JPH10507437A - セメントクリンカ製造に溶鉱炉スラグを用いる方法及び装置 - Google Patents

セメントクリンカ製造に溶鉱炉スラグを用いる方法及び装置

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Abstract

(57)【要約】 粉々にされ選別された溶鉱炉スラグ(80)は、回転セメント窯の供給端に供給される装入原材料(76)に追加することができる方法及び装置。装入原材料は粉々にされ選別されて、略2”又は以下の最大直径までのサイズを有する装入原材料粒子を形成する。装置(10)は、窯と回転するフランジ(14)によって支持された回転窯(12)を含む。この窯は、供給端(16)及び燃焼領域(18)を持つ。燃料源(20)は、回転窯の加熱端で炎(22)を形成する。可変速コンベアベルト(24)は装入原材料を窯に運び、溶鉱炉スラグ(44)が運搬装置(46)によって、窯の供給端でゴミホッパ(56)を介して供給される装入原材料(48)に運ばれる。

Description

【発明の詳細な説明】 セメントクリンカ製造に溶鉱炉スラグを用いる方法及び装置 技術分野 この発明は、概して長い回転窯中のセメントクリンカの製造に関する。特に、 発明は、装入原料及び溶鉱炉スラグの流れが窯の加熱端で熱方向に移動する時に 、溶鉱炉スラグが溶解し装入原材料に拡散してセメントクリンカを形成するよう に、溶鉱炉スラグが入力端で石灰を含有した装入原材料の流れと追加される従来 の長い湿式又は乾式回転窯中のセメントクリンカの製造用の方法及び装置に関す る。 従来の技術 米国特許第5,156,676号で述べたように、文献はセメント成分の焼成 及びクリンカ化を達成することができるプロセスで満たされている。湿式又は乾 式いずれかの回転窯を用いた代表的プロセスは公知である。石灰石、クレー及び 砂等のようなセメント原料は、細かく粉砕され緻密に混合されて、略均質な混合 物を窯の入力即ち供給端に供給される。この窯は、窯の加熱端が供給端の下側に あるような角度で下方に傾斜している。窯には、一般に予脱炭酸領域と、脱炭酸 領域と、クリンカ化領域と、冷却領域を含む4つの操作領域がある。従来の燃料 は、予熱された空気と合流されて加熱端で窯に注入される。天然ガス、油又は粉 末石炭のような燃料は、セメント製造プロセスに適宜用いられている。 細かく分割されたセメント原料が供給端で回転している窯に通過した時に、材 料は予脱炭酸領域において常温近くから約538℃(1000°F)に加熱され る。この領域において、カ焼領域からの燃焼ガスの熱は、原料の温度を上げるた めに使用された。追加的に窯において、連鎖システム等が窯の内部に取付けられ てもよく、ガス及び原料間の熱交換効率を改善することに用いられる。 原料は、脱炭酸領域を通過する時に、温度が約538℃から約1093℃(1 000°Fから約2000°F)に増加し、この領域においてCaCO3がCO2 の発生で分解される。 その後、約1093℃(2000°F)の温度での焼成された材料は、温度が 約1500℃(2732°F)に上昇されたクリンカ化即ち燃焼領域に通過する 。一次原料がケイ酸三カルシウム、ケイ酸二カルシウム、アルミン酸三カルシウ ム及びテトラカルシウム・アルミノフェライトのような代表的セメント化合物に 変換されるのは、この領域内である。その後、セメントクリンカは、クリンカが 冷却されるクリンカ化領域を離れ、その後粉砕によるような更に処理される。 さらにセメント状用材としての粉砕溶鉱炉スラグの使用が1774年に遡る。 製鉄において、溶鉱炉は、酸化鉄源、溶融ストーン及び燃料がトップから連続的 に充填される。炉の底に集められる溶融鉄と、溶融鉄のプール上に浮遊する液状 鉄溶鉱炉スラグとの2つの生成物は炉から得られる。両者は周期的に約1500 ℃(2732°F)の温度で加熱炉からタップを立てて抜き取られる。スラグは 、主にシリカと、カルシウムに結合したアルミナと、溶融ストーンからの酸化マ グネシウムから成る。モルタル又はコンクリートに使用のためのこのスラグのセ メント活性度は、炉から出る時に溶融材料が冷却される速度及びその組成によっ て決定される。 さらに鋼の生成において、液状鋼鉄スラグが鋼のプールに浮遊する類似プロセ スが発生する。再び、鋼鉄スラグは主にシリカと、カルシウムに結合したアルミ ナと、酸化マグネシウムとから成る。鋼鉄スラグ及び溶鉱炉スラグ両者の廃棄は 、必要とする材料の量の故に製造業者に深刻な廃棄処分問題を引き起こす。 鋼鉄スラグ及び溶鉱炉スラグ両者は非常に硬い粒子から成る。使用時の溶鉱炉 スラグは、常に多量のエネルギがスラグを微紛砕した形態に粉砕し微粉砕しそれ を粒状化するために使用されなければならないということを意味する微紛砕又は 顆粒状の形態にあった。このようなプロセスは、石灰石との微紛砕した混合物の 溶鉱炉スラグが回転セメント窯に供給されて、窯の炎に直接導入される米国特許 2,600,515に開示されている。スラグ粉末は燃料即ち微粉砕石炭、重油 又はガスと同じチャンネルによって同時に吹き込まれた。このプロセスには、い くつかの不利がある。最も重大な不利の1つは、材料を炉に吹き込むことができ るように、巨大なエネルギ量が材料を微粉砕し乾燥することを要求されることで ある。 鋼鉄スラグ及び溶鉱炉スラグの化学組成物の多くは、セメント化学組成物と共 通であり、形成のそれらの熱はすでにそれらの各プロセスで達成されている。ア メリカのコンクリート学会は次のように溶鉱炉スラグを規定している。溶鉱炉ス ラグ、溶鉱炉で鉄と同時に溶融状態で展開された必須的に珪酸塩、カルシウム及 び他の塩基のアルミノケイ酸塩から成る非金属生成物。 1.空冷の溶鉱炉スラグは、大気条件下の溶融した溶鉱炉スラグの固化から得 られる材料である。次の冷却は水を固化面に掛けて加速されてもよい。 2.膨張した溶鉱炉スラグは、スチーム、圧縮空気又は両者のように水又は水 及び他の薬剤と溶融溶鉱炉スラグの制御された処理によって得られた軽量気泡材 料である。 3.顆粒状の溶鉱炉スラグは、水中の浸漬によるように溶融した溶鉱炉スラグ が速く冷却された時に形成されたガラス質の粒状の材料である。 この場合、用語『溶鉱炉スラグ』は、今後『空冷の溶鉱炉スラグ』のみを指定 するために使用され、断らない限り膨張又は顆粒の溶鉱炉スラグを意味しない。 これらの生成物は、回転窯の燃焼領域中にCaOの追加によって、3CaO−S iO2(C3S)、2CaO−SiO2(C2S)、2CaO−Fe23(C2F )、4CaO−Al23−Fe23(C4AF)、3CaO−Al23(C3A )に変換することができる。 溶鉱炉スラグにはセメント回転窯の動作にどんな有害作用もないことを経験則 が示した。回転窯からの揮発性物質の放出は、スラグが既に熱処理され殆どの揮 発性物質即ち二酸化炭素、炭素、揮発性有機物等が除去されるので改善される。 しかしながら先行技術で述べたように、スラグの細かい粉砕、微粉砕又は粉末化 が必要とされ、従ってセメント製作プロセスに高価なステップが追加される。勿 論、顆粒状スラグは、形成に非常に高価である。 発明の開示 溶鉱炉スラグ中の化学組成物及び化学物質の多くがセメント製作材料と共通で あり溶鉱炉スラグが大量に利用できることが長い間認識されているので、もし溶 鉱炉スラグが今必要な微粉砕又は顆粒状の状態よりもっと粗い状態で使用するこ とができるならば、もし溶鉱炉スラグが窯の加熱端の代りに窯の供給端で窯に供 給されるべき装入原材料に加えることができるならば、溶鉱炉スラグをセメント 製作プロセスに使うことができるために有利である。 本発明は、溶鉱炉スラグのそのような使用を提供し、2”までの直径を持つ優 れた粒径を有する粗状態を形成するために粉々にされ選別された種々の溶鉱炉プ ロセススラグを利用し、粗い溶鉱炉スラグが装入原材料と窯の入力端に供給され 、それによって、スラグの粗砕即ちスラグの細い粉砕、微粉砕又は微粉砕を形成 する必要の不利益なしに溶鉱炉スラグの先行技術の使用の全利点を得て、窯の加 熱端に細かい溶鉱炉スラグを導入する方法及び装置を提供する。 前に述べたように、出願人の経験則は、溶鉱炉スラグがセメント回転窯の動作 でどんな有害作用もないことを示した。回転窯からの揮発性物質の放出は、溶鉱 炉スラグが予め熱処理され、殆どの揮発性物質即ち二酸化炭素、炭素及び揮発性 有機物等が除去されるので、改善される。必要とする溶鉱炉スラグ化学は、溶鉱 炉スラグの前歴の故に製鉄プロセス期間中に既に達成され、従ってセメント製作 プロセスにおけるエネルギを保存する。従ってこのスラグの使用に多くの利点が ある。第1に早期に述べたように、スラグのどんな細かい粉砕、微粉砕又は微粉 粉砕も必要としない。粗いスラグ(ここに直径で略2”までの主な粒径を持つ溶 鉱炉スラグとして定義される)の大量は、回転窯への定期的な材料供給の些細な 化学組成変化のみを有するセメントクリンカ組成物に協働することができる。粗 砕及び選別(スクリーニング)は直径2”より過剰のスラグ粒子にのみ必要とさ れる。 第2に、スラグのどんな乾燥も必要とされない。固有の水分は通常1%〜6% 含まれる。湿式法回転窯システムにおいてかなりの脱水及び節約が実現される。 乾式法回転窯システムにおいて溶鉱炉スラグを乾燥させることが必要とされない 。 第3に、窯のどんなプラッギングも泥リングかクリンカ蓄積の為に経験しなか った。湿式及び乾式プロセス回転窯において、粗い溶鉱炉スラグには、窯を通し て移動する時に材料蓄積上の掃除効果がある。 第4に、粗い溶鉱炉スラグは、初期装入原料の部分として用いることができ、 窯の供給端で窯に導入される。溶鉱炉スラグ及び湿式又は乾式装入原料は、別々 の材料としての回転窯の供給端に注入されてもよく、予め混合しないで窯の供給 端で一緒に注入されてもよい。 第5に、装入原料組成物の僅かな化学組成変化のみは、溶鉱炉スラグを適応さ せるために通常の装入原料用に必要とされる。これは、装入原料の石灰含有量が より豊富でなければならないことを通常意味する。 第6に、粗い溶鉱炉スラグ化学組成構造が拡散によって回転窯内で熱処理期間 中に所望のセメントクリンカ構造に変質される。 第7に、かなりのエネルギ節約は、溶鉱炉スラグが低温で融解し、溶鉱炉スラ グのどんな粉砕或は微粉砕も必要としないので、溶鉱炉スラグが用いられる時に 実現される。 第8に、セメントクリンカ生成増目は、用いられた溶鉱炉スラグの量と殆ど比 例している。 第9に、回転窯プロセスの環境状態が溶鉱炉スラグの低揮発含量の故に改良さ れる。 第10に、溶鉱炉スラグの再利用は、利用できる大量の溶鉱炉スラグに重要な 使用を提供して、溶鉱炉スラグの廃棄によるどんないわゆる問題も回避するので 、環境を改善する。 第11に、セメント生産の費用はエネルギ節約及び低コストの溶鉱炉スラグの 豊富な供給の故にかなり減少する。 従って、本発明の目的は、製鉄プロセスの副生物の粗い溶鉱炉スラグを用いて セメントクリンカの製造用に回転窯を操作する改善方法及び装置を提供すること である。 本発明の他の目的は、粗い溶鉱炉スラグをセメント製作回転窯に供給端で導入 することである。 本発明のその他の目的は、直径略2”又はそれ以下の優れた粒径を持つ粗い溶 鉱炉スラグを使用することである。 従って本発明は、供給端及び加熱端を持ち、加熱端が供給端に関して下方に傾 斜した細長い回転セメント窯を用いたセメントクリンカ製造方法に関する。この 方法は、熱源から窯の加熱端に熱を向け、装入原材料の流れが窯の加熱端で熱方 向に移動するように石灰を含有した装入原材料の流れを窯の供給端に導入し、装 入原材料及び溶鉱炉スラグの流れが窯の加熱端方向に移動する時に、溶鉱炉スラ グが熱によって溶解し装入原材料に拡散してセメントクリンカを形成するように 、粉々にされ選別された溶鉱炉スラグ予め決定された量を窯の供給端で装入原材 料の流れに追加するステップを含んでいる。 また、発明は、供給端及び加熱端を持ち、加熱端が供給端に関して下方に傾斜 した回転セメント窯と、回転窯の内部を加熱するための加熱端での熱源と、装入 原材料及び溶鉱炉スラグの流れが窯の加熱端方向に移動する時に、溶鉱炉スラグ が装入原材料への熱によって拡散されてセメントクリンカを形成するように、石 灰及び溶鉱炉スラグを含有した装入原材料の流れを回転窯の供給端に導入するた めの運搬手段とを備えたセメントクリンカを形成するための装置に関する。 図面の簡単な説明 本発明のこれら及び他のより詳細な目的が次の発明の詳細な説明でより充分に 開示される。 図1は、装入原材料及び溶鉱炉スラグが回転窯の入力端に一緒に導入されたセ メントクリンカを形成するための本発明の回転窯システムの基本概略図である。 図2は、回転窯の入口端に別々に供給される装入原材料及び溶鉱炉スラグの概 略図である。 図3は、装入原材料及び溶鉱炉スラグが合流した混合物に窯の入力端で導入さ れたプロセスのフローチャート図である。 図4は、装入原材料及び溶鉱炉スラグが回転窯の入力即ち供給端に別々に導入 された他のプロセスのフローチャート図である。 発明の詳細な説明 本発明は、回転セメント窯の供給端で種々の粒径の別々の成分として供給され る窯に、粉々にされ選別された優れた粒径が最大2”の直径までである生の溶鉱 炉スラグを追加することを許容する。ここに使用された用語『生の』溶鉱炉スラ グは、固体状態にある溶鉱炉スラグの粗砕及び選別を除いた方法で未処理された 溶鉱炉スラグを意味する。殆どの溶鉱炉スラグは直径2”以下の粒子である。し かしながら、スラグの幾つかは直径2”を越え、従って、粗砕及び選別プロセス は、略直径2”又はそれ以下である所望の優れた粒径のみを達成することが要求 される。溶鉱炉スラグのどんな細かい粉砕、微粉砕又は微粉砕が本発明によって 必要とされない。発明は、セメントクリンカの不可欠成分になるために、溶鉱炉 スラグ即ちカルシウムの珪酸塩及びアルミノケイ酸塩等の化合物のセメントを許 容する回転セメント窯プロセスで既に認識されたものよりもっと粗い状態の種々 の溶鉱炉スラグの利用方法を提供する。当該技術者によって理解されるように、 スラグの化学はセメントの総合成分の部分として理解及び制御されなければなら なず、従って、装入原料に加えられた溶鉱炉スラグの量が装入原材料及びそれら の化合物と平衡しなければならない。 100%溶鉱炉スラグの実験炉燃焼テストにおいて、溶鉱炉スラグの融点が決 定されて、セメント窯中のその使用のキーである。表Iで理解することができる ように、融点は、主な粒径が直径2”までであるかなり大きな粒径で溶鉱炉スラ グが窯の供給端に加えられるのを許容する溶鉱炉スラグ用に2552°F/14 00℃に決定された。 表Iは種々の温度に加熱された時の溶鉱炉スラグ上の効果を説明する。表Iに 示されたテストは、約3/8”粒子のスラグサイズを有し各温度で15分間実行 された。テストの結果として、スラグが粒径の故に回転窯の連鎖部におけるスラ リを厚くせず、泥リングの原因にならず、又はゴミ損失を増加させないことは決 定された。さらに、それは、溶鉱炉スラグの量に依存して2.2%以上と同じ水 分率を減少させる。溶鉱炉スラグは融解し始めて、回転窯における力焼領域及び 燃焼領域間の何処かで他の原料と合流する。低融点の故に、他の成分と化学合流 するために200メッシュのスクリーンを貫通する80%の材料を要求する従来 技術のようなこの材料を粉砕、微粉砕又は微粉砕することが必要でない。カルシ ウムの珪酸塩及びアルミノケイ酸塩の形成及びセメントクリンカ化合物に類似し た他の塩基は、もし同じでないならば、既に製鉄プロセス間の溶鉱炉スラグで達 成された。CaOの追加を有するこれらの化合物は、非常に小さい追加の熱を有 する2CaO−SiO2(C2S)、3CaO−SiO2(C3S)、2CaO− Fe23(C2F)、3CaO−Al23(C3Aと)4CaO−Al2O3− Fe23(C4AF)に変換することができる。これらはセメントクリンカの主 な化合物である。 本発明の装置は、図1で説明される。装置10は、窯と回転するフランジ14 によって公知方法で支持された回転窯12を含む。窯には、供給端16と加熱端 即ち燃焼領域18とがある。加熱端18は、当該技術で公知なように供給端16 に関して下方に傾斜される。燃料源20は、回転窯12の加熱端18に炎22を 発生させて、約1500℃(2732°F)の温度を形成する。石灰石、クレー 及び砂等のようなセメント原料即ち装入原料は可変速コンベアベルト24によっ て回転窯12に運ばれる。もし湿潤スラリが使用されたならば、可変速コンベア ベルト24は、装入原料を粉砕器26に、粉砕器26から回転窯12の供給端1 6に運搬する。装入原料は、回転している窯12を通して炎22方向の流れ28 に移動する。公知の化学的方法は窯12内で実施され、セメントクリンカ30が 更なる処理用に窯12の加熱端18を出る。汚染制御デバイス32及び34は当 該技術で知られているように窯12の加熱端及び供給端に各々ある。加熱端18 で廃ガス38は汚染制御デバイス32から大気に出され、再生された廃棄物40 が回収される。 供給端16で汚染制御設備34は、出された廃ガス36を除去して、42で廃 棄物を再生する。 本発明において、溶鉱炉スラグ44は、回転窯12の供給端16でゴミホッパ 56(図2)を通して導入されていた装入原材料48に可変速コンベアのような 運搬デバイス46によって運ばれる。制御器25は、溶鉱炉スラグ44の好適な 比例がそれの化学の組成物に依存する装入原料に対して形成されるように、コン ベアベルト24及び46の速度を制御する。そのような制御は当該技術で公知で あり詳細に説明しない。 図2は、回転窯12の入力端への溶鉱炉スラグ及び装入原料の別々の供給を提 供する装置の概略図である。図2において、溶鉱炉スラグ50は、ホッパ52に 落とされ、運搬システム54によって上方に持ち上げられ、55でゴミホッパ5 6を通して回転している窯12の入力端16に入れられることは理解することが できる。窯の入力端への材料の供給はどんな公知方法でも実行することができる 。同様な方法で装入原材料58は、ホッパ60に落とされて、コンベア手段62 によって上方に運ばれ、64でホッパ56に落下して回転窯12の入力端16に 供給される。図1又は図2の装置は所望の結果を生成する。 表IIは、任意の溶鉱炉スラグ備蓄から得られた溶鉱炉スラグのサンプルの化学 分析の結果を説明する。勿論、溶鉱炉スラグの化学分析は、スラグに依存して表 II中の値から変動してもよい。 溶鉱炉スラグ組成物がセメントの製造に好適であることは理解することができ る。 表IIIは、0%溶鉱炉スラグ、89.67%石灰石、4.42%頁岩、4.9 2%砂及び0.99%頁岩を持つ装入原料用の代表的混合計算値を説明する。 表IVは、5%溶鉱炉スラグと86.11%石灰石と4.14%頁岩と3.76 %砂と0.97%ミルスケールを持つテスト配合計算値を説明する。 表Vは、10%溶鉱炉スラグと82.66%石灰石と2.94%頁岩と3.3 2%砂と1.08%ミルスケールを持つテスト配合物計算値を説明する。 表VIは、15%溶鉱炉スラグ、74.22%石灰石、1.68%頁岩、1.9 3%砂及び1.16%ミルスケールを持つテスト配合物計算値を説明する。 表VIIは、30%溶鉱炉スラグと、1.81%ミルスケールと、0.33%砂 と、67.86%石灰石を持つテスト配合計算値を説明する。 表III、IV、V、VI及びVIIは、溶鉱炉(空冷)スラグの追加は原料としてセメ ントクリンカの製造に好適であることを明らかに確かめている。 図3は、装入原材料及び溶鉱炉スラグが供給端で窯に入力する前に図1で説明 されたように合流された本発明のプロセスを説明する。装入原材料は、ステップ 76で供給され、ステップ78で粉々にされ選別された溶鉱炉スラグと合流され て、優れた粒径がステップ80で略2インチ又は以下の最大直径を持つ粒子を得 る。その後合流した材料は、ステップ82において回転窯の供給端に導入される 。 図4において、プロセスは、溶鉱炉スラグ及び装入原料を図2で説明されたよ うに別々に回転窯の供給端に入れられる。このような場合、装入原材料は、ステ ップ66で供給されて、ステップ68で運搬手段によって回転窯の入口即ち供給 端に運搬される。溶鉱炉スラグは、潰され選別されてステップ72において優れ た粒径が略2インチ以下の最大直径を有する粒径を得て、結果の最終生産物は ステップ74で回転窯の入口即ち供給端に運搬される。ステップ70で、セメン トクリンカが形成されるまで、装入原料及び溶鉱炉スラグは回転窯で加熱される 。 従って、回転窯の供給端に装入原材料と共に供給される粗い溶鉱炉スラグの追 加によってセメントクリンカを形成するための方法と装置が開示された。粗い溶 鉱炉スラグは、直径略2”の最大直径までの主な粒径を持つ粒子に粉々にされ選 別された溶鉱炉スラグとしてここに定義される。多くの利点は、本発明によって 得られる。スラグのどんな細い粉砕、微粉砕又は微粉砕も必要とされない。主な 2”粒径までの大量の粗いスラグは、回転窯に供給される定期的な材料の必要と されたささいな化学組成変化のみを有するセメントクリンカ組成物に協働するこ とができる。 スラグのどんな乾燥も必要とされない。固有の水分は通常1〜6パーセント滲 出する。湿式法回転窯システムにおいて水分減少及び節約はかなり実現される。 乾式プロセス回転窯システムにおいて溶鉱炉スラグは乾燥してもよいが必要でな い。 本発明によって粗い溶鉱炉スラグは、初期装入原料の部分として回転窯の方法 によるセメントクリンカの製造で用いることができる。溶鉱炉スラグ及び湿潤( 又は乾燥)供給原料は、別々の材料として回転窯の供給端に注入される。これら は、先の混合によって窯の供給入口で一緒に注入されてもよい。窯のどんなプラ ッギングも泥リング又はクリンカ蓄積の為に経験しなかった。湿式及び乾式プロ セス回転窯において、溶鉱炉スラグは、窯を通して移動する時に材料蓄積上に清 掃効果を持つ。 僅かな化学の変化のみが溶鉱炉スラグを適応させるために通常の装入原料用に 必要とされる。これは通常装入原料が石灰含有量より豊富でなければならないこ とを意味する。粗い溶鉱炉スラグの化合物構造物は、拡散によって回転窯内の熱 処理期間中に所望のセメントクリンカ構造物に変質する。溶鉱炉スラグの粉砕又 は微粉砕又は微粉砕が必要とされないので、この発明を用いてかなりのエネルギ 節約は実現されてセメントクリンカを生成する。製造増分は用いられたスラグの 量と殆ど比例している。さらに回転窯プロセスの環境状態が、溶鉱炉スラグの低 揮発性含量の為に改良される。さらに溶鉱炉スラグの再利用が環境を改善して、 貯蔵用のランドスペースの巨大な領域を占領している溶鉱炉スラグよりむしろ溶 鉱炉スラグ用に有用な出口を供給する。従って溶鉱炉スラグの再利用が環境を改 善して、セメント生産の費用をかなり減少させる。 発明が好ましい実施例に関連して記述されたが、発明の範囲を前に定義された 特定の形態に制限するものではない。しかしそれどころか、そのような代用例、 変形例及び等価例が請求の範囲によって定義されるように発明の精神及び範囲内 で含まれてもよい。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.供給端及び加熱端を持ち、加熱端が供給端に関して下方に傾斜した細長い 回転セメント窯を用い、 熱源から窯の前記加熱端に熱を向け、 装入原材料の流れが窯の加熱端で前記熱方向に移動するように、石灰石を含む 装入原材料の流れを窯の前記供給端に導入し、 略2”の最大直径までの優れたサイズを有する粒子を得るために空冷の溶鉱炉 スラグを粉々にして選別し、 装入原材料及び溶鉱炉スラグの流れが前記加熱端方向に移動する時に、溶鉱炉 スラグは前記熱によって溶解し装入原材料に拡散してセメントクリンカを形成す るように、窯の前記供給端で装入原材料の前記流れに前記粉々にされ選別された 空冷の溶鉱炉スラグの量を加えるステップを備えたセメントクリンカ製造方法。 2.溶鉱炉スラグが装入原材料から分離された材料として窯の供給端に追加さ れる請求項1に記載の方法。 3.溶鉱炉スラグ及び装入原材料は窯の供給端に導入される前に混合される請 求項1に記載の方法。 4.装入原材料及び溶鉱炉スラグの流れを受信するために、湿式法回転窯を使 うステップを更に備えた請求項1に記載の方法。 5.装入原材料及び溶鉱炉スラグの流れを受信するために、乾式プロセス回転 窯を使うステップを更に備えた請求項1に記載の方法。 6.前記溶鉱炉スラグは、カルシウムの珪酸塩及びアルミノケイ酸塩の化学組 成物を持つ請求項1に記載の方法。 7.供給端及び加熱端を持ち、加熱端が供給端に関して下方に傾斜した回転セ メント窯と、 回転窯の内部を加熱するための加熱端での熱源と、 前記回転窯の供給端に、石灰石を含む装入原材料と、略2”の最大直径までの 優れた粒子サイズを持つ粉々にされ選別された空冷の溶鉱炉スラグとの流れを導 入する運搬手段とを備え、 装入原材料及び溶鉱炉スラグの前記流れが窯の前記加熱端方向に移動する時に、 前記溶鉱炉スラグは前記装入原材料への前記熱によって拡散されてセメントクリ ンカを形成するセメントクリンカを形成するための装置。 8.前記運搬手段は、前記回転窯の供給端に装入原材料の流れを導入する第1 運搬手段と、装入原材料から別々に回転窯の供給端に溶鉱炉スラグを導入する第 2運搬手段とを備えた請求項7に記載の装置。 9.第1及び第2運搬手段に連結され、回転窯に導入された装入原材料対溶鉱 炉スラグの比率を制御して予め決定された化学の組成物を持つセメントクリンカ を達成する制御器を更に備えた請求項7に記載の装置。
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