JPH10506240A - 通信ネットワークにおけるデータ・メッセージング - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 セルラー送信器（３８）を装置されたメッセージング・ユニット（１６）が、通信ネットワーク（１０）内に位置されるトラック・トレーラ（１２）に取り付けられている。メッセージング・ユニット（１６）は、報告すべきイベントの発生に対応してデータ・メッセージを生成する。データ・メッセージの生成にもとづいて、セルラー送信器（３８）が、音声またはデータ・チャンネルを介してネットワーク（１０）を用いてデータ・メッセージを送信する。データ・メッセージは、ＭＴＳＯ（２０）において受信され、次いでプラットフォーム（２４）またはクリヤリングハウス（２２）またはクリヤリングハウス（２２）を通じてのプラットフォーム（２５）へルート付けられる。プラットフォーム（２４）またはクリヤリングハウス（２２）へ蓄積されたデータ・メッセージは、ホスト（２６）によってアクセスされる。データ・メッセージは、メッセージング・ユニット（１６）とプラットフォーム（２４）との間のハンドシェーク・プロトコルにしたがった形で、ネットワーク（１０）の音声チャンネルを用いて送られ得る。データ・メッセージはまた、セルラー送信器（３８）の移動体同定ナンバ（ＭＩＮ）または電子的一連番号（ＥＳＮ）を変化させることによって、ネットワーク（１０）のデータ・チャンネルを用いて送られ得る。更にまた、データ・メッセージは、付加されたデータ・デジットをもつ特別要求を発生することによって、ネットワーク（１０）のデータ・チャンネルを用いて送られ得る。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称 通信ネットワークにおけるデータ メッセージング 技術的分野 本発明は、一般的に電気通信の分野に関し、更に言えば通信ネットワークにお けるデータ・メッセージングに関する。 背景技術 複雑化された通信システムの急速な進展が移動体通信、特に移動体データ・メ ッセージングの発展をまねいている。データ・メッセージングは、通信ネットワ ークの音声チャネルとデータ・チャネルとを用いた情報の伝送に集中的に関連し ている。データ・メッセージングの応用の１つは、アイテムが、認識された報告 すべきイベントに関して遠隔位置へのデータ・メッセージを送るようにして、ア イテム群をモニタすることである。例えば、トラック・トレーラ監視システムは 、トラック・トレーラ部隊の現在位置とその状況についての情報を収集する。 セルラー（cellular）電話システムのネットワークは、特にもしも監視される アイテムが人や乗物やカーゴ・コンテナの如き移動体であるならば、このような データ・メッセージングを導くための適切な手段である。しかし、通常のセルラ ー通信を用いるコストは、負担すべき空間 使用時間料金と放浪者追跡用料金との両方の項目に関して、禁止的である。 通常のセルラー・ネットワークを使用する上での他の問題は、セルラー・サー ビスの提供者が分割されていることによって、セルラー空間トラフィックでの監 視や制御が非統合されていることであり、このことはしばしばセルラー電話ネッ トワークの不正使用を許すことになる。放浪者不正手段事件の増加が、セルラー 空間使用時間のコスト、特にセルラー電話ネットワークの全国規模ユーザにとっ てのコストの重大な増加となる。これらの問題と戦うため、セルラー・サービス 提供者は、放浪する顧客の有効性確認のためにオーソライゼーションと有効性確 認との手続を実施している。 したがって、実在するセルラー電気通信装置の機能を使用して大量のデータ・ メッセージを取り扱いかつ一方で不正手段の機会を減少することが必要となって いる。特に、データ・メッセージングが、トラック・トレーラの全国規模部隊の 位置と状況とを、最も効率のよいかつ信頼できる方法で監視するようにすること が必要となっている。 発明の開示 本発明の教示にしたがって、通信ネットワークにおけるデータ・メッセージン グのための方法と装置とが提供され、それらは従来技術でのデータ・メッセージ ング・システムに関連している不利益と問題点とを消滅しある いは減少する。更に、トラック・トレーラ部隊の位置情報と状況情報とを監視す るためのセルラー電話ネットワークにおけるデータ・メッセージングは、従来技 術でのトラック・トレーラ監視システムに関連している不利益と問題点とを消滅 しあるいは減少する。 本発明の１つの様相に対応しては、セルラー電話ネットワークを用いてのデー タ・メッセージ通信のためのシステムが複数のメッセージング・ユニットを含ん でいることである。各メッセージング・ユニットは、報告すべきイベントの発生 にもとづいてデータ・メッセージを生成するプロセッサを含んでいる。各メッセ ージング・ユニットはまた、セルラー電話ネットワークを用いてデータ・メッセ ージを送信するセルラー送信器を含んでいる。セルラー電話ネットワークに結合 しているプラットフォームは、そのメッセージング・ユニットによって送信され たデータ・メッセージを受信し、蓄積装置にそのデータ・メッセージを蓄える。 プラットフォームと結合しているホストは、プラットフォームによって蓄えられ るデータ・メッセージをアクセスする。 本発明の他の様相に対応しては、監視されるべき移動体アイテムに取り付られ たメッセージング・ユニットが、セルラー電話ネットワークのデータ・チャンネ ルを用いてデータ・メッセージを送ることである。そのデータ・メッセージング ・ユニットは、移動体アイテム上の情報を生成する所の移動体アイテム上に位置 付けされたセン サを含んでいる。プロセッサがそのセンサに結合され、センサからの情報を受信 する。プロセッサは、報告すべきイベンドの発生にもとづく情報を含むデータ・ メッセージを生成する。そのプロセッサに結合されているセルラー送信器は、セ ルラー電話ネットワークのデータ・チャンネルを用いてデータ・メッセージを送 信する。 本発明の他の様相に対応しては、セルラー電話ネットワークを用いてのデータ ・メッセージングのための方法が、セルラー送信器を同定する同定情報をエンコ ードすることである。データ・メッセージングは、報告すべきイベントの発生に もとづいて発動される。セルラー送信器を同定する同定情報は、報告すべきイベ ントの情報と一緒にエンコードされる。このエンコードされた同定情報はそして 、そのセルラー送信器を用いてセルラー電話ネットワークを通じて送信され、遠 隔位置において受信される。 本発明の他の様相に対応しては、セルラー電話ネットワークを用いてのデータ ・メッセージングのための方法が特別要求を発行することである。データ・メッ セージングは報告すべきイベントの発生にもとづいて発動される。特別要求はそ の際に生成され、報告すべきイベントについての情報を代表するデータ・デジッ トが当該特別要求に付加される。この特別要求とデータ・デジットとは、セルラ ー電話ネットワークを通じて送信され、遠隔位置において受信される。 本発明の重要な技術的利点は、セルラー電話ネットワークの音声チャンネルを 用いてのメッセージング・ユニットへ送信またはから受信されるデータ・メッセ ージが、有効性確認手続を受けることであり、それによって、多段階の不正手段 保護を与えていることである。特に、データ．メッセージがメッセージング・ユ ニットの１つへ向けられまたはから受信される際にハンドシェーク・プロトコル を必要とすることであり、それによって、放浪者不正手段を通してセルラー空間 使用時間の盗難を防止することである。 本発明の他の重要な利点は、メッセージング・ユニットが移動体同定ナンバ（ ＭＩＮ）またはセルラー送信器の電子的一連番号（ＥＳＮ）を変化させて、デー タ・メッセージをセルラー電話ネットワークのデータ・チャンネルを用いて送信 できることである。これはセルラー送信同定情報を変化させることによって、メ ッセージンク・ユニットは、音声チャンネルまたは与えられたデータ・チャンネ ルを開発することなしに、存在するセルラー電気通信装置を用いて、情報を送る ことができることである。 本発明の更に他の重要な利点は、付加されたデータ・デジットをもつ特別要求 を発行することによってセルラー電話ネットワークのデータ・チャンネルを用い てデータ・メッセージを送ることができることである。この特別要求は次いで、 セルラー電話ネットワークのデータ・ チャンネルを通して、遠隔データ・メッセージ収集位置に、ルートづけされる。 図面の簡単な説明 本発明とその利点とのより完全な理解を得るために、参照番号が添付する図面 に関連づけられた後述する記述の中に与えられている。 第１図は、本発明の教示に対応した、色々のデータ・メッセージを通信する通 信ネットワークのブロック・ダンヤグラムである。 第２図は、本発明の教示に対応して、色々のデータ・メッセージを送信しかつ 受信するための通信ネットワーク内のメッセージング・ユニット動作についての ブロック・ダイヤグラムである。 第３図は、本発明の教示に対応した、モデム・ハンドシェーク・プロトコルを 用いる通信ネットワークの音声チャンネルを用いてのデータ・メッセージ送信の ためのフロー・ダイヤグラムである。 第４図は、本発明の教示に対応した通信ネットワークのデータ・チャンネルを 用いたデータ・メッセージ送信のためのフロー・ダイヤグラムである。 発明を実施するための最良の形態 第１図は通信ネットワーク１０のブロック・ダイヤグラムである。ネットワー ク１０のセルラー・システム１４内に位置づけられて、トラック運転台やはしけ や汽車や他の適当な位置移動システムによって運ばれるトレー ラ１２が存在している。本発明は、それらの位置情報や状況（ステータス）情報 が監視されるべきである所の、カーゴ・コンテナや乗物や人やその他のアイテム からのデータ・メッセージングを意図していると、理解されるべきである。 ネットワーク１０は、セルラー電話ネットワークであり得るが、また特殊化さ れた移動体ラジオ（Specialized mobil radio:ＳＭＲ）システムまたは個人通信 サービス（Personal communication service: ＰＣＳ）システムあるいは他の適 切な通信システムの如き他のタイプの通信システムであってもよい。更にネット ワーク１０は、地上の送信タワーまたは空中空間サテライト・トランスポンダー または空中空間内または地上の組合わされた通信ハードウェアからなるものでも よい。ネットワーク１０を用いての送信に当っては、本発明の権利範囲から逸脱 しないでアナログまたはデジタルであってもよい。 トラック・トレーラ１２は、データ・メッセージで送信しかつ受信するための セルラー・トランシーバを含むメッセージング・ユニット１６を設備されている 。メッセージング・ユニット１６のデザインは第２図に関連して詳細に論じられ る。セルラー・システム１４は、送信タワー１８と該送信タワー１８に結合され ている移動体電気通信スイッチング・オフィス（ＭＴＳＯ）２０とを含んでいる 。各セルラー・システム１４は複数の送信タワーと複数のＭＴＳＯとからなって もよいと理解される べきである。 ＭＴＳＯ２０は、セルラー・システム１４と地上の電気通信システム（図示せ ず）とへのおよびからの呼をスイッチする。ＭＴＳＯ２０はまた、データ・リン ク２３を通じてＭＴＳＯ２０への呼情報を提供する所のクリヤリングハウス２２ へ結合される。例えば、ＭＴＳＯ２０は、もしもクリヤリングハウス２２がセル ラー電話機において正当な呼をつくる上でのクレジットをもちまたはオーソライ ズされていることを示す所の例えば有効性確認情報を提供している場合にのみ、 その呼を接続するよう構成され得る。クリヤリングハウス２２はまた、放浪する 電話機の現在位置システムと本籍システムとの如き、他の情報を保持してもよい 。現存するセルラー・システムにおいては、ＧＴＥ／ＴＳＩ，ＥＤＳおよびＭｃ Ｃａｗの如き会社が、クリヤリングハウス機能を提供している。 ＭＴＳＯ２０は、音声／データ・リンク２１を通じて電気通信プラットフォー ム（以下プラットフォームともいう）２４と結合される。ペンデング中の米特許 出願第08/095,166号が、プラットフォーム２４の構造と動作とを詳細に記述して いる。クリヤリングハウス２２はまた、クリヤリングハウス２２によって生成さ れた情報をプラットフォーム２４に提供すべく、データ・リンク２７を通してプ ラットフォーム２４に結合される。一方また、プラットフォーム２４は音声／デ ータ・リンクを通じて ホスト２６と結合されている。プラットフォーム２４はまた、同様な音声／デー タ・リンクを通して、ホスト２８の如き他のホストと結合され得る。ホスト２６ と２８とは交替的に、データ・リンク３１を用いてクリヤリングハウス２２から 直接的に呼情報を受信することができる。 ホスト２６と２８とが明瞭に示されているが、他のホストが同様に、プラット フォーム２４、または他のプラットフォーム、または他のホスト、またはクリヤ リングハウス２２と結合され得ると理解されるべきである。ホスト２６とホスト ２８との間のリンク３３は、ホスト間での情報交換を与える。ホスト３５は、ホ スト３５がホスト２８から単独で情報を受信するように、リンク３３を介してホ スト２８と結合されてもよい。このような方法で、ネットワーク１０において指 定されたホストが、データ・メッセージを受信しそして他のホストへこれらのメ ッセージを配送するように、中央ホストとして働く。 第１図は、別の送信タワー１８とＭＴＳＯ２０とを含んでいる他のセルラー・ システム３０を図示している。セルラー・システム３０の動作範囲内に、メッセ ージング・ユニット１６を搭載されたトラック・トレーラ１２が存在している。 プラットフォーム２５が、ネットワーク１０全体にわたって分散された位置にお いてプラットフォーム機能が実行され得ることを図示すべく、セルラー・システ ム３０と関連付けられている。しかしながら、 プラットフォーム２４はすべてのセルラー・システムのために、すべてのプラッ トフォーム機能を実行してもよい。更に第１図に示される如く、プラットフォー ム２４は１つまたはそれ以上のセルラー・システムと結合され得る。例えば、プ ラットフォーム２４は、東海岸のセルラー・システムのすべてと結合されていて もよい。同様に、プラットフォーム２５は分散されたプラットフォームであり、 特定のセルラー・システムと関連されそして特定のセルラー・システムの一部で ある。プラットフォーム２５はプラットフォーム２４と同様に、ホスト２８の如 きホストと結合している。 点線は、ＭＴＳＯ２０とプラットフォーム２４との間のリンクを表している。 推奨されたスタンダード（ＩＳ４１、リビションＡ）においては、ユーザの有効 性確認がセルラー・コールを置く前に実行される。例えば、パワー・アップ時ま たは１つの特定のセルラー・システムの領域への最初の移行時に、セルラー・ト ランシーバは、前もっての有効性確認のために、ＭＴＳＯ２０へ同定情報を発行 することができる。また代わりに、ＭＴＳＯ２０は、有効性確認と登録とのため に同定情報を提供するように、特定のトランシーバをポーリングすることもでき る。前もっての有効性確認情報はＭＴＳＯ２０からデータリンク２３を介してク リヤリングハウス２２へ送信され得る。同様にプラットフォーム２４は、データ ・リンク３２を用いて、外部装置であるクリヤリングハウス への手段をとることなしに、前もっての有効性確認を実行できる。クリヤリング ハウス２２によって実行される所の前もっての呼有効性確認をもって、より後の データ・メッセージがリンク３２を用いてプラットフォーム２４へ直接的に送ら れる。リンク３２は、音声／データ・リンク２１とあるいは音声／データが分離 された専用のデータ・リンクあるいは他の通信リンクと同じものであってもよい 。 プラットフォーム２４とプラットフォーム２５との間のデータ・リンク３４は 、分散されたプラットフォームがユーザ有効性確認や不正手段マネージメントや システム・オペレーションや請求書発行機能に関連する情報を交換することを許 す。この分散されたプラットフォームの実施態様はまた、通常の長距離電話シス テムにおけるものとは同じでない、ネットワーク１０におけるフォールト・トレ ーラント機能やトラフィック・マネージメント機能を与える。このようにして、 第１図に示されている如く、電気通信プラットフォームは、中央に位置しまたは 分散された形で配置されて、データ・リンク３４によって接続される。 本発明のこの記述を通して、ホスト２６、プラットフォーム２４、クリヤリン グハウス２２、ＭＴＳＯ２０およびセルラー・システム１４は、別々の分離され たエレメントとして論じられている。これら構成の夫々は論理的な構成であり、 それらが物理的に分離されることなし に一体化されることもできると理解されるべきである。例えば、プラットフォー ム２４とホスト２６との機能は単一の場所で達成され得る。更に、プラットフォ ーム２４とクリヤリングハウス２２との機能はまた、単一の場所で達成され得る 。セルラー・システム１４、ＭＴＳＯ２０、クリヤリングハウス２２、プラット フォーム２４およびホスト２６への参照番号は、ネットワーク１０内の任意のセ ルラー・システム、スイッチ、クリヤリングハウス、プラットフォームおよびホ ストに夫々関連している如く理解されるべきである。 また第１図に、ネットワーク１０内のセルラーシステムのＭＴＳＯ間でのデー タ伝送を与えるデータ・リンク３６が示されている。このようなリンクは、セル ラー・システムをリンクするためのＳＳ７バックボーン・リンクであってもよい 。リンク３６は、セルラー・システムがネットワーク１０によって実行される所 の有効性確認機能と放浪機能と課金機能と呼ルーティング機能と他の機能とに関 する情報を分担処理することを許す。例えば、メッセージング・ユニット１６に あるセルラー・トランシーバの如き特定のセルラー・トランシーバの存在位置を 知っている１つのセルラー・システムは、他のセルラー・システムとその情報を 分担することもできる。プラットフォーム２４は、ネットワーク１０内のセルラ ー・システムのＭＴＳＯ間で交換される情報をアクセスするために、リンク２１ またはリンク３２を介してリンク３ ６と結ぶこともできる。 第１図の記述では、データ・リンクと音声／データ・リンクとの両者を示して いる。リンク２３，２７，３１，３４および３６の如きデータ・リンクは、専用 のデータ・チャンネルを用いてデータの送信を与える。リンク２１と２９の如き 音声／データ・リンクは音声チャンネルを用いての音声の送信とデータ・チャン ネルを用いてのデータの送信とをサポートしている。例えば、Ｔ１送信リンクの 如き音声／データ・リンクを用いてのセルラー電話送信は、空中でのメッセージ ・ストリームの如く、音声チャンネルを用いての音声とデータ・チャンネルを用 いてのデータとを運ぶために、デジタル送信技術を用いることができる。本発明 は、デジタルとアナログとのいずれかで音声チャンネルとデータ・チャンネルと を与える音声／データ・リンクを用いての、何らかの送信技術を意図していると 理解されるべきである。産業において用いられている現状のシステムは、米国に おいて用いられているＤＳ−１スタンダードとヨーロッパ電気通信システムにお いて用いられているＣＣＩＴＴプライマリ・マルチプレックス・スタンダードを 含んでいる。 本発明によってもくろまれている所の、セルラー・デジタル・パケット・デー タ（ＣＤＰＤ）と各付けられる他の通信プロトコルは、音声送信間に点々と配さ れるパケットでデータを送る。このプロトコルでのデータ・メッセージは、デジ タル・ビット・ストリームのリザーブ されているセクションにおいて運ばれ、あるいはデジタル・ビット・ストリーム の占有されていないセクションを満たすように、選択的に置かれることができる 。ＣＤＰＤ技術はまた、リアル・タイムではないデータ・メッセージの配送をサ ポートしている。これは配送アドレスを確立することによって達成され、それに よって、ユーザは宛先アドレスにおいてデータ・メッセージを受け取りかつ蓄え ることができ、そして処理のために後刻そのデータ・メッセージを呼び出すこと ができる。 音声／データ・リンクはまた、モデムまたはデュアル・トーン・マルチフレケ ンシー（“ＤＴＭＦ”）トーンまたは適切なデータ・エンコーダを用いる音声チ ャンネル上で、データの送信をサポートする。本発明は、ネットワーク１０内で のデータ・メッセージを送るために、データ・エンコーダを使用しての、データ ・チャンネルを用いてのデータ送信と音声チャンネルを用いてのデータ送信との ２つの途を意図している。リンク３４の如き専用のデータ・チャンネルは、本発 明の意図している権利範囲を逸脱することなしに、音声送信をも許すリンクと置 換することもできるだろう。 動作において、ネットワーク１０は、データ・メッセージが色々の手段におい て、セルラー・システム１４や３０の如きセルラー・システムをまたがって送ら れるようにすることを許している。ネットワーク１０における音声チャンネルを 用いてのメッセージング・ユニットへ 送られまたはから受信されるデータ・メッセージは、セルラー電話不正手段を減 少しかつ確実な通信を維持するために、当該メッセージがハンドシェーク・プロ トコルに曝される場所であるプラットフォーム２４または２５を通して通過され ねばならない。 データ・メッセージはまた、ネットワーク１０上のデータ・チャンネルを用い て、メッセージング・ユニットへ送られまたはから受信される。後述する如く、 これらのメッセージは、呼データ処理手続の一部としてデータ・チャンネルを用 いてパックされかつ送られる。ネットワーク１０の音声チャンネルを用いて送ら れるデータ・メッセージと同様に、データ・チャンネルを用いて送られるデータ ・メッセージは、セキュリティ・プロトコルに曝される。ネットワーク１０によ ってサポートされる各種のデータ・メッセージングは、第３図と第４図とを参照 して詳述される。 第２図は、第１図のネットワーク１０内で動作するメッセージング・ユニット １６のブロック・ダイヤグラムである。本発明の一実施態様において、メッセー ジング・ユニット１６はトラック・トレーラ１２に取り付けられている。しかし ながら、ネットワーク１０内のデータ・メッセージングは、トラック・トレーラ 監視システムに限定されないことが理解されるべきである。メッセージング・ユ ニット１６は、人、乗物またはカーゴ・コンテナの如き監視されるべき移動体ア イテムに取り付ける ことができる。 第２図図示の如く、セルラー・トランシーバ３８はセルラー・トランシーバ・ バス４０と結合されている。セルラー・トランシーバ３８は、ネットワーク１０ 内の音声とデータとのチャンネルを用いて、音声とデータとのセルラー送信と受 信とを含めて、セルラー・アンテナ４２を介して信号を受信しかつ送信する。セ ルラー・トランシーバ３８は、データ・メッセージを送信すべく装置されたセル ラー送信器であるか、データ・メッセージを受信すべく装置された受信器であっ てもよい。セルラー・トランシーバ３８として更に参照されるものは、送信器ま たは受信器またはその両者を意図されていると理解されるべきである。 セルラー・トランシーバ・バス４０は、セルラー・インタフェース・ドライバ ４６を通して、１つまたはそれ以上のプロセッサ４４と結合されている。セルラ ー・インタフェース・ドライバ４６は、プロセッサ４４とセルラー・トランシー バ３８との間の通信のために必要なプロトコルを提供している。 モデム４８は、プロセッサ４４がセルラー・アンテナ４２とセルラー・トラン シーバ３８とから受信されまたは通して送信される如く、ネットワーク１０内の 音声チャンネルを用いてデジタル通信を受信しかつ送信することを許す。モデム ４８または他の適切なデバイスは、音声チャンネルにおいてエンコードされた音 声とデータと の間を区別し、対応して情報を取り扱う。 プロセッサ４４はまた、ＤＴＭＦ認識装置５０と結合している。ＤＴＭＦ認識 装置５０は、セルラー・アンテナ４２とセルラー・トランシーバ３８とから受信 しかつ通して送信する如く、ネットワーク１０の音声チャンネルを用いてのＤＴ ＭＦデータの受信と送信とを与える。メッセージング・ユニット１６へまたはか らのすべてのデータ送信は、ＤＴＭＦデータを用いてなされ得る。 プロセッサ４４はまた、リード・オンリ・メモリ（“ＲＯＭ”）５２とランダ ム・アクセス・メモリ（“ＲＡＭ”）５４とに結合される。これらのメモリは、 命令を貯え、プロセッサ４４の動作のためのデータを貯えるためのものである。 本発明では、ハード・ディスクとフロッピィ・ディスク・ドライブ、オプティカ ル・ディスク・ドライブ、ＣＤ−ＲＯＭ蓄積デバイス、バックアップ・テープお よびプラグ・イン・メモリ・モジュールを含みかつこれに限られることのない適 切な蓄積デバイス（図示せず）の使用を意図としていることが理解されるべきで ある。リアル・タイム・クロック５６は、プロセッサ４４に、日中の時間情報ま たは週中の日情報、月情報または年情報を提供する。 メッセージング・ユニット１６は、ロランＣシステム、全地球測位サテライト （ＧＰＳ）システム、デッド・レコニング（dead reckoning）システム、慣性航 法システムまたは位置情報を与える何らかの適切なシステムから、 位置情報を入力するようにされる。位置決めシステム・インタフェイス５８は、 位置しているシステムのアンテナ６２を通して位置決めシステム・トランシーバ ６０から受信するようにして、プロセッサ４４へ現在の位置情報を提供する。プ ロセッサ４４へ送られた位置情報は、生まの位置データ（例えばロランＣシステ ムから直接的に受信されたデータ）または処理済みの位置データのいずれかであ ることができる。したがって、生まの位置データの処理は、位置決めシステム自 身内で、あるいは位置決めシステム・インタフェイス５８内で、あるいはプロセ ッサ４４内で行われ、あるいは第１図のプラットフォーム２４かホスト２６かで 後程処理するためにセルラー・トランシーバ３８とセルラー・アンテナ４２とを 介して送信されて行われる。 メッセージング・ユニット１６はまた、センサ・システム６４を通してステー タス情報の入力を許す。１つの実施態様において、センサ・システム６４は、ト ラック・トレーラ１２の色々のパラメータを監視すべく用いられる所のセンサと コントローラとプロセッサとからなり、プロセッサ４４へステータス情報を通過 させるよう動作する。センサ・システム６４は、冷蔵庫の温度またはバッテリ電 圧レベルまたは他のトラック・トレーラ・サブシステムの兆候の如きトラック・ トレーラ１２の動作パラメータを監視する。センサ・システム６４はまた、トラ ック・トレーラ１２がトラック運転台に連結されてい るか否かや内容物がこねられているか否かの如き、トラック・トレーラ１２とそ の内容についての状況（ステータス）を監視する。この記述の目的のために、“ センサ”は、位置情報とステータス情報とをプロセッサ４４に供給する所の、位 置決めシステムを含む何らかのデバイスに関連している。 パワー・サプライ６６はメッセージング・ユニット１６の種々のコンポーネン トへ電力を供給する。明瞭のため、メッセージング・ユニット１６の異なったコ ンポーネントへの電力供給のための接続は図示されていない。パワー・サプライ ６６は、バッテリと充電回路構成とを含むパワー・マネージメント・システムで ある。更に、パワー・サプライ６６は、例えばトラック電気系相互接続ケーブル とかトラック・トレーラの屋根に搭載されている太陽電池７０とからの外部電力 接続６８の如き、パワーのオプショナル・ソースを含んでいる。 第２図の特定の実施態様に示される如く、太陽電池７０、セルラー・アンテナ ４２および位置決めシステム・アンテナ６２は、メッセージング・ユニット１６ の他のコンポーネントについてはカーゴ・コンパートメント内に置かれるが、ト ラック・トレーラの屋根に直接搭載され得る。しかし、本発明では、監視される べき移動体アイテムに取り付けられる１つまたはそれ以上の分離したハウジング 内に、メッセージング・ユニット１６のコンポーネントを配置することをももく ろんでいることが理 解されるべきである。 動作において、メッセージング・ユニット１６は、報告すべきイベントの発生 に対応して、ネットワーク１０の音声またはデータ・チャンネルを用いて送られ るべきデータ・メッセージを生成する。報告すべきイベントの発生は、第２図図 示のプロセッサ４４の一部として示されている報告イベント設定モジュール７２ を実行するプロセッサ４４によって決定される。報告すべきイベントが発生する と、プロセッサ４４は、データ・メッセージを直ちに生成して送信するか後刻の 送信のためにそのデータ・メッセージを蓄える。データ・メッセージを蓄えるた めに、メッセージング・ユニット１６は次いで、所定期間にわたってのトラック ・トレーラ１２の状況を記録にまとめるデータ・メッセージ・バッチを送る。 データ・メッセージの生成を誘発する１つの報告すべきイベントは、リアル・ タイム・クロック５６からプロセッサ４４によって受信されるタイム・アウト信 号である。したがって、メッセージング・ユニット１６は、１日に２回または毎 日または毎週の如き特定の時間間隔で、データ・メッセージを生成し、トレーラ ・トラックの位置情報とステータス情報とを報告する。更に、報告すべきイベン トは、ＭＴＳＯ２０やクリヤリングハウス２２やプラットフォーム２４やホスト ２６やその他の種々の発生源からの外部要求であるかも知れない。 報告すべきイベントはまた、トラック・トレーラ移送 装置またはそのオペレータによって発動され得る。例えば、メッセージング・ユ ニットは、トラック運転台への連結や切り離しを示す所の、センサ・システム６ ４からプロセッサ４４によって受信された信号にもとづいて、データ・メッセー ジを生成しかつ送信することもある。移送装置のオペレータはまた、データ・メ ッセージを送るように、手動でメッセージング・ユニットに要求することもある 。 報告すべきイベントは、センサ・システム６４によって受信される所の、所定 の限界を越えてしまっている旨の動作信号またはアラーム信号に対応して生じる 。例えば、報告すべきイベントは、冷蔵トラック・トレーラ内のカーゴ温度が所 定の最低レベルまたは最高レベルを超えている場合に存在するかも知れない。報 告すべきイベントを発動するこの予め定められた限度は、クリヤリングハウス２ ２またはプラットフォーム２４またはホスト２６から遠隔的に構成されることも ある。プロセッサ４４はまた、積荷の停滞とかトラック・トレーラ・サブシステ ムの故障とかメッセージング・ユニット１６自体の故障とかへの不適切なアクセ スにもとづいて、報告すべきイベントとして決定する。 更に、報告すべきイベントは、地理情報にもとづくことがある。例えば、メッ セージング・ユニット１６は、位置決めシステムによって決定されたトラック・ トレーラ位置が期待されたトラック・トレーラ位置から離れた 際にデータ・メッセージを生成する。この期待された位置は、ＲＯＭ５２または ＲＡＭ５４または他の蓄積デバイスの如きメモリ内に蓄積され、またはプロセッ サ４４によって計算され、またはホスト２６やプラットフォーム２４から受信さ れる。 同様な方法で、報告すべきイベントは、トラック・トレーラ１２が市境界また は州境界または国境に近づきまたは通過する場合、または１つのセルラー・シス テムのサービス・エリアに移行する場合に、生じるだろう。したがって、報告す べきイベント決定モジュール７２を実行するプロセッサ４４によって、当該報告 すべきイベントが発生した際に、メッセージング・ユニット１６が、データ・メ ッセージを生成するようにする。報告すべきイベントは、データ・メッセージの 報告をホスト２６へ保証する所の、時間、外部要求、センサ入力、ドライバによ る手動要求、地理情報、またはその他のイベントや条件にもとづいて生じるだろ う。 報告すべきイベントの決定にもとづいて、メッセージング・ユニット１６は、 ネットワーク１０を越えて色々のデータ・メッセージを送信しかつ受信する。デ ータ・メッセージは、トラック運転台へトラック・トレーラを連結したことを示 す信号の如き報告すべきイベントを発動する情報と、また報告すべきイベントの 時刻におけるトラック・トレーラの位置の如き他の監視される情報を含んでいる 。最後にメッセージング・ユニット１６から 送信されたデータ・メッセージは、プラットフォーム２４またはクリヤリングハ ウス２２または両方を通ってルートづけられ、第１図図示の如く、ホスト２６に よってアクセスされる。データ・メッセージは音声チャンネルかデータ・チャン ネルかを用いて、ネットワーク１０を越えて通信される。 プロセッサ４４の制御を通じてメッセージング・ユニット１６は、プラットフ ォーム２４を通して音声チャンネルを用いてデータ・メッセージを送信しかつ受 信する。明瞭のため、音声チャンネルを用いてのデータ・メッセージの送信また は受信は、ハンドシェーキングを含めて、モデム送信器と関係づけられて論じら れ、このような送信は音声チャンネル上でエンコードされたＤＴＭＦトーンまた は他のデータを用いてなされ得ると理解されるべきである。 音声チャンネルを用いて通信されるデータ・メッセージのすべてがプラットフ ォーム２４を通過することが要求されるという働きは、本発明の重要な利点の１ つであり、プラットフォーム２４とメッセージング・ユニット１６との間のモデ ル・ハンドシェーキングを与える。第２図に示される如く、プロセッサ４４は、 プラットフォーム２４との確実なデータ・モデム通信をつくり上げる所のハンド シェーク・プロトコルを実行する命令を実行する。音声チャンネルを用いてデー タ・メッセージを送信する方法は、第３図に関連してより詳細に記述される。 プロセッサ４４はまた、メッセージング・ユニット１６がネットワーク１０の データ・チャンネルを用いてデータ・メッセージを生成しかつ送信することを許 す所の、ＭＩＮステータス・モジュール７６と特別要求生成モジュール７８とを 実行する。第４図において後述される如く、ＭＩＮステータス・モジュール７６ は、メッセージング・ユニット１６が、ネットワーク１０のデータ・チャンネル を用いて送信された移動体同定ナンバ（ＭＩＮ）または電子的一連番号（ＥＳＮ ）の如きセルラー・トランシーバ３８の同定情報を変化させることによって、ス テータス情報と位置情報とをエンコードすることを許す。第４図に関連しても論 じられる特別要求生成モジュール７８は、ステータス情報と位置情報とを表す特 別要求に付加されることによって、データ・チャンネルを用いてデータ・メッセ ージを送るための他の方法である。 プロセッサ４４と移送装置システムとの間のリンク８０は、メッセージング・ ユニット１６が、例えば、トラック運転台へまたはからの通信を送信しかつ受信 することを許す。このリンクは、ショート・レンジ・ラジオ・システム、赤外（ ＩＲ）結合、信号線を通しての直接接続または他の適切な技術を用いての２ウェ イ通信を行うことを許す。代わって、このリンクは、マネージング・ユニット１ ６が移送装置システムによる送信のためにデータ・メッセージを送ることを許す 所の１ウェイ通信であることもある。１つの実施態様において、１ウェイ・ リンクは、移送装置システムに取り付けられたセンサが当該取り付けられたトラ ック・トレーラ１２を同定することを許すだろう。 機能的には、リンク８０は、メッセージング・ユニット１６のコンポーネント が移動体アイテムとその移送装置システムとの間で分割されることを許す。１つ の実施態様において移動体アイテム上に位置するプロセッサ４４は、データ・メ ッセージを生成し、そして次いで、移送装置システム上に位置されるセルラー・ トランシーバ３８による送信のために、リンク８０を用いて、このデータ・メッ セージを送る。この方法においては、移動体アイテムにデータ・メッセージング 能力をもつようにするコストが、移送装置システム上にメッセージング・ユニッ ト１６のコンポーネントを配置することによって減少される。本発明は移動体ア イテムと移送装置システムとに何らかのメッセージング・ユニット１６のコンポ ーネントが配置されることを意図していると、理解されるべきである。 第３図は、メッセージング・ユニット１６によって生成されたデータを、モデ ム・ハンドシェーク・プロトコルを用いて、ネットワーク１０の音声チャンネル を用いて送るためのフローダイヤグラムである。第３図の方法は、報告イベント 決定モジュール７２を走行しているプロセッサ４４によって決定するようにして 、報告すべき色々のイベントの１つが発生したか否かを決定するブロ ック１００から出発する。もしも報告すべきイベントが発生しない場合には、報 告すべきイベントの存在を監視するように継続してループしている。報告すべき イベントが発生した際に、ブロック１０２がデータ・メッセージを生成する。こ のデータ・メッセージは、モデム４８による送信のための標準データ・パッケー ジ内に、トラック・トレーラ１２の位置情報とステータス情報とを含んでいる。 本発明は、適切なモデム送信プロトコルと、モデム４８による送信のためのデー タを準備するためのデータ圧縮技術とを意図していると、理解されるべきである 。 第３図図示の方法は、次いで、メッセージング・ブロック１６が音声／データ ・リンク２１又は３２の音声チャンネルを用いてプラットフォーム２４とデータ ・モデム接続を確立させるブロック１０４へと進む。データ・モデム接続は、ボ ー・レイトとパリティとストップ・ビットの数との如き、通信のためのパラメー タを確立する。この接続が確立した後に、ブロック１０６は、メッセージング・ ユニット１６とプラットフォーム２４との間のハンドシェークを発動する。この モデム・ハンドシェークは、上述した「全国規模セルラー電話ネットワーク」と 題された米国特許出願第08/095,166号の技術にしたがって行われる。もしもメッ セージング・ユニット１６がモデム・ハンドシェークを通らず、かつプラットフ ォーム２４との通信が確立しない場合には、通信を切断する ブロック１０８へ進む。ブロック１１０において、メッセージング・ユニット１ ６はデータ・モデム接続の再確立を試みかつモデム・ハンドシェークをリトライ するだろう。そうでない場合には、ブロック１００において他の報告すべきイベ ントを検出するためにリセットされる。 モデム・ハンドシェークが成功した場合には、モデム４８がデータ・メッセー ジの内容をプラット・フォーム２４内の蓄積装置へダウンロードするブロック１ １２へ進む。このデータは、時刻を付加されて、メッセージング・ユニット１６ からデータ・メッセージの記録内のエントリの１つとして蓄積される。プラット フォーム２４はまた、メッセージング・ユニット１６の同定ナンバ、またはブロ ック１０６におけるモデム・ハンドシェーキングの間に受信されるセルラー・ト ランシーバ３８の同定ナンバによって、受信されたデータ・メッセージに索引を つける。ブロック１１４において、ホスト２６における発信者コンピュータの如 き外部装置が、蓄積されたデータ・メッセージをアクセスしかつメッセージング ・ユニット１６を搭載している移動体アイテムの位置とステータスとの記録を更 新することができる。 第４図は、プロセッサ４４のＭＩＮステータス・モジュール７６または特別要 求生成モジュール７８のいずれかを用いてネットワーク１０のデータ・チャンネ ル上でデータ・メッセージを送るためのフロー・ダイヤグラムである。モデム・ データあるいはＤＴＭＦトーンを用い るデータ・メッセージングと異なって、後述する議論では、音声チャンネルをオ ープンすることなしにネットワーク１０を通じてデータ・メッセージを送信する ことが記述される。更に、後述されるこのデータ・メッセージング技術は、クリ ヤリングハウス２２またはプラットフォーム２４または両者を介してルート付け され得る。 第４図の方法は、プロセッサ４４内の報告イベント決定モジュール７２を実行 することによって、報告すべきイベントが発生したか否かを決定するブロック１ １６から始まる。もしも報告すべきイベントが発生していない場合には、報告す べきイベントが発生したか否かを決定するように、センサ・システム６４とリア ル・タイム・クロック５６と位置決めシステム・インタフェース５８から受信さ れる位置データと他の入力とを監視し続ける。 報告すべきイベントが発生すると、ブロック１１８がデータ・メッセージを生 成する。上述した如く、データ・メッセージは生成されて直ちに送られるか、メ ッセージング・ユニット１６による後刻での送信のために生成されて蓄えられる 。ネットワーク１０のデータチャンネルを用いる送信のためのデータ・メッセー ジは、２つの方法で生成され得る。第１では、位置情報やステータス情報は、移 動体同定ナンバ（ＭＩＮ）または電子的一連番号（ＥＳＮ）の如き、セルラー・ トランシーバ３８の同定情報を変化させることによってエンコードされることが できる。データ・メッセージを生成する第２の方法 は、特別要求をダイヤルしかつ特別要求におけるデータ・デジット内に位置情報 とステータス情報とを付加することによる方法である。このデータ・メッセージ を生成するそれら２つの異なった方法は、後で詳述される。 データ・メッセージを送信するためにセルラー・トランシーバ３８の同定情報 を変化する所の、ＭＩＮステータス化と名付けられるプロセスは、報告されるべ きイベントの同定と、コード化されたナンバの中にこのイベントを翻訳すること で始まる。例えば、メッセージング・ユニット１６のプロセッサ４４が、トラッ ク・トレーラ１２の冷蔵室の温度が高すぎる旨の報告すべきイベント信号を受信 したと考えよう。プロセッサ４４は、この報告すべきイベントを例えば２つのデ ジットのステータス・コード“３９”に翻訳する。セルラー・トランシーバ３８ のＭＩＮは、所定のデータ・フィールド内にステータス・コード“３９”を含ま せるように変化される。例えば、もしも現ＭＩＮが“０９９ ８８１ １２３４ ”である場合には、ステータス・コードを埋め込まれた所の新しく変化されたＭ ＩＮは“０９９ ８８０ ００３９”となるだろう。プレフィックス“８８０” はそのＭＩＮがステータス情報または位置情報を運ぶために変化されたことを指 示し、最後の４つのデジットは２つのデジット・ステータス・コード“３９”の 形で、エンコードされた位置情報とステータス情報とを含んでいる。 セルラー・トランシーバ３８のＭＩＮはデータ・メッ セージを含むために変化させられるが、ＥＳＮはデータを送っているメッセージ ング・ユニット１６の同定情報として用いられるために固定状態に置かれる。し たがって、このＭＩＮ／ＥＳＮを受信することによって、クリヤリングハウス２ ２またはプラットフォーム２４は、このＥＳＮによってメッセージング・ユニッ ト１６を同定することができ、またこのＭＩＮにエンコードされたステータス情 報と位置情報とを受信することができる。 代わって、プロセッサ４４はセルラー・トランシーバ３８のＥＳＮを変化させ 、ＭＩＮを固定にすることができる。この発明では、メッセージング・ユニット １６の位置またはステータス情報をエンコードしかつメッセージング・ユニット １６を同定するという２つの役割を達成するために、ＭＩＮまたはＥＳＮまたは ＭＩＮとＥＳＮとの両方またはセルラー・トランシーバ３８の他の同定情報を変 化させることを意図していると理解されるべきである。 セルラー・トランシーバ３８は、セルラー・トランシーバ３８とＭＴＳＯ２０ との間の、呼または特別要求またはプレコール有効性確認または他の通信の際に 、ＭＴＳＯ２０に対して同定情報を送信することもできる。したがって、本発明 のＭＩＮステータス化技術は、単独に、またはセルラー・トランシーバ３８の同 定情報を送信する所の、特別要求データ・メッセージング技術ネットワーク１０ の音声チャンネルを用いてのデータ・メッセー ジング技術やその他のメッセージング技術と関連して用いられ得る。 ブロック１１８においてデータ・メッセージを生成する第２の方法は、特別要 求を用いて、この特別要求の所定のデータ・デジット内に位置情報とステータス 情報とを付加する方法である。特別要求は数種類の形で到来する。例えば、いく つかの特別要求は、放浪サービスを確立しおよび切断するために用いられる“＊ １８”および“＊１９”の如く、ＭＴＳＯ２０によって傍受されかつ影響される 。プログラムされたスピード・ダイヤル・ナンバの如き他の特別要求は、電話機 ナンバをダイヤルすることと同等のものである。 ＭＴＳＯ２０によって傍受される専用の特別要求は、データ・メッセージを送 信するように特別に構成されることができる。このような専用の特別要求は、メ ッセージング・ユニット１６が例えば位置決めシステムによって生成された正確 な位置情報を含む如き詳細なデータ・メッセージを送らせることができる。例と して、“＊７１”と名付けられたデータ・メッセージング特別要求は、星印キイ “＊”と２つのデジットの特別要求同定コード“７１”と２９デジット分のデー タとを、自動的にまたは手動でダイヤルすることによって生成される。更にセル ラー・トランシーバ３８は、特別要求送信にＭＩＮ／ＥＳＮを自動的に付加する 。メッセージング・ユニット１６によって生成されかつセルラー・システムのデ ータ ・チャンネルを用いて送信された、このような特別要求には、２９デジット分以 上のデータ・メッセージを付加することが許される。 ＭＩＮステータシング７６または特別要求生成７８のいずれかを用いてデータ ・メッセージの生成に当って、第４図の方法では、ＭＴＳＯ２０がデータ・メッ セージを受信するブロック１２０へ進む。ＭＴＳＯ２０は、メッセージング・ユ ニット１６からのデータ・メッセージを同定するようにして、ＭＩＮ／ＥＳＮま たは特別要求同定コードを直接的に認識することができる。例えば、ＭＴＳＯ２ ０は、“０９９ ８８０”ではじまるすべてのＭＩＮの如き、特定の予め定めら れたＭＩＮ／ＥＳＮからのすべての通信を、特別の方法で認識しかつ処理するよ うにさせられることができる。代わって、ＭＴＳＯ２０は、“７１”の如き特定 の特別要求同定コードをもつすべての特別要求送信を、特別の方法で認識しかつ 処理するようにさせられることができる。 他の実施態様において、ＭＴＳＯ２０は、ＭＴＳＯ２０を通る呼トランザクシ ョンを直接監視する独立したプロセッサを含むことができる。この独立したプロ セッサはまた、上述したと同じ方法で、メッセージング・ユニット１６からのデ ータ・メッセージを認識しかつ処理することができる。いずれかの環境の下で、 ＭＴＳＯ２０は、ブロック１２２においてＭＩＮ／ＥＳＮに対して、移動体サー ビス・キャリヤＩ．Ｄ（“ＭＳＣＩＤ”）を 付加し、データ・リンク２３を介してクリヤリングハウス２２へまたは音声／デ ータ・リンク２１や３２を介してプラットフォーム２４へ、データ・メッセージ をルートづける。 １つの実施態様においては、ブロック１２４に示される如く、データ・メッセ ージはクリヤリングハウス２２に直接的に受信される。ブロック１２６に示され る他の実施態様においては、データ・メッセージは、音声／データ・リンク２１ 又は３２を通って直接的に、またはクリヤリングハウス２２からデータ・リンク ２７を通って間接的にプラットフォーム２４に受信される。オプションのセキュ リティ・プロトコルは、ブロック１２７において、データ・メッセージの出所の 正当性を保証するように動作する。ブロック１２８において、ＭＩＮ／ＥＳＮを 用いてまたはセルラー・トランシーバ３８やメッセージング・ユニット１６の他 の同定情報を用いて、データ・メッセージを報告しつつある。特定のメッセージ ング・ユニット１６が同定される。このデータ・メッセージは次いで、メッセー ジング・ユニット１６によって報告されたステータス情報や位置情報を決定する ために翻訳またはデコードされる。 第４図の方法は、夫々のデータ・メッセージが時刻を付され、同定ナンバで指 示され、そして後刻の読み出しのために蓄えられる所のブロック１３０に続いて いる。第４図の方法は、ホスト２６におけるディスパッチャ・ コンピュータの如き外部装置が蓄えられているデータ・メッセージをアクセスで き、かつメッセージング・ユニット１６を搭載されているアイテムの位置やステ ータスの記録を更新できかつそしてデータ・メッセージへの適正なレスポンスを 与え得る所の、ブロック１３２において終っている。 第３図と第４図との議論を通じて、データ・メッセージは、クリヤリングハウ ス２２またはプラットフォーム２４またはホスト２６の如き中央地点に収集され るように、メッセージング・ユニット１６によって送信されている。セルラー・ トランシーバ３８を搭載しているメッセージング・ユニット１６はまた中央地点 からデータ・メッセージを受信すると理解されるべきである。このデータ・メッ セージは、ネットワーク１０の音声またはデータ・チャンネルを介して、そして 第３図と第４図とに関連して上述された同様の方法で、中央地点からメッセージ ング・ユニット１６へ送られ得る。例えば、メッセージング・ユニット１６によ って受信されたデータ・メッセージは、ＭＩＮステータシングまたは特別要求生 成を用いてデータ・チャンネルを介して、またはモデムやＤＴＭＦ認識装置の如 きデータ・エンコーダを用いて音声チャンネルを介して送られ得る。メッセージ ング・ユニット１６における受信されたデータ・メッセージは、遠隔的に所定の センサ報告限界をプログラムしたり、メッセージング・ユニット１６のソフトウ ェアを更新した り、情報を要求したり、または配達システムにおけるオペレータを交替させたり 、その他する如き、色々の機能を満たすことができる。 通信ネットワーク内でデータ・メッセージを可能にする本発明の或る種の実施 態様例が記述された。これらの実施態様例が記述されそして開示されているが、 他の変換、置き替えあるいは代行が、付加された特許請求の範囲に記述されてい る如く、本発明の精神と範囲とから逸脱することなしになされ得るものである。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，Ｍ Ｃ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ， ＴＤ，ＴＧ)，ＡＵ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ， ＣＮ，ＣＺ，ＦＩ，ＧＥ，ＨＵ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，Ｋ Ｐ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＫ，ＬＴ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＮ ，ＭＷ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＩ， ＳＫ，ＴＪ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＺ，ＶＮ (72)発明者 ウエスタレイジ，ケニス、アー アメリカ合衆国テクサス州76118、フォー ト・ウァース、スクラントン・ドライヴ 3605番 【要約の続き】 ・メッセージはまた、セルラー送信器（３８）の移動体 同定ナンバ（ＭＩＮ）または電子的一連番号（ＥＳＮ） を変化させることによって、ネットワーク（１０）のデ ータ・チャンネルを用いて送られ得る。更にまた、デー タ・メッセージは、付加されたデータ・デジットをもつ 特別要求を発生することによって、ネットワーク（１ ０）のデータ・チャンネルを用いて送られ得る。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．夫々のメッセージング・ユニットが報告すべきイベントの発生にもとづいて データ・メッセージを生成するように働くプロセッサからなり、夫々のメッセー ジング・ユニットが更にセルラー電話ネットワークを介してデータ・メッセージ を送信するように働くセルラー送信器からなる所の、複数のメッセージング・ユ ニットと、 前記セルラー電話ネットワークに結合されて、前記メッセージング・ユニット によって送信されたデータ・メッセージを受信するように働くプラットフォーム であって、更にデータ・メッセージを蓄えるための蓄積デバイスを構成している プラットフォームと、 前記プラットフォームに結合されて、このプラットフォームによって蓄えられ ているデータ・メッセージをアクセスするよう働くホストと を含んでいる セルラー電話ネットワークを介してデータ・メッセージを通信するためのシス テム。 ２．夫々の前記メッセージング・ユニットが更に、報告すべきイベントにおける 情報と一緒に前記セルラー送信器の同定情報をエンコードすることによって、デ ータ・メッセージを生成するための回路構成を含んでいる、 特許請求の範囲第１項記載のシステム。 ３．夫々の前記メッセージング・ユニットが更に、報告すべきイベントにおける 情報を代表するデータ・デジットを特別要求に付加することによって、データ・ メッセージを生成するための回路構成を含んでいる、 特許請求の範囲第１項記載のシステム。 ４．前記プラットフォームと結合され、かつデータ・メッセージを認識するよう 働き、かつ認識にもとづいてデータ・メッセージで前記プラットフォームへルー ト付けるスイッチを更に含んでいる特許請求の範囲第１項記載のシステム。 ５．前記プラットフォームが更に、特定のデータ・メッセージを送られた前記メ ッセージング・ユニットを同定するための回路構成を含んでいる特許請求の範囲 第１項記載のシステム。 ６．夫々の前記メッセージング・ユニットが、前記セルラー電話ネットワークの サービス域内に位置しているトラック・トレーラに取り付けられている特許請求 の範囲第１項記載のシステム。 ７．前記セルラー送信器が、前記セルラー電話ネットワークのデータ・チャンネ ルを介してデータ・メッセージを送信するよう働く特許請求の範囲第１項記載の システ ム。 ８．前記セルラー送信器が、データ・エンコーダを用いて、前記セルラー電話ネ ットワークの音声チャンネルを介してデータ・メッセージを送信するよう働く特 許請求の範囲第１項記載のシステム。 ９．移動体アイテム上に位置されかつこの移動体アイテムにおける情報を生成す るよう働くセンサと、 そのセンサに結合されてそのセンサから情報を受信するように働くプロセッサ であって、更に報告すべきイベントの発生にもとづく情報を含むデータ・メッセ ージを生成するように働くプロセッサと、 そのプロセッサに結合されてセルラー電話ネットワークのデータ・チャンネル を介してデータ・メッセージを送信するよう働くセルラー送信器と を含み、監視されるべき移動体アイテムに取り付けられている所の、 セルラー電話ネットワークのデータ・チャンネルを介してデータ・メッセージ を送信するためのメッセージング・ユニット。 １０．前記センサが、前記移動体アイテムの位置情報を生成する位置決めシステ ムである、特許請求の範囲第９項記載のメッセージング・ユニット。 １１．前記センサが、前記移動体アイテムの行動を監視するパフォーマンス・セ ンサである、特許請求の範囲第９項記載のメッセージング・ユニット。 １２．前記プロセッサが、前記センサからの情報をもつ前記セルラー送信器の同 定情報をエンコードすることによってデータ・メッセージを生成するための回路 構成を更に含む、特許請求の範囲第９項記載のメッセージング・ユニット。 １３．前記プロセッサが、前記センサからの情報を代表しているデータ・デジッ トを特別要求へ付加することによってデータ・メッセージを生成するための回路 構成を更に含む、特許請求の範囲第９項記載のメッセージング・ユニット。 １４．報告すべきイベントの発生にもとづいてデータ・メッセージングを発動し 、 報告すべきイベントについての情報と一緒に、セルラー送信器の同定情報をエ ンコードし、 当該セルラー送信器を用いてセルラー電話ネットワークを通して当該エンコー ドされた同定情報を送信し、そして 遠隔地点において当該同定情報を受信する ことからなる、 セルラー送信器の同定情報をエンコードすることによる、セルラー電話ネット ワークを用いるデータ・メッセージングのための方法。 １５．前記データ・メッセージングを発動するステップが、リアル・タイム・ク ロックからのタイム・アウト信号を受信することにもとづいて発生する、特許請 求の範囲第１４項記載の方法。 １６．前記データ・メッセージングを発動するステップが、予め定めた限界を超 えた旨のセンサ信号を受信したことにもとづいて発生する、特許請求の範囲第１ ４項記載の方法。 １７．前記データ・メッセージングを発動するステップが、位置情報を受信した ことにもとづいて発生する、特許請求の範囲第１４項記載の方法。 １８．前記データ・メッセージングを発動するステップが、データ・メッセージ ングを発動するための要求を受信したことにもとづいて発生する、特許請求の範 囲第１４項記載の方法。 １９．前記セルラー送信器の同定情報をエンコードするステップが、報告すべき イベントについての情報と一緒 に前記セルラー送信器の移動体同定ナンバをエンコードすることを含む、特許請 求の範囲第１４項記載の方法。 ２０．前記セルラー送信器の同定情報をエンコードするステップが、報告すべき イベントについての情報と一緒に前記セルラー送信器の電子的一連番号をエンコ ードすることを含む、特許請求の範囲第１４項記載の方法。 ２１．前記エンコードされた同定情報を送信するステップが、電話機ナンバをダ イヤルすることによって発動される、特許請求の範囲第１４項記載の方法。 ２２．前記エンコードされた同定情報を送信するステップが、特別要求を発行す ることによって発動される、特許請求の範囲第１４項記載の方法。 ２３．前記エンコードされた同定情報を送信するステップが、プレコール有効性 確認通信の間に行われる、特許請求の範囲第１４項記載の方法。 ２４．前記エンコードされた同定情報を送信する前記セルラー送信器を同定し、 当該エンコードされた同定情報を、報告すべきイベントについての情報にデコ ードし、 前記セルラー送信器によって指定された形で、報告す べきイベントについての情報を蓄積する ステップが遠隔地点において行われる ことを更に含む、 特許請求の範囲第１４項記載の方法。 ２５．前記セルラー送信器がトラック・トレーラに搭載されている、特許請求の 範囲第１４項記載の方法。 ２６．報告すべきイベントの発生にもとづいてデータ・メッセージングを発動し 、 特別要求の生成し、 報告すべきイベントについての情報を記述しているデータ・デジットを特別要 求に付加し、 セルラー電話ネットワークを通じて、特別要求とデータ・デジットとを送信し 、そして、 遠隔地点において特別要求とデータ・デジットとを受信する ことを含む、 特別要求の発行することによる、セルラー電話ネットワークを用いるデータ・ メッセージングのための方法。 ２７．前記データ・メッセージングを発動するステップが、リアル・タイム・ク ロックからのタイム・アウト信号を受信することにもとづいて発生する、特許請 求の範囲第２６項記載の方法。 ２８．前記データ・メッセージングを発動するステップが、所定の限界を超えた 旨のセンサ信号を受信することにもとづいて発生する、特許請求の範囲第２６項 記載の方法。 ２９．前記データ・メッセージングを発動するステップが、位置情報を受信する ことにもとづいて発生する、特許請求の範囲第２６項記載の方法。 ３０．前記データ・メッセージングを発動するステップが、報告すべきイベント を発動する要求を受信することにもとづいて発生する、特許請求の範囲第２６項 記載の方法。 ３１．前記特別要求を生成するステップが、２つのデジット・コードによって続 けられるスター・キイをダイヤルすることを含む、特許請求の範囲第２６項記載 の方法。 ３２．前記特別要求と前記データ・デジットとを送信するセルラー送信器を同定 し、 そのデータ・デジットを、報告すべきイベントについての情報にデコードし、 そして 前記セルラー送信器によって指定された形で、報告すべきイベントについての 情報を蓄積する ステップが遠隔地点において行われる ことを更に含む、 特許請求の範囲第２６項記載の方法。 ３３．前記セルラー送信器がトラック・トレーラに搭載されている、特許請求の 範囲第２６項記載の方法。