JPH10500164A - 粒子の製造方法、及び該方法によって製造され得る粒子 - Google Patents

粒子の製造方法、及び該方法によって製造され得る粒子

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JPH10500164A JP7529558A JP52955895A JPH10500164A JP H10500164 A JPH10500164 A JP H10500164A JP 7529558 A JP7529558 A JP 7529558A JP 52955895 A JP52955895 A JP 52955895A JP H10500164 A JPH10500164 A JP H10500164A
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Abstract

(57)【要約】 開始剤を用いて、エマルジョン中においてモノビニルモノマー及びジビニルモノマー及び/又はポリビニルモノマー(架橋剤)を重合することにより、開放細孔を有する球状粒子を製造する。この方法は、(i)油中水型エマルジョンを含む液滴を乳化状態で含有する水層を含むw/o/wエマルジョンを調製する工程であり、ここで、この液滴中の油相はビニルモノマーと逆エマルジョンを提供する乳化剤とを含み、かつこの液滴は2,000μm未満の直径を有し、水の全量は75−99%(w/w)である工程;及び(ii)その後、重合を開始し、重合工程の後、任意に篩分けした後に、反応混合物から粒子を単離する工程を含む。開放細孔を有する球状ポリマー粒子群は50μm−2,000μmの範囲内の直径を有し、かつ(a)粒子直径の<1/9の直径の球状中空;及び(b)この球に対する及び粒子表面上の開口直径がこの球の直径の約1/10−1/3である連結細孔を有する細孔系を含む。

Description

【発明の詳細な説明】 粒子の製造方法、及び該方法によって製造され得る粒子 技術分野及び関連する従来技術の説明 本発明は、開放細孔構造を有する新規な微細孔粒子に関し、そのような粒子の 製造方法にも関する。この粒子は、特にこの粒子が親水性形態にある場合に、ク ロマトグラフィー並びにオリゴペプチド類及びオリゴヌクレオチド類の固相合成 における支持体マトリックス、並びに細胞、例えば、足場依存性細胞の培養にお ける微小担体、並びに異種イムノアッセイにおける固相として用いることができ る。 本明細書において、球とは球状中空及び球状粒子を指し、並びに緩やかな丸み を帯び、かつわずかに引き伸ばされたそれらの球様体形態でもある。 多年にわたって、これらの用途のための微細孔粒子及びそれらの製造が強く求 められている。微細孔性の増大は、粒子を通る流れが改善される結果となり、こ の流れの改善は動力学の改善を生じる。 本発明の粒子は、w/o/wエマルジョン中での重合により製造することがで きる。このタイプのエマルジョンは、分散し た水層を含む油滴の水性エマルジョンと考えることができる。w/o/wエマル ジョンは、従来、細孔粒子の製造に用いられている(Tioxide Grou p Service Ltd.、GB−A−2,245,575)。また、粒子 は、不飽和ポリエステルをスチレン及びジビニルベンゼンのような不飽和モノマ ーで架橋することによっても製造されている。 本発明の方法は、分散相含量の高い(=高分散相エマルジョン)、いわゆる逆 エマルジョン(油中水型エマルジョン、w/oエマルジョン)の使用を利用する 。逆エマルジョンの油相における重合は、従来、とりわけSherringto n(EP−A−60138)及びBayer AG(DE−A−1160616 )に記載されている。この逆エマルジョンは、通常、>60%、好ましくは>7 5%の水(w/w)及び油相(モノマー相)に分配されている乳化剤を含有する 。このような逆エマルジョンに含まれる乳化剤は、通常、>2、好ましくは2− 6のHLB値を有する。このHLB値は、単に乳化剤が所定のタイプの逆エマル ジョンに適するか否かを決定するための指針としてのみ用いることができる。し たがって、前述の範囲は、HLB値が>6の乳化剤もまた高含量の分散相を有す る逆エマ ルジョンを提供する可能性を排除するものではない。 発明の開示 本発明の方法によると、適切な開始剤を用いて、エマルジョン中においてモノ ビニルモノマーとポリビニルモノマー(架橋剤)とを重合することにより、開放 細孔を有する(open porous)球状粒子が製造される。この方法は、 i.油中水型エマルジョンを含む液滴を乳化状態で含有する水相を有するw/ o/wエマルジョンを調製する段階(ここで、該液滴中の油相はビニルモノマー と逆エマルジョンを提供する乳化剤とを含み、かつ該液滴は2,000μm未満 の直径を有し、並びに水の全量は75−99%(w/w)、好ましくは90−9 9%である)、 ii.その後、重合を開始し、重合工程の後、任意に篩がけした後に、反応混 合物から粒子を単離する段階、 を含むことを特徴とする。 重合は、中間相、すなわち、液滴の油相において行われる。 好ましい態様において、w/o/wエマルジョンは2段階で形成される。第1 段階において、油相が約5−45%、好まし くは10−30%(w/w)を構成する油中水型エマルジョン(w/oエマルジ ョン)を形成する。第1段階において、油中水型エマルジョンを形成するために 、好ましくは攪拌しながら、ビニルモノマー及び乳化剤を水と混合する。第2段 階において、w/o/wエマルジョンを形成するために、残りの水を添加する。 通常、残りの水を添加する間混合物の攪拌を中止し、その後再開する。開始剤は 好ましくは第1段階で添加し、開始剤は水溶性であっても油溶性であってもよい 。 液滴中の油相(中間相)は、通常、乳化剤、ビニルモノマー(例えば、一及び 二官能性モノマー)及び、適用可能である場合には、油溶性開始剤を含む。これ らの成分の量は、ほとんどの場合、合計で油相の実質的に100%となる量であ る。この中間相は、潜在的に、水混和性溶媒及び添加物を含んでいてもよい。 重合段階での撹拌は通常回避される。こうすると、粒子が緩く結合したケーキ の形態で得られる。重合工程で系を撹拌すると、遊離形態の粒子が直接生じる結 果となり易く、したがって、水溶性乳化剤を第2段階において添加することが有 益であり得る。 製造された粒子が本明細書の導入部において述べられた用途の1つに用いられ る場合には、重合が行われる条件は、好ましくは、10−2,000μm(好ま しくは、50−2,000μmの範囲)の直径を有する粒子を実質的に形成する のに適するものである。したがって、w/o/wエマルジョン中の大部分の液滴 (w/oエマルジョン)の直径はこの範囲にある。粒子径は、とりわけ、添加さ れる成分(一官能性及び多官能性モノマー、乳化剤、含水量及び攪拌条件)の相 対量及び種類によって決定される。 通常、本発明の粒子の径は、クロマトグラフィーの場合、特に異なる下流プロ セッサーにおける初期精製の場合には、あまり問題とならない。これは、これら の粒子の非常に高い多孔性により、これらの粒子を含んでなるベッドを通して対 流が可能となるためである。しかしながら、これらの粒子は小さすぎるべきでは ない。適切な径は、100μm−700μm、例えば、300μm−700μm である。 細胞培養用担体の場合には、適切な粒子径は、最大径分布が100μmで、1 00μm−1,000μm、好ましくは200μm−1,000μmである。好 ましい形態の場合には、 細孔径は少なくとも30μm、好ましくは30μm−50μmである。 固相合成の場合には、粒子径は50μm−2,000μmであればよい。 形成された粒子の多孔度は、粒子径と同じ変数によって決定される。>80% 、例えば>90%のように非常に高い多孔度を有する粒子は、本発明の方法によ って製造することが可能である。この細孔系は、球状の中空(cavities)とこれ らの球間を連結する細孔で形成される。これらの球は、一般に、粒子の直径の< 1/9の直径を有しており、これは、通常、球の直径が1μm−25μmである ことを意味する。連結細孔の直径は、通常、球の径の約1/10−1/3であり 、しばしば0.5μm−10μmである。これまでに製造された粒子は、比表面 積は5−30m2/gであった。しかしながら、この方法は、50m2/gまでの より広い表面積を作り出すことが可能である。表面積はN2吸着(BET法)に より測定され、多孔度はSEM−画像(細孔径)及び第1段階において製造され るエマルジョンの含水量(細孔容積)から見積もることができる。 粒子径及び多孔度(細孔容積、表面積、細孔径)は攪拌、乳 化剤、モノマー及び含水量に複雑に依存する。所定の粒子を製造するための適正 な条件の選択についての指針は、実験の部及び結果の要約から得ることができる 。 エマルジョンは、逆エマルジョンを提供する乳化剤を、水及び油相と共に常に 含有する(上記並びにDE−A−1160616及びEP−A−60138を参 照)。適切な乳化剤の具体的な例は、(a)C10-25カルボン酸と糖アルコール とのモノエステル、並びに(b)親水性セグメント及び疎水性セグメントの両者 を有するブロック共重合体である。逆エマルジョンを提供し得る乳化剤の量は、 通常、<30%である。一般に、5%(w/w)が下限である。新規の、より効 果的な乳化剤が発見された場合には、逆エマルジョンを形成し得る下限は、例え ば、2−4%(w/w)まで低下するであろう。これらのパーセンテージは、第 1段階において用いられる油相に関連する乳化剤の量に関係する。 重合は、通常、フリーラジカル型の重合(ビニル重合)である。重合しようと するモノマーは、水に全くもしくは実質的に不溶性である。任意に、少量のモノ マーが、相界面において、モノマーの重合性端部を油相に向けかつモノマーの親 水性端部 を水層に向けてそれ自身を配向するようなHLBバランスを有していてもよい( 反応性界面活性剤)。 モノマーは、1個以上のアルケン基、すなわち、置換もしくは非置換ビニル基 (一官能性、二官能性及び多官能性ビニルモノマー)を包含する。適切なビニル 基(CH2=CH−)上の最も一般的な置換基は、炭素原子のいずれかもしくは 両者の水素を置換することが可能なメチルである。ビニルモノマーのビニル基は 、エステル中のカルボニル基もしくはカルボキシ官能基に直接結合していてもよ い。特に、モノアクリレートエステルもしくはジアクリレートエステル又は対応 メタクリレートエステル、ビニルベンゼンもしくはジビニルベンゼンを挙げるこ とができる。通常、w/o/wエマルジョン中の二官能性及び多官能性ビニルモ ノマーと一官能性ビニルモノマーとの重量比は重要ではなく、0.5−100% の範囲にあればよい。加水分解に対して安定なモノマーを使用すること、すなわ ち、炭素−炭素結合、炭素−水素結合又はエーテル結合のみを有するモノマーを 使用することが好ましい。特定の場合には、メタクリレートエステル類及びメタ クリルアミド類が好ましい。 モノマーが、重合可能な基に加えて官能基、例えばオキシラ ン、をも示す場合には、これらの官能基は粒子の細孔表面の誘導に用いることが できる。これに関する例はグリシジルメタクリレートである。 重合工程は、異なるタイプのラジカル開始剤によって開始することが可能であ る。熱開始剤が好ましい。このような開始剤は、30−90℃の範囲において有 効である。ここで、温度の上限は重合工程で水が消失するという望ましからざる 事実によって決定されるのに対して、活性化温度が低くなると室温で自発的に活 性化するという事実によって下限は決定される。開始剤は水溶性であっても、油 溶性であってもよい。熱開始剤の例は、アゾ化合物(例えば、実験の部において 用いられる開始剤(油溶性)、疎水性過酸化物(油溶性)、過硫酸塩(水溶性) 、異なる酸化還元系、例えば、フェントン試薬(Fenton’s reage nt)(過酸化水素+Fe2+、水溶性))である。 重合は、UV放射、ガンマー放射及び電子照射等によって開始することもでき る。 前述のエマルジョンは、室温もしくはその近傍の温度で、適切に形成される。 温度は重合工程の過程で変動し得るが、w/ o/wエマルジョンが壊れないような温度である。熱開始剤が用いられる場合に は、重合を開始させるために温度を上昇させる必要がある。一般に、温度は、水 の沸点及び他の成分の沸点より少なくとも10℃以下(すなわち、通常90℃未 満)に維持されるべきである。温度が上昇すると、しばしば、当該エマルジョン の安定性が損なわれる。 製造された粒子の細孔表面を親水性とし、かつ所望の構造を示すように誘導す ることが可能である。これは、所望構造を示す適切な試薬を吸着させることによ り達成することができる。この吸着される試薬は、確実に安定な層を形成するた め、後の段階において表面に共有結合及び/又は架橋させることができる。ある いは、重合段階において、アルケン基に加えて細孔表面の化学的誘導に用いるこ とが可能な官能基をも有するモノマーを使用してもよい。例えば、粒子表面(内 面及び外面)へのヒドロキシル化合物又はアミン含有化合物のカップリングに後 に用いるため、グリシジルメタクリレートによりエポキシ基を導入することが可 能である。これに続いて、粒子に吸着もしくは共有結合している重合性親水性化 合物を架橋することができる。 このように、本発明の側面の1つによると、それらの内面及び外面に親水性基 (1級アルコール性及び/又はフェノール性ヒドロキシル基及び/又は第一、第 二もしくは第三アミン基)を担持する多孔性粒子であって、その親水性基がそれ らの基を含有する化合物の吸着又は共有結合によって該親水性基に導入されてい る多孔性粒子が製造される。当該化合物は、重合性構造を有していてもよい。 本発明は、下記請求の範囲においてさらに定義される。 実験の部−合成一般的手順 : 一官能性ビニルモノマー、二官能性ビニルモノマー、乳化剤及び開始剤を混合 して均一な溶液を得、その後、この混合物を激しく攪拌しながら水を滴下により 添加することにより逆エマルジョン(w/o)を調製した(第1段階)。有機相 と水相との比は10−40%(w/w)であった(表1を参照)。次いで、混合 物の攪拌を停止し、実験毎に有機相と水相との比が2.5ないし20%(w/w )の間で変化するように水を添加した(表1を参照)。その後、混合物の攪拌を 再開し、これにより、ほとんどの例において、3相エマルジョン(w/o/w) が生じた。このエマルジョンを熱風オーブン中において約50−70℃の温度に 加熱することにより、重合を行った。粒子をSEM分析により特性決定し、粒子 の比表面積をN2吸着により決定した。反応混合物の正確な成分を表1に示す。 1.具体的な手順の例: 5.4gのスチレン(Merck、Al酸化物で精製)、5.4gのジビニル ベンゼン(Merck、Al酸化物で精 0.2gのV65(2,2′−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル;P olyscience Inc.)を混合して均一な溶液とし、この溶液を激し く攪拌しながら、50gの(蒸留)水を滴下により添加した。その後、さらに5 8gの水を一度に添加した。この溶液をさらに15分間程度激しく攪拌した。こ のエマルジョンを、熱風オーブン中において、50℃で一晩、その後70℃で5 時間、重合させた。これにより、緩く結合した粒子のケーキが生じた。このケー キを粉砕して1リットルガラスビンに入れ、水を加えた。このビンを超音波浴に 15分間入れた後には、ほとんどの粒子が互いに分離した。 500μmより大きい粒子及び100μm未満の粒子を篩にかけることにより除 去した。残りの粒子をガラスフィルター上でアセトンで洗浄した後、水で十分す すいだ。SEMは、これらの粒子が非常に大きな気孔を有することを示した。 2.具体的な手順の例: 2.7gのスチレン(Merck、Al酸化物で精製)、5.4gのジビニル ベンゼン(Merck、Al酸化物で精製)、2.7gのGMA(グリシジルメ タクリレート; I)及び0.2gのV65(2,2′−アゾビス)2,4−ジメチルバレロニト リル;Polyscience Inc.)を混合して均一な溶液とし、この溶 液を激しく攪拌しながら、50gの蒸留水を滴下により添加した。その後、58 gの水を一度に添加した。この混合物をさらに15分間程度激しく攪拌した。こ のエマルジョンを、熱風オーブン中において、50℃で一晩、その後70℃で5 時間、重合させた。これにより、緩く結合した粒子のケーキが生じた。このケー キを粉砕して1リットルガラスビンに入れ、水を加えた。このビンを超音波浴に 15分間入れた後には、ほとんどの粒子が互いに分離した。500μmより大き い粒子及び100μm未満の粒子及び凝集物を篩にかけることにより除去した。 残りの粒子をガラスフィルター上でアセトンで洗浄した後、蒸留水で十分すすい だ。SEMは、その気孔が純粋なスチレン/DBV粒子の気孔よりも小さいこと を示した。 3.オキシラン基を有する多孔性粒子へのDEAE基の導入の例: 三首500mlフラスコ中において、DEAEデキストラン(20g)を(わ ずかに加熱した)蒸留水で100gに希釈した。上記例2からの脱水(drain)し た(しかし、乾燥吸引はしていない)粒子146.6gを系に加え、得られたス ラリーを60℃でごく穏やかに攪拌した(ロータリースターラー)。30分後、 10gの小球状(pastilles)NaOH(約1M)及び220mgのホウ水素化ナ トリウムを添加し、その後、60℃でさらに4時間、系を穏やかに攪拌もしくは 振とうした。次いで、酢酸を添加することにより系のpHを中性とし、粒子を水 (5リットル)で十分洗浄した。 4.吸着による表面改質: フェニルデキストランによるコーティング: 系を激しく攪 拌しながら、フェニルデキストラン(5.0g)(単糖類当たり0.2フェニル 基の置換度)を蒸留水(50ml)に溶解した。次いで、本発明の方法(ジャー ナル番号48100)により製造された微細孔粒子を添加し、この混合物を懸垂 スターラーで注意深く攪拌した。最後に、粒子をガラスフィルター上で蒸留水で 注意深く洗浄した。 フェニルデキストランの架橋: 前段階からの粒子(15g)を、50mlの 1M NaOH、1mlのエピクロロヒドリン及び0.05gのホウ水素化ナト リウムと共に、反応容器に入れた。この反応物を室温で2時間攪拌した後、反応 生成物をガラスフィルター上で蒸留水で洗浄した。 エピクロロヒドリンの活性化: 前段階からの粒子(15g)を、15mlの 蒸留水、4mlのエピクロロヒドリン、0.05gのホウ水素化ナトリウム及び 1.8gのNaOH(Prolabo)と共に、反応容器に入れた。24℃で2 時間反応を行った後、粒子をガラスフィルター上で蒸留水で洗浄した。 アミノデキストランのカップリング: 前段階からの粒子(15g)を、10 mlの蒸留水に溶解したアミノデキストラ ン(1.0g、N含有率0.4%)を含む反応容器に入れ、次いで、0.05g のホウ水素化ナトリウムを入れた。0.1M NaOHでpHを11.5に調製 した後、50℃で一晩、反応を行った。最後に、粒子をガラスフィルター上で蒸 留水で洗浄した。これらの表面処理した粒子は、水と接触させた際に、良好な湿 潤特性を示した。元素分析は、これらの粒子がカップリング後に6%のアミノデ キストランを含有することを示した。 結果の要約 調製された非誘導粒子(non-derivated)のSEM−分析の結果を表1に示す。 これらの結果は、本発明の方法により様々な多孔度の粒子を製造することが可能 であることを示す。また、これらの結果は、約5−35%の範囲、好ましくは1 0−30%(w/w)の範囲内の乾燥固体含量にて第1段階(w/oエマルジョ ンの製造)を行った場合に、微細孔粒子を得ることができることをも示す。第2 段階に関して、これらの結果は、乾燥固体含量が減少した場合に、より多くの解 放細孔構造が得られることを示す。 また、これらの結果は、微細孔粒子を得るためには、第1段階と第2段階との 間の乾燥固体含量の相違が5%を超えるべきであることをも示す。 実験の部−クロマトグラフィー クロマトグラフィー評価 材料及び装置:上記例3によるDEAE吸着剤。 蛋白質:ウシ血清アルブミン(BSA、等電点5.0;Sigma)、βラクト グロブリン(等電点5.2;Sigma)及びウマ心臓由来のミオグロビン(等 電点7.0;Sigma)。 バッファ:50Mmトリス−HCl(pH=7.5)、20mMトリス−HCl (pH=7.5)、10mMトリス−HCl(pH=7.5)、10mMトリス −HCl(pH=8.3)。 溶離液:1M NaCl、10mMトリス−HCl(pH=7.5)を含む1M NaCl、10mMトリス−HCl(pH8.3)を含む1M NaCl及び 1.0M NaOH。 カラム:XK16/20。 ポンプ:2つの(2)P6000(Pharmacia Biotechnol ogy AB、Uppsala、スウェーデン)。 ホース:内径1.2mm。 バルブ:1つの(1)IMV7及び4つの(4)IMV8。 (全ての装置は、Pharmacia Biotechnol ogy AB、Uppsala、スウェーデンの製品)。 ゲルの圧力/流れ特性の測定: 上記による脱水したDEAE(20g)を10mlのバッファ(50mMトリ スバッファ、pH7.5)と混合し、カラム(XK16/20)に注いだ。ゲル が沈降し、密になった後、ゲルの高さは12.7cmであった。トリスバッファ (50mMトリスバッファ、pH7.5)を直線流速(300cm/h)でこの カラムに流した。系及びカラムの圧力を記録し、同様に系単独にかかる圧力も記 録した。合わせた系とカラムとの圧力から系単独にかかる圧力を減じることによ り、カラムの圧力を算出した。圧力を記録する際、ゲルが破壊され、圧力が急速 に消失するまで、流速を連続的に増加させた。 有効及び動的蛋白質容量の決定: 上記による脱水したDEAE粒子(20g)をカラム(XK16/20)に注 いだ。このゲルを結合バッファで平衡にした後、BSAの溶液(2.0g/ml )をカラムにのせた(この実験は、4種類のバッファの各々で繰返した)。完全 漏出曲線をプロットした後、非結合蛋白質をカラムから洗い流した。結合蛋白質 を1M NaClで溶離した。これらの実験は、 150及び1,500cm/hの直線流速で行った。プレート数及び非対称係数 (asymmetry factor)を決定した。 ゲルの有効容量は、1M NaClで溶出したBSAの量をゲル容積で除する ことにより算出した。動的結合容量(DBC)は、UV読取り値がそれぞれ1% 及び50%の蛋白質溶液を示す場合の、ゲルのミリリットル当たりの吸着蛋白質 の量として得られる。ゲル容積を漏出曲線から減じる。これは、蛋白質がカラム 内をさまようのに要する時間が動的容量の非常に大きな部分に相当するためであ る。 ゲルの分離能の決定: 上記による脱水したDEAEゲル(20g)を12cmの高さにカラムに充填 した。ゲルを結合バッファ(10mMトリス−HCl、pH8.3)で平衡にし た後、2種類の蛋白質を各々50mgずつ含有する蛋白質混合物100mlをの せた。非結合蛋白質をカラムから洗い流した後、結合蛋白質を、トリス溶液(1 0mMトリス)中0ないし1M NaClのNaCl勾配で溶離した。これらの 実験においては、100cm/hの直線流速を適用した。 蛋白質混合物は: 1. 結合バッファ10mMトリス(pH7.5)を含む、BSA及びβ−ラ クトグロブリン。 2. 結合バッファ10mMトリス(pH7.5)を含む、BSA及びミオグ ロビン。 3. 結合バッファ10mMトリス(pH8.3)を含む、MSA及びミオグ ロビン。 であった。 プレート数及び非対称係数を決定した。 結果 ゲルの圧力及び流れ特性の決定: ゲルは、3,000cm/hの直線流速で1 0バールの対圧(counterpressure)を示した。ゲルは4,500cm/hの流速 で破壊され、圧力が急速に消失した。 有効及び動的蛋白質容量の決定: カラム1メートル当たりのプレート数は99 0であり、一方、非対称係数は1.05であった。異なるバッファ及び異なる流 速でDEAE粒子の容量を決定した場合、以下の値が得られた。 1.バッファ: 10mMトリス−HCl、pH7.5 流速: 150cm/h 有効容量 4.0mg/ml DBC 1%: 4.0mg/ml DBC 50%: 5.7mg/ml 2.バッファ: 20mMトリス−HCl、pH7.5 流速: 150cm/h 有効容量 5.4mg/ml DBC 1%: 3.6mg/ml DBC 50%: 5.4mg/ml 3.バッファ: 10mMトリス−HCl、pH7.5 流速: 1,500cm/h 有効容量 8.3mg/ml DBC 1%: 4.4mg/ml DBC 50%: 8.0mg/ml 4.バッファ: 50mMトリス−HCl、pH7.5 流速: 1,500cm/h 有効容量 4.6mg/ml DBC 1%: 2.9mg/ml DBC 50%: 5.6mg/ml ゲルの分離能の決定: BSA及びβ−ラクトグロブリンの混合物を用いる実験 において、これらの蛋白質は同じトップ中に溶出した。ゲル上へのBSA及びミ オグロビンの最も効率的な吸着は、pH8.3のトリス溶液を用いた場合に達成 された。バッファに関わらず、蛋白質は互いに分離された。カラム1メーター当 たりのプレート数は710であり、非対称係数は1.14であった。 結論 試験した本発明の粒子は少なくとも1500cm/hまでの流速に依存しない 動的容量を有し、高速の動力学的耐性及び僅かな拡散耐性を示した。これは、例 えば早期段階におけるクロマトグラフィー(捕獲)に非常に有益である。 試験した本発明の粒子は、クロマトグラフィーマトリックス cia Biotech AB、Uppsala、スウェーデン)では対処でき る程度の高流速に対処できなかった。試験した粒子は、異なる等電点を有する蛋 白質を分離することが可能であった。蛋白質容量は低かった。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 開始剤を用いて、エマルジョン中においてモノビニルモノマー及びジビニ ルモノマー及び/又はポリビニルモノマー(架橋剤)を重合することにより、開 放細孔を有する球状粒子が製造する方法であって、 i.存在する水の全量が75−99%(w/w)、好ましくは90−99%で あるw/o/wエマルジョンを調製する工程、および ii.その後、重合を開始し、重合工程の後、任意に篩分けした後に、反応混 合物から粒子を単離する工程を含み、 前記エマルジョン中には油中水型エマルジョンを含む液滴が乳化されており、 該液滴中の油相はビニルモノマーと逆エマルジョンを提供する乳化剤とを含み、 かつ該液滴は2,000μm未満の直径を有する ことを特徴とする方法。 2. 第1段階で約5−45%、好ましくは10−30%(w/w)の油相を含 む、油中水型エマルジョン(w/oエマルジョン)を調製し、かつ第2段階でw /o/wエマルジョンを形 成するために残りの水を添加することからなる2段階でw/o/wエマルジョン を調製することを特徴とする請求項1に記載の方法。 3. 単離された粒子が10μm−2,000μmの範囲のサイズ(直径)を有 し、かつ粒子の細孔系が細孔によって相互に連結されている球状中空で形成され ており、 a.該球の直径が粒子の直径の<1/9であり、かつ b.連結細孔の直径が該球の直径の約1/10−1/3であることを特徴とす る請求項1または2に記載の方法。 4. 開始剤が、例えばアゾ型の、30−90℃の範囲の活性化温度を有するラ ジカル重合用熱開始剤であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項 に記載の方法。 5. 乳化剤が、第1段階におけるエマルジョンの油相の<30%を構成するこ とを特徴とする請求項2ないし4のいずれか1項に記載の方法。 6. ビニルモノマーを、ビニル基がエステル基もしくはカルボキシ基中のカル ボニル炭素又は芳香族環に直接結合している化合物、特に、モノアクリレートエ ステル類もしくはジアクリレートエステル類又は対応メタクリレートエステル類 、ビニル ベンゼンもしくはジビニルベンゼンから選択することを特徴とする請求項1ない し5のいずれか1項に記載の方法。 7. 乳化剤が、(a)C10-25カルボン酸と糖アルコールとのモノエステル又 はジエステル、及び(b)親水性セグメント及び疎水性セグメントの両者を有す るブロック共重合体から選択される化合物を含むことを特徴とする請求項1ない し6のいずれか1項に記載の方法。 8. 50μm−2,000μmの範囲内の直径を有し、かつ a.粒子直径の<1/9の直径の球状中空;及び b.該球に対する及び粒子表面上の開口径が該球の直径の約1/10−1/3 である連結細孔、 を有する細孔系を含む開放細孔を有する球状ポリマー粒子群。 9. 前記ポリマーが、好ましくは、ビニル基がエステル基もしくはカルボキシ 基に含まれるカルボニル炭素又は芳香族環に直接結合している化合物、特に、モ ノアクリレートエステル類もしくはジアクリレートエステル類又は対応メタクリ レートエステル類、ビニルベンゼンもしくはジビニルベンゼンから選択されるビ ニルモノマーから選択されるモノマー単位で形成されることを特徴とする請求項 8に記載の球状粒子群。 10. 前記粒子群が請求項1ないし7のいずれか1項に従って製造されること を特徴とする請求項8ないし9のいずれか1項に記載の粒子群。 11. 請求項8ないし10のいずれか1項に記載の粒子群の、液体クロマトグ ラフィーにおける支持体又は固相合成における支持体又は細胞培養担体としての 使用。
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