JPS6253315A - 多孔性架橋重合体粒子の製造法 - Google Patents

多孔性架橋重合体粒子の製造法

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JPS6253315A
JPS6253315A JP19365785A JP19365785A JPS6253315A JP S6253315 A JPS6253315 A JP S6253315A JP 19365785 A JP19365785 A JP 19365785A JP 19365785 A JP19365785 A JP 19365785A JP S6253315 A JPS6253315 A JP S6253315A
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JP
Japan
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general formula
water
organic solvent
pullulan
crosslinked polymer
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JP19365785A
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English (en)
Inventor
Osamu Hirai
修 平井
Tetsuya Aoyama
哲也 青山
Yoshiyuki Mukoyama
向山 吉之
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Hitachi Chemical Co Ltd
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  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、水に対し親和性を有し、特に水を溶出液とす
る液体クロマトグラフィー用充填剤として有用な多孔性
架橋重合体粒子の製造法に関する。
(従来の技術) 従来、液体クロマトグラフィー用充填剤としては、■ス
チレンと架橋性単量体ジビニルベンゼンの共重合体ゲル
、■アクリル酸エステル系モノマーと架橋性単量体ポリ
アルキレングリコールのボリアクリル酸エステルの共重
合体ゲル(特開昭55−99068号公報)、■ポリビ
ニルアルコールをエピクロルヒドリンで架橋したゲル(
特開昭52−138077号公報)、■酢酸ビニルとト
リアリルイソシアヌレートの共重合体ゲルを加水分解し
たポリビニルアルコールゲル←特開昭57−30945
号公報)、■アクリル酸エステル系モノマー又はアクリ
ルアミドと架橋性単量体メ≠レンビスアクリルアミドの
共重合体ゲル、■デキストランをエピクロルヒドリンで
架橋したゲル(%公昭47−21405号公報)、■シ
リカゲルやガラスなどの無機系ゲルを化学修飾したもの
などが知られている。
(発明が解決しようとする問題点) 上記■のゲルは有機溶媒を溶出液とする液体クロマトグ
ラフィーでは優れた充填剤となり得るが水とのなじみが
良くないため、水を溶出液とする場合は使用できない。
上記した■、■及び■のゲルは若干疎水性が残っている
ため、被分離物質に疎水性があると疎水性吸着を起こし
て分子ふるい分離を行なう場合には都合が悪い。上記し
た■及び■のゲルは疎水性ではないが2機械的強度に乏
しく、高圧がかかる高速液体クロマトグラフィー用カラ
ム充填剤として用いることはできない。
上記した■のゲルは疎水性でなく2機械的強度もあるが
、アルカリに弱く耐久性に劣るという欠点があった。
(問題点を解決するだめの手段) 本発明は、一般式(I) OR′ 、  (HOCH2増C−+CH雪occ二CH2)。
  (Il(ただし、一般式(I)中I R”はH又は
CHsを示し。
0及びmは四級炭素原子への結合数を示し、nは2〜4
の整数であり1mは0,1又は2であり。
m + nは4である)で示される化合物と一般式fi
t)(ただし、一般式fl[)中、几1及びBsは、各
々独立してH又はCHsを示し、lは+CHz CHz
 O+−の繰り返し数を示し、1〜30の整数である)
で示される化合物を、水と混和性のない非反応性有機溶
媒の存在下に、水性懸濁重合させることを特徴とする多
孔性架橋重合体粒子の製造法に関する。
本発明に用いられる一般式Hの化合物としては。
ペンタエリスリトールジアクリレート、ペンタエリスリ
トールトリアクリレート、ペンタエリスリトールテトラ
アクリV−ト、ペンタエリスリトールジメタクリレート
、ペンタエリスリトールトリメタクリレート及びペンタ
エリスリトールテトラアクリ 二種以上が使用できる。これらの化合物は、平均した場
合に、前記一般式m中のnが2.5以上になるように二
種以上併用して使用するのが機械的強度を向上させる上
で好ましい。
本発明における一般式(II)の化合物としては、エチ
レングリコール又はポリエチレングリコールのモノアク
リレート又はモノメタクリレート及びこれらのメチルエ
ーテルがある。一般式(II)において。
lが大きすぎると、水と混和性のない非反応性有機溶媒
との相溶性が低下するため、得られる多孔性架橋重合体
粒子の細孔の調整が困難になる。一般式fI[)におい
て、lは1〜30の整数であるが好ましくは5〜15の
整数である。これらも一種または二種以上の使用が可能
である。
一般式ば)で示される化合物と一般式fil)で示され
る化合物は、前者が多すぎると架橋度が増加し。
機械的強度は上がるが疎水性になり、後者が多すぎると
親水性は向上するが架橋度が減少し2機械的強度は低下
するため2重量比で前者/後者が4/1〜0.2 / 
1の範囲になるように、好ましくは2/1〜0.5 /
 1の範囲になるように使用される。
また必要に応じて他のビニル系単量体を全ビニル系単量
体に対して10重1%以下で使用してもよい。他のビニ
ル系単量体が多すぎると多孔性架橋重合体粒子の親水性
が限外されやすくなる。
他のビニル系単量体としてはアクリル酸系単量体および
その他のビニル系単量体が使用できる。
アクリル酸系単量体としては、アクリル酸、メタクリル
酸およびこれらの誘導体がある。誘導体としては、メチ
ルアクリレート、エチルアクリレ−ト、ブチルアクリレ
ート、ラウリルアクリレート等のアルキルアクリレート
、メチルメタクリレート、エチルメタクリレート、ブチ
ルメタクリレート、ラウリルメタクリレート等のアルキ
ルメタクリレート、2−ヒドロキシプロピルアクリレー
ト、ヒドロキシプロピルアクリレート等のヒドロキシア
ルキルアクリレート、トリメチロールプロパン、トリメ
チロールエタンの多価アルコールのアクリル酸モノエス
テル、ジエステルまたはトリエステル、ポリプロピレン
グリコールモノアクリレート等のポリアルキレングリコ
ールのアクリル酸モノエステル、またはジエステル、2
−ヒドロキシプロピルメタクリレート、ヒドロキシブチ
ルメタクリレート等のヒドロキシアルキルメタアクリレ
ート、トリメチロールプロパン、トリメチロールエタン
等多価アルコールのメタクリル酸モノエステル、ジエス
テルまたはトリエステル、ポリエチレングリコールモノ
アクリレート、ホ+J’。
ピレングリコールモノメタクリレート等のポリアルキレ
ングリコールのメタクリル酸モノエステルtたトリエス
テル、ジエチルアミンエチルアクリレート等のジアルキ
ルアミノアルキルアクリレート、ジエチルアミノエチル
メタクリレート等のジアルキルアミノアルキルメタクリ
レート、アクリルアミド、メタクリルアミド、グリシジ
ルアクリレート、グリシジルメタクリレート等さらに、
上記したヒドロキシアルキルアクリレート、上記したヒ
ドロキシアルキルメタクリレート、上記した多価アルコ
ールのアクリル酸モノエステル、上記した多価アルコー
ルのメタクリル酸モノエステル。
上記したポリアルキレングリコールのアクリル酸モノエ
ステルおよび上記したポリアルキレングリコールのメタ
クリル酸モノエステルのメチルエーテル、エチルエーテ
ル、フロビルエーテル、フチルエーテル、ペンチルエー
テル等のアルキルエーテルなどがある。トリス(β−ヒ
ドロキシエチル)インシアヌレートのアクリル酸モノエ
ステル、ジエステルまたはトリエステル、同様のメタク
リル酸のモノエステル、ジエステルまたはトリエステル
も使用できる。
アクリル酸系単量体以外の一般式(I)又H(II)で
表わされ゛るビニル系単量体と共重合させ得る他のビニ
ル系単量体としては、マレイン酸、フマール酸。
イタコン酸およびこれらのアクリル酸またはメタクリル
酸誘導体と同様の誘導体、ビニルピリジン。
ビニルピロリドン、酢酸ビニル、アクリロニトリル、ス
チレンマタはクロロスチレン、クロルメチルスチレン、
ビニルトルエン、エチルビニルベンゼン、α−メチルス
チレン、ジビニルベンゼン等のスチレン誘導体などがあ
る。
一般式(I)及び+II)で表わされる以外のビニル系
単量体を用いる場合の種類は、液体クロマトグラフィー
用充填剤の用途等を考慮して適宜法めればよい。やや疎
水性の充填剤を得るためには、スチレン、ジビニルベン
ゼン、ラウリルメタクリレートなどの疎水性の単量体を
使用することが好ましい。
陰イオン交換樹脂を得るためには、アクリル酸。
メタクリル酸、マレイン酸、フマール酸、イタコン酸な
どのカルボキシル基を有するビニル系単量体を必須成分
として使用することが好ましい。陽イオン交換樹脂を得
るためには、ジアミノアルキルアクリレート、ジアミノ
アルキルメタクリレート、ビニルピリジンなどの3級ア
ミン基を有するビニル単址体番必須成分として使用する
ことが好ましい。また、クロルメチルスチレン、グリシ
ジルメタクリレート、グリシジルアクリレート、高価ア
ルコールのモノアクリレートおよびモノメタクリレート
を用いて重合体を合成し、その後、クロル、グリシジル
基、水酸基を変成することも可能である。
本発明において、水と混和性のない非反応性有機溶媒と
しては、オクテン、ノナン、デカン、ドデカン等の脂肪
族炭化水素、酢酸プロピル、酢酸ブチル、酢酸アミル、
酢酸ヘキシル等の酢酸エステル、7’−F−ルアルコー
ル、アミルアルコール、ヘキサノール等のアルコール等
が挙げられ、これらは、一種または二種以上が使用され
る。ここで。
「水と混和性のない」とけ、室温で水に対する溶解度が
109/1009水以下であることを意味する。これら
の使用量は、単量体総量に対して50〜300重量%使
用されるのが好ましい。非反応性有機溶媒が少なすぎる
と得られる粒子を多孔性にしにくくなり、多すぎると得
られる粒子の空隙率が大きくなり、耐圧性に乏しくなる
本発明において、一般式II)で表わされる化合物及び
一般式+Illで表わされる化合物は、非反応性有機溶
媒の存在下に水性媒体中で懸濁重合させられる。
このとき、非反応性有機溶媒の添加時期は9反応前にす
べて添加するか捷たけ重合率が20係に達するまでに添
加するのが好ましい。添加方法としては1分割して行な
ってもよい。
本発明方法において使用するだめの好適な重合開始剤と
しては、過酸化ベンゾイル、過酸化ジクロロベンゾイル
、ジクミルペルオキシド、ジー第3−ブチルペルオキシ
ド、2.5−ジ(ペルオキシベンゾエート)ヘキシン−
3,1,3−ビス(第3ブチルペルオキシイソプロビル
)ベンゼン、過酸化ラウロイル、第3−ブチルベルアセ
テート、2.5−ジメチル−2,5−ジ(第3ブチルペ
ルオキシ)ヘキシン−3,2,5−ジメチルース5−ジ
(第3)゛チルペルオキシ)ヘキサンおよび第3フ゛チ
ルペルベンゾエート、メチルエチルケトンパーオキサイ
ド、メチルシクロヘキサノンパーオキサイド等の有機過
酸化物、アゾビス−イソブチロニトリルおよびジメチル
アゾジインブチレート等のアゾ系化合物があり、これら
の一種又は二種以上が使用できる。この使用量はビニル
系単量体の種類および得られる重合体の目的とする分子
量により決められるものであるが、好1しくはビニル系
単せ体に対毛て0.1〜4.0重量係使用される。
また2本発明において9分散剤として難溶性リン酸塩、
水溶性高分子保護コロイドなどを重合系に添加すること
ができる。
難溶性リン酸塩としては、燐酸三カルシウム。
燐酸マグネシウム等がある。高分子保護コロイドトシて
はポリビニルアルコール、アルキルセルロース、ヒドロ
キシアルキルセルロース、カルボキンアルキルセルロー
ス等の水溶性セルロース誘導体、ポリアクリル酸ナトリ
ウム等がある。難溶性リン酸塩は重合系に存在する物質
全量に対して0.01重量%以上、水溶性高分子保護コ
ロイドは1〜0.001重量%の範囲で使用されるのが
好ましい。
その他、陰イオン系界面活性剤、硫酸ナトリウム、塩化
す) IJウム等の水溶性無機塩などの助剤を使用する
ことができる。
ビニル系j41i体、非反応性有機溶媒1分散剤。
重合開始剤及び必要に応じて助剤は、これらを予め混合
して又は各々別々に水性媒体に添加して分散させられる
。この場合、よく分散させるために。
ホモミキサー等により高速攪拌するのが好捷しく。
この高速攪拌は2重合初期まで行なうことができる。こ
れ以後の重合は、プロペラ攪拌機等を用いる普通の攪拌
下に行なわれる。
なお、水性媒体は、前記単量体及び前記非反応性有機溶
媒の総量に対して1〜50重量倍使用するのが好ましい
。この場合、水性媒体は、水が使用されるが、懸濁系の
安定性を限外しない範囲で水溶性有機溶媒が溶解した水
を使用してもよい。
本発明により得られる多孔性架橋重合体粒子は。
ゲルパーミェーションクロマトグラフィー用又は分配・
吸着型クロマトグラフィー用充填剤として使用できる。
さらにグリシジル基、水酸基、アミ/i、 第4級アン
モニウム基、カルボキシル基。
スルホン酸基などを導入して、充填剤の性質を変えたシ
、アフイニテイクロマトグラフイーやイオンクロマトグ
ラフィー用担体としても使用可能である。
(実施例) 次に本発明の実施例を示す。
実施例1 メトキシポリエチレンダリコールメタクリレート(ポリ
エチレングリコールの平均重合度9;商品名NK−エス
テルM−9G、新中村化学工業■製)sog、ペンタエ
リスリトールジアクリレート3重量%、ペンタエリスリ
トールトリアクリレート55重1i%及びペンタエリス
リトールテトラアクリレート42重量%からなる混合物
(一般式(I)中のnは、平均して3.39である) 
70 gt酢酸ブチル100g、n−オクタン109.
水1500ml!、10重1%IJン酸三カルシウム水
懸濁液500mZTメチルセルロース1.3g並びにア
ゾビスイソブチロニトリル1gを混合し、ホモミキサー
を使用して高速かく押下(r、I)、m、6000〜8
000)に70℃で反応をすすめた。その後プロペラ攪
拌機を備えた容器に移して80〜90℃で6時間。
攪拌速度r、 p、m、300で反応させて、有機溶媒
及び水に不溶な多孔性架橋重合体粒子を得た。粒度は1
〜30μmであった。
このようにして得られた粒子をふるい分けをして8〜1
5μmの粒度とし、これを水に分散させてスラリー状と
してから10.7mmφx300mmのステンレスカラ
ムに充填した。このカラムを用いて多糖類のプルラン、
エチレングリコール及ヒポリエチレングリコールの測定
を行なった。測定条件としては、移動相(溶出液)に水
を使用し、流量を1.0ml!/分及び温度を25℃と
し、検出器には示差屈折計を使用した。プルランとエチ
レングリコール及びポリエチレングリコールの分子量と
溶出容量の関係を示した較正曲線を第1図に示す。第1
図中、プロット1〜7は順次プルランP800(分子量
7.58X10’)、プルランP400(分子量3.3
8xlO’)、プルランP2O0(分子量1.94X1
0’)、プルランP100(分子量9.54X10’)
、プルランP50(分子量4.67X10’)。
プルランP20(分子量2.08X10’)及びプルラ
ンPIO(分子量1.2X10’)[これらは、いずれ
も昭和電工■商品名〕のプロットであり、符号8〜13
は、順次、ポリエチレングリコール6000(分子、量
6,000)、ポリエチレングリコール4000(分子
!4,000)、ポリエチレングリコール2000 (
分子量2,000)、 ポリエチレングリコール600
 (分子[600)、ポリエチレングリコール400(
分子−1400)及びエチレングリコールのプロットを
示す。
また、市販標単タンパク質(チログロブリン。
牛血清アルブミン、チトクロームC)及びクレアチニン
の混合物の分離分析を行なった。測定条件としては、移
動相(溶出液)にpH7の1/15M l)ン酸緩衝液
を使用し、流量を1.0mJ/分及び温度を25℃とし
、検出器はUV検出器(250nm)を使用した。得ら
れたクロマトグラムを第2図に示す。
第2図中、ピーク14〜17は、順次、チログロブリン
、牛血清アルブミン、チトクロームC及びクレアチニン
のピークを示す。
実施例2 ポリエチレングリコールモノメタクリレート(ポリエチ
レングリコールの平均重合度8.商品名プレンマーPE
−350,日本油脂@製)509.ペンタエリスリトー
ルジアクリレート5重量係、ペンタエリスリトールトリ
アクリレート55重世チ、ペンタエリスリトールテトラ
アクリレート42重量%からなる混合物70g、酢酸ブ
チル1009.n−オクタン10g、アゾビスイソブチ
ロニトリル19、水1500ml!、無水硫酸ナトリウ
ム239゜重合度500のポリビニルアルコール15g
’ka合し、ホモミキサーヲ使用して尚速かくはん下(
r、p、m、6000〜8000 )に70℃で反応を
すすめた。その後、プロペラ攪拌機を備えた容器に移し
て80〜90℃で6時間、攪拌速度r、p、m。
300で反応させて、有機溶媒及び水に不溶な多孔性架
橋重合体粒子を得た。粒度は1〜30μmであった。
このようにして得られた粒子をふるいわけをして8〜1
5μmの粒度とし、実施例1と同様にして10.7am
φX 300mmのステンレスカラムに充填した。この
カラムを用いて、多糖類のプルラン及びポリエチレング
リコールの測定を行なった。
測定条件としては移動相に水を使用し、流量を1.0m
l/min及び温度を25℃とし検出器には示差屈折計
を使用した。ブルーデキストラン及びプルランとエチレ
ングリコール及びポリエチレングリコールの分子量と溶
出容量の関係を示した較正曲線を第3図に示す。
第3図中、プロット18〜25は、順次、ブルーデキス
トラン(分子量2x10’)、プルランP800、プル
ランP400.プルランP2O0゜プルランPIO0,
7’ルランP50.7’ルランP20及びプルランP1
0(これらのプルランは。
いずれも、実施例1で使用したものと同じ)のプロット
を示す。プロット26〜32&t、l1m”1次、ポリ
エチレングリコール6000.ボllエチレングリコー
ル4000.ポリエチレングリコール2000゜ポリエ
チレングリコール600.ポリエチレングリコール40
0.ポリエチレングリコール200(これらは、いずれ
も、実施例1で使用したものと同じ)及びエチレングリ
コールのプロットである。
(発明の効果) 本発明により、水に対し親和性があり、十分な強度を有
する多孔性架橋重合体粒子を製造することができる。該
多孔性架橋重合体粒子は、水を溶出液とする液体クロマ
トグラフィー用の充填剤などとして有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例1における液体クロマトグラフィー分析
における較正曲線、第2図は実施例1における液体クロ
マトグラフィー分析におけるクロマトグラム、第3図は
実施例2における液体クロマトグラフィー分析における
較正曲線を示す。 符号の説明 1・・・プルランP800(分子量7.58XLO11
)2・・・プルランP400(分子量3.38 X 1
0’)3・・・プルランP2O0(分子Jet 1.9
4 x 10’)4・・・プルランP100(分子量9
.54 X 10’)5・・・プルランP50(分子!
4.67x104)6・・・プルランP20(分子量2
.08X10’)7・・・プルランP10(分子[1,
2X104)8・・・ポリエチレングリコール6000
9・・・ポリエチレングリコール400010・・・ポ
リエチレンクリコール200011・・・ポリエチレン
グリコール60012・・・ポリエチレングリコール4
0013・・・エチレングリコール 14・・・チログロブリンのピーク 15・・・牛血清アルブミンのピーク 16・・・チトクロムCのピーク 17・・・クレアチニンのピーク 18・・・ブルーデキストラン(分子112X10’)
19・・・プルランpsoo (分子i7.58X10
’)20・・・プルランP400(分子量3.38X1
0’)21・・・プルランP2O0(分子量1.94x
lO’)22・・・プルランP100(分子量9.54
 X 10’)23・・・プルランP50(分子量4.
67X10’)24・・・プルランP20(分子ff1
108xlO’)25・・・プルランP10(分子量1
.2X10’)26、・・・ポリエチレングリコール6
00027・・・ポリエチレンクリコール400028
・・・ポリエチレングリコール200029・・・ポリ
エチレンクリコール60030・・・ポリエチレンクリ
コール40031・・・ポリエチレンクリコール200
32・・・エチレングリコール 代理人 弁理士 若 林 邦 彦 溶 ゴ二 千=1 ζ次ツノ ■ ! 図 辱六容1−fラ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (ただし、一般式( I )中、R^1はHまたはCH_
    3を示し、n及びmは、四級炭素原子への結合数を示し
    、nは2〜4の整数であり、mは0、1又は2であり、
    m+nは4である) で示される化合物と一般式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (ただし、一般式(II)中、R^2及びR^3は、各々
    独立してH又はCH_3を示し、lは、−(CH_2C
    H_2O)−の繰り返し数を示し、1〜30の整数であ
    る) で示される化合物を水と混和性のない非反応性有機溶媒
    の存在下に水性懸濁重合させることを特徴とする多孔性
    架橋重合体粒子の製造法。 2、一般式( I )で示される化合物及び一般式(II)
    で示される化合物を重量比で前者/後者が4/1〜0.
    2/1の範囲になるように使用する特許請求の範囲第1
    項記載の多孔性架橋重合体粒子の製造法。 3、一般式( I )で示される化合物と一般式(II)で
    示される化合物の使用重量の和(A)及び水と混和性の
    ない非反応性有機溶媒の使用重量(C)が、C/Aが0
    .5/1〜3/1の範囲である特許請求の範囲第1項又
    は第2項記載の多孔性架橋重合体粒子の製造法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US4954399A (en) * 1987-10-13 1990-09-04 Kurashiki Boseki Kabushiki Kaisha Porous polymer particles and preparation method thereof
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