JPH10500644A - ロードキャリヤのデバイス - Google Patents

ロードキャリヤのデバイス

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JPH10500644A
JPH10500644A JP7530231A JP53023195A JPH10500644A JP H10500644 A JPH10500644 A JP H10500644A JP 7530231 A JP7530231 A JP 7530231A JP 53023195 A JP53023195 A JP 53023195A JP H10500644 A JPH10500644 A JP H10500644A
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ルンドグレン、アンダース
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インダストリ アーベー スール
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    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R9/00Supplementary fittings on vehicle exterior for carrying loads, e.g. luggage, sports gear or the like
    • B60R9/04Carriers associated with vehicle roof
    • B60R9/058Carriers associated with vehicle roof characterised by releasable attaching means between carrier and roof

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 ロードキャリヤはロードキャリヤ支柱(1)を含み、ロードキャリヤ支柱(1)は車両ルーフ(8)上を延び、車両上に固定するための脚部(3)を各端部に有する。脚部(3)は、車両と接触する足板(4)と、車両に固定するためのクランプデバイス(5)とを有する。本発明によると、足板(4)及び脚部(3)は2つの支持面(それぞれ13、14及び10、11)を有し、これらは対で移動可能であり、互いに協働して荷重を移動させる。これらの対は車両の横方向において離間された関係にある。車両の長手方向である回転軸の回りで足板(4)及び脚部(3)が相対回転することにより、協働の位置はこれらの対の間で移動可能である。

Description

【発明の詳細な説明】 ロードキャリヤのデバイス 技術分野 本発明は、ロードキャリヤ支柱を含むタイプのロードキャリヤにおけるデバイ スに関する。支柱は車両ルーフ上を延び、各端部にはロードキャリヤを車両に固 定し支持する脚部を有する。脚部は、車両の長手方向の軸の回りでピボットする 足板と、ロードキャリヤをしっかりとクランプするクランプデバイスとを有する 。足板は車両ルーフと当接するように意図され、クランプデバイスはロードキャ リヤをしっかりとクランプするように意図される。 背景の技術 冒頭で言及されたタイプのロードキャリヤは多くの変形を伴って以前から既知 である。一般的に、足板はヒンジ構造又はリンク機構構造によってロードキャリ ヤの脚部(足部)に固定されており、この構造においてリンク機構又はヒンジの ピボット軸は車両の長手方向の水平軸とほぼ平行である。これにより、ロードキ ャリヤの脚部及び足板は、エッジ領域における車両ルーフの傾斜に関連する角度 でプリセットが可能である。 多くの情況において、上に略述された構造は満足のゆくように機能するが、足 板がその支持を提供する領域において車両ルーフが非常に浅く傾斜しているか又 は全く傾斜していないような設計において実質的な欠点なしに用いられることは 不可能である。この領域において車両ルーフが平坦であるためにルーフの積載能 力は乏しく、車両ルーフに対して足板が非常に強く付勢されて足板が変形し、永 久的な損傷を被るような危険性が明らかである。足板がルーフに付勢される箇所 が車両ルーフのエッジから遠くなるほど、この問題は深刻になる。従って、この タイプの車両ルーフでは、足板から車両ルーフにかかる荷重が出来るだけ車両ル ーフのエッジ付近に作用することが望ましい。何故なら、この箇所はなお特定の アーチ形を有し、従って積載能力がより大きいからである。ルーフがエッジ領域 において車両の長手方向の中心線上の領域に向かって内側に急に傾斜するような ルーフ設計では、この問題は逆に述べられうる。ここでの目的はルーフ上の出来 るだけ遠くに積載能力を提供することであり、これによってロードキャリヤ脚部 の幾何学的クランプ関係がより良くなる。このように傾斜してアーチ形になって いるルーフはより剛性が高いと考えられ、結果として関連する荷重に更に耐える ことが可能である。 特別なアダプタの助けをかりて足板とロードキャリヤとの間の角度をプリセッ トすることにより上に略述された欠点を取り除くことを試みた構造も、従来技術 において以前から既知である。アダプタは車両に適合するように変更され、従っ て各車両モデルに対する特別なアクセサリーとして販売されなくてはならないか 、あるいはアダプターは正確にかつ注意深く指示された定位置に装着されなけれ ばならないことを、このようなプリセッティングは示唆している。従って、この タイプのアダプターは、この問題に対して魅力的な解決法を構成しない。 問題の構造 本発明の目的は、従来技術の設計及び構造に固有の欠点が取り除かれるように 、冒頭で示唆されたデバイスを設計することである。特に、本発明の目的は、車 両ルーフの傾斜が非常に浅い場合、又はこの領域において傾斜が全くない場合に 足板が車両ルーフのエッジ領域付近に当接可能であり、一方でルーフの傾斜がよ り急である場合は車両ルーフへの足板の荷重移動部分が車両ルーフのエッジ領域 から内側に移動されるデバイスを実現させることである。従って、本発明の目的 は冒頭で開示されたデバイスを設計することであり、これにより、ルーフの傾斜 が増加するに従って、足板にかかる荷重はルーフのエッジ領域から車両の中心に 向かって内側に車両ルーフへロールオーバーされる。更に、本発明の更なる目的 は、 製造が単純で経済的であり、動作が非常に確実であるデバイスを実現することで ある。 解決手段 冒頭で示唆されたデバイスが以下を特徴とする場合、本発明の基礎を形成する 目的は達成される:足板及び脚部は対で移動可能であり互いに協働して荷重を移 動させる2つの支持面を有し、これらの支持面の対は車両の横方向に互いから離 間された関係で位置し、従って車両ルーフのエッジに最も近い外側対とより遠く に離間された関係にある内側対とを形成し、車両の長手方向である回転軸の回り で足板及び脚部が相対回転することによって協働の位置が対の間で移動可能であ る。 この設計及び構造の結果として、車両ルーフの傾斜が浅い場合は、脚部と足板 との間の荷重移動協働は車両ルーフの最も近くに位置する足板の部分で生じ、ル ーフの傾斜が増加すると、脚部と足板との間の荷重移動協働は車両の長手方向の 中心線により近く移動される。 本明細書中に開示されるデバイスが、請求の範囲第2項から第10項に記載の ような特徴のうちの1つ又はそれより多くを与えられた場合、本発明に従って更 なる利点が得られる。 添付図面の簡単な説明 ここで、添付の図面を特に参照することによって本発明は以下により詳細に説 明される。 図1は、車両の中心に向かった方向にあるロードキャリヤ支柱の長手方向にみ られるロードキャリヤ脚部の垂直側面図である。 図2は、傾斜の浅い車両ルーフにおいて図1の断面線A−Aに沿って切断され た断面図である。 図3は、傾斜がより急な車両ルーフにおける対応断面図である。 好適な実施の形態の記述 図1において参照番号1はロードキャリヤ支柱に関し、これは車両ルーフ上を 横断して延び、末端部材2を有する。支柱は脚部3に固定されており、脚部3は 車両ルーフ上のロードキャリヤを固定し支持する役割をする。その下部端部領域 において脚部3は足板4を有し、これは車両ルーフ上に位置してロードキャリヤ にかかる荷重をルーフに移動させるように意図される。更に、脚部3にはクラン プデバイス5が設けられており、車両ルーフの側部エッジにおいて上からみられ るアンダーカット領域又はこの点に配置される固定デバイスと係合することによ ってロードキャリヤを車両ルーフ上にしっかりとクランプする。脚部3に収容さ れるクランプ部材(図示せず)の動作下で、クランプデバイス5は足板4に向か って上方向に移動可能であるが、同時に横方向内方に、車両の長手方向の中心線 に向かって、図1では図面の観察者から離れるように、図2及び図3では左方向 に移動可能である。 図2は、図1の断面図A−Aにほぼ沿って切り取られた本発明によるデバイス の垂直部分断面図である。ここでは、脚部の本体7のみが示されるように図1に おいて脚部3を適切に取り囲む保護フード又はカバー6が取り除かれていること に注意すべきである。図2は、その輪郭線が参照番号8で示される車両ルーフが 車両の横方向に及び車両ルーフの長手方向の中心線上の領域に向かって非常に浅 い、即ち平坦な傾斜を有する状況を更に示している。図3は同一の図を示してい るが、車両ルーフの傾斜は非常に急になっている。 脚部3の本体7の下部端部には底部部分9が設けられており、これは車両の長 手方向に延びて足板4と協働する2つの支持部分10及び11を有することが、 図2及び図3から更に明らかである。同様に、足板4は剛性材料から製造される 本体12を有し、この本体は2つの支持面13及び14を有する。支持面13及 び14は車両の長手方向にあって移動可能であり、底部部分9の支持面10及び 11とそれぞれ協働して荷重を移動させる。これにより、支持面は(車両の長手 方向の中心軸線に対して)外側対10及び13と内側対11及び14とを形成し 、「外側」は車両ルーフのエッジ付近の位置に関し、「内側」はルーフのエッジ から車両の中心に向かって距離がわずかに大きい位置に関する。対10及び13 と対11及び14とは互いから離れて位置し、車両の横方向においてみられる。 図2に示される位置において、支持面の対10及び13は互いに協働し、足板 4は(水平方向に)比較的平坦であり、その側部エッジ領域付近で車両ルーフ8 と当接している。荷重を移動させる協働が支持面10の対との間で生じ、車両ル ーフの最も近くに位置するため、車両ルーフに対するロードキャリヤの荷重の大 部分も支持面の対10、13の領域あたり、即ち車両ルーフのエッジに比較的近 いルーフに突き当たる。 図2において、足板4は、車両の長手方向の軸で時計回りの方向に回転され即 ちピボットされ、これによって足板4の傾斜はルーフの中央領域における車両ル ーフ上の領域に向かって相当なものになる。この位置で支持面11及び14は互 いに協働し、先の記述に類似するが、ロードキャリヤからの荷重は左の部分、即 ち足板4の内側部分によって車両ルーフ8に実質的に移動されることが容易に認 識されるであろう。車両ルーフへの荷重移動の位置は、ルーフのエッジ領域から 離れて内側に移動される。 外側対10及び13の間の協働の際、足板4の下側がほぼ水平になるか又は車 両ルーフの長手方向中心線の上の領域に向かって上がる微細な傾斜になるように 支持面の対は互いに関連して配置され、一方内側対11及び14の間の協働では 傾斜角度は大幅により大きく、水平線に対して40°付近になることが可能であ るように支持面の対が互いに関連して配置されることが、前述から明らかであろ う。 足板4の傾斜が増加する場合に前述の荷重移動のロールオーバーを車両の中心 に向けて内側方向に可能にするためには、対10及び11と対13及び14内の 支持面は実質的に相補的であり、好ましくは、円筒状の長手方向軸が車両の長手 軸と実質的に平行である円筒形状面の部分を含むことが適切である。支持面の対 の間に、底部プレート及び本体12の双方は接続面15及び16をそれぞれ有し 、これによって底部プレート9及び本体12の断面がほぼS形になる。足板4の 傾斜の中間位置において全ての表面間の係合が同時に生じることが可能であるよ うに、支持面10及び13と11及び14のそれぞれと接続面15及び16は配 置されている。 脚部3の支持面10及び11の前述の円筒状部分、即ちこれらの支持部分全体 は中心線を有する。中心線は互いに平行であり、垂直方向においてロードキャリ ヤ支柱1からほぼ同一の距離で配置されている。一方、足板には、足板の下側か ら外側支持面13の中心線までの空間が足板4の下側と内側支持面14の中心線 との間の距離よりも大きくなるように、支持面13及び14への中心線の距離が 配置されている。 脚部3と足板4との間の車両長手方向の移動を防ぐために足板及び脚部には相 互係合捕獲面が設けられており、ここで足板4の捕獲面17は車両の長手方向軸 に関連して横方向に配されており、従って支持面の円筒状部分の中心軸に対して 再び横方向に配されるか、好ましくは適切な角度にある。足板4の捕獲面17は 足板の上部側部から上方向に配される突起部18上に配置されており、突起部は 車両の長手方向で脚部3の前後に配置され、脚部の前部及び後部画定表面と当接 する。図面からは明白ではないが、足板4の捕獲面17と当接する捕獲面として 設計される端部表面(車両の長手方向の前部及び後部端部表面)を有するのは脚 部3の底部プレート9である。 図2及び図3から明白であるように、クランプデバイス5は車両ルーフ8のエ ッジ領域においてアンダーカット面22の下を把握する捕獲部19の形状を有す る。あるいは、クランプデバイス5は、この領域のアンダーカット面22に配置 される特定の固定具と協働するように設計されてもよい。クランプデバイス5の 必要な動作を可能にするために、底部プレート9にはその中央領域に凹部21が 設けられている。同様に、同じ目的で、足板4はその中央領域に凹部22を有す る。 ロードキャリヤが定位置に装着された際に、又はロードキャリヤが未装着状態 で扱われる際に足板4が落ちてしまうのを防ぐために、足板の捕獲面17及び脚 部3の対応捕獲面には、相互調節及びセッティングを妨害せずに足板を脚部3上 に維持する手段が設けられることが理想的である。 本発明は、請求の範囲の趣意及び範囲から逸脱することなく変更が可能である 。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.車両ルーフ(8)上を延び、前記ロードキャリヤを車両上に固定し支持す る脚部(3)を各端部に有するロードキャリヤ支柱(1)を含むタイプのロード キャリヤのデバイスであって、前記脚部は前記車両の長手方向の軸の回りにピボ ットし、前記車両ルーフ(8)に当接するように意図される足板(4)と、前記 ロードキャリヤをしっかりとクランプするクランプデバイス(5)とを有し、前 記足板(4)及び前記脚部(3)は対で移動可能であり互いに協働して荷重を移 動させる2つの支持面(それぞれ13、14及び10、11)を有し、前記支持 面の対は前記車両の横方向に互いから離間された関係で位置し、従って前記車両 ルーフのエッジに最も近い外側対(10、13)と前記エッジからより遠くに離 間された関係にある内側対(11、14)とを形成し、前記車両の長手方向であ る回転軸の回りで前記足板(4)及び前記脚部(3)が相対回転することによっ て協働の位置が前記対の間で移動可能であることを特徴とする、ロードキャリヤ のデバイス。 2.前記外側対(10、13)との協働の際、前記車両の横方向の前記足板( 4)の前記下側がほぼ水平な位置にあるか又は前記車両の長手方向の中心線上の 領域に向かって微細な上方向の傾斜を示し、一方前記内側対(11、14)との 協働では前記傾斜がより急であるように、前記支持面の対(それぞれ10、13 及び11、14)が互いに関連して配置されることを特徴とする、請求の範囲第 1項に記載のデバイス。 3.各対内の前記支持面(10、11、13、14)が実質的に相補的である ことを特徴とする、請求の範囲第1項又は第2項のいずれに記載のデバイス。 4.前記支持面(10、11、13、14)が円筒形状面の部分を含むことを 特徴とする、請求の範囲第3項に記載のデバイス。 5.前記足板(4)上の前記支持面(13、14)が、介在面(16)と共に 断面においてS形のプロファイルを生じる、請求の範囲第1項から第4項のいず れに記載のデバイス。 6.前記足板(4)の前記下側と前記足板の前記外側支持面(13)の中心線 との間の距離が、前記内側支持面(14)の下側と中心線との間の距離よりも大 きいことを特徴とする、請求の範囲第4項又は第5項のいずれに記載のデバイス 。 7.前記ロードキャリヤ支柱(1)と前記脚部(3)の前記外側支持面(10 )の中心線との間の距離が、前記ロードキャリヤ支柱と前記内側支持面(11) の中心線との距離とほぼ同じくらいの大きさであることを特徴とする、請求の範 囲第4項から第6項のいずれに記載のデバイス。 8.前記足板(4)が、前記車両ルーフ(8)の前記エッジに対向する側部に 及び長手方向の中央領域に、前記クランプデバイス(5)を収容する凹部(22 )を有することを特徴とする、請求の範囲第1項から第7項のいずれに記載のデ バイス。 9.前記脚部(3)及び前記足板(4)が相互係合捕獲面(17)を有し、前 記相互係合捕獲面(17)は前記回転軸の横方向に配されており、従ってこれに 沿った相対移動を防ぐことを特徴とする、請求の範囲第1項から第8項のいずれ に記載のデバイス。 10.前記足板(4)の前記捕獲面(17)が前記足板の上部側部から上方向に 突出する突起部(18)上に配置され、前記突起部は前記車両の長手方向におい て前記脚部(3)の前後に位置して前記脚部(3)に当接することを特徴とする 、請求の範囲第9項に記載のデバイス。
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