周知であるので、本発明
の特許可能性はここに開示されているエンコーダの詳細に左右されるものではな
い。この分野の精通者ならば理解されるように、本発明の枠内においてビデオ・
データを圧縮するのに適したエンコーダならば、どのようなエンコーダを使用す
ることも可能である。
図6に示すように、各エンコーダはそれぞれのピクセルのシーケンスを含むデ
ータを圧縮し、ブロック82と呼ばれる圧縮データからなるエレメントのシーケ
ンスを出力する。エンコーダは、まず、そのピクセル・データのシーケンスをブ
ロッキング回路100(図8)を使用してブロックと呼ばれるエレメントに編成
することによりこの機能を実行する。各ブロックは等しい数のピクセルを表すデ
ータからなっている。各ブロックはセグメントを具現化する総数のピクセルのサ
ブセットを表している。ブロックはセグメントの単一フレームまたはイメージを
構成するピクセルすべてを表すデータで構成することも可能である。1つの例と
して、フレームは480行x720ピクセル、つまり、総計345,600ピク
セルを収容することができる。ブロックは、フレームのフラクション(fraction)
、単一フレームまたは偶数倍のフレーム数を構成するピクセルで構成することも
可能である。
ピクセル・データの各エレメントまたはブロックは、次に、離散コサイン変換
(discrete cosine transform:DCT)などの周知の圧縮変換を使用して、バ
イナリ・ピクセル・データを変換係数(transform coefficient)に変換する変換
回路102で処理される。この係数は適応量子化器(adaptive quantizer)103
によって量子化または正規化される。この量子化器は、情報が提示のために伸張
されるとき再現される画質の所望レベルに従って係数を切り捨てることにより符
号化効率を向上させる。最後に、量子化係数(quantized coefficient)は統計的
エンコーダ110に通され、そこでデータはハフマン符号化(Huffman coding)な
どの可変長符号化手法(variable length encoding technique)に基づいてさらに
圧縮される。
エンコーダの各々は、各エンコーダが圧縮データのブロックを同時に出力する
ように同期がとられ、各エンコーダは再現されるピクチャの所望の品質レベルを
反映する符号化レベルにプリセットされている。エンコーダから出力されるデー
タの各圧縮ブロック(つまり、エレメント)は、まだ等しい数のピクセルを表し
ているが、ディジタル・ピクセル・データの一部のブロックは他のブロックより
も容易に圧縮されるので、そのバイナリ・データ量が変化する場合がある。ブロ
ック・マルチプレクサ66(図7)は、次に、最初のエンコーダから(従って、
最初のセグメントから)ブロックを選択し、次に2番目のエンコーダからブロッ
クを選択し、以下同様に、n番目のエンコーダまでブロックの選択を続けること
によりブロックをインタリーブしていき、次の圧縮ブロックのセットについても
このプロセスを繰り返す。このようにして、インタリーブ・データ・ストリーム
94が図6に示すように得られる。なお、各ブロック82はまずセグメント番号
で示され、次に、ブロック(つまり、エレメント)番号で示されている。
インタリーブ・データ・ストリーム94は、次に、先入れ先出し(first-in-fi
rst-out:FIFO)チャネル・バッファ92(図7)に入力され、正しく動作す
るために必要な伝送レート(つまり、n・r)でクロックがとられてバッファか
ら出力される。バッファが一杯になり始めると、信号がライン93(図7)上に
送出され、エンコーダ64(図7)の各々内の適応量子化器103(図8)の各
々に対して、バッファが空になるまで符号化レベルを大きくして圧縮比を大きく
する(つまり、係数値に対して精度が低くなる)ように指示する。同様に、バッ
ファが空になったときは、チャネル・バッファ92は信号ライン93上に、符号
化レベルを小さくして圧縮比を小さくするように適応量子化器に指示する。
セグメントの数”n”とチャネル・バッファ92が十分に大きければ、データ
集中型圧縮ブロック(data intensive compressed block)(つまり、圧縮が困難
であったブロック)の数は、収めている情報が少ない圧縮ブロック(つまり、圧
縮が容易であったブロック)と時間のウィンドウ(window of time)にわたってバ
ランスが保たれる可能性が大になる。従って、画質はビデオ・プログラム全体に
わたって適度に一貫性があるはずであり、符号化とインタリービング期間の圧縮
比の変更回数は最小化されるはずである。
マルチチャネル・トランク(multichannel trunk)上で多重化される複数のプロ
グラムに適用されるこの符号化手法の例は、米国特許第5,216,503号(
Paik他)に開示されているが、これは引用により本明細書の一部を構成するもの
である。Paik他の特許では、この手法は、トランクのすべてのチャネル上を任意
の時点に送信されるデータの和がトランクの総バンド幅を越えないようにするた
めに適用されている。この手法を本発明に適用することがユニークであるのは、
この手法が同一プログラムのセグメントに適用されて、単一プログラムのプレイ
バック期間に画質が均質に保たれるようにした点にある。
図8に示されている同一のエンコーダを、第1実施の形態と同じように、非統
計的符号化組合せで使用することもできる。この場合には、図7の「n」個のエ
ンコーダの各々は独立のチャネル・バッファをもつことができ、各個別エンコー
ダの圧縮比は、総スループットのあらかじめ割り当てられた割合を保つように調
整されることになる。非統計的システムの欠点は、ビデオ・プログラムが容易に
圧縮される時には必要以上に高い画質を送出し、また、圧縮が困難になる、ある
種の複雑なシーンの期間には低い画質を送出する傾向があることである。
3.第1および第2好適実施の形態に共通する追加的な実現の詳細
ビデオ圧縮を適用するためには、第1および第2実施の形態で示唆しているよ
うにリアルタイムでディジタル符号化を行う必要もなければ、複数のエンコーダ
を必要とすることもない。ビデオ・プログラムの統計的変化を利用するために、
ビデオ・プログラムを表すデータ・ストリーム10をインタリーブし、圧縮する
もう1つの好ましい方法は、その全体または一部がソフトウェアで実現され、複
数の符号化パスでビデオ・プログラムを符号化するアルゴリズムを使用してビデ
オ・プログラムを繰り返し圧縮し、インタリーブすることである。このアルゴリ
ズムは、各繰返し期間に圧縮アルゴリズムをチューニングすることによってより
効率的にビデオ・プログラムを圧縮することができる。
ソフトウェアで実現されている符号化プロセスは図8のエンコーダで実現され
ているものと同じビデオ圧縮標準を使用することができる。第1実施の形態では
、ソフトウェアは所望の量子化レベルに従ってデータ・ストリーム10を圧縮し
、その結果得られた総データ量を測定する。データ量が特定の帯域幅内で送信で
きるデータ量を超えていれば、量子化レベルは大きくされ、データ・ストリーム
10は再び圧縮される。このプロセスは、その結果の圧縮データ・ストリームが
必要なバンド幅以内に低下するまで続けられる。次に、ソフトウェアは圧縮デー
タ・ストリームを分割し、分割されたサブシーケンスのセグメントのエレメント
をインタリーブして、ビデオ・プログラムを表すインタリーブ・データ・ストリ
ームが得られる。
ソフトウェアによる繰返し圧縮が統計的に符号化し、インタリービングすると
き特に利点があるのは、高価なハードウェアを使用して、データ・ストリーム1
0で表されたピクセルの順序づけられたシーケンスをビデオ・セグメントに分割
する必要もなければ、複数のエンコーダで各ビデオ・セグメントを同時に圧縮す
る必要もないからである。むしろ、データ・ストリーム10は、まず、同数のピ
クセルをもつセグメントを表すエレメントのサブシーケンスに分割される。分割
されたデータ・ストリームは、次に、図8のエンコーダで実現されているものと
同じ標準を使用して特定の符号化レベルに従って圧縮される。次に、ソフトウェ
アは本発明に従って、サブシーケンスの圧縮エレメントをインタリーブする。ソ
フトウェアはエレメントをインタリーブするとき、図7のチャネル・バッファ9
2とまったく同じように、あるウィンドウ内のセグメントにわたって総データ量
を加算する。データ量が定義されたウィンドウにわたって特定の帯域幅を越えて
いるインタリーブ・データ・ストリームのセクションがあれば、そのセクション
はより高い符号化レベルを使用して再び圧縮される。ある最低データ量を越えて
いるセクションがあるときは、プログラムはより低い符号化レベルを使用してそ
のセクションを圧縮することができる。
コンピュータ時間をある程度節減する1つの方法は、図8に示すようなハード
ウェア・エンコーダを使用して、データ・ストリーム10をいくつかの異なる符
号化レベルで圧縮し、異なる圧縮バージョンをストアすることである。ソフトウ
ェアはインタリービングと加算のステップを実行することができ、特定のバンド
幅より上またはより下にあると検出されたインタリーブ・データ・ストリームの
セクションについては、ソフトウェアは、適当な量子化レベルで圧縮されてスト
アされていたインタリーブ・データ・ストリームの1つのセクションでそのセク
ションを置き換えることができる。
インタリーブ・データ・ストリームの各送信期間には、レシーバは、どのビデ
オ・セグメントのエレメントをアクセスし、再構築し、表示するのかを識別する
能力を備えていなければならない。これを可能にする1つの実現方法は、インタ
リーブされたエレメントのシーケンスが将来の送信に備えてストアされるとき、
ビデオ・セグメント識別子をエレメントのインタリーブ・シーケンスに挿入して
おくことである。例えば、1からnまでのシーケンス番号(すなわちサブチャネ
ル)を、それぞれビデオ・セグメント1からnまでに割り当てることができる。
そうすれば、インタリービングして、ストアする前に、適当なシーケンス番号を
各エレメントを含むビデオ・データと関連づけることができる。従って、レシー
バがビデオ・プログラムをその先頭から再構築し始めるとき、レシーバは最初の
パス期間にシーケンス番号1をもつ各エレメントを選択してアセンブルし、次に
、第2パス期間にシーケンス番号2をもつエレメントを選択してアセンブルし、
以下、同様に行っていく。再構築プロセスは、シーケンス番号”n”をもつエレ
メントのすべてが最終パス期間に選択されたとき完了する。勿論であるが、加入
者は、選択されるシーケンス番号を手作業でプログラミングすることにより(つ
まり、サブチャネルを変更することにより)レシーバがプログラムの中で前方に
または後方にジャンプするようにプログラムすることも可能である。
もう1つの可能な実現方法は、エレメントのインタリーブされたシーケンスが
レシーバに送信されるとき、プレイバック資源がビデオ・セグメント識別情報を
エレメントのインターリーブされたシーケンスに挿入するようにプログラムする
ことである。例えば、1からnまでの同じシーケンス番号を、最初の送信のとき
それぞれビデオ・セグメント1からnまでに初期割り当てしておくことができる
。インタリーブ・データ・ストリームを通る次のパスの開始時に、プレイバック
資源は各セグメントの割当て済みシーケンス番号をデクリメントしてセグメント
番号2はシーケンス番号1が割り当てられ、セグメント1はシーケンス番号”n
”が割り当てられるようにする。従って、レシーバが特定のサブチャネルまたは
シーケンス番号に基づいてビデオ・プログラムを再構築することを始めるとき、
レシーバをその再構築期間の間その番号にチューニングさせたままにすることが
できる。
この実現方法の欠点は、常にビデオ・プログラムの先頭を表している最初のセ
グメントが単一のシーケンス番号と関連づけられなくなることである。従って、
プレイバック資源は、その送信の前に別の情報をインタリーブ・データ・ストリ
ームに挿入して、ビデオ・プログラムの最初のセグメントを区切っておく必要が
ある。
もう1つの可能な実現方法は、エレメントをレシーバ(つまり、図2中の32
または図5中の74)で同期をとってデマルチプレクスし、フレーム内の各タイ
ム・スロットをプログラムの特定のセグメントに割り当てることである。
前述したように、レシーバ(つまり、図2中の32または図5中の74)は、
圧縮データを復号化し、正しいシーケンスで、正しい時間に、正しいピクセルを
表示できなければならない。オーディオ・データの場合には、レシーバはオーデ
ィオをイメージと同期をとることができなければならない。最後に、レシーバは
圧縮データがどの符号化レベルにあるかを常時知っていなければならない。前述
したように、ビデオ・データをディジタルで表現し、ビデオ・データを圧縮して
、その情報をどのようにしてデータ・ストリームの中で提供するかを規定したい
くつかの公知標準がある。
例えば、図6、7および8に示す第2実施の形態の組合せで生成された、イン
タリーブ・データ・ストリーム(図6)を含むブロックのインタリーブ・シーケ
ンス94は、パケット・エンコーダ121(図7に図示)で分割することが可能
である。1つの例として、ブロックのインタリーブ・シーケンス94はいくつか
のパケット・グループに分割することができ、この場合、グループ内の各パケッ
トは、n個のセグメントの各々の期間の同一ピクセルのシーケンスのピクセル値
を表す圧縮ビデオ・データを収めている。別の言い方をすると、各パケットは各
セグメントからのブロックで構成することができ、各ブロックは時刻t、t+T
、...、t+2T、t+(n−1)Tに現れる、対応するフレームのピクセルの
ピクセル値s(t)を収めている。
単一パケットは図9に示す構成にすることができる。なお、好適実施の形態で
は、パケットのサイズは、ビデオのあるブロックが他のブロックよりも圧縮が困
難であるために変化する場合がある。パケットに入れる他の情報は、パケット境
界とブロック境界を定義する情報や、パケット内のデータの符号化レベルを定義
する情報がある。
データを編成するもう1つの方法は、インタリービング・プロセス期間にデー
タのパケットを作成し、各パケットがセグメントを表す単一サブシーケンスから
の任意量のデータを含むことであり、これはブロック境界上にある場合とない場
合がある。ブロックではなく、パケットがインタリーブされ、また、セグメント
を定義する情報、データで表された特定ピクセル、およびパケット内のデータで
定義されたピクセルの表示時間を定義するタイム・スタンプ(time stamp)は、ヘ
ッダとして含められる。この場合、インタリービングの順序はセグメント番号で
はなく、タイム・スタンプ値を大きくすることによって決められる。
前述したように、ビデオ・プログラムをプレイバックするときの記憶デバイス
の必要な記憶容量と必要なスループットは、いくつかの設計上のパラメータに依
存する。指定される最も重要なパラメータの1つはアクセスタイム”T”であり
、これは各ビデオ・セグメントがレシーバによって再構築されて加入者に表示さ
れるときの、各ビデオ・セグメントの持続時間(time duration)である。加入者
がプログラムをランダムにアクセスしてその先頭からプレイバックするとき、加
入者が待たなければならない最大遅延時間はこのパラメータが決める。
プレイバックは同一のインタリーブ・ビデオ・データ・ストリームの取出しと
送信が連続的に行われ、そのインタリーブ・データ・ストリームからのビデオ・
プログラムの再構築が連続的に行われるリアルタイム・プロセスである。n個の
ビデオ・セグメントはすべてがレシーバによるアクセスのために同時に提示され
るので、その必然的結果として、n個のビデオ・セグメントはいずれも、プレイ
バック期間にいつでもアクセスすることができる。すべてのビデオ・セグメント
のプレイバックは同時に開始し、同時に完了する。従って、ビデオ・プログラム
内の任意の箇所にアクセスするために待たされる最大延時間はまたこのアクセス
タイムTが決める。別の言い方をすると、プログラムをランダムにアクセスでき
る最小時間インターバルはこのアクセスタイムが決める。
指定すべきもう1つのパラメータはビデオ・プログラムの圧縮ビデオ・セグメ
ントの平均データレート”r”である。セグメント・データがレシーバによって
受信されて、レシーバがビデオ・プログラムを所望の品質レベルでリアルタイム
で再構築するときのレートはこのパラメータが決める。データレート”r”はビ
デオ・プログラムの初期イメージ解像度(initial image resolution)とフレーム
・レート(frame rate)、およびその符号化期間に適用された圧縮比(compression
rate)によって決まる。本発明の大部分の応用では、VHFより良好の画質が要
求されないことが予想されるので、これはr=1.5メガビット/秒ならば、達
成できると考えるのが合理的である。統計的マルチプレクシングが使用されてい
れば、各圧縮ビデオ・セグメントのデータレートは、あるデータ・セグメントが
他のデータ・セグメントよりも容易に圧縮されるので、変化することになる。し
かし、前述したように、n個のセグメントすべての累積データレートはあるプロ
グラムから次のプログラムまで相対的に一定に保たれる傾向がある。
レシーバが各セグメントを同時アクセスできるようにするには、インタリーブ
・データ・ストリームが配布媒体上を送信されるときのレートはセグメント数n
に1つのセグメントの平均データレートrをかけたもの(つまり、r・n)に等
しくなければならない。従って、配布システムおよびインタリーブ・データ・プ
ログラムが取り出される記憶装置(または中間記憶装置(interim storage)が使
用されない場合はインタリーブ・データ・ストリームを生成するために使用され
る符号化・インタリービング装置)はこのデータレートを持続できなければなら
ない。本発明の利点の1つはハード・ディスクのシリンダとトラックが順次でも
、どのような順序でもアクセスできるので、ユニットのスループット・パフォー
マンスが最大化されることである。順次アクセスは、プレイバック・プロセスが
エレメントの同一インタリーブ・シーケンスを繰返しアクセスし、取り出し、送
信するという事実により可能となる。
従って、ランダム・アクセスの必要性は中間記憶ユニットでは要求されない。
ある特定のディスク・ドライブ・デバイスが30メガビット/秒のデータレート
を持続できるとすると、r=1.5メガビット/秒ならば、nは20を越えるこ
とはできない。前述したように、ビデオ・プログラムの総持続時間はn・Tであ
る。ビデオ・プログラムの持続時間が2時間であるとすると、各セグメントの持
続時間Tは6分である。平均データレートがr=1.5メガビット/秒になるよ
うに圧縮されたビデオが120分であるとき必要になる記憶容量は、従って、1
.35ギガバイトである。
データを圧縮し、中間記憶ユニットのデータレートを最大化することの他に、
インタリーブ・データ・ストリームをいくつかの等しい部分に分割し、その部分
を別々のディスクにストアしておき、次に各ディスクを並行にアクセスしてイン
タリーブ・データ・ストリームの各部分を同時に取り出して、送信するようにす
ると、最小アクセス・インターバルをさらに縮減することができる。実際には、
各ビデオ・セグメントがいくつかの等しい部分に再分割(subdivide)され、各セ
グ
メントの各部分を異なる通信チャネル上で同時にレシーバが利用できるようにな
っている。
例えば、前例の2時間プログラムを表すインタリーブ・データ・ストリームが
3つの等しい部分に分割され、各部分が別々のディスクにストアされたとする。
各ディスクからの部分が取り出され、3つの別々のチャネル上を同時に送信され
ると、各セグメントの最初の3分の1は最初のチャネルの異なるサブチャネル上
で利用可能になり、各セグメントの2番目の3分の1は2番目のチャネルの異な
るサブチャネル上で利用可能になり、各セグメントの3番目の3分の1は3番目
のチャネルの異なるサブチャネル上で利用可能になる。アクセス・インターバル
はこれによりT=6分からTd=2分に縮減される。ただし、Td=T/Nd(Nd
=ディスクの数)である。各ディスクの最小容量は、同様に、平均データレート
がr=1.5メガビット/秒になるように圧縮された40分のビデオ、つまり、
450メガバイトに縮減される。
この分野の精通者ならば理解されるように、インタリーブ・データ・ストリー
ムを構成する総データ量がディスクなどの、単一記憶デバイスの記憶容量を越え
た場合や、単一記憶デバイスの必要スループットがn・rで決まるスループット
に見合わない場合は、複数のディスクを使用することも可能である。
以下では、ブロックのインタリーブ・シーケンスを分割して複数のディスク上
に書き込む、2つの好ましい方法について説明する。これらの方法の目的は相互
に対して時間的に相対的一定を保っているオーバラップ・データ・ストリームを
各ディスクから作成することである。この分野の精通者ならば理解されるように
、データを分割する方法としては多数の方法が考えられるが、それらの方法は本
発明の範囲に属するものである。
1つの分割方法は、エレメントのパケット化されたインタリーブ・シーケンス
をパケット境界で分割し、同数のパケットが各ディスクに書き込まれるようにす
ることである。例えば、各パケットが一定数のピクセルを表すデータを含んでい
れば、最初のK個のパケットを最初のディスクに割り当て、次のK個のパケット
を次のディスクに割り当てることができ、以下同様に、最後のK個のパケットが
最後のディスクに割り当てられるまで割り当てていくことができる。パケットの
総数はKとディスクの数との積に等しくなければならない。この分割方法は「一
定ピクセル(constant pixels)」方法と呼ぶことができるが、これは、ディスク
のすべてが同数のピクセルを表すビデオ・データを含んでいるからである。
ブロックのパケット化されたインタリーブ・シーケンスを分割して複数のディ
スクに書き込む第2の好ましい方法は、「一定ビット(constant bits)」方法と
呼ばれるものである。この一定ビット方法では、同量の圧縮ビデオ・データが各
ディスクに割り当てられる。ブロックのインタリーブ・シーケンス94は、各デ
ィスクごとに1つの、いくつかの等しいセクションに分割されるが、この分割は
パケット境界で行われることに制約されない。インタリーブ・データ・ストリー
ム内のビデオ・デーの総量が使用されるディスクの数で均等に割り切れないとき
は、シーケンスは充填データ(fill data)を最後に、あるいは復号化プロセスに
影響しない個所に挿入することによって延長することが可能である。
これまでに教示してきた内容から、この分野の精通者ならば容易に理解される
ように、本発明は他の実施の形態で実現することも、種々態様に変更することも
可能である。例えば、他の公知圧縮手法をベースとするエンコーダを、好適実施
の形態で開示したエンコーダに代えて使用することができる。さらに、インタリ
ーブ・データ・ストリームは、中間記憶ユニットに頼らなくても、リアルタイム
で生成して送信することが可能である。インタリーブ・データ・ストリームのエ
レメントは任意量のデータにすることができ、その境界は任意の事前定義標準(p
redefined standards)で定義することが可能である。従って、本発明は請求の範
囲に記載された事項によってのみ制限され、その中には、上述したすべての実施
の形態とその変形された実施の形態が含まれるものである。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項
【提出日】1996年9月18日
【補正内容】
請求の範囲
1. ビデオ・プログラムを構成する、n個の複数のセグメントの順序づけられ
たシーケンスを並行にアクセスすることを提供する方法であって、該方法は、
ビデオ・プログラムを表すデータの順序づけられたシーケンスを備えたデータ
・ストリームをn個のサブシーケンスに分割するステップであって、n個のサブ
シーケンスの各々はn個のセグメントの各々を表すデータ・ストリームの一部を
備えており、n個のサブシーケンスの各々のデータはエレメントの順序づけられ
たシーケンスとして編成されているものと、
n個のサブシーケンスの各々のエレメントを順序づけられた方法で相互にイン
タリーブして、インタリーブ・データ・ストリームを得るステップと
を備えたことを特徴とする方法。
2. 請求項1に記載の方法において、n個のサブシーケンスの各々のエレメン
トの順序づけられたシーケンスはm個の複数のエレメントを備えたことを特徴と
する方法。
3. 請求項2に記載の方法において、データ・ストリームを圧縮するステップ
をさらに備え、n個のサブシーケンスの各々のm個のエレメントの各々は圧縮デ
ータを備えたことを特徴とする方法。
4. 請求項3に記載の方法において、m個のエレメントの各々は等しい量の圧
縮データを備えたことを特徴とする方法。
5. 請求項4に記載の方法において、前記インタリーブするステップは、n個
のサブシーケンスの各々の1番目のエレメントをセグメント順にグループ化し、
次に、n個のサブシーケンスの2番目のエレメントからm番目のエレメントまで
を同じようにグループ化していくステップをさらに備えたことを特徴とする方法
。
6. 請求項1または5に記載の方法において、インタリーブ・データ・ストリ
ームを所定の時間の期間の間、ビデオ・プログラム配布媒体上を繰返し送信する
ステップをさらに備えたことを特徴とする方法。
7. 請求項1または5に記載の方法において、インタリーブ・データ・ストリ
ームを記憶デバイス上にストアするステップをさらに備えたことを特徴とする方
法。
27. 請求項1、5または14に記載の方法において、前記インタリーブする
ステップは、
ユニークなセグメント識別番号をn個のサブシーケンスの各々に割り当てるス
テップと、
前記ユニークなセグメント識別番号を表すデータをインタリーブ・データ・ス
トリームに挿入して、エレメントの各々がn個のサブシーケンスのどれに属する
かを識別するようにしたステップと
をさらに備えたことを特徴とする方法。
28. 請求項8に記載の方法において、
ユニークなセグメント識別番号をn個のサブシーケンスの各々に割り当てるス
テップと、
前記ユニークなセグメント識別番号を表すデータを取り出されたインタリーブ
・データ・ストリームに挿入して、エレメントの各々がn個のサブシーケンスの
どれに属するかを識別するようにしたステップと
をさらに備えたことを特徴とする方法。
29. 請求項28に記載の方法において、ユニークなセグメント識別番号はビ
デオ・プログラムを備えたセグメントのシーケンス番号を示していることを特徴
とする方法。
30. 請求項29に記載の方法において、
インタリーブ・データ・ストリームの各取出しと送信ごとに、ビデオ・プログ
ラムの1番目のセグメントを表すn個のサブシーケンスの1つを示すフラグを挿
入するステップと、
インタリーブ・データ・ストリームの各取出しと送信が完了するたびに、n個
のサブシーケンスの各々の、現行割当てセグメント識別番号をデクリメントする
ステップと
をさらに備えたことを特徴とする方法。
31. 請求項15に記載の方法において、インタリーブ・データストリームを
所定の時間の期間の間、ビデオ・プログラム配布媒体上に繰返し送信するステッ
プをさらに備えたことを特徴とする方法。
32. 請求項15に記載の方法において、インタリーブ・データストリームを
記憶デバイスにストアするステップをさらに備えたことを特徴とする方法。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M
C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG
,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN,
TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ,UG),
AL,AM,AT,AU,BB,BG,BR,BY,C
A,CH,CN,CZ,DE,DK,EE,ES,FI
,GB,GE,HU,IS,JP,KE,KG,KP,
KR,KZ,LK,LR,LT,LU,LV,MD,M
G,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT
,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,
TM,TT,UA,UG,UZ,VN
(72)発明者 トム,アダム,エス.
アメリカ合衆国 92037 カリフォルニア
州 ラ ジョラ トーレイ パインズ ロ
ード 2610 ナンバーシー−23
【要約の続き】
タリービングに先立って多数の公知ビデオ・データ圧縮
標準および手法の1つを使用して圧縮することが可能で
ある。データ圧縮はソフトウェアを使用してリアルタイ
ムで行うことも、反復的に行うこともできる。インタリ
ーブ・データ・ストリームはリアルタイムで送信するこ
とも、将来の取出しと送信に備えてハード・ディスクや
光ディスクなどの記憶デバイスにストアしておくことも
可能である。インタリーブ・データ・ストリームは、レ
シーバによる再構築と表示のためにビデオ・データが送
信されるときの公知の標準を使用して、順序づけること
ができる。インタリーブ・データ・ストリームのある部
分がn個のセグメントのどれに属しているかを、データ
の伸張のために必要な符号化レベルと表示順序を示すタ
イムスタンプと一緒にレシーバに知らせるデータをイン
タリーブ・データ・ストリームに挿入することが可能で
ある。従って、レシーバは、1番目のセグメントを構成
するデータをインタリーブ・データ・ストリームの最初
の送信が完了するまでの期間に選択し、アセンブルし、
伸張し、表示し、また、後続の送信の期間に後続のセグ
メントについて同じ機能を実行することにより、ビデオ
・プログラムの先頭から再構築を開始することができ
る。また、レシーバは、n個のセグメントの任意のセグ
メントを順序に関係なく、ビデオ・プログラムをほぼラ
ンダムにアクセスすることによって再構築するようにプ
ログラミングすることも可能である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. ビデオ・プログラムを構成する、n個の複数のセグメントの順序づけられ たシーケンスを並行にアクセスすることを提供する方法であって、該方法は、 ビデオ・プログラムを表すデータの順序づけられたシーケンスを備えたデータ ・ストリームをn個のサブシーケンスに分割するステップであって、n個のサブ シーケンスの各々はn個のセグメントの各々を表すデータ・ストリームの一部を 備えており、n個のサブシーケンスの各々のデータはエレメントの順序づけられ たシーケンスとして編成されているものと、 n個のサブシーケンスのエレメントをインタリーブして、インタリーブ・デー タ・ストリームを得るステップと を備えたことを特徴とする方法。 2. 請求項1に記載の方法において、n個のサブシーケンスの各々のエレメン トの順序づけられたシーケンスはm個の複数のエレメントを備えたことを特徴と する方法。 3. 請求項2に記載の方法において、データ・ストリームを圧縮するステップ をさらに備え、n個のサブシーケンスの各々のm個のエレメントの各々は圧縮デ ータを備えたことを特徴とする方法。 4. 請求項3に記載の方法において、m個のエレメントの各々は等しい量の圧 縮データを備えたことを特徴とする方法。 5. 請求項4に記載の方法において、前記インタリーブするステップは、n個 のサブシーケンスの各々の1番目のエレメントをセグメント順にグループ化し、 次に、n個のサブシーケンスの2番目のエレメントからm番目のエレメントまで を同じようにグループ化していくステップをさらに備えたことを特徴とする方法 。 6. 請求項1、5または15に記載の方法において、インタリーブ・データ・ ストリームを所定の時間の期間の間、ビデオ・プログラム配布媒体上を繰返し送 信するステップをさらに備えたことを特徴とする方法。 7. 請求項1、5または15に記載の方法において、インタリーブ・データ・ ストリームを記憶デバイス上にストアするステップをさらに備えたことを特徴と する方法。 8. 請求項7に記載の方法において、 インタリーブ・データ・ストリームを記憶デバイスから取り出すステップと、 取り出したインタリーブ・データ・ストリームをビデオ・プログラム配布媒体 上を送信するステップと、 前記取り出すステップおよび送信するステップを所定の時間の期間の間、連続 的に繰り返すステップと をさらに備えたことを特徴とする方法。 9. 請求項6に記載の方法において、レシーバはn個のサブシーケンスの1つ のエレメントの順序づけられたシーケンスをレートrで受信しなければならず、 n個のサブシーケンスの1つで表されたセグメントをリアルタイムで中断するこ となく視聴者に提示し、前記繰返し送信するステップはnとrとの積に等しいレ ートか、それ以上のレートで行われることを特徴とする方法。 10. 請求項8に記載の方法において、レシーバはn個のサブシーケンスの1 つのエレメントの順序づけられたシーケンスをレートrで受信しなければならず 、n個のサブシーケンスの1つで表されたセグメントをリアルタイムで中断する ことなく視聴者に提示し、前記インタリーブ・データ・ストリームを送信するス テップはnとrとの積に等しいレートか、それ以上のレートで行われることを特 徴とする方法。 11. 請求項3に記載の方法において、データ・ストリームを圧縮する前記ス テップは統計的に行われることを特徴とする方法。 12. 請求項11に記載の方法において、データ・ストリームを備えたデータ はビデオ・プログラムを備えたピクセルの順序づけられたシーケンスを表してお り、n個のサブシーケンスの各々のm個のエレメントの各々は等しい数のピクセ ルを表すデータ・ストリームの部分を備えたことを特徴とする方法。 13. 請求項12に記載の方法において、統計的に圧縮する前記ステップは、 特定の圧縮比に従ってn個のサブシーケンスの各々を符号化して、エレメントの n個の符号化されたサブシーケンスを得るためのステップをさらに備え、エレメ ントの各々はピクセルの順序づけられたシーケンスを表す圧縮データを備えたこ とを特徴とする方法。 14. 請求項13に記載の方法において、前記インタリーブするステップは、 n個の符号化されたサブシーケンスの各々の1番目のエレメントをセグメント順 にグループ化し、次に、n個の符号化されたサブシーケンスの2番目のエレメン トからm番目のエレメントまでを同じようにグループ化していって、n個のエレ メントからなるm個のグループを備えたインタリーブ・データ・ストリームを得 るためのステップをさらに備えたことを特徴とする方法。 15. 請求項14に記載の方法において、統計的に圧縮する前記ステップは、 m個のグループの各々に含まれる圧縮データ量を、所定の数のその先行グルー プに含まれるデータと加算するステップと、 前記加算したデータが第1の所定のスループットを越えたとき特定の圧縮比を 大きくするステップと、 該加算したデータが第2の所定のスループットより小さくなったとき特定の圧 縮比を小さくするステップと をさらに備えたことを特徴とする方法。 16. 請求項15に記載の方法において、n個のサブシーケンスの各々を符号 化する前記ステップは、n個のサブシーケンスの各々について並行に実行され、 エレメントのn個の符号化されたサブシーケンスの各々は同期して得られること を特徴とする方法。 17. 請求項16に記載の方法において、前記加算するステップおよび圧縮比 を増減する前記ステップは、エレメントの前記n個の符号化されたサブシーケン スについてリアルタイムで実行されることを特徴とする方法。 18. 請求項14に記載の方法において、統計的に圧縮する前記ステップは、 インタリーブ・データ・ストリームの複数の部分の各々を備えているデータ量 を加算するステップであって、該複数の部分の各々はm個のグループの異なるグ ループと所定の数の後続グループとを備えているものと、 第1の所定のスループットを越えているデータの和を有する複数の部分の各々 については特定の圧縮比を大きくするステップと、 第2の所定のスループットより小さいデータの和を有する複数の部分の各々に ついては特定の圧縮比を小さくするステップと、 前記符号化するステップ、前記インタリーブするステップ、前記加算するステ ップ、特定の圧縮比を大きくする前記ステップおよび特定の圧縮比を小さくする 前記ステップを、特定の圧縮比の増減が必要でなくなるまで繰り返すステップと をさらに備えたことを特徴とする方法。 19. 請求項5または14に記載の方法において、グループ化されたエレメン トはパケットに編成され、該パケットはインタリーブ・データ・ストリームのグ ループ化エレメントの1つまたは2つ以上を備えたことを特徴とする方法。 20. 請求項19に記載の方法において、パケットはビデオ・プログラムの復 号化とプレゼンテーションを容易化する情報をさらに備えたことを特徴とする方 法。 21. 請求項20に記載の方法において、パケットを1つまたは2つ以上の記 憶デバイス上にストアするステップをさらに備えたことを特徴とする方法。 22. 請求項21に記載の方法において、 インタリーブ・データ・ストリームを2つまたは3つ以上に分割するステップ であって、前記部分の各々は等しい数のパケットを備えたものと、 2つまたは3つ以上の部分を異なる記憶デバイス上にストアするステップと をさらに備えたことを特徴とする方法。 23. 請求項22に記載の方法において、 2つまたは3つ以上の部分を2つまたは3つ以上の記憶デバイスから並行的に 取り出すステップと、 並行的に取り出された2つまたは3つ以上の部分をビデオ配布媒体の別々のチ ャネル上に同時に送信するステップと、 前記並行的に取り出すステップおよび前記送信するステップを所定の時間の間 連続的に繰り返すステップと をさらに備えたことを特徴とする方法。 24. 請求項23に記載の方法において、 2つまたは3つ以上の部分を2つまたは3つ以上の記憶デバイスから並行的に 取り出すステップと、 並行的に取り出された2つまたは3つ以上の部分をビデオ配布媒体の別々のチ ャネル上に同時に送信するステップと、 前記並行的に取り出すステップおよび前記送信するステップを所定の時間の間 連続的に繰り返すステップと をさらに備えたことを特徴とする方法。 25. 請求項13に記載の方法において、前記インタリーブするステップは、 エレメントのn個の符号化されたサブシーケンスの各々をx個の複数のパケッ トに配分するステップであって、各パケットは、エレメントのn個の符号化され たサブシーケンスおよび同一数のピクセルを表している圧縮データの部分を備え ているものと、 最初に、1番目のパケットをn個の符号化されたサブシーケンスの各々からセ グメント順に選択し、グループ化し、次に、2番目のパケットからx番目のパケ ットを同じように選択し、グループ化することによってパケットを順序づけるス テップと をさらに備えたことを特徴とする方法。 26. 請求項1または3に記載の方法において、前記インタリーブするステッ プは、 n個のサブシーケンスの各々をx個の複数のパケットの順序づけられたシーケ ンスに配分するステップであって、各パケットは等しい数のピクセルを表すデー タ・ストリームの部分を備えているものと、 最初に、1番目のパケットをn個のサブシーケンスの各々からセグメント順に 選択し、グループ化し、2番目のパケットからx番目のパケットを同じようにn 個のサブシーケンスの各々からセグメント順に選択し、グループ化することによ ってパケットを順序づけるステップと をさらに備えたことを特徴とする方法。 27. 請求項1、5または14に記載の方法において、前記インタリーブする ステップは、 ユニークなセグメント識別番号をn個のサブシーケンスの各々に割り当てるス テップと、 前記ユニークなセグメント識別番号を表すデータをインタリーブ・データ・ス トリームに挿入して、エレメントの各々がn個のサブシーケンスのどれに属する かを識別するようにしたステップと をさらに備えたことを特徴とする方法。 28. 請求項8に記載の方法において、 ユニークなセグメント識別番号をn個のサブシーケンスの各々に割り当てるス テップと、 前記ユニークなセグメント識別番号を表すデータを取り出されたインタリーブ ・データ・ストリームに挿入して、エレメントの各々がn個のサブシーケンスの どれに属するかを識別するようにしたステップと をさらに備えたことを特徴とする方法。 29. 請求項29に記載の方法において、ユニークなセグメント識別番号はビ デオ・プログラムを備えたセグメントのシーケンス番号を示していることを特徴 とする方法。 30. 請求項29に記載の方法において、 インタリーブ・データ・ストリームの各取出しと送信ごとに、ビデオ・プログ ラムの1番目のセグメントを表すn個のサブシーケンスの1つを示すフラグを挿 入するステップと、 インタリーブ・データ・ストリームの各取出しと送信が完了するたびに、n個 のサブシーケンスの各々の、現行割当てセグメント識別番号をデクリメントする ステップと をさらに備えたことを特徴とする方法。
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---|---|---|---|
US08/326,511 | 1994-10-19 | ||
US08/326,511 US5612742A (en) | 1994-10-19 | 1994-10-19 | Method and apparatus for encoding and formatting data representing a video program to provide multiple overlapping presentations of the video program |
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