JPH09200729A - ニアビデオオンディマンド・システムの装置及び方法 - Google Patents

ニアビデオオンディマンド・システムの装置及び方法

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JPH09200729A
JPH09200729A JP8220007A JP22000796A JPH09200729A JP H09200729 A JPH09200729 A JP H09200729A JP 8220007 A JP8220007 A JP 8220007A JP 22000796 A JP22000796 A JP 22000796A JP H09200729 A JPH09200729 A JP H09200729A
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video
data
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program
demand system
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JP8220007A
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English (en)
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Norio Ebihara
規郎 海老原
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N21/00Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
    • H04N21/80Generation or processing of content or additional data by content creator independently of the distribution process; Content per se
    • H04N21/81Monomedia components thereof
    • H04N21/812Monomedia components thereof involving advertisement data
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N21/00Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
    • H04N21/60Network structure or processes for video distribution between server and client or between remote clients; Control signalling between clients, server and network components; Transmission of management data between server and client, e.g. sending from server to client commands for recording incoming content stream; Communication details between server and client 
    • H04N21/65Transmission of management data between client and server
    • H04N21/654Transmission by server directed to the client
    • H04N21/6543Transmission by server directed to the client for forcing some client operations, e.g. recording

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Signal Processing (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Marketing (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 NVODシステムにおいて、CM,プロモー
ションビデオ等をビデオ番組に組み込むための装置及び
その方法を提供する。 【解決手段】 NVODシステムの装置は、制御手段
と、主番組のディジタルデータを複数に分割して符号化
し時間圧縮して離散的に記録した記録データを高速再生
する高速ディジタル再生手段と、制御手段からの制御信
号に応答して、付加情報番組データを再生する付加情報
番組データ用サーバと、制御手段からのタイミング信号
に応答して、高速ディジタル再生手段から記録データを
選択的に書込み且つ読出す複数のFIFOメモリ手段
と、制御手段からの制御信号に応答して、各々のFIF
Oメモリ手段からの主番組データ及びサーバからの付加
情報番組データを選択的に出力するマトリクス・スイッ
チャ手段と、マトリクス・スイッチャ手段からのデータ
を復号化し夫々のチャンネルに送出する複数のデコーダ
手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビジョン放送
の有料放送方式、いわゆるペイテレビ,限定受信等と呼
ばれるテレビジョン放送方式に使用されるニアビデオオ
ンディマンド・システムの装置及びその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ペイテレビでは例えばビデオ映画
が非常に多く放映されている。このようなペイテレビで
ビデオ映画等の「主番組」を放映する場合には、一般に
はCMビデオ(commercial video広告編),プロモーシ
ョンビデオ(promotion video予告編等)等の「付加情
報番組」は番組と番組の間、即ちビデオ映画の開始前或
いは終了後に放映され、ビデオ映画の途中には挿入され
ていない。
【0003】現在のペイテレビは同一内容のビデオ番組
を単一チャンネルで放映しているので、CM,プロモー
ションビデオ等はビデオ映画の開始前或いは終了後に連
続して放映している。この場合、ビデオ映画素材とC
M,プロモーションビデオ等の素材は別個であるため、
CM,プロモーションビデオ等の素材を適宜更新するこ
とも容易である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年、ペイテレビの一
態様として利用者が自分の都合に合わせて任意の時間に
ビデオ番組を開始出来る、いわゆるビデオ・オン・ディ
マンド(VOD video on demand)システムのサービス
が望まれるようになった。しかし、種々の検討の結果、
完全なVODシステムは利用者数に応じて非常に多くの
チャンネル数を必要とし、投下資本に対する回収が困難
なため、現在では主たる検討対象から外されている。
【0005】その代わりとして、最近では同一内容のビ
デオ番組を例えば5〜15分間隔の一定の時間差で逐次
的に限定された複数チャンネル(例えば、16チャンネ
ル)に夫々送り出し、利用者はその時点の一番都合の良
いチャネル選択して、若干の待ち時間はあるがほぼ任意
の時刻からそのビデオ番組を開始させて見ることが出来
る映像放送のサービスが提案されている。いわゆるニア
・ビデオ・オン・ディマンド(NVOD near video o
n demand)システムである。
【0006】ここでNVODシステムの場合に、多チャ
ンネルのビデオ番組の各々にCM,プロモーションビデ
オ等をどのように組み込むかが問題となる。また、C
M,プロモーションビデオ等は、その性質上、適宜更新
して最新の内容にすることが必要となる。
【0007】この場合、複数チャンネルのチャンネル数
分だけビデオ映画素材とCM,プロモーションビデオ等
の素材の組を用意して、これらの組を夫々チャンネル毎
に一定の時間差をもって独立に放映することも出来る。
しかし、ペイテレビ放映元でも、ビデオ映画素材とC
M,プロモーションビデオ等の素材の組を1組だけ用意
し、これによって同一番組を多チャンネルで時間差放映
出来るNVODシステムの装置及び方法が実現出来れ
ば、非常に便利で且つ廉価なシステムとなる。そして、
CM,プロモーションビデオ等の素材は、ビデオ映画素
材と別個独立にすることにより適宜更新出来ることが望
ましい。
【0008】従って、本発明は、NVODシステムにお
いて、CM,プロモーションビデオ等をビデオ番組に組
み込むための装置及びその方法を提供することを目的と
する。
【0009】更に、本発明は、NVODシステムにおい
て、ビデオ番組に組み込まれるCM,プロモーションビ
デオ等を容易に更新可能な装置及びその方法を提供する
ことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明にかかるニアビデ
オオンディマンド・システムの装置は、制御手段と、上
記制御手段からの制御信号に応答して、主番組のディジ
タルデータを複数に分割して符号化し時間圧縮して離散
的に記録したニアビデオオンディマンド・システム用記
録データを高速再生する高速ディジタル再生手段と、上
記制御手段からの制御信号に応答して、符号化された付
加情報番組データを再生する付加情報番組データ用サー
バと、上記制御手段からのタイミング信号に応答して、
上記高速ディジタル再生手段からニアビデオオンディマ
ンド・システム用記録データを選択的に書き込み且つ読
み出す少なくとも2個以上のファーストインファースト
アウトメモリ手段と、上記制御手段からの制御信号に応
答して、各々の上記ファーストインファーストアウトメ
モリ手段からの主番組データ及び上記付加情報番組デー
タ用サーバからの付加情報番組データを選択的に出力す
るマトリクス・スイッチャ手段と、上記マトリクス・ス
イッチャ手段からのデータを復号化し夫々のチャンネル
に送出する少なくとも2個以上のデコーダ手段とを備
え、主番組に付加情報番組を組み込んで複数のチャンネ
ルに逐次的に夫々送出している。
【0011】更に本発明にかかるニアビデオオンディマ
ンド・システムを利用して放映する方法は、付加情報番
組がM箇所に組み込まれた正味放映時間TVIDEO.
の主番組をニアビデオオンディマンド・システムを利用
して放映する方法であって、従来のチャンネル数Nに対
して、付加情報番組をM箇所に挿入するためにチャンネ
ル数をN+Mチャンネルに増加することにより、該付加
情報番組が組み込まれない時と同じ時間差で付加情報番
組が組み込まれた主番組を逐次的に放映する。
【0012】更に本発明にかかるニアビデオオンディマ
ンド・システムにより付加情報番組を組み込んだ主番組
を放映する方法は、ニアビデオオンディマンド・システ
ムのチャンネル数をL、上記主番組の正味所要時間をT
VIDEO.〔分〕、上記付加情報番組の所要放映時間をT
Promo.〔分〕としたとき、上記主番組は、TVIDEO./L
〔分〕=Td のブロックが連結したものと把握し、上記
付加情報番組はTPromo.÷Td ≒P(但し、Pは少数点
以下を繰り上げした整数)で求められる値Pに分割し、
上記付加情報番組の上記主番組への組み込みは、P個の
上記付加情報番組のブロックを各主番組の任意の隣接す
る2つのブロックの間にP箇所挿入し、上記主番組をチ
ャンネル数Lに対してTVIDEO./L〔分〕の時間差で逐
次放映する。
【0013】
【発明に実施の形態】以下、本発明にかかるCM/プロ
モーションビデオ等の挿入装置及びその方法の実施例に
関し、添付の図面を参照しながら説明する。
【0014】〔NVODによるビデオ映画の放映〕 (NVODシステム用映像データの作成方法)図1は、
本実施例で用いられるNVODシステム用の映像データ
の作成方法を説明する図である。最初に、元のビデオ映
画素材がある。ここでは仮に、120分のビデオ映画と
する。以下に説明するように、このビデオ映画素材から
NVODシステムの放映用記録媒体が作成される。な
お、NVODシステム放映用の記録媒体として、ここで
は例えば光磁気ディスク(MO)又はハードディスク
(HD)が用いられる。
【0015】図1(1)は、120分の元のディジタル
ビデオ映画データである。この記録状態を、時間的に例
えば4等分してA,B,C及びDの各30分のビデオ映
画のデータ区分に分け、各データ区分を更に4等分して
30〔分〕÷4=7.5〔分〕ずつのデータ単位とし、
ビデオ映画全体がA0,A1,A2,A3,B,B1,
………,D2,D3のデータ単位から出来ているものと
する。
【0016】図1(1)の元のビデオデータから図1
(2)〜(5)に示す4回の記録作業を通じて図1
(5)のNVODシステム用の高密度記録データを作成
する。図1(2)に示すように、第1回目の記録作業
(パス)により、データ単位A0,A1,A2,A3を
約1/4に時間軸圧縮した後、例えばMODの記録エリ
アの4分割のエリアの最初の所定の箇所に分散して実時
間で記録する。図1(3)に示すように、第2回目の記
録作業により、データB0,B1,B2,B3を圧縮し
た後、4箇所の圧縮データA0,A1,A2,A3に夫
々隣接した箇所に分散して実時間で記録する。図1
(4)に示すように、第3回目の記録作業により、デー
タC0,C1,C2,C3を圧縮した後、4箇所の圧縮
データB0,B1,B2,B3に夫々隣接した箇所に分
散して実時間で記録する。図1(5)に示すように、第
4回目の記録作業により、データD0,D1,D2,D
3を圧縮した後、4箇所の圧縮データC0,C1,C
2,C3に夫々隣接した箇所に分散して実時間で記録す
る。
【0017】こうして、NVODシステム用に全体で約
30分に圧縮された高密度記録データA0,B0,C
0,D0,A1,B1,………,A3,B3,C3,D
3が作成される。これが、NVODシステム用のビデオ
映画の記録データになる。
【0018】(NVODシステムのビデオ映像の放映方
法)図2を用いて、NVODシステム用のビデオ映画の
記録データから一定の時間差でビデオ映画を逐次的に複
数チャンネルに夫々送り出す方法について説明する。図
2(1)は、図1(5)のNVODシステム用のビデオ
映画の記録データである。図2(2)は、図2(1)の
記録データを連続的に繰り返し再生した再生データを示
す。ここで、120〔分〕の映画を30分に圧縮された
記録データを1ブロックとして繰り返し、120分間で
合計4回の割合の4倍速高速再生が行われる。ここで重
要なことは、1ブロック30分の記録データの中に全て
の再生データが1/4に時間軸圧縮された状態で含まれ
ていることである。
【0019】図2(3)〜(6)には、チャンネル#1
〜4に一定の時間差で逐次的に夫々送り出されるビデオ
映画の内容が示されている。図2(3)に示すように、
チャンネル#1では、図2(2)の記録データの連続再
生データの最初の30分の第1ブロックから圧縮データ
A0,A1,A2,A3を間欠的に読み出し、これを時
間軸伸長して、ビデオ映画の最初の30分間の映像デー
タA0,A1,A2,A3を得る。連続再生データの第
1ブロックには、ビデオ映画の全てのデータが含まれて
いるので、ここから任意の映像データの再生が可能とな
る。次の30分の第2ブロックから圧縮データB0,B
1,B2,B3を間欠的に読み出し、時間軸伸長して、
30分間の映像データB0,B1,B2,B3を得る。
更に、次の30分の第3ブロックから圧縮データC0,
C1,C2,C3を間欠的に読出し、時間軸伸長して、
30分間の映像データC0,C1,C2,C3を得る。
更に、次の30分の第4ブロックから圧縮データD0,
D1,D2,D3を間欠的に読出し、時間軸伸長して、
30分間の映像データD0,D1,D2,D3を得る。
以上により、チャンネル#1において、図1(1)と同
じビデオ映画全体が再生される。
【0020】同様に、チャンネル#2は図2(4)に示
すように、図2(2)の第2ブロックの圧縮データA
0,A1,A2,A3から、最初の30分間の映像デー
タA0,A1,A2,A3を得る。次の第3ブロックの
圧縮データB0,B1,B2,B3から、次の30分間
の映像データB0,B1,B2,B3を得る。次の第4
ブロックの圧縮データC0,C1,C2,C3から、次
の30分間の映像データC0,C1,C2,C3を得
る。次の第5ブロックの圧縮データD0,D1,D2,
D3から、次の30分間の映像データD0,D1,D
2,D3を得る。以上により、チャンネル#2におい
て、チャンネル#1に対し30分遅れて開始されるビデ
オ映画が再生される。
【0021】同様に、図2(5)に示すように、チャン
ネル#3については、チャンネル#2に対して30分遅
れて開始されるビデオ映画が再生される。図2(6)に
示すように、チャンネル#4についても同様に、チャン
ネル#3に対して30分遅れて開始されるビデオ映画が
再生される。
【0022】NVODシステムでは、図2(2)に示す
ように30分に圧縮された1ブロックの記録データを、
繰り返し4倍速高速再生が連続的に行われる。従って、
図2(3)〜(6)に夫々示すように、チャンネル#1
では引き続きチャンネル#4に対して30分遅れて開始
されるビデオ映画が得られる。チャンネル#2,チャン
ネル#3及びチャンネル#4でも同様に、夫々30分の
時間差をもって開始されるビデオ映画が順次得られる。
【0023】上述した実施例では、120分のビデオ映
画に対して4チャンネル設けることにより、利用者は任
意に時刻にその直後にビデオ映画が始まるチャンネルを
選択することにより、同じ内容のビデオ映画が最大でも
30分以上待つことなく、ビデオ映画を見ることが出来
る。
【0024】実際に提案されているNVODシステムで
は、16チャンネル程度用意されているので、任意の時
間で正味所要時間120分のビデオ映画を見ようとして
も、待ち時間は最大でも7.5分程度(=120〔分〕
/16チャンネル)となる。一般に、放映時間TVIDEO.
〔分〕のビデオ映画をNチャンネルのNVODを利用し
て、互いに等しい時間差を設けて逐次的に放映する場
合、利用者は最大でも待ち時間Td =T/N〔分〕程度
で開始するビデオ映画を見ることが出来る。
【0025】(CM,Promo.を組み込んだNVODシ
ステムのビデオ映像の放映方法)次に図3を用いて、同
じNVODシステム用のビデオ映画の記録データを利用
してCM(コマーシャル),Promo.(プロモーション
ビデオ)を組み込んでビデオ映画を一定の時間差で逐次
的に複数チャンネルに夫々送り出す方法について説明す
る。各チャンネルに送出されるビデオ映画の時間差を同
じにするため、ここではチャンネル数を1つ増加して合
計5チャンネルにしてある。図3(1)は、図2(2)
と同じ記録データを連続的に繰り返し再生した再生デー
タを示す。同様に、120分の映画を30分に圧縮され
た記録データを1ブロックとして、4倍速高速再生が行
われる。
【0026】図3(2)は、Promo.サーバに蓄積され
たCM又はPromo.を図3(1)と同じ条件で時間軸圧
縮した記録データである。ここでは、図3(1)と同じ
ブロック単位の30分毎にプロモーションビデオ映像P
romo.1,Promo.2,Promo.3,Promo.4,Promo.5,…
が記録されているものとする。従って、Promo.1〜Pro
mo.5の各々は、再生したときに30分以内のプロモーシ
ョンビデオであるという制限がある。なお、Promo.1〜
Promo.5は、同じ内容であってもよい。
【0027】図3(3)〜(7)には、チャンネル#1
〜5に一定の時間差で逐次的に夫々送り出されるビデオ
映画の内容が示されている。図3(3)に示すように、
チャンネル#1では、図3(2)のCM又はPromo.デ
ータからPromo.1を読み出し、これを時間軸伸長して、
ビデオ映画開始前にプロモーションビデオPromo.1を得
る。これ以降のビデオ映画の再生は、図2を用いて説明
したのと同様である。即ち、次の30分では、図3
(1)の第2ブロックから圧縮データA0,A1,A
2,A3を間欠的に読み出し、時間軸伸長して、30分
の映像データA0,A1,A2,A3を得る。更に、次
の30分では、図3(1)の第3ブロックから圧縮デー
タB0,B1,B2,B3を間欠的に読出し、時間軸伸
長して、30分の映像データB0,B1,B2,B3を
得る。更に、次の30分では、図3(1)の第4ブロッ
クから圧縮データC0,C1,C2,C3を間欠的に読
出し、時間軸伸長して、30分の映像データC0,C
1,C2,C3を得る。更に、次の30分では、図3
(1)の第5ブロックから圧縮データD0,D1,D
2,D3を間欠的に読出し、時間軸伸長して、30分の
映像データD0,D1,D2,D3を得る。以上によ
り、チャンネル#1において、ビデオ映画開始前にプロ
モーションビデオPromo.1が組み込まれた図1(1)
と同じビデオ映画全体が再生される。
【0028】同様に、チャンネル#2では図3(4)に
示すように、チャンネル#1に対し30分遅れで、図3
(2)のCM又はProm.データからProm.2のデータを
得る。次の30分には、図3(1)の第3ブロックの圧
縮データA0,A1,A2,A3から、最初の30分の
映像データA0,A1,A2,A3を得る。次の30分
には、図3(1)の第4ブロックの圧縮データB0,B
1,B2,B3から、次の30分の映像データB0,B
1,B2,B3を得る。次の30分には、図3(1)の
第5ブロックの圧縮データC0,C1,C2,C3か
ら、次の30分の映像データC0,C1,C2,C3を
得る。次の30分には、第6ブロックの圧縮データD
0,D1,D2,D3から、次の30分の映像データD
0,D1,D2,D3を得る。以上により、チャンネル
#2においても同様に、ビデオ映画開始前にプロモーシ
ョンビデオPromo.2が組み込まれ、チャンネル#1に
対し30分遅れて開始される図1(1)と同じビデオ映
画全体が再生される。
【0029】同様に、図3(5)に示すように、チャン
ネル#3については、ビデオ映画開始前にプロモーショ
ンビデオPromo.3が組み込まれ、チャンネル#2に対
して30分遅れて開始されるビデオ映画が得られる。図
3(6)に示すように、チャンネル#4についても同様
に、ビデオ映画開始前にプロモーションビデオPromo.
4が組み込まれ、チャンネル#3に対して30分遅れて
開始されるビデオ映画が得られる。図3(7)に示すよ
うに、チャンネル#5についても同様に、ビデオ映画開
始前にプロモーションビデオPromo.5が組み込まれ、
チャンネル#4に対して30分遅れて開始されるビデオ
映画が得られる。
【0030】なお、一般にCM又はPromo.はビデオ映
画開始前又は終了後に組み込まれるが、30分のブロッ
ク単位の区切りの後のビデオ映画の途中に任意に組み込
むことも同様に可能である。
【0031】図2の場合と同様にCM又はPromo.を組
み込んだNVODシステムでも、所望に応じて連続的に
繰り返し4倍速高速再生が行われる。従って、図2
(3)〜(6)に夫々示すように、チャンネル#1〜#
5において同じ時間差で開始されCM又はPromo.が組
み込まれたビデオ映画が順次得られる。
【0032】このように、上述した実施例では、120
分のビデオ映画に対して1チャンネル多い合計5チャン
ネル設けることにより、利用者は任意の時刻にその直後
に開始時刻が来るビデオ映画のチャンネルを選択するこ
とにより、CM&Promo.が組み込まれた同じ内容のビ
デオ映画が最大でも30分以上待つことなく見ることが
出来る。
【0033】図2で説明したのと同様に、実際に提案さ
れているNVODシステムでは、16チャンネル用意さ
れているので、待ち時間は最大でも7.5〔分〕程度
(=120〔分〕/16チャンネル)となる。
【0034】図3に示した例では、CM又はPromo.
は、ビデオ映画の映像データの第1ブロックの開始前に
組み込まれているが、この組み込みは後で図6に関連し
て説明するマトリクス・スイッチャ15により切り換え
動作によって実行される。従って、映像データのブロッ
クの任意の区切り箇所において、所望の個数だけCM又
はPromo.を組み込むことが出来る。
【0035】以上により、CM又はPromo.がM箇所に
組み込まれたビデオ映画を見る場合、放映時間TVIDEO.
〔分〕のビデオ映画をN+MチャンネルのNVODシス
テムを利用して、等しい時間差を設けて逐次的に放映す
ると、利用者は最大待ち時間Td =TVIDEO./N〔分〕
程度で開始するビデオ映画を見ることが出来る。
【0036】〔高密度記録映像データ作成装置〕図4
は、図1(2)〜(5)で説明した4回の記録作業によ
り高密度映像データを作成する高密度記録映像データ作
成装置の一例である。この高密度記録映像データ作成装
置は、例えばビデオディスクに記録された映像データを
再生するビデオディスクプレーヤのような映像再生部1
と、映像再生部1で再生された映像データを夫々時間軸
圧縮するエンコーダ3と、エンコーダ3からの圧縮され
た信号を夫々バッファリングするFIFOメモリ5と、
FIFOメモリ5からの圧縮されたディジタル信号を読
み出すと共に、後段の高速ビデオ記録装置9の図1
(2)〜(5)で説明した位置に記録する制御部7と、
この制御部7で読み出されたディジタルデータを記録す
る光磁気ディスク駆動装置(MOD)又はハードディス
ク駆動装置(HDD)のような高速ディジタル記録装置
9とを備えている。
【0037】映像再生部1は、制御部7からの制御信号
11により、所定の記録位置に頭出し制御をし、再生開
始の時間制御を行ったり、必要に応じて外部同期信号1
3に同期して制御される。
【0038】エンコーダ3は、実時間映像圧縮部であり
ビデオデータを、約1/4程度に時間軸圧縮を行う。
【0039】FIFOメモリ5は、ファーストインファ
ーストアウト・メモリ部のことであり、制御部7からの
タイミング信号6に対応して、エンコーダ3から所定の
タイミングで圧縮データを書き込み且つ所定のタイミン
グで読み出して制御部7に伝達するようにバッファリン
グ作用を行う。
【0040】制御部7は、映像再生部1の再生開始の時
間制御を行うと共に、FIFOメモリ5から圧縮された
ディジタル信号を読み出すタイミングを定め、高速ディ
ジタル記録装置9の所定の位置に高速で書き込むタイミ
ングを定める。
【0041】高速ディジタル記録装置9は、例えばMO
D(光磁気ディスク駆動装置)又はHDD(ハードディ
スク駆動装置)からなり、制御部7からのビデオディジ
タルデータを高密度記録する。
【0042】この映像データ作成装置の動作は、図1で
説明したように、制御部7から映像再生部1に対する再
生開始の制御信号による第1回目の記録作業(パス)に
より、映像再生部1で再生された最初の30分のデータ
単位A0,A1,A2及びA3の各々がエンコーダ3で
時間軸圧縮され7.5〔分〕(=30〔分〕/4)程度
の圧縮されてFIFOメモリ5に送られ、制御部7によ
り所定の時間に読み出され、高速ディジタル記録装置9
の記録エリアの図1(2)に示す4等分の箇所から始ま
る所定の箇所に分散して圧縮データA0,A1,A2,
A3として記録される。
【0043】同様に、第2回目の記録作業により、デー
タB0,B1,B2,B3が、図1(3)に示すように
圧縮データB0,B1,B2,B3として分散して記録
される。同様に、第3回目の記録作業により、データC
0,C1,C2,C3が、図1(4)に示すように圧縮
データC0,C1,C2,C3として分散して記録され
る。同様に、第4回目の記録作業により、データD0,
D1,D2,D3が、図1(4)に示すように圧縮デー
タD0,D1,D2,D3として分散して記録される。
以上により、図1(5)及び図2(1)に示す高密度記
録されたデータが高速ディジタル記録装置9に蓄積され
る。
【0044】なお、1回の記録作業により高密度映像デ
ータを作成することも出来る。図5に、この場合に使用
される高密度記録映像データ作成装置の一例を示す。こ
の高密度記録映像データ作成装置は、基本的には図4の
高密度記録映像データ作成装置を4列並列的に設けたも
のである。即ち、この高密度記録映像データ作成装置
は、元のビデオ映像データを再生する映像再生部1-1,
1-2,1-3,1-4と、各映像再生部で再生された映像デ
ータを夫々圧縮符号化するエンコーダ3-1,3-2,3-
3,3-4と、各エンコーダ3-1,3-2,3-3,3-4から
の圧縮符号化信号を夫々バッファリングするFIFOメ
モリ5-1,5-2,5-3,5-4と、各FIFOメモリ5-
1,5-2,5-3,5-4からの圧縮符号化されたディジタ
ル信号を読み出すと共に、上記各ビデオディスク装置の
制御を行う制御部7と、この制御部7で読み出されたデ
ィジタル信号を記録する例えばMOD又はHDDからな
る高速ディジタル記録装置9とを備えている。
【0045】映像再生部1-1,1-2,1-3,1-4は、制
御信号11によりそれぞれ映像開始後0分,30分,6
0分,90分に頭出しされた映像が出力される。
【0046】エンコーダ3-1,3-2,3-3,3-4は、実
時間映像圧縮部であり時間軸圧縮を行う。エンコーダ3
-1には映像データA0,A1,A2,A3が入力し、時
間軸圧縮されてFIFOメモリ5-1に書き込まれる。エ
ンコーダ3-2には、映像データB0,B1,B2,B3
が入力し、時間軸圧縮されてFIFOメモリ5-2に書き
込まれる。エンコーダ3-3には、映像データC0,C
1,C2,C3が入力し、時間軸圧縮されてFIFOメ
モリ5-3に書き込まれる。エンコーダ3-4には、映像デ
ータD0,D1,D2,D3が入力し、時間軸圧縮され
てFIFOメモリ5-4に書き込まれる。
【0047】制御部7は、図1(5)に示すような記録
データの順序に従ってFIFOメモリ5-1,5-2,5-
3,5-4から圧縮されたディジタル信号を読み出し、M
OD/HDD9に高速に書き込む。このような映像デー
タ作成装置により、1回の記録作業により、図1(5)
及び図2(1)に示す高密度記録されたNVODシステ
ム用ビデオデータが作成される。なお、実際に提案され
ている16チャンネルのNVODシステムでは、映像再
生部1,エンコーダ3及びFIFOメモリ5が16列並
列的に設けられている。
【0048】〔NVODシステムにCM,プロモーショ
ンビデオ等を組み込む装置及び方法〕次に、NVODシ
ステムにCM,プロモーションビデオ等を組み込む装置
及び方法を説明する。図6は、NVODシステムにC
M,プロモーションビデオ等を組み込む装置の一例であ
る。この装置は、例えばMOD又はHDDからなる高速
ディジタル再生装置11と、CM,プロモーションビデ
オ等の映像データを出力し得るCM&Promo.ビデオサ
ーバ19と、高速ディジタル再生装置11で高速再生さ
れた圧縮データを夫々バッファリングするFIFOメモ
リ13-1,13-2,13-3,13-4と、このFIFOメ
モリ13-1,13-2,13-3,13-4に蓄積された圧縮
データ又はCM,Promo.ビデオサーバ19からの圧縮
データを選択的に読み出しデコーダ17-1,17-2,1
7-3,17-4,17-5に夫々出力するマトリクス・スイ
ッチャ15と、このマトリクス・スイッチャ15からの
ビデオ映画及びCM,プロモーションビデオ等の符号化
データを夫々時間軸伸長してNVODシステムの各チャ
ンネルに出力するデコーダ17-1,17-2,17-3,1
7-4,17-5とを備える。
【0049】この装置は更に、高速ディジタル再生装置
11,CM,Promo.ビデオサーバ19に再生開始の同
期信号を送り及びFIFOメモリメモリ13-1,13-
2,13-3,13-4に書込・読出のタイミング信号を送
ると共にマトリクス・スイッチャ15に切換制御信号を
送り各チャンネル#1〜#5に出力するデータを選択的
に切換制御する制御部29とを備えている。
【0050】高速ディジタル再生装置11は、図1
(5)に示すNVODシステム用ビデオデータが高密度
記録された高密度記録されたNVODシステム用ビデオ
データを、例えば4倍速で連続的に高速再生出来るMO
D又はHDDからなる。
【0051】CM,Promo.ビデオサーバ19は、図3
(2)に示すように図3(1)と同じ条件で時間軸圧縮
されたCM,プロモーションビデオ等の映像データを蓄
積し、これを再生して出力する。
【0052】FIFOメモリ13-1,13-2,13-3,
13-4は、ファーストインファーストアウト(FIF
O)メモリ部のことであり、制御部29からのタイミン
グ信号に対応して高速ディジタル記録装置11からの圧
縮ビデオ信号を選択的に書き込み且つこれを読み出して
マトリクス・スイッチャ15に伝達するためのバッファ
リング作用を行う。
【0053】マトリクス・スイッチャ15は、制御部2
9からの制御信号27に応じて、FIFOメモリ13-
1,13-2,13-3,13-4から圧縮ビデオデータ又は
ビデオサーバ19からCM,Promo.データを受け取
り、各チャンネルに対し選択的に出力する。
【0054】デコーダ17-1,17-2,17-3,17-
4,17-5は、マトリクス・スイッチャ15から送られ
る一連の圧縮CM,Promo.データ及び圧縮ビデオデー
タを時間軸伸長して、各チャンネル#1〜#5に送出す
る。即ち、この装置の特徴は、高速ディジタル再生装置
11に蓄積されたビデオ映画を読み出すFIFOメモリ
13の個数よりも、チャンネル数を1つ多くしていると
ころにある。
【0055】図7は、図6に示すNVODシステムにC
M,プロモーションビデオ等を組み込む装置の動作を説
明する図である。図7(1)は、制御部29からの再生
開始の信号21により、高速ディジタル再生装置11か
ら出力される時間軸圧縮ビデオデータ12である。図7
(2)は、制御部29からの再生開始の信号21によ
り、CM,Promo.サーバ19から出力される時間軸圧
縮プロモーションビデオデータ20である。
【0056】図7(3)〜(6)は、制御部29からの
タイミング信号25に応答して、FIFOメモリ13-
1,13-2,13-3,13-4が図7(1)のビデオデー
タ12を夫々選択的に蓄積して出力したビデオデータで
ある。例えば、FIFOメモリ13-1では、図7(1)
の第1ブロックからA0〜A3の圧縮データを、第2ブ
ロックからB0〜B3の圧縮データを、第3ブロックか
らC0〜C3の圧縮データを、第4ブロックからD0〜
D3の圧縮データを、夫々選択的に蓄積する。図7
(4)に示すように、同様にFIFOメモリ13-2で
は、FIFOメモリ13-1に対し30分遅れでA0〜A
3,B0〜B3,C0〜C3,D0〜D3,…の圧縮ビ
デオデータを蓄積する。図7(5)に示すように、同様
にFIFOメモリ13-3では、FIFOメモリ13-2に
対し30分遅れでA0〜A3,B0〜B3,C0〜C
3,D0〜D3,…の圧縮ビデオデータを蓄積する。図
7(6)に示すように、同様にFIFOメモリ13-4で
は、FIFOメモリ13-3に対し30分遅れでA0〜A
3,B0〜B3,C0〜C3,D0〜D3,…の圧縮ビ
デオデータを蓄積する。
【0057】図7(7)〜(11)は、制御部29から
の切換制御信号27に応答して、マトリクス・スイッチ
ャ15がFIFOメモリ13-1,13-2,13-3,13
-4からの圧縮ビデオデータ14-1,14-2,14-3,1
4-4(図7(3)〜(6))及びCM&Promo.サーバ
19からの圧縮Promo.データ20を各チャンネル#1
〜#5に対し夫々選択的に出力したCM,プロモーショ
ンビデオ等を組み込んだビデオデータ16-1,16-2,
16-3,16-4,16-5である。これらのデータは、各
チャンネルのデコーダ17-1,17-2,17-3,17-
4,17-5で夫々時間軸伸長される。
【0058】例えば、制御部29からの切換制御信号2
7により、マトリクス・スイッチャ15は、最初の30
分間はCM&Promo.サーバ19からのPromo.データ
をチャンネル#1に対して選択的に出力する。同時に、
FIFOメモリ13-1,13-2,13-3,13-4からの
ビデオデータをチャンネル#5,#2,#3,#4に対
して夫々選択的に出力する。次の30分間はCM&Pro
mo.サーバ19からのデータをチャンネル#2に対して
選択的に出力する。同時に、FIFOメモリ13-1,1
3-2,13-3,13-4からのビデオデータをチャンネル
#5,#1,#3,#4に対して夫々選択的に出力す
る。次の30分間はCM&Promo.サーバ19からのデ
ータをチャンネル#3に対して選択的に出力する。同時
に、FIFOメモリ13-1,13-2,13-3,13-4か
らのビデオデータをチャンネル#5,#1,#2,#4
に対して夫々選択的に出力する。次の30分間はCM&
Promo.サーバ19からのデータをチャンネル#4に対
して選択的に出力する。同時に、FIFOメモリ13-
1,13-2,13-3,13-4からのビデオデータをチャ
ンネル#5,#1,#2,#3に対して夫々選択的に出
力する。次の30分間はCM&Promo.サーバ19から
のデータをチャンネル#5に対して選択的に出力する。
同時に、FIFOメモリ13-1,13-2,13-3,13
-4からのビデオデータをチャンネル#4,#1,#2,
#3に対して夫々選択的に出力する。次の30分間はC
M&Promo.サーバ19からのデータをチャンネル#5
に対して選択的に出力する。同時に、FIFOメモリ1
3-1,13-2,13-3,13-4からのビデオデータをチ
ャンネル#4,#1,#2,#3に対して夫々選択的に
出力する。以下、この順序を繰り返す。夫々のデータ
は、各チャンネルのデコーダ17-1,17-2,17-3,
17-4,17-5で時間軸伸長されて利用者に送出され
る。
【0059】上述したように、実際に提案されているN
VODシステムでは、16チャンネル用意されているの
で、120分のビデオ映画の場合では、チャンネルを1
7チャンネルにすることにより、待ち時間は最大でも
7.5〔分〕程度(=120〔分〕/16チャンネル)
となる。また、CM又はPromo.を2箇所に組み込む場
合はチャンネルを18チャンネルにすることにより同様
に放映できる。
【0060】一般的に、CM又はPromo.がM箇所に組
み込まれた正味放映時間TVIDEO.〔分〕のビデオ映画を
NVODシステムを利用して放映する場合、CM又はP
romo.が組み込まれない時と同じ時間の等しい時間差
(TVIDEO./N〔分〕程度)で逐次的に放映するために
は、チャンネル数をN+Mチャンネルに増加することに
より、CM又はPromo.が組み込まれたビデオ映画の放
映が実現出来る。なお、CM又はPromo.の時間は、1
箇所当たりT/N〔分〕以内に制限される。
【0061】また、逆にNVODシステムのチャンネル
数Lを固定して、任意の正味所要時間のビデオ映画T
VIDEO.〔分〕及び任意の所要放映時間のCM又はProm
o.ビデオTPromo.〔分〕を組み合わせ、互いに等しい
時間差で逐次的に同じビデオ映画を放映することも可能
である。
【0062】この場合、NVODシステムではビデオ映
画をチャンネルLに対してTVIDEO./L〔分〕の時間差
で逐次放映する。各チャンネルのTVIDEO.〔分〕のビデ
オ映画は、TVIDEO./L〔分〕(=Td )のブロックが
連結したものと把握する。
【0063】CM及びPromo.ビデオの組み込みは、C
M及びPromo.ビデオはTPromo.÷Td ≒P(但し、P
は少数点以下を繰り上げした整数)で求められる値Pに
分割し(従って、1箇所当たりTVIDEO./L〔分〕以下
のCM及びPromo.ビデオとなる。)、P個のCM及び
Promo.ビデオのブロックを各ビデオ映画の任意の隣接
する2つのブロック(TVIDEO./L〔分〕)の間にP箇
所挿入すればよい。この切換は、上述したマトリクス・
スイッチャ15で行われる。この場合のCM及びPro
mo.を組み込んだビデオ映画の全放映時間は、(Td
+TPromo./T d )・L=TVIDEO.+TPromo.〔分〕に
なる。
【0064】〔実施例の効果〕本実施例によれば、CM
又はPromo.がM箇所に組み込まれた正味放映時間T
VIDEO.〔分〕のビデオ映画をNVODシステムを利用し
て放映する場合、CM又はPromo.が組み込まれない時
と同じ時間の等しい時間差(T/N〔分〕程度)で逐次
的に放映するためには、チャンネル数をN+Mチャンネ
ルに増加することにより、CM又はPromo.が組み込ま
れたビデオ映画の放映が実現出来る装置及び方法が提供
できる。
【0065】また、逆にNVODシステムのチャンネル
数Lを固定して、任意の正味所要時間のビデオ映画T
VIDEO.〔分〕及び任意の所要放映時間のCM又はProm
o.ビデオTPromo.〔分〕を組み合わせ、互いに等しい
時間差で逐次的に同じビデオ映画を放映する場合、ビデ
オ映画をチャンネルLに対してTVIDEO./L〔分〕の時
間差で逐次放映する。CM及びPromo.ビデオの組み込
みは、CM及びPromo.ビデオはTPromo.÷Td ≒P
(但し、Pは少数点以下を繰り上げした整数)で求めら
れる値Pに分割し、P個のCM及びPromo.ビデオのブ
ロックを各ビデオ映画の任意の隣接する2つのブロック
の間にP箇所挿入する。本実施例によれば、これらを実
行できる装置及び方法が提供される。
【0066】更に本実施例によれば、ビデオ映画のデー
タの蓄積媒体とCM及びPromo.ビデオデータの蓄積媒
体とは別個のものであるため、CM及びPromo.ビデオ
の内容を任意に更新できる。
【0067】
【発明の効果】本発明によれば、NVODシステムにお
いて、付加情報番組であるCM,プロモーションビデオ
等を主番組であるビデオ番組に組み込むための装置及び
その方法が提供することが出来る。
【0068】更に、本発明によれば、NVODシステム
において、主番組であるビデオ番組に組み込まれる付加
情報番組であるCM,プロモーションビデオ等を容易に
更新可能な装置及びその方法を提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】NVODシステム用の高密度記録データの作成
過程を説明する図である。
【図2】4チャンネルのNVODシステムで、コマーシ
ャル及びプロモーションビデオを組み込んでない場合の
ビデオ映画の放映方法を説明する図である。
【図3】5チャンネルのNVODシステムで、コマーシ
ャル及びプロモーションビデオを組み込んだ場合のビデ
オ映画の放映方法を説明する図である。
【図4】図1のNVODシステム用の高密度記録データ
を作成する装置である。
【図5】他の図1のNVODシステム用の高密度記録デ
ータを作成する装置である。
【図6】5チャンネルのNVODシステムで、コマーシ
ャル及びプロモーションビデオを組み込む装置を示す図
である。
【図7】図6の装置の動作を説明する図である。
【符号の説明】
1 映像再生部、3 エンコーダ、5 FIFOメモ
リ、7 制御部、9 高速ディジタル記録装置(MO
D,HDD)、11 高速ディジタル再生装置(MO
D,HDD)、13 FIFOメモリ、15 マトリク
ス・スイッチャ、17デコーダ、19 CM&Prom
o.サーバ、29 制御部

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御手段と、 上記制御手段からの制御信号に応答して、主番組のディ
    ジタルデータを複数に分割して符号化し時間圧縮して離
    散的に記録したニアビデオオンディマンド・システム用
    記録データを高速再生する高速ディジタル再生手段と、 上記制御手段からの制御信号に応答して、符号化された
    付加情報番組データを再生する付加情報番組データ用サ
    ーバと、 上記制御手段からのタイミング信号に応答して、上記高
    速ディジタル再生手段からニアビデオオンディマンド・
    システム用記録データを選択的に書き込み且つ読み出す
    少なくとも2個以上のファーストインファーストアウト
    メモリ手段と、 上記制御手段からの制御信号に応答して、各々の上記フ
    ァーストインファーストアウトメモリ手段からの主番組
    データ及び上記付加情報番組データ用サーバからの付加
    情報番組データを選択的に出力するマトリクス・スイッ
    チャ手段と、 上記マトリクス・スイッチャ手段からのデータを復号化
    し夫々のチャンネルに送出する少なくとも2個以上のデ
    コーダ手段とを備え、主番組に付加情報番組を組み込ん
    で複数のチャンネルに逐次的に夫々送出するニアビデオ
    オンディマンド・システムの装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のニアビデオオンディマ
    ンド・システムの装置において、 上記主番組は、ビデオ映画からなり、 上記付加情報番組は、コマーシャルビデオ又はプロモー
    ショナルビデオからなるニアビデオオンディマンド・シ
    ステムの装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のニアビデオオンディマ
    ンド・システムの装置において、 上記高速ディジタル再生手段は、光磁気ディスク駆動装
    置又はハードディスク駆動装置からなるニアビデオオン
    ディマンド・システムの装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のニアビデオオンディマ
    ンド・システムの装置において、 上記主番組の所要時間をTVIDEO.とした時、上記ニアビ
    デオオンディマンド・システム用記録データは、主番組
    のディジタルデータをチャンネル数Nに関連したブロッ
    ク個数に分割し、各ブロックのデータを更に分割して符
    号化し時間圧縮して離散的に記録してあり、 上記高速ディジタル再生手段は、上記ニアビデオオンデ
    ィマンド・システム用記録データを連続的に高速再生す
    ることにより時間TVIDEO./N毎に主番組の全データが
    再生できるニアビデオオンディマンド・システムの装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のニアビデオオンディマ
    ンド・システムの装置において、 上記ファーストインファーストアウトメモリ手段の個数
    Nが、主番組の分割ブロック数に等しくなっているニア
    ビデオオンディマンド・システムの装置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載のニアビデオオンディマ
    ンド・システムの装置において、 上記ファーストインファーストアウトメモリ手段の個数
    をNとし且つ上記付加情報番組の挿入箇所をMとしたと
    き、上記チャンネル数がN+Mであるニアビデオオンデ
    ィマンド・システムの装置。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載のニアビデオオンディマ
    ンド・システムの装置において、 上記マトリクス・スイッチャ手段は、上記付加情報番組
    データ用サーバからの付加情報番組データ及びN個の上
    記ファーストインファーストアウトメモリ手段からのビ
    デオデータを受け取り、N+M個の上記デコーダ手段に
    選択的に出力しているニアビデオオンディマンド・シス
    テムの装置。
  8. 【請求項8】 付加情報番組がM箇所に組み込まれた正
    味放映時間TVIDEO.の主番組をニアビデオオンディマン
    ド・システムを利用して放映する方法において、 従来のチャンネル数Nに対して、付加情報番組をM箇所
    に挿入するためにチャンネル数をN+Mチャンネルに増
    加することにより、該付加情報番組が組み込まれない時
    と同じ時間差で付加情報番組が組み込まれた主番組を逐
    次的に放映する方法。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の方法において、 上記主番組は、ビデオ映画からなり、 上記付加情報番組は、コマーシャルビデオ又はプロモー
    ショナルビデオからなる方法。
  10. 【請求項10】 ニアビデオオンディマンド・システム
    により付加情報番組を組み込んだ主番組を放映する方法
    において、 ニアビデオオンディマンド・システムのチャンネル数を
    L、上記主番組の正味所要時間をTVIDEO.〔分〕、上記
    付加情報番組の所要放映時間をTPromo.〔分〕としたと
    き、上記主番組は、TVIDEO./L〔分〕=Td のブロッ
    クが連結したものと把握し、 上記付加情報番組はTPromo.÷Td ≒P(但し、Pは少
    数点以下を繰り上げした整数)で求められる値Pに分割
    し、 上記付加情報番組の上記主番組への組み込みは、P個の
    上記付加情報番組のブロックを各主番組の任意の隣接す
    る2つのブロックの間にP箇所挿入し、 上記主番組をチャンネル数Lに対してTVIDEO./L
    〔分〕の時間差で逐次放映する方法。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の方法において、 上記主番組は、ビデオ映画からなり、 上記付加情報番組は、コマーシャルビデオ又はプロモー
    ショナルビデオからなる方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009177423A (ja) * 2008-01-23 2009-08-06 Fujitsu Ltd 映像放送プログラム、映像放送方法、映像放送装置および映像放送システム
JP2012253410A (ja) * 2011-05-31 2012-12-20 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 映像再配信システム、映像再配信方法、および、映像再配信プログラム

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