JPH09284709A - 記録/再生装置、及び記録/再生方法 - Google Patents

記録/再生装置、及び記録/再生方法

Info

Publication number
JPH09284709A
JPH09284709A JP8120825A JP12082596A JPH09284709A JP H09284709 A JPH09284709 A JP H09284709A JP 8120825 A JP8120825 A JP 8120825A JP 12082596 A JP12082596 A JP 12082596A JP H09284709 A JPH09284709 A JP H09284709A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
memory area
video
audio
stored
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP8120825A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Suenaga
信一 末永
Kosuke Yoshimura
幸祐 吉村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP8120825A priority Critical patent/JPH09284709A/ja
Publication of JPH09284709A publication Critical patent/JPH09284709A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 『ワンショット再生』と『同時記録再生』を
その場に応じて選択して実行することができるようにす
る。 【解決手段】 nフィールド分の音声データによる1個
のデータグループと、nフィールド分の各映像データに
よるn個のデータグループで1ブロックを形成し、ブロ
ック毎に記録手段の記録アドレス管理を行うようにす
る。また、記録手段に記録されているnフィールド分の
音声データによる1個のデータグループと、nフィルド
分の各映像データによるn個のデータグループを1ブロ
ック、あるいはnフィールド分の音声データによる1個
のデータグループと、nフィールド分の各映像データの
中の1個のデータグループを1ブロックとして記録手段
の再生アドレス管理を行うようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばハードディ
スクを媒体とした書換型ディスク装置等の記録手段に、
映像/音声信号を記録/再生するのに好適な論理フォー
マットと制御方法を実現する記録装置及び再生装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】書き込み/読み出しができる例えばハー
ドディスク等のディスク装置等を記録手段として用い、
映像/音声を記録する記録再生装置を構成して、例えば
テレビ番組のようなライブ放送(例えば野球中継、ニュ
ース番組等)を常に記録しておいて、一時的に見落とし
てしまったり、もう一度確認したいシーンを遡って再生
することが考えられている。
【0003】図10は、この記録再生装置を用いてテレ
ビジョン放送の記録再生を行う場合の摸式図である。図
示されているように、記録再生装置20はテレビジョン
チューナ21と、表示部D及びスピーカSを備えたモニ
タ装置22の間に配置される。そして、アンテナAで受
信されテレビジョンチューナ21で選択された放送番組
の映像/音声信号を、記録するとともにモニタ装置22
に供給するようになされている。これによって、ユーザ
がモニタ装置22で見落とした一瞬の場面を見たい場合
は、一時的に記録再生装置20から映像/音声信号を読
み出してモニタ装置22に出力することができるように
なる。
【0004】記録再生装置20の記録/再生については
2種類の方法が考えられている。すなわち、以下に説明
するように、記録動作を一時中断して再生動作を行う方
法(以下、ワンショット再生という)と、受信中の映像
/音声(ライブ放送)の記録を継続しながら、すでに記
録された映像/音声を再生する方法(以下、同時記録再
生という)である。
【0005】図11はワンショット再生方法のモニタ時
間と記録/再生時間の関係を時間軸で示した図であり、
また図12は同じく同時記録再生方法の記録動作を時間
軸に沿って摸式的に示す図である。ワンショット再生を
行う場合は、図11に示されているように、ライブ放送
のa点−b点のシーンをb点−c点の時間で再生してモ
ニタ装置22に出力するようにされている。したがっ
て、b点−c点の時間ではライブ放送の記録が中断さ
れ、この時間帯の放送を見ることができない。
【0006】また、同時記録再生では、図12に示され
ているように、少し前のシーンを遡って再生していると
きもライブ画は常に記録を続けているので、a点−b点
のシーンをb点−c点の時間で再生するとともに、b点
−c点のシーンを例えばc点−d点の時間で再生すると
いうように、再生する時間をずらして見ていくことがで
きるメリットがある。
【0007】一方、同時記録再生は再生中にも記録を続
けるので、ワンショット再生と同じ転送レートをもつデ
ィスク装置で実現すると、記録あるいは再生に割り当て
られる転送情報量が半減することになる。実際にはシー
ク時間や回転待時間等も増えるので、記録あるいは再生
に割り当てられる転送情報量が大幅に減る。つまりワン
ショット再生と同じ画面サイズ、フィールド枚数で、同
時記録再生を実現するためには圧縮率を高める必要があ
り、同様の圧縮方式を用いると画質が劣化することにな
る。そこで画面サイズと圧縮率をワンショット再生と同
等にし、音声はすべての情報を記録しつつ、映像のフィ
ールド枚数を間引いて行なうコマ落しの同時記録再生も
考えられている。
【0008】図13は記録再生装置20を構成する回路
ブロックの一例を示す図である。記録再生装置20の映
像/音声の入出力は、先ほど図10に示したブロック図
のように入力段はテレビジョンチューナ21等に接続さ
れ、映像/音声の出力はモニタ装置22等に接続される
ものである。A/D変換部1、5はそれぞれ入力したア
ナログの映像/音声信号をデジタル信号に変換する。記
録再生装置20に入力される映像信号は、A/D変換部
1と共に同期分離部2に入力され垂直同期信号Vsが抽
出される。この垂直同期信号Vsは映像/音声データの
符号化、復号化を同期させるために、圧縮部3、6、伸
長部9、12に供給される。
【0009】例えばJPEG(Joint Potographic Codi
ng Experts Group)方式の圧縮部3、6で符号化された
映像/音声データは例えばFIFO(FIRST IN FIRST O
UT)等で構成されている映像記録メモリ4、音声記録メ
モリ7に蓄積され、バス16を介して所定のタイミング
でディスク15に記録されるようになる。 ワンショッ
ト再生、同時記録再生を行う場合は、ディスク15に記
録されている映像/音声データをバスを介して読み出し
て再生することになる。この場合、まずディスク15か
ら読み出された映像/音声データは、映像再生メモリ1
0、音声再生メモリ13に蓄積された後に所定のタイミ
ングで読み出され、それぞれ伸長部9、12で復号化さ
れて、D/A変換部8、11でアナログ信号に変換され
てモニタ装置22に出力される。
【0010】制御部14は例えば映像記録メモリ4から
供給されるフルフラグF1、映像再生メモリ10から供給
されるエンプティーフラグF3 等によって上記各機能回
路の動作を制御し、ディスク15から供給される転送許
可フラグF2 に応じて、ディスク15の所定のアドレス
に映像/音声データを転送して記録するようになされて
いる。また、再生時にもディスク15の所定のアドレス
を指示して映像/音声データを読み出して映像再生メモ
リ10、音声再生メモリ13に書き込むようにしてい
る。また、例えばユーザによってリモートコマンダRC
からワンショット再生、同時記録再生の赤外線等で変調
されたコマンドが出力されると、受光部17を介してそ
のコマンドを入力して、制御部14は記録動作/再生動
作を実行するような制御を行う。
【0011】なお、通常ライブ放送を視聴する場合は、
スイッチSW1 、及びスイッチSW2 は端子a側に接続
され、入力した映像/音声信号をそのまま出力して、ワ
ンショット再生、同時記録再生を行う場合はスイッチS
1 、及びスイッチSW2 を端子b側に接続して、ディ
スク15に記録されている映像/音声データを読み出し
て出力するように構成されている。
【0012】以下、まず記録再生装置20の記録系につ
いて説明する。入力した映像信号(VIDEO in)はA/D
変換部1でデジタル信号に変換され、同時に同期分離部
2において垂直同期信号Vsが抽出される。同期分離部
2で抽出される垂直同期信号Vsは、入/出力信号の圧
縮/伸長の同期をとるために、圧縮部3、6、伸長部
9、12及び制御部14に供給されることになる。デジ
タル信号に変換された映像信号は、圧縮部3に供給され
同期分離部2が発生する垂直同期信号Vsに同期して符
号化され映像記録メモリ4に書き込まれる。この映像記
録メモリ4に所定量のデータ(映像データ)が蓄積され
ると、これを制御部14に伝達するためにフルフラグF
1 が立つ。また、入力した音声信号(AUDIO in)はA/
D変換部5でデジタル信号に変換され、圧縮部6におい
て垂直同期信号Vsに同期して符号化され、音声データ
として音声記録メモリ7に書き込まれる。
【0013】制御部(システムコントローラ)14は、
映像記録メモリ4にフルフラグF1が立つとディスク1
5にアドレス、コマンド等を出力する。そして、これに
応じたディスク15からの転送許可フラグF2 を確認す
ると、音声記録メモリ7から音声データを、続いて映像
記録メモリ4から映像データを読み出してディスク15
に転送して記録させる。
【0014】次にディスク15からの再生系を説明す
る。ユーザがリモートコマンダRCによって再生(ワン
ショット再生、又は同時記録再生)を行うコマンドが出
力されると、制御部14はこのコマンドを受け、ディス
ク15に対して再生すべき音声/映像データが記録され
ているアドレスとコマンド等を出力する。これに応じて
ディスク15から供給される転送許可フラグF2 を確認
すると、ディスク15から所望する音声データを音声再
生メモリ13に転送し、さらに映像データを映像再生メ
モリ10に転送していく。伸長部9は同期分離部2から
出力される垂直同期信号Vsに同期して映像再生メモリ
10から映像データを読み出して復号化を行ない、D/
A変換部8でアナログの映像信号に変換してモニタ装置
22に出力する。また伸長部12も同期分離部2から出
力される垂直同期信号Vsに同期して音声再生メモリ1
3から音声データを読み出して復号化を行ない、D/A
変換部11でアナログの音声信号に変換してモニタ装置
22に出力する。
【0015】次に、記録再生装置20によって、映像/
音声を記録/再生する場合の論理フォーマットの概要を
説明する。図14はワンショット再生、同時記録再生を
行う場合の論理フォーマットの一例を摸式的に示す図で
あり、図14(a)はワンショット再生の論理フォーマ
ット、図14(b)は同時記録再生の高圧縮率による論
理フォーマット、図14(c)は同じく同時記録再生の
コマ落としの論理フォーマットを示している。
【0016】図14(a)に示されているように、ワン
ショット再生を行う場合は、圧縮された1フィールド分
の音声フィールドデータによる音声データグループ、及
び圧縮された1フィールド分の映像フィールドデータを
例えば8フィールド分で構成した映像データグループで
1ブロックを形成している。この場合、前記したように
再生中には記録を行わないので、データの転送量の変化
が無く、音声、画質の劣化が少ないような圧縮率で記録
することができる。
【0017】また、同時記録再生を行う場合は再生時に
記録も行うために転送情報量が半減するので、図14
(b)に示されているように、例えば8フィールド分の
音声フィールドデータからなる音声データグループ、及
びワンショット再生よりも高い圧縮率で圧縮された8フ
ィールド分の映像フィールドデータからなる映像データ
グループで1ブロックを形成している。また、図14
(c)に示されているコマ落しでは、圧縮率をワンショ
ット再生の場合と同等にして、8フィールド分の音声フ
ィールドデータからなる音声データグループと、この1
フィールド分の映像フィールドデータで1ブロックを形
成している。つまり、後で詳しく説明するが、同時記録
再生時に頻繁に行われる、記録/再生動作に伴うアクセ
ス時間により、ワンショット再生よりも情報転送時間が
短くなるので、例えば8フィールド分の映像フィールド
データのうち7フィールド分の映像フィールドデータを
間引いてコマ落しの状態で記録している。
【0018】以下、このように構成されている記録再生
装置20によってワンショット再生、及び同時記録再生
を行う場合の記録再生の動作を、図15乃至図17にし
たがい説明する。図15はワンショット再生の記録/再
生の動作概要のタイミングチャートを示す図であり、図
15(a)は入力映像信号(映像フィールドデータの入
力)、図15(b)は入力音声信号(音声フィールドデ
ータの入力)、図15(c)はディスク15に対する記
録タイミング、図15(d)はディスク15からの再生
タイミング、図15(e)は出力映像信号(映像フィー
ルドデータの出力)、図15(f)は出力音声信号(音
声フィールドデータの出力)、図15(g)はモニタ画
面22の出力を示している。なお、タイミングチャート
に示されている期間V及び期間Aは映像/音声信号の1
フィールドデータを示しており、圧縮はJPEG方式な
どのリアルタイムに行なわれるものである。また、ワン
ショット再生の記録再生動作が図14(a)に示したフ
ォーマットで行われる。
【0019】記録再生装置20に入力された映像フィー
ルドデータ(期間V1)は同じ期間内に符号化され映像
記録メモリ4に書き込まれる。映像記録メモリ4は1フ
ィールド分のデータが蓄まると、制御部14にフルフラ
グF1 を立てる。そして、制御部14はこのフルフラグ
1 を確認すると、映像フィールドデータ(期間V1)
と同じタイミングで符号化され、音声記録メモリ7に書
き込まれた音声フィールドデータ(期間A1)を読み出
して、ディスク15上の所定の連続したアドレスに記録
していく。音声フィールドデータ(期間A1)を記録し
終ると、映像記録メモリ4から映像フィールドデータ
(期間V1)を読み出し、ディスク15上の音声フィー
ルドデータ(期間A1)に続くアドレスから連続して記
録していく。
【0020】映像記録メモリ4は映像フィールドデータ
(期間V1)が読み出されるとフルフラグF1 を下げる
が、続く映像フィールドデータ(期間V2)が映像記録
メモリ4に蓄積されると再びフルフラグF1 を立てる。
これに応じて、制御部14は、音声フィールドデータ
(期間A2)を音声記録メモリ7から読み出して、ディ
スク15の映像フィールドデータ(期間V1)に続くア
ドレスに記録する。さらに、その後この音声フィールド
データ(期間A2)に連続したアドレスに映像記録メモ
リ4から映像フィールドデータ(期間V2)を読み出し
て記録する。以下、この記録動作を繰り返し、ディスク
15に音声データと映像データを順次記録していく。
【0021】このような記録動作中に、ユーザによる再
生動作(ワンショット再生)のコマンドを受けると、制
御部14は既に記録したディスク15のアドレスから音
声フィールドデータ(期間A1)を読みだし、これを音
声再生メモリ13に書き込み、この音声フィールドデー
タ(期間A1)に続くディスク15のアドレスから映像
フィールドデータ(期間V1)を読みだし、これを映像
再生メモリ10に書き込む。なお、映像再生メモリ10
は1フィールド分の映像データが蓄積されるまで、制御
部14にエンプティーフラグF3 を立ててデータ転送を
要求するが、1フィールド分のデータが蓄積されるとエ
ンプティーフラグF3 が下りるので、制御部14は次の
音声フィールドデータ(期間A2)の読み出しを行わな
い。
【0022】映像再生メモリ10に映像フィールドデー
タ(期間V1)が書き込み終わると、次の垂直同期信号
Vsに同期して映像再生メモリ10から映像フィールド
データ(期間V2)を、音声再生メモリ13から音声フ
ィールドデータ(期間A2)の読み出しが開始される。
さらに、映像再生メモリ10は映像フィールドデータ
(期間V2)の読み出しを開始すると、エンプティーフ
ラグF3 を立てる。すると制御部14はディスク15か
ら音声フィールドデータ(期間A2)を読み出して音声
再生メモリ13に書き込み、続くアドレスから映像フィ
ールドデータ(期間V2)を読み出して映像再生メモリ
10に書き込む。そして、次の垂直同期信号Vsに同期
して映像再生メモリ10と音声再生メモリ13から映像
/音声データを読み出す。以下この再生動作を繰り返す
ことで、モニタ装置22に映像および音声を再生するこ
とができ、効果として瞬間的に遡って所望するシーンを
再度見ることができる。しかし、このワンショット再生
では再生中に放送されている画像(期間V14から期間
V21)を見ることができないことになる。
【0023】図16は同時記録再生の動作概要のタイミ
ングチャートを示す図である。この場合、図14(b)
に示したフォーマットで記録/再生が行われる。記録再
生装置20に入力された期間V1から期間V8の映像フ
ィールドデータは、デジタル信号に変換された後に高圧
縮率で符号化され、映像記録メモリ4に連続して書き込
まれる。映像記録メモリ4は映像データグループ(期間
V1から期間V8)が蓄積されると制御部14にフルフ
ラグF1 を立てる。制御部14はフルフラグF1 を確認
すると、映像データグループ(期間V1から期間V8)
と同じタイミングで符号化され、音声記録メモリ7に書
き込まれた音声データグループ(期間A1から期間A
8)を読み出して、ディスク15上の所定のアドレスに
記録していく。音声データグループ(期間A1から期間
A8)を記録し終ると、映像記録メモリ4に書き込まれ
た映像データグループ(期間V1から期間V8)を読み
出し、ディスク15の音声データグループ(期間A1か
ら期間A8)に続くアドレスから連続して記録してい
く。
【0024】ディスク15に映像データグループ(期間
V1から期間V8)を記録し終えると、映像記録メモリ
4はフルフラグF1 を下げ、制御部14はアクセス時間
を経て、既にディスク15に記録した音声データグルー
プ(期間A1から期間A8)を読み出して音声再生メモ
リ13に書き込む。そして、さらにディスク15に記録
されている映像データグループ(期間V1から期間V
8)を読みだして映像再生メモリ10に書き込む。映像
再生メモリ10は映像データグループ(期間V1から期
間V8)が蓄積されるまでエンプティーフラグF3 を立
てて制御部14にデータ転送を要求し、ディスク15か
ら映像データグループ(期間V1から期間V8)の読み
だしが終わるとエンプティーフラグF3 を下げる。な
お、この再生期間(アクセス時間及び読み出し時間)中
に、入力映像/音声信号の圧縮符合化が行われており、
このデータが映像記録メモリ4に対して記録されてい
る。そして次の垂直同期信号Vsに同期して、映像再生
メモリ10から映像フィールドデータを、また音声再生
メモリ13から音声フィールドデータを読み出し始め、
以降、垂直同期信号Vsに同期して映像データグループ
(期間V1から期間V8)、音声データグループ(期間
A1から期間A8)を復号化してモニタ装置22に出力
する。
【0025】再生動作(ディスク記録時間+読み出しア
クセス時間+ディスク再生時間+記録アクセス時間)を
行なっている映像データグループ(期間V9から期間V
16)及び音声データグループ(期間A9から期間A1
6)も1フィールド毎に符号化され、映像記録メモリ4
及び音声記録メモリ7に続けて書き込まれている。制御
部14は映像記録メモリ4に映像データグループ(期間
V9から期間V16)が蓄積されると音声データグルー
プ(期間A9から期間A16)を読み出して、ディスク
15上の映像フィールドデータ(期間V8)を記録した
次のアドレスに記録していく。そして音声データグルー
プ(期間A9から期間A16)を記録し終ると、映像記
録メモリ4に書き込まれた映像データグループ(期間V
9から期間V16)を読み出し、ディスク15上の音声
フィールドデータ(期間A16)を記録した次のアドレ
スに連続して映像データグループを記録していく。
【0026】このようにして、ディスク15に映像デー
タグループ(期間V9から期間V16)、音声データグ
ループ(期間A9から期間A16)を記録し終えると、
制御部14はディスク15における映像フィールドデー
タ(期間V8)を読み出した次のアドレスにアクセスす
る指令を出し、このアクセス時間の後に音声データグル
ープ(期間A9から期間A16)を読み出しこれを音声
再生メモリ13に書き込む。さらに、これに続くアドレ
スで映像データグループ(期間V9から期間V16)を
読み出して、これを映像再生メモリ10に書き込む。そ
して、ディスク15から8フィールド分の映像/音声デ
ータの読み出しが終わると、次の垂直同期信号Vsに同
期して映像再生メモリ10から映像フィールドデータ
を、音声再生メモリ13から音声フィールドデータを読
み出し始め、垂直同期信号Vsに同期して映像データグ
ループ(期間V9から期間V16)、音声データグルー
プ(期間A9から期間A16)を復号化しモニタ装置2
2に出力する。
【0027】このように記録動作と再生動作を時分割的
に行い、ディスク15上の記録ポイントと再生ポイント
を行ったり来たりするアクセス時間を含めた動作時間が
8フィールドの時間内に収まることで、ユーザにとって
はモニタ装置22に時間をずらした映像/音声を見るこ
とができるようになる。
【0028】ところで、図16に示した同時記録再生の
タイムチャートから解るように、記録/再生動作に伴う
アクセス時間が必ず発生するため、記録あるいは再生に
かかる1フィールド当りのデータ転送時間が図15に示
したワンショット再生時に比べ短くなる。したがって、
同じ画面サイズ、フィールド枚数を再生するには圧縮率
を高める必要があり、同じ圧縮方式を用いると画質が劣
ることになる。そこで次に説明するように画面サイズと
圧縮率をワンショット再生と同等にし、音声はすべての
情報を記録しつつ、映像においてフィールド枚数を間引
いてコマ落しとする同時記録再生を行う方法も考えられ
ている。
【0029】図17は従来例のコマ落とし方式の同時記
録再生のタイミングチャートである。この場合、図14
(c)に示したフォーマットで記録/再生が行われる。
記録再生装置20に入力された期間V1から期間V8の
映像データグループは、最初の映像フィールドデータ
(期間V1)だけを符号化して映像記録メモリ4に書き
込む。また、これと同時に入力された音声データグルー
プ(期間A06から期間A1)を圧縮符号化して音声記
録メモリ7に書き込む。映像記録メモリ4は映像フィー
ルドデータ(期間V1)が蓄積されると、制御部14に
フルフラグF1 を立てる。制御部14はフルフラグF1
を確認すると、すでに音声記録メモリ7に書き込まれた
音声データグループ(期間A06から期間A1)を読み
出して、ディスク15の記録するべき連続したアドレス
に記録していく。音声データグループ(期間A06から
期間A1)を記録し終ると、映像記録メモリ4に書き込
まれた映像フィールドデータ(期間V1)を読み出し、
ディスク15において音声フィールドデータ(期間A
1)に続くアドレスから連続して記録していく。
【0030】ディスク15に映像フィールドデータ(期
間V1)を記録し終えると、映像記録メモリ4はフルフ
ラグF1 を下げ、制御部14はアクセス時間を経て既に
ディスク15に記録した音声データグループ(期間A0
6から期間A1)を読み出して音声再生メモリ13に書
き込む。さらにディスク15に記録されている映像フィ
ールドデータ(期間V1)を読みだしこれを映像再生メ
モリ10にライトアドレスをリセットした後に書き込
む。映像再生メモリ10は映像フィールドデータ(期間
V1)が蓄積されるまで制御部14にエンプティーフラ
グF3 を立ててデータ転送を要求する。ディスク15か
ら映像フィールドデータ(期間V1)の読みだしが終わ
ると、映像再生メモリ10はエンプティーフラグF3
下げる。そして、次の垂直同期信号Vsに同期して映像
再生メモリ10のリードアドレスをリセットした後に、
映像フィールドデータ(期間V1)が読み出され、ま
た、音声再生メモリ13からは音声フィールドデータ
(期間A06から期間A1)が読み出されて、それぞれ
伸長部9、12に供給されて複合化される。そして、復
号化された映像/音声データはD/A変換部8、11で
アナログ信号に変換されてモニタ装置22に出力され
る。
【0031】次に、再生動作(アクセス時間+読み出し
時間+次の記録アクセス時間)を行なっている間に入力
された映像データグループ(期間V9から期間V16)
の中から、映像フィールドデータ(期間V9)だけを符
号化し映像記録メモリ4に書き込む。映像記録メモリ4
は1フィールド分の映像フィールドデータが蓄まると、
映像フィールドデータ(期間V9)となるまでの8フィ
ールド分の音声データグループ(期間A2から期間A
9)を音声記録メモリ7から読み出し、前回と同様に映
像記録メモリ4に書き込まれた映像フィールドデータ
(期間V9)を読み出して、ディスク15に連続して記
録していく。
【0032】ディスク15に映像フィールドデータ(期
間V9)を記録し終えると、所定のアクセス時間を経て
制御部14は映像フィールドデータ(期間V8)を読み
出した次のアドレスで、音声データグループ(期間A2
から期間A9)を読み出してこれを音声再生メモリ13
に書き込み、さらに、これに続くアドレスで映像フィー
ルドデータ(期間V9)を再生して映像再生メモリ10
にライトアドレスをリセットした後に書き込む。ディス
ク15から1フィールド分の映像データの読みだしが終
わると、次の垂直同期信号Vsに同期して映像再生メモ
リ10のリードアドレスをリセットして映像フィールド
データを読み出し、同時に音声再生メモリ13からは音
声フィールドデータを読み出して、それぞれ伸長部9、
12で複合化する。そして、復号化された映像/音声デ
ータはD/A変換部8、11でアナログ信号に変換され
てモニタ装置22に出力される。
【0033】このようにコマ落とし再生は8フィールド
の内の1フィールド分の映像フィールドデータだけ記録
するが、再生時に垂直同期信号Vsに同期して映像再生
メモリ10のリードアドレスをリセットすることで、残
りの7フィールド分の期間を記録した映像信号で補間す
ることができるので、画面サイズと圧縮率をワンショッ
ト再生と同等にして、同時記録再生を見ることができる
ようになっている。
【0034】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の書換
型ディスクを用いた映像/音声の記録再生装置20にお
いて、ワンショット再生を行う装置と同時記録再生を行
う装置は、個別に構成されているので、用途、目的に応
じてユーザが個々に選択して使用することになる。また
ユーザが予めワンショット再生、同時記録再生を選択し
て、2つの記録再生方式のどちらかを実現できる装置に
おいても、以下に説明するようにユーザの用途がそれぞ
れ異なるものであるため使い勝手の悪いものとなってい
た。
【0035】たとえば、野球やゴルフのようなスポーツ
番組を見ているときに気になったワンショット場面を一
瞬遡って見る場合、コマ落とし再生では都合が悪い。ま
た断続的にプレイする内容であることを考えると、例え
ば再生中のライブの内容はあまり連続性が重要とは考え
られず、この状況ではワンショット再生を用いるのが適
している。また、ニュース番組を見ているときにインタ
ビューの字幕を読み損ねたという場合、読み損ねた一瞬
も大事であるが、その後続くインタビューも大事になる
ため、再生中のライブの内容が解らなくなるのは不便で
あり、この状況では同時記録再生を用いるのが適してい
る。すなわち、ユーザーはテレビで番組を見る折りに予
期せねシーンがあることを考慮し、その用途、目的を予
め予想していずれかの記録/再生方法を選択して設定を
しておかねばならない欠点があった。
【0036】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
点を解決するためになされたもので、映像データ及び音
声データを記録/再生することができる記録媒体と、該
記録媒体の記録/再生時のアドレス管理を行い、かつ、
前記映像データ及び音声データの転送を制御する制御手
段と、前記記録媒体に記録する音声データを格納する第
一のメモリ領域と、前記記録媒体に記録する映像データ
を格納する第二のメモリ領域と、前記記録媒体から再生
された音声データを格納する第三のメモリ領域と、前記
記録媒体から再生された映像データを格納する第四のメ
モリ領域を有するメモリ手段を備え、前記制御手段が以
下に示すよう記録又は再生アドレスの管理を行うように
記録/再生装置を構成する。
【0037】まず、記録時に、前記第一のメモリ領域に
格納されたnフィールド分の音声データグループと、前
記第二のメモリ領域に格納されたn個の映像フィールド
データを1ブロックとして、このブロック単位で順次前
記記録媒体に記録するように記録アドレス管理を行い、
再生時に、前記第三のメモリ領域に格納されたnフィー
ルド分の音声データグループと、前記第四のメモリ領域
に格納されたn個の映像フィールドデータを、前記記録
媒体の所定の位置から再生出力するように再生アドレス
管理を行うようにする。
【0038】そして、記録と再生が同時に行われる場合
には、前記第三のメモリ領域に格納されたnフィールド
分の音声データグループと、前記第四のメモリ領域に格
納された1個の映像フィールドデータを再生出力するよ
うに再生アドレス管理を行うとともに、前記第一のメモ
リ領域に格納されたnフィールド分の音声データグルー
プと、前記第二のメモリ領域に格納された1個の映像フ
ィールドデータを1ブロックとして、このブロック単位
で順次前記記録媒体に記録するように記録アドレス管理
を行うようにする。
【0039】また、記録時に、前記第一のメモリ領域に
格納されたnフィールド分の音声データグループと、前
記第一のメモリ領域に格納されたn個の音声フィールド
データと、前記第二のメモリ領域に格納されたn個の映
像フィールドデータを1ブロックとして、このブロック
単位で順次前記記録媒体に記録するように記録アドレス
管理を行い、再生時に、前記第三のメモリ領域に格納さ
れたn個の音声フィールドデータと、前記第四のメモリ
領域に格納されたn個の映像フィールドデータを前記記
録媒体の所定の位置から再生出力するように再生アドレ
ス管理を行うようにする。
【0040】さらに、記録時には、前記第三のメモリ領
域又は前記第四のメモリ領域を前記記録媒体に記録する
音声データを格納するメモリ領域として用い、前記第四
のメモリ領域に格納されたnフィールド分の音声データ
グループと、前記第一のメモリ領域に格納されたn個の
音声フィールドデータと、前記第二のメモリ領域に格納
されたn個の映像フィールドデータを1ブロックとし
て、前記記録アドレス管理を行うようにする。
【0041】そして、記録と再生を同時に行う場合に、
前記第三のメモリ領域に格納されたnフィールド分の音
声データグループと、前記第四のメモリ領域に格納され
た1個の映像フィールドデータを再生出力する再生アド
レス管理を行うとともに、前記第一のメモリ領域に格納
されたnフィールド分の音声データグループと、前記第
二のメモリ領域に格納された1個の映像フィールドデー
タを1ブロックとして、このブロック単位で順次前記記
録媒体に記録するように記録アドレス管理を行うように
する。
【0042】本発明によれば、ユーザがライブ放送を視
聴しているときに、過去のシーンを遡ってみたい場合、
その都度ワンショット再生又は同時記録再生によって再
生するかを選択することができるようになる。したがっ
て、予めワンショット再生又は同時記録再生のいずれか
を選択して設定しておく必要がなくなり使い勝手が向上
するようになる。
【0043】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を説明す
る。本発明では、ワンショット再生及び同時記録再生の
記録フォーマットを共通化することにより、ユーザがそ
の場に応じてワンショット再生あるいは同時記録再生を
選択することができるようになっている。図1は第一の
実施形態である記録フォーマットの1ブロック分の一例
を示した模式図である。図1(a)に示されているフォ
ーマット1および、図1(b)に示されているフォーマ
ット2は、例えば8フィールド分の映像/音声データを
ディスク15上で管理する論理フォーマットとして示し
ている。
【0044】図1(a)に示されているように、フォー
マット1は例えば8フィールド分の音声フィールドデー
タからなる音声データグループ、及び1フィールド毎の
映像フィールドデータを例えば8フィールド分繰り返し
て構成した映像データグループで1ブロックを形成し、
通常の記録時の記録フォーマットとされている。そし
て、ワンショット再生時にはこのフォーマット1で記録
された映像/音声データが読み出されて再生される。ま
た、図1(b)に示されているように、フォーマット2
は前記音声データグループ、及び1フィールド分の映像
フィールドデータで1ブロックが形成され、同時記録再
生時にはこのフォーマット2で記録/再生が行われるこ
とになる。なお、本実施形態では、各データグループを
形成する映像/音声データは例えば8フィールド分とし
ているが、フィールド数はこれに限定されるものではな
い。
【0045】次に、図2のタイミングチャート及び図1
3のブロック図にしたがい、図1(a)に示したフォー
マット1によってなされる『ワンショット再生』につい
て説明する。記録動作が実行されると、前記したように
通常の記録時にはフォーマット1で記録していく。すな
わち、最初に入力された映像フィールドデータ(期間V
1)は、A/D変換部1でデジタル信号に変換された
後、同じ期間内に圧縮部3で符号化されて映像記録メモ
リ4に書き込まれる。同時に過去に入力された音声デー
タグループ(期間A06から期間A1)も、A/D変換
部5でデジタル信号に変換され同じ期間内に圧縮部6で
符号化されて音声記録メモリ7に書き込まれる。
【0046】そして、1フィールド分の映像データが映
像記録メモリ4に蓄積されると映像記録メモリ4は制御
部14にフルフラグF1 を立てる。制御部14はフルフ
ラグF1 を確認すると音声記録メモリ7に書き込まれた
音声データグループ(期間A06から期間A1)を読み
出して、ディスク15に連続して記録していく。音声デ
ータグループ(期間A06から期間A1)を記録し終る
と映像記録メモリ4から映像フィールドデータ(期間V
1)の映像データを読み出し、ディスク15の音声フィ
ールドデータ(期間A1)に続くアドレスから連続して
記録していく。
【0047】映像記録メモリ4から映像データを読み出
すと、映像記録メモリ4はフルフラグF1 を下げるが、
続く映像フィールドデータ(期間V2)が映像記録メモ
リ4に蓄積されると再びフルフラグF1 を立てる。これ
に応じて制御部14は映像記録メモリ4から映像フィー
ルドデータ(期間V2)を読み出してディスク15の続
くアドレスに記録する。以下、この記録動作を繰り返
し、映像フィールドデータ(期間V8)を映像記録メモ
リ4から読み出して記録するまで行う。
【0048】このような通常の記録がなされているとき
に、ユーザがワンショット再生を開始する操作を行う
と、制御部14は既に記録した映像/音声信号をディス
ク15から読み出して再生する。本実施形態では、例え
ば図2に示されているように、アクセス時間を経て、音
声データグループ(期間A06から期間A1)が書き込
んであるディスク15のアドレスから、この音声データ
グループを読みだして音声再生メモリ13に書き込む。
続けて映像フィールドデータ(期間V1)を読み出して
映像再生メモリ10に書き込む。
【0049】そして、次の垂直同期信号Vsに同期して
映像再生メモリ10から映像フィールドデータ(期間V
1)を読みだし、音声再生メモリ13から音声フィール
ドデータ(期間A06)を読み出し、それぞれ伸長部
9、12で復号化した後に、D/A変換部8、11でア
ナログ信号に変換してモニタ装置22に出力する。
【0050】音声再生メモリ13は音声フィールドデー
タが蓄積されていない状態ではエンプティーフラグF3
を立てる。制御部14はエンプティーフラグF3 を確認
すると、ディスク15から映像フィールドデータ(期間
V2)を読みだし映像再生メモリ10に書き込む。そし
て、次の垂直同期信号Vsに同期して映像再生メモリ1
0から映像フィールドデータ(期間V2)を、音声再生
メモリ13から音声フィールドデータ(期間A05)を
読み出し、それぞれ伸長部9、12で復号化した後に、
D/A変換部8、11でアナログ信号に変換してモニタ
装置22に出力する。以下、垂直同期信号Vsに同期し
てこの動作を繰り返し、ディスク15から映像フィール
ドデータ(期間V8)、音声フィールドデータ(期間A
1)を読み出し、復号化してモニタ装置22に出力する
まで行うようにする。つまり、8回繰り返される1個の
映像フィールドデータと8個の音声フィールドデータで
再生ブロックを形成することになる。
【0051】なお、図2のタイミングチャートには1ブ
ロック分の記録および再生のタイミングしか記述してい
ないが、一般的には続けて複数ブロックの記録を行い、
既に記録した複数ブロックの内から特定の連続したブロ
ックを再生することになる。
【0052】次に、図3、図4のタイミングチャート及
び図13のブロック図にしたがい、図1(a)(b)に
示したフォーマット1、フォーマット2によってなされ
る『同時記録再生』について説明する。なお、図3に示
すタイミングチャートは主に、通常記録動作及び同時記
録再生開始時を示し、図4は図3のタイミングチャート
に続いて同時記録再生開始後の記録/再生動作を示して
いる。
【0053】記録動作が実行されると、ワンショット再
生の場合と同様に通常の記録時にはフォーマット1で記
録していく。したがって、また、音声記録メモリ7から
音声データグループ(期間A06から期間A1)を、映
像記録メモリ4から期間V1から映像フィールドデータ
を、読み出しディスク15に記録するまでの動作はワン
ショット再生の場合と同じなのでここでの説明は省略す
る。
【0054】ユーザが同時記録再生を開始する操作を行
うと、制御部14はアクセス時間を経て既にフォーマッ
ト1によってディスク15に記録した音声データと映像
データを選択的に読み出して再生することになる。ま
ず、音声データグループ(期間A06から期間A1)を
書き込んであるディスク15のアドレスからこの音声デ
ータグループを読み出して、音声再生メモリ13に書き
込む。続けてディスク15から映像フィールドデータ
(期間V1)を読み出して映像再生メモリ10にライト
アドレスをリセットして書き込む。そして、次の垂直同
期信号Vsに同期して映像再生メモリ10から映像フィ
ールドデータ(期間V1)を、また音声再生メモリ13
から音声フィールドデータ(期間A06)を読み出して
復号化し、モニタ装置22に出力する。
【0055】以後、垂直同期信号Vsが入力される毎に
映像再生メモリ10のリードアドレスをリセットして、
映像フィールドデータ(期間V1)を7回繰り返して読
み出しVDを形成する。また、音声データについては垂
直同期信号Vsが入力される毎に、音声再生メモリ13
から音声フィールドデータを期間A05、期間A04・
・・期間A1というように順次読み出していく。
【0056】制御部14はディスク15から映像フィー
ルドデータ(期間V1)を読み出して映像再生メモリ1
0に書き込み終わると、アクセス時間を経てフォーマッ
ト2の記録動作に移る。ディスク15から転送許可フラ
グF2 が立つと、音声記録メモリ7に蓄積された音声デ
ータグループ(期間A2から期間A9)を読み出して、
映像フィールドデータ(期間V8)を記録した次のアド
レスから記録する。また、映像記録メモリ4には映像フ
ィールドデータ(期間V9)だけを書き込んでおき、デ
ィスク15には音声データグループ(期間A2から期間
A9)を記録した後に、この映像フィールドデータ(期
間V9)を読み出して記録する。
【0057】制御部14は映像フィールドデータ(期間
V9)を記録し終わると、先ほど再生したフォーマット
1の次のブロックのフォーマット2の再生動作に移る。
ディスク15に転送許可フラグF2 が立ち、垂直同期信
号Vsの入力が映像フィールドデータ(期間V1)の8
回目の再生開始になるタイミングで、音声データグルー
プ(期間A2から期間A9)を読み出して音声再生メモ
リ13に書き込み、続いて映像フィールドデータ(期間
V9)を読み出して映像再生メモリ10にライトアドレ
スをリセットして書き込む。
【0058】そして、次の垂直同期信号Vsに同期して
映像再生メモリ10から映像フィールドデータ(期間V
9)を、また、音声再生メモリ13から音声フィールド
データ(期間A2)を読み出し、復号化してモニタ装置
22に出力する。以後、垂直同期信号Vsが入力される
毎に映像再生メモリ10のリードアドレスをリセットし
て、映像再生メモリ10から映像フィールドデータ(期
間V9)を7回線り返して読み出すようにする。音声デ
ータについては垂直同期信号Vsが入力される毎に音声
再生メモリ13から音声フィールドデータを期間A3、
期間A4・・期間A9というように順次読み出してい
く。つまり、1個の映像フィールドデータと8個の音声
フィールドデータで再生ブロックが形成されることにな
る。
【0059】制御部14は映像フィールドデータ(期間
V9)を再生し終わると、先ほど記録したフォーマット
2の次のブロックの記録動作に移る。以後、図4に示さ
れているように、このような記録/再生動作をユーザが
同時記録再生を停止させるアクションを起こすまで繰り
返し続け、コマ落とし記録/再生を行うようにしてい
る。
【0060】また、図3、図4においてはフォーマット
1で記録するブロックを1つ分しか記述していないが、
一般的には続けて複数のブロックを記録した後、既に記
録した複数のフォーマット1のブロックの内の特定のブ
ロックから再生を開始するため、制御部14は再生する
ブロックのフォーマットがフォーマット1とフォーマッ
ト2のどちらで記録したものかを管理しておき、フォー
マットに応じて上記のように再生方法を変えることにな
る。
【0061】このように、図1に示したフォーマット
1、フォーマット2によって記録/再生を行うことによ
り、通常時の記録動作を統一することができ、ワンショ
ット再生及び同時記録再生は、それぞれの再生動作を行
うことによって実行することができるようになる。した
がって、記録動作開始後であっても、その場の用途、目
的に応じてワンショット再生、同時記録再生を選択して
実行することができるようになる。
【0062】次に、本発明の第二の実施形態を説明す
る。第一の実施形態におけるワンショット再生(図2)
では、再生される映像と音声のタイミングがずれてしま
う欠点があるが、フォーマット1におけるワンショット
再生で映像と音声を同期させようとすると、映像データ
を音声データに対して8フィールド分遅らせる必要があ
り、メモリ容量が膨大になってコスト高になってしま
う。
【0063】このため、第二の実施形態では、例えば図
5(a)(b)に示されている記録フォーマットを用い
て記録/再生を行うようにしている。図示されているよ
うに、このフォーマットは第一の実施形態と同様に2つ
のフォーマットからなり、例えば8フィールド分の映像
音声データをディスク15上で管理する論理フォーマッ
トとして示されている。図5(a)に示されているフォ
ーマット1aは8フィールド分の音声フィールドデータ
からなる第一の音声データグループ及び、1フィールド
毎の音声フィールドデータを例えば8フィールド分繰り
返して構成されている第二の音声データグループと、1
フィールド毎の映像フィールドデータが例えば8フィー
ルド分で構成されている映像データグループで1ブロッ
クを構成している。また、図5(b)に示されているよ
うに、フォーマット2aは第一の音声データグループ、
及び1フィールド分の映像フィールドデータで1ブロッ
クを構成している。
【0064】次に、図6のブロック図及び図7のタイミ
ングチャートにしたがい、第二の実施形態の記録再生装
置20aによるワンショット再生の動作について説明す
る。なお、図6において、図13と同一部分には同一符
号が付されており、本実施形態では音声再生メモリ13
の前段に、ディスク15から供給される音声データと圧
縮部6から供給される音声データを選択するスイッチS
3 が設けられ、音声再生メモリ13を記録用のメモリ
としても利用するようにしている。
【0065】通常の記録動作が実行されると、まず映像
/音声データはフォーマット1aで記録していく。ま
た、記録時にはスイッチSW3 は端子a側に接続され、
音声再生メモリ13を圧縮部6で圧縮符号化された音声
フィールドデータの記録用のメモリとして利用する。記
録再生装置20aに入力された映像フィールドデータ
(期間V1)は、入力された同じ期間内に、A/D変換
部1でデジタル信号に変換され、圧縮部3において符号
化され映像記録メモリ4に書き込まれる。同時に第一の
音声データグループ(期間A06から期間A1)も、A
/D変換部5でデジタル信号に変換され、圧縮部6にお
いて圧縮符号化され音声記録メモリ7に書き込まれる。
同時に、スイッチSW3 を介して、音声フィールドデー
タ(期間A1)が音声再生メモリ13に書き込まれる。
【0066】映像記録メモリ4は1フィールド分の映像
フィールドデータが蓄積されると、制御部14にフルフ
ラグF1 を立てる。制御部14はフルフラグF1 を確認
すると、音声記録メモリ7に書き込まれた第一の音声デ
ータグループ(期間A06から期間A1)を読み出し
て、ディスク15の所定の連続したアドレスに記録して
いく。
【0067】ディスク15に第一の音声データグループ
(期間A06から期間A1)を記録し終ると、スイッチ
SW3 を介して音声再生メモリ13に書き込まれた音声
フィールドデータ(期間A1)を読み出して、先に記録
した第一の音声データグループ(期間A06から期間A
1)に続くアドレスから記録し、次に映像記録メモリ4
から映像フィールドデータ(期間V1)を読み出して、
音声フィールドデータ(期間A1)の音声データに続く
アドレスから連続して記録していく。
【0068】映像記録メモリ4は映像データを読み出す
とフルフラグF1 を下げるが、続く期間で映像記録メモ
リ4に映像フィールドデータ(期間V2)が蓄積される
と、再びフルフラグF1 を立てる。映像記録メモリ4に
フルフラグF1 が立つと、制御部14はまず音声再生メ
モリ13から音声フィールドデータ(期間A2)を読み
出してディスク15の先に記録した期間V1の映像デー
タに続くアドレスに記録し、次に映像記録メモリ4から
映像フィールドデータ(期間V2)を読み出して音声フ
ィールドデータ(期間A2)に続くアドレスに記録す
る。以下、この記録動作を繰り返し、音声フィールドデ
ータ(期間A8)、及び映像フィールドデータ(期間V
8)をディスク15に記録するまで行う。
【0069】ユーザがワンショット再生の操作を行う
と、制御部14はアクセス時間を経て既にディスク15
に記録した映像/音声データを読み出して再生する。ま
たスイッチSW3 はワンショット再生時には接点b側に
接続される。そして、ディスク15から例えば音声フィ
ールドデータ(期間A1)を読み出して音声再生メモリ
13に書き込み、続けて映像フィールドデータ(期間V
1)を読み出して映像再生メモリ10に書き込む。そし
て次の垂直同期信号Vsに同期して映像再生メモリ10
から映像フィールドデータ(期間V1)を、また音声再
生メモリ13から音声フィールドデータ(期間A1)を
読み出し、それぞれ伸長部9、12で復号化し、さらに
D/A変換部8、11でアナログ信号に変換してモニタ
装置22に出力する。
【0070】映像再生メモリ10は音声フィールドデー
タ蓄積されていない状態では制御部14にエンプティー
フラグF3 を立てる。制御部14はエンプティーフラグ
3 を確認するとディスク15から音声フィールドデー
タ(期間A2)を読み出して音声再生メモリ13に書き
込み、映像フィールドデータ(期間V2)を読み出して
映像再生メモリ10に書き込む。そして、次の垂直同期
信号Vsに同期して映像再生メモリ10から映像フィー
ルドデータ(期間V2)、音声再生メモリ13から音声
フィールドデータ(期間A2)を読み出し、復号化して
モニタ装置22に出力する。
【0071】以下、このような再生動作を繰り返し、デ
ィスク15から音声フィールドデータ(期間A8)を読
み出して音声再生メモリ13に書き込み、映像フィール
ドデータ(期間V8)を読み出して映像再生メモリ10
に書き込み、次の垂直同期信号Vsに同期して映像再生
メモリ10から映像フィールドデータ(期間V8)、音
声再生メモリ13から音声フィールドデータ(期間A
8)を読み出し、復号化してモニタ装置22に出力する
まで行う。つまり、8個の映像フィールドデータと1個
の音声フィールドデータによって再生ブロックを形成す
ることになる。
【0072】なお、図7では1ブロック分の記録/再生
動作しか記述していないが、一般的には続けて複数ブロ
ックの記録を行い、既に記録した複数ブロックの内から
特定の連続したブロックを再生することになる。また、
本実施形態では記録時に音声再生メモリ13を記録音声
用のメモリとしても利用する例を説明したが、映像再生
メモリ10を記録音声用のメモリとしても利用するよう
にしてもよい。
【0073】次に、図8、図9のタイミングチャート及
び図6のブロック図にしたがい、図5(a)(b)に示
したフォーマット1a、フォーマット2aによってなさ
れる同時記録再生について説明する。なお、図8に示す
タイミングチャートは主に、通常記録動作及び同時記録
再生開始時を示し、図9は図8のタイミングチャートに
続いて同時記録再生開始後の記録/再生動作を示してい
る。
【0074】記録動作が実行されると、ワンショット再
生の場合と同様に通常の記録時にはフォーマット1aで
記録していく。したがって、音声記録メモリ13から第
一の音声データグループ(期間A08から期間A1)
を、また、映像記録メモリ4から映像フィールドデータ
(期間V8)を読み出して、ディスク15に記録するま
での動作は図7で説明したワンショット再生の場合と同
じなのでここでの説明は省略する。
【0075】ユーザが同時記録再生を開始する操作を行
うと、制御部14はアクセス時間を経て既にディスク1
5に記録したフォ−マット1aの中から、選択的に音声
データと映像データを読み出して再生する。同時に、ス
イッチSW2 を接点b側に接続して音声再生メモリ13
を読み出し用のメモリとして使用する。
【0076】次にディスク15に記録されている映像フ
ィールドデータ(期間V1)を読み出して、映像再生メ
モリ10のライトアドレスをリセットした後に書き込
む。そして、次の垂直同期信号Vsに同期して映像再生
メモリ10から映像フィールドデータ(期間V1)を、
また音声再生メモリ13から音声フィールドデータ(期
間A06)を読み出し、復号化してモニタ装置22に出
力する。以後、垂直同期信号Vsが入力される毎に、映
像再生メモリ10のリードアドレスをリセットして、映
像再生メモリ10から映像フィールドデータ(期間V
1)を7回繰り返し読み出すようにする。
【0077】音声データについては、垂直同期信号Vs
が入力される毎に音声再生メモリ13から音声フィール
ドデータを期間A05、期間A04・・・期間A1とい
うように順次読み出していく。制御部14は映像フィー
ルドデータ(期間V1)を読み出し、映像再生メモリ1
0に書き込み終わるとフォーマット2aの記録動作に移
る。ディスク15から転送許可フラグF2 が立つと、音
声記録メモリ7に蓄積された第一の音声データグループ
(期間A2から期間A9)を読み出して、ディスク15
の映像フィールドデータ(期間V8)を記録した次のア
ドレスから記録する。映像記録メモリ4には映像フィー
ルドデータ(期間V9)だけを書き込んでおき、第一の
音声データグループを記録した後に、映像フィールドデ
ータ(期間V9)を読み出してその次のアドレスに記録
する。
【0078】制御部14は映像フィールドデータ(期間
V9)を記録し終わると、先ほど再生したフォーマット
1aの次のブロックのフォーマット2aの再生動作に移
る。ディスク15に転送許可フラグF2 が立ち、垂直同
期信号Vsの入力が映像フィールドデータ(期間V1)
の8回目の再生開始になるタイミングで、ディスク15
から第一の音声データグループ(期間A2から期間A
9)を読み出して音声再生メモリ13に書き込み、続い
て映像フィールドデータ(期間V9)を読み出して映像
再生メモリ10にライトアドレスをリセットした後に書
き込むようにする。そして、次の垂直同期信号Vsに同
期して映像再生メモリ10から映像フィールドデータ
(期間V9)を、また音声再生メモリ13から音声フィ
ールドデータ(期間A2)を読み出し、復号化した後に
アナログ信号に変換してモニタ装置22に出力する。
【0079】以後、垂直同期信号Vsが入力される毎
に、映像再生メモリ10のリードアドレスをリセットし
て、映像再生メモリ10から映像フィールドデータ(期
間V9)を7回繰り返して読み出す。また、音声データ
については垂直同期信号Vsが入力される毎に、音声再
生メモリ13から音声フィールドデータを期間A3、期
間A4・・・期間A9というように順次に読み出してい
く。つまり、8回繰り返される1個の映像フィールドデ
ータと8個の音声フィールドデータで再生ブロックを形
成することになる。
【0080】制御部14は映像フィールドデータ(期間
V9)を再生し終わると、先ほどディスク15に記録し
たフォーマット2aの次のブロックの記録動作に移る。
そして、以後図9に示されているように、このような記
録と再生をユーザが同時記録再生を停止させるまで繰り
返し続ける。また、図8、図9においてはフォーマット
1aで記録するブロックが1つ分しか記述していない
が、一般的には続けて複数のブロックを記録した後、既
に記録した複数のフォーマット1aのブロックの内の特
定のブロックから再生を開始することになる。したがっ
て、制御部14は再生するブロックのフォーマットがフ
ォーマット1aとフォーマット2aのどちらで記録した
ものかを管理しておき、それぞれのフォーマットに応じ
て上記のように再生方法を変えることになる。
【0081】なお、記録再生装置20、20aはテレビ
ジョンチューナ21によって受信/選択される映像/音
声のみに限らず、実際にカメラ、マイク等によって収録
されている映像/音声の記録/再生に用いることも可能
である。
【0082】
【発明の効果】以上、説明したように本発明は、映像/
音声を記録する場合に2つの論理フォーマットを使い分
けることによって、ユーザが今見た一瞬のシーンを遡っ
て見たくなったときに、スポーツのように動作を確認す
るような場合には良好な画像が得られるワンショット再
生を、また、ニュースのような連続して大切な情報が続
くときには記録が中断されない同時記録再生を、その場
に応じて選択することができるようになる。また、音声
再生用のメモリを切り替えて記録時にも用いることで、
1フィールド毎の音声データを記録しておくことができ
るようになるので、コストをかけずにワンショット再生
時に映像と音声を同期して見ることができるようになる
という利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態のフォーマットを摸式
的に示す図である。
【図2】第一の実施形態のフォーマットによるワンショ
ット再生のタイミングチャートを示す図である。
【図3】第一の実施形態のフォーマットによる同時記録
再生のタイミングチャートを示す図である。
【図4】第一の実施形態のフォーマットによる同時記録
再生のタイミングチャートを示す図である。
【図5】本発明の第二の実施形態のフォーマットを摸式
的に示す図である。
【図6】第二の実施形態の記録再生装置のブロック図の
一例を示す図である。
【図7】第二の実施形態のフォーマットによるワンショ
ット再生のタイミングチャートを示す図である。
【図8】第二の実施形態のフォーマットによる同時記録
再生のタイミングチャートを示す図である。
【図9】第二の実施形態のフォーマットによる同時記録
再生のタイミングチャートを示す図である。
【図10】記録再生装置を用いた記録再生システムの構
成概要を説明する図である。
【図11】ワンショット再生の概要を説明する図であ
る。
【図12】同時記録再生の概要を説明する図である。
【図13】記録再生装置のブロック図の一例を示す図で
ある。
【図14】従来のワンショット再生及び同時記録再の記
録フォーマットを説明する図である。
【図15】従来のワンショット再生のタイミングチャー
トを示す図である。
【図16】従来の同時記録再生のタイミングチャートを
示す図である。
【図17】従来のコマ落としによる同時記録再生のタイ
ミングチャートを示す図である。
【符号の説明】
1,5 A/D変換部、 2 同期分離部、 3,6
圧縮部、 4 映像記録メモリ、 7 音声記録メモ
リ、 8,11 D/A変換部、 10 映像再生メモ
リ、 9,12 伸長部、 13 音声再生メモリ、1
4 制御部、15 ディスク

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像データ及び音声データを記録/再生
    することができる記録媒体と、 該記録媒体の記録/再生時のアドレス管理を行い、か
    つ、前記映像データ及び音声データの転送を制御する制
    御手段と、 前記記録媒体に記録する音声データを格納する第一のメ
    モリ領域と、 前記記録媒体に記録する映像データを格納する第二のメ
    モリ領域と、 前記記録媒体から再生された音声データを格納する第三
    のメモリ領域と、 前記記録媒体から再生された映像データを格納する第四
    のメモリ領域と、 を有するメモリ手段と、 を備え、 前記制御手段は、 記録時に、前記第一のメモリ領域に格納されたnフィー
    ルド分の音声データグループと、前記第二のメモリ領域
    に格納されたn個の映像フィールドデータを1ブロック
    として、このブロック単位で順次前記記録媒体に記録す
    るように記録アドレス管理を行い、 再生時に、前記第三のメモリ領域に格納されたnフィー
    ルド分の音声データグループと、前記第四のメモリ領域
    に格納されたn個の映像フィールドデータを、前記記録
    媒体の所定の位置から再生出力するように再生アドレス
    管理を行うようにしたことを特徴とする記録/再生装
    置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、 記録と再生が同時に行われる場合には、 前記第三のメモリ領域に格納されたnフィールド分の音
    声データグループと、前記第四のメモリ領域に格納され
    た1個の映像フィールドデータを再生出力するように再
    生アドレス管理を行うとともに、 前記第一のメモリ領域に格納されたnフィールド分の音
    声データグループと、前記第二のメモリ領域に格納され
    た1個の映像フィールドデータを1ブロックとして、こ
    のブロック単位で順次前記記録媒体に記録するように記
    録アドレス管理を行うことを特徴とする請求項1に記載
    の記録/再生装置。
  3. 【請求項3】 映像データ及び音声データを記録/再生
    することができる記録媒体と、 該記録媒体の記録/再生時のアドレス管理を行い、か
    つ、前記映像データ及び音声データの転送を制御する制
    御手段と、 前記記録媒体に記録する音声データを格納する第一のメ
    モリ領域と、 前記記録媒体に記録する映像データを格納する第二のメ
    モリ領域と、 前記記録媒体から再生された音声データを格納する第三
    のメモリ領域と、 前記記録媒体から再生された映像データを格納する第四
    のメモリ領域と、 を有するメモリ手段と、 を備え、 前記制御手段は、 記録時に、前記第一のメモリ領域に格納されたnフィー
    ルド分の音声データグループと、前記第一のメモリ領域
    に格納されたn個の音声フィールドデータと、前記第二
    のメモリ領域に格納されたn個の映像フィールドデータ
    を1ブロックとして、このブロック単位で順次前記記録
    媒体に記録するように記録アドレス管理を行い、 再生時に、前記第三のメモリ領域に格納されたn個の音
    声フィールドデータと、前記第四のメモリ領域に格納さ
    れたn個の映像フィールドデータを前記記録媒体の所定
    の位置から再生出力するように再生アドレス管理を行う
    ようにしたことを特徴とする記録/再生装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、 記録時に、前記第三のメモリ領域又は前記第四のメモリ
    領域を前記記録媒体に記録する音声データを格納するメ
    モリ領域として用い、 前記第四のメモリ領域に格納されたnフィールド分の音
    声データグループと、前記第一のメモリ領域に格納され
    たn個の音声フィールドデータと、前記第二のメモリ領
    域に格納されたn個の映像フィールドデータを1ブロッ
    クとして、前記記録アドレス管理を行うようにしたこと
    を特徴とする請求項3に記載の記録/再生装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、 記録と再生を同時に行う場合に、前記第三のメモリ領域
    に格納されたnフィールド分の音声データグループと、
    前記第四のメモリ領域に格納された1個の映像フィール
    ドデータを再生出力する再生アドレス管理を行うととも
    に、 前記第一のメモリ領域に格納されたnフィールド分の音
    声データグループと、前記第二のメモリ領域に格納され
    た1個の映像フィールドデータを1ブロックとして、こ
    のブロック単位で順次前記記録媒体に記録するように記
    録アドレス管理を行うようにしたことを特徴とする請求
    項3に記載の記録/再生装置。
  6. 【請求項6】 記録時に、入力されて第一のメモリ領域
    に格納されたnフィールド分の音声データグループと、
    入力されて第二のメモリ領域に格納されたn個の映像フ
    ィールドデータを1ブロックとして、このブロック単位
    で順次記録媒体に記録し、 再生時に、前記記録媒体から読み出され第三のメモリ領
    域に格納されたnフィールド分の音声データグループ
    と、前記記録媒体から読み出され第四のメモリ領域に格
    納されたn個の映像フィールドデータを再生出力するよ
    うにしたことを特徴とする記録/再生方法。
  7. 【請求項7】 記録と再生を同時に行う場合に、 前記第三のメモリ領域に格納されたnフィールド分の音
    声データグループと、前記第四のメモリ領域に格納され
    た1個の映像フィールドデータを再生出力するととも
    に、 前記第一のメモリ領域に格納されたnフィールド分の音
    声データグループと、前記第二のメモリ領域に格納され
    た1個の映像フィールドデータを1ブロックとして、こ
    のブロック単位で順次前記記録媒体に記録するようした
    ことを特徴とする請求項6に記載の記録/再生方法。
  8. 【請求項8】 記録時に、入力されて第一のメモリ領域
    に格納されたnフィールド分の音声データグループと、
    入力されて第一のメモリ領域に格納されたn個の音声フ
    ィールドデータと、入力されて第二のメモリ領域に格納
    されたn個の映像フィールドデータを1ブロックとし
    て、このブロック単位で順次記録媒体に記録し、 記録と再生を同時に行う場合に、前記記録媒体から読み
    出され第三のメモリ領域に格納されたn個の音声フィー
    ルドデータと、前記記録媒体から読み出され第四のメモ
    リ領域に格納されたn個の映像フィールドデータを再生
    出力するようにしたことを特徴とする記録/再生方法。
  9. 【請求項9】 記録時に、前記第三のメモリ領域又は前
    記第四のメモリ領域を前記記録媒体に記録する音声デー
    タを格納するメモリ領域として用い、 前記第四のメモリ領域に格納されたnフィールド分の音
    声データグループと、前記第一のメモリ領域に格納され
    たn個の音声フィールドデータと、前記第二のメモリ領
    域に格納されたn個の映像フィールドデータを1ブロッ
    クとして、このブロック単位で順次前記記録媒体に記録
    するようにしたことを特徴とする請求項8に記載の記録
    /再生方法。
  10. 【請求項10】 記録と再生を同時に行う場合に、前記
    第三のメモリ領域に格納されたnフィールド分の音声デ
    ータグループと、前記第四のメモリ領域に格納された1
    個の映像フィールドデータを再生出力するとともに、 前記第一のメモリ領域に格納されたnフィールド分の音
    声データグループと、前記第二のメモリ領域に格納され
    た1個の映像フィールドデータを1ブロックとして、こ
    のブロック単位で順次前記記録媒体に記録するようにし
    たことを特徴とする請求項8に記載の記録/再生方法。
JP8120825A 1996-04-19 1996-04-19 記録/再生装置、及び記録/再生方法 Withdrawn JPH09284709A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8120825A JPH09284709A (ja) 1996-04-19 1996-04-19 記録/再生装置、及び記録/再生方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8120825A JPH09284709A (ja) 1996-04-19 1996-04-19 記録/再生装置、及び記録/再生方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09284709A true JPH09284709A (ja) 1997-10-31

Family

ID=14795903

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8120825A Withdrawn JPH09284709A (ja) 1996-04-19 1996-04-19 記録/再生装置、及び記録/再生方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09284709A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100308841B1 (ko) 기록및 재생장치및 방법
CA2432170C (en) Method and apparatus for storing a stream of video data on a storage medium
JP3401789B2 (ja) ニアビデオオンディマンド・システム及びその放映方法
JPH08138318A (ja) 映像信号記録再生装置
KR100747530B1 (ko) Pvr 시스템 및 그 방송 재생 방법
KR100954397B1 (ko) 저장된 데이터를 재압축하여 재기록하는 영상기록/재생장치 및 그의 데이터 재압축 기록방법
JP3744118B2 (ja) 映像音声信号記録再生装置および方法
JP3302405B2 (ja) 記録再生装置
US6498893B1 (en) Recording/reproducing apparatus
KR100615242B1 (ko) 타임 쉬프트 구현이 가능한 디지털 텔레비전 및 동작 방법
JPH0730851A (ja) テレビ放送記録装置
JPH0918856A (ja) 双方向ケーブルテレビシステム、ケーブルテレビ装置 及び端末装置
JPH09284709A (ja) 記録/再生装置、及び記録/再生方法
JPH0614288A (ja) 情報記録再生装置
JPH1079916A (ja) 映像録画装置
JP4288442B2 (ja) 記録再生装置および映像処理方法
JP4736302B2 (ja) 情報提供装置
KR20010078998A (ko) Mpeg-4 동영상 압축기술을 이용한 디지털 비디오 녹화 및재생기
JPH1169302A (ja) 多重映像再生装置
JP3176020B2 (ja) マルチチャネル記録再生装置
JP3911763B2 (ja) 映像記録装置及び再生装置、並びに映像記録方法及び再生方法
JP2002142196A (ja) 記録再生装置及び記録再生方法
KR100546229B1 (ko) 영상음성신호기록재생장치및방법
KR100460966B1 (ko) 일시재생장치 및 방법
JP3891221B2 (ja) 映像信号記録再生装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030701