JPH10507322A - 移動無線通信用のベント系列を用いた多元接続符号化 - Google Patents

移動無線通信用のベント系列を用いた多元接続符号化

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Abstract

(57)【要約】 直交又は双直交する符号ワードを用いた情報シンボルが選択された相関特性を有する1組のスクランブル・マスクから取り出された固有のスクランブル・マスクが割り付けられる。前記スクランブル・マスクの組は、任意の符号ワードを有する2つのスクランブル・マスクのモジュロ2の加算間の相関が、符号ワード及び比較されている個々のマスクから独立して一定値となるように、選択される。一実施例において、任意の2つのマスクがモジュロ2の加算を用いて合算されたときに、その合算のワルシュ変換が最大平坦のワルシュ・スペクトルとなる。減法CDMA復調技術を用いるセルラ無線システムのときに、2段階の暗号化システムが疑似ランダムに発生した符号キーを用いて特定のセルにおける全ての移動局に共通するスクランブル・マスクのうちの一つを選択することにより、セルラ・システム・レベルでのセキュリティを確保する。更に、個々の移動加入者レベルでのプライバシは、疑似ランダムに発生した暗号キーを用いてスクランブル処理前に個々の情報信号を暗号化することにより、確保される。

Description

【発明の詳細な説明】 移動無線通信用のベント系列を用いた多元接続符号化 背景技術 この出願は無線電話システムにおけるスペクトル拡散多元接続(SSMA)、 又は符号分割多元接続(CDMA)通信技術に関する。特に、情報信号を識別し 、かつ保護する際にスクランブル・マークを用いるCDMA通信システムに関す る。 通常の符号分割多重化(CDM)又はCDMAシステムでは、通信すべき1情 報系列を1拡散系列と組み合わせることにより、その情報系列がより長い系列に 拡散又はマッピングされる。その結果、1又は1より多いビットの情報系列は、 1系列のN「チップ(chip)」値により表される。 例えば、送信機において、二進情報シンボルb(±1)を拡散系列xにより乗 算することにより、bを拡散することができる。この拡散系列xは、例えば4つ の二進チップからなる+1、−1、+1、−1であってもよい。要するに、拡散 処理は、各二進情報シンボルを、b=+1のときは4チップの拡散シンボル+1 、−1、+1、−1により、またb=−1のときは−1、+1、−1、+1によ り置換する。「直接拡散」と呼ぶこの処理において、各拡散シンボルは本質的に 情報シンボルと拡散系列との積である。 「間接拡散」と呼ぶ第2形式の拡散では、異なる可能情報シンボルが必ずしも 関連されていない異なる拡散系列により置換される。このような情報シンボルか ら拡散シンボルへのマッピングをブロック符号化の1形式と見ることもできる。 一般的な場合において、単一のM−ary情報シンボル、即ちM可能値のうちの いずれかを取り得るシンボルは、M可能拡散シンボルのうちの一つにマップされ る。二進の場合に、シンボルb=+1は系列x=+1、−1、+1、−1により 置換されてもよく、またシンボルb=−1は系列y=+1、+1、−1、−1に より置換されてもよい。 情報シンボルは、直接拡散か又は間接拡散かのいずれにおいても差動シンボル dから導出されてよい。例えば、時間nにおける二進情報シンボルb(b(n) により表される)を時間n−1における情報シンボル(b(n−1)により表さ れる)と、時間nにおける差動シンボルd(d(n)とにより以下の関係に従っ て表すことができる。即ち、 b(n)=b(n−1)d(n) これにより次式を得る。 d(n)=b(n)b*(n−1) ただし、*は共役複素数を表す。更に、以上で説明した情報シンボルは、前段の チャネル符号化及び/又は拡散により、発生されてもよいことを理解すべきであ る。 このような拡散の利点は、異なるソース情報系列を表すために用いる拡散系列 が互いに過度に干渉しない限り、多くのソースからの情報を同一周波数帯域内で 同時に送信できることである。要するに、異なる拡散系列が異なる通信「チャネ ル」に対応している。 一般に、長さNチップの2N可能拡散系列が存在し、非常に大きな数の可能C DMAチャネルに帰結する。チャネル数は、同一の帯域幅及びデータ速度の周波 数分割多元接続(FDMA)又は時分割多元接続(TDMA)システムにおいて 見られるように、Nに制限されないので、このCDMAシステムの特性は、しば しば「ソフト容量(soft capacity)」と呼ばれる。ギルハウゼン (K.Gilhausen)ほかによる「セルラCDMAシステムの容量につい て(On the Capacity of a Cellular CDMA System)」、IEEE Trans.Veh.Technol.vol .40、pp303−312(1991年5月)には、通常のCDMA通信の種 々の側面が説明されている。 しかしながら、このCDMAの利点を得るためには、パフォーマンスのかね合 いが必要である。時間及び周波数におけるチャネルの重なり合いによるチャネル 間の干渉を最小化するためには、拡散系列(従ってCDMAチャネル)は相互に 直交していなければならない。即ち、拡散系列の相互参照は0でなければならな い。(2つの二進系列は、そのビット位置が丁度1/2異なるのであれば、直交 している。)他方、長さNのN直交拡散系列のみが存在する。これは、利用可能 なCDMAチャネル数を大きく制限するものであり、ソフト容量のようなCDM Aの利益を低下させるか、又は無にしてしまう。更に、高容量システムのときは 、互いに接近しているセルでチャネルを再使用しなければならず、高い干渉を発 生させる。 以上で述べたように、これを1組の直交拡散系列のうちの一つと組み合わせる ことによる情報系列は、ブロック符号化の共通処理に類似していることが確認さ れる。多くの通信システムにおいて、通信すべき情報系列は誤りを訂正するよう に符号化されている。直交ブロック符号化では、数Mの情報ビットが2MMビッ トの直交符号ワードのうちの一つに変換される。このような直交符号ワードの復 号化には、この直交符号ワードをその組のN=2M符号ワードの全要素と相関さ せることが含まれている。高い相関を与える符号ワードの二進インデックスは所 望の情報を発生させる。 例えば、受信した16ビットの符号ワードとインデックス0〜15を有する各 組の16直交16ビット符号ワードのとの相関が第10符号ワードにおいて最大 相関を発生させるのであれば、基底の情報信号は4ビットの二進符号ワード10 10(10進法表記での整数10)である。このような符号は[16,4]直交 ブロック符号と呼ばれる。符号ワードの全ビットを反転させることにより、符号 ワード毎に1付加ビットの情報を搬送させてもよい。この形式の符号化は、双直 交ブロック符号化(bi−orthogonal block coding) として知られている。 このような符号化の重要な特徴は、あるセットにおける全ての直交ブロック符 号ワードによる同時相関を高速ワルシュ変換(FWT:Fast Walsh Transform)装置により、効率的に行うことができることである。例え ば、[127,7]ブロック符号の場合に、128入力信号のサンプルは128 ポイントのワルシュ・スペクトルに変換され、このスペクトルにおける各点は、 入力信号サンプルと、そのセットにおける符号ワードのうちの一つとの相関値を 表す。1991年7月25日に出願され、許可された米国特許出願第07/73 5,805号に適当なFWTプロセッサが記載されており、ここでは引用により 関連させるものとする。 以上で述べたように、典型的なCDMAシステムは情報系列をブロック誤り相 関符号ワードに拡散させ、次いでブロック符号ワードを各ユーザに固有の1符号 系列と組み合わせる。本出願人の米国特許出願第07/866,865号におい て説明したシステムでは、ブロック符号ワードが情報系列を更に拡散させること のないスクランブル・マスクと組み合わされる。 要約 本出願人は、全てのユーザが全組の直交誤り訂正符号ワードを採用しなくても よいことに気付いた。その代わりに、本出願人における発明の目的は、各ユーザ に小さな数の符号ワードを割り付け、かつ選択した特性を有するスクランブル・ マスクを使用することにより、CDMAシステムの能力を改善することにある。 本発明の他の目的は、各セルにおいて利用可能なチャネル数を拡大したセルラ 通信システムを提供することである。 本発明の更なる目的は、セル間の干渉を減少するセルラ通信システムを提供す ることである。 これらの目的、その他の目的及び効果は、本出願人の発明の第1の特徴におい て、各情報シンボルをそれぞれの拡散系列により拡散させて1系列の拡散シンボ ルを形成させる手段を含む、1系列の情報シンボルを通信するためのシステムに おける送信機により、達成される。拡散系列は、相互に直交又は双直交する1組 の拡散シンボルから選択される。 前記送信機は更に各拡散シンボルを共通スクランブル・マスクによりスクラン ブルさせて1系列のスクランブル・シンボルを発生させる手段と、前記系列のス クランブル・シンボルを通信チャネルを介して送信する手段とを含む。前記共通 スクランブル・マスクは最適又は準最適相関特性を有する1組のスクランブル・ マスクから選択される。 本出願人の発明の他の特徴において、前記送信機の拡散手段は、複数系列の情 報シンボルにおける各情報シンボルをそれぞれの拡散系列により拡散させて複数 系列の拡散シンボルを形成することもできる。そのときに、前記スクランブル手 段は、各系列の拡散シンボルにおける各拡散シンボルをそれぞれの共通スクラン ブル・マスクによりスクランブルさせて複数系列の拡散シンボルを発生させる。 そのときに、前記送信機は、複数系列のスクランブルド・シンボルを組み合わせ て1系列の組み合わせスクランブルド・シンボル(combined scra mbled symbol)を形成し、これが送信チャネルを介して送信される 。 前記送信機の拡散手段及びスクランブル手段は、各情報シンボルをそれぞれの 実効拡散系列により拡散させ、かつスクランブルさせて、系列のスクランブルド 拡散シンボルを形成する手段に組み合わせてもよい。前記実効拡散系列は1組の 実効拡散系列から選択され、複数対の前記実効拡散系列は相互に直交性若しくは 双直交性であるか、又は最適若しくは準最適相関特性を有する。スクランブルさ れた拡散シンボルは通信チャネルを介して送信される。 前記送信機は更に前記系列の情報シンボルを1系列ブロックの二進ディジット に変換する手段と、第1の疑似ランダム数及び第2の疑似ランダムを発生する手 段とを含む。各第1の疑似ランダム数はそれぞれのブロックのディジットに関連 される。そのときに、前記送信機は、前記第1の疑似ランダム数をそれぞれのブ ロックと組み合わせて1系列の暗号化シンボルを発生する手段と、前記第2の疑 似ランダム数をオフセットさせてスクランブル・マスク・インデックスを形成す る手段とを有する。前記拡散手段は各暗号化シンボルをそれぞれの拡散系列によ り拡散させて前記系列の拡散シンボルを形成し、前記スクランブル手段は各拡散 シンボルを前記共通スクランブル・マスクによりスクランブルさせて前記系列の スクランブルド・シンボルを発生し、また前記スクランブル・マスクは前記スク ランブル・マスク・インデックスに基づいて選択される。 本出願人の発明の他の特徴によれば、複数系列の情報シンボルを通信するシス テムにおける受信機は、スペクトル上で重なる複数系列の拡散スクランブルド情 報シンボルを含む複合信号を受信する手段を含む。前記受信機は更に最適又は準 最適相関特性を有する1組のスクランブル・マスクから選択した1スクランブル ・マスクにより前記複合信号をデスクランブルする手段を含む。 前記デスクランブル手段は複数の拡散系列を用いて逆拡散手段により逆拡散さ れた1系列のデスクランブルド・シンボルを発生し、また前記デスクランブル手 段は少なくとも1シフトの各デスクランブルド・シンボルを少なくとも1拡散系 列により相関させる手段を含む。前記逆拡散手段は、相互に直交又は双直交性の 拡散系列を用いて各デスクランブルド・シンボル用に少なくとも1相関値を発生 する。プロセッサは前記相関値を処理して少なくとも1系列の情報シンボルを検 出する。 本出願人の発明の他の特徴において、前記受信機のデスクランブル手段は複数 系列のデスクランブルド・シンボルを発生し、各系列のデスクランブルド・シン ボルは各系列の情報シンボルに対応している。そのときは、前記デスクランブル 手段は、少なくとも1シフトの各デスクランブルド・シンボルを少なくとも1拡 散系列と相関させることにより、各デスクランブルド・シンボルから少なくとも 1相関値を発生する。前記処理手段は前記相関値を処理して複数系列の情報シン ボルを検出する。 前記受信機のデスクランブル手段及び逆拡散手段は、前記複合信号を1組の実 効拡散系列から選択された1実効拡散系列により、デスクランブルし、かつ逆拡 散する手段に組み合わせられてもよい。複数対の前記実効拡散系列は、最適又は 準最適相関特性を有するか、又は相互に直交若しくは双直交性である。 前記受信機は、更にスクランブル・マスク・アドレスを発生し、かつ前記スク ランブル・マスク・アドレスに基づいて最適又は準最適相関特性を有する前記組 のスクランブル・マスクから1スクランブル・マスクを選択する手段を備えても よい。そのときに、前記デスクランブル手段は、選択した前記スクランブル・マ スクにより前記複合信号をデスクランブルさせて、前記系列のデスクランブル・ シンボルを発生し、かつ前記処理手段は前記相関値を処理して少なくとも1系列 の暗号化情報シンボルを検出する。更に、それぞれの情報シンボルに関連した疑 似ランダム数を用いて少なくとも検出された1系列の暗号化情報シンボルを解読 する手段が設けられる。 本出願人の発明の他の特徴において、1系列の情報を送信するいくつかの方法 及び情報シンボルを検出するいくつかの方法が提供される。例えば、送信方法は 、各情報シンボルをそれぞれの拡散系列により拡散させるステップと、各拡散シ ンボルを共通スクランブル・マスクによりスクランブルさせるステップと、前記 系列のスクランブルド・シンボルを通信チャネルを介して送信するステップとを 含 む。1例の検出方法は、スペクトル上で重なる複数系列の拡散スクランブルド情 報シンボルを有する複合信号を受信するステップと、前記複合信号を最適又は準 最適相関特性を有する1組のスクランブル・マスクから選択した1スクランブル ・マスクによりデスクランブルさせるステップと、複数の拡散系列を用いて前記 デスクランブルド・シンボルを逆拡散させるステップと、前記逆拡散ステップに より発生した複数の信号を処理して少なくとも1系列の情報シンボルを検出する ステップと含む。 図面の簡単な説明 本出願人の発明の特徴及び効果は図面に関連させて説明を読むことにより理解 される。 第1図は本出願人の発明によるスペクトル拡散通信システムを示す概要図であ る。 第1A図は本出願人の発明による実効拡散系列を用いたスペクトル拡散通信シ ステムを示す概要図である。 第2図は本出願人の発明の好ましい実施例のうちの一つを実施するために用い 得るシステムの機能ブロック図である。 第3図は本出願人の発明による他の受信機のブロック図である。 第4図は本出願人の発明の好ましい他の実施例を実施するために用い得るシス テムの機能ブロック図である。 第5図は本出願人の発明によるスペクトル拡散通信システム用の送信機の他の 実施例の概要ブロック図である。 第6図は第5図に示した送信機の他の実施例を示すブロック図である。 第7図は第6図に示した送信機用の他の構成のブロック図である。 第8図は本出願人の発明によるスペクトル拡散通信システム用の受信機の他の 実施例の概要ブロック図である。 第9図は第5図に示した受信機の他の実施例を示すブロック図である。 第10図は第9図に示した受信機用の他の構成のブロック図である。 詳細な説明 本出願人の発明は、直接拡散及び間接拡散の両方に有用である。第1の特徴に よれば、あらゆる組の直交又は双直交ワルシュ・アダマール符号ワードのそれぞ れが符号化、又は拡散、各ユーザにより送出されるべき複数の情報ビットに用い られることはない。代わって、少数組の符号ワード又は拡散系列のみが各ユーザ に割り付けられ、かつそのユーザの二進情報系列の各シンボルが情報シンボルの 値により選択された符号ワードの一つにより置換される。例えば、符号ワード及 びその双直交性の片方は、各ユーザに割り付けられてもよく、これは直接拡散を 用いるシステムとして認識されることにもなる。 通常、情報系列は、それぞれがM可能値のうちーつを取り得るM−ary情報 シンボルmからなる。M−ary情報系列のときは、M符号ワードが1組の符号 ワードから選択され、各ユーザに割り付けられる。二進情報系列のときは、1組 の二進符号ワードのうちの2つが各ユーザに割り付けられ、かつそのユーザの情 報系列の各ビットが情報ビットの値に従って選択した符号ワードの一方又は他方 により置換される。 次いで、各ユーザにおいて、割り付けられた符号ワードは、いくつかのユーザ に割り付けられたスクランブル・マスクと組み合わされて送信される署名系列を 形成する。二進系列のときは、組み合わせはモジュロ2の加算により形成される 。割り付けられたスクランブル・マスクは、割り付けられた符号ワードと同一の 長さを有するものであり、以下で説明するように、最適又は準最適相関特性を有 する1組のスクランブル・マスクから選択される。本出願人の発明によれば、前 記組のスクランブル・マスクは、本出願人の米国特許出願第07/866,86 5号に説明されているように設計されており、第1のスクランブル・マスクによ りマスクされた直交符号ワードと、他のスクランブル・マスクによりマスクされ た直交符号ワードとの相互相関を制御する。 実際において、符号ワード及びスクランブル・マスクは、実効拡散又は署名系 列(signature sequence)を形成するように予め組み合わさ れてもよい。従って、送信機において、実効拡散系列を用いて別個の拡散処理及 びスクランブル処理を単一の拡散処理に組み合わせてもよい。同様に、受信機に おいて、別個のデスクランブル処理及び逆拡散処理を単一の逆拡散処理に組み合 わせてもよい。 スクランブル・マスクの長さは符号ワードの長さと同一なので、情報シンボル を符号ワードに変換することは、別個の拡散処理及びスクランブル処理を用いる ときに全ての拡散を行うことを理解すべきである。もし、実効拡散系列(即ち、 スクランブルド符号ワード)を用いて拡散処理及びスクランブル処理を組み合わ せると、実効拡散系列によって拡散が行われる。 適当な組のスクランブル・マスクは、本出願人の米国特許出願第07/866 ,865号に説明されているように、発生されてもよい。数組の実効拡散系列は 、原始組における各系列をこのような1組のスクランブル・マスクのそれぞれに よりスクランブルさせることにより、直交又は双直交性であってもよい原始組の N拡散系列又は符号ワードから発生されてもよい。従って、各スクランブル・マ スクは付加的な1組のN新実効拡散系列を発生する。各ユーザは少なくとも2つ の(二進情報シンボル用の)実効拡散系列に割り付けられるので、これらの付加 的な組はあるセルにおけるチャネル数の拡大、即ち増大する容量のために用いら れてもよく、また異なるセルは、付加的な複数組のうちから異なるものを用いて セル間干渉を制御することができる。 これらのスクランブル・マスクは、好ましくは、本出願人の米国特許出願第0 7/866,865号に説明されているように、「最適」特性を有する「理想」 組のスクランブル・マスクの要素である。1組の二進スクランブル・マスクは、 この組における任意の2マスクのモジュロ2の和が「ベント(bent)」系列 であるときに、理想組となる。 このようなスクランブル・マスクを採用している本出願人のシステムは、通常 の直交CDMAシステムの欠点を除去する。第1に、喪失した「ソフト容量」を 復帰させること、即ち原始N直交拡散系列を、異なるkスクランブル・マスクの それぞれによりスクランブルさせることにより、あるセルにおけるチャネル数を N拡散系列からkN拡散系列に増加することができる。第2に、本出願人のシス テムは、近傍の基地局が異なるスクランブル・マスクを用いてセルに用いる拡散 系列を発生させることにより、セル間での干渉を最小化することができる。これ らのスクランブル・マスクは、FDMAセルラ・システムにおける周波数再利用 と同じような方法により、適当な距離で離れている他の基地局により再利用可能 にされる。このようにして、本出願人のCDMAシステムは、周波数計画に代わ って、符号計画を使用することができる。この説明において、用語「セル」は1 又は1より多くのアンテナにより放射される領域を意味することを理解すべきで ある。 本出願人の米国特許出願第07/866,865号に説明されているように、 最適相関特性を有する理想スクランブル・マスクは、系列の長さNが2の偶数ベ キであるとき、及びNの平方根が整数であるときにのみ、可能である。このよう なスクランブル・マスクは平坦なワルシュ・スペクトルを有する干渉信号に帰結 する。本出願人の米国特許出願第07/866,865号は、1組のN1/2理想 スクランブル・マスクを発生する方法A、及び1組のN/2理想スクランブル・ マスクを発生する方法A、及び1組のN/N理想スクランブル・マスクを発生す る方法Bを説明している。 Nが2の奇数ベキであるときは、任意の2の和が全てのNワルシュ・アダマー ル符号ワードに対して大きさが等しい相関したベント系列となるように、スクラ ンブル・マスクを構築することは不可能である。これにも拘わらず、任意の2の 和が、大きさがN符号ワードの1/2に対して等しく相関され、かつ他の1/2 とゼロ相関を有する系列である「1/2ベント」系列となるように、「準理想」 の複数組のスクランブル・マスクを構築することができる。 複数の準理想組のスクランブル・マスクを構築する第1の方法では、方法A又 は方法Bを用いてそれぞれの長さN’による1組の(N’)1/2又はN’/2ス クランブル・マスクを発生させる。ただし、N’=2N、かつNは2の奇数ベキ である。そのときは、各スクランブル・マスクの最後の1/2は削除されて、長 さN’/2=Nのマスクが残る。従って、いずれの方法を用いるかに従って、任 意の2つのスクランブル・マスクの和が1/2ベントとなるように、長さNによ る1組の(2N)1/2又はNスクランブル・マスクが形成される。 準理想組のスクランブル・マスクを構築する第2の方法においても、前記の方 法A又は方法Bを用いてそれぞれ長さN’による1組の(N’)1/2はN’/2 スクランブル・マスクを発生させる。ただし、N’=2N、かつNは2の奇数ベ キである。そのときは、各N’長の系列に対して、それ自体のコピーが付加さ れて長さ2N’=Nのマスクを得る。他方、それ自身のコピーをそれぞれに付加 する代わりに、各マスクに対して異なるマスクのコピーを付加することも可能で ある。従って、いずれの方法を用いるかに従って、任意の2つのスクランブル・ マスクが1/2ベントになるように、長さNによる1組の(N/2)1/2又はN /4スクランブル・マスクが形成される。 更に、理想及び準理想スクランブル・マスクの複数組は、本出願人の米国特許 出願第07/866,865号に説明されているように、特殊なマスクを用いて 拡張されてもよい。 スクランブル・マスクの組が準理想であるか又は拡張されたときは、そのセッ トの相関特性を「準最適」と呼ぶことができる。スクランブル・マスクを異なる マスクに割り付けるときは、互いに接近したセルにおいて過度の干渉を避けるた めに最適特性を有するスクランブル・マスクを用いることに注意すべきであり、 大きな距離で離れているセルにおいては準最適特性を有するスクランブル・マス クを用いることができる。 拡散シンボルを送信する際は、チップ値にパルス整形(shaping)が都 合よく適用される。通常、ルート乗の余弦整形のようにナイキスト・パルス整形 が望ましい。第1の方法は、所望のパルス形状であるインパルス応答を有したフ ィルタに対するインパルスとして、そのチップ値を通過させることである。この ようなフィルタはアナログ・フィルタ又はディジタル・フィルタとして実施され てもよい。他の方法は、ディジタル・アナログ変換器に入力するオーバーサンプ リング波形を読み出すためのルックアップ・テーブルへのアドレスとしてチップ 値を用いることである。 そのときは、パルス整形した拡散シンボルにより搬送波信号を変調する。複数 の情報チャネルからの拡散シンボルを同一搬送波を介して同時に送信するために は、拡散後、パルス整形後、又は変調後に拡散シンボルを組み合わせることがで きる。拡散は高速ワルシュ変換装置、例えば本出願人の米国特許出願第07/7 35,805号に開示されているものに、複数の情報シンボルを通過させること により、達成可能とされるので、拡散中であっても組み合わせを行うことができ る。 信号エネルギのより均一な分布を得るためには、IS−95指定のCDMA基 準においてTIAが実行したように、同相成分(I)及び直交成分(Q)の両方 を用いることが望ましいと思われる。その代りに、信号全体をI搬送波又はQ搬 送波に搬送させてもよい。 受信機において、受信した被変調搬送波信号は通常、ろ波され、かつ搬送波周 波数を有する局部発振器信号と混合されて、サンプリングを行ったときのベース バンドにおける復調信号を発生する。この処理の1例は、Dentの米国特許第 5,048,059号に開示された対数−極処理(log−polar pro cessing)を用いるものであり、ここでは引用により関連される。 次に、復調信号のサンプルは、使用している拡散形式及び検出すべきチャネル 数に従って系列(又は複数の系列)の共役(又は複数の共役)に対して相関され る。この処理は、復調信号のデスクランブル及び逆拡散と呼ばれ、割り付けた実 効拡散系列に直接相関させることにより、実現可能であり。この系列は、前述の ように、スクランブル・マスクと、直交若しくは双直交拡散シンボル又は符号ワ ードとの組み合わせである。その代りに、デスクランブル及び逆拡散を個別的に 、即ち、(1)デスクランブルを適当なマスク(又は複数マスク)に対して相関 することにより、及び(2)逆拡散を適当な直交又は双直交拡散系列(又は複数 の系列)に対して相関することにより、実行できる。 デスクランブル及び逆拡散後に、拡散情報シンボルを検出するためにいくつか の検出機構が可能である。各拡散情報シンボル期間において、各拡散系列用に送 信信号の各光線又はエコーに対する相関値を発生する。受信信号は、システム・ パラメータに従って1光線のみ又は複数の光線を含むことができる。複数の光線 を取り扱うRAKE技術は、ボトムレー(Bottomley)に対する米国特 許第5,237,586号に説明されており、ここでは引用により関連させるも のとする。 コヒーレント検出の場合に、同一情報系列の異なる光線に関連された相関値は 、関連のチャネル・タップ予測の共役によって各相関値を乗算することにより、 コヒーレント的にRAKE組み合わされてもよい(プロアキス(J.G.Pro akis)、「ディジタル通信」、第2版、ニューヨーク:マックグロー ヒル出版、1989を参照)。次いで、各組み合わせ値を用いていずれの拡散シ ンボルが送出されたのかを判断する。コヒーレント検出の場合に、同一情報系列 の異なる光線に関連された相関値は、大きさの平方を形成し、次いでそれらの結 果を合算することにより、コヒーレント的にRAKE組み合わされてもよい。次 いで、各情報系列に付き一つの組み合わせ値は比較されて最大を判断する。コヒ ーレント検出の場合及び非コヒーレント検出の場合に両者とも、光線を組み合わ せるのは最大比の組み合わせか、等ゲインの組み合わせか、又は選択的な組み合 わせかに従って、組み合わせ処理の変形を採用できることを理解すべきである。 検出された拡散シンボルは情報シンボルを判断するために用いられる。本出願 人の発明によるシステムは、例えば1993年11月22日に出願された米国特 許出願第08/155,557号に説明されている最尤系列予測(MLSE)合 同検出、比相関及び疑似MLSEのように、種々の合同復調技術を用いることが できる。このシステムは、更に、デント(Dent)に対する米国特許第5,1 51,919号に説明されているように、減法復調(subtractive demodulation)を用いることもできる。ここでは、米国特許出願第 08/155,557号、及び米国特許第5,151,919号の両者を引用に より関連させることにする。 ここで、第1図に関連させて本出願人の発明による概要的なCDMAシステム を説明する。音声のような情報ソースは通常のソース・コーダ20においてアナ ログ形式からディジタル形式に変換される。送信符号ワード発生器21は1組の 1又は1より多くの直交又は双直交性符号ワードを発生し、また送信スプレッダ 22はこれらの符号ワードを用いてソース・コーダ20が発生したディジタル・ ビット・ストリームを拡散させる。送信スプレッダ22は各情報シンボルをそれ ぞれの一符号ワードにより拡散させて、各情報シンボルの値に対応した直交拡散 系列、即ち符号ワードを発生させる。 送信スクランブル・マスク発生器24は、プログラマブル・マイクロプロセッ サ(図示なし)のような適当な制御機構からのスクランブル・マスク選択信号に 応答して、特定のスクランブル・マスクを発生させる。モジュロ2の加算器26 において、選択したスクランブル・マスクは、送信スプレッダ22からの符号ワ ードと加算される。2つの二進系列のモジュロ2の加算は、本質的には、二進ロ ジックにおける排他的論理和処理であり、モジュロ2の求和は各符号ワードを実 質的にスクランブルすることを理解すべきである。加算器26が発生するスクラ ンブルド符号ワードは、例えば変調器28により実行された二進移送シフト・キ ーイング(BPSK)のような多数の変調技術のうちの任意の一つを用いて、無 線周波(RF)搬送波を変調する。 変調された搬送波はインタフェース、例えば通常の適当な無線送信機30によ り空中を送信される。割り付けられた周波数帯において重なり合う複数の符号化 信号は、セルラ基地局のような無線受信機32における複合信号波形の形式によ り一緒に受信される。復調器34におけるベースバンドへの復調後に、複合信号 がデコードされる。 個別的な情報信号は、複合信号が受信機スクランブル・マスク発生器36が発 生した対応する固有のスクランブル・マスクと乗算されることにより、デスクラ ンブルされる。この固有のマスクは、原始的に使用されたそのスクランブル・マ スクに対応しており、送信スクランブル・マスク発生器24においてその情報信 号をスクランブルする。スクランブル・マスク及び復調された複合信号は、乗算 器38により組み合わせられる。その結果のデスクランブル信号は、受信デスプ レッダ40に供給されて、これが受信符号ワード発生器41から供給される1又 は1より多くの直交符号ワード又は拡散系列に対して相関される。特に、乗算器 38及び受信デスプレッダ40は、好ましくは、復調器出力信号の少なくとも一 シフトを逆拡散する。必要ならば、デスプレッダ40は、更に、復調器出力信号 のいくつかのシフトをデスクランブルし、かつ逆拡散することに対応したいくつ かの相関のRAKE組み合わせを得ることもできる。いずれにしろ、逆拡散され た、又は検出されて発生された信号は、ソース・デコーダ42によりアナログ形 式(例えば、音声)に変換される。 以上で述べたように、送信スプレッダ22から供給される符号ワード、及び発 生器24から供給されるスクランブル・マスクは、再組み合わされて実効拡散系 列又はスクランブルされた符号ワードを形成することができる。第1A図は実効 拡散系列を用いるように適当に変更された第1図に示す概要CDMAシステムを 示す。送信機において、個別的な拡散処理及びスクランブル処理は、送信符号ワ ード発生器21、送信スクランブル・マスク発生器24及び加算器26に代わる 送信機スクランブル符号ワード発生器23から供給される実効拡散系列を用いて 、送信スプレッダ22が実行する単一の拡散処理に組み合わされる。同じように 、受信機において、個別的なデスクランブル処理及び逆拡散処理は、受信符号ワ ード発生器41、乗算器38及び受信機スクランブル・マスク発生器36に代わ る受信スクランブル符号ワード発生器43から供給される対応の実効拡散系列を 用いて、受信デスプレッダ40が実行する単一の逆拡散処理と組み合わされる。 その他の点において、第1A図に示す拡散情報シンボルは、丁度第1図に示すよ うに動作する。 第1図のシステムと第1A図のシステムとの間の重要な差は、送信スプレッダ 22及び受信デスプレッダ40が用いる系列である。第1図に示すシステムは直 交系列を用い、また第1A図に示すシステムはスクランブルされた直交系列を用 いる。実際において、送信スプレッダ22は、それぞれの入力信号の値に従って 適当な符号ワード又はスクランブルされた符号ワードを選択する簡単なセレクタ である。この出願において説明しているように、第1A図に示すシステムのとき に、2つの実効拡散系列は相互に直交しているか、又は良好な相関特性を有する ことを理解すべきである。符号ワードが相互に直交しているので、2つの実効拡 散系列は、同一のスクランブル・マスクから生成されたのであれば、相互に直交 しており、また異なるスクランブル・マスクから生成されたのであれば、「良好 な」(即ち、最適又は準最適)相関特性を有する。 本出願人の発明は、例えば、RAM又はROMメモリ内のルックアップ・テー ブルに複数のスクランブル・マスクを記憶して、特定の1マスクをその関連アド レスを供給して読み出すことにより、多元接続スペクトル拡散通信システムに容 易に関連されてもよい。スクランブル・マスクをスペクトル拡散システムに実施 するシステムは第2図に示されており、第2図は第1図に全般的に対応している 。メモリ・ルックアップ・テーブルについて説明したが、更に、マスク選択制御 入力信号により指示されるスクランブル・マスクをオンライン上に発生する適当 なスクランブル・マスク発生器、例えばディジタル論理回路、又はマイクロコン ピ ュータを用いることができることも理解すべきである。更に、メモリ・ルックア ップ及びオンライン生成技術は、直交又は双直交拡散系列と共に、実効拡散系列 に適用されてもよい。 ソース情報、例えば音声はソース・コーダ50において複数ブロックのM二進 ビットに変換され、かつこれらのブロックにおける各ビットは、各ビットの値に 従って送信スプレッダ52により対のうちの一方又は他方のNビット直交符号ワ ードに変換される。各直交符号ワードは、モジュロ2Nビットの加算器53によ って、前述のように形成され、かつスクランブル・マスクを発生する手段60か ら供給されるスクランブル・マスクとスクランブルされる。理想的なスクランブ ル・マスクの場合に、1組のスクランブル・マスクは、いずれの方法を用いてス クランブル・マスク・セットを発生させたかに従って、nA=N1/2又はnB=N /2スクランブル・マスクを含む。 そのセットから一つのみのスクランブル・マスクを必要とするので、発生手段 60は割り付けられたNビットのスクランブル・マスクを記憶し得るレジスタ又 は他の記憶装置であってもよい。他方、全組はメモリにルックアップ・テーブル として記憶されてもよく、その場合に、メモリ60から各マスクをアドレス指定 するために必要とされるビット数は、bA=log2(nA)又はbB=log2( nB)である。メモリ60に対する特定のスクランブル・マスクに関連されるbA ビット又はbBスクランブル・マスク選択アドレスを送信することにより、その マスクは、メモリから読み出され、ブロック符号化信号にモジュロ2加算される ことになる。 減法CDMAシステムでは、特殊なスクランブル・マスクを選択的にアドレス 指定して読み出す機能が重要となる。例えば、より弱い信号をデコードする前に 、まずより強力な符号化情報信号をデコードして複合信号から除去するときは、 これらに関連する符号化情報信号の信号強度によってスクランブル・マスクを順 序付けしなければならない。以上の引用により関連された米国特許第5,151 ,919号によるCDMA減法復調では、最も強力な情報信号に対応するスクラ ンブル・マスクを選択してデコードすることになる。この信号を除去した後、次 に強力な情報信号に対応するスクランブル・マスクを選択して、その信号を除去 し、 以下最も弱い信号をデコードするまで繰り返す。 Nビット加算器53からマスクされた符号ワードは、並直列変換器及び変調器 54に入力され、これによって無線周波数の搬送波に印加される。変調された搬 送波信号は増幅されて送信機56及びアンテナ58を介して送信される。 受信機において、アンテナ61により受信された複合信号は受信機復調器62 に供給され、受信機復調器62は複合信号を復調し、サンプリング化、かつディ ジタル化する。直並列変換器64は直列サンプリングを複数の並列ブロックの信 号サンプル(同相信号成分及び直交信号成分に対応する複合体であってもよい。 )に変換する。受信機において各情報信号をデコードする順序は、スクランブル ・マスク・メモリ66に印加された受信スクランブル・マスク選択アドレスbA 及びbBにより判断される。 特殊化されたNサンプル乗算器68において、直並列変換器64によりバッフ ァリングされた各N並列サンプルは、メモリ66から読み出されたスクランブル ・マスクに従って+1、又は−1により乗算される。この乗算を実行する一つの 方法は、ディジタル・サンプルの各ビットを対応するスクランブル・マスク・ビ ットと排他的論理和を取ることである。例えば、Nディジタル・サンプルの最初 が1011であり、かつ第1のスクランブル・マスク・ビットが−1に対応する ときは、N出力サンプルの最初は0100となる。受信したサンプルが複合体で あれば、同相成分及び直交成分に対して異なる複数のスクランブル・マスクを用 いることができる。 デスクランブルされた信号は受信デスプレッダ70において逆拡散され、この 受信デスプレッダ70はFWT回路72を備えたものでもよい。直接拡散により 、FWTは、共通スクランブル・マスクを有する全ての信号を並列に逆拡散し、 次いで多分、チャネル予測を利用して検出を行うことになる。順序付け及び選択 装置74において、特定のユーザのM可能系列に対応する大きさ平方値を間接拡 散と比較し、その最大値は検出された系列を表す。受信機復調器62及び変換器 64が複素信号サンプルを送出するときは、FWT回路72は好ましくは、複素 数上で動作し、このことは受信信号の位相が判らないときにしばしばある。復号 した又は検出した拡散ビットの情報は、ソース・デコーダ76に入力されてアナ ロ グ形式に、例えば音声に変換される。 多元接続スペクトル拡散通信では、受信機がRAKE組み合わせ方法を用いて 異なる信号光線からの相関を組み合わせる(即ち、信号及びそのエコーからのエ ネルギを収集する)ことは一般的ではない。第2図に示すシステムにおいて、こ れは、第3図に示すように、FWT回路72と順序及び選択回路74との間のR AKE組み合わせ要素73として見えると思われる。FWT回路の各N出力にお いて、異なる信号の到達時間による結果は、順序付け及び選択回路に送出される 前に、重み付けされ、かつ累積される。異なる到達時間に対応するデータは、直 並列変換器64により供給される。更に、WRAKE組み合わせと呼ぶ新しい方 法は、通常のRAKE組み合わせの代わりに、用いられてもよい。RAKE組み 合わせ技術及び新しいWRAKE組み合わせ手法は、ボトムレー(Bottom ley)に対する米国特許第5,237/586号に詳細に説明されており、こ こでは引用により特に関連されるものとする。 CDMAシステムにおいて、異なる拡散段階を有するのは通常的なことである 。従って、以上の説明は、送信前に、信号の前の又は更なる拡散を妨げるもので ないことを理解すべきである。更に、他の系列による付加的なスクランブルの使 用を妨げるものではなく、この系列は拡散系列の長さNより多数倍長い時間であ り得る。例えば、複合送信信号は、一定のチップが同相(I)チャネル上に送出 され、また一定のチャネルが直交(Q)チャネル上に送出されるように、各信号 の更なるスクランブルにより可能である。 更に、複合信号を発生する他のシナリオも可能である。第1の例において、ス クランブルされた拡散系列はIチャネル又はQチャネルを介して送信されてもよ い。第2の例では、長さ2Nの拡散系列を用いてもよく、ここで、偶数チップは 長さNの拡散系列から来ると共にIチャネルを介して送出され、また奇数チップ は長さNの異なる可能拡散系列から来ると共に、Qチャネルを介して送出される 。この場合に、多分同一であり、奇数チップ及び偶数チップに個々に印加される 2つのスクランブル・マスクが存在する。 更に、スクランブル・マスクは、種々の組の直交系列により用いられて有用な 実効拡散系列を発生させる。以上の例では、組の直交系列がワルシュ・アダマー ル・セットであり、また本出願人の米国特許出願第07/866,865号に説 明されているスクランブル・マスクを直接採用している。前述のスクランブル・ マスクは、更に、ワルシュ・アダマール・セットの各符号ワードを共通ベース系 列とスクランブルして形成した1セットの直交系列により、直接用いられてもよ い。 更に他の例として、1組の直交系列は、各ワルシュ・アダマール符号を順列に より、又は再順序付けしてワルシュ・アダマール・セットから形成されてもよい 。このような直交セットおいて、同じようにして前述のスクランブル・マスクの 順列により形成された新しいセットのスクランブル・マスクを用いることになる 。更に、この組の直交系列が共通ベース系列によりスクランブルし、かつ順列に より、直交組から形成されたときは、並べ替え後に前述のスクランブル・マスク を用いることができる。 本出願人の米国特許出願第07/866,865号に説明されているように、 その組のスクランブル・マスクの要素そのものが共通ベース系列によりスクラン ブルされ、これによって他の組のスクランブル・マスクを形成してもよい。 以上の説明に基づく典型的なセルラ通信システムでは、「チップ」は特定のタ イマ・スロットにおいて発生する±1値となるが、しかし前述のように、チップ 値は一般にM−aryであってもよい。更に、特定の複数のタイム・ビン(ti me bins)又はスロットの代わりに、複数のチップを特定の複数の周波数 ビンに関連させてもよいことを理解すべきである。このようなシステムは、ユエ (O.−C.Yue)による「スペクトル拡散移動無線、1977−1982」 、IEEE Trans.Veh.Technol.,vol.VT−32,p p.98−105(Feb.1983)において説明されているように、「周波 数ビン拡散多元接続」を採用することになる。更に、「チップ」そのものは、符 号系列であり得ることが理解される。例えば、+1「チップ」値は系列+1、− 1であり得ると共に、−1「チップ」値は系列−1、+1であり得ると解釈すべ きである。これらの可能性は容易に組み合わせられ、ハイブリッド「チップ」の 定義を得ることを当該技術分野に習熟する者により理解されるべきである。 前述の最適又は準最適スクランブル・マスクを採用する直交CDMAシステム は、更に、この出願に説明されている方法を適用することにより、本出願人の米 国特許出願第07/866,865号に説明されているシステム・セキュリティ 及び個人のプライバシー特性を得ることもできる。 第4図を参照すると、ソース・コーダ80が音声情報をディジタル形式に変換 している。本発明の要旨ではないが、ソース・コーダ80は更に通常の誤り訂正 符号機能を備えてもよい。Mビット・ブロックの情報ビットは、直交系列により 拡散、又は符号化する前に、Mビット加算器82において、モジュロ加算により 個別的に暗号化され、暗号化キーK1及び符号キーK2の機能としての送信機系 列発生器84により、固有な暗号化ビット系列を発生する。次いで、直交コーダ 86において、暗号化した情報信号の各ビットは、好ましくは、直交又は双直交 符号ワードのうちの一つに変換される。 コーダ86により発生した符号ワードは、ビット排他的論理和回路88により 選択された送信スクランブル・マスクと組み合わせられる。このスクランブル・ マスクは送信機スクランブル・マスク・メモリ90から読み出される。次いで、 スクランブルされた符号ワードは直列ビット・ストリームに変換され、このビッ ト・ストリームは、機能92に示されているように、無線搬送波を変調する。変 調された搬送波信号は適当な増幅器94により増幅されてアンテナ96により送 信される。 第4図の受信機部は送信機部に類似したハードウエアを有する。受信機/復調 器102はアンテナ104から複合信号を受信し、これをベースバンドに復調し 、かつ直列信号をNビットの並列信号サンプルに変換する。前述のように、信号 サンプルは、同相成分及び直交成分に基づく複素数である。これらの信号ブロッ クは特殊化したNサンプル乗算器106において、受信機スクランブル・マスク ・メモリ装置108から適当に選択されて読み出されたスクランブル・マスクと 組み合わせられる。 乗算器106から発生するスクランブル信号は、例えば前述のように減法復調 手順を用いている直交デコーダ110により、逆拡散される。逆拡散即ち検出さ れた信号は、受信機系列発生器112が発生した適当な暗号キーK1をMビット 加算器114における逆拡散信号と組み合わせることにより、解読される。誤り 訂正符号はソース・デコーダ116においてデスクランブルされたディジタル情 報から除去され、その結果が音声に変換される。 第4図において、第3図に関連して前述したRAKE組み合わせ要素は直交ブ ロック・デコーダ110の一部分となる。異なる到達時間に対応するデータは、 受信機/復調器102から供給される。 当該技術分野に習熟する者は、本出願人の発明が複数の情報信号の送信にも適 用し得るものであることを理解すべきである。各信号に対する送信チェーン全体 を二重化することにより達成するよりも、各信号について送信チェーンの一部の みを二重化することにより、より大きな効率が達成できる。第1図を参照すると 、少なくとも3つの部分のうちの一つにおいて、即ち変調器28と送信機30と の間、モジュロ2の加算器26と変調器28との間、及び送信スプレッダ22と モジュロ2加算26との間において多数の信号を組み合わせることができる。後 者の2つの場合は、2つの情報信号の簡単な例を用いて更に詳細に説明されるが 、しかしこれらの例は2情報信号よりも多くの情報信号に容易に拡張されること を理解すべきである。 第5図は本出願人の発明によるスペクトル拡散通信システム用送信機の概要ブ ロック図である。第1図及び第5図において同一要素は、同一の参照番号を有す る。音声のような第1及び第2の情報信号は、それぞれのソース・コーダ20− 1、20−2によりビット・ストリームに変換される。ディジタル・ビット・ス トリームにおける情報シンボルは、送信符号ワード発生器21から供給される符 号ワードを用いてそれぞれの送信スプレッダ22−1、22−2により拡散され る。異なるソース情報信号に対しては異なる符号ワードが用いられる。 更に、送信スクランブル・マスク発生器24は異なる情報信号に対して同一ス クランブル・マスクか又は異なるスクランブル・マスクを供給し、かつそのスク ランブル・マスクは、それぞれのモジュロ2の加算器26−1、26−2により それぞれの送信スプレッダからの符号ワード又は拡散シンボルと合算される。加 算器26−1、26−2が発生した複数系列のスクランブルド符号ワードは、合 算器27により組み合わせられ、合算器27が発生した1系列の組み合わせスク ランブル・シンボルは、変調器28に供給される。スクランブルド符号ワードは 変調の前に組み合わせられるので、合算器27はディジタル論理回路又はディジ タル信号プロセッサであってもよい。更に、両情報信号は組み合わせ前に拡散及 びスクランブルされるので、拡散及びスクランブル処理は第1A図に示すように 、組み合わせられてもよい。 同一のスクランブル・マスクを両情報信号に用いるときは、送信スプレッダ2 2−1、22−2が発生する複数系列の符号ワードを組み合わせ、次いで組み合 わせた系列をスクランブルするのがより効率的となる。このような送信機は第6 図に示されており、第6図には合算器27の代わりの合算器25が示されている 。第1図及び第6図において同一の要素は、同一の参照番号を有する。 第6図において、送信符号ワード発生器21はここでも送信スプレッダ22− 1、22−2が発生した2ディジタル系列の拡散シンボル用の異なる符号ワード を提供する。送信機スプレッダが発生したソース情報シンボルは、合算器25に より組み合わせられ、これらの信号は変調前に組み合わせられるので、この合算 器は適当な論理回路即ちプロセッサであってもよい。他方、合算器25が発生し た1系列の組み合わせ拡散シンボルはもはや二進数ではないので、スクランブル 処理はモジュロ2加算ではもはや達成できない。第6図に示すように、乗算器2 9は組み合わせ拡散シンボルと−1又は+1のスクランブル・マスク値との積を 形成することにより、組み合わせ拡散シンボルをスクランブルさせる。実際にお いて、組み合わせ拡散シンボル値を否定する又は否定にしないことにより、乗算 を単純に実行することができ、この技術は、この出願において説明された受信機 の実施例のいずれかのデスクランブル処理に適用され得る。 適当に符号ワード及び符号ワードの反転を送出することにより、第6図に示し た送信機を用いてソース情報の二進シンボルを送出してもよいことを理解すべき である。この場合に、送信符号ワード発生器21、送信スプレッダ22−1、2 2−2、及び合算器25は第7図に示す構成により置換されてもよい。FWTプ ロセッサ100はソース・コーダ20−1、20−2からのビットに基づいて高 速ワルシュ変換を実行して、並列データ・ストリームを発生し、これが並直列変 換器101により直列データ・ストリームに変換される。この直列データ・スト リームは第6図に示す合算器25が発生する系列の組み合わせ拡散シンボルと等 価であり、第6図における乗算器29に供給される。この直列データ・ストリー ムと乗算器29が発生した送信スクランブル・マスクとの積は、最終的に送信さ れる系列のスクランブルである。 当該技術分野に習熟する者は、本出願人の発明を複数の情報信号の受信に適用 してもよいことを理解すべきである。第1図を参照すると、多数の信号は、少な くとも3つの個所、即ち無線受信機32と復調器34との間、復調器34と乗算 器38との間、及び乗算器38と受信デスプレッダ40との間のうちの一つにお いて分離されてもよい。後者の2つの場合は、2つの情報信号の簡単な例を用い て以下で更に詳細に説明されているが、しかしこれらの例は2より多い情報信号 に容易に拡張されることを理解すべきである。 第8図は本出願人の発明による乗算器38の前に受信した複合信号を分離する スペクトル拡散通信システム用の受信機の概要ブロック図である。第1図及び第 8図において同一の要素は同一の参照番号を有する。受信スクランブル・マスク 発生器36は、異なる複数系列のソース情報シンボルを再生するために適当な同 一、又は異なるスクランブル・マスクを乗算器38−1、38−2に供給する。 受信符号ワード発生器41は異なるソース情報シンボルに適当な異なる符号ワー ドをそれぞれの受信デスプレッダ40−1、40−2に供給する。デスプレッダ が発生し、デスクランブルされた逆拡散信号(即ち、各デスクランブルされた直 接拡散信号のために少なくとも一つの相関値から発生した検出信号)は、それぞ れのソース・デコーダ42−1、42−2に供給される。第8図において両ソー ス情報信号は個々にデスクランブルされ、かつ逆拡散されるが、これらの処理は 第1A図に示すように組み合わせられてもよい。 両ソース情報信号が同一のスクランブル・マスクを用いるときは、乗算器38 後に複数の信号を分離するのがより効率的である。このような受信機は第9図に 示されており、第1図における要素と同一の要素は同一の参照番号を有する。第 9図において、受信符号ワード発生器41はここでも異なる複数系列のソース情 報シンボルを再生するのに適当な異なる符号ワードを供給する。これらの符号ワ ードは直交しているので、個々のデスプレッダ40−1、40−2及び受信符号 ワード発生器41も組み合わされてもよい。 適当に、符号ワード及び符号ワードの反転を検出することにより、ソース情報 の二進シンボルを再生するために第9図に示す受信機を用いることができること は、理解できるであろう。このような実施例において、受信符号ワード発生器4 1及び受信デスプレッダ40−1、40−2を第10図に示す構成により置換す ることができる。乗算器38が発生するデスクランブル信号は、直並列変換器2 00により並列データストリームに変換される。次いで、FWTプロセッサ20 2は、二進数値又はより一般的なM−ary値であってもよい並列値上で高速ワ ルシュ変換を実行し、変換された値は信号プロセッサ204に渡される。信号プ ロセッサ204はアプリケーションに従って変換した値に更に処理を実行するこ と、例えばいくつかの受信データ・シフトの結果をRAKE組み合わせることが できる。このような処理から来た検出信号(例えばデスクランブルされて逆拡散 された各シンボル・シンボルに対する少なくとも一つの補正値)は、プロセッサ 204によりソース・デコーダ42−1、42−2に供給される。 第8図及び第9図はソース情報信号の個別的な検出を用いた本出願人の発明の 実施例を示す。合同信号の形式を用いる実施例では、別個の受信デスプレッダ4 0−1、40−2を一つの合同デスプレッダに組み合わせてもよい。例えば、第 10図における信号プロセッサ204は適当な逆拡散及び合同検出処理を実行し 得る。先に述べたような最尤検出、逆・相関検出、及び減法又は干渉打ち消し技 術を含む多くの形式の合同信号検出、又は合同復調を用いることができる。 当該技術分野において通常に習熟する者は、適当に構成された汎用目的、ディ ジタル信号処理回路及び素子により、以上の方法及び機能を実行できることを理 解すべきである。しかし、更に高い効率のためには、特定用途向け集積回路(A SIC)が好ましい。 本発明の特定の実施例を説明し、かつ図示したが、当該技術分野に習熟する者 により変更を行い得るので、本発明はこれらに限定されないことを理解すべきで ある。本出願は、どのような変更も全てここで開示し、かつ請求した基本的な発 明の精神及び範囲内に含まれることを意図している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ,UG), AM,AT,AU,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB ,GE,HU,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LK,LR,LT,LU,LV,MD,MG,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TT, UA,UG,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.系列の情報シンボルを通信するシステムにおいて、 各情報シンボルをそれぞれの拡散系列により拡散させて、1系列の拡散シンボ ルを形成させる手段であって、前記拡散系列が相互に直交又は双直交する1組の 拡散シンボルから選択される前記手段と、 各拡散シンボルを共通スクランブル・マスクによりスクランブルさせて、1系 列のスクランブルド・シンボルを発生させる手段であって、前記共通スクランブ ル・マスクが最適又は準最適相関特性を有する1組のスクランブル・マスクから 選択される前記手段と、 通信チャネルを介して前記系列のスクランブルド・シンボルを送信する手段と を含む送信機。 2.任意の2つのスクランブル・マスクのモジュロ2の加算は、大きさが前記 各拡散系列にほぼ等しく相関される系列である請求項1記載の送信機。 3.任意の2つのスクランブル・マスクのモジュロ2の加算は、大きさがサブ セットの拡散系列における各拡散系列にほぼ等しく相関され、かつその残りの拡 散系列とほぼゼロ相関を有する系列である請求項1記載の送信機。 4.前記最適相関特性は、任意の2つのスクランブル・マスクのモジュロ2の 加算がベント系列である特性を含む請求項1記載の送信機。 5.前記最適相関特性は任意の2つのスクランブル・マスクのモジュロ2の加 算が部分的なベント系列である特性を含む請求項1記載の送信機。 6.前記拡散系列はワルシュ・アダマール符号ワードの順列である請求項1記 載の送信機。 7.前記送信機は、前記スクランブルド・シンボルを更にスクランブルさせて 更なる1系列のスクランブルド・シンボルを発生させる手段と、前記通信チャネ ルを介して前記更なるスクランブルド・シンボルを送信する手段とを含む請求項 1記載の送信機。 8.前記拡散手段は複数系列の情報シンボルの各情報シンボルをそれぞれの拡 散系列により拡散させて、複数系列の拡散シンボルを形成し、 前記スクランブル手段は拡散シンボルの各系列における各拡散シンボルをそれ ぞれの共通スクランブル・マスクによりスクランブルさせて、複数系列のスクラ ンブルド・シンボルを発生させ、 前記送信機は更に複数系列のスクランブルド・シンボルを組み合わせて、1系 列の組み合わせスクランブルド・シンボルを形成し、かつ 前記送信手段は前記通信チャネルを介して前記系列の組み合わせスクランブル ド・シンボルを送信する 請求項1記載の送信機。 9.前記複数系列の情報シンボルはセルラ通信システムにおけるセルに送信さ れた全ての情報信号に対応する請求項8記載の送信機。 10.前記複数系列の情報シンボルはセルラ通信システムにおけるセルに送信 された全ての情報信号のサブセットに対応する請求項8記載の送信機。 11.前記拡散手段及び前記スクランブル手段は、各情報シンボルをそれぞれ の実効拡散系列によりスクランブルさせて、1系列のスクランブルド拡散シンボ ルを形成し、 前記実効拡散系列は1組の実効拡散系列から選択されると共に、複数対の前記 実効拡散系列が相互に直交若しくは双直交するか、又は最適又は準最適相関特性 を有し、 前記送信手段は前記通信チャネルを介してスクランブルド・シンボルを送信す る請求項1記載の送信機。 12.前記拡散手段及び前記スクランブル手段は、複数系列の情報シンボルの 各情報シンボルをそれぞれの実効拡散系列によりスクランブルさせて、複数系列 のスクランブルド拡散シンボルを形成し、 前記送信機は更に前記複数系列のスクランブルド・シンボルを組み合わせて、 1系列の組み合わせスクランブルド拡散シンボルを形成し、 前記送信手段は前記通信チャネルを介して前記系列の組み合わせスクランブル ド・シンボルを送信する請求項11記載の送信機。 13.前記拡散手段は複数系列の情報シンボルの各情報シンボルをそれぞれの 実効拡散系列によりスクランブルさせて、複数系列の拡散シンボルを形成し、 前記送信機は更に前記複数系列の拡散シンボルを組み合わせて、1系列の組み 合わせ拡散シンボルを形成し、 前記スクランブル手段は前記系列の組み合わせ拡散シンボルにおける各組み合 わせ拡散シンボルを共通スクランブル・マスクによりスクランブルさせて、1系 列のスクランブルド拡散シンボルを発生し、 前記送信手段は前記通信チャネルを介して前記系列のスクランブルド組み合わ せ拡散シンボルを送信する請求項1記載の送信機。 14.更に、 前記系列の情報シンボルを1系列ブロックの二進ディジットに変換する手段と 、 第1の疑似ランダム数を発生する手段であって、各第1の疑似ランダム数がそ れぞれのブロックに関連され、かつ第2の疑似ランダム数を発生させる手段と、 前記第1の疑似ランダム数をそれぞれのブロックと組み合わせて、1系列の暗 号化シンボルを発生する手段と、 前記第2の疑似ランダム数をオフセットさせて、スクランブル・マスク・イン デックスを形成する手段と を含み、前記拡散手段は各暗号化シンボルをそれぞれの拡散系列により拡散させ て、前記系列の拡散を形成し、 前記スクランブル手段は各拡散シンボルを前記共通スクランブル・マスクによ りスクランブルさせて、前記系列のスクランブルド・シンボルを発生し、かつ 前記スクランブル・マスクは前記スクランブル・マスク・インデックスに基づ いて選択される 請求項1記載の送信機。 15.前記第2の疑似ランダム数は、多ビットのディジタル制御信号と、前記 第2の疑似ランダム数をオフセットすることにより形成された前記スクランブル ・マスク・インデックスに基づいて選択された前記スクランブル・マスクにより スクランブルされた前記拡散シンボルに対応するブロックとに従う請求項14記 載の送信機。 16.前記組み合わせ手段及び前記スクランブル手段は、モジュロ2の加算で ある請求項14記載の送信機。 17.任意の2つのスクランブル・マスクのモジュロ2の加算は、大きさが各 拡散系列にほぼ等しく相関された系列である請求項14記載の送信機。 18.任意の2つのスクランブル・マスクのモジュロ2の加算は、大きさが前 記拡散系列のサブセットにおける各拡散系列にほぼ等しく相関され、かつその残 りの拡散系列とほぼゼロ相関を有する系列である請求項14記載の送信機。 19.複数系列の情報シンボル通信するシステムにおいて、 スペクトル上で重なる複数系列の拡散スクランブルド情報シンボルを含む複合 信号を受信する手段と、 前記複合信号を最適又は準最適相関特性を有する1組のスクランブル・マスク から選択したスクランブル・マスクによりデスクランブルさせて、1系列のデス クランブルド・シンボルを発生させる手段と、 少なくとも1シフトの各デスクランブルド・シンボルを少なくとも前記1拡散 系列により相関させて、各デスクランブルド・シンボル用に少なくとも1相関値 を発生させる手段を含み、複数の拡散系列を用いて前記系列のデスクランブルド ・シンボルをデスクランブルする手段であって、前記拡散系列は相互に直交する 又は双直交する拡散シンボルである手段と、 前記相関値を処理して少なくとも1系列の情報シンボルを検出する手段と を含む受信機。 20.前記処理手段はコヒーレントなRAKE組み合わせ器を含む請求項19 記載の受信機。 21.前記処理手段はノン・コヒーレントなRAKE組み合わせ器を含む請求 項19記載の受信機。 22.前記デスクランブル手段は複数系列のデスクランブルド・シンボルを発 生し、各系列のデスクランブルド・シンボルはそれぞれの系列の情報シンボルに 対応し、 前記逆拡散は少なくとも1シフトの各デスクランブルド・シンボルをそれぞれ の少なくとも1拡散系列により相関することにより、各デスクランブルド・シン ボルから少なくとも一つの相関値を発生し、かつ 前記処理手段は前記相関値を処理して前記複数系列の情報シンボルを検出する 請求項19記載の受信機。 23.前記デスクランブル手段及び逆拡散手段は前記複合信号を1組の実効拡 散系列から選択した実効拡散系列によりデスクランブルし、かつ逆拡散して、前 記相関値を発生する手段に組み合わせられ、かつ 複数対の前記実効拡散系列は、最適若しくは準最適相関特性を有するか、又は 相互に直交又は双直交する 請求項19記載の受信機。 24.前記デスクランブル手段及び逆拡散手段は、前記複合信号を1組の実効 拡散系列から選択した少なくとも一つの実効拡散系列によりデスクランブルし、 かつ逆拡散して、複数系列の情報シンボル用の相関値を発生させ、 選択した各実効拡散系列はそれぞれの系列の情報シンボルに対応し、かつ 複数対の前記実効拡散系列は、最適若しくは準最適相関特性を有するか、又は 相互に直交又は双直交する拡散シンボルである 請求項23記載の受信機。 25.前記複合信号はスペクトル上で重なる複数系列の暗号化、拡散、スクラ ンブルド情報シンボルを含み、 前記受信機は、更に、スクランブル・マスク・アドレスを発生し、前記スクラ ンブル・マスク・アドレスに基づいて最適又は準最適相関特性を有する前記組の スクランブル・マスクから1スクランブル・マスクを選択する手段を含み、 前記逆拡散手段は前記複合信号を前記選択したスクランブル・マスクによりデ スクランブルさせて、前記系列のデスクランブルド・シンボルを発生し、 前記処理手段は前記相関値を処理して少なくとも1系列の暗号化情報シンボル を検出し、かつ 前記受信機は、更に、前記それぞれの情報シンボルに関連した疑似ランダム数 を用いて前記処理手段により検出された少なくとも1系列の暗号化情報シンボル を解読する 請求項19記載の受信機。 26.1系列の情報シンボルを送信する方法において、 各情報シンボルをそれぞれの拡散系列により拡散して、1系列の拡散シンボル を形成するステップであって、前記拡散系列は互いに直交又は双直交する1組の 拡散系列から選択されるステップと、 各拡散シンボルを共通スクランブル・マスクによりスクランブルさせて、1系 列のスクランブルド・シンボルを発生させるステップであって、前記共通スクラ ンブル・マスクは最適又は準最適相関特性を有する1組のスクランブル・マスク から選択されるステップと、 前記系列のスクランブルド・シンボルを通信チャネルを介して送信するステッ プと を含む1系列の情報シンボルを送信する方法。 27.任意の2つのスクランブル・マスクのモジュロ2の加算は、大きさが前 記各拡散系列にほぼ等しく相関された1系列である請求項26記載の方法。 28.任意の2つのスクランブル・マスクのモジュロ2の加算は、大きさがサ ブセットの拡散系列における各拡散系列にほぼ等しく相関され、かつその残りの 拡散系列とほぼゼロ相関を有する系列である請求項26記載の方法。 29.前記最適相関特性は、任意の2つのスクランブル・マスクのモジュロ2 の加算がベント系列である特性を含む請求項26記載の送信機。 30.前記最適相関特性は任意の2つのスクランブル・マスクのモジュロ2の 加算が部分的なベント系列である特性を含む請求項26記載の方法。 31.前記拡散系列はワルシュ・アダマール符号ワードの順列である請求項2 6記載の方法。 32.前記送信するステップは、前記スクランブルド・シンボルを更にスクラ ンブルさせて、更なる1系列のスクランブルド・シンボルを発生させるステップ と、前記通信チップを介して前記系列の更なるスクランブルド・シンボルを送信 するステップとを含む請求項26記載の方法。 33.複数系列の情報シンボルの各情報シンボルはそれぞれの拡散系列により 拡散されて、複数系列の拡散シンボルを形成し、 各系列の拡散シンボルにおける各拡散シンボルはそれぞれの共通スクランブル ・マスクによりスクランブルされて、複数系列のスクランブルド・シンボルを発 生させ、 前記方法は更に複数系列のスクランブルド・シンボルを組み合わせて、1系列 の組み合わせスクランブルド・シンボルを形成し、かつ 前記系列の組み合わせスクランブルド・シンボルは前記通信チャネルを介して される 請求項26記載の方法。 34.前記複数系列の情報シンボルはセルラ通信システムにおけるセルに送信 された全ての情報信号に対応する請求項33記載の方法。 35.前記複数系列の情報シンボルはセルラ通信システムにおけるセルに送信 されたサブセットの全ての情報信号に対応する請求項33記載の方法。 36.前記拡散ステップ及び前記スクランブル・ステップは、各情報シンボル をそれぞれの実効拡散系列によりスクランブルさせて、1系列のスクランブルド 拡散シンボルを形成し、 前記実効拡散系列は1組の実効拡散系列から選択されると共に、複数対の前記 実効拡散系列が相互に直交若しくは双直交するか、又は最適又は準最適相関特性 を有し、 前記スクランブルド・シンボルは前記通信チャネルを介して送信される 請求項26記載の方法。 37.前記拡散及びスクランブル・ステップは、複数系列の情報シンボルの各 情報シンボルをそれぞれの実効拡散系列によりスクランブルさせて、複数系列の スクランブルド拡散シンボルを形成し、 前記方法は更に前記複数系列のスクランブルド拡散シンボルを組み合わせて、 1系列の組み合わせスクランブルド拡散シンボルを形成し、 前記系列の組み合わせスクランブルド・シンボルは前記通信チャネルを介して 送信される 請求項36記載の方法。 38.前記拡散ステップは複数系列の情報シンボルの各情報シンボルをそれぞ れの実効拡散系列によりスクランブルさせて、複数系列の拡散シンボルを形成し 、 前記方法は更に前記複数系列の拡散シンボルを組み合わせて、1系列の組み合 わせ拡散シンボルを形成し、 前記系列の組み合わせ拡散シンボルにおける各組み合わせ拡散シンボルは共通 スクランブル・マスクによりスクランブルされて、1系列のスクランブルド組み 合わせ拡散シンボルを発生し、かつ 前記系列のスクランブルド被組み合わせ拡散シンボルは前記通信チャネルを介 して送信される 請求項36記載の方法。 39.更に、 前記系列の情報シンボルを1系列ブロックの二進ディジットに変換するステッ プと、 第1の疑似ランダム数及び第2の疑似ランダム数を発生するステップであって 、前記第1の疑似ランダム数のそれぞれがそれぞれのブロックに関連しているス テップと、 前記第1の疑似ランダム数を前記それぞれのブロックにより組み合わせて、1 系列の暗号化シンボルを発生するステップと、 前記第2の疑似ランダム数をオフセットして、スクランブル・マスク・インデ ックスを形成するステップと を含み、 各暗号化シンボルがそれぞれの拡散系列により拡散されて、前記系列の拡散シ ンボルを形成し、 各拡散シンボルは前記共通スクランブル・マスクによりスクランブルされ、か つ 前記スクランブル・マスクは前記スクランブル・マスク・インデックスに基づ いて選択される 請求項26記載の方法。 40.前記第2の疑似ランダム数は多ビットのディジタル制御信号と、前記第 2の疑似ランダム数をオフセットすることにより形成された前記スクランブル・ マスク・インデックスに基づき、選択された前記スクランブル・マスクによりス クランブルされた前記拡散シンボルに対応する前記ブロックとに依存する請求項 39記載の方法。 41.前記組み合わせステップ及び前記スクランブル・ステップは、モジュロ 2の加算のステップである請求項39記載の送信機。 42.任意の2つのスクランブル・マスクのモジュロ2の加算は、大きさが各 拡散系列にほぼ等しく相関された系列である請求項39記載の方法。 43.任意の2つのスクランブル・マスクのモジュロ2の加算は、大きさが前 記拡散系列のサブセットにおける各拡散系列にほぼ等しく相関された系列であり 、その残りの拡散系列によりほぼ0ゼロ相関を有する系列である請求項43記載 の方法。 44.情報シンボルを検出する方法において、 スペクトル上で重なる複数系列の拡散スクランブルド情報シンボルを含む複合 信号を受信するステップと、 前記複合信号を最適又は準最適相関特性を有する1組のスクランブル・マスク から選択したスクランブル・マスクによりデスクランブルさせて、1系列のデス クランブルド・シンボルを発生させるステップと、 少なくとも1シフトの各デスクランブルド・シンボルを少なくとも一つの前記 拡散系列により相関させて、デスクランブルド・シンボル用に少なくとも1相関 値を発生させるステップを含み、前記拡散系列は相互に直交又は双直交するステ ップと、 前記相関値を処理して少なくとも1系列の情報シンボルを検出するステップと を含む方法。 45.前記処理ステップはコヒーレントなRAKE組み合わせステップを含む 請求項44記載の方法。 46.前記処理ステップはノン・コヒーレントなRAKE組み合わせステップ を含む請求項44記載の方法。 47.前記デスクランブル・ステップは複数系列のデスクランブルド・シンボ ルを発生し、各系列のデスクランブルド・シンボルはそれぞれの系列の情報シン ボルに対応し、 前記逆拡散ステップは、少なくとも1シフトの各デスクランブルド・シンボル を少なくとも一つのそれぞれの拡散系列と相関させることにより、各デスクラン ブルド・シンボルから少なくとも一つの相関値を発生し、かつ 前記相関値は処理されて複数系列の情報シンボルを検出する 請求項44記載の受信機。 48.前記デスクランブル・ステップ及び逆拡散ステップは前記複合信号を1 組の実効拡散系列から選択した実効拡散系列によりデスクランブルし、かつ逆拡 散するステップに組み合わせられて、前記相関値を発生させ、かつ 複数対の前記実効拡散系列は、最適若しくは準最適相関特性を有するか、又は 相互に直交又は双直交する 請求項44記載の受信機。 49.前記デスクランブル・ステップ及び逆拡散ステップは、前記複合信号を 1組の実効拡散系列から選択した少なくとも一つの実効拡散系列によりデスクラ ンブルさせ、かつ逆拡散させて、複数系列の情報シンボル用の相関値を発生させ 、 選択した各実効拡散系列はそれぞれの系列の情報シンボルに対応し、かつ 複数対の前記実効拡散系列は、最適若しくは準最適相関特性を有するか、又は 相互に直交又は双直交する 請求項48記載の方法。 50.前記複合信号は、スペクトル上で重なる複数系列の暗号化された拡散ス クランブルド情報シンボルを含み、 前記方法は、更に、スクランブル・マスク・アドレスを発生するステップと、 前記スクランブル・マスク・アドレスに基づいて最適又は準最適相関特性を有 する前記組のスクランブル・マスクから1スクランブル・マスクを選択するステ ップと を含み、 前記複合信号は前記選択したスクランブル・マスクによりデスクランブルされ て前記系列のデスクランブルド・シンボルを発生し、 前記相関値は少なくとも1系列の暗号化情報シンボルを検出するように処理さ れ、かつ 前記方法は、更に、前記それぞれの情報シンボルに関連した疑似ランダム数を 用いて、検出された少なくとも1系列の暗号化情報シンボルを解読するステップ を含む 請求項44記載の方法。
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