JPH10507360A - キラル−α−第3級カルボン酸エステルの酵素的調製法 - Google Patents

キラル−α−第3級カルボン酸エステルの酵素的調製法

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JPH10507360A JP8513397A JP51339796A JPH10507360A JP H10507360 A JPH10507360 A JP H10507360A JP 8513397 A JP8513397 A JP 8513397A JP 51339796 A JP51339796 A JP 51339796A JP H10507360 A JPH10507360 A JP H10507360A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、微生物細胞または部分的もしくは高度に精製された酵素標品を含む生体触媒を用いて、α−第3級カルボン酸エステルの鏡像異性体を、対応するエステル混合物から増強する方法を提供する。鏡像異性エステル生成物は、薬物学的および農学的に活性な化合物の調製のための中間体として有用である。

Description

【発明の詳細な説明】 キラル−α−第3級カルボン酸エステルの酵素的調製法 発明の背景 多数の農業化学品および医薬品は、近年、ラセミまたはジアステレオマー混合 物として市販されている。多くの場合、所望の生理的効果は、唯一の鏡像異性体 /ジアステレオマーに由来するのに対して、他の鏡像異性体/ジアステレオマー は、不活性であるか、有害もしくは阻害的ですらある。鏡像異性体を分離する化 学的および酵素的技術は、高い鏡像異性体純度の化学品製造の益々重要な武器に なりつつある。 米国特許第4,898,822号は、立体選択性エステラーゼ活性をもつ酵素または微 生物を利用して対応するラセミエステルを加水分解することによって、光学活性 なインドリン−2−カルボン酸の調製を記述している。その特許に開示された基 質は、次の一般式: [式中、星印で示されるキラル中心は、第2級置換されたα−炭素原子である] の化合物である。 米国特許第5,202,260号およびYee et al.,J .Org.Chem.(1992)57:3525-352 7は、カンジダ・リポリチカ(Candida lipolytica)由来の 酵素を用いるα−第3級カルボン酸エステルの部分酵 素的加水分解によって、光学活性な酸およびそれらの対応するエステルの調製を 開示している。利用される酵素は、ただ一種類の酵母からのみに由来し、そして ラセミ混合体のS−エステルのみをその対応するS−酸に変換し、R−エステル はそのまま残す。 Feichterらは、J .Chem.Soc.Perkin Trans.(1991)1; 653-654において、 中でもα−キモトリプシンの作用を通して、ラセミ体アトロラクチン酸メチルを 立体特異的に加水分解し、対応するR−酸およびS−エステルを生成することを 開示している。 Petersらは、Appl .Microbiol.Biotechnol.(1992)38; 334-340において、 ケト酸もしくはエステルを立体特異的に還元して、それらの対応するキラルヒド ロキシ酸もしくはエステルを生成することを開示している。特に、これらの著者 は、カンジダ・パラプシロシス(Candida parapsilosis) およびロドコッカス・エリスロポリス(Rhodococcus erythr opolis )の立体特異的なケトエステル・レダクターゼ活性を例証しており 、そこでは、ラセミ体、非環式、β−ケト酸エステルが、その対応するキラルヒ ドロキシ酸エステルに立体特異的に変換される。 発明の概要 本発明は、α−第3級カルボン酸もしくはエステルの鏡像異性体を、それらの 対応するエステルの混合物から、該エステルの混合物と全細胞または部分的もし くは高度に精製された酵素標品を含む生体触媒との接触によって増強する方法を 提供する。鏡像異性エステル化合物は、薬物学的および農学的に活性な化合物の 調製のための中間体として有用である。例えば、WO92/11249は、ある種の殺節 足動物性カルボキサニリド 類の調製のための中間体として、5−クロロ−2,3−ジヒドロ−2−ヒドロキ シ−1−オキソ−1H−インデン−2−カルボン酸メチルを開示している。 本発明は、特に、鏡像異性的に増強されたカルボン酸エステルの調製方法であ って、式I [式中、 R1およびR2は、独立して、フェニルおよびC1−C6アルキルからなる群より 選ばれ、各基は、場合によって、ハロゲン、C1−C3アルコキシおよびフェノキ シからなる群の3個までにより置換されてもよいが;但し、R1およびR2は互い に異なる;あるいは、 R1、R2およびそれらが結合される炭素は、一緒になって基 [式中、Xは、C=O,O,SおよびNHからなる基より選ばれ;R3は、OH およびNH2からなる基より選ばれ;R4は、C1−C6アルキルであり;そしてR5 は、ハロゲンおよびC1−C3フルオロアルコキシからなる基より選ばれるが、 この場合、キラル炭素は星印によって示される]を形成する] のエステルの鏡像異性体の混合物と、 IM60Lipozyme;ChirazymeL−2リパーゼ;Ch irazymeL−5リパーゼ;ChirazymeL−7リパーゼ;SP52 4リパーゼ;SP526リパーゼ;SP539プロテアーゼ;Lipolase Lipase;CRLipase;コリネバクテリウム・ホアギイ(Coryn ebacterium hoagii )ATCC7005;フラボバクテリウム 種(Flavobacterium sp.)ATCC27551:シュードモ ナス・オレオボランス(Pseudomonas oleovorans)NR RL−B−3429;シュードモナス・プチダ(Pseudomonas pu tida )ATCC23973;シュードモナス種(Pseudomonas sp. )NRRL−B−11330;ロドコッカス・エクイ(Rhodococ cus equi )ATCC14887;ロドコッカス・エリスロポリス(Rh odococcus erythropolis )ATCC4277;ロドコッ カス・コプロフィラス(Rhodococcus coprophilus)N RRL−B−16536;ロドコッカス・ロドニイ(Rhodococcus rhodnii )NRRL−B−16535;ロドコッカス・ロドクラス(Rh odococcus rhodochrous )ATCC55602;ロドコッ カス種(Rhodococcus sp.)NRRL−B−16531;ロドコ ッカス種(Rhodococcus sp.)NRRL−B−16534;スト レプトミセス・グリセウス(Streptomyces griseus)AT CC6855;キサントモナス・カンペストリス(Xanthomonas c ampestris )ATCC21818;カンジダ・ギリエルモンディイ( andida guilliermondii )ATCC6260;カンジダ・ ケフィル(Candida kefyr )ATCC4135;カンジダ・トロピカリス(Candida t ropicalis )ATCC46491;ロドトルラ・ルブラ(Rhodot orula rubra )ATCC4557;ヤロウィア・リポリチカ(Yar owia lipolytica )ATCC9773;アスペルギルス・アリア クルス(Aspergillus alliacrus)ATCC10060; ボーベリア・バッシアナ(Beauveria bassiana)ATCC2 6037;ボーベリア・バッシアナATCC74292;ボーベリア・バッシア ナATCC26851;ボーベリア・バッシアナATCC38657;ボーベリ ア・ニベア(Beauveria nivea)ATCC74294;クニンガ メラ・エチヌラタ(Cunninghamella echinulata)A TCC8688;ロホトリカス・マルチニイ(Lophotrichus ma rtinii )ATCC11221;ペシロミセス・マルクヮンヂ(Paeci lomyces marquandi )ATCC10525;ペスタロチア・ミ クロスポラ(Pestalotia microspora)ATCC1181 6;リゾープス・オリゼ(Rhizopus oryzae)ATCC1040 4;リゾープス・オリゼATCC22580;スポロボロミセス種(Sporo bolomyces sp. )ATCC20290;トリコフィトン・コンセン トリカム(Trichophyton concentricum)ATCC7 4293;バチルス・セレウス(Bacillus cereus)NRRL− B−14591;ノカルヂア種(Nocardia sp.)NRRL−B−5 646;シュードモナス・プチダ(Pseudomonas putida)A TCC17453;サッカロミセ ス・セレビシエ(Saccharomyces cerevisiae)NRR L−Y−2034;シゾサッカロミセス・オストスポラス(Shizosacc haromyces ostosporus )NRRL−Y−854;アスペル ギルス・アリアセウス(Aspergillus alliaceus)NRR L−315;ペニシリウム・クリソゲナム(Penicillium chry sogenum )ATCC10002;ペニシリウム・ノタータム(Penic illium notatum )ATCC36740;アミコラトプシス・ルゴ サ(Amycolatopsis rugosa)NRRL−B−2295;ロ ドコッカス・エクイATCC13556;ストレプトミセス・エンダス(Str eptomyces endus )NRRL−B−2339;アスペルギルス・ カンヂダス(Aspergillus candidus)ATCC20022 ;およびミコフィータ・ミクロスポラ(Mycophyta microspo ra )ATCC89821からなる群より選ばれる生体触媒とを接触させること を含む方法を提供する。 本発明者らは、本発明のある種の好適な生体触媒が、2種の特に好適なエステ ル:α−ヒドロキシ−α−メチル−4−フェノキシベンゼン酢酸エチル: および5−クロロ−2,3−ジヒドロ−2−ヒドロキシ−1−オキソ−1H−イ ンデン−2−カルボン酸メチル: の鏡像異性体混合物の(+)または(−)鏡像異性体いずれかの増強に有用であ ることを発見した。 鏡像特異的生物変換のための本発明の仮定されるメカニズムは、α−第3級エ ステル混合物の1種の鏡像異性体の鏡像特異的加水分解によって、対応するカル ボン酸を生成すること、およびケト酸エステルの鏡像異性体混合物の場合には、 ケト基の鏡像特異的還元により、対応するα−第3級ヒドロキシ酸エステルの生 成をもたらすことからなる。 発明の詳細 本発明は、鏡像異性的に増強されたα−第3級カルボン酸もしくはエステルを 、それらの対応するエステルの鏡像異性体混合物からなる出発基質から調製する 方法に関する。 出発化合物は、α−第3級炭素をもつエステルの鏡像異性体混合物であり、式 I [式中、 R1およびR2は、独立して、フェニルおよびC1−C6アルキルからな る群より選ばれ、各群は、場合によって、ハロゲン、C1−C3アルコキシおよび フェノキシからなる群の3個までにより置換されてもよいが;但し、R1および R2は互いに異なる;あるいは、 R1、R2およびそれらが結合される炭素は、一緒になって基 (式中、Xは、C=O,O,SおよびNHからなる群より選ばれ;R3は、OH およびNH2からなる群より選ばれ;R4は、C1−C6アルキルであり;そしてR5 は、ハロゲンおよびC1−C3フルオロアルコキシからなる群より選ばれるが、 この場合、キラル炭素は星印によって示される)を形成する] によって示される。 好適な基質は、式中、R1が、場合によって、フェノキシにより置換されてい るフェニルであり;R2がC1−C3アルキルであるか;あるいは、R1、R2およ びそれらが結合される炭素が、一緒になって基 を形成し;Xは、C(=O)であり;R3は、OHであり;R4は、C1−C3アル キルであり;そしてR5は、ハロゲンである、式Iの化合物である。 特に、好適な基質は: α−ヒドロキシ−α−メチル−4−フェノキシベンゼン酢酸エチル; および 5−クロロ−2,3−ジヒドロ−2−ヒドロキシ−1−オキソ−1H−インデ ン−2−カルボン酸メチルである。 本発明の基質は、当業者に既知の技術によって容易に調製される。例えば、α −ヒドロキシ−α−メチル−4−フェノキシベンゼン酢酸エチルは、下記のよう に調製できる。マグネチックスターラー、水凝縮器、125mL滴下ロート、温 度計および窒素導入口を備えた250−mLフラスコに、マグネシウム金属2. 7g(110mmol)を添加し、そして強力な窒素パージ下でヒートガンによ り乾燥した。冷却後、ロートに、乾燥THF67mL中4−ブロモジフェニルエ ーテル17.5mL(24.9g,100mmol)溶液を入れ、そして10m Lをフラスコに流入した。撹拌しつつ、グリニャール反応が自然に始まり、そし てフッ化物溶液の残りが15分間かけて添加され、内部温度67−68℃に維持 された。添加が完了した時、5分間68℃に保たれた温度は、次いで低下し始め 、45分後に30℃になった。その間、250mLフラスコ、マグネチックスタ ーラーおよびオーブン乾燥された125mL滴下ロートを、窒素下で熱時組み立 て、そして放冷した。次いで、低温温度計を付着し、フラスコに、乾燥THF6 6mL中ピルビン酸エチル11.5mL(12.2g,105mmol)溶液を 入れ、そしてグリニャール試薬の溶液を、注射器を用いて滴下ロートに移した。 ピルビン酸エステル溶液を、−10℃まで冷却し、そしてグリニャール溶液を、 内部温度−5〜−10℃に維持するように、十分撹拌、冷却しながら15分かけ て滴下した。得られた溶液を、水50mL、続いて飽和塩化アンモニウム水溶液 50mLによって撹拌、処理して、2つの澄明相を得 た。これらを分離し、そして上相をロータリーエバポレーターにかけて、ほとん どのTHFを除去した。水および塩化メチレン50mLづつを添加して、2つの 澄明相を得た。これらを分離し、その水相を、別な塩化メチレン25mLで洗浄 し、そして合体した有機相を水および塩水で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥 し、そして蒸発させると黄橙色オイル23.8gが残った。140℃/0.1〜 0.2mMで60分間のKugelrohr蒸留により、揮発性不純物を除去し て、澄明な橙色オイルとしての生成物17.1g(60%)を得た。 同様に、5−クロロ−2,3−ジヒドロ−2−ヒドロキシ−1−オキソ−1H −インデン−2−カルボン酸メチルは、次の方法で調製できる。水素化ナトリウ ム(オイル中60%溶液の24g,0.6mol)をヘキサンで洗浄してそのオ イルを除去した。得られた洗浄NaHを、DMF200mL中に懸濁し、次いで 、反応温度を35℃以下に維持するような速度で、5−クロロ−1−インダノン 50g(0.3mol)とDMF150mLの溶液によって処理した。得られた 混合液を、30分間撹拌し、次いで、15分かけて添加した炭酸ジメチル38m L(0.45mol)で処理した。得られた混合液を、室温で1.5時間撹拌し 、次いで、一夜放置した。その反応混合液を、濃HCl 100mLと氷約10 00mLの混合液中に注意深く注いだ。次に、エーテル500mLを添加し、そ の水層を、エーテルで2回抽出した。その合体した有機層を、H2Oで3回洗浄 し、乾燥(MgSO4)し、そして濃縮して、褐色オイル64.6gを得た。前 記生成物5.0g(0.022mol)と塩化メチレン70mLの溶液を、室温 で50〜60%m−クロロ過安息香酸(Aldrich)10g(約0.032mol )で処理した。1時間 後、その反応を0℃に冷却し、飽和炭酸ナトリウム水溶液を注意深く添加して止 めた。その層を、飽和炭酸ナトリウム水溶液で2回、飽和重亜硫酸ナトリウムで 1回洗浄し、乾燥(MgSO4)し、そして濃縮して、黄色固体4.0gを得た 。 本発明の1つの実施態様では、開示された酵素および生物材料の生体触媒作用 は、変化を受けなかった鏡像異性体から容易に分離される生成物への、望ましく ない鏡像異性体の転化をもたらす。本開示に関し、本調製法の効率は、1)回収 率および2)目的の生成物の鏡像異性純度を定量化することによって測定された 。回収率は、生体触媒処理の後、残存している出発基質のパーセントである。目 的の生成物の鏡像異性純度は、生体触媒処理に続いて回収された基質に残存して いる不要の鏡像異性体に対する目的の鏡像異性体の過剰量の算出によって決定さ れる。この鏡像異性体過剰量(%e.e.)は、次の式の1つを用いて個々の鏡 像異性体濃度から算出される: (+)型の%e.e.=([(+)]−[(−)])/([(+)]+[(−)])×100 (−)型の%e.e.=([(−)]−[(+)])/([(−)]+[(+)])×100 [式中、[(+)]および[(−)]は、それぞれ、(+)および(−)型の濃 度である]。 それは、本方法の必須の態様ではないけれども、必要によっては、鏡像異性的に 増強されたエステル生成物(≧50%e.e.として定義される)は、数種の技 術上周知の手段のいずれかによって、生体触媒反応混合物から分離されてもよい 。本発明の目的のために、開示された方法の基質として働く鏡像異性体混合物は 、%e.e.が50未満である鏡像異性体エステルの混合物である。これは、必 然的に、両鏡像異性体が、 等しい割合で存在するラセミ混合物、ならびに1種の鏡像異性体が、その相補的 鏡像異性体に対して過剰に存在するが、鏡像異性体過剰量が50%未満である光 学活性混合物を包含する。いずれの場合でも、本発明の方法は、目的の鏡像異性 体が、少なくとも50の%e.e.までで得られた鏡像異性的に増強されたカル ボン酸エステルの調製をもたらす。 本開示の目的では、本発明者らは、次の用語が、以下に述べられる意味をもつ ことを意図している。 用語「鏡像異性的に増強された」は、目的の鏡像異性体が、少なくとも50の %e.e.までで得られたことを意味する。 用語「生体触媒」は、細菌、酵母もしくは真菌の全細胞、または細胞抽出物も しくは生成物によって供される酵素活性;あるいは細菌、酵母、真菌もしくは哺 乳動物細胞から精製もしくは部分精製された形状での酵素活性であって、本発明 の反応工程を酵素的に触媒する活性を包含する。 50%を超える鏡像異性体過剰量(残存する他の鏡像異性体種に対して目的の 鏡像異性体の3倍過剰量を超える量を表す)を得るそのような生体触媒が好適で ある。より好適には約90%以上、さらに好適には約95%以上、もっとも好適 には約99%以上の増強である。 実験過程において、本発明者は、400以上の強力な生体触媒源を評価した。 驚くべきことに、本明細書に開示されるものは、本発明者らによって探求された その活性を保持した。したがって、本発明は、特に、鏡像特異的反応を実施でき る生体触媒(微生物もしくはその変異株、または酵素)を特徴とする。好適な生 体触媒は、次の微生物由来のものを含む:コリネバクテリウム・ホアギイATC C7005;フラボバクテリウム種ATCC27551;シュードモナス・オレ オボランスNRR L−B−3429;シュードモナス・プチダATCC23973;シュードモナ ス種NRRL−B−11330;ロドコッカス・エクイATCC14887;ロ ドコッカス・エリスロポリスATCC4277;ロドコッカス・コプロフィラス NRRL−B−16536;ロドコッカス・ロドニイNRRL−B−16535 ;ロドコッカス・ロドクラスATCC55602;ロドコッカス種NRRL−B −16531;ロドコッカス種NRRL−B−16534;ストレプトミセス・ グリセウスATCC6855;キサントモナス・カンペストリスATCC218 18;カンジダ・ギリエルモンディイATCC6260;カンジダ・ケフィルA TCC4135;カンジダ・トロピカリスATCC46491;ロドトルラ・ル ブラATCC4557;ヤロウィア・リポリチカATCC9773;アスペルギ ルス・アリアクルスATCC10060;ボーベリア・バッシアナATCC26 037;ボーベリア・バッシアナATCC74292;ボーベリア・バッシアナ ATCC26851;ボーベリア・バッシアナATCC38657;ボーベリア ・ニベアATCC74294;クニンガメラ・エチヌラタATCC8688;ロ ホトリカス・マルチニイATCC11221;ペシロミセス・マルクヮンヂAT CC10525;ペスタロチア・ミクロスポラATCC11816;リゾープス ・オリゼATCC10404;リゾープス・オリゼATCC22580;スポロ ボロミセス種ATCC20290;トリコフィトン・コンセントリカムATCC 74293;バチルス・セレウスNRRL−B−14591;ノカルヂア種NR RL−B−5646;シュードモナス・プチダATCC17453;サッカロミ セス・セレビシエNRRL−Y−2034;シゾサッカロミセス・オストスポラ スNRRL−Y−854;アス ペルギルス・アリアセウスNRRL−315;ペニシリウム・クリソゲナムAT CC10002;ペニシリウム・ノタータムATCC36740;アミコラトプ シス・ルゴサNRRL−B−2295;ロドコッカス・エクイATCC1355 6;ストレプトミセス・エンダスNRRL−B−2339;アスペルギルス・カ ンヂダスATCC20022;およびミコフィータ・ミクロスポラATCC89 821。本発明の方法を実施できる鏡像特異的酵素を含む生物材料は、単離また は生合成でき、そしてそれだけで使用できるが、適当な微生物を直接使用するこ とが、通常は、より便利である。 また、好適なものは、次の給源からの加水分解酵素の精製標品である:α−キ モトリプシン(ウシ膵臓由来、Sigma Chemical Co.);β−キモトリプシン(ウ シ膵臓由来、Sigma Chemical Co.);γ−キモトリプシン(ウシ膵臓由来、Sigm a Chemical Co.);δ−キモトリプシン(ウシ膵臓由来、Sigma Chemical Co.) ;IM60Lipozyme(Novo Nordisk);ChirazymeL−2リパ ーゼ(Boehringer Mannheim);ChirazymeL−5リパーゼ(Boehringe r Mannheim);ChirazymeL−7リパーゼ(Boehringer Mannheim); SP524リパーゼ(Novo Nordisk);SP526リパーゼ(Novo Nordisk); SP539プロテアーゼ(Novo Nordisk);Lipolaseリパーゼ(Novo N ordisk);およびCRLipase(Altus Biologics,Inc.)。 もっとも好適なものは、次の微生物において発見されるものを含む生体触媒で ある:ロドコッカス・ロドクラスATCC55602;トリコフィトン・コンセ ントリカムATCC74293;ボーベリア・バッシアナATCC74292; およびボーベリア・ニベアATCC7429 4。 (+)−または(−)−鏡像異性体のいずれかについて、α−第3級カルボン 酸エステルの鏡像異性体混合物を増強するこの方法では、生体触媒作用は、鏡像 特異的酵素の生産に適した培地中で微生物を培養することによって都合よく得ら れる1種以上の鏡像特異的酵素の作用によって達成される。このようにして得ら れた酵素は、混合物の(+)−または(−)−α−第3級カルボン酸エステルの いずれかに選択的に作用するように添加され、残存する(+)−または(−)− カルボン酸エステルの増強をもたらす。次いで、目的の生成物(増強されたカル ボン酸エステル)が、酸からカルボン酸エステルを、ヒドロキシ酸エステルから ケト酸エステルを分離するため、そして個々の鏡像異性体を分離するために、当 業者に既知の方法によって、不要な生成物((+)−または(−)カルボン酸、 または(+)−または(−)−ヒドロキシ酸エステル)から分離できる。明らか に、本発明者らは、本発明の方法がまた、α−第3級カルボン酸エステルの鏡像 異性体の対応する混合物の選択的生体触媒作用を通しての、(+)または(−) α−第3級カルボン酸、または(+)または(−)ヒドロキシ酸エステルの鏡像 異性的増強法としても、同様に良好に述べることができると認識している。 本発明の生体触媒は、細菌、酵母、真菌および哺乳動物細胞から由来されるか 、またはそれらの中に位置される生物材料を含む。これらの生体触媒のいくつか は、ブダペスト条約の約定の下に、ATCC(アメリカン タイプ カルチャー コレクション、12301 パークローン ドライブ、ロックビル、MD 20852( American Type Culture Collection,12301 Parklawn Drive,Rockville,MD 20 852))に寄託され、そし て次の受託番号を有する: 生体触媒 受託番号 ロドコッカス・ロドクラス ATCC55602 トリコフィトン・コンセントリカム ATCC74293 ボーベリア・バッシアナ ATCC74292 ボーベリア・ニベア ATCC74294 次の略語が、本明細書で使用される: MCIC − 5−クロロ−2,3−ジヒドロ−2−ヒドロキシ−1 −オキソ−1H−インデン−2−カルボン酸メチル EHPA − α−ヒドロキシ−α−メチル−4−フェノキシベンゼ ン酢酸エチル HPLC − 高速液体クロマトグラフィー DMF − ジメチルホルムアミド ACN − アセトニトリル e.e. − 鏡像異性体過剰量 SM − サブロー・マルトースブロス SBG − ソイビーングリセロール NB − ヌートリエントブロス PD − ポテトデキストロースブロス 生体触媒活性の測定では、適当な生長培地25mLに、標準微生物学技術を用 いて、試験生物体の凍結または凍結乾燥保存株の少量部分を接種した。本明細書 に開示される生物体の生長のために利用される培地は、次のものから選ばれた: SM(サブロー・マルトースブロス;BBL Inc.,Cockeysville,MD); PD(ポテトデキストロースブロス;Difco Laboratories,Inc.,Detroit,MI) NB(ヌートリエントブロス;Difco Laboratories,Inc.,Detroit,MI); SBG(ソイビーングリセロール)(pH7.0) g/l グリセロール 20.0 酵母エキス 5.0 大豆粉 5.0 塩化ナトリウム 5.0 リン酸カリウム(二塩基性) 5.0 各開示微生物に使用された生長培地は、表1〜6に示される。接種された培養 菌は、定常的に振盪しながら28〜30℃で72時間増殖された(250rpm ;段階I増殖)。この種菌培養液の10〜20%を、新鮮培地(25mL)に移 植し、培養をさらに24時間継続した(段階II増殖)。細胞を収穫し、そして 適切なバッファー(pH4.5〜8.5)に再懸濁したが、この場合、生体触媒 の最終濃度は、バッファー1mL当たり触媒約10〜250mg(乾燥重量)で あり、基質の最終濃度は、約2〜200mMであった。生物変換を達成すべきイ ンキュベーションは、定常的に振盪(250rpm)しながら25〜50℃で4 〜72時間継続された。次いで、反応液を酸性にし、塩化メチレンで抽出した。 CH2Cl2の蒸発に続いて、その残渣をACNに再懸濁した。ACN溶液中の基 質の回収%を、逆相HPLCによって測定し、そして鏡像異性純度をキラルHP LCによって測定した。 分析操作 第3級α−置換カルボン酸エステルおよび加水分解産物を、逆相HPLCによ って測定した。検出は、紫外線吸収によった。MCICについては、40%アセ トニトリルおよび60%H2O+0.1%トリエチル カラム(4.6x250mM)を使用した。EHPAについては、0.1%H3 PO4で酸性にした50%アセトニトリルおよび50%H2Oの 用した。エステルのクロマトグラフィーによる同定および定量は、純標準品との 比較によって決定した。 鏡像異性体分離のためのキラルHPLCは、Chromatech(Sweden)から入手され るα−酸糖タンパク質カラムを用いて実施される。エステル鏡像異性体の分離用 移動相は、以下にまとめられる。 鏡像異性体 移動相 MCIC 98%0.01Mリン酸バッファー(pH4.8): 2%エタノール EHPA 91%H2O+0.1%トリエチルアミン(pH6. 0):9%アセトニトリル 実施例10におけるEHPA鏡像異性体の分離のためのキラルHPL ムを用いて実施された。EHPA鏡像異性体の分離用移動相は、90%ヘキサン :10%プロパノールであった。 鏡像異性体組成、純度および前記エステルのクロマトグラフィーによる同定は 、鏡像異性体もしくはラセミ混合物の純標準品との比較によって決定された。 (実施例1) 表1に挙げられる微生物菌株では、細胞を、段階II増殖から遠心分離によっ て回収し、50mMリン酸バッファー、pH6.0の5mLに再懸濁した(細胞 湿重量50〜100mg/バッファー1mL)。次いで、DMF50μL中ラセ ミMCIC 10μmolを添加した。30℃で24時間インキュベーション後 、反応を終結するか(2mM生物変換)、またはDMF50μL中ラセミMCI C10μmolをさらに添加し、インキュベーションをさらに24時間継続した (4mM生物変換)。2mMと4mMの両MCIC生物変換を、3MH2SO4で pH3に酸性化することによって終結した。塩化メチレン2倍量を、各サンプル に添加し、その懸濁液を15分間撹拌した。塩化メチレン層を採取し、窒素通気 下で蒸発乾固し、そして残渣をアセトニトリル10mLに再懸濁した。回収され た両MCICの%および(+)−MCICe.e.を、それぞれ、逆相HPLC およびキラルHPLCによって測定し、そしてその結果を表1に示す。 (実施例2) 各キモトリプシン酵素(表1)のサンプル10mgを、50mMリン酸バッフ ァーpH6.0の2mLに添加した。次いで、DMF20μL中ラセミMCIC 4μmolを添加した。同様に、ChirazymeL−7リパーゼのサンプル 20mgを、50mMリン酸バッファーpH6.0に添加し、そしてDMF20 μL中ラセミMCIC40μmolを添加した。30℃(キモトリプシン)また は25℃(L−7)で24時間インキュベーション、そして続いて実施例1と同 様な抽出および分析操作の後、回収されたMCICの%および(+)−MCIC e.e. を測定した。その結果を表1に示す。 (実施例3) 表2に挙げられる微生物菌株では、細胞を、段階II増殖から遠心分離によっ て回収し、50mMリン酸バッファーpH6.0の5mLに再懸濁した(細胞湿 重量50〜100mg/バッファー1mL)。実施例1と同様の方法で、ラセミ MCIC 10μmolを添加した。実施例1と同様のインキュベーション(4 mM生物変換)、抽出および分析操作に続いて、回収されたMCIC%および( −)−MCICe.e.を、測定した。その結果を表2に示す。 (実施例4) ChirazymeL−2リパーゼ5mg、SP524リパーゼ、SP526 リパーゼ、SP539プロテアーゼ10mgまたはChirazymeL−5リ パーゼ20mg(表2)を、50mMリン酸バッファーpH6.0の2mLに添 加した。次いで、DMF20μL中ラセミMCIC40μmol(SP526で は20μmol)を添加した。25℃で24時間インキュベーション、そして続 く実施例1と同様な抽出および分析操作の後、回収されたMCIC%および(− )−MCICe.e.を測定した。その結果を表2に示す。 (実施例5) 表3に挙げられる微生物菌株では、各24時間の段階II培養液(25mLS BG培地)に、DMF100μl中ラセミMCIC42μmolを添加した。M CIC添加に続いて、27℃で8時間もしくは29時間インキュベーション後の 培養液から4mLづつを採取した。各サンプルに、酢酸エチル1mLを添加し、 その懸濁液を10秒間撹拌した。酢酸エチル層の2/10mLを、各サンプルか ら採取し、窒素通気下で蒸 発乾固し、そして残渣をアセトニトリル3mLに再懸濁した。回収されたMCI Cの%および(−)−MCICe.e.を、それぞれ、逆相HPLCおよびキラ ルHPLCによって測定し、そしてその結果を表3に示す。 (実施例6) 表4に挙げられる微生物菌株では、細胞を、段階II増殖から遠心分離によっ て回収し、50mMリン酸バッファーpH6.0の5mLに再懸濁した(細胞湿 重量50〜100mg/バッファー1mL)。次いで、DMF50μL中ラセミ EHPA 10μmolを添加した。30℃で24時間インキュベーション後、 反応を終結するか(2mM生物変換)、またはDMF50μL中ラセミEHPA 10μmolをさらに添加し、 インキュベーションをさらに24時間継続した(4mM生物変換)。2mMと4 mMの両EHPA生物変換を、3MH2SO4でpH3に酸性化することによって 停止した。塩化メチレン2倍量を、各サンプルに添加し、その懸濁液を15分間 撹拌した。塩化メチレン層を採取し、窒素通気下で蒸発乾固し、そして残渣をア セトニトリル10mLに再懸濁した。回収された両EHPAの%および(+)− EHPAe.e.を、それぞれ、逆相HPLCおよびキラルHPLCによって測 定し、そしてその結果を表4に示す。 (実施例7) IM60Lipozyme、SP524リパーゼ、SP526リパーゼのサン プル20mg、またはLipolaseリパーゼ1mLを、50mMリン酸バッ ファーpH6.0の2mL(Lipolaseでは1mL)に添加した。次いで 、DMF20μL中ラセミEHPA20μmolを添加した。30℃で48時間 (IM60Lipozyme)または25℃で24時間(SP525、SP52 6、Lipolase)インキュベーション後、反応を3MH2SO4でpH3に 酸性化することによって停止した。実施例6と同様の抽出および分析操作の後、 EHPA%および(+)−EHPAe.e.を測定した。その結果を表4に示す 。 (実施例8) 表5に挙げられる微生物菌株では、細胞を、段階II増殖から遠心分離によっ て回収し、50mMリン酸バッファーpH6.0の5mLに再懸濁した(細胞湿 重量50〜100mg/バッファー1mL)。実施例5と同様の方法で、ラセミ EHPA 10μmolを添加した。実施例5と同様のインキュベーション(2 mM生物変換)、抽出および分析操作に続いて、回収されたEHPA%および( −)−EHPAe.e.を、 測定した。その結果を表5に示す。 (実施例9) 表6に挙げられる微生物菌株では、段階II増殖から遠心分離によって回収さ れ、−80℃で凍結保存された細胞を、50mMリン酸バッファーpH6.0の 2mLに再懸濁した(細胞湿重量150〜300mg/バッファー1mL)。そ の細胞懸濁液を、50%e.e.(+)−MCIC 100μmolを含む反応 バイアルに添加した。30℃で24時間インキュベーション後、反応を3MH2 SO4でpH3に酸性化することによって停止した。塩化メチレン5倍量を、各 サンプルに添加し、その懸濁液を15分間撹拌した。各塩化メチレン層の1/2 を採取し、窒素通気下で蒸発乾固し、そして残渣をアセトニトリル10mLに再 懸濁した。回収された両MCICの%および(+)−MCICe.e.を、それ ぞれ、逆相HPLCおよびキラルHPLCによって測定し、そして その結果を表6に示す。 (実施例10) CRLipaze(Altus Biologics Inc.,Cambridge,MA)10mgを、5 0mMリン酸バッファーpH6.0の2mLに添加した。次いで、DMF20μ mol中ラセミEHPA10μmolを添加した。30℃で24時間インキュベ ーション後、反応を3MH2SO4でpH3に酸性化することによって停止した。 塩化メチレン5倍量を、各サンプルに添加し、その懸濁液を15分間撹拌した。 各塩化メチレン層の1/2を採取し、窒素通気下で蒸発乾固し、そして残渣をア セトニトリル10mLに再懸濁した。回収された両EHPAの%および(+)− EHPAを、それぞれ、逆相HPLCおよびキラルHPLCによって測定し、そ してその結果を表7に示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C12R 1:645) (C12P 41/00 C12R 1:64) (C12P 41/00 C12R 1:545) (C12P 41/00 C12R 1:01) (C12P 41/00 C12R 1:40) (C12P 41/00 C12R 1:38) (C12P 41/00 C12R 1:20) (C12P 41/00 C12R 1:15) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ,UG), AL,AM,AU,BB,BG,BR,BY,CA,C N,CZ,EE,FI,GE,HU,IS,JP,KG ,KP,KR,KZ,LK,LR,LT,LV,MD, MG,MK,MN,MX,NO,NZ,PL,RO,R U,SG,SI,SK,TJ,TM,TT,UA,US ,UZ,VN (72)発明者 ウイツターホルト,ビンセント・ジー アメリカ合衆国デラウエア州19803−2422 ウイルミントン・スパルデイングロード 334

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 鏡像異性的に増強されたカルボン酸エステルの調製方法であって、式I [式中、 R1およびR2は、独立して、フェニルおよびC1−C6アルキルからなる群より 選ばれ、各基は、場合によって、ハロゲン、C1−C3アルコキシおよびフェノキ シからなる群の3個までにより置換されてもよいが;但し、R1およびR2は互い に異なる;あるいは、 R1、R2およびそれらが結合される炭素は、一緒になって基 (式中、Xは、C=O,O,SおよびNHからなる群より選ばれ;R3は、OH およびNH2からなる群より選ばれ;R4は、C1−C6アルキルであり;そしてR5 は、ハロゲンおよびC1−C3フルオロアルコキシからなる群より選ばれるが、 この場合、キラル炭素は星印によって示される)を形成する] のエステルの鏡像異性体の混合物と、 IM60Lipozyme;ChirazymeL−2リパーゼ;Ch irazymeL−5リパーゼ;ChirazymeL−7リパーゼ;SP52 4リパーゼ;SP526リパーゼ;SP539プロテアーゼ;Lipolase Lipase;CRLipase;コリネバクテリウム・ホアギイ(Coryn ebacterium hoagii )ATCC7005;フラボバクテリウム 種(Flavobacterium sp.)ATCC27551;シュードモ ナス・オレオボランス(Pseudomonas oleovorans)NR RL−B−3429;シュードモナス・プチダ(Pseudomonas pu tida )ATCC23973;シュードモナス種(Pseudomonas sp. )NRRL−B−11330;ロドコッカス・エクイ(Rhodococ cus equi )ATCC14887;ロドコッカス・エリスロポリス(Rh odococcus erythropolis )ATCC4277;ロドコッ カス・コプロフィラス(Rhodococcus coprophilus)N RRL−B−16536;ロドコッカス・ロドニイ(Rhodococcus rhodnii )NRRL−B−16535;ロドコッカス・ロドクラス(Rh odococcus rhodochrous )ATCC55602;ロドコッ カス種(Rhodococcus sp.)NRRL−B−16531;ロドコ ッカス種(Rhodococcus sp.)NRRL−B−16534;スト レプトミセス・グリセウス(Streptomyces griseus)AT CC6855;キサントモナス・カンペストリス(Xanthomonas c ampestris )ATCC21818;カンジダ・ギリエルモンディイ( andida guilliermondii )ATCC6260;カンジダ・ ケフィル(Candida kefyr )ATCC4135;カンジダ・トロピカリス(Candida t ropicalis )ATCC46491;ロドトルラ・ルブラ(Rhodot orula rubra )ATCC4557;ヤロウィア・リポリチカ(Yar owia lipolytica )ATCC9773;アスペルギルス・アリア クルス(Aspergillus alliacrus)ATCC10060; ボーベリア・バッシアナ(Beauveria bassiana)ATCC2 6037;ボーベリア・バッシアナATCC74292;ボーベリア・バッシア ナATCC26851;ボーベリア・バッシアナATCC38657;ボーベリ ア・ニベア(Beauveria nivea)ATCC74294;クニンガ メラ・エチヌラタ(Cunninghamella echinulata)A TCC8688;ロホトリカス・マルチニイ(Lophotrichus ma rtinii )ATCC11221;ペシロミセス・マルクヮンヂ(Paeci lomyces marquandi )ATCC10525;ペスタロチア・ミ クロスポラ(Pestalotia microspora)ATCC1181 6;リゾープス・オリゼ(Rhizopus oryzae)ATCC1040 4;リゾープス・オリゼATCC22580;スポロボロミセス種(Sporo bolomyces sp. )ATCC20290;トリコフィトン・コンセン トリカム(Trichophyton concentricum)ATCC7 4293;バチルス・セレウス(Bacillus cereus)NRRL− B−14591;ノカルヂア種(Nocardia sp.)NRRL−B−5 646;シュードモナス・プチダ(Pseudomonas putida)A TCC17453;サッカロミセ ス・セレビシエ(Saccharomyces cerevisiae)NRR L−Y−2034;シゾサッカロミセス・オストスポラス(Shizosacc haromyces ostosporus )NRRL−Y−854;アスペル ギルス・アリアセウス(Aspergillus alliaceus)NRR L−315;ペニシリウム・クリソゲナム(Penicillium chry sogenum )ATCC10002;ペニシリウム・ノタータム(Penic illium notatum )ATCC36740;アミコラトプシス・ルゴ サ(Amycolatopsis rugosa)NRRL−B−2295;ロ ドコッカス・エクイATCC13556;ストレプトミセス・エンダス(Str eptomyces endus )NRRL−B−2339;アスペルギルス・ カンヂダス(Aspergillus candidus)ATCC20022 ;およびミコフィータ・ミクロスポラ(Mycophyta microspo ra )ATCC89821からなる群より選ばれる生体触媒とを接触させること を含む方法 2. 式Iにおいて、R1が、場合によって、フェノキシにより置換されたフ ェニルであり;R2がC1−C3アルキルであるか;あるいは、R1、R2およびそ れらが結合される炭素が、一緒になって基 [式中、Xは、C(=O)であり;R3は、OHであり;R4は、C1−C3アルキ ルであり;そしてR5は、ハロゲンである]を形成する、請求の範囲1記載の方 法。 3. 式Iの鏡像異性体エステル混合物が、5−クロロ−2,3−ジヒドロ− 2−ヒドロキシ−1−オキソ−1H−インデン−2−カルボン酸メチルであり、 鏡像異性的に増強されたカルボン酸エステルが(+)鏡像異性体であり、そして 生体触媒が、コリネバクテリウム・ホアギイATCC7005、フラボバクテリ ウム種ATCC27551、シュードモナス・オレオボランスNRRL−B−3 429、シュードモナス・プチダATCC23973、シュードモナス種NRR L−B−11330、ロドコッカス・エクイATCC14887、ロドコッカス ・エリスロポリスATCC4277、ロドコッカス・コプロフィラスNRRL− B−16536、ロドコッカス・ロドニイNRRL−B−16535、ロドコッ カス・ロドクラスATCC55602、ロドコッカス種NRRL−B−1653 1、ロドコッカス種NRRL−B−16534、ストレプトミセス・グリセウス ATCC6855、キサントモナス・カンペストリスATCC21818、ロド トルラ・ルブラATCC4557、ボーベリア・バッシアナATCC26037 、ボーベリア・バッシアナATCC74292、ボーベリア・バッシアナATC C26851、クニンガメラ・エチヌラタATCC8688、ペシロミセス・マ ルクヮンヂATCC10525、ペスタロチア・ミクロスポラATCC1181 6、リゾープス・オリゼATCC10404、リゾープス・オリゼATCC22 580、トリコフィトン・コンセントリカムATCC74293およびChir azymeL−7リパーゼから選ばれる、請求の範囲2の方法。 4. 式Iの鏡像異性体エステル混合物が、5−クロロ−2,3−ジヒドロ− 2−ヒドロキシ−1−オキソ−1H−インデン−2−カルボン 酸メチルであり、鏡像異性的に増強されたカルボン酸エステルが(−)鏡像異性 体であり、そして生体触媒が、カンジダ・ギリエルモンディイATCC6260 、カンジダ・ケフィルATCC4135、カンジダ・トロピカリスATCC46 491、ヤロウィア・リポリチカATCC9773、アスペルギルス・アリアク ルスATCC10060、ボーベリア・ニベアATCC74294、ロホトリカ ス・マルチニイATCC11221、スポロボロミセス種ATCC20290、 バチルス・セレウスNRRL−B−14591、ノカルヂア種NRRL−B−5 646、シュードモナス・プチダATCC17453、サッカロミセス・セレビ シエNRRL−Y−2034、シゾサッカロミセス・オストスポラスNRRL− Y−854、アスペルギルス・アリアセウスNRRL−315、ペニシリウム・ クリソゲナムATCC10002、ペニシリウム・ノタータムATCC3674 0、SP524リパーゼ、SP526リパーゼ、SP539プロテアーゼ、Ch irazymeL−2リパーゼおよびChirazymeL−5リパーゼから選 ばれる、請求の範囲2の方法。 5. 式Iの鏡像異性体エステル混合物が、α−ヒドロキシ−α−メチル−4 −フェノキシベンゼン酢酸エチルであり、鏡像異性的に増強されたカルボン酸エ ステルが(+)鏡像異性体であり、そして生体触媒が、シュードモナス種NRR L−B−11330、ロドコッカス・エクイATCC13556、カンジダ・ト ロピカリスATCC46491、アスペルギルス・カンヂダスATCC2002 2、ボーベリア・バッシアナATCC26851、ボーベリア・バッシアナAT CC38657、ミコフィータ・ミクロスポラATCC89821、トリコフィ トン・コンセントリカムATCC74293、IM60Lipozyme、SP 5 24リパーゼ、SP526リパーゼ、LipolaseリパーゼおよびCRLi paseから選ばれる、請求の範囲2の方法。 6. 式Iの鏡像異性体エステル混合物が、α−ヒドロキシ−α−メチル−4 −フェノキシベンゼン酢酸エチルであり、鏡像異性的に増強されたカルボン酸エ ステルが(−)鏡像異性体であり、そして生体触媒が、アミコラトプシス・ルゴ サNRRL−B−2295およびストレプトミセス・エンダスNRRL−B−2 339から選ばれる、請求の範囲2の方法。 7. さらに、生体触媒反応混合物から鏡像異性的に増強されたカルボン酸エ ステルを分離する付加的段階を含む、請求の範囲1の方法。 8. 該分離が、抽出または相分離によって達成される、請求の範囲7の方法 。 9. 5−クロロ−2,3−ジヒドロ−2−ヒドロキシ−1−オキソ−1H− インデン−2−カルボン酸メチルの鏡像異性体エステル混合物と生体触媒とを接 触させることを含む、鏡像異性的に増強されたカルボン酸エステルの調製方法で あって、鏡像異性的に増強されたカルボン酸エステルが(+)鏡像異性体であり 、そして生体触媒が、α−キモトリプシン、β−キモトリプシン、γ−キモトリ プシンおよびδ−キモトリプシンから選ばれる方法。 10.さらに、生体触媒反応混合物から鏡像異性的に増強されたカルボン酸エ ステルを分離する付加的段階を含む、請求の範囲9の方法。 11. 該分離が、抽出または相分離によって達成される、請求の範囲10の 方法。
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