JPH1049615A - シンボル読み取り装置 - Google Patents

シンボル読み取り装置

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JPH1049615A
JPH1049615A JP8216052A JP21605296A JPH1049615A JP H1049615 A JPH1049615 A JP H1049615A JP 8216052 A JP8216052 A JP 8216052A JP 21605296 A JP21605296 A JP 21605296A JP H1049615 A JPH1049615 A JP H1049615A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2次元データシンボルの読み取りを安定して
行う。 【解決手段】 筐体10のヘッド部10aの底面11に
はほぼ矩形の読み取り開口12が設けられている。読み
取り開口12内に位置づけられたシンボルの読み取りを
行う際、筐体10に内蔵された角速度センサーにより筐
体10の揺れの速さを検出し、その検出結果に応じてシ
ンボルの読み取りモードが設定され撮像処理が行われ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば2次元バー
コードリーダ等のデータシンボルを読み取るシンボル読
み取り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、POS(Point of Sa
les)システム等に用いられるバーコードリーダに
は、読み取り開口部内に位置づけられた紙や容器に印刷
された文字、バーコード等の2次元データシンボルを含
む面に照明光を照射しその反射光を撮像光学系で処理す
るものが知られている。撮像光学系で処理された画像情
報は2値化され、その2値化データを基にシンボルの位
置を確認し、シンボルの画像情報が抽出されてデコード
等の所定の処理を施された後、ホストコンピュータ等の
外部のハードウエアに転送される。
【0003】このような2次元データシンボルは白黒の
モザイクパターンが2次元的に配列されたものであり、
高精度で読み出すためには、シンボルを読み取り開口内
に完全に位置づけ、シンボル面に照明光を一定時間均一
に照射して読み出すことが望ましい。従って操作者は、
バーコードリーダを操作する際、筐体の位置決め、固定
等に注意を払わなければならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが実際にバーコ
ードリーダが用いられる際は、必ずしも読み取り開口を
シンボル面に接触したまま一定時間筐体を固定してシン
ボルの読み取り動作が行われるわけではなく、操作者の
手振れ等により筐体が揺れ、読み取り開口がシンボル面
に固定されない場合がある。そのような状況でのシンボ
ルの読み取りは失敗する可能性が高い。
【0005】本発明は、以上の問題を解決するものであ
り、2次元データシンボルの読み取りを安定して行える
ことを目的としている。
【0006】なお、本明細書では、「シンボル面」とは
シンボル読み取り装置の開口部に位置づけられるシンボ
ルを含む面をさし、「シンボルの読み取り」とは、読み
取り開口部に位置づけられた面の撮像処理からシンボル
の画像情報を抽出してデコードするまでの処理をさす。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るシンボル読
み取り装置は、コード化シンボルが形成されたシンボル
面を筐体の底面に設けられた読み取り開口内に位置づけ
てシンボルを読み取るシンボル読み取り装置であって、
筐体の揺れの速さを検出する揺れ検出手段と、シンボル
面の光学情報を光電変換して電荷蓄積する撮像素子と、
揺れ検出手段が検出する筐体の揺れの速さに対応した撮
像素子からの電荷の読み出しモードを選択する撮像制御
手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】揺れ検出手段は例えば角速度センサーであ
る。
【0009】揺れ検出手段が第1の揺れの速さを検出し
た場合、撮像制御手段は撮像素子に蓄積された電荷を例
えばフィールドモードで読み出す。
【0010】揺れ検出手段が第2の揺れの速さを検出し
た場合、撮像制御手段は撮像素子に蓄積された電荷を例
えばフレームモードで読み出す。
【0011】好ましくは第1の揺れの速さは第2の揺れ
の速さより大きい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明に係る実施形態で
あるシンボル読み取り装置の斜視図である。筐体10は
ヘッド部10aと把持部10bから構成されている。ヘ
ッド部10aの底面11にはほぼ矩形の読み取り開口1
2が設けられている。把持部10bの側面には読み取り
動作を開始するためのトリガー15が設けられている。
また、把持部10bのヘッド部10aと反対側の端部に
は、読み取り結果を他のハードウエアへ送信するケーブ
ル16が取り付けられている。
【0013】図2は、本実施形態に係るシンボル読み取
り装置のブロック図である。CPU(中央演算処理装
置)20はシンボル読み取り装置全体の制御を行う。ト
リガー15はインバータ15aに接続されており、イン
バータ15aはトリガー15が押されている場合、ハイ
信号すなわち「1」を出力し、トリガー15が押されて
いない場合、ロー信号すなわち「0」を出力する。イン
バータ15aの出力信号はCPU20のポートP3 に入
力される。
【0014】CPU20には、CCD駆動回路32、光
源駆動回路33、信号処理回路34が接続されている。
CCD駆動回路32に対する制御信号はポートS3 から
出力され、光源駆動回路33に対する制御信号はポート
4 から出力される。
【0015】筐体10内においてCCD35の近傍に配
設された角速度センサー40から筐体10の揺れの速さ
に応じた電圧が筐体揺れ検出回路41に出力され、筐体
揺れ検出回路41では角速度センサー40からの入力値
に応じたアナログ電圧をコンパレータ42に出力する。
尚、角速度センサーには、振動するとその振動速度に対
応した電圧が発生するセラミックから成る従来公知のセ
ンサーが用いられる。
【0016】コンパレータ42は演算増幅器を用いた比
較回路であり、正相入力端子には上述のように筐体揺れ
検出回路41が接続され、逆相入力端子には可変抵抗で
あるボリュームRvが接続されている。コンパレータ4
2は、ボリュームRvにより設定される基準電圧値S2
を閾値とし、この電圧値S2 と筐体揺れ検出回路41の
出力電圧S1 を比較し、出力電圧S1 が基準電圧値S2
より高ければハイ信号すなわち「1」を出力し、出力電
圧S1 が基準電圧値S2 より低ければロー信号すなわち
「0」を出力する。コンパレータ42はCPU20に接
続されており、その出力値はCPU20のポートP1
入力される。
【0017】CPU20のポートS4 から出力される信
号に基づいて光源駆動回路33から制御信号が出力さ
れ、この制御信号に従って光源36が駆動され、シンボ
ル面に照明光が照射される。
【0018】一方、ポートP1 およびP3 の入力値に基
づいてポートS3 の出力値が決定されると、CCD駆動
回路32はポートS3 から入力される信号に基づいて制
御される。これによりCCD駆動回路32から制御信号
が出力され、CCD35が駆動される。CCD35では
シンボル面に照射された照明光の反射光を光電変換する
ことによりシンボル面の撮像処理が行われる。CCD3
5から出力される光電変換されたシンボル面の画像情報
すなわち全画素データは、信号処理回路34で2値化処
理等を施されポートP2 に入力される。また、CCD駆
動回路32からはシンボル情報の抽出時に用いられる同
期信号(垂直、水平同期信号およびフィールドインデッ
クス信号FI)が出力されポートP4 に入力される。C
PU20では、ポートP2 に入力された全画素データを
ポートP4 に入力される同期信号に基づいてメモリ(図
示せず)に格納する。
【0019】また、CPU20では、メモリに格納した
シンボル面の撮像情報が読み出され、ポートP4 に入力
された同期信号(垂直、水平同期信号およびフィールド
インデックス信号FI)に基づいて、画像情報からから
シンボルの情報が抽出され、抽出されたシンボル情報を
基にデコード等の処理が施される。デコードに成功した
シンボル情報はポートP5 から出力され、外部インタフ
ェース38を介してホストコンピュータに送信される。
【0020】図3は、筐体10の揺れの速さと筐体揺れ
検出回路41の出力値S1 との関係を示すグラフであ
る。筐体10の揺れの速さが大きくなるにつれて、出力
値S1も上昇する。ただし、出力値S1 の最小値および
最大値は筐体揺れ検出回路41に予め設定されており、
本実施形態では、最小値は2V、最大値は4Vで、基準
電圧値S2 は例えば2.5V程度に設定されており、筐
体の揺れの速さVthに対応している。すなわち、出力
値S1 は2V〜4Vの範囲内で筐体10の揺れの速さに
応じて可変である。
【0021】図4は、ポートP1 およびP3 の入力値と
ポートS3 の出力値の関係を示す真理値表である。真理
値表においてポートS3 の出力値は、「0」がフィール
ドモードによる読み出し、「1」がフレームモードによ
る読み出しを示す。真理値表の第1行目は、ポートP3
の入力値が「1」すなわちトリガー15が押されてお
り、かつポートP1 の入力値が「0」すなわち筐体10
の揺れの速さが大きい場合を示している。この場合ポー
トS3 からは「0」すなわちフィールドモードによる読
み出しを指示する信号が出力される。
【0022】真理値表の第2行目は、ポートP3 の入力
値が「1」すなわちトリガー15が押されており、かつ
ポートP1 の入力値が「1」すなわち筐体10の揺れの
速さが小さい場合を示している。この場合ポートS3
らは「1」すなわちフレームモードによる読み出しを指
示する信号が出力される。
【0023】以上のようにポートP1 の値は基準電圧値
2 を閾値として決定され、さらにポートP1 の値に応
じて読み出しのモードが決定される。従って、図3に示
すように筐体の振れの速さが基準電圧値S2 に対応した
筐体の振れの速さVthを越えている場合はフィールド
モードによる読み出しとなり、Vthを越えていない場
合はフレームモードによる読み出しとなる。
【0024】図5は、本実施形態に用いられる従来公知
のCCDの構成を示す概略図である。図5において、各
画素に対応するフォトダイオード60と垂直転送CCD
61が交互に配置されている。すなわち、垂直方向Vに
延びたフォトダイオード60と垂直転送CCD61が水
平方向Hにおいて交互に配列されている。フォトダイオ
ード60に発生した電荷は垂直転送CCD61に移動さ
れ、垂直転送CCD61において水平転送CCD62に
転送され、水平転送CCD62に接続された端子から出
力される。
【0025】図6はフォトダイオード60と垂直転送C
CD61の構成を示す拡大図である。本実施形態の垂直
転送CCD61はV1 、V2 、V3 、V4 の4相の転送
電極で構成されている。垂直方向Vに並んだフォトダイ
オード60は交互にV1 、V3 の電極に接続されてい
る。すなわち、奇数番目のフォトダイオード(PD1
PD3 、PD5 ...)は電極V1 に接続され、偶数番
目のフォトダイオード(PD2 、PD4 、P
6 ...)は電極V3 に接続されている。各フォトダ
イオードに蓄積された電荷は、接続された電極に電圧が
印加されると垂直転送CCD61に移動する。尚、奇数
番目のフォトダイオードは読み出される画像の奇数フィ
ールドに対応し、偶数番目のフォトダイオードは偶数フ
ィールドに対応する。
【0026】図7は本実施形態の撮像素子の断面図であ
る。n型シリコン基板70の上にp型シリコン基板71
が積層され、その上にn型のフォトダイオード60が配
設されている。フォトダイオード60の近傍には垂直転
送CCD61が形成され、垂直転送CCD61はアルミ
ニウムから成る遮蔽部材62により遮光されている。フ
ォトダイオード60の残留電荷は、n型シリコン基板7
0に数十ボルトの電圧(Vsub)を印加することによ
り基板側に移動し撮像素子から除去される。
【0027】図8はフィールド読み出しの場合のタイミ
ングチャート、図9はフレーム読み出しの場合タイミン
グチャートである。タイミングチャート中、FIはCC
D駆動回路32が出力するフィールドインデックス信号
であり、ハイが奇数フィールド、ローが偶数フィールド
に対応する。図8において、A8で基板電圧が印加さ
れ、フォトダイオード60(図5参照)の残留電荷が除
去される。その後フォトダイオード60に電荷が蓄積さ
れはじめ、B8で垂直転送CCD61の電極V1 、V3
(図6参照)に同時に電圧が印加されると、フォトダイ
オード60に蓄積された奇数フィールドおよび偶数フィ
ールドの電荷が垂直転送CCD61に転送される。垂直
転送CCD61では水平転送CCD62から数えて奇数
番目のフォトダイオードとその隣の偶数番目のフォトダ
イオード(PD1 とPD2 、PD3 とP
4 .....)の電荷が加算され、水平転送CCD6
2(図5参照)に転送される。B8からD8の期間水平
転送CCD62から電荷が出力され、1フィールドの画
像情報として読み出される。
【0028】次いで、C8で再び基板電圧が印加され、
フォトダイオード60の残留電荷が除去された後、D8
で垂直転送CCD61の電極V1 、V3 に同時に電圧が
印加され、フォトダイオード60に蓄積された奇数フィ
ールドおよび偶数フィールドの電荷が垂直転送CCD6
1に転送される。B8において垂直転送CCD61では
加算した奇数番目のフォトダイオードとと偶数番目のフ
ォトダイオードの組み合わせを替えて電荷が加算され
(PD2 とPD3 、PD4 とPD5 .....)、水平
転送CCD62に転送される。同様にD8からE8の期
間水平転送CCD62から電荷が出力され、1フィール
ドの画像情報として読み出される。
【0029】図9において、A9で基板電圧が印加さ
れ、フォトダイオード60の残留電荷がクリアされる。
その後フォトダイオード60に電荷が蓄積されはじめ、
B9で垂直転送CCD61の電極V1 に電圧が印加され
ると、フォトダイオード60に蓄積された奇数フィール
ドの電荷が垂直転送CCD61に転送され、電荷は垂直
転送CCD61から水平転送CCD62に転送される。
同時にFIは奇数フィールドを示すハイ信号に切り替わ
る。B9からD9の期間水平転送CCD62から電荷が
出力され、奇数フィールドの画像情報として読み出され
る。その間、C8で再び基板電圧が印加され、フォトダ
イオード60の残留電荷が除去される。D9で垂直転送
CCD61の電極V3 に電圧が印加されると、フォトダ
イオード60に蓄積された偶数フィールドの電荷が垂直
転送CCD61に転送され、次いで水平転送CCD62
に転送される。同時にFIは偶数フィールドを示すロー
信号に切り替わる。D9からF9の期間水平転送CCD
62から電荷が出力され、偶数フィールドの画像情報と
して読み出される。
【0030】従って、V1 、V3 の電圧印加の位相を制
御することにより読み出しモードの切り替えすなわちフ
ィールドモード、フレームモードの切り替えが行われ
る。
【0031】フィールドモードで読み出す場合は、偶数
フィールドの画素情報と奇数フィールドの画素情報を加
算して処理するため、フレームモードによる読み出しに
比べると画像情報量が半分に減少する反面、撮像時間
(電荷蓄積時間から全画素データ分の読み出しが完了す
るまでに要する時間)がフレームモードの約半分ですむ
ため筐体が揺れている可能性の高い場合には有効な読み
取りモードである。
【0032】一方、フレームモードで画像情報を読み出
す場合は、画像情報量が多くデコードの精度が向上する
反面、電荷蓄積時間および読み出しに要する時間がフィ
ールドモードの2倍の時間を必要とする。従って、フレ
ームモードで読み出す場合、読み取り開口をシンボル面
により長時間位置づける必要があり、操作者の手振れ等
による外乱に弱い。
【0033】図10はシンボル面の撮像処理からシンボ
ルデータ送信までの処理フローである。処理フローの開
始時、シンボル読み取り装置本体の電源はオンされてお
り、CPU20は稼働状態にあり、各駆動回路およびC
CD35、光源36は駆動可能な状態にある。ステップ
100ではトリガー15が押されているか否かを判断
し、押されていればステップ101へ進み、押されてい
ない場合は新たな処理は行われない。すなわち、トリガ
ー15が押されてシンボル読み取りの処理が開始され
る。
【0034】ステップ101においてポートP1 の値が
確認され、「1」すなわち筐体10の揺れの速さが大き
い場合はステップ102へ進み、フィールドモードでシ
ンボル面の画像情報が読み出される。一方ポートP1
値が「0」すなわち筐体10の揺れの速さが小さい場合
はステップ103に進み、フレームモードでシンボル面
の画像情報が読み出される。読み出された画像情報は2
値化処理や所定の画像処理が施された後メモリに格納さ
れ、ステップ104へ進む。
【0035】ステップ104ではメモリからシンボル面
の画像情報が読み出され、その画像情報からデータシン
ボルに対応する画素データのみの抽出、すなわちシンボ
ルの抽出処理が行われる。抽出された切り出された画素
データを基にステップ105でデコード処理が施され
る。ステップ105においてデコード処理が成功した場
合は、シンボル読み取り成功としてステップ106でシ
ンボルの情報が外部のホストコンピュータへ送信され
る。デコード処理に失敗した場合は、ホストコンピュー
タへの送信は行われない。尚、シンボル読み取りの結果
は、デコードの結果はブザーあるいは筐体に設けられた
表示ランプ(図示せず)等により操作者に知らされる。
【0036】以上のように本実施形態によれば、角速度
センサーにより検出される筐体の揺れの速さに応じて撮
像モードを設定している。そのため、シンボル面の撮像
情報の信頼性が高くなり、シンボル面の撮像情報からシ
ンボル情報を抽出してデコードする際失敗する可能性が
低減され、シンボル読み取り成功の確率が高くなる。
【0037】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば筐体の固
定状態に応じて2次元シンボルの読み取りを安定して行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るシンボル読み取り装置
の斜視図である。
【図2】本実施形態のシンボル読み取り装置のブロック
図である。
【図3】筐体の振れ量と筐体揺れ検出回路の出力値との
関係を示すグラフである。
【図4】シンボル読み取り装置に内蔵されたCPUにお
ける演算処理の真理値表である。
【図5】本実施形態のシンボル読み取り装置に用いられ
るCCDの模式図である。
【図6】CCDのフォトダイオードと垂直転送CCDの
構成を示す拡大図である。
【図7】CCDの層構造を示す断面図である。
【図8】フィールドモードによる画像情報の読み出しの
タイミングチャートである。
【図9】フレームモードによる画像情報の読み出しのタ
イミングチャートである。
【図10】本実施形態におけるシンボル読み出しの処理
フローである。
【符号の説明】
10 筐体 12 読み取り開口部 15 トリガー 20 CPU 60 フォトダイオード 61 垂直転送CCD 62 水平転送CCD

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コード化シンボルが形成されたシンボル
    面を筐体の底面に設けられた読み取り開口内に位置づけ
    て前記シンボルを読み取るシンボル読み取り装置であっ
    て、前記筐体の揺れの速さを検出する揺れ検出手段と、
    前記シンボル面の光学情報を光電変換して電荷蓄積する
    撮像素子と、前記揺れ検出手段が検出する前記筐体の揺
    れの速さに対応した前記撮像素子からの電荷の読み出し
    モードを選択する撮像制御手段とを備えたことを特徴と
    するシンボル読み取り装置。
  2. 【請求項2】 前記揺れ検出手段が角速度センサーであ
    ることを特徴とする請求項1に記載のシンボル読み取り
    装置。
  3. 【請求項3】 前記揺れ検出手段が第1の揺れの速さを
    検出した場合、前記撮像制御手段が前記撮像素子に蓄積
    された電荷をフィールドモードで読み出すことを特徴と
    する請求項1に記載のシンボル読み取り装置。
  4. 【請求項4】 前記揺れ検出手段が第2の揺れの速さを
    検出した場合、前記撮像制御手段が前記撮像素子に蓄積
    された電荷をフレームモードで読み出すことを特徴とす
    る請求項1に記載のシンボル読み取り装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の揺れの速さが前記第2の揺れ
    の速さより大きいことを特徴とする請求項3および請求
    項4に記載のシンボル読み取り装置。
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JPH077672A (ja) * 1993-06-18 1995-01-10 Fujitsu General Ltd Ccdカメラ装置
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