JP3645317B2 - リポ蛋白質分離用樹脂 - Google Patents
リポ蛋白質分離用樹脂 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3645317B2 JP3645317B2 JP18326895A JP18326895A JP3645317B2 JP 3645317 B2 JP3645317 B2 JP 3645317B2 JP 18326895 A JP18326895 A JP 18326895A JP 18326895 A JP18326895 A JP 18326895A JP 3645317 B2 JP3645317 B2 JP 3645317B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- particles
- resin
- polymerization
- anion exchange
- lipoprotein
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Treatment Of Liquids With Adsorbents In General (AREA)
- Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
- Polymerisation Methods In General (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
Description
【産業上の利用分野】
本発明は、リポ蛋白質分離用樹脂に関するものである。詳しくは、本発明は高比重リポ蛋白質(HDL)、低比重リポ蛋白質(LDL)、超低比重リポ蛋白質(VLDL)及び変性リポ蛋白質を高精度で分離するのに有用な樹脂に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
血漿や血清中にはコレステロール、リン脂質、中性脂肪(トリグリセリド)が含まれているが、これらの脂質の内、コレステロールの定量は動脈硬化、肝疾患、糖尿病あるいは一時的な脂質代謝障害のスクリーニング検査として利用されており、また、中性脂肪の定量はコレステロールと共に脂質代謝異常の鑑別に不可欠な検査となって来ている。
リポ蛋白質の分画には超遠心法が広く用いられているが、この方法では処理に長時間を要するばかりでなく、リポ蛋白質の性状がヒトとは異なるラットやマウスのような動物種においては、その正確な分画が困難である。また、高速液体クロマトグラフィーにより分離する方法では、例えばJournal of Chromatography,570,382-389(1991)に記載されているように、これまで一般的に分子サイズにより分画を行うゲルろ過法が用いられてきたが、精密な分離を行うには、長時間を要し、その場合でも各リポ蛋白質分画の間に混合が生じ、完全な分離は達成出来ないという問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上述のごとき問題点を有しないリポ蛋白質分離用樹脂を提供することを目的とし、特にリポ蛋白質、高比重リポ蛋白質(HDL)、低比重リポ蛋白質(LDL)、超低比重リポ蛋白質(VLDL)及び変性リポ蛋白質を短時間で高精度に分離する樹脂を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、有機重合体粒子からなる種粒子に、シード重合法により親水基を有するビニル単量体を含浸させて重合することにより得られる、多孔質構造を有し、細孔表面を含めた粒子表面が親水化されている多孔性均一粒径重合体粒子で、しかもイオン交換基を有している粒子が、高精度でリポ蛋白質を分離し得る事を見いだし本発明を達成した。
すなわち、本発明の要旨は、水不溶性、親水性のマトリックスに陰イオン交換基が導入された陰イオン交換体からなり、該マトリックスが、平均細孔半径10〜2000オングストローム、細孔容積0.2〜1.8ml/g、細孔表面積1〜1000m 2 /gの水不溶性、親水性多孔性重合体粒子であることよりなり、且つ該イオン交換体の陰イオン交換容量が乾燥樹脂1g当たり0.1〜1.5ミリ当量であることよりなるリポ蛋白質分離用樹脂に存する。かかる水不溶性、親水性のマトリックスはモノビニル単量体から誘導される単位を重量分率で0〜80%、架橋性ポリビニル単量体から誘導される単位を重量分率で20〜100%含有し、モノビニル単量体単位または架橋性ポリビニル単量体単位の少なくとも一方は親水性基を有しているものから構成される多孔性架橋重合体であり、また、陰イオン交換体の陰イオン交換容量は乾燥樹脂重量1gあたり0.1〜1.5ミリ当量である。
【0005】
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明のリポ蛋白質分離用樹脂は、粒子分布の狭い(粒子径単分散の)種粒子を用い、これに更に親水性基を有するビニル単量体を含浸させて重合する、所謂シード重合法を利用して製造することにより容易に得られる。また、シード重合時に多孔質化剤を存在させることにより、更に優れた性能を有する分離用樹脂が製造出来る。
本発明のシード重合において、種粒子として用いられる有機重合体粒子は、乳化重合、ソープフリー乳化重合、分散重合、懸濁重合等の一般に良く知られた造球重合により製造出来る。中でも、乳化重合、ソープフリー乳化重合、分散重合で得られる重合体粒子は、懸濁重合により製造されたものに比較して、その粒子径分布が狭く種粒子として好ましい。
【0006】
種粒子としての重合体粒子は、芳香族モノビニル単量体及び/又は脂肪族モノビニル単量体からなる重合体が好適である。これらは、単独重合体もしくは2種以上の単量体の共重合体の何れでも良く、1重量%以下の架橋性ポリビニル単量体との共重合体であっても良い。代表的には、ポリスチレンもしくはポリメタクリル酸エステルからなる粒子が好ましい。粒子の大きさは、0.1〜1000μmの範囲で、目的に応じ任意に選ぶ事が出来る。
【0007】
本発明において、前述の如く製造された有機重合体粒子からなる種粒子にモノビニル単量体0〜80重量%を含む架橋性ポリビニル単量体を含浸させる。モノビニル単量体及び架橋性ポリビニル単量体の少なくとも1種は親水性基、例えば水酸基を有しているものである。
該架橋性ポリビニル単量体としては、芳香族ポリビニル単量体、脂肪族ポリビニル単量体が好適であり、芳香族ポリビニル単量体としてはジビニルベンゼン、ビスビフェニルアルカンが、脂肪族ポリビニル単量体としては多価アルコールのポリ(メタ)アクリレートやアルキレンポリ(メタ)アクリルアミドが好ましい。具体的には、例えばエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、グリセリンジ(メタ)アクリレート、アリル(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、テトラヒドロキシブタンジ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールジ(メタ)アクリレート、メチレンビスアクリルアミド、ピペラジンジアクリルアミド、ジアリル酒石酸ジアミド等が挙げられ、これらは単独でも混合物としても用いられるが、特にグリセリンジ(メタ)アクリレートが好ましい。
【0008】
架橋性ポリビニル単量体以外のビニル単量体として、モノビニル単量体が使用される。該モノビニル単量体としては、グリセリンモノ(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート等の水酸基を1個以上有する(メタ)アクリル酸の多価アルコールエステル、N−イソプロピルアクリルアミド等のN−置換(メタ)アクリルアミド、アクリルアミド、メタアクリルアミド、グリシジル(メタ)アクリレートあるいはこれらの混合物等が挙げられる。特にシード重合時に使用する多孔質化剤としての有機溶媒よりも水性媒体の方に分配しやすい親水性ビニル単量体が好適であり、グリセリンモノ(メタ)アクリレート、グリシジル(メタ)アクリレート或いはこれらの混合物が好ましい。
【0009】
これらのモノビニル単量体及びポリビニル単量体の種類及び量は、使用する種粒子の大きさと目的とする粒子の大きさを考慮して適宜決定される。
種粒子に含浸させるビニル単量体中の架橋性ポリビニル単量体の量は20〜100重量%であり、好ましくは30〜100重量%である。
更に、本発明では多孔性架橋重合体粒子の特性を良好にするために、シード重合を多孔質化剤の存在下実施することが望ましい。そのための多孔質化剤、即ち種粒子に含浸させる多孔質化溶媒としては、シード重合時に相分離剤として作用し、粒子の多孔質化を促進する有機溶媒である脂肪族、芳香族炭化水素類、エステル類、ケトン類、エーテル、アルコール類が挙げられる。このような溶媒としては、例えば、トルエン、キシレン、シクロヘキサン、オクタン、酢酸ブチル、フタル酸ジブチル、メチルエチルケトン、ジブチルエーテル、1−ヘキサノール、2−オクタノール、デカノール、ラウリルアルコール、シクロヘキサノール等が挙げられ、これらは単独もしくは混合して使用することが出来る。また、場合によっては多孔質化溶媒の種類の選定、例えば芳香族炭化水素類であるか或いはアルコール類であるかによっても架橋共重合体粒子に所望の特性を付与することもできる。
【0010】
シード重合時のラジカル重合開始剤は、過酸化ベンゾイル、ブチルパーオキシヘキサノエート等の過酸化物系開始剤、アゾビスイソブチロニトリル、アゾビスイソバレロニトリル等のアゾ系開始剤が好ましい。これら重合開始剤は、ビニル単量体或いは多孔質化溶媒に溶解し、ビニル単量体の含浸と同時にまたはその前後に種粒子に含浸させる。
また、これらビニル単量体、多孔質化溶媒、ラジカル重合開始剤等を種粒子に含浸させる際に、場合により種粒子に対して親和性が高い溶媒で希釈し、含浸させる事も出来る。このような溶媒としては、アルコール、アセトン等の水混和性溶媒やジクロロエタン、塩化メチレン等のハロゲン化炭化水素等が挙げられる。これら含浸を促進する溶媒は、シード重合開始のために、重合温度に昇温される前に減圧留去する事が好ましい。
【0011】
本発明では、このようにビニル単量体、多孔質化溶媒、重合開始剤を含浸させ、種粒子を肥大化した後、水性媒体中に懸濁して重合を行う。該水性媒体中には、シード重合中に凝集、変形、融着する事を防止し、その分散安定性を増すために、分散安定剤を含有させることが好ましい。該分散安定剤としては、公知のアニオン系、ノニオン系の界面活性剤及びポリビニルピロリドン、ポリエチレンイミン、ビニルアルコール/酢酸エチル共重合体等が好ましい。
シード重合は、重合温度に昇温される事によって開始される。この重合温度は使用する重合開始剤の種類にもよるが、50℃〜80℃が好ましい。また、シード重合の重合時間は、重合開始剤の半減期前後、又はそれ以上が好ましく、例えば、3時間〜48時間が好ましい。
【0012】
本発明において、シード重合はそれ自体公知の一般的な方法によって実施できる。乳化重合法またはソープフリー乳化重合法で製造された0.1〜1.5μmの重合体を種粒子とする場合には、まずフタル酸ジメチル等の膨潤助剤による一次膨潤の後、シード重合することにより、100μm程度までの粒子径が均一な多孔質粒子が製造出来る方法(J.Ugelstad et.al.Makromoleculare Chemie,80,737(1979))が好適に用いられる。
また、分散重合により製造された1〜10μmの重合体粒子を種粒子としてシード重合する方法(例えば特開昭64−26617号公報)も好適に使用出来る。
更に、本発明においては、シード重合完結後、種粒子として用いた有機重合体粒子の良溶媒を用いて、生成架橋重合体粒子を洗浄する事により、種粒子由来の重合体の一部または全部を除去する事によっても、所望の多孔度の樹脂を得ることが出来る。
【0013】
本発明で得られる多孔性架橋重合体粒子のBET法で測定した乾燥状態での好ましい細孔物性としては、平均細孔半径として10〜2000オングストローム、好ましくは75〜1500オングストロームであり、細孔容積として0.2〜1.8ml/g,好ましくは0.4〜1.2ml/gであり、細孔表面積として1〜1000m2/g,好ましくは5〜500m2/gである。
【0014】
このようにして得られた多孔性重合体粒子に陰イオン交換基を導入し、リポ蛋白質分離用樹脂とする。導入される陰イオン交換基としては、ジメチルアミノエチル基、ジエチルアミノエチル基をはじめとする各種アミノ基、各種4級アンモニウム基等が挙げられる。
多孔性重合体粒子に陰イオン交換基を導入する方法は、公知の方法に従って行われる。例えばマトリックスを構成するビニル単量体がエポキシ基を有する場合には、エポキシ基を水、グリセリン、又はエチレングリコール等により開環変性し、生成した水酸基に陰イオン交換基を導入する方法、或いは該エポキシ基に直接陰イオン交換基を結合させる方法等を挙げることが出来る。
また、導入される陰イオン交換基の量としては、乾燥樹脂重量1gあたり0.1〜1.5ミリ当量、好ましくは0.2〜1.2ミリ当量である。
【0015】
【実施例】
次に、本発明を実施例によりさらに具体的に説明するが、本発明はその要旨を越えない限り以下の実施例に限定されるものではない。
【0016】
実施例 1
粒子径1μm均一ポリスチレン種粒子の水懸濁液(9.5×10-2g/ml)1.4mlを、膨潤助剤であるフタル酸ジブチルエステル0.95ml、重合開始剤としての過酸化ベンゾイル0.085g,及びドデシル硫酸ナトリウム0.04gを水10mlの中に分散させたマイクロエマルジョンと混合し、緩やかに室温で攪拌した。この第一段階目の膨潤は、光学顕微鏡による観察において加えたマイクロエマルジョン液滴が見られなくなるまで行った。
モノマーであるグリセリンジメタクリレート5.0g,グリセリンモノメタクリレート5.0g,グリシジルメタクリレート5.0gおよび多孔質化溶媒であるシクロヘキサノール30mlを、懸濁安定剤として4.80gのポリビニルアルコール(重合度500、ケン化度86.5−89mol%)を含む水225mlの中に懸濁させた微分散液を、上記の一次膨潤後の懸濁液に加え、室温で一晩緩やかに攪拌した(二次膨潤)。
【0017】
二次膨潤の終了した懸濁液は、アルゴン雰囲気下、水溶性重合抑制剤の存在下、70℃で24時間重合を行った。重合の終了した懸濁液を水250ml中にそそぎいれ、粒子の沈降後上澄み液を廃棄することで懸濁安定剤を除去した。さらに粒子をメタノールに再分散させ、粒子の沈降後に上澄み液を除く方法で洗浄した。この操作をメタノールでさらに一回、テトラヒドロフランで二回行った後、粒子をろ過し室温で乾燥させた。
イオン交換基の導入は、上記で得られた粒子5.78gをジメチルホルムアミド50mlに分散させ、アルゴン雰囲気下にN,N−ジエチルエチレンジアミン10mlを加え、70℃で6時間緩やかに攪拌しながら行った。反応終了後、懸濁液を水中にそそぎいれ、粒子の沈降後上澄み液を除去した。さらに粒子をメタノールに再分散させ、粒子の沈降後に上澄み液を除く方法で洗浄した。この操作をメタノールで一回、アセトンで二回行った後、粒子をろ過し、乾燥して粒状樹脂(分離剤)を得た。
この分離剤の元素分析の結果は、C=54.22%、H=7.89%、N=2.23%であった。元素分析の結果に基づく計算により、イオン交換容量は0.8meq/g−重合体であった。
【0018】
実施例2
多孔質化溶媒としてシクロヘキサノールの代わりにトルエンを用いた他は、実施例1と同様にして粒状樹脂(分離剤)を得た。元素分析の結果は、C=54.27%、H=7.64%、N=1.85%であった。元素分析の結果より計算すると、イオン交換容量は0.7meq/g−重合体であった。
【0019】
試験例1
実施例1及び2で得られた粒状樹脂を用い、ICRマウス血清を試料としてリポ蛋白質の分離を行った。
試験方法
図1に示すシステムに従い、試料を注入した分離カラムに溶離液を流してリポ蛋白質を分離し、これに酵素溶液を加え加熱反応させた後、検出器で検出する。
【0020】
カラム: 粒状樹脂を湿式法によって内径4.6mm,長さ150mmのステンレススチール製カラムに充填して用いた。
溶離液: 下記2種の緩衝液を用い、溶離液Bを図2に従って溶離液Aに加えたものを45分間流した。
A: 20mMリン酸ナトリウム緩衝液+1mMエチレンジアミン四酢酸(pH7.0)
B: (溶離液A)+0.5M塩化ナトリウム
酵素試薬:コレステロールCテストワコー(和光純薬(株)製)
流速 : ポンプ1、2;0.5ml/min.ポンプ3;0.3ml/min.
カラム温度:25℃
検出 : 505nm
試料 : ICRマウス血清25μl
結果 実施例1及び実施例2の粒状樹脂を用いた場合のクロマトグラムを夫々図3及び図4に示した。
【0021】
【発明の効果】
本発明の樹脂を用いることにより、血漿や血清中のコレステロール等のリポ蛋白質を極めて精度良く分離することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】試験例1におけるリポ蛋白質分離試験法のシステムを示す概略図
【図2】試験例1における溶離液中のグラジエントを示す図
【図3】実施例1の樹脂によるリポ蛋白質の分離結果を示すクロマトグラム
【図4】実施例2の樹脂によるリポ蛋白質の分離結果を示すクロマトグラム
Claims (4)
- 水不溶性、親水性のマトリックスに陰イオン交換基が導入された陰イオン交換体からなり、該マトリックスが、平均細孔半径10〜2000オングストローム、細孔容積0.2〜1.8ml/g、細孔表面積1〜1000m 2 /gの水不溶性、親水性多孔性重合体粒子であることよりなり、且つ該イオン交換体の陰イオン交換容量が乾燥樹脂1g当たり0.1〜1.5ミリ当量であることよりなるリポ蛋白質分離用樹脂。
- 水不溶性、親水性のマトリックスが、モノビニル単量体から誘導される単位を重量分率で0〜80%、架橋性ポリビニル単量体から誘導される単位を重量分率で20〜100%含有し、モノビニル単量体単位または架橋性ポリビニル単量体単位の少なくとも一方は親水性基を有している請求項1記載のリポ蛋白質分離用樹脂。
- 有機重合体粒子にモノビニル単量体0〜80重量%を含有する架橋性ポリビニル単量体、ラジカル重合開始剤及び多孔質化溶媒を含浸させた後、該粒子を水性媒体に懸濁し、該懸濁液を昇温して重合した後、陰イオン交換基を導入してなる請求項1又は2に記載のリポ蛋白質分離用樹脂。
- 陰イオン交換基は、置換アミノ基である請求項1乃至3のいずれかに記載のリポ蛋白質分離用樹脂。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18326895A JP3645317B2 (ja) | 1995-06-28 | 1995-06-28 | リポ蛋白質分離用樹脂 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18326895A JP3645317B2 (ja) | 1995-06-28 | 1995-06-28 | リポ蛋白質分離用樹脂 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0912629A JPH0912629A (ja) | 1997-01-14 |
JP3645317B2 true JP3645317B2 (ja) | 2005-05-11 |
Family
ID=16132697
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18326895A Expired - Fee Related JP3645317B2 (ja) | 1995-06-28 | 1995-06-28 | リポ蛋白質分離用樹脂 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3645317B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001343378A (ja) * | 2000-06-02 | 2001-12-14 | Showa Denko Kk | 固相抽出用充填剤及び固相抽出方法 |
JP5034158B2 (ja) * | 2004-10-14 | 2012-09-26 | 東ソー株式会社 | 架橋(メタ)アクリルアミド粒子及びその製造法及びその用途 |
JP6981870B2 (ja) * | 2017-12-25 | 2021-12-17 | Toyo Tire株式会社 | ポリマー粒子の製造方法 |
CN110028614B (zh) * | 2019-04-16 | 2021-05-11 | 东华大学 | 具有蛋白吸附功能的抗菌微纳米凝胶与纤维及其制备方法 |
-
1995
- 1995-06-28 JP JP18326895A patent/JP3645317B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0912629A (ja) | 1997-01-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0763064B1 (en) | A method of manufacturing particles, and particles that can be produced in accordance with the method | |
EP1969039B1 (en) | Method of making macroporous anion exchange resins | |
US9725545B2 (en) | Porous polymeric resins | |
US7683100B2 (en) | Method of making macroporous cation exchange resins | |
US6423666B1 (en) | Large-pore chromatographic beads prepared by suspension polymerization | |
US6573307B1 (en) | Process for making fluorinated polymer adsorbent particles | |
JPH0373848A (ja) | 液体クロマトグラフィー用充填剤とその製造法 | |
JP3645317B2 (ja) | リポ蛋白質分離用樹脂 | |
US7540962B2 (en) | Method of preparing spheroid polymer particles having a narrow size distribution by dispersion polymerization, particles obtainable by the method and use of these particles | |
JP3087332B2 (ja) | 液体クロマトグラフィー用充填剤 | |
JP6733166B2 (ja) | 分離材用の多孔質ポリマ粒子の製造方法、分離材用の多孔質ポリマ粒子、及びカラム | |
JPH11189601A (ja) | 高分子微粒子の製造方法及び液体クロマトグラフィー用充填剤の製造方法 | |
JP3316915B2 (ja) | 分離用樹脂及びその製造方法 | |
JP2004083561A (ja) | リポ蛋白質分離用イオン交換体及びそれを用いたリポ蛋白質の分離方法 | |
JPH11271294A (ja) | 球状多孔質架橋重合体粒子およびその製造方法 | |
JP2002055093A (ja) | 生体試料中の薬物の分離方法及びそれに用いる分離剤 | |
JP2811789B2 (ja) | 異化ヘモグロビン分離用担体 | |
JP3487665B2 (ja) | 重合体微粒子の製造方法 | |
JPH1183825A (ja) | 分離剤およびそれを用いた分離方法 | |
JPH06262071A (ja) | 新規な分離用樹脂及びその製造方法 | |
JP3424255B2 (ja) | 液体クロマトグラフィー用充填剤の製造方法 | |
JPH087198B2 (ja) | 糖化ヘモグロビンの定量法 | |
JP2018189441A (ja) | 超臨界流体クロマトグラフィー用カラム充填剤、超臨界流体クロマトグラフィー用カラム及びそれらの製造方法 | |
JP6746914B2 (ja) | 分離材及びカラム | |
JP6852259B2 (ja) | 分離材及びカラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050201 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050203 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080210 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090210 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090210 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100210 Year of fee payment: 5 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |