JPH10503546A - 透明パーソナルクレンジングバー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 本発明は、所望の硬度特性を有する透明な注型されたパーソナルクレンジングバーに関する。これらの透明なバーはマイルドで、低スミアであり、そしてすぐれた起泡特性を示す。本発明の透明なバーは、１８〜３５部のナトリウム石鹸、ここで前記石鹸は少なくとも５０％の不溶性石鹸を含んでなる；１４〜３２部の水；５〜３７部の起泡性合成界面活性剤、ここで前記起泡性合成界面活性剤は、２５℃において測定して、１０〜５０ダイン／ｃｍの臨界ミセル濃度の平衡表面張力を有する；および１８〜３７部の水溶性有機溶媒を含んでなる。

Description

【発明の詳細な説明】 透明パーソナルクレンジングバー 技術分野 本発明は、透明および半透明の注型されたパーソナルクレンジングバーに関す る。これらのバー（固型物）はマイルドで、スミア（ｓｍｅａｒｉｎｇ）が低く 、そしてすぐれた起泡特性を示す。これらのバーは、また、所望の硬度特性を有 する。 発明の背景 透明なパーソナルクレンジングバーはこの分野においてよく知られており、そ して多数の消費者により望ましいものであると考えられている。不都合なことに は、透明なパーソナルクレンジングバーにおいて問題は、高いレベルの石鹸を含 有するバーの場合におけるように、バーが苛酷であり過ぎるか、または望ましく ない程に柔らかいということである。米国特許第５，０４１，２３４号（Ｉｎｓ ｔｏｎｅ、ｅｔ ａｌ．、１９９１年８月２０日発行）は、４０部より多い石鹸 を含有する透明なバー（高石鹸バー）を開示している。 他の「高石鹸」の透明なバーと異なり、Ｉｎｓｔｏｎｅ、ｅｔ ａｌ．、が開 示したバーはすぐれた起泡性、低いスミア、およびすぐれたバー硬度を有する。 しかしながら、このような石鹸レベルが高い透明なバーはむしろ皮膚に対して刺 激性である。このようなバーに対する欠点は、バーの製造プロセスが一般に望ま しくない溶媒、例えば、揮発性の短鎖１価アルコールの使用を必要とするか、ま たは透明度を得るために特別の微粉砕を必要とするということである。 低いレベルの石鹸を含有する透明なバーは、また、当該技術分野において知ら れている。「低石鹸」の透明なバーは４０部より少ない石鹸を含有する。米国特 許第５，００２，６８５号（ＣｈａｍｂｅｒｓおよびＩｎｓｔｏｎｅ、ｅｔ ａ ｌ．、１９９１年３月２６日発行）は、２５〜３４％の石鹸、５〜１５％の１価 のアルコール、１５〜３０％の糖および／または環状ポリオール、および１５〜 ３０％の水を開示している。しかしながら、Ｃｈａｍｂｅｒｓ ｅｔ ａｌ．の 石鹸混合物は、１８〜２６％の可溶性石鹸および８〜１６％の不溶性石鹸から成 る。 Ｃｈａｍｂｅｒｓ ｅｔ ａｌ．の透明なバーは、こうして、主として可溶性 石鹸を使用して作られている。不都合なことには、５０％より少ない不溶性石鹸 （例えば、５０％より多い可溶性石鹸）のパーソナルクレンジングバーは許容さ れえない程度に柔らかい。 しかしながら、Ｃｈａｍｂｅｒｓは高いレベルの不溶性石鹸の使用を実際に教 示していない。特に、Ｃｈａｍｂｅｒｓ ｅｔ ａｌ．は、「３０〜２０重量％ の不溶性石鹸および１０重量％またはそれより少ない可溶性石鹸」を含有するバ ー、実施例３７および３８は「可溶性石鹸のレベルが低いために、劣った使用上 の性質を有した」と報告している。（第８欄、第１〜３行）。このＣｈａｍｂｅ ｒｓ ｅｔ ａｌ．におけるプロセスは、また、望ましくない揮発性の１価のア ルコールの溶媒を必要とする。 米国特許第４，１６５，２９３号（Ｇｏｒｄｏｎ、１９７９年８月２１日発行 ）は、また、石鹸成分が５０％より少ない不溶性石鹸を含んでなるパーソナルク レンジングバーを開示している。特に、Ｇｏｒｄｏｎは１価アルコールを使用し ない、透明な石鹸バーを「主として．．．獣脂石鹸」を使用して製造する方法を 開示している。ここで、「獣脂石鹸」は典型的にはほぼ５１重量％の可溶性石鹸 から成り、こうして主として可溶性石鹸として特徴づけることができることが認 められる。そのうえ、Ｇｏｒｄｏｎが開示する透明な石鹸のバーは好ましくは８ ０ 〜９０％の獣脂石鹸と１０〜２０％のココナツ石鹸とのブレンドを含んでなる。 このような透明なバー中の石鹸成分は５５〜５９％の可溶性石鹸を含有するであ ろう。 米国特許第５，２６４，１４４号（Ｍｏｒｏｎｅｙ ｅｔ ａｌ．、１９９３ 年１１月２３日発行）および米国特許第５，３４０，４９２号（Ｋａｃｈｅｒ ｅｔ ａｌ．、１９９４年８月２３日発行）は、脂肪酸石鹸（可溶性石鹸および 不溶性石鹸の双方を含む）、水および合成界面活性剤（すなわち、アニオン、両 性および非イオン）を含んでなるパーソナルクレンジングバーを開示している。 しかしながら、Ｍｏｒｏｎｅｙが教示するパーソナルクレンジングバーは透明で はなく、そしてＫａｃｈｅｒ ｅｔ ａｌ．が教示するパーソナルクレンジング バーは必ずしも透明である必要はない。そのうえ、透明なクレンジングバーの製 造に関する参考文献は教示されていない。 １８〜３５部の石鹸を含有し、ここで石鹸が少なくとも５０％の不溶性石鹸を 含んでなるパーソナルクレンジングバーは透明であり、そして所望の硬度特性を 示すことが発見された。これらのパーソナルクレンジングバーは、また、皮膚に 対してマイルドであり、スミアが低く、そしてすぐれた起泡特性を示す。そのう え、これらの透明なバーの製造は１価のアルコールの使用を必要としない。 発明の概要 本発明は、所望の硬度特性を有する透明な注型されたパーソナルクレンジング バーに関する。これらの透明なバーはマイルドで、低スミアであり、そしてすぐ れた起泡特性を示す。本発明の透明なバーは、１８〜３５部のナトリウム石鹸、 ここで前記石鹸は少なくとも５０％の不溶性石鹸を含んでなる；１４〜３２部の 水;５〜３７部の起泡性合成界面活性剤、ここで前記起泡性合成界面活性剤は、 ２５℃において測定して、１０〜５０ダイン／ｃｍの臨界ミセル濃度の平衡表面 張力を有する；および１８〜３７部の水溶性有機溶媒を含んでなり、ここでバー 中の水および水溶性有機溶媒の合計量は少なくとも４０部である。 発明の詳細な説明 本発明は、所望の硬度特性を有する透明な注型されたパーソナルクレンジング バーに関する。これらの透明なバーはマイルドで、低スミアであり、そしてすぐ れた起泡特性を示す。 本発明の透明なバーは、（Ａ）１８〜３５部のナトリウム石鹸、ここで前記ナ トリウム石鹸の少なくとも５０％は不溶性石鹸である；（Ｂ）５〜３７部の起泡 性合成界面活性剤、ここで前記起泡性合成界面活性剤は、２５℃において測定し て、１０〜５０ダイン／ｃｍの臨界ミセル濃度の平衡表面張力を有する；（Ｃ） １４〜３２部の水;および（Ｄ）１８〜３７部の水溶性有機溶媒を含んでなる。 本発明の目的のために、１４ポイント型をバーの１／４インチの厚さを通して 読むことができる場合、バーは透明であるとみなされる。１４ポイント型をバー の１／４インチの厚さを通して読むことができない場合、バーは透明ではない。 参照、Ｇｏｒｄｏｎ：米国特許第４，１６５，２９３号（１９７９年８月２１日 発行、引用することによって本明細書の一部に含められる）。 本明細書において使用するとき、「不溶性石鹸」は、ミリスチン酸ナトリウム より可溶性ではない脂肪酸ナトリウム石鹸を意味する。 本発明の透明なバーは、好ましくは１価のアルコールを使用することなく製造 される。その結果、本発明の透明なバーは重量的に非常に安定である。アルコー ルを使用しないバーは、また、製造がいっそう経済的である。多少の揮発性１価 のアルコール（例えば、エタノール、プロパノール、ブタノール）を使用するこ とができる。しかしながら、本発明の好ましいバーは１価のアルコールを本質的 に含まない。１価のアルコール溶媒は爆発性であるために、それらを使用すると き、注意を払わなくてはならない。 本発明におけるレベル、部、百分率および比は、特記しない限り、重量による 。 「石鹸混合物」は本発明において「石鹸の重量％」として表されることに注意す べきである。他方において、「部」は本発明において最終バーの重量部として使 用される。すべての数値の限定、範囲、比などは、特記しない限り、近似値であ る。 本発明の透明なパーソナルクレンジング石鹸バーの個々の成分およびこれらの 成分を所望のように組み合わせる特定の方法を、以下において詳細に説明する。 石鹸：透明なバーは、約１８部〜約３５部、好ましくは約２０部〜約３２部、 より好ましくは約２４部〜約３２部の石鹸を含んでなる。驚くべきことには、約 ３５部以上の石鹸量においては、透明なバーは製造されず、そして約１８部以下 の石鹸レベルにおいて、バーは許容されえない程度に柔らかい。 本発明の石鹸混合物は、少なくとも５０％の不溶性石鹸、好ましくは５０％〜 約８７％の不溶性石鹸、より好ましくは約５３％〜約７２重量％の不溶性石鹸を 含んでなる。石鹸成分が５０％より少ない不溶性石鹸透明なバーは望ましくない 程に柔らかいことがある。 前述したように、用語「不溶性石鹸」は、本発明において下記のように定義さ れる：ミリスチン酸ナトリウムより低い可溶性の脂肪酸ナトリウム石鹸。特に、 用語「不溶性石鹸」は１６〜２４、好ましくは１８〜２４の炭素鎖長さを有する 飽和脂肪族モノカルボン酸の１価の塩を意味する。これらの１価の塩は通常ナト リウム塩であるが、あるカチオン、例えば、Ｋ、Ｍｇまたはアルカノールアンモ ニウムイオンを使用することができる。好ましい不溶性脂肪酸石鹸は、パルミチ ン酸ナトリウムおよびステアリン酸ナトリウムおよびそれらの混合物から成る群 より選択される。他の不溶性石鹸、特に高級脂肪酸の不溶性石鹸を使用すること もできる。 石鹸混合物の残部は可溶性石鹸である。用語「可溶性」石鹸は、８〜１４の炭 素鎖長を有する飽和脂肪族モノカルボン酸の１価の塩、およびさらにオレイン酸 および８〜２２の炭素鎖長さを有するポリ不飽和脂肪族モノカルボン酸の１価の 塩を意味する。我々はミリスチン酸ナトリウムを「可溶性」石鹸として定義する 。好ましい可溶性石鹸は、ミリスチン酸、オレイン酸およびラウリン酸の石鹸お よびそれらの混合物から成る群より選択される。 本発明の透明なバーにおいて使用される脂肪酸石鹸は、純粋な脂肪酸、モノ− 、ジ−、またはトリグリセリドまたは油を使用するか、または適切なレベルおよ び比の普通の脂肪酸および油混合物、例えば、ココナツ、パーム油ステアリン、 獣脂、および三重プレスステアリン（ｔｒｉｐｌｅ ｐｒｅｓｓｅｄ ｓｔｅｒ ｉｃ）を使用することによって製造することができる。 用語「ココナツ」は、本発明において石鹸または脂肪酸混合物に関して、近似 炭素鎖長さ分布：８％のＣ₈；７％のＣ₁₀；４８％のＣ₁₂；１７．５％のＣ₁₄； ９％のＣ₁₆；２％のＣ₁₈；６％のオレインおよび２．５％のリノールを有する材 料を意味するとして定義される。したがって、ココナツ石鹸はほぼ１１％の不溶 性石鹸および８９％の可溶性石鹸を含んでなる。 用語「ババスーヤシ」は、本発明において石鹸または脂肪酸混合物に関して、 近似炭素鎖長さ分布：６％のＣ₈；３％のＣ₁₀；４６％のＣ₁₂；２０％のＣ₁₄； ７％のＣ₁₆および１８％のＣ₁₈：₁オレインを有する材料を意味するとして定義 される。したがって、ババスーヤシ石鹸はほぼ７％の不溶性石鹸および９３％の 可溶性石鹸を含んでなる。 用語「三重プレスステアリン」は、本明細書において定義するとき、５％のミ リスチン（Ｃ１４）、５０％のパルミチン（Ｃ１６）および４５％のステアリン （Ｃ１８）の近似鎖長分布を有する脂肪酸を意味する。したがって、三重プレス ステアリン石鹸はほぼ９５％の不溶性石鹸および５％の可溶性石鹸を含んでなる 。 用語「硬化獣脂」は、３％のミリスチン（Ｃ１４）、５０％のパルミチン （Ｃ１６）および４５％のステアリン（Ｃ１８）、および２％のオレインの近似 鎖長分布を有する脂肪族材料を意味するとして定義される。したがって、硬化獣 脂石鹸はほぼ９５％の不溶性石鹸および５％の可溶性石鹸を含んでなる。 対照的に、「獣脂」は近似炭素鎖長さ分布：４％のＣ１４；２９％のＣ１６； ２０％のＣ１８；２％のパルミトオレイル；４２％のオレインおよび３％のリノ ールを有する石鹸の混合物として定義される（Ｔａｂｌｅ ６．３４ Ｂａｉｌ ｅｙ’ｓ Ｉｎｄｕｓｔｒｉａｌ Ｏｉｌ ａｎｄ Ｆａｔ Ｐｒｏｄｕｃｔｓ ，Ｖｏｌ．１、Ｗｉｌｅｙ Ｉｎｔｅｒｓｃｉｎｃｅ、からの正規化された中間 範囲の値）。したがって、獣脂石鹸はほぼ４９％の不溶性石鹸および５１％の可 溶性石鹸を含んでなる。 本発明の仕上げられたバーの中に混入される遊離脂肪酸の量は、典型的には、 ０．５部〜３部、より典型的には１〜２部である。しかしながら、いかなる遊離 脂肪酸も不必要である。 石鹸混合物の鹸化が起こった後、石鹸混合物に脂肪酸を添加することによって 、遊離脂肪酸成分は本発明の石鹸混合物中に好ましく導入される。この遊離脂肪 酸成分は、また、石鹸と遊離脂肪酸との調製された混合物、例えば、石鹸製造方 法における不十分な中和により製造された石鹸と遊離脂肪酸との酸反応性混合物 として混入することもできる。 本発明の脂肪酸石鹸はナトリウム石鹸を含んでなる。しかしながら、低いレベ ルの非ナトリウム石鹸、例えば、カリウム、マグネシウム、および／またはトリ エタノールアンモニウム（ＴＥＡ）石鹸は許容可能である。このような非ナトリ ウム石鹸は、使用する場合は、バー石鹸の０〜１０重量部、好ましくは０〜５重 量部のレベルにおいて使用することが好ましい。 水：バー中の水のレベルは約１４部〜約３２部、好ましくは約１８部〜約２７ 部、より好ましくは約２２部〜約２６部の範囲である。これらの好ましい範囲内 の水のより高いレベルは、操作の容易さ、バーのマイルドさおよび他の利点のた めにいっそう好ましい。 本発明におけるパーソナルクレンジングバー中の水のレベルは、所望の硬度特 性を有する透明なバーを得るために重要である。水がバーの約１４重量部より少 ないとき、バーは透明ではないことがある。バーの中に存在する水のレベルがバ ーの約３２重量部を超えるとき、バーは許容されえない程度に柔らかくなり得る 。 界面活性剤：バーにおける起泡性合成界面活性剤のレベルは、仕上げられたバ ーの重量の約５〜約３７部、好ましくは約１０〜約２８部、より好ましくは約１ ２〜約２２部の範囲である。合成界面活性剤はバーの特性を改良するために必要 である。これらの特性のいくつかは、起泡／泡立ち性、バーのマイルドさ、バー のすすぎ感、およびスミア／硬度の特性を包含する。 バー組成物は、アニオン界面活性剤；非イオン界面活性剤、双性イオン界面活 性剤、両性界面活性剤、およびそれらの混合物から成る群より選択される起泡性 合成界面活性剤を含んでなる。起泡性界面活性剤は、本発明において、２５℃で ＣＭＣ（臨界ミセル濃度）において測定して、１０〜５０ダイン／ｃｍ、より好 ましくは２０〜４５ダイン／ｃｍの平衡表面張力を有する合成界面活性剤または 合成界面活性剤の混合物として定義される。いくつかの界面活性剤混合物は、そ の成分のいくつかより低い表面張力を有する。これにより、低いおよび高い起泡 性界面活性剤および高いおよび低い水溶性の双方の界面活性剤を、本発明のバー 組成物において使用することができる。泡増強性合成洗剤界面活性剤、および／ または硬水中で形成される石鹸カードのためのすぐれた分散剤として知られてい る合成洗剤界面活性剤は、特に望ましい。 起泡性合成界面活性剤は、好ましくは、アニオン界面活性剤と双性イオン／両 性界面活性剤との混合物から選択される。双性イオン／両性界面活性剤の添加に より、マイルドさおよび起泡性を増加させることができる。しかしながら、この 添加はバーにおける悪い構造の形成に導くことがあるので、両性界面活性剤の量 は１０部より少なく保持すべきである。好ましい双性イオン／両性界面活性剤は 、アルキル両性モノおよびジ−アセテート、アルキルベタイン、アルキルスルタ イン、アルキルアミドプロピルベタイン、アルキルアミドプロピルヒドロキシス ルタイン、およびそれらの混合物から選択され、ここで前記界面活性剤はＣ８〜 Ｃ２２アルキル鎖およびそれらの混合物を含有する。 本発明において使用するために適当な合成界面活性剤の例は、米国特許第３， ３５１，５５８号（Ｚｉｍｍｅｒｅｒ、１９６７年１１月７日発行、引用するこ とによって本明細書の一部とされる）の第６欄、第７０行〜第７欄、第７４行； および米国特許第４，１６５，２９３号（Ｇｏｒｄｏｎ、１９７９年８月２１日 発行）；米国特許第５，００２，６８５号（ＣｈａｍｂｅｒｓおよびＩｎｓｔｏ ｎｅ、１９９１年３月２６日発行）；米国特許第５，０４１，２３４号（Ｉｎｓ ｔｏｎｅ、ｅｔ ａｌ．、１９９１年８月２０日発行）（すべて引用することに よって本明細書の一部とされる）に記載されているものである。それらはアルキ ルサルフェート、アニオンアシルサルコシネート、メチルアシルタウレート、Ｎ −アシルグルタメート、アシルイセチオネート、アルキルスルホスクシネート、 アルキルホスフェートエステル、エトキシル化アルキルホスフェートエトキシル 化、トリデセス（ｔｒｉｄｅｃｅｔｈ）サルフェート、タンパク質縮合物、エト キシル化アルキルサルフェートおよびアルキルアミンオキシドの混合物、ベタイ ン、スルタイン、およびそれらの混合物を包含する。いくつかの好ましい界面活 性剤は、１〜１２のエトキシ基を有するアルキルエーテルサルフェート、ことに アンモニウムおよびナトリウムラウリルエーテルサルフェートである。 特別に重要な合成サルフェート洗剤は、１０〜２２個の炭素原子を有する直鎖 の第一アルコールの硫酸エステルの常態で固体のアルカリ金属塩である。したが って、獣脂の還元によるか、またはココナツ油、パーム油、ヤシ仁油、パーム油 ステアリン、ババスーヤシ仁油またはココナツグループの他の油の還元により誘 導された混合高級アルコールから得られたアルキル硫酸エステルのナトリウムお よびカリウムの塩を本発明において使用することができる。 他の脂肪族硫酸エステルを適宜使用することができる。 通常液体中で使用されかつ通常のクレンジングバーの中に混入することが極め て困難である、ある種の吸湿性合成界面活性剤は、本発明のバーにおいて極めて 適合性である。したがって、クレンジング製品において有用である既知の合成界 面活性剤の本質的にすべては本発明の組成物において有用である。クレンジング 製品の特許文献は界面活性剤の開示に満たされている。好ましい合成界面活性剤 系はバーの外観、安定性、起泡性、クレンジングおよびマイルドさのために選択 的にデザインされる。 好ましい起泡性合成界面活性剤は、アシルイセチオネート、アシルサルコシネ ート、アルキルグリセリルエーテルスルホネート、メチルアシルタウレート、パ ラフィンスルホネート、線状アルキルベンゼンスルホネート、Ｎ−アシルグルタ メート、アルキルスルホスクシネート、アルファスルホ脂肪酸エステル、アルキ ルエーテルカルボキレート、アルキルホスフェートエステル、エトキシル化アル キルホスフェートエステル、アルファオレフィンスルホネート、アルキルエーテ ルサルフェート（１〜１２のエトキシ基を有する）、およびそれらの混合物から 成る群より選択され、前記界面活性剤はＣ８〜Ｃ２２アルキル鎖を含有する。ア ニオン界面活性剤がより好ましく、ここで前記界面活性剤はＣ８〜Ｃ１８アルキ ル鎖を含有しそして対イオンはＮａ、Ｋ、ＮＨ４、Ｎ（ＣＨ₂ＣＨ₂ＯＨ）₃から 成る群より選択される。 好ましい界面活性剤のいくつかの特定の例は、本発明における実施例において 使用されている。マイルドさにすぐれ、起泡増強性の合成洗剤界面活性剤のいく つかの例は、例えば、ナトリウムラウロイルサルコシネート、アルキルグリセリ ルエーテルスルホネート、スルホン化脂肪酸エステル、およびスルホン化脂肪酸 である、 界面活性剤のマイルドさは、界面活性剤の刺激可能性を評価するために使用さ れる皮膚バリヤーの破壊試験により測定することができる。この試験において、 界面活性剤がマイルドになるほど、皮膚のバリヤーの破壊は少なくなる。被験溶 液から皮膚の表皮を通して、透析質室の中に含有される生理学的緩衝液の中に入 る放射線標識化水（３Ｈ−Ｈ２Ｏ）の相対量により、皮膚バリヤーの破壊は測定 される。この試験は下記の文献に記載されている：Ｔ．Ｊ．Ｆｒａｎｚ、Ｊ．Ｉ ｎｖｅｓｔ．Ｄｅｒｍａｔｏｌ． 、１９７５、６４、ｐｐ．１９０−１９５；お よび米国特許第４，６７３，５２５号（Ｓｍａｌｌ ｅｔ ａｌ．、１９８７年 ６月１６日発行、引用することによって本明細書の一部とされる）。これらの参 考文献は、「標準的」アルキルグリセリルエーテルスルホネートを含んでなる、 マイルドなアルキルグリセリルエーテルスルホネート（ＡＧＳ）界面活性剤に基 づく合成バー（ｓｙｎｂａｒ）を開示しており、そして「マイルドな界面活性剤 」についての基準を規定している。バリヤー破壊試験を使用して、マイルドな界 面活性剤を選択する。いくつかの好ましいマイルドな合成界面活性剤は、上記に おいて引用したＳｍａｌｌ ｅｔ ａｌ．の特許に開示されている。 溶媒：本発明の透明なバーは、約１８〜約３７部、好ましくは約２０〜約３２ 部、より好ましくは約２０〜約２８部の水溶性有機溶媒を含んでなる。水溶性有 機溶媒は、好ましくは尿素、水溶性有機ポリオールおよびそれらの混合物から成 る群より選択される選択される。尿素は０〜８部、好ましくは２〜７部または３ 〜６部のレベルにおいて使用できるが、ポリオールおよび尿素の合計量は好まし くは約３７部を超えるべきではない。好ましい水溶性有機溶媒は、プロピレング リコール、ジプロピレングリコール、ブチレングリコール、グリセリンおよびエ チレングリコール、１，７−ヘプタン−ジオール、モノおよびポリエチレンおよ びポリプロピレングリコール（８，０００までの分子量を有する）、それらのモ ノ−Ｃ１−４アルキルエーテル、ソルビトール、グリセロール、モノ−、ジ−お よびトリエタノールアミン、２−アミノ−１−ブタノール、非還元糖、例えば、 スクロース、およびそれらの混合物から成る群より選択される。 使用するとき、非還元糖は、バーの重量の約１部〜約１０部、好ましくは約２ 部〜約７部のレベルにおいて使用する。特記しない限り、用語「スクロース」は 、本明細書において使用するとき、スクロース、その誘導体、および約２１０゜ Ｆ（９９℃）までの石鹸プロセシング温度において実質的に安定である同様な非 還元糖および同様なポリオール、例えば、トリアロース、ラフィノース、および スタキオース；およびソルビトール、ラクチトールおよびマルチトールを包含す る。 水溶性有機溶媒は、バーの透明性に要求される、本発明の必要な成分である。 そのうえ、使用する水溶性有機溶媒の特定のレベルおよび種類は、パーソナルク レンジングバーの透明性に対して重要である。 成分の組み合わせ 透明なバーを製造するために、本発明のパーソナルクレンジングバーはある種 の組合わされた量の石鹸および水溶性有機溶媒を含有しなくてはならない。特に 、最小レベルの前述の溶媒および水の双方に加えて、バーの４０重量部、好まし くは４５重量部の最小の合計レベルの水溶性有機溶媒および水は透明度を達成す るために必要である。 透明なバーを製造するために、また、水溶性有機溶媒、水および石鹸をある種 の比においてバーの中で組み合わせることが好ましい。特に、水および水溶性有 機溶媒は好ましくは約２：１〜１：２、最も好ましくは約１：１の比において組 み合わせて透明度を維持する。石鹸および水溶性溶媒は好ましくは約０．８：１ 〜約２：１、より好ましくは約０．８：１〜１．５：１の比において組み合わせ る。不溶性石鹸／可溶性石鹸の比は好ましくは約１．２：１〜約２．４：１、よ り好ましくは約１．７：１〜約２．３：１の範囲である。 添加剤：本発明のバー石鹸組成物は、トイレットバー、例えば、香料、他の充 填剤、消毒剤または抗菌剤、染料などの中に通常含められる他の添加剤を含有す ることができる。 本発明のいくつかの好ましいバーは、下記のものから選択される他のバー成分 の少なくとも１部を含有する：加湿剤、着色剤、充填剤、ポリマーの皮膚触感助 剤およびマイルド助剤、香料、保存剤、およびそれらの混合物。 適合性塩および塩水和物を充填剤として使用することができる。いくつかの塩 は、塩化ナトリウム、硫酸ナトリウム、リン酸水素二ナトリウム、ピロリン酸ナ トリウム、ホウ酸ナトリウムである。 一般に、適合性塩および塩水和物は、無機酸および小さい（６個以下の炭素原 子）のカルボン酸または有機酸のナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシ ウム、アルミニウム、リチウム、およびアンモニウムの塩、および対応する水和 物、およびそれらの混合物は使用可能である。無機塩は、塩化物、臭化物、硫酸 塩、メタケイ酸塩、オルトリン酸塩、ピロリン酸塩、ポリリン酸塩、メタホウ酸 塩、テトラホウ酸塩、および炭酸塩を包含する。有機塩は、酢酸塩、フマル酸塩 、メチル硫酸塩、およびクエン酸塩を包含する。 水溶性アミン塩を使用することもできる。モノエタノールアミン、ジエタノー ルアミン、およびトリエタノールアミン（ＴＥＡ）の塩化物塩は好ましい。 アルミノケイ酸塩および他の粘土は本発明において有用である。いくつかの好 ましい粘土は、米国特許第４，６０５，５０９号および米国特許第４，２７４， ９７５号（引用することによって本明細書の一部とされる）に開示されている。 粘土の他の種類は、ゼオライト、カオリナイト、モンモリロナイト、アタパル ジャイト、イライト、ベントナイト、およびハロイサイトを包含する。他の好ま しい粘土はカオリンである。 注型法：本発明の透明なクレンジングバーはアルコールを使用しない注型法に より製造する。この方法は：（Ａ）１８〜３５部のナトリウム石鹸、ここで前記 ナトリウム石鹸は少なくとも５０％の不溶性石鹸を含んでなる；１４〜３２部の 水;および５〜３７部の合成界面活性剤；および１８〜３７部の水溶性有機溶媒 の溶融混合物を調製し；そして（Ｂ）単位量の前記溶融混合物をバー形成用型の 中に移し、そして成形された単位を静止（混合または剪断しない）条件において 、マイルドな低スミアのパーソナルクレンジングバーに冷却することを含んでな る。 好ましいアルコールを使用しない方法は、下記の工程を含んでなる： １． トリグリセリドおよび脂肪酸から成る群より選択されるほとんど不溶性 の脂肪材料を、前述のポリオールおよびそれらの混合物から成る群より選択され る水溶性有機溶媒と混合する； ２． １種または２種以上の両性界面活性剤、水、および１種または２種以上 の多少の塩、例えば、塩化ナトリウムを混合しながら添加する； ３． 工程２の混合物の温度を７０℃〜１００℃に上昇させて溶融混合物を形 成する； ４． 十分な苛性溶液を工程３の混合物に添加して、脂肪材料を鹸化し、鹸化 ／中和後に低いレベルの遊離苛性物質を形成し；必要に応じて、冷却して沸騰を 防止する；しかし溶融混合物を維持する； ５． 多少の遊離脂肪酸（少なくともすべての遊離苛性物質を中和するために 十分な）に添加しそして、必要に応じて、他の合成界面活性剤を工程４の混合物 に添加する； ６． 混合物の温度を最高８５℃に調節する； ７． 他の任意の成分を混合しながら添加し、６８℃〜８５℃の温度を維持す る； ８． 溶融混合物をバーの型または管の中に注ぐ； ９． バーの型または管の中の混合物をコンディショニングして結晶化／固化 を促進する。冷却は静止条件下において６８℃以下の生成物温度において実施し なくてはならない。０．１〜７．０℃／分の平均冷却速度は好ましい。 10． 管を使用する場合、石鹸のプラグをバーの大きさのプラグにスライスす る； 11． 成形されたバーにスタンピングし、前記成形されたバーを包装する。 好ましい方法は枠練り法である。他の方法、例えば、射出成形法を使用するこ とができる。 実施例 下記の方法を使用して例示の注型されたバーを製造する。この方法は下記の工 程を含んでなる： １．下記に示すように段階的に溶融混合物のバッチを製造する。 ２．溶融混合物をバーの金型または管の中に注ぐ。 ３．バーを静止条件において冷却して、結晶化／固化を促進する。 ４．管の中に注ぐ場合、石鹸のプラグをバーの大きさのプラグにスライスする ； ５．スタンピングし、バーを包装する。バッチ式方法 １．トリグリセリド（例えば、硬化獣脂）および／または脂肪酸（例えば、ラ ウリン酸 ）を水溶性ポリオール（例えば、プロピレングリコール）とクラッチャ ーの中で混合する。 ２．両性界面活性剤（例えば、ココベタイン）、水、および塩（例えば、塩化 ナトリウム ）をクラッチャーに添加する。 ３．バッチの温度を７０℃〜１００℃に上昇させる。 ４．鹸化／中和後に低いレベルの遊離苛性物質が残留するように、十分な苛性 溶液（例えば、３０％水酸化ナトリウム）を添加する。必要に応じて、バッチを 冷却して沸騰を防止する。 ５．必要に応じて、遊離脂肪酸をバッチに添加する。 ６．他の合成界面活性剤（例えば、ナトリウムラウレス−３サルフェート）を 必要に応じてバッチに添加する。 ７．バッチ温度を８５℃の最大に調節する。 ８．他の任意の成分（例えば、糖、香料）をバッチに添加し、６８℃〜８５℃ のバッチ温度を維持する。 この方法における温度は多少変化させることができ、例えば、５℃の範囲内で 変化させることができる。主要なことは溶融混合物の粘度を高過ぎる（例えば、 典型的には６８℃以下の温度において起こる）ようにせず、かつ混合物の冷却の 間は撹拌を回避することである。 下記の実施例により、本発明の実施を例示する。これらの実施例は本発明を限 定しない。実施例におけるすべての百分率、部および比は、特記しない限り、重 量による。実施例において使用される遊離脂肪酸は、脂肪酸石鹸と同一の比にお いて使用される。石鹸は、特記しない限り、その場で製造される。石鹸の量は、 合計の石鹸の重量百分率（重量％）として、ならびにバーの重量百分率（重量部 ） として与えられる。 下に記載する実施例１、２および３は、本発明の透明なパーソナルクレンジン グバーである。これらの透明なパーソナルクレンジングバーは、少なくとも限界 的に許容できる硬度を示しそして、ある場合（例えば、実施例２および３）にお いて、すぐれた硬度を示す。硬度は米国特許第５，３４０，４９２号（Ｋａｃｈ ｅｒ ｅｔ ａｌ．、１９９４年８月２３日発行、引用することによって本明細 書の一部とされる）に記載されている円錐針入度計の方法を使用して測定する。 ５〜１０ｍｍの針入度値は、適度に硬いバーを示す。１０〜１２ｍｍの針入度値 は、限界的に許容される多少柔らかいバーを示す。１２ｍｍより大きい針入度値 は、許容されえない、非常に柔らかいバーを示す。１０ｍｍまたはそれより小さ い針入度値は、硬度に関して最も好ましい。 比較例Ａ、Ｂ、Ｃ、ＤおよびＥは、本発明の請求の範囲に入らないパーソナル クレンジングバーである。比較例Ｂ、ＣおよびＥは、透明でないバーである。比 較例ＡおよびＤは許容されえない程度に柔らかい。 実施例１〜３および比較例Ａ〜Ｅにおいて、「他の部」は、１．５部の塩化ナ トリウム、１部の遊離脂肪酸、１部の香料および０．１部の保存剤から成る。ポ リオールはプロピレングリコール、ジプロピレングリコール、グリセリンおよび スクロースのブレンドである。合成界面活性剤はラウリルエトキシ（３）硫酸ナ トリウムである。 実施例４ これは本発明の高度に好ましいバーである。このバーはきわめてすぐれた透明度 および起泡特性を有する。石鹸はトリグリセリドの組み合わせから製造した。 実施例５ これは本発明の他の高度に好ましいバーである。このバーはきわめですぐれた透 明度、硬度および泡立ち特性を有する。このバーは、また、非常にマイルドであ る。 実施例６ このバーはきわめてすぐれた透明度、泡立ちおよびマイルドさを有する。 実施例７ これは本発明の他の好ましいバーである。「合計」に示すように、このバーは ５７％の不溶性石鹸および４３％の可溶性石鹸を含有する。このバーはすぐれた 透明性を示し、きわめてすぐれたマイルドさおよび泡立ち特性を有する。このバ ーは、構造形成剤として、トリグリセリドを使用して製造した。このバーの起泡 性合成界面活性剤系は、約２９ダイン／ｃｍの平衡表面張力を有する。 実施例８ これは本発明の他の好ましいバーである。それは３９％の可溶性石鹸および６ １％の不溶性石鹸を含有する。このバーは、また、きわめてすぐれたバーの性能 、 ことにバーの硬度を有する。このバーは８％のグリセリンを含有することに注意 すべきである。 実施例９ この実施例はより多い量の石鹸およびより少ない量の水を含有する。このバー はトリグリセリド（ココナツ油）および脂肪酸（三重プレスステアリン脂肪酸） の混合物を使用して製造した。 実施例１０ これはすぐれたバーの性能特性を有するが、より低いレベルの合成界面活性剤 を有するバーの実施例である。 実施例１１ これは脂肪酸のみを使用して製造したバーの実施例である。このバーはきわめ てすぐれた性能特性を有する。このバーは糖を含有しない。 実施例１２ これは２５％の石鹸のみを使用して製造したバーの実施例であるが、それでも なおきわめてすぐれた透明度およびすぐれた性能特性を有する。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，Ｍ Ｃ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ， ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＫＥ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＺ，ＵＧ)， ＡＭ，ＡＵ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＮ，Ｃ Ｚ，ＥＥ，ＦＩ，ＧＥ，ＨＵ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＧ，ＫＰ ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＴ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ， ＭＮ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＧ，Ｓ Ｉ，ＳＫ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＺ，ＶＮ (72)発明者 ブランズマン，マイケル オーガスト アメリカ合衆国オハイオ州、シンシナチ、 フォックス、ロード、5317 (72)発明者 ジンジア，アレクサンドレ ベネズエラ国カラカス、1010、カーイエ、 シエガ、デ、サン、マリノ−キンタ、ラス ティアス（番地なし)

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １． （Ａ）１８〜３５部のナトリウム石鹸、ここで前記ナトリウム石鹸の少 なくとも５０％は不溶性石鹸である、 （Ｂ）５〜３７部の起泡性合成界面活性剤、ここで前記起泡性合成界面活性剤 は、２５℃において測定して、１０〜５０ダイン／ｃｍの臨界ミセル濃度平衡表 面張力を有する、 （Ｃ）１４〜３２部の水、および （Ｄ）１８〜３７部の水溶性有機溶媒、 を含んでなり、前記バー中の水および水溶性有機溶媒の合計量がは少なくとも４ ０部であることを特徴とする、透明な注型されたパーソナルクレンジング石鹸バ ー。 ２． 水溶性有機溶媒が水溶性有機ポリオールおよび水溶性有機ポリオールと 尿素との混合物から成る群より選択される、請求項１に記載の透明な注型された パーソナルクレンジング石鹸バー。 ３． 前記起泡性合成界面活性剤が、アシルイセチオネート、アシルサルコシ ネート、アルキルグリセリルエーテルスルホネート、メチルアシルタウレート、 パラフィンスルホネート、線状アルキルベンゼンスルホネート、Ｎ−アシルグル タメート、アルキルスルホスクシネート、アルファスルホ脂肪酸エステル、アル キルエーテルカルボキレート、アルキルホスフェートエステル、エトキシル化ア ルキルホスフェートエステル、アルファオレフィンスルホネート、アルキルエー テルサルフェート（１〜１２のエトキシ基を有する）、およびそれらの混合物か ら成る群より選択され、前記界面活性剤はＣ₈−Ｃ₂₂アルキル鎖およびそれらの 混合物を含有する、請求項３に記載の透明な注型されたパーソナルクレンジング 石鹸バー。 ４． 不溶性石鹸がパルミチン酸ナトリウムおよびステアリン酸ナトリウムお よび高級脂肪酸およびそれらの混合物から成る群より選択される、請求項４に記 載の透明な注型されたパーソナルクレンジング石鹸バー。 ５． （Ａ）１８〜３５部のナトリウム石鹸、ここで前記ナトリウム石鹸の少 なくとも５0％は不溶性石鹸である、 （Ｂ）５〜３７部の起泡性合成界面活性剤、ここで前記起泡性合成界面活性剤 は、２５℃において測定して、１０〜５０ダイン／ｃｍの臨界ミセル濃度の平衡 表面張力を有する、 （Ｃ）１８〜３７部の水溶性有機溶媒、水溶性有機溶媒の２〜７部のは尿素で ある、および （Ｃ）１４〜３２部の水、 を含んでなり、バー中の水および水溶性有機溶媒の合計量が少なくとも４０部の 範囲であることを特徴とする、透明な注型されたパーソナルクレンジング石鹸バ ー。 ６． 前記ナトリウム石鹸の５０〜８７重量％が不溶性石鹸であり、そして前 記石鹸のレベルが２４〜３２部である、請求項２または５に記載の透明な注型さ れたパーソナルクレンジング石鹸バー。 ７．前記水溶性有機溶媒が、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール 、ブチレングリコール、グリセリンおよびエチレングリコール、１，７−ヘプタ ン−ジオール、ポリエチレンおよびポリプロピレングリコール（８，０００まで の分子量を有する）、それらのモノ−Ｃ１−４アルキルエーテル、ソルビトール 、グリセロール、モノ−、ジ−およびトリエタノールアミン、２−アミノ−１− ブタノール、非還元糖およびそれらの混合物から成る群より選択されるポリオー ルを含んでなる、請求項６に記載の透明な注型されたパーソナルクレンジング石 鹸バー。 ８． バー中の水／水溶性有機溶媒の比が２：１〜１：２の範囲である、請求 項７に記載の透明な注型されたパーソナルクレンジング石鹸バー。 ９． バー中の石鹸／水溶性有機溶媒の比が０．８：１〜２：１の範囲である 、請求項８に記載の透明な注型されたパーソナルクレンジング石鹸バー。 １０． 石鹸混合物中の不溶性石鹸／可溶性石鹸の比が１．２：１〜２．４： １の範囲である、請求項８に記載の透明な注型されたパーソナルクレンジング石 鹸バー。 １１． バーがアルコールを含有しない、請求項１０に記載の透明な注型され たパーソナルクレンジング石鹸バー。