JPH10505593A - 抗ウイルス剤としての4−(2−アミノ−6−(シクロプロピルアミノ)−9h−プリン−9−イル)−2−シクロペンテン−1−メタノールのコハク酸塩 - Google Patents
抗ウイルス剤としての4−(2−アミノ−6−(シクロプロピルアミノ)−9h−プリン−9−イル)−2−シクロペンテン−1−メタノールのコハク酸塩Info
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Abstract
(57)【要約】
本発明は、(1S,4R)−シス−4−[2−アミノ−6−(シクロプロピルアミノ)−9H−プリン−9−イル]−2−シクロペンテン−1−メタノールのコハク酸塩またはその溶媒和物、前記化合物を含有する医薬処方物、およびウイルス性疾患、特にヒト免疫不全ウイルス(HIV)およびB型肝炎ウイルス(HBV)の感染の医学的治療または前記感染を治療または予防する方法における、前記化合物または医薬処方物の使用に関する。
Description
【発明の詳細な説明】
抗ウイルス剤としての4−(2−アミノ−6−(シクロプロピルアミノ)−9H
−プリン−9−イル)−2−シクロペンテン−1−メタノールのコハク酸塩
本発明は、(1S,4R)−シス−4−[2−アミノ−6−(シクロプロピル
アミノ)−9H−プリン−9−イル]−2−シクロペンテン−1−メタノールの
新規な塩またはその溶媒和物、前記化合物を含有する医薬処方物、ウイルス性疾
患、特にヒト免疫不全ウイルス(HIV)およびB型肝炎ウイルス(HBV)の
感染の治療または前記感染を治療または予防する方法における、前記化合物また
は医薬処方物の使用に関する。
化合物(1S,4R)−シス−4−[2−アミノ−6−(シクロプロピルアミ
ノ)−9H−プリン−9−イル]−2−シクロペンテン−1−メタノールおよび
その抗ウイルス的使用、特にHIV感染に対する使用は、欧州特許明細書第04
34450号に記載されており、前記明細書には、また、前記化合物の薬学上許
容される誘導体、特に塩、エステルおよび前記エステルの塩が記載されており、
特に前記化合物の塩酸塩が記載されている。
ある化合物の塩の使用はこの分野においてよく知られており、そして前記化合
物の酸付加塩は欧州特許明細書第0434450号に記載されている。ある化合
物の特定の塩の物理学的特性を予測することは困難であるが、小さいが、有意な
物理的性質の差はその化合物を含有する製剤製品の製造および処方において大収
量をもたらすかもしれない。
現在、化合物(IS,4R)−シス−4−[2−アミノ−6−(シクロプロピ
ルアミノ)−9H−プリン−9−イル]−2−シクロペンテン−1−メタノール
は抗HIV製剤として臨床的に研究されている。この化合物を大規模生産におい
て単離を容易とし、かつヒトへの投与に許容される製品への処方を容易とするた
めに適当な形態で製造することが要求されている。この化合物の遊離塩基の製造
は溶媒を捕捉するゴム状物質を生成し、したがって、追加の精製法を使用しない
と大規模精製に不適切であるか、または処方に不適切であることを我々は見い出
した。
本発明の目的は、等モル量の酸および親化合物から大規模で、高い収率で、容
易にかつ再現性をもって製造され、そして製造された塩が安定であり、例えば、
急速な効率よい濾過により、容易に単離され、薬学上許容されるものである、(
1S,4R)−シス−4−[2−アミノ−6−(シクロプロピルアミノ)−9H
−プリン−9−イル]−2−シクロペンテン−1−メタノールの酸付加塩または
その溶媒和物を提供することである。
開示された塩酸塩より優れた上記化合物のコハク酸塩の利点により、コハク酸
塩は大規模生産において、また、ヒトへの投与のための医薬処方物の製造におい
て使用するために、特に適当でありかつ有利であることを我々は見出した。
本発明の第1の面によれば、その水和物を包含する、(1S,4R)−シス−
4−[2−アミノ−6−(シクロプロピルアミノ)−9H−プリン−9−イル]
−2−シクロペンテン−1−メタノールのコハク酸塩またはその溶媒和物(以後
、「本発明による化合物」と呼ぶ)が提供される。
本発明の他の面は、
a) 医学的治療、特にウイルス感染の治療または予防、殊にHIVまたは
HBVの感染に対する治療または予防において使用するための本発明の
化合物、
b) 有効量の本発明による化合物をヒトに投与することを含んでなる、ヒト
におけるウイルス感染、特にHIVまたはHBVの感染を治療または予
防する方法、
c) ウイルス感染、特にHIVまたはHBVの感染の治療または予防のため
の本発明による化合物の使用、
を包含する。
本発明による化合物はHIV感染の予防または治療において特に有用である。
本発明に従い治療することができるHIV感染により引き起こされる臨床的症
状の例は下記のものを包含する:後天性免疫欠損症候群(AIDS)またはAI
DSにしばしば先行する症候群、または関連する臨床的症状、例えば、AIDS
関連複合症(ARC)、進行性汎発性リンパ節障害(PGL)、カポージ肉腫、
血小板減少性紫斑病、AIDS関連神経学的症状、例えば、多発性硬化症または
局所的不全対麻痺および、また、AIDS無症候性患者を包含する抗HIV抗体
陽性およびHIV陽性の症状。
本発明の更なる面として、(1S,4R)−シス−4−[2−アミノ−6−(
シクロプロピルアミノ)−9H−プリン−9−イル]−2−シクロペンテン−1
−メタノールおよび水中のコハク酸を、好ましくは等モル量において、適当な溶
媒、例えば、水性エタノールまたはイソプロパノールの中に溶解することを含ん
でなる、本発明による化合物を製造する方法が提供される。このような溶液は好
適には還流において調製される。周囲温度に冷却すると、本発明による化合物の
結晶が前記溶液から高い収率で沈澱する。必要に応じて、任意の洗浄および再結
晶化を使用して、生成物の純度を増加することができる。本発明による化合物は
結晶の形態であるので、急速な効率よい濾過による大規模生産の手段を提供する
。
本発明による化合物は単独で投与するか、またはHIV感染の治療に適当な他
の治療薬、例えば、ヌクレオシド逆転写酵素インヒビター(NRTI)、例えば
、ジドブジン、ザルシタビン、ラミブジン、ジダノシン、スタブジン、5−クロ
ロ−2’,3’−ジデオキシ−3’−フルオロウリジンおよび(2R,5S)−
5
−フルオロ−1−[2−(ヒドロキシメチル)−1,3−オキサチオラン−5−
イル]シトシン、非NRTI、例えば、ネビラピンおよびα−APA、HIVプ
ロテアーゼインヒビター、例えば、サクイナビルまたはVX−478、他の抗H
IV剤、例えば、可溶性CD4、免疫変調剤、例えば、インターロイキンII、
エリトロポイエチン、ツカレゾール、およびインターフェロン、例えば、α−イ
ンターフェロンと組み合わせて投与することができる。さらに、本発明による化
合物は、HBV感染の治療に適当な他の治療薬、例えば、ラミブジン、(2R,
5S)−5−フルオロ−1−[2−(ヒドロキシメチル)−1,3−オキサチオ
ラン−5−イル]シトシン、前述したような免疫変調剤およびインターフェロン
と組み合わせて投与することができる。このような組み合わせは一緒に投与する
か、または各治療薬の投与の間の期間が治療薬の作用を減少しないかぎり、順次
に投与することができる。
本発明による化合物を単独で投与することができるが、本発明による化合物を
医薬処方物として提供することが好ましく、これは本発明の他の特徴を表す。医
薬処方物は、本発明による化合物と、1種または2種以上の許容される担体と、
必要に応じて、1種または2種以上の担体は、処方物の他の成分と適合性である
が、そのレシピエントに対して有害でないという意味において「許容され」なく
てはならない。
本発明による化合物は治療すべき症状に適当な任意のルートにより投与するこ
とができ、適当なルートは経口、経直腸、経鼻、局所(経皮、経頬または舌下を
包含する)、経膣または非経口(皮下、筋肉内、静脈内、皮内、髄腔内および表
皮を包含する)投与を包含する。好ましいルートは、例えば、受容体の症状とと
もに変化できることが適当であろう。
上記において示した実用性および指示の各々について、個々の活性成分の要求
される量は、治療すべき症状の程度および受容体の同一性を包含する多数の因子
に依存し、そして究極的に主治医の判断によるであろう。しかしながら、一般に
、これらの実用性および指示の各々について、適当な有効量は3〜120mg/
受容体のkg体重/日、好ましくは6〜90mg/kg体重/日、15〜60m
g/kg体重/日の範囲である。投与量は必要に応じて1日を通じて適当な間隔
で個体に投与される2、3または4またはそれ以上の細分投与量として提供する
ことができる。
医薬配合物は、経口、経直腸、経鼻、局所(経頬または舌下を包含する)、経
膣または非経口(皮下、筋肉内、静脈内、皮内、髄腔内および表皮を包含する)
投与に適当な形態を包含する。処方物は、好適には個々の投与単位で提供するこ
とができ、そして薬学分野においてよく知られている方法により製造することが
できる。このような方法は1種または2種以上の補助成分を構成する担体と活性
成分を組み合わせる工程を包含する。一般に、処方物は活性成分を液状カチオン
または微細な固体状担体または双方と均一にかつ均質に混合し、次いで、必要に
応じて、生成物を造形することによって製造される。
経口投与に適当な本発明の処方物は個々の単位として提供することができ、こ
のような単位の例は下記の通りである:前もって決定された量の活性成分を含有
するカプセル剤、カシェ剤または錠剤;粉末または顆粒;水性液体または非水性
液体中の溶液懸濁液;または水中油乳濁液または油中水乳濁液。活性成分は、ま
た、ボーラスまたはパスタとして提供することができるか、またはリポソームの
中に充填することができる。
錠剤は、必要に応じて1種または2種以上の補助成分とともに、圧縮または成
形することによって製造することができる。圧縮錠剤は、適当な機械において、
自由流動性の形態、例えば、粉末または粒体の形態の成分を、必要に応じて結合
剤(例えば、ポビドン、ゼラチン、ヒドロキシプロピルメチルセルロース)、滑
剤、不活性希釈剤、崩壊剤(例えば、グリコール酸ナトリウム澱粉、架橋された
ポビドン、架橋されたナトリウムカルボキシメチルセルロース)、表面活性剤ま
たは分散剤と混合して、圧縮することによって製造することができる。成形錠剤
は、適当な機械において、不活性液状希釈剤で加湿した粉末状化合物の混合物を
成形することによって製造することができる。錠剤は、必要に応じて、コーティ
ングするか、または切り目をつけることができ、そして、例えば、所望の放出プ
ロフィルを提供するように変化する比率においてヒドロキシプロピルメチルセル
ロースを使用して、内部の活性成分を遅くまたはコントロールして放出するよう
に配合することができる。
カプセル剤は、必要に応じて1種または2種以上の添加剤とともに、離散した
または圧縮された粉末または適当な充填装置を充填することによって製造するこ
とができる。適当な添加剤の例は、錠剤と同様に、結合剤、例えば、ポビドン、
ゼラチン、不活性希釈剤、崩壊剤を包含する。カプセル剤は、また、アウトライ
ン(outline)成分を遅くまたはコントロールして放出させるために、ペ
レットまたは離散した細分単位を含有するように配合することができる。これは
薬物と押出助剤(例えば、微結晶質セルロース)および希釈剤、例えば、ラクト
ースとの湿潤混合物を押出しかつ球形化することによって達成することができる
。こうして製造された球形物を半透過膜(例えば、エチルセルロース、Eudr
agit WE30D)でコーティングして持続放出性とすることができる。
眼または他の外部組織、例えば、口および皮膚の感染について、処方物は好ま
しくは活性成分を、例えば、0.075〜20%w/w、好ましくは0.2〜1
5%w/w、最も好ましくは0.5〜10%w/wの量で含有する局所用軟膏ま
たはクリームとして適用される。軟膏として処方するとき、活性成分はパラフィ
ンまたは水混和性軟膏基剤とともに使用することができる。また、活性成分は水
中油乳濁基剤または油中水乳濁基剤を有するクリームに処方することができる。
必要に応じて、クリームの基剤の水性相は、例えば、少なくとも40〜45%
w/wの多価アルコール、すなわち、2またはそれ以上のヒドロキシル基を有す
るアルコール、例えば、プロピレングリコール、ブタン−1,3−ジオール、マ
ンニトール、ソルビトール、グリセロールおよびポリエチレングリコールおよび
それらの混合物を含むことができる。局所用処方物は、望ましくは、皮膚または
他の影響を受けた区域を通した活性成分の吸収または透過を増強する化合物を含
むことができる。このような皮膚の透過増強剤の例は、ジメチルスルホキシドお
よび関係する類似体である。
本発明の乳濁液の油相は、既知の成分から既知の方法で構成することができる
。この相が単に乳化剤(また、エマルジェントとして知られている)を含んでな
ることができるが、望ましくは、少なくとも1種の乳化剤と、脂肪または油また
は脂肪および油の双方との混合物を含んでなる。好ましくは、油相は安定剤とし
て作用する親油性乳化剤と一緒に親水性乳化剤を含む。1種または2種以上の安
定剤を含むか、あるいは含まない1種または2種以上の乳化剤はいわゆる乳化ワ
ックスを構成し、そしてワックスは油および/または脂肪とともにいわゆる乳化
軟膏基剤を構成し、この基剤はクリーム処方物の油性分散相を形成する。
本発明の処方物において使用するために適当な乳化剤および乳化安定剤は、ツ
イーン(Tween)60またはスパン(Span)80、セトステアリルアル
コール、ミリスチルアルコール、グリセリルモノーステアレートおよびラウリル
硫酸ナトリウムを包含する。
化合物(1S,4R)−シス−4−[2−アミノ−6−(シクロプロピルアミ
ノ)−9H−プリン−9−イル]−2−シクロペンテン−1−メタノールは、欧
州特許明細書第0434450号またはPCT出願第GB/9500225号(
これらは引用することによって本明細書の一部とされる)に従い合成することが
できる。
コハク酸は商業的に入手可能である(アルドリッヒ・ケミカル・カンパニー、
英国ドーセット)。
実施例A (1S,4R)−シス−4−[2−アミノ−6−(シクロプロピルアミノ)−9 H−プリン−9−イル]−2−シクロペンテン−1−メタノールのコハク酸塩の 製造
無水エタノール(96ml)中の(1S,4R)−シス−4−[2−アミノ−
6−(シクロプロピルアミノ)−9H−プリン−9−イル]−2−シクロペンテ
ン−1−メタノール(30.93g、0.102モル)の溶液を、水(130m
l)中のコハク酸の溶液(アルドリッヒ、99%、12.15g、0.102モ
ル)に添加した。この混合物を還流させ、生ずる溶液を木炭(0.4g)で処理
し、セライトのパッドを通して濾過した。溶液を周囲温度にゆっくり冷却すると
、薄黄色結晶(38.0g)が形成した。この固体状物を水(500ml)から
再結晶化させると、(1S,4R)−シス−4−[2−アミノ−6−(シクロプ
ロピルアミノ)−9H−プリン−9−イル]−2−シクロペンテン−1−メタノ
ールのコハク酸塩が白色粉末状物として得られた(34.9g、80%)、m.
p.168−169℃;1H−NMR(DMSO−d6)δ:12.70−11.
70(brm、2、2カルボキシルのH)、7.62(s、1、プリンのCH)
、7.30(d、J=4.1Hz)、6.10(m、1、=CH)、5.90−
5.75(m、3、=CHおよびNH2)、5.40(m、1、NCH)、5.
20−4.50(br m、1、OH)、3.46(d、J=5.9Hz、2、
OCH2)、3.10(br m、1、シクロプロピルのCH)、2.85(b
r m、1、CH)、2.70−2.50(m、1、CH)、2.40(s、4
、2スクシネートのCH2)、1.70−1.50(m、1、CH)、0.75
−0.50(m、4、2シクロプロピルのCH2)。
分析 C14H18N60.C4H6O4.050H2Oについての計算値:C、52
.29;H、6.09;N、20.33。実測値:C、52.33;H、6.0
9;N、20.38。
実施例B: 錠剤処方物
成分をポビドンの溶液で湿式造粒し、次いでステアリン酸マグネシウムを添加
し、圧縮することによって、下記の処方物A、BおよびCを製造する。
処方物A
処方物B
処方物C(調節放出性処方物)
成分(下記)をポビドンの溶液で造粒し、次いでステアリン酸マグネシウムを
添加し、圧縮することによって、処方物を製造する。
mg/錠剤
(a) 活性成分 500
(b) ヒドロキシプロピルメチルセルロース
(Methocel K4M Premium) 112
(c) ラクトースB.P. 53
(d) ポビドンB.P.C. 28
(e) ステアリン酸マグネシウム 7
700
活性成分をレシチンおよび落花生油の中に分散させ、そして分散物を軟質の弾
性ゼラチンカプセルの中に充填することによって、カプセル剤を製造する。
処方物C(調節放出性カプセル剤)
押出機を使用して成分a、bおよびcを押出し、次いで押出物を球状にし、乾
燥することによって、下記の調節放出性カプセル処方物を製造する。次いで、乾
燥したペレットを調節放出性膜(d)でコーティングし、2片の硬質ゼラチンカ
プセルの中に充填する。
mg/カプセル
(a) 活性成分 250
(b) 微結晶質セルロース 125
(c) ラクトースBP 125
(d) エチルセルロース 13
513
実施例D: 注射可能な処方物
活性成分 0.200g
発熱物質を含まない無菌のリン酸塩緩衝液(pH7) 10mlとする量
活性成分をリン酸塩緩衝液(35〜40℃)の大部分の中に溶解し、次いで適
当な体積に調節し、無菌の微小孔フィルターを通して無菌の10mlの琥珀色ガ
ラス製バイアル(1型)の中に充填し、無菌の蓋およびオーバーシールで密閉す
る。
実施例E: 筋肉内注射
活性成分 0.20g
ベンジルアルコール 0.10g
グリコフロール75 1.45g
注射用水 3.00mlとする量
活性成分をグリコフロールの中に溶解する。次いでベンジルアルコールを添加
し、溶解し、水を添加して3mlとする。次いでこの混合物を無菌の微小孔フィ
ルターを通して無菌の3mlのガラス製バイアル(1型)の中に充填し、密閉す
る。
実施例F: シロップ懸濁剤
活性成分 0.2500g
ソルビトール溶液 1.5000g
グリセロール 2.0000g
分散性セルロース 0.0750g
安息香酸ナトリウム 0.0050g
香味剤、ピーチ17.42.3169 0.0125ml
精製水 5.0000mlとする量
安息香酸ナトリウムを精製水の一部分の中に溶解し、ソルビトール溶液を添加
する。活性成分を添加し、分散させる。グリセロールの中に、増粘剤(分散性セ
ルロース)を分散させる。2つの分散液を混合し、精製水で要求される体積にす
る。
実施例G: 坐剤
mg/坐剤
活性成分(631m) 250
硬質脂肪、BP
(WitepsolH15-Dynamit NoBel) 1770
2020
*活性成分を粉末として使用し、ここで粒子の少なくとも90%は63μm以下
の直径を有する。
Witepsol H15の1/5を最大45℃において水蒸気ジャケットパ
ンの中で溶融する。活性成分を200μmの篩がけし、切断ヘッドを装備したシ
ルバーソン(silverson)を使用して、滑らかな分散が達成されるまで
、溶融した基剤に混合しながら活性成分を添加する。混合物を45℃に維持し、
残りのWitepsol H15を懸濁液に添加し、撹拌して均質な混合物を形
成する。全体の懸濁液を2501mのステンレス鋼製篩に通過させ、連続的に撹
拌しながら、40℃に放冷する。38〜40℃の温度において、混合物の2.0
2gを適当なプラスチック型の中に充填する。坐剤を室温に放冷する。
実施例H: ペッサリー
mg/ペッサリー
活性成分631m 250
無水物デキストロース 380
ジャガイモ澱粉 363
ステアリン酸マグネシウム 7
1000
上記成分を直接混合し、生ずる混合物の直接圧縮によりペッサリーを製造する
。
実施例I: 局所用処方物
クリーム
活性化合物 5.00g
グリセロール 2.00g
セトステアリルアルコール 6.75g
ラウリル硫酸ナトリウム 0.75g
白色軟質パラフィン 2.50g
液状パラフィン 5.00g
クロロクレゾール 0.10g
精製水 100.00gとする量
活性成分を精製水とグリセロールとの混合物の中に溶解し、70℃に加熱する
。残りの成分を一緒に70℃に加熱する。2つの部分を一緒に添加し、乳化する
。冷却し、容器に充填する。
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,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN,
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,GE,HU,IS,JP,KE,KG,KP,KR,
KZ,LK,LR,LT,LU,LV,MD,MG,M
K,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO
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TT,UA,UG,US,UZ,VN
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. (1S,4R)−シス−4−[2−アミノ−6−(シクロプロピルアミ ノ)−9H−プリン−9−イル]−2−シクロペンテン−1−メタノールのコハ ク酸塩。 2. 請求項1に記載の化合物の溶媒和物。 3. 請求項1に記載の化合物の水和物。 4. 請求項1に記載の化合物の有効量を宿主に投与することを含む、ヒトに おけるウイルス感染を治療または予防する方法。 5. 医学的治療において使用するための請求項1〜3のいずれか一項に記載 の化合物。 6. ウイルス感染の治療または予防のための薬剤の製造における請求項1〜 3のいずれか一項に記載の化合物の使用。 7. 請求項1に記載の化合物を生成する条件下に適当な溶媒中において(1 S,4R)−シス−4−[2−アミノ−6−(シクロプロピルアミノ)−9H− プリン−9−イル]−2−シクロペンテン−1−メタノールをコハク酸の水溶液 と混合することを含む、請求項1に記載の化合物の製造法。 8. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の化合物と、少なくとも1種の薬学 上許容される担体とを含む医薬処方物。 9. 錠剤またはカプセル状に形成された請求項8に記載の医薬処方物。 10. 非経口投与に適合した請求項8に記載の医薬処方物。
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