JPH0198606A - 架橋重合体粒子 - Google Patents

架橋重合体粒子

Info

Publication number
JPH0198606A
JPH0198606A JP62257896A JP25789687A JPH0198606A JP H0198606 A JPH0198606 A JP H0198606A JP 62257896 A JP62257896 A JP 62257896A JP 25789687 A JP25789687 A JP 25789687A JP H0198606 A JPH0198606 A JP H0198606A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
monomer
polymer particles
meth
acrylate
item
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP62257896A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0762054B2 (ja
Inventor
Sumio Tani
谷 澄男
Kazuhiko Ogo
和彦 小郷
Yuri Nozaki
野崎 ユリ
Kunihiro Oshima
邦裕 大島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kurabo Industries Ltd
Kurashiki Spinning Co Ltd
Original Assignee
Kurabo Industries Ltd
Kurashiki Spinning Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kurabo Industries Ltd, Kurashiki Spinning Co Ltd filed Critical Kurabo Industries Ltd
Priority to JP62257896A priority Critical patent/JPH0762054B2/ja
Publication of JPH0198606A publication Critical patent/JPH0198606A/ja
Priority to US07/415,479 priority patent/US4954399A/en
Publication of JPH0762054B2 publication Critical patent/JPH0762054B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F30/00Homopolymers and copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and containing phosphorus, selenium, tellurium or a metal
    • C08F30/02Homopolymers and copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and containing phosphorus, selenium, tellurium or a metal containing phosphorus
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/29Coated or structually defined flake, particle, cell, strand, strand portion, rod, filament, macroscopic fiber or mass thereof
    • Y10T428/2982Particulate matter [e.g., sphere, flake, etc.]

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)
  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
  • Polymerisation Methods In General (AREA)
  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 髪泉上Δ科反分託 本発明は重合体粒子、特に液体クロマトグラフィ用充填
剤として有用な重合体粒子およびその製法に関する。
従来技術および問題点 近年、様々な分野、例えば吸着剤、化粧品、塗料、建築
材料、医薬、分析化学等の分野で重合体粒子が用いられ
ている。それらのある分野では、耐溶剤性や機械的強度
等が要求され、その目的で架橋重合体粒子が開発されて
いる。
例えば、特開昭57−190003号公報にはトリアジ
ンを架橋剤としビニルアルコールにもとづき親水性を付
与した重合体粒子を液体クロマトグラフィ用充填剤とし
て用いる技術、特開昭59−232102号公報には同
じくトリアジンを架橋剤としカルボキシル基とビニルア
ルコール残基により親水性を付与した液体クロマトグラ
フィ用充填剤が提案されている。いずれも架橋結合によ
り、液体クロマトグラフィ用充填剤に要求される機械的
強度や耐溶剤性は改良されているが、トリアジン環を含
有しているため、蛋白質の様に、疎水基の他に、カルボ
キシル基、アミノ基に代表される極性を有する親水基を
合わせ持った生理活性物質の分離を行なう際、粒子への
非特異的吸着が起こり、回収率が低下したり、それらを
溶離させる際に、アルコールでの溶出あるいは強酸、強
塩基での溶出の様に、強い溶出条件を必要とするため、
生理活性物質を変性させてしまい、回収率が低下したり
する。
本発明は上記のごとき問題点を有さない重合体粒子を提
供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明の目的は一般式: [式中、Rは水素またはメチル基、nは0〜30の数、
巾はθ〜30の数を示す(但し、n十m≧1)]で示さ
れるモノマー[I]を重合成分の少なくとも一部として
含むモノマー成分を重合して得られる重合体粒子および
その製法を提供することにある。
本発明に用いられるモノマー[I]は重合性二重結合を
有するカルボン酸とアルキレングリコールまたはポリア
ルキレングリコールとのエステル3モルとのりん酸エス
テルである。
代表的カルボン酸はアクリル酸および/またはメタクリ
ル酸(両者を合わせて(メタ)アクリル酸と記す)であ
る。
代表的(ポリ)アルキレングリコールは(ポリ)エチレ
ングリコール、(ポリ)プロピレングリコールまたは酸
化エチレンと酸化プロピレンのブロックまたはランダム
共重合体である。これらの(ポリ)アルキレングリコー
ル鎖は生成する重合体粒子に親水性を付与するためであ
るが、分子中が大きくなりすぎると重合体粒子の機械的
強度が低下するため、n+lRはせいぜい30程度まで
が適当である。
nまたはmはそれぞれ0−10が好ましく、n十mは少
なくともlである。特に(ポリ)エチレングリコールが
好ましい。
モノマー[I1はオキシ塩化りんと上記(ポリ)アルキ
レングリコールの(メタ)アクリル酸エステルとを常套
の手段で反応させることにより得ることができる。
モノマー[I]は同一分子内に異なった親水基と重合性
基を有していてもよい。例えばアクリル酸エステルとメ
タクリル酸エステル、(ポリ)エチレングリコールエス
テルと(ポリ)プルピレングリコールエステルあるいは
異なった分子量のアルキレングリコール鎖を有するもの
がモノマー[I]!分子中に混在していてもよい。
本発明重合体粒子はモノマー[I]の単独重合体(但し
、この単独重合体とはモノマー[i]自体が式[I]で
表わされる複数種のモノマー混合物である場合を含む)
であってもよいが、親水性モノマーとの共重合体であっ
てもよい。
使用し得る親水性モノマーはモノマー[I]と重合し得
る、好ましくは非イオン性のモノマーであって分子内に
親水性の基を有するものである。イオン性モノマー(例
えばアミノ基、カルボキシル基、スルホン酸基等を有す
るモノマー)はこれを液体クロマトグラフィ用充填剤と
して用いると、これらの基にもとづく非特異的吸着を生
ずるため、その様な機能を利用する場合(例えばイオン
交換体)以外はむしろ好ましくない。この様な親水性モ
ノマーの好ましい具体例は、重合性二重結合とヒドロキ
シル基またはオキシエーテル基を有するモノマー、例え
ばヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシ
プロピル(メタ)アクリレート、グリセリン(メタ)ア
クリレート、ペンタエリスリトール(メタ)アクリレー
ト、オリゴエチレングリコール(メタ)アクリレートお
よびオリゴプロピレングリコール(メタ)アクリレート
、(オリゴ)アルキレングリコールイタコネート、ジ(
オリゴ)アルキレングリコールマレエート等が例示され
る。上記のオリゴエチレングリコールやオリゴプロピレ
ングリコールで代表されるオリゴアルキレングリコール
類は2〜10個程度の酸化アルキレン重合体であって、
モノマーに親水性を付与するために用いる。酸化アルキ
レンのモル数が多くなると機械。
的強度が底下する。
複数種の親水性モノマーを併用してもよい。
モノマー[I]と親水性モノマーとの重量比は100:
0〜l:99、好ましくは90:10〜5:95、より
好ましくは50:50〜10:90である。
モノマー[I1と親水性モノマーとは同時に重合させて
もよく(ランダム・ポリマー)、モノマー[I]を重合
させた後、これに親水性モノマーを反応させてもよく(
変性ポリマー)、あるいは、親水性モノマーを重合させ
た後モノマー[I]を反応させてもよい(架橋ポリマー
)。さらに両者をオリゴメル化した後共重合させてもよ
い(ブロック・ポリマー)。これらの共重合の際、モノ
マー[I]あるいは親水性モノマーを滴下して重合させ
てもよい。
上記モノマー順から重合体粒子を得るための特に好適な
方法はモノマー[I]と所望により親水性モノマーとを
、水と混和しない非反応性有機溶剤と触媒の存在下に水
性懸濁重合させる方法である。
上述のごとくモノマー[I]と親水性モノマーの反応順
序は限定的でなく、モノマー[I]を予め重合させてこ
れに親水性モノマーを重合させてもよく、両者を同時に
重合させてもよく、あるいは親水性モノマーを予め重合
させ、次いでこれにモノマー[I]を反応させてもよい
。またモノマー滴下順序を交互に繰返して重合させても
よい。
モノマー成分はモノマー[I]に加えてさらに架橋剤を
含んでいてもよい。
架橋剤としては例えばエチレングリコールジ(メタ)ア
クリレート、プロピレングリコールジ(メタ)アクリレ
ート、グリセリンジ(メタ)アクリレート、ペンタエリ
スリトールジ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリト
ールトリ(メタ)アクリレート、オリゴエチレングリコ
ールジ(メタ)アクリレート、オリゴアルキレングリコ
ール類(メタ)アクリレート等の親水性架橋剤が例示さ
れる。
架橋剤の使用量はモノマー[I]と架橋剤合計量の20
重量%以下が適当である。
モノマー[I]と架橋剤との反応は両者を同時に反応さ
せてもよく、予め、モノマー[I]を重合させて、これ
に架橋剤を反応させてもよい。
モノマー成分はモノマー[I1に加えて更に親水性モノ
マーと架橋剤を含んでいてもよい。
この場合の架橋剤の量もモノマー[I]と架橋剤合計量
の20重量%以下が適当である。王者は同時に反応させ
てもよく、あるいは、モノマー[I]と親水性モノマー
とを重合させた後、架橋剤で架橋してもよく、あるいは
親水性モノマーの重合体に、モノマー[I]と架橋剤を
反応させてもよい。
上記モノマー類の重合は非水系溶剤中で生ずるが、重合
がある程度進行すると、重合体は該溶剤に溶解せず析出
して微細な重合体粒子として水中に懸濁する。従って、
粒径の整った均一な重合体粒子が得られる。有機溶剤を
洗浄あるいは揮散により除去すると、粒子中に微細な通
気孔が形成されるため、吸着性に優れた多孔質の重合体
粒子が得られる。
上記重合体粒子の製造に用いられる非反応性有機溶剤は
モノマー成分を溶解し得るものであって水と混和しない
□ものであればよい。この様な有機溶剤としては芳香族
系炭化水素、例えば、ベンゼン、トルエン、キシレン、
テトラリン等、アルコール類、例えばブタノール、アミ
ルアルコール、シクロヘキサノール、2−xチルヘキサ
ノール等、ケトン類、例えばメチルエチルケトン、メチ
ルブチルケトン、エステル類、例えば酢酸エチル、酢酸
ブチル等が例示される。2種以上の溶剤を混合して、モ
ノマー類の溶解性と生成ポリマーの溶解性、親水性等を
適当な範囲に調整してもよい。
非反応性有機溶剤の使用量はモノマー成分の重量の1〜
500重量%、好ましくは50〜200重量%である。
モノマー成分は全ての成分をあるいは成分の一部(例え
ばモノマー[I]、親水性モノマーおよび架橋剤を用い
るときは、前二者)を予め上記有機溶剤類に溶解し、こ
れを水中で懸濁重合してもよく、あるいは有機溶剤の水
性懸濁液中にモノマー成分またはその一部を滴下重合し
てもよい。成分の一部を予め重合させたときは、残りの
成分を次いで重合反応に供してもよい。
触媒はラジカル重合開始剤、レドックス重合開始剤、セ
リウム塩に代表される酸化剤等が用いられる。反応温度
で分解が起るラジカル重合開始剤が好ましく、例えば、
過酸化ベンゾイル、過酸化ラウロイルなどの過酸化アシ
ル類、アゾビスイソブチロニトリルなどのアゾニトリル
類がある。ラジカル重合開始剤の使用量はモノマー(I
)と親水性モノマー及び架橋剤の合計に対し、0.3〜
7重量%であり、好ましくは0.5〜5重量%が望まし
い。
重合は水性媒体中で行なう。モノマー[I]および親水
性モノマーはいずれも水に溶解性であるため、これらの
重合を打機溶剤層中で行なうには、上記モノマー類の水
層への分配率を抑制するため適当な塩類を水に溶解させ
ておくのが好ましい。
親水性架橋剤をモノマー[I]および/または親水性モ
ノマーと混合して用いる場合ら同様である。
この様な塩類としては塩化ナトリウム、硫酸ナトリウム
、塩化カルシウム等の中性の無機塩であってよく、また
これらに限定されるものではない。
塩類の使用量は10〜35重量%程度が適当である。
有機溶剤およびモノマー成分を水に懸濁させるためには
超音波あるいはホモミキサー等の物理的手段のみで行な
ってもよいが、分散剤を併用してもよい。
分散剤としては、澱粉、ゼラチンなどの天然高分子物質
、CMC,ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロ
ースなどの加工天然高分子物質、ポリビニルアルコール
、ポリビニルピロリドン、カーボワックスなどの水溶性
高分子物質等が例示される。
その添加量は水に対し0.3〜3重量%、好ましくは0
.5〜1.5重量%が望ましい。
反応温度は20〜150℃、好ましくは40〜100℃
が適当である。
得られる重合体粒子の細孔容量、孔径の制御は、非反応
性有機溶媒の使用量または非反応性有機溶媒の組合せを
変えることにより、また粒子の機械的強度および親水性
はモノマー(I)と親水性モノマーおよび架橋剤の使用
量により制御でき、これらによって粒子径が1〜100
0μ、平均孔径が30〜5000人の重合体粒子を容易
に得ることができる。
以下、実施例を挙げて本発明を説明する。
実施例1 還流冷却器、撹拌器、温度計を備えた300j112の
四ロセパラブルフラスコに、トリ(メタクリロイルオキ
シエチル)リン酸0.6gr、2−ヒドロキシエチルメ
タクリレート5 、4 gr、  l−ブタノール6 
gr、アゾビスイソブチロニトリル0.12grを加え
、そこに、ヒドロキシエチルセルロース19と塩化ナト
リウム40grを溶解させた蒸留水160grを加え、
350 rpmの回転数で撹拌を行ないながら70℃で
1時間、さらに80℃で4時間加熱した。生成した共重
合体は真球で、粒径30〜60μlの範囲にあった。生
成した粒子を十分に水洗を繰り返し、さらにメタノール
で洗浄後、乾燥し、平均孔径をポロシメーターで測定し
たところ、1300人であった。以下、これをに−1と
称する。
実施例2 実施例1と同じ装置に、トリ(メタクリロイルオキシエ
チル)リン酸0.6gr、2−ヒドロキシエチルメタク
リレート5 、4 gr1ベンゼン6 gr、アゾビス
イソブチロニトリル0.12grを加え、そこにヒドロ
キシエチルセルロースIgrと塩化ナトリウム40gr
を溶解させた蒸留水160grを加え、350grの回
転数で撹拌を行ないながら50℃で1時間、さらに65
℃で4時間加熱した。生成した共重合体は真球で粒径は
100〜500μ屑の範囲にあった。実施例1と同様な
後処理を行なった後、平均孔径を測定したところ200
0人であった。以下、これをに−2と称する。
実施例3 実施例1と同じ装置に、トリ(メタクリロイルオキシエ
チル)リン酸をSgr、2−ヒドロキシエチルメタクリ
レートを3gr用いる以外は実施例1と同じ条件で重合
を行い、後処理も同様に行った。
得られた粒子は粒径100〜500μm、平均孔径15
00人であった。以下これをに−3と称する。
実施例4 実施例■と同じ装置に、トリ(メタクリロイルオキシエ
チル)リン酸のかわりにトリ(アクリロイルオキシエチ
ル)リン酸1.2grを用いて、その他は実施例1と同
じ条件で重合を行ない、後処理も同様に行なった。得ら
れた粒子は粒径50〜100μ11平均孔径1300人
であった。以下、これをに−4と称する。
比較例1 実施例1と同じ装置に、トリ(メタクリロイルオキシエ
チル)リン酸のかわりにトリアリルイソシアヌレート0
.7grを用いて、その他は実施例1と同じ条件で重合
を行ない、後処理も同様に行なった。得られた粒子は粒
径50〜100μ肩、平均孔径1300人であった。以
下、これをR−1と称する。
実施例5 市販蛋白質(牛血清アルブミン、γ−グロブリン)30
.w9を1/15Mリン酸バッフy−30m(1に溶か
して、lzg/yxQの1/15Mリン酸バッファー溶
液とした。そして、K−1,に−2,に−3゜K−4,
R−1を1/15Mリン酸バッファー中で一晩放置した
後、グラスロート上で減圧して溶媒を濾別した。得られ
たゲルをそれぞれSgrずつ取り、調整済みの蛋白質溶
液中に室温で30分間撹拌しながら浸漬した。その後、
各粒子を濾過し、濾液をサンプリングして280nmの
吸光度から蛋白質の回収率を求めた。その結果、K−1
,に−2、に−3,に−4には全く蛋白質の吸着は認め
られず、R−1には約10%蛋白質の吸着が認められた
発明の効果 本発明の親水性架橋粒子は、親水性が大きいため蛋白質
の非特異的吸着がなく、かつ、機械的強度も大きく粒子
が多孔質でああるため、ゲル濾適用担体として優れた性
能を有している。
さらに、粒子表面の水酸基あるいはエポキシ基などを反
応させ、種々の官能基を持たせることが容易にできるこ
とから、アフィニティクロマトグラフィー用担体、イオ
ン交換クロマトグラフィー用担体、疎水性クロマトグラ
フィー用担体、クロマトフォーカッシング用担体、さら
に固定化酵素用担体などの機能性ゲルとして極めて優れ
た性能を有するものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼[ I ] [式中、Rは水素またはメチル基、nは0〜30の数、
    mは0〜30の数を示す(但し、m+n≧1)]で示さ
    れるモノマー[ I ]を重合成分の少なくとも一部とし
    て含むモノマー成分を重合して得られる重合体粒子。 2、モノマー[ I ]がm=0である第1項記載の重合
    体粒子。 3、モノマー[ I ]がm=0であってn=1〜10で
    ある第1項記載の重合体粒子。 4、モノマー成分がモノマー[ I ]とモノマー[ I ]
    に重合可能な親水性モノマーを含む第1項記載の重合体
    粒子。 5、親水性モノマーが多価アルコールとα,β−エチレ
    ン系不飽和結合を有する重合性モノマーとのエステルで
    ある第4項記載の重合体粒子。 6、親水性モノマーがヒドロキシエチル(メタ)アクリ
    レート、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、グ
    リセリン(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトール
    (メタ)アクリレート、オリゴエチレングリコール(メ
    タ)アクリレートおよびオリゴプロピレングリコール(
    メタ)アクリレートから選ばれる第4項記載の重合体粒
    子。 7、モノマー[ I ]と親水性モノマーの重量比が50
    :50〜10:90である第4項記載の重合体粒子。 8、モノマー[ I ]の重合体が架橋剤により架橋され
    ている第1項記載の重合体粒子。 9、モノマー[ I ]と親水性モノマーとの共重合体が
    架橋剤で架橋されている第4項記載の重合体粒子。 10、架橋剤がエチレングリコールジ(メタ)アクリレ
    ート、プロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、
    グリセリンジ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリト
    ールジ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールト
    リ(メタ)アクリレート、オリゴエチレングリコールジ
    (メタ)アクリレート、オリコプロピレングリコールジ
    (メタ)アクリレートの親水性架橋剤である第8項記載
    の重合体粒子。 11、架橋剤がエチレングリコールジ(メタ)アクリレ
    ート、プロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、
    グリセリンジ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリト
    ールジ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールト
    リ(メタ)アクリレート、オリゴエチレングリコールジ
    (メタ)アクリレート、オリコプロピレングリコールジ
    (メタ)アクリレートの親水性架橋剤である第9項記載
    の重合体粒子。 12、モノマー成分が架橋剤をモノマー[ I ]と架橋
    剤の合計重量の20重量%以下含み、その合計重量と親
    水性モノマーの重量比が50:50〜10:90である
    第8項記載の重合体粒子。 13、モノマー成分が架橋剤をモノマー[ I ]と架橋
    剤の合計重量の20重量%以下含み、その合計重量と親
    水性モノマーの重量比が50:50〜10:90である
    第9項記載の重合体粒子。 14、重合体粒子の平均粒径が1〜1000μmである
    第1項記載の重合体粒子。 15、一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼[ I ] [式中、Rは水素またはメチル基、nは0〜30の数、
    mは0〜30の数を示す(但し、n+m≧1)]で示さ
    れるモノマー[ I ]を重合成分の少なくとも一部とし
    て含むモノマー成分を水と混和しない非反応性有機溶剤
    と触媒との存在下に水性懸濁重合させることを特徴とす
    る重合体粒子の製法。 16、モノマー[ I ]がm=0である第15項記載の
    重合体粒子の製法。 17、モノマー[ I ]がm=0であってn=1〜10
    μmである第15項記載の重合体粒子の製法。 18、モノマー成分がモノマー[ I ]とモノマー[ I
    ]に重合可能な親水性モノマーとを含有する第15項
    記載の重合体粒子の製法。 19、親水性モノマーが多価アルコールとα,β−エチ
    レン系不飽和結合を有する重合性モノマーとのエステル
    である第15項記載の重合体粒子の製法。 20、親水性モノマーがヒドロキシエチル(メタ)アク
    リレート、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、
    グリセリン(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトー
    ル(メタ)アクリレート、オリゴエチレングリコール(
    メタ)アクリレートおよびオリゴプロピレングリコール
    (メタ)アクリレートから選ばれる第15項記載の重合
    体粒子の製法。 21、モノマー[ I ]と親水性モノマーの重量比が5
    0:50〜10:90である第15項記載の重合体粒子
    の製法。 22、モノマー成分がモノマー[ I ]、モノマー[ I
    ]と重合し得る親水性モノマー、および架橋剤を含有
    する第15項記載の重合体粒子の製法。 23、モノマー成分がモノマー[ I ]および架橋剤を
    含有する第15項記載の重合体粒子の製法。 24、非反応性有機溶剤がモノマー成分は溶解するが生
    成重合体粒子は溶解しない溶剤である第15項記載の重
    合体粒子の製法。 25、非反応性有機溶剤が芳香族炭化水素類、炭素数4
    以上のアルコール類、非親水性ケトン類、エステル順か
    ら選ばれる第15項記載の重合体粒子の製法。 26、非反応性有機溶剤をモノマー成分の50〜200
    重量%用いる第15項記載の重合体粒子の製法。 27、親水性モノマーを予め重合させ、これをモノマー
    [ I ]を用いて架橋させる第15項記載の重合体粒子
    の製法。 28、親水性モノマー、モノマー[ I ]および架橋剤
    を同時に重合させる第23項記載の重合体粒子の製法。
JP62257896A 1987-10-13 1987-10-13 架橋重合体粒子 Expired - Lifetime JPH0762054B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62257896A JPH0762054B2 (ja) 1987-10-13 1987-10-13 架橋重合体粒子
US07/415,479 US4954399A (en) 1987-10-13 1989-10-02 Porous polymer particles and preparation method thereof

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62257896A JPH0762054B2 (ja) 1987-10-13 1987-10-13 架橋重合体粒子

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0198606A true JPH0198606A (ja) 1989-04-17
JPH0762054B2 JPH0762054B2 (ja) 1995-07-05

Family

ID=17312693

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62257896A Expired - Lifetime JPH0762054B2 (ja) 1987-10-13 1987-10-13 架橋重合体粒子

Country Status (2)

Country Link
US (1) US4954399A (ja)
JP (1) JPH0762054B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008260945A (ja) * 2001-03-30 2008-10-30 Rohm & Haas Co 改良された固体媒体
JP2013133381A (ja) * 2011-12-26 2013-07-08 Sekisui Plastics Co Ltd 樹脂粒子、分散液およびその用途
JP2022169699A (ja) * 2018-09-14 2022-11-09 積水化成品工業株式会社 中空重合体粒子及びその製造方法

Families Citing this family (31)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB9606677D0 (en) * 1996-03-29 1996-06-05 Glaxo Wellcome Inc Process and device
US7131997B2 (en) 2002-03-29 2006-11-07 Scimed Life Systems, Inc. Tissue treatment
US7462366B2 (en) 2002-03-29 2008-12-09 Boston Scientific Scimed, Inc. Drug delivery particle
US7094369B2 (en) 2002-03-29 2006-08-22 Scimed Life Systems, Inc. Processes for manufacturing polymeric microspheres
US7053134B2 (en) 2002-04-04 2006-05-30 Scimed Life Systems, Inc. Forming a chemically cross-linked particle of a desired shape and diameter
AU2003240000A1 (en) 2002-06-12 2003-12-31 Boston Scientific Limited Bulking agents
US7449236B2 (en) * 2002-08-09 2008-11-11 Boston Scientific Scimed, Inc. Porous polymeric particle comprising polyvinyl alcohol and having interior to surface porosity-gradient
US7842377B2 (en) 2003-08-08 2010-11-30 Boston Scientific Scimed, Inc. Porous polymeric particle comprising polyvinyl alcohol and having interior to surface porosity-gradient
US8012454B2 (en) 2002-08-30 2011-09-06 Boston Scientific Scimed, Inc. Embolization
DE10242106A1 (de) * 2002-09-11 2004-04-15 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. Phosphorgruppenhaltige Carbonsäurederivate mit organisch polymerisierbaren Gruppen
US7588825B2 (en) 2002-10-23 2009-09-15 Boston Scientific Scimed, Inc. Embolic compositions
US7883490B2 (en) 2002-10-23 2011-02-08 Boston Scientific Scimed, Inc. Mixing and delivery of therapeutic compositions
US7976823B2 (en) 2003-08-29 2011-07-12 Boston Scientific Scimed, Inc. Ferromagnetic particles and methods
US7901770B2 (en) 2003-11-04 2011-03-08 Boston Scientific Scimed, Inc. Embolic compositions
US7736671B2 (en) 2004-03-02 2010-06-15 Boston Scientific Scimed, Inc. Embolization
US8173176B2 (en) 2004-03-30 2012-05-08 Boston Scientific Scimed, Inc. Embolization
US7407816B2 (en) * 2004-05-07 2008-08-05 Gentius, Inc Isoelectric particles and uses thereof
US7311861B2 (en) 2004-06-01 2007-12-25 Boston Scientific Scimed, Inc. Embolization
US8425550B2 (en) 2004-12-01 2013-04-23 Boston Scientific Scimed, Inc. Embolic coils
US7727555B2 (en) 2005-03-02 2010-06-01 Boston Scientific Scimed, Inc. Particles
US7858183B2 (en) 2005-03-02 2010-12-28 Boston Scientific Scimed, Inc. Particles
US7963287B2 (en) 2005-04-28 2011-06-21 Boston Scientific Scimed, Inc. Tissue-treatment methods
US9463426B2 (en) 2005-06-24 2016-10-11 Boston Scientific Scimed, Inc. Methods and systems for coating particles
US8007509B2 (en) 2005-10-12 2011-08-30 Boston Scientific Scimed, Inc. Coil assemblies, components and methods
US8152839B2 (en) 2005-12-19 2012-04-10 Boston Scientific Scimed, Inc. Embolic coils
US8101197B2 (en) 2005-12-19 2012-01-24 Stryker Corporation Forming coils
US7501179B2 (en) 2005-12-21 2009-03-10 Boston Scientific Scimed, Inc. Block copolymer particles
US7947368B2 (en) 2005-12-21 2011-05-24 Boston Scientific Scimed, Inc. Block copolymer particles
US8414927B2 (en) 2006-11-03 2013-04-09 Boston Scientific Scimed, Inc. Cross-linked polymer particles
CA2759137C (en) * 2010-12-31 2016-02-09 Rohm And Haas Company New polymeric bead compositions
JP2012140597A (ja) * 2010-12-31 2012-07-26 Rohm & Haas Co リンの酸を含むモノマーからポリマービーズを製造する方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3992477A (en) * 1974-12-31 1976-11-16 Ford Motor Company Protective coating composition
JPS54160300A (en) * 1978-06-08 1979-12-18 Toyo Soda Mfg Co Ltd Hydrophilic separating carrier and making method thereof
JPS6253315A (ja) * 1985-09-02 1987-03-09 Hitachi Chem Co Ltd 多孔性架橋重合体粒子の製造法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008260945A (ja) * 2001-03-30 2008-10-30 Rohm & Haas Co 改良された固体媒体
JP2013133381A (ja) * 2011-12-26 2013-07-08 Sekisui Plastics Co Ltd 樹脂粒子、分散液およびその用途
JP2022169699A (ja) * 2018-09-14 2022-11-09 積水化成品工業株式会社 中空重合体粒子及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0762054B2 (ja) 1995-07-05
US4954399A (en) 1990-09-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0198606A (ja) 架橋重合体粒子
EP0763064B1 (en) A method of manufacturing particles, and particles that can be produced in accordance with the method
US4208309A (en) Pearl polymer containing hollow pearls
EP0335703B1 (en) Hydrophilic fine gel particles and process for production thereof
JPH0253442B2 (ja)
JPS6173704A (ja) 高吸水性樹脂の製造方法
JP3446274B2 (ja) 分離剤の製造方法
EP1242490A1 (en) Single stage seed polymerisation for the production of large polymer particles with a narrow size distribution
JPH04132705A (ja) 水溶性ポリマー微粒子の製造方法
JP2009018215A (ja) コア−シェル型高分子ゲル微粒子の固定化方法及び分離材
JP2002542318A (ja) 単分散ポリマー粒子の製造法
JPH02280833A (ja) 複合化分離剤及びその製造法
JPS5911602B2 (ja) 診断用微粒子
Kesenci et al. Production of poly [(ethylene glycol dimethacrylate)‐co‐acrylamide] based hydrogel beads by suspension copolymerization
JPS591744B2 (ja) 自己補強性ヒドロゲル
JP2559894B2 (ja) 複合中空粒子
JPS61225254A (ja) 均一粒径微粒子及びその製造方法
JP2604339B2 (ja) 親水性ゲル微粒子及びその製造方法
JPH02284901A (ja) 多孔化重合体粒子の製造方法
JPS6372713A (ja) 耐溶剤型均一粒径微粒子の製造方法
JPH0481410A (ja) 親水性架橋共重合体粒子
JPS5813561B2 (ja) ハンノウセイエポキシドキオユウスルジユウゴウタイ オヨビ ソノセイゾウホウ
JPS59232102A (ja) 親水性架橋共重合体の製造方法
KR20020025300A (ko) 유화중합에 의한 폴리머 비드의 제조방법
JPS6248715A (ja) 親水性多孔粒子