JPH10506057A - 金属棒の垂直鋳造のための装置と方法 - Google Patents

金属棒の垂直鋳造のための装置と方法

Info

Publication number
JPH10506057A
JPH10506057A JP8511075A JP51107596A JPH10506057A JP H10506057 A JPH10506057 A JP H10506057A JP 8511075 A JP8511075 A JP 8511075A JP 51107596 A JP51107596 A JP 51107596A JP H10506057 A JPH10506057 A JP H10506057A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
casting
belt
bar
cooling
area
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8511075A
Other languages
English (en)
Inventor
ジェイ. サルトチェブ,アダム
シー. リウ,ジョシュア
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Howmet Aerospace Inc
Original Assignee
Aluminium Company of America
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aluminium Company of America filed Critical Aluminium Company of America
Publication of JPH10506057A publication Critical patent/JPH10506057A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D11/00Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
    • B22D11/06Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into moulds with travelling walls, e.g. with rolls, plates, belts, caterpillars
    • B22D11/0605Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into moulds with travelling walls, e.g. with rolls, plates, belts, caterpillars formed by two belts, e.g. Hazelett-process
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D11/00Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
    • B22D11/06Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into moulds with travelling walls, e.g. with rolls, plates, belts, caterpillars
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D11/00Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
    • B22D11/06Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into moulds with travelling walls, e.g. with rolls, plates, belts, caterpillars
    • B22D11/0608Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into moulds with travelling walls, e.g. with rolls, plates, belts, caterpillars formed by caterpillars
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D11/00Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
    • B22D11/06Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into moulds with travelling walls, e.g. with rolls, plates, belts, caterpillars
    • B22D11/0637Accessories therefor
    • B22D11/068Accessories therefor for cooling the cast product during its passage through the mould surfaces
    • B22D11/0685Accessories therefor for cooling the cast product during its passage through the mould surfaces by cooling the casting belts

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Continuous Casting (AREA)

Abstract

(57)【要約】 溶融金属を金属棒に鋳造するほぼ垂直の鋳造装置(10)。該鋳造装置は、一対の対向する可動ベルト(12,14)と、軌道運動するサポート(43,44)に装着される一端と、該装着端の反対側の鋳造面(34a,36a)とを持つ複数のダムブロックを有する一対の対向する可動ダムブロック装置(30,32)とを備え、該ベルトの各々は、鋳造面(12a,14a)を有している。該ベルトの該鋳造面と、該ダムブロックの該鋳造面とは、溶融金属を金属棒に凝固させる棒鋳造領域(100)を限定する。また、該鋳造装置は、該ベルトが該棒鋳造領域を通過する際に該ベルトを冷却する冷却棒(70,72)を備えている。また、関連する方法と、該方法によって作られる金属棒とが提供される。

Description

【発明の詳細な説明】 金属棒の垂直鋳造のための装置と方法 本発明は、一般に、溶融金属から金属棒を製造する垂直鋳造装置に関する。ま た、本発明は、溶融金属から金属棒を製造する方法と、関連する金属棒製品とを 含む。 金属棒の連続鋳造は、周知の工程である。該工程の一例は、ホイール型鋳造装 置を使用するアルミニウム棒の鋳造である。該アルミニウム棒は、アルミニウム ロッドおよびアルミニウムワイヤを製造するための出発製品として使用される。 押出される大きい〔直径において38.1cm(15インチ)〕ビレットからアル ミニウムのロッドおよびワイヤを製造する通常の工程に優る連続鋳造工程の利点 は、該連続鋳造工程が特定の設備および作業ステーションの省略を結果として生 じるように特定の製造工程段階を崩壊することである。次に、これは、資本、労 働、保守およびエネルギ消費を著しく低減する。 周知のホイール型(wheel-type)連続的棒鋳造装置は、溶融アルミニウムをそ の中で鋳造する台形溝を有し回転するホイールを設けることを含む。該溝は、該 ホイールおよび鋳造溶融アルミニウムが回転する際に鋼または銅のベルトによっ ておおわれる。該溝および該ベルトは、アルミニウム棒を鋳造するための鋳型を 形成する。溶融アルミニウムは、溝において凝固した後、鋳造装置のホイールを 出る。該凝固工程は、ベルトの後側および鋳型の側部に冷却液を導くことによっ て達成される。凝固後、アルミニウム棒は、成形圧延機へ導入され、このとき、 該棒は、アルミニウムロッドに成形される。次に、アルミニウムロッドは、冷却 され、潤滑されてコイルに巻かれる。 当該技術の熟達者に周知のように、連続鋳造アルミニウム棒の品質は、凝固工 程の際の熱的状態に主として依存する。熱抽出の割合は、(i)表面が溶融する こと、(ii)鋳造または次の処理の際に側部棒割れおよび棒破断を引起し得る凝 固の際に残留応力が生じることと、(iii)合金元素の中心線での偏析とを阻止 するために制御されねばならない。多くの工程改良がホイール型鋳造装置に実施 さ れたが、上述の問題は、特に、2XXX、5XXX、6XXXおよび7XXXの アルミニウム合金のような特定の合金の鋳造の際に存在する。 表面の溶融は、棒シェル面の再溶解を生じさせる、鋳型と凝固するアルミニウ ム棒との間の空隙の形成によって引起される。この問題は、鋳造工程の長さの全 体にわたって鋳型と凝固するアルミニウム棒との間の接触を維持することによっ て解決可能である。しかしながら、ホイール型鋳造装置が3つの側面において剛 性鋳型を有するため、凝固工程の全体にわたって鋳型/棒の接触を維持すること は、不可能でないにしても困難である。その上、鋳型と、ベルトとは、予想不能 に歪み、従ってまた、鋳型/棒の接触を維持することを困難にする。従って、表 面の溶融(surface liquation)を阻止して、鋳造製品の全体的な表面品質を改 善するために良好な鋳型/棒接触を与える棒鋳造工程および装置に対する必要性 が存在する。 円形ホイール鋳型における部分的に凝固した棒の曲げは、鋳造および圧延の際 に側部棒割れおよび棒破断を生じさせる。異なる合金は、残留応力の発生に対し て異なる傾向を示す。この問題は、凝固領域の長さにわたる熱伝達率に関連し、 鋳造工程中の重要な位置における冷却液付与の注意深い操作によって制御可能で ある。これは、異なる合金が首尾よく鋳造可能なように、凝固領域にわたって熱 伝達率を変更するための融通性を有する鋳造工程を必要とする。たとえホイール 型鋳造装置における冷却液付与の操作の改善が実施されたとしても、凝固領域の 長さにわたり熱伝達率を変更するための融通性を与える棒鋳造工程および装置が 依然として必要とされる。 更に、一層長い凝固範囲の合金(即ち、2XXX、4XXX、6XXXおよび 7XXX)に対して、凝固した金属から迅速に熱を抽出するために非常に有効な 冷却液付与装置が存在せねばならない。ホイール型鋳造装置は、鋳造棒を有効に 凝固するのに必要である高い冷却割合の型式を与えない。非能率な冷却は、一般 に望ましくない結果である合金元素の中心線偏析を生じさせる。従って、高品質 のアルミニウム棒を形成するために鋳造溶融金属から熱を有効に除去する冷却系 統を有する棒鋳造装置が依然として必要とされる。 本発明の棒鋳造装置は、他のものと同様に上述の必要性を満足した。金属棒に 溶融金属を鋳造するほぼ垂直の鋳造装置は、一対の対向する可動ベルトと、一対 の対向する可動ダムブロック装置とを備え、該ベルトの各々は、鋳造面と、該鋳 造面の反対側の冷却面とを有し、該ダムブロック装置は、軌道運動するサポート へ装着される一端と、該装着端の反対側の鋳造面とを持つ複数のダムブロックを 有している。ダムブロックの鋳造面は、溶融金属を金属棒に凝固するための棒鋳 造領域を限定する。該鋳造装置は、ベルトが棒鋳造領域を通過する際にベルトを 冷却するための冷却棒装置を更に備えている。 また、溶融金属を金属棒に鋳造する方法が与えられる。該方法は、上述のよう に、一対の可動ベルトと、一対のダムブロック装置と、ベルトを冷却するための 冷却棒装置とを有するほぼ垂直の棒鋳造装置を設けることを含む。該方法は、金 属棒を形成するために、ベルトの鋳造面と、ダムブロックの鋳造面とによって限 定される棒鋳造領域において溶融金属を凝固することを更に含む。 また、本発明の方法によって作られる金属棒が与えられる。 本発明の完全な理解は、添付図面に関連して読むときに好適実施例の下記の説 明から得られる。 第1図は、本発明を具現するほぼ垂直な棒鋳造装置の斜視図である。 第2図は、第1図の線2−2に沿った図である。 第3図は、第1図の線3−3に沿った図である。 第4図は、第3図の線4−4に沿った図である。 第5図は、第4図の線5−5に沿った横断面図である。 第6図は、鋳造領域を通る水平断面図である。 第7図は、ベルトおよび凝固する棒を示す棒鋳造領域の概略の部分的な垂直断 面図である。 第7A図は、第7図の線7A−7Aに沿った横断面図である。 第7B図は、第7図の線7B−7Bに沿った横断面図である。 第7C図は、第7図の線7C−7Cに沿った横断面図である。 第7D図は、第7図の線7D−7Dに沿った横断面図である。 第8図は、1つの棒冷却装置の表側立面図である。 第9図は、第8図の線9−9に沿った断面図であり、また、ベルトが冷却棒装 置に対して設置される際のベルトを示す。 第10図は、冷却棒装置の上側部分におけるノズルの立面の詳細断面図である 。 第11図は、冷却棒装置の中間部分におけるノズルの拡大された詳細断面図で ある。 第12図は、冷却棒装置の下側部分におけるノズルの拡大された詳細断面図で ある。 次に、第1図から第3図までを参照すると、ほぼ垂直な棒鋳造装置10の一実 施例が示される。一般に、鋳造装置10は、ロール20,22,24,26によ つて夫々駆動されて支持される一対の対向する可動ベルト12,14から成って いる。ロール20,24がアイドルロールであって、ロール22,26が駆動ロ ールであることは、好適であるが、好ましくはないが、この配置は、反対にされ てもよく、ロール22,26は、駆動ロールでもよく、ロール20,24は、ア イドルロールでもよいことが認められる。該ロールは、構造において通常のもの であり、好ましくは、ベルトの厚さに依存して直径において約50.8cmから1 27cm(約20inから50in)までである。 該ロールは、フレーム(図示せず)内に装着され、少くとも12.19m/分 (40ft/分)の速度でベルトを移動するように構成される。ベルト12,14 は、好ましくは無端ベルトであるが、ここに参照によりこれによって明白に組込 まれる米国特許第4,823,860号に示されるようなベルトが使用されても よい。該ベルト12,14は、銅または綱で作られてもよく、約30.48cmか ら45.72cm(12inから18in)までの巾と、約0.254mmから1.27 mm(0.010inから0.050in)までの厚さとでもよい。ベルト12,14 は、冷却する溶融金属のための優れた熱伝達媒体を与える。 ベルト12は、鋳造面12aと、冷却面12bとを有し、ベルト14は、鋳造 面14aと、冷却面14bとを有している。鋳造面12a,14aは、凝固する 溶融金属に接触し、冷却面12b,14bは、更に詳細に下記で説明されるよう に冷却棒装置からの冷却液によって冷却されることが認められる。 また、一対の対向する可動ダムブロック装置30,32が設けられ、各々は、 ダムブロック装置30上のダムブロック34およびダムブロック装置32上のダ ムブロック36のような複数のダムブロックを有している。ダムブロックの各々 は、ダムブロックを装着するチェーン43,44から成る夫々の軌道運動装置上 に装着され、チェーン43,44は、フレーム部材45,46に対して夫々移動 する。チェーン43,44は、ダムブロック装置30,32が動力を自動供給さ れるようにモーター(図示せず)によって軌道運動される。ダムブロック装置3 0,32は、フレーム部材45,46から延びるサポート部材(図示せず)によ って支持され、該サポート部材は、鋳造装置10を収容する建物の床に接触して いる。該ダムブロックは、好ましくは銅で作られ、各々は、ダムブロック34上 の鋳造面34aおよびダムブロック36上の鋳造面36aのような鋳造面を有し ている。ダムブロックの鋳造面34a,36aは、下記において詳細に説明され るように鋳造装置10内の凝固する溶融金属に接触する。 動力を自動供給される可動ダムブロック装置30,32が示されるが、側部ダ ムに対するその他の配置は、使用可能なことが認められる。例えば、鋳造装置フ レームによって支持されて、棒鋳造領域を形成するように設置され静止する側部 ダムが使用されてもよい。他の実施例は、1つの軌道運動ベルトの両端縁上に複 数の側部ダムを装着することを含む。該側部ダムは、それ等が鋳造領域にあると きに、それ等が棒鋳造領域内に溶融金属を閉じ込めるように連続的な側壁を形成 するために一体に結合されて、側部ダムが棒鋳造領域を出るときに、側部ダムが 自転車のチェーンに類似して駆動プーリーのまわりに進行可能なように分離され るように構成されて配置される。 次に、第4図、第5図を参照すると、ダムブロック34の鋳造面34aは、相 互に対してほぼ垂直に方向づけられる一対のスリット34b,34cを有してい ることが認められる。スリット34b,34cは、第5図に示される深さDを有 している。この配置の目的は、ダムブロック34が鋳造操作に使用されるときに 、平坦なブロック面を維持すると同時に、ダムブロック34の熱膨脹および収縮 を容易にすることである。しかしながら、溶融金属がスリット34b,34cに 進入するのを阻止するようにスリット34b,34cの形状に注意が払われねば ならない。これは、金属の進入を回避するようにスリットの太さを制限すること によって実施される。 棒鋳造装置10は、溶融アルミニウムのような溶融金属64を鋳造装置10へ 導入するためにタンディッシュ60を更に備えている。溶融金属64は、保持炉 (図示せず)から導く樋(また図示せず)から供給され、タンディッシュ60に 達する前に処理またはフラックス処理されてもよい。次に、溶融金属64は、棒 鋳造領域内への送り出しのため(下記において詳細に説明される)、タンディッ シュを経てノズル66内を通過する。 一対の冷却棒装置70,72(冷却棒装置70のみが第1図に示される)は、 ベルト12,14の夫々の背後に配置される。冷却棒装置70,72は、ロール およびベルトを支持するフレーム(図示せず)内に装着される。該冷却棒装置は 、下記で第7図から第10図までにおいて詳細に説明されるようにベルト12の 冷却面12bに方向づけられる冷却棒装置70用マニフォールド74(第1図) のようなマニフォールドを経て冷却液源から水のような冷却液を供給する。マニ フォールド74a,74bのような多重マニフォールドは、冷却棒装置70に設 けられてもよい。 第2図に最も良く認められるように、ベルト12に対するばね負荷されるベル トシール80と、ベルト14に対するばね負荷されるベルトシール82とが設け られる。これ等のベルトシール80,82は、棒鋳造領域からの溶融金属の漏出 を阻止すると共に、ベルトと鋳型との密な接触を維持するのに役立つ。該ベルト シールは、ここに参照によって明白に組込まれる米国特許第4,785,873 号に示されるものに設計および作用において類似してもよい。 また、第2図に最も良く認められるように、ベルト12のためのベルト支持シ ュー90,91およびベルト14のためのベルト支持シュー92,93も設けら れる。該ベルト支持シューは、相互からのロールの間隔を増大し、従って次に、 ベルトの間に一層大きい空間を形成する。これは、タンディッシュ60に対する 垂直位置の一層大きい範囲が可能なため、タンディッシュ60からのヘッド圧力 の調節を可能にする。更に、これは、溶融金属がベルト12,14に接触するや 否や、ベルト12,14の冷却が開始可能なように、冷却棒装置70,72がノ ズル66に一層近く設置されるのを可能にする。最後に、余分な空間は、溶融金 属がベルト12,14に接触する個所に近く誘導加熱器94,95を装着するの に使用されてもよい。ベルトシュー91,93は、省略可能であって、ロール2 2,26の直径は、ベルトシュー90,92の使用に適応するように増大可能な ことが認められる。 次に、第6図を参照すると、棒鋳造領域100の横断面を示す棒鋳造装置10 の水平断面が示される。棒鋳造領域100は、ダムブロック34,36の鋳造面 34a,36aと、ベルト12,14の鋳造面12a,14aとによって限定さ れる。ベルト12,14は、第6図に認められるように、ダムブロック装置30 ,32が金属棒の鋳造のための鋳型を形成するために鋳造領域100の巾よりも 大きい巾を有している。 該棒鋳造領域は、ほぼ矩形の形状であり、第6図に示される棒鋳造領域100 の横断面の面積の代表的な寸法は、5.08cm×7.62cm(2″×3″)、5 .08cm×10.16cm(2″×4″)、7.62cm×10.16cm(3″×4 ″)または7.62cm×7.62cm(3″×3″)でもよい。棒鋳造領域は、好 ましくは第6図に示されるように、互いに補足しあう形状のダムブロック34, 36によって形成される面取りされた隅を有している。鋳造したままの棒に対す る面取りされた隅は、圧延の際に一層低い応力を助長して、棒の縦割れおよびひ び割れを回避する。一層一般的にはここで使用される際、棒鋳造領域100は、 第1寸法F1と、該第1寸法の約50%から400%までである第2寸法F2と を有するほぼ矩形の形状の横断面形状を備えるように定義される。 第7図、第7A図、第7B図、第7C図、第7D図は、鋳造棒への溶融金属6 4の凝固を示す。溶融金属64は、タンディッシュ60およびノズル66を経て 棒鋳造領域100へ導入される。棒鋳造領域100へ進入する際、溶融金属64 は、完全に溶融しているが、シェル102は、金属棒を形成するのを開始するよ うに溶融金属の外側端縁上で迅速に凝固する。熱は、冷却棒70,72によって 冷却されるベルト12,14を経て凝固する溶融金属から伝達される。これが生 じる際、溶融金属は、固体シェル部分102と、粥状領域104と、溶融中心領 域106とを形成するように外側から中へ凝固する。棒が棒鋳造領域100を通 って移動する際、熱の溶融金属からの除去が継続し、棒の凝固も継続する。特徴 的なV形状(ないしたまり穴)は、固体シェル部分102、粥状領域104およ び液体中心領域106の間の境界によって棒鋳造領域内に形成される。棒110 は、完全に固体になった後、成形圧延または真直片への切断のような一層の処理 のために棒鋳造装置10を出る。出口温度は、好ましくは426.6℃から53 7.7℃(800°Fから1000°F)までの範囲内である。 溶融アルミニウムは、本発明の鋳造装置を使用することによってアルミニウム 棒に鋳造可能である。任意のアルミニウム合金が鋳造されてもよいが、棒鋳造装 置に対して最も適当な合金は、次のアルミニウム協会称呼、即ち、2XXX、3 XXX、4XXX、5XXX、6XXXおよび7XXXである。棒鋳造装置10 は、それ等の長い凝固範囲のために従来技術の棒連続鋳造の装置および方法を使 用して簡単には鋳造不能である所謂「硬質合金」(2XXX、4XXX、6XX Xおよび7XXXの合金)に対して特に有効である。ほぼ垂直の棒鋳造装置は、 ベルトに対する溶融金属の優れた接触と、最初の凝固の際の全体の横断面にわた る溶融金属の優れた送給とを容易にする金属ヘッドを与える。これは、短い粥状 領域を助長する。ほぼ垂直のこの棒鋳造装置は、総ての側部の等しい凝固性を先 天的に備えている。更に、冷却ノズルの設計により、棒に対するベルトの優れた 接触が維持される。これ等の総ては、表面溶出および中心線偏析のような他の鋳 造棒製品に関連する問題を最小限にする優れた鋳造棒製品へ導く。 棒の適正な形成の際、制御されねばならない幾つかの重要な要素が存在する。 第1に、ベルトは、ノズル66によって最初に溶融金属に接触するようになる際 に歪みから阻止されねばならない。ベルトの波またはその他の歪み(当該技術に おいて「座屈」として周知である)が生じれば、これは、表面品質に悪影響を与 え得る。第2に、棒の凝固の際、ベルトは、空隙がベルトと棒との間に形成され るのを阻止するために棒との密な接触を維持せねばならない。これは、部分的に 凝固するシェルの再溶解を防止する。この再溶解は、表面溶出と呼ばれる欠陥を 生じさせる。また、ベルトを経て凝固する棒からの効果的な熱伝達が存在せねば ならない。これは、棒の冶金的な性質を向上し、中心線偏析のような事柄を最小 限にする。 冷却棒70,72の設計は、溶融金属が棒鋳造領域100に進入するときのベ ルト12,14の歪みを阻止すると共に、凝固する棒上の密な接触を維持する。 第8図、第9図を参照すると、冷却棒装置70(これは冷却棒装置72に類似し 、従って1つのみが詳細に説明される)は、ベルト12の冷却面12bに面する 冷却壁200を有する中空構造である。冷却液(水のような)は、冷却液源(図 示せず)からマニフォールド74に導入される。マニフォールド72は、冷却棒 装置70内の中心に設置されて示されるが、それが異なる位置に設置されてもよ いことが認められる。冷却液は、約2.81kg/cm2から4.22kg/cm2(40p siから60psi)までにおいて供給され、冷却棒装置70の壁によって形成され る中空の空所208に充満する。 冷却壁200は、第8図に最も良く認められるように、ノズル218のような 複数のほぼ円形のノズルを有している。第9図に認められるように、該ノズルの 各々は、その中心に配置されて、ベルト12の冷却面12bに方向づけられる水 のジェットを生じるオリフィス223aで終る通路223を限定する。 冷却液は、ノズルによって限定されるチャンネル230(第8図、第9図)に 進入した後、重力と共に第9図に示される真空装置240の扶助によって吸引さ れることによって冷却棒装置を出る。真空装置240は、冷却棒装置70の後側 に装着されるハウジングから成る。真空供給源(図示せず)からの真空は、出口 管242,244を経て真空装置240の内部に真空を形成することによって出 口管242,244を経て冷却棒装置70から遠く冷却液を吸引する。 棒鋳造領域100の上側部分に近くベルトの歪みを阻止するために、該上側部 分におけるノズルは、第10図に示されるように形成される。該ノズルは、凹ん だ案内面250と、平坦なリム252とを有している。平坦なリム252とベル トの冷却面12bとの間の距離は、オリフィス223aとベルトの冷却面12b との間の距離よりも小さくなければならない。リム252とベルトの冷却側12 bとの間の好適な距離は、1.59mm(1/16″)またはそれ以下である。水 254のジェットは、通路223を通って進んでオリフィス223aを出て、ベ ルト12がその上を移動する液体フィルム260を形成するために第10図に示 されるように渦巻く。また、冷却液は、ノズル250によって形成される真空V を有するように第10図に示されるノズル250よりも上の領域に維持されねば ならないことが認められる。凹んだ案内面の深さと、オリフィス250の直径と 、 リム252の縁とベルトの冷却面12bとの間の距離と、ノズルのまわりに維持 される水レベルとのため、真空は、矢印Vによって示されるようにノズルに向っ てベルトを吸引するようにベルトとノズル250との間に形成される。真空の圧 力は、ベルトの歪みが最小限であるように、ベルトを平坦な位置に保持する。真 空の矢印Vは、第7A図にも示される。 棒が鋳造領域を通って移動する際、一層小さい真空圧力が必要であり、従って 、凹んだ案内面は、同様に深くはない。これは、冷却棒装置の中間部分における ノズルを示す第11図に示される。第11図の符号は、第10図に示されるよう な同様な特徴に対して「a」の下付け文字のみを付けて示す。金属が棒鋳造領域 において完全に凝固する直前に、真空は、全く必要ではなく、実際上、正圧は、 棒が凝固する際に棒が寸法において収縮するために棒との接触を維持するように 凝固する棒上のベルトの接触を維持するために必要である。従って、冷却棒装置 の下側部分におけるノズルを示す第12図に示されるように(第12図では、第 10図に示されるような同様な特徴は、「b」の下付け文字によって示される) 、案内面は、ほぼ平坦であり、従って、水のジェットによる正圧Pは、固体の棒 に接触するようにベルトを移動するためにベルトの冷却面に加えられる。オリフ ィスの直径は、上側部分におけるオリフィスの直径とは不変に示されるが、一層 大きい圧力を形成するように縮小されてもよい。圧力の矢印Pは、第7D図にも 示される。 案内面の深さおよびオリフィスの直径を変更することによって、ベルト上の真 空および圧力の力は、変更可能なことが認められる。従って、垂直棒鋳造装置1 0は、異なる凝固速度を有する異なる合金を鋳造するために好結果に使用可能で ある。また、鋳造装置における熱伝達は、一層効果的に制御可能であり、従って 、一層高い品質の鋳造棒へ導く。 本発明の方法は、第1図から第12図までに示されるような垂直棒鋳造装置を 設け、ベルトおよびダムブロックの鋳造面によって限定される棒鋳造領域におい て棒鋳造装置内に供給される溶融金属を凝固することを含む。 ほぼ垂直の棒鋳造装置は、従来技術の連続棒鋳造機械に優る幾つかの利点を与 える。鋳造工程が垂直であるため、金属の静的ヘッドが使用される。該金属ヘッ ドは、ベルトに対する溶融金属の優れた接触圧力と、最初の凝固の際の溶融金属 の優れた送給とを与える。これは、粥状領域の長さを出来るだけ短くするのを扶 助する(第7図参照)。棒は、両側において等しく凝固し、冷却棒設計により、 ベルトに対する金属の優れた接触が棒鋳造領域の全体にわたって維持される。こ れは、表面溶出および中心線偏析が最小限になる優れた鋳造製品に寄与する。該 ベルトは、優れた熱伝達機構を与え、被覆、予熱または潤滑されるのを必要とし ない。 本明細書の全体にわたって重点が溶融アルミニウムの鋳造に集中したが、例え ば銅、亜鉛、鋼および鉛のようなその他の溶融金属は、本発明の鋳造装置および 本発明の方法を使用して鋳造されてもよいことが認められる。また、本発明は、 本発明の方法によって作られる鋳造金属棒と、本発明の方法によって作られる鋳 造アルミニウム棒とを意図する。 垂直棒鋳造装置と、関連する方法とが与えられ、該垂直棒鋳造装置は、溶融金 属からの金属棒と、関連する金属棒製品とを製造することが認められる。 本発明の特定の実施例が開示されたが、これ等の詳細に対する種々な変更およ び改変は、該開示の全体的な教示によって開発可能なことが当該技術の熟達者に よって認められる。従って、開示される特定の装置は、例示に過ぎないように意 図され、添付の請求の範囲と、任意および総てのその同等なものとの完全な見解 が与えられるべきである本発明の範囲に関して制限するものではない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ,UG), AM,AT,AU,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB ,GE,HU,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LK,LR,LT,LV,MD,MG,MK,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TT, UA,UG,UZ,VN (72)発明者 リウ,ジョシュア シー. アメリカ合衆国15069−0001 ペンシルバ ニア州,アルコア センター,テクニカル ドライブ 100,アルコア テクニカル センター内

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.溶融金属(64)を金属棒(110)に鋳造するほぼ垂直の鋳造装置(1 0)において、一対の対向する可動ベルト(12,14)を備え、該ベルトの各 各が、鋳造面(12a,14a)と、該鋳造面の反対側の冷却面(12b,14 b)とを有し、更に、一対の対向する可動ダムブロック装置(30,32)を備 え、該ダムブロック装置が、軌道運動するサポート(43,44)に装着される 一端と、該装着端の反対側の鋳造面(34a,36a)とを持つ複数のダムブロ ック(34,36)を有し、前記ベルトの前記鋳造面と、該ダムブロックの該鋳 造面とが、前記溶融金属を前記金属棒に凝固するための棒鋳造領域(100)を 限定し、更に、該ベルトが該棒鋳造領域を経て通過する際に該ベルトを冷却する 冷却棒装置(70,72)を備え、これにより、前記溶融金属が、該棒鋳造領域 において前記金属棒に凝固される鋳造装置。 2.請求の範囲第1項に記載の鋳造装置において、前記冷却棒装置が、前記ベ ルトの前記冷却面に面する冷却壁(200)を有し、該冷却壁が、複数のノズル (218)を有し、該ノズルの各々が、前記ベルトの前記冷却面に方向づけられ る前記冷却液のジェット(254)を生じるオリフィス(223a)において終 る通路(223)を限定する鋳造装置。 3.請求の範囲第2項に記載の鋳造装置において、前記棒鋳造領域が、上側部 分と、下側部分とを有し、前記冷却壁が、該棒鋳造領域の該上側部分に隣接して 配置される上側部分と、該棒鋳造領域の該下側部分に隣接して配置される下側部 分とを有し、ベルトの歪みが阻止されるように、冷却液の前記ジェットが該冷却 壁に向って前記ベルトを引張るための真空(V)を形成するように、該冷却壁の 該上側部分に配置される前記ノズルが、構成配置され、該ベルトの前記鋳造面と 前記凝固する溶融金属との間の面対面の密な接触が前記棒鋳造領域の全体にわた って維持されるように、冷却液の該ジェットが該冷却壁から遠く該ベルトを押す ための圧力を形成するように、該冷却壁の前記下側部分に配置される前記ノズル が、構成配置される鋳造装置。 4.請求の範囲第3項に記載の鋳造装置において、前記ノズルが、前記冷却壁 から排出されるべき前記冷却液のためのチャンネル(230)を限定するように 相互に間隔を設けられ、該排出される冷却液が、真空装置(240)によって前 記棒鋳造装置から除去される鋳造装置。 5.請求の範囲第4項に記載の鋳造装置において、前記ノズルの少くとも幾つ かが、前記ベルトの前記冷却面に面する凹んだ案内面(250)を有し、前記通 路が、該案内面においてほぼ中心に配置され、これにより、前記冷却液が、前記 棒鋳造領域を通る前記ベルトの移動の際にその上を該ベルトの進行する液体フィ ルム(260)を形成する鋳造装置。 6.請求の範囲第5項に記載の鋳造装置において、前記案内面が、ほぼ平坦な 面を持つリム(252)を有し、該平坦な面が、前記ベルトの前記冷却面にほぼ 平行である鋳造装置。 7.請求の範囲第1項に記載の鋳造装置において、前記棒鋳造領域が、横断面 において第1寸法(F1)と、第2寸法とを有するほぼ矩形であり、該第2寸法 (F2)が、該第1寸法の約50%から400%までの間である鋳造装置。 8.請求の範囲第7項に記載の鋳造装置において、前記棒鋳造領域が、前記ベ ルトおよび前記ダムブロックの前記鋳造面の部分によって形成され、該ベルトの 該鋳造面の該部分によって形成される該棒鋳造領域の寸法が、該ダムブロックに よって形成される該棒鋳造領域の寸法よりも大きい鋳造装置。 9.請求の範囲第1項に記載の鋳造装置において、前記ダムブロックの前記鋳 造面が、該ダムブロックの熱膨脹に適応するために少くとも1つのスリット(3 4b,34c)を有する鋳造装置。 10.請求の範囲第1項に記載の鋳造装置において、上側部分と、下側部分とを 有する前記棒鋳造領域と、該棒鋳造領域の該上側部分の上方に配置される溶融金 属供給装置とを備え、該溶融金属供給装置が、該棒鋳造領域へ送り出されるべき である前記溶融金属を保持するタンディッシュ(60)を有する鋳造装置。 11.請求の範囲第10項に記載の鋳造装置において、前記ベルトの各々を前記 棒鋳造領域内へ移動する別個の装置を備え、該移動する装置の各々が、該棒鋳造 領域の上方に配置される第1ロール(20,24)と、該棒鋳造領域の下方に配 置される第2ロール(22,26)と、該ベルトが該第1ロールを越えて移動し た後ではあるが該棒鋳造領域の前記上側部分に該ベルトが到達する以前に該ベル トを案内しかつ支持するベルト支持シュー(90,92)とを有し、(i)該棒 鋳造領域内へ送り出される前記溶融金属に対する溶融金属ヘッド圧力が調節可能 であって、(ii)補助的な装置(94,95)が空間内に装着可能であって、( iii)該溶融金属が該棒鋳造領域に最初に進入する個所に一層近く隣接して前記 冷却棒装置が設置され得るように、該ベルト支持シューが、該ベルトの間の距離 よりも大きく該棒鋳造領域の上方に形成される空間を限定する鋳造装置。 12.請求の範囲第11項に記載の鋳造装置において、前記ベルトが、無端ベル トである鋳造装置。 13.請求の範囲第11項に記載の鋳造装置において、前記補助的な装置が、前 記棒鋳造領域に前記ベルトの進入する以前に該ベルトを加熱するために前記空間 内に配置される誘導加熱装置(94,95)を有する鋳造装置。 14.請求の範囲第10項に記載の鋳造装置において、前記タンディッシュが、 前記棒鋳造領域内に溶融金属を送給する送給用チップ(66)と、該棒鋳造領域 からの該溶融金属の漏出を阻止するように該送給用チップとの面対面の密な接触 に前記ベルトを付勢するばね付勢されるシール装置(80,81,82,83) とを有し、該送給用チップが、該棒鋳造領域内に配置される部分を有する鋳造装 置。 15.請求の範囲第1項に記載の鋳造装置において、前記ダムブロック装置の各 各が、(i)フレーム(45,46)と、(ii)該フレーム(43,44)のま わりを軌道運動するように構成される無端チェーンと、(iii)該無端チェーン に装着されるダムブロック(34,36)と、(iv)該チェーンを軌道運動させ るモーター装置とを有し、これにより、該ダムブロック装置が、動力を自動供給 される鋳造装置。 16.請求の範囲第1項に記載の鋳造装置において、前記ダムブロック装置の各 各が、前記ベルトの1つに装着される複数のダムブロックを有し、これにより、 該ダムブロックが、前記棒鋳造領域を形成するように該ベルトと共に移動する鋳 造装置。 17.溶融金属を金属棒に鋳造する方法において、(i)一対の可動ベルト(1 2,14)を備え、該ベルトの各々が、鋳造面(12a,14a)と、該鋳造面 の反対側の冷却面(12b,14b)とを有し、更に、(ii)一対の可動ダムブ ロック装置(30,32)を備え、該ダムブロック装置が、軌道運動するサポー ト(43,44,45,46)へ装着される一端を持つ複数のダムブロック(3 4,36)を有し、該ダムブロックが、該装着端に反対側の鋳造面(34a,3 6a)を有し、更に、(iii)前記ベルトを冷却するための冷却棒装置(70, 72)を備えるほぼ垂直の棒鋳造装置(10)を設け、前記金属棒を形成するよ うに、該ベルトの前記鋳造面と、前記ダムブロックの前記鋳造面とによって限定 される棒鋳造領域(100)において前記溶融金属を凝固させることを含む方法 。 18.請求の範囲第17項に記載の方法において、前記溶融金属としてアルミニ ウムを使用することを含む方法。 19.請求の範囲第18項に記載の方法において、2XXX、3XXX、4XX X、5XXX、6XXXおよび7XXXのアルミニウム合金から成る集団から選 択される溶融アルミニウムを使用することを含む方法。 20.請求の範囲第18項に記載の方法において、前記ベルトが前記棒鋳造領域 に進入する以前に該ベルトを加熱することを含む方法。 21.請求の範囲第18項に記載の方法によって作られる金属棒。 22.請求の範囲第19項に記載の方法によって作られるアルミニウム棒。
JP8511075A 1994-09-20 1995-09-19 金属棒の垂直鋳造のための装置と方法 Pending JPH10506057A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US310,142 1994-09-20
US08/310,142 US5725046A (en) 1994-09-20 1994-09-20 Vertical bar caster
PCT/US1995/012040 WO1996009130A1 (en) 1994-09-20 1995-09-19 Apparatus and method for the vertical casting of a metalbar

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10506057A true JPH10506057A (ja) 1998-06-16

Family

ID=23201175

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8511075A Pending JPH10506057A (ja) 1994-09-20 1995-09-19 金属棒の垂直鋳造のための装置と方法

Country Status (18)

Country Link
US (2) US5725046A (ja)
EP (1) EP0782485A1 (ja)
JP (1) JPH10506057A (ja)
KR (1) KR970706091A (ja)
AU (1) AU688144B2 (ja)
BR (1) BR9508969A (ja)
CA (1) CA2200470A1 (ja)
CZ (1) CZ84097A3 (ja)
EE (1) EE9700056A (ja)
FI (1) FI971158A (ja)
HU (1) HUT77146A (ja)
IS (1) IS4448A (ja)
MX (1) MX9702151A (ja)
NO (1) NO971287L (ja)
NZ (1) NZ294136A (ja)
PL (1) PL319303A1 (ja)
RO (1) RO119995B1 (ja)
WO (1) WO1996009130A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004505774A (ja) * 2000-08-07 2004-02-26 アルキャン・インターナショナル・リミテッド 金属ストリップの連続ベルト鋳造におけるベルトの冷却ガイド装置

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5725046A (en) * 1994-09-20 1998-03-10 Aluminum Company Of America Vertical bar caster
GB2366531B (en) 2000-09-11 2004-08-11 Daido Metal Co Method and apparatus for continuous casting of aluminum bearing alloy
US7611660B2 (en) * 2006-07-18 2009-11-03 Bosler Design Services, Inc. Apparatus and method for cooling material during continuous vacuum forming
US20100280878A1 (en) * 2009-04-30 2010-11-04 Wilson Matthew J System and method for managing, reconciling, balancing, and forecasting financial media in self-service devices
DE102010046292A1 (de) * 2009-12-29 2011-06-30 SMS Siemag AG, 40237 Stranggießanlage und Verfahren zum Stranggießen
US10654135B2 (en) 2010-02-10 2020-05-19 Illinois Tool Works Inc. Aluminum alloy welding wire
AU2011216017B2 (en) * 2010-02-10 2014-04-03 Hobart Brothers Company Aluminum alloy welding wire
DE102011078370A1 (de) 2011-06-29 2013-01-03 Sms Siemag Ag Verfahren zum Stranggießen eines Gießstrangs und Stranggießanlage
US9856552B2 (en) 2012-06-15 2018-01-02 Arconic Inc. Aluminum alloys and methods for producing the same
US11000893B2 (en) 2017-04-11 2021-05-11 Hazelett Strip-Casting Corporation System and method for continuous casting
AU2018251565B2 (en) * 2017-04-11 2020-03-12 Hazelett Strip-Casting Corporation System and method for continuous casting
DE102018211177A1 (de) * 2018-04-13 2019-10-17 Sms Group Gmbh Kühleinrichtung zum Kühlen eines metallischen Gutes sowie Verfahren zu deren Herstellung und Betrieb
CN116967408A (zh) * 2019-01-28 2023-10-31 诺维尔里斯公司 用于双带式铸造机的短带侧挡件
CN113798476A (zh) * 2021-09-22 2021-12-17 湖北实美科技有限公司 一种高效减少铝棒材表面气泡的方法及其使用装置
CN114472857B (zh) * 2022-01-19 2023-12-08 苏州首铝金属有限公司 一种铝合金生产用铝棒浇铸分流装置

Family Cites Families (40)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CH456056A (de) * 1967-09-07 1968-05-15 Prolizenz Ag Verfahren zum Kühlen der Kokillenhälften einer Giessmaschine mit Raupenkokille und Vorrichtung zur Ausführung des Verfahrens
US4061178A (en) * 1975-04-15 1977-12-06 Alcan Research And Development Limited Continuous casting of metal strip between moving belts
US4061177A (en) * 1975-04-15 1977-12-06 Alcan Research And Development Limited Apparatus and procedure for the belt casting of metal
CH602223A5 (ja) * 1976-12-30 1978-07-31 Concast Ag
DE2709540A1 (de) * 1977-03-04 1978-09-07 Larex Ag Rech Verfahren zum kuehlen und fuehren eines umlaufenden kokillenbandes an einer vorrichtung zum kontinuierlichen giessen von straengen
CH624322A5 (en) * 1977-03-04 1981-07-31 Larex Ag Device for cooling and guiding a revolving mould belt in a continuous casting installation
US4235280A (en) * 1979-01-22 1980-11-25 Concast Incorporated Spray nozzle for cooling a continuously cast strand
US4239081A (en) * 1979-05-30 1980-12-16 Asarco Incorporated Side dam apparatus for use in twin-belt continuous casting machines
US4537241A (en) * 1982-02-25 1985-08-27 Sumitomo Heavy Industries, Ltd. Metal supporting structure for continuous casting machines
JPS59199151A (ja) * 1983-04-28 1984-11-12 Kawasaki Steel Corp 薄鋳片連続鋳造機
JPS6054247A (ja) * 1983-09-05 1985-03-28 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 双ベルト式連続鋳造方法
JPS60158959A (ja) * 1984-01-27 1985-08-20 Kawasaki Steel Corp ベルト式連続鋳造機におけるベルト冷却装置
US4620583A (en) * 1984-02-28 1986-11-04 Sumitomo Metal Industries, Ltd. Loop type continuous metal casting machine
DE3423834A1 (de) * 1984-06-28 1986-01-09 Mannesmann AG, 4000 Düsseldorf Verfahren und vorrichtung zum kontinuierlichen giessen von metallschmelze, insbesondere von stahlschmelze
JPS6137355A (ja) * 1984-07-31 1986-02-22 Kawasaki Steel Corp ベルト式連続鋳造機の冷却パツト
DE3431316C2 (de) * 1984-08-25 1986-01-16 Fried. Krupp Gmbh, 4300 Essen Führungseinrichtung an den Gießbändern einer Doppelbandstranggießkokille
JPS61129259A (ja) * 1984-11-28 1986-06-17 Kawasaki Steel Corp ベルト式連鋳機の冷却方法および装置
JPS61241357A (ja) * 1985-03-16 1986-10-27 Nitto Electric Ind Co Ltd ポリイミド前駆体溶液
US4635703A (en) * 1985-08-06 1987-01-13 Kawasaki Steel Corporation Cooling pad for use in a continuous casting apparatus for the production of cast sheets
DE3528649A1 (de) * 1985-08-09 1987-02-19 Schloemann Siemag Ag Vertikal- oder bogenstranggiessanlage fuer stahl
US4759400A (en) * 1985-10-03 1988-07-26 Kawasaki Steel Corporation Belt type cast sheet continuous caster and prevention of melt leakage in such a caster
ATE39333T1 (de) * 1986-02-13 1989-01-15 Larex Ag Walzgiessverfahren und walzgiessanlage zur durchfuehrung desselben.
EP0237478B1 (de) * 1986-03-10 1989-05-24 Larex Ag Abdichtung einer Giessdüse gegen den Giessraum einer Stranggiessvorrichtung mit mindestens einem umlaufenden, flexiblen Kokillenband
US4794978A (en) * 1986-07-01 1989-01-03 Larex Ag Side dam for a continuous casting machine
US4694899A (en) * 1986-12-03 1987-09-22 Hazelett Strip-Casting Corporation Edge dam synchronization and tensioning control method and system for the shaping and profiling of continuously cast metal sections by means of a continuous casting machine
US4934441A (en) * 1986-12-03 1990-06-19 Hazelett Strip-Casting Corporation Edge dam tensioning and sealing method and apparatus for twin-belt continuous casting machine
JPH0636965B2 (ja) * 1987-01-27 1994-05-18 三菱重工業株式会社 ベルト式連続鋳造機
CA1332101C (en) * 1987-06-08 1994-09-27 Kiyomi Shio Twin belt type casting machine and method of casting by using the same
JP2634177B2 (ja) * 1987-11-09 1997-07-23 三菱重工業株式会社 ベルト式連鋳機のベルト押え装置
US4915158A (en) * 1987-11-09 1990-04-10 Hazelett Strip-Casting Corporation Belt composition for improving performance and flatness of thin revolving endless flexible casting belts in continuous metal casting machines
CA1315518C (en) * 1987-12-23 1993-04-06 Keiichi Katahira Twin belt type continuous casting machine
EP0326788B1 (de) * 1988-01-28 1991-03-06 Larex Ag Verfahren und Stranggiessvorrichtung mit mindestens einem wandernden Kokillenband für die Herstellung von Metallbändern und -strängen
JPH07112603B2 (ja) * 1988-04-14 1995-12-06 三菱重工業株式会社 ツインベルト式連続鋳造装置
FR2631263B1 (fr) * 1988-05-13 1990-07-20 Siderurgie Fse Inst Rech Procede de refroidissement d'un produit metallique coule en continu
JPH06102257B2 (ja) * 1988-06-30 1994-12-14 新日本製鐵株式会社 ベルト式連続鋳造機
US4901785A (en) * 1988-07-25 1990-02-20 Hazelett Strip-Casting Corporation Twin-belt continuous caster with containment and cooling of the exiting cast product for enabling high-speed casting of molten-center product
JPH082481B2 (ja) * 1988-08-10 1996-01-17 日新製鋼株式会社 薄板連鋳機
US5133402A (en) * 1990-11-09 1992-07-28 Ajax Magnethermic Corporation Induction heating of endless belts in a continuous caster
US5133401A (en) * 1991-03-25 1992-07-28 Aluminum Company Of America Continuous casting machine with mold block assemblies interlinked by elastic hinges
US5725046A (en) * 1994-09-20 1998-03-10 Aluminum Company Of America Vertical bar caster

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004505774A (ja) * 2000-08-07 2004-02-26 アルキャン・インターナショナル・リミテッド 金属ストリップの連続ベルト鋳造におけるベルトの冷却ガイド装置

Also Published As

Publication number Publication date
FI971158A0 (fi) 1997-03-19
NO971287L (no) 1997-05-14
MX9702151A (es) 1997-06-28
IS4448A (is) 1997-03-19
EE9700056A (et) 1997-08-15
CZ84097A3 (en) 1997-08-13
KR970706091A (ko) 1997-11-03
EP0782485A1 (en) 1997-07-09
BR9508969A (pt) 1997-11-11
NO971287D0 (no) 1997-03-19
HUT77146A (hu) 1998-03-02
US5909764A (en) 1999-06-08
RO119995B1 (ro) 2005-07-29
CA2200470A1 (en) 1996-03-28
FI971158A (fi) 1997-05-15
AU688144B2 (en) 1998-03-05
US5725046A (en) 1998-03-10
AU3680695A (en) 1996-04-09
NZ294136A (en) 1999-02-25
WO1996009130A1 (en) 1996-03-28
PL319303A1 (en) 1997-08-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10506057A (ja) 金属棒の垂直鋳造のための装置と方法
KR100357356B1 (ko) 트윈벨트주조방법및장치
MXPA97002151A (en) Apparatus and method for the vertical molding of a bar of me
JP4553901B2 (ja) 非鉄金属及び軽金属のベルト式鋳造方法並びにそのための装置
JP5899353B2 (ja) 幅が可変の鋳造ストリップ用連続鋳造装置
CN1319678C (zh) 用于生产切边金属带材的方法和设备
US4911226A (en) Method and apparatus for continuously casting strip steel
EP1278607A1 (en) Method and apparatus for continuous casting of metals
CS216925B2 (en) Method of continuous casting of the steel product
KR102538557B1 (ko) 트윈 벨트 주조기용 짧은 벨트 측면 댐
JP3042324B2 (ja) 広幅薄鋳片連続鋳造用ダミーバヘッド
CN1161662A (zh) 金属棒材的立式铸造设备和方法
JPH02295645A (ja) 金属薄板連続鋳造装置
JPH0698464B2 (ja) ベルト式連続鋳造機のベルト変形防止装置
JPH0847760A (ja) 広幅薄鋳片の連続鋳造方法
JPS59185554A (ja) 薄鋳片連続鋳造機
JP2004050219A (ja) 帯板製造設備
JPH08252659A (ja) 広幅薄鋳片の鋳造方法