JPH10500433A - 放出可能にカプセル化した活性基体およびその製造方法 - Google Patents

放出可能にカプセル化した活性基体およびその製造方法

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JPH10500433A JP6500288A JP50028894A JPH10500433A JP H10500433 A JPH10500433 A JP H10500433A JP 6500288 A JP6500288 A JP 6500288A JP 50028894 A JP50028894 A JP 50028894A JP H10500433 A JPH10500433 A JP H10500433A
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ラヴ,バリー・ニール
ヤング,コーリン
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、漂白剤及び/又は漂白活性剤を無機酸の少なくとも一種の金属塩の被膜内に放出可能にカプセル化してなるカプセル化活性基体であって、前記カプセル化基体を水性媒体と接触させると前記活性基体が前記水性媒体に放出されるように前記塩が前記水性媒体に可溶であるカプセル化活性基体であって、前記基体が、アルカリ金属炭酸塩又はアルカリ金属重炭酸塩の予備被膜と無機酸の金属塩の最終カプセル化被膜とを有していることを特徴とするカプセル化活性基体。前記被膜によれば、漂白剤又は漂白活性剤の活性が制御され、生地の染料損傷やピンホールの形成が最小限に抑制できる。

Description

【発明の詳細な説明】 放出可能にカプセル化した活性基体およびその製造方法 技術分野 本発明は、表面に被膜を設けて放出可能にカプセル化した漂白活性剤等の活性 基体及びその適用方法並びにその製造方法に関する。 背景技術 洗剤配合物に漂白活性剤を使用することは公知である。このような配合物で重 要な点の一つに、このような配合物の製造業者や、製品の小売店や、例えば通常 大量に購入して必要に応じて洗濯に少量づつ使用するのを好む主婦等の最終使用 者にとって、著しく長期間保存できなければならないことがある。しかしながら 、このような配合物の成分、とりわけ漂白剤や漂白活性剤は、望ましくない物理 的又は化学的変化を受けて、その結果配合物が劣化し、劣化がそれ自体、例えば 、活性損失、脱色、摩耗耐性損失、吸湿及び、したがって、湿分の吸収によるケ ーキング、洗浄される布の汚染として現れたり、悪臭として現れたりするために 許容できないほどに保存寿命が短いことも認識されている。漂白剤又は漂白活性 剤は、特にこのような望ましくない変化を生じやすいことが分かった。 比較的安定な化合物に保護バリヤー被膜を適用して保存安定性を向上させるこ とが知られている。化学反応に用いられる触媒は、バリヤー被膜を適用した周知 の例である。漂白剤及び漂白活性剤等の活性基体の場合において、適用した被膜 にはさらに次の要件を満足しなければならない問題がある: a.活性種は、水性洗浄系と、とりわけ低温で接触すると、容易に放出される ; b.漂白又は漂白活性剤を使用することにより、染料損傷又は汚染の問題が軽 減される; c.バリヤー被膜それ自体は、配合物における他の成分を阻害し てはならない; d.バリヤー被膜は、洗浄又は色素損傷や汚染の観点で洗浄されている布に悪 影響を及ぼさない;そして e.使用者に対してやさしく(安全で)、且つ洗浄水を廃棄したときに環境に やさしくなければならない。 これらのうち、(a)は、特定のバリヤー被膜が適当であるかどうかを決定す る上でかなり重要である。本発明者等によるEP−A−0482807号の公開 明細書には、水性洗浄系に可溶である無機酸の金属塩を用いたこの種の漂白活性 剤用バリヤー被膜が記載されている。漂白活性剤によるバリヤー被膜を用いる理 由は、このような極めて活性な活性剤により生じるピンホールや染料損傷を最小 限に抑えることである。この方法は、洗浄温度が約40°Cのときに非常に効果 的である。しかしながら、場合によっては、とりわけ洗浄温度が約20°Cのオ ーダーであるときには、被膜は、活性剤が洗浄系に迅速に放出されるのを防止す るが、概して上記した他の全ての基準を満足することが分かった。 また、米国特許第4,105,827号明細書には、粒状過酸素化合物である 漂白剤を安定化する方法が記載されている。この方法では、炭酸ナトリウムを重 炭酸ナトリウムと硫酸ナトリウムから選択される別の無機塩とともに結晶化する ことにより得られる混合塩を用いて、上記粒状過酸素化合物に気密被膜を設けて 安定化させている。これらの生成物は、過酸素化合物を、例えば、20℃の温度 で冷洗浄物に溶解できると言われているが、実際のデータはない。また、上記特 許には、このような成膜方法により漂白で生じる染料損傷又はピンホールの形成 が最小限に抑えられるかどうかについても根拠の記載もなく、漂白活性剤につい てのデータもない。 これらの問題は、一連の被膜を基体に順次適用してカプセル化することにより 軽減できることが分かった。 発明の開示 したがって、本発明は、漂白剤及び/又は漂白活性剤を無機酸の少なくとも一 種の金属塩の被膜内に放出可能にカプセル化してなり、前記カプセル化基体を水 性媒体と接触させると前記活性基体が前記水性媒体に放出されるように前記塩が 前記水性媒体に可溶であるカプセル化活性基体であって、前記基体が、アルカリ 金属炭酸塩又はアルカリ金属重炭酸塩の予備被膜と無機酸の金属塩の最終カプセ ル化被膜とを有していることを特徴とするカプセル化活性基体に関する。 本発明及び本明細書全体で使用される用語「活性基体」とは、漂白剤、漂白活 性剤、それらの2種以上の混合物自体、又は一種以上の他の成分を用いて複合体 に成形するときには、上記混合物と、例えば、ベントナイトクレー等の通常のバ インダー;ポリオキシアルキレンソルビタンオレエートエステル類、例えば、T ween(登録商標)、及びポリカルボン酸のアルカリ金属塩、例えば、Dis pex−G40(登録商標)等の界面活性剤;架橋カルボキシメチルセルロース 誘導体、例えば、Acdi−sol(登録商標)、又はポリアクリレート等の砕 解助剤;及びセルロース系充填剤、例えば、Avicel(登録商標)等の充填 剤を含む一種以上の他の成分とを混和したものを意味する。 この方法によりカプセル化できる漂白剤としては、例えば、過炭酸塩、過ピロ リン酸塩、過トリポリリン酸塩、過ホウ酸塩、過酢酸塩等の過カルボン酸塩、過 オキシモノ硫酸塩及び過オキシフタル酸塩等の過酸素化化合物が挙げられる。 上記方法でカプセル化できる漂白活性剤としては、例えば、下記の構造式(I )で表される環状無水物又は下記の構造式(II)で表されるラクトンが挙げら れる: (式中、Qは、QとNがカルボニル及び酸素官能基と一緒に一個以上の環状構造 を形成するような二価の有機基であり、(I)において、Rは水素、アルキル、 アリール、ハロゲン又はカルボキシル若しくはカルボニル含有官能基であり、( II)において、RはC2以上の高級アルキル、アルカリール、アリール、アラ ルキル、アルコキシ、ハロアルキル、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミ ノ又はカルボキシル若しくはカルボニル含有官能基である)。 式(I)で表される漂白活性剤は、欧州特許第331300号公開公報の請求 の範囲及び明細書中に記載され、式(II)で表される漂白活性剤は、本発明者 等による欧州特許第332294号公開公報の特許請求の範囲及び明細書中に記 載されており、引用することにより本明細書の開示の一部とされる。 特に、このような化合物としては、2−ヒドロカルビル−(4H)−3,1− ベンゾオキサジン−4−オン類(とりわけ、2−メチル及び2−フェニル誘導体 )、2−N,N−ジアルキルアミノ−(4H)−3,1−ベンゾオキサジン−4 −オン類(とりわけ、2−N,N−ジメチル誘導体)及び無水イサト酸並びにそ れらの類似体及び誘導体等の漂白活性剤が含まれる。 欧州特許第170386号公開公報に記載されている他の漂白活性剤(例えば 、N−アルコキシ−6−アミノペルオキシカルボン酸及びそれらの塩)及び独国 特許第2832021号公開公報に記載されている他の漂白活性剤(例えば、テ トラ−アセチルエチレンジアミン)も、本発明による被膜によりカプセル化して それらの性能 と安定性を向上されることができる。これらは、引用することにより本明細書の 開示の一部とされる。 本発明及び本明細書全体で使用される用語「水性媒体」とは、洗浄サイクル又 は洗浄操作中に遭遇する水性アルカリ性媒体を含むことを意味する。 活性基体は、アルカリ金属炭酸塩や重炭酸塩で予備成膜される前は粉末状又は 粒状であるのが適当である。前記基体の初期粒度は、粉末状の場合は0.1〜2 00μmが好ましく、粒状の場合は200〜2000μmが好ましい。造粒され る粉末の粒度は、使用される漂白剤又は漂白活性剤の性質に応じて選択する。例 えば、2−フェニルー(4H)−3,1−ベンゾオキサジン−4−オン(以下、 「2PB4」と称する)の場合、この漂白活性剤を、造粒前に非常に微細な粒度 、例えば、10μm未満に粉砕しなければならないことがある。この範囲の所望 の粒度を有する基体は、市販の材料を摩砕及び/又は粉砕後、造粒、好ましくは 押出し・球状化の手法により製造することができる。押出し・球状化の方法は本 発明者等による欧州特許第0482806号公開公報に広範に記載されており、 このような方法は、引用することにより本明細書の開示の一部とされる。活性基 体の粉末又は粒状物を製造するとき、活性基体は、上記したような漂白剤及び/ 又は漂白活性剤、バインダー、分散助剤、界面活性剤及び充填剤を含んでなる複 合体の形態でよい。炭酸塩又は重炭酸塩の初期被膜は、通常の手段により基体に 適用できる。活性基体粒子の流動床を準備し、粒子にアルカリ金属炭酸塩又は重 炭酸塩溶液を噴霧することが好ましい。この最初の工程では、活性基体粒子がア ルカリ金属炭酸塩又は重炭酸塩被膜により完全にカプセル化される必要はない。 これは、アルカリ金属炭酸塩又は重炭酸塩被膜の機能は、無機酸金属塩の最終カ プセル化被膜が水と接触すると破壊され活性基体が洗浄系に容易に放出されるよ うにすることにあるからである。 予備被膜は、炭酸ナトリウム又は重炭酸ナトリウム型が適当であ るが、炭酸ナトリウム型が好ましい。 予備被膜の厚さは、最終被膜生成物の5%(w/w)未満を占めるのが適当で あり、最終被膜生成物の2%(w/w)未満、例えば、1%(w/w)未満を占 めるのが好ましい。 無機酸の金属塩を用いた最終カプセル化塗膜は、アルカリ金属炭酸塩又は重炭 酸塩の予備塗膜について上記に記載したのと同様の方法で適用することができる 。しかしながら、この場合、成膜に使用する条件は、表面にアルカリ金属炭酸塩 又は重炭酸塩の予備被膜を既に有する活性基体が、最終被膜により確実に、実質 的に完全にカプセル化されるように制御しなければならない。例えば、この場合 の粒子の流動化は、前記粒子が流動媒体に別個の粒子として成膜環境において十 分長時間浮遊して、前記金属塩の噴霧溶液の噴霧が実質的に全ての粒子を個々に 実質的に完全にカプセル化し密封できるようでなければならない。同時に、成膜 環境内での滞留時間と成膜環境内の温度は、カプセル化粒子が前記環境から出る 前に、実質的に乾燥状態にあり、(a)摩耗による被膜の損失及び(b)凝集に 対して耐性があるようでなければならない。これに関して、流動化媒体は、カプ セル化プロセスに対して実質的に不活性でなければならず、そしてカプセル化さ れる基体又はカプセル化被膜の性質に悪影響を及ぼしてはならならない点で、流 動化媒体の選択も重要である。適当な流動化媒体としては、例えば、空気及び窒 素が挙げられる。 最終カプセル化被膜を形成するのに使用される無機酸の金属塩は、水性媒体に 可溶でなければならないが、水溶性であるならば有利である。溶解度は、周囲温 度、例えば、15°Cで水性媒体の100g当たり少なくとも3gであることが 好ましいが、溶解度は大きいほどよい。このような金属塩の適当なものとしては 、例えば、周期表の第II及びIII族金属の水溶性硫酸塩、リン酸塩及び炭酸 塩が挙げられ、好ましくはマグネシウム、亜鉛及びアルミニウムの塩類である。 したがって、最終カプセル化被膜は、硫酸アルミニウム 又は硫酸亜鉛が最も好ましい。カプセル化被膜の厚さは、剥離しないか、例えば 、摩砕により活性基体表面から容易に除去されたり移動したりしないようでもの でなければならず、好ましくは少なくとも0.03μmである。最終カプセル化 被膜は、カプセル化生成物のうちに占める割合は小さい。即ち、活性基体は、カ プセル化生成物の少なくとも50%(w/w)でなければならず、好ましくは6 5%(w/w)を超え、最も好ましくは65〜85%(w/w)である。このこ とは、カプセル化被膜それ自体は、最終生成物の15〜35%(w/w)、例え ば、18%(w/w)のみを占めるのが適当であることを意味している。理想的 には、最終カプセル化被膜材料に対する予備被膜材料のモル比は、最適な結果を 得るには、少なくとも1:1、好ましくは少なくとも1:2でなければならない 。 上記したように、アルカリ金属炭酸塩又は重炭酸塩の予備被膜の機能は、カプ セル化最終被膜から活性基体が洗浄系に放出するのを容易にすることにある。し かしながら、2つの成膜工程及び成膜に使用される化合物の性質から、場合によ っては、例えば、アルミニウム又は亜鉛塩を用いた最終カプセル化成膜工程は、 それ自体カプセル化金属塩と炭酸塩及び重炭酸塩の予備被膜との間の早期反応を 生じ、それによりカプセル化被膜が損傷し、したがって、最終生成物の所望の保 存安定性又は放出速度が損なわれる。この影響を最小限に抑えるために、予備炭 酸塩及び/又は重炭酸塩被膜と最終カプセル化金属塩被膜との間に中間被膜を備 えることが有利である。この中間被膜は、水又は少なくとも洗浄に使用する水性 媒体に容易に溶解する化合物でなければならず、必須ではないが、最終被膜のア ルミニウム又は亜鉛塩を生成するのと同じ無機酸のアルカリ金属塩が適当である 。したがって、もし最終被膜が硫酸アルミニウム又は硫酸亜鉛であるならば、中 間被膜は、硫酸ナトリウムが好ましい。 中間被膜は、上記したのと同様の手法を用いて適用でき、最終カプセル化被膜 との早期反応を防止するために、予備成膜工程で形成される活性基体表面上の実 質的に全ての炭酸塩及び/又は重炭酸塩 部位を被覆しなければならない。 中間被膜の厚さは、最終カプセル化生成物の10%(w/w)未満、好ましく は2〜5%(w/w)を占めるようでなければならない。 発明の好適な実施態様 本発明を、以下の実施例を参照しながらさらに説明する。実施例: 2PB4を1mm未満に篩分けした後、細川ミクロン社製AFG100流体エ アージェットミル及び分級機により微粉砕した。得られた微粉末の粒度をSym patecレーザー回折分光計により測定したところ、10μm未満であった。 次に、下記の表に示す成分を水と混合してプレミックスを形成した後、押出し 、整粒、乾燥して、粒度2mm以下の粒状物を得た。粒状物A及びBは、Cal eva社製の10型押出機及び120型整粒機で製造した。粒状物C、D及びE は、NICA System ABのE140型押出機及びS320型整粒機に より製造した。乾燥は、Aeromatic Strea−1流動床乾燥機で行 った。乾燥粒状物を篩分けし、600〜1180μmの画分を使用した。 次に、粒状物B、D及びEを、Wursterカラムを用いたStrea−1 流動床装置により、噴霧媒体として空気を用いて0.8mmノズルで並流噴霧を おこない成膜処理した。成膜液は、約50°Cに加熱して使用した。 粒状物の最終理論活性(%)を、以下にまとめて示す。 洗剤配合物: 上記で製造した粒状物を下記の物質と混合して、2PB4を4%(活性漂白活 性剤100%として表したとき)含有する洗剤組成物を得た。 Miele W784自動洗濯機において、上記配合物を用いて洗浄試験を実 施した。洗浄試験では、20°C設定、プログラム4 ショートスピンオプションの条件で、主洗浄において試験粉末90gを用いて行 った。各洗濯機には、繊維材料混合物2kgと、お茶で汚染した7.5cm2の 試験布(CFT BC−1、オランダVlaardingenにあるCentr e for Test Materials製)2枚を入れた。反射率の測定は 、ICS−Texicon Micromatch分光計を用いて行った。得ら れた結果を、下式で計算した汚染除去率(SR%)で表す。 (式中、 L値はCommittee International D’Eclara ge LAB system(CIELAB)で定義されている反射率値であり ; L(最終値)は最終反射率値であり、 L(初期値)は初期反射率値であり、そして L(標準値)は清浄布の標準反射率値である)。 以下の結果から、リン酸アルミニウムを単一成膜したもの(粒状物B)は、乳 棒と乳鉢で破砕した(被膜の有効性を破壊するため)同じ粒状物や、未成膜粒状 物(A)と比較して、漂白活性剤の放出を制限されることがあることが分かる。 以下の結果から、本発明により、粒状物に順次成膜を施したもの(粒状物D及 びE)は、未成膜粒状物Cと比較して20°Cでの性能の損失がないことが分か る。 ピンホール色素損傷: 「ピンホール」色素損傷の減少に関する順次成膜粒状物の有効性を、以下のよ うにして評価した: 粒状物D、E及びCを含有する粉末洗剤試料を、インメジアルブラック(EM PA115)で染色した綿試験布上に、約1cm幅の狭いストリップ状に広げた 。この布を、トレーに配置し、十分な水で湿して、洗剤配合物のストリップに吸 収させてそれを湿した。30分後、試験布を水道水の流水で十分にゆすぎ、そし て空気乾燥した。 目視検査したところ、成膜粒状物D及びEは、未成膜粒状物Cと比較して、「 ピンホール」色素損傷が著しく減少することが分かった。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1994年7月18日 【補正内容】 るが、炭酸ナトリウム型が好ましい。 予備被膜の厚さは、最終被膜生成物の5%(w/w)未満を占めるのが適当で あり、最終被膜生成物の2%(w/w)未満、例えば、1%(w/w)未満を占 めるのが好ましい。 無機酸の金属塩を用いた最終カプセル化塗膜は、アルカリ金属炭酸塩又は重炭 酸塩の予備塗膜について上記に記載したのと同様の方法で適用することができる 。しかしながら、この場合、成膜に使用する条件は、表面にアルカリ金属炭酸塩 又は重炭酸塩の予備被膜を既に有する活性基体が、最終被膜により確実に、実質 的に完全にカプセル化されるように制御しなければならない。例えば、この場合 の粒子の流動化は、前記粒子が流動媒体に別個の粒子として成膜環境において十 分長時間浮遊して、前記金属塩の噴霧溶液の噴霧が実質的に全ての粒子を個々に 実質的に完全にカプセル化し密封できるようでなければならない。同時に、成膜 環境内での滞留時間と成膜環境内の温度は、カプセル化粒子が前記環境から出る 前に、実質的に乾燥状態にあり、(a)摩耗による被膜の損失及び(b)凝集に 対して耐性があるようする滞留時間と温度が好ましい。これに関して、流動化媒 体は、カプセル化プロセスに対して実質的に不活性でなければならず、そしてカ プセル化される基体又はカプセル化被膜の性質に悪影響を及ぼしてはならならな い点で、流動化媒体の選択も重要である。適当な流動化媒体としては、例えば、 空気及び窒素が挙げられる。 最終カプセル化被膜を形成するのに使用される無機酸の金属塩は、水性媒体に 可溶でなければならないが、水溶性であるならば有利である。溶解度は、周囲温 度、例えば、15°Cで水性媒体の100g当たり少なくとも3gであることが 好ましいが、溶解度は大きいほどよい。このような金属塩の適当なものとしては 、例えば、周期表の第II及びIII族金属の水溶性硫酸塩、リン酸塩及び炭酸 塩が挙げられ、好ましくはマグネシウム、亜鉛及びアルミニウムの塩類である。 したがって、最終カプセル化被膜は、硫酸アルミニウム 次に、粒状物B、D及びEを、Wursterカラムを用いたStrea−1 流動床装置により、噴霧媒体として空気を用いて0.8mmノズルで並流噴霧を おこない成膜処理した。成膜液は、約50°Cに加熱して使用した。 粒状物の最終理論活性(%)を、以下にまとめて示す。 粒状物A、B及びCは比較粒状物であり、粒状物D及びEは本発明の粒状物で ある。洗剤配合物: 上記で製造した粒状物を下記の物質と混合して、2PB4を4%(活性漂白活 性剤100%として表したとき)含有する洗剤組成物を得た。 Miele W784自動洗濯機において、上記配合物を用いて洗浄試験を実 施した。洗浄試験では、20°C設定、プログラム4 請求の範囲 1. 漂白剤、漂白活性剤又はそれらの混合物を無機酸の少なくとも一種の金 属塩の被膜内に放出可能にカプセル化してなり、前記カプセル化基体を水性媒体 と接触させると前記活性基体が前記水性媒体に放出されるように前記塩が前記水 性媒体に可溶であるカプセル化活性基体であって、前記基体が、アルカリ金属炭 酸塩又はアルカリ金属重炭酸塩の予備被膜と無機酸の金属塩の最終カプセル化被 膜とを有していることを特徴とするカプセル化活性基体。 2. 前記カプセル化されている漂白剤が、過炭酸塩、過ピロリン酸塩、過ト リポリリン酸塩、過ホウ酸塩、過カルボン酸塩、過モノ硫酸塩及び過オキシフタ ル酸塩からなる群から選択される過酸素化化合物である請求の範囲第1項に記載 のカプセル化活性基体。 3. 前記カプセル化されている漂白活性剤が、式(I)で表される環状無水 物又は式(II)で表されるラクトンである請求の範囲第1項に記載のカプセル 化活性基体: (式中、Qは、QとNがカルボニル及び酸素官能基と一緒に一個以上の環状構造 を形成するような少なくとも二価の有機基であり、(I)において、Rは水素、 アルキル、アリール、ハロゲン又はカルボキシル若しくはカルボニル含有官能基 であり、(II)において、RはC2以上の高級アルキル、アルカリール、アリ ール、アラルキル、アルコキシ、ハロアルキル、アミノ、アルキルアミノ、ジア ルキルアミノ又はカルボキシル若しくはカルボニル含有官能基で ある)。 4. 前記漂白活性剤が、2−ヒドロカルビル−(4H)−3,1−ベンゾオ キサジン−4−オン、2−N,N−ジアルキルアミノ−4H−3,1−ベンゾオ キサジン−4−オン、無水イサト酸並びにそれらの類似体及び誘導体からなる群 から選択される請求の範囲第3項に記載のカプセル化活性基体。 5. 前記基体が、アルカリ金属炭酸塩又は重炭酸塩で成膜される前の初期の 段階では粉末状又は粒状である前記請求の範囲第1項から第4項のいずれか1項 に記載のカプセル化活性基体。 6. 前記基体が、アルカリ金属炭酸塩又は重炭酸塩で成膜される前の初期の 段階では、粒度が粉末の場合には0.1〜200μmの範囲、粒状の場合には2 00〜2000μmの範囲である前記請求の範囲第1項から第5項のいずれか一 項に記載のカプセル化活性基体。 7. 前記予備被膜の厚さが最終被膜生成物の5%(w/w)未満である前記 請求の範囲第1項から第6項のいずれか1項に記載のカプセル化活性基体。 8. 前記最終カプセル化被膜が、水溶性無機酸の金属塩の被膜である前記請 求の範囲第1項から第7項のいずれか1項に記載のカプセル化活性基体。 9. 前記最終カプセル化被膜が、周期表の第II及びIII族金属の硫酸塩 、リン酸塩又は炭酸塩からなる群から選択される無機酸の金属塩の被膜である前 記請求の範囲第1項から第8項のいずれか1項に記載のカプセル化活性基体。 10. 最終カプセル化被膜が、マグネシウム、亜鉛又はアルミニウムの塩で ある無機酸の金属塩の被膜である前記請求の範囲第1項から第9項のいずれか1 項に記載のカプセル化活性基体。 11. 前記最終カプセル化被膜の厚さが少なくとも0.03μmである前記 請求の範囲第1項から第10項のいずれか1項に記載のカプセル化活性基体。 12. 前記活性基体が前記カプセル化生成物の少なくとも50%(w/w) を占める前記請求の範囲第1項から第11項のいずれか1項に記載のカプセル化 活性基体。 13. アルカリ金属炭酸塩又は重炭酸塩からなる予備被膜の無機酸の金属塩 からなる最終カプセル化被膜に対するモル比が、1:1以下である前記請求の範 囲第1項から第12項のいずれか1項に記載のカプセル化活性基体。 14. 水溶性又は水性媒体に可溶の無機化合物の中間被膜を、アルカリ金属 炭酸塩又は重炭酸塩の予備被膜を有する前記基体に、最終カプセル化被膜を適用 する前に適用する前記請求の範囲第1項から第13項のいずれか1項に記載のカ プセル化活性基体。 15. 漂白剤及び/又は漂白活性剤を含んでなる活性基体を被膜によりカプ セル化する方法であって、前記方法が: a.粉末状又は粒状の前記活性基体からなる微粒床を流動化し、前記粒子にアル カリ金属炭酸塩又はアルカリ金属重炭酸塩の溶液を噴霧して前記粒子に予備被膜 を形成する工程と、 b.表面にアルカリ金属炭酸塩又は重炭酸塩の予備被膜を有する前記粒子を流動 媒体に対して、予備被膜を表面に有する前記粒子が前記流動媒体中に別個の粒子 として、表面に無機金属塩のカプセル化被膜を適用するに十分な時間浮遊するよ うに流動化する工程と、 c.予備被膜を有する浮遊粒子上に、無機金属塩の溶液を、表面に予備被膜を有 する各粒子が実質的に完全にカプセル化され無機金属塩の最終被膜により密封さ れるまで噴霧する工程とを含んでなることを特徴とする漂白剤及び/又は漂白活 性剤を含んでなる活性基体を被膜内にカプセル化する方法。 16. 表面に予備被膜を有する粒子の流動化及び前記無機塩を用いた最終被 膜の耐久性を、最終成膜段階から出てくるカプセル化粒子が実質的に乾燥状態で あり、摩砕及び凝集による被膜損失に対して耐性があるように制御する請求の範 囲第15項に記載の方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AU,BB,BG,BR,CA,CZ, FI,HU,JP,KP,KR,LK,MG,MN,M W,NO,NZ,PL,RO,RU,SD,SK,UA ,US

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 漂白剤、漂白活性剤又はそれらの混合物を無機酸の少なくとも一種の金 属塩の被膜内に放出可能にカプセル化してなり、前記カプセル化基体を水性媒体 と接触させると前記活性基体が前記水性媒体に放出されるように前記塩が前記水 性媒体に可溶であるカプセル化活性基体であって、前記基体が、アルカリ金属炭 酸塩又はアルカリ金属重炭酸塩の予備被膜と無機酸の金属塩の最終カプセル化被 膜とを有していることを特徴とするカプセル化活性基体。 2. 前記カプセル化されている漂白剤が、過炭酸塩、過ピロリン酸塩、過ト リポリリン酸塩、過ホウ酸塩、過カルボン酸塩、過モノ硫酸塩及び過オキシフタ ル酸塩からなる群から選択される過酸素化化合物である請求の範囲第1項に記載 のカプセル化活性基体。 3. 前記カプセル化されている漂白活性剤が、式(I)で表される環状無水 物又は式(II)で表されるラクトンである請求の範囲第1項に記載のカプセル 化活性基体: (式中、Qは、QとNがカルボニル及び酸素官能基と一緒に一個以上の環状構造 を形成するような二価の有機基であり、(I)において、Rは水素、アルキル、 アリール、ハロゲン又はカルボキシル若しくはカルボニル含有官能基であり、( II)において、RはC2以上の高級アルキル、アルカリール、アリール、アラ ルキル、アルコキシ、ハロアルキル、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミ ノ又はカルボキシル若しくはカルボニル含有官能基である)。 4. 前記漂白活性剤が、2−ヒドロカルビル−(4H)−3,1−ベンゾオ キサジン−4−オン、2−N,N−ジアルキルアミノ−4H−3,1−ベンゾオ キサジン−4−オン、無水イサト酸並びにそれらの類似体及び誘導体からなる群 から選択される請求の範囲第3項に記載のカプセル化活性基体。 5. 前記基体が、アルカリ金属炭酸塩又は重炭酸塩で成膜される前の初期の 段階では粉末状又は粒状である前記請求の範囲のいずれか1項に記載のカプセル 化活性基体。 6. 前記基体が、アルカリ金属炭酸塩又は重炭酸塩で成膜される前の初期の 段階では、粒度が粉末の場合には0.1〜200μmの範囲、粒状の場合には2 00〜2000μmの範囲である前記請求の範囲のいずれか1項に記載のカプセ ル化活性基体。 7. 前記予備被膜の厚さが最終被膜生成物の5%(w/w)未満である前記 請求の範囲のいずれか1項に記載のカプセル化活性基体。 8. 前記最終カプセル化被膜が、水溶性金属塩の被膜である前記請求の範囲 のいずれか1項に記載のカプセル化活性基体。 9. 前記最終カプセル化被膜が、周期表の第II及びIII族金属の硫酸塩 、リン酸塩又は炭酸塩からなる群から選択される金属塩の被膜である前記請求の 範囲のいずれか1項に記載のカプセル化活性基体。 10. 最終カプセル化被膜が、マグネシウム、亜鉛又はアルミニウムの金属 塩の被膜である前記請求の範囲のいずれか1項に記載のカプセル化活性基体。 11. 前記最終カプセル化被膜の厚さが少なくとも0.03μmである前記 請求の範囲のいずれか1項に記載のカプセル化活性基体。 12. 前記活性基体が前記カプセル化生成物の少なくとも50%(w/w) を占める前記請求の範囲のいずれか1項に記載のカプセル化活性基体。 13. アルカリ金属炭酸塩又は重炭酸塩の予備被膜の前記無機金属塩の最終 カプセル化被膜に対するモル比が、少なくとも1:1である前記請求の範囲のい ずれか1項に記載のカプセル化活性基体。 14. 水溶性又は水性媒体に可溶の無機化合物の中間被膜を、アルカリ金属 炭酸塩又は重炭酸塩の予備被膜を有する前記基体に、最終カプセル化被膜を適用 する前に適用する前記請求の範囲のいずれか1項に記載のカプセル化活性基体。 15. 漂白剤及び/又は漂白活性剤を含んでなる活性基体を被膜によりカプ セル化する方法であって、前記方法が: a.粉末状又は粒状の前記活性基体からなる微粒床を流動化し、前記粒子にアル カリ金属炭酸塩又はアルカリ金属重炭酸塩の溶液を噴霧して前記粒子に予備被膜 を形成する工程と、 b.表面にアルカリ金属炭酸塩又は重炭酸塩の予備被膜を有する前記粒子を流動 媒体に対して、予備塗膜を表面に有する前記粒子が前記流動媒体中に別個の粒子 として、表面に無機金属塩のカプセル化被膜を適用するに十分な時間浮遊するよ うに流動化する工程と、 c.予備被膜を有する浮遊粒子上に、無機金属塩の溶液を、表面に予備被膜を有 する各粒子が実質的に完全にカプセル化され無機金属塩の最終被膜により密封さ れるまで噴霧する工程とを含んでなることを特徴とする漂白剤及び/又は漂白活 性剤を含んでなる活性基体を被膜内にカプセル化する方法。 16. 表面に予備被膜を有する粒子の流動化及び前記無機塩を用いた最終被 膜の耐久性を、最終成膜段階から出てくるカプセル化粒子が実質的に乾燥状態で あり、摩砕及び凝集による被膜損失に対して耐性があるように制御する請求の範 囲第15項に記載の方法。
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