JPH1049176A - 車両用音響装置 - Google Patents

車両用音響装置

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Publication number
JPH1049176A
JPH1049176A JP20691596A JP20691596A JPH1049176A JP H1049176 A JPH1049176 A JP H1049176A JP 20691596 A JP20691596 A JP 20691596A JP 20691596 A JP20691596 A JP 20691596A JP H1049176 A JPH1049176 A JP H1049176A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
acoustic
driver
vehicle
seat belt
Prior art date
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Pending
Application number
JP20691596A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Shimizu
章男 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP20691596A priority Critical patent/JPH1049176A/ja
Publication of JPH1049176A publication Critical patent/JPH1049176A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 煩わしい操作を伴うことなく、運転者や同乗
者に快適な音響環境を提供する車両用音響装置の提供。 【解決手段】 デジタルシグナルプロセッサによるイコ
ライザ処理やスピーカの特性に応じた帯域の信号を取り
出すクロスオーバーネットワーク処理等を有する音響特
性調整手段により、座席(運転席1、助手席2)の位置
に対応した快適な音響環境を提供するものであって、シ
ートベルト1a、2aが装着されたことを検出するスイ
ッチ1b、2b等の検出手段を設け、シートベルト1
a、2aの装着が検出された座席(運転席1、助手席
2)の位置に、音響特性調整手段により調整された音響
環境が提供されるように構成されていることを特徴とす
る。 【効果】 座席の位置に対応したモードを切り換える煩
わしいスイッチ操作から開放され、運転者の安全運転と
シートベルトの着用率の向上に寄与する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用音響装置に関
し、さらに詳しくは、デジタルシグナルプロセッサを用
いたイコライザ処理やスピーカの特性に応じた帯域の信
号を取り出すクロスオーバーネットワーク処理等の音響
特性調整手段を有する車両用音響装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、音響空間としての環境としては必
ずしも良好でない自動車等の車両においても、快適な音
響環境が求められている。一般にカーオーディオと称さ
れる車両用音響装置は、インストルメントパネルあるい
はコンソールに、ラジオチューナ、テープデッキあるい
はCD(コンパクトディスク)デッキおよびこれ等から
出力される信号を増幅するアンプ等が取付けられてお
り、後席後部やドアの内張り部等に配置されたスピーカ
から音声が出るように概略構成されている。ところで、
車両内には多くの凹凸部分や、音を吸収する材質部分お
よび逆に音を反射する材質部分があり、その音響特性は
特有のピークやディップを有する複雑なものとなってお
り、ハイグレードのものではオーディオ信号用のデジタ
ルシグナルプロセッサを用いてイコライザ処理や入力信
号から各スピーカの特性に応じた帯域の信号を取り出す
クロスオーバーネットワーク処理により音響特性(周波
数−音圧特性)を調整可能とするものがある。これは、
車両内の座席に座った運転者や同乗者が快適な音響環境
で音楽等を楽しむことができるように調整できるもので
あり、車両内のインストルメントパネルあるいはコンソ
ールには運転席、助手席および左右後部座席の位置に対
応したモードとする切り換えスイッチが設けられてい
る。
【0003】しかしながら、このスイッチ操作は同乗者
が座った座席の位置に対応して運転者が行うのが一般的
であり、運転者には煩わしいものであった。また、車両
の運転中にこれ等の操作を行うことは非常に危険であ
り、安全上問題であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、煩わ
しい操作を伴うことなく、運転者や同乗者に快適な音響
環境を提供する車両用音響装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の車両用音響装置はデジタルシグナルプロセ
ッサを用いたイコライザ処理や入力信号から各スピーカ
の特性に応じた帯域の信号を取り出すクロスオーバーネ
ットワーク処理等を有する音響特性調整手段により、車
両内の座席の位置に対応した快適な音響環境を提供する
ものであって、座席に設けられたシートベルトのロック
部等に、シートベルトが装着されたことを検出するスイ
ッチ等の検出手段を設け、この検出手段により、シート
ベルトの装着が検出された座席の位置に、音響特性調整
手段により調整された音響環境が提供されるように構成
されていることを特徴とする。
【0006】上述した手段による作用としては、音響特
性調整手段を有する車両用音響装置において、運転者は
車両内のインストルメントパネルあるいはコンソールに
設けられた運転席、助手席および左右後部座席の位置に
対応したモードを切り換える煩わしいスイッチ操作から
開放され、安全運転に寄与することである。
【0007】
【発明の実施の形態】自動車には搭乗者の生命を守るシ
ートベルトが設けられており、運転中の運転者にはその
装着が義務づけられている。従って、大半の運転席に設
けられたシートベルトにはスイッチ等のシートベルトが
装着されたことを検出する検出手段が設けられており、
運転者がシートベルトを装着しない場合、運転者座席の
前部にあるエンジン回転計、スピードメータ等を表示す
る表示パネルにシートベルト未装着を知らせる警告を表
示するものや、警告音を出すものが多い。本発明は、運
転席以外の座席に設けられているシートベルトにもスイ
ッチ等の検出手段を設け、これ等の座席に同乗者が座り
シートベルトを装着すれば自動的に検出手段をONと
し、その座席における音響環境を快適なモードとするも
のである。以下、具体的な実施の形態例について図1を
参照して説明する。
【0008】図1は運転席と助手席のシートベルトにス
イッチ1b、2bを設けた一例であり、同図(a)は概
略回路構成図であり、同図(b)は運転席と助手席に設
けられたシートベルトが装着された状態を示す概略側面
図である。同図(b)に示したように、運転席1に設け
られたシートベルト1aのロック部にはシートベルト装
着の検出手段であるスイッチ1bが設けられ、助手席2
に設けられたシートベルト2aのロック部にも同様にス
イッチ2bが設けられている。これ等のスイッチ1b、
2bはシートベルト1a、2aがロックされると同時に
ONとなり、同図(a)に示したように、デジタルシグ
ナルプロセッサを用いたイコライザ処理や入力信号から
フロントスピーカ4aやリアスピーカ4b各々のスピー
カの特性に応じた帯域の信号を取り出してクロスオーバ
ーネットワーク処理する音響特性調整手段付音響装置3
と12Vの電源とが接続される。このような状態で音響
特性調整手段付音響装置3の動作スイッチをONすれ
ば、運転席に座っている運転者と助手席に座った同乗者
の何れにも快適な音響環境が自動的に提供され、運転者
はインストルメントパネルあるいはコンソールに設けら
れていたモード切り換えスイッチの操作から開放され
る。なお、シートベルト未装着を知らせる警告ランプ5
は運転席1に設けられたシートベルト1aがロック状態
になくスイッチ1bがOFFである時に点灯され、この
警告ランプ5の抵抗値は抵抗6の抵抗値と同等である。
【0009】上述した事例では運転席と助手席のシート
ベルトにスイッチ1b、2bを設けたものを示したが、
これに限定されるものでなく、左右後部座席にもシート
ベルトが設けられていれば、これに本発明を適用しても
良いことは言うまでもない。
【0010】
【発明の効果】本発明の車両用音響装置によれば、運転
者がインストルメントパネルあるいはコンソールに設け
られた運転席、助手席および左右後部座席の位置に対応
したモードを切り換える煩わしいスイッチ操作から開放
されるので、運転者の安全運転に寄与する。また、シー
トベルトの着用率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用した実施の形態例であり、
(a)は概略回路構成図であり、(b)は運転席と助手
席に設けられたシートベルトが装着された状態を示す概
略側面図である。
【符号の説明】
1…運転席、1a…シートベルト、1b…スイッチ、2
…助手席、2a…シートベルト、2b…スイッチ、3…
音響特性調整手段付音響装置、4a…フロントスピー
カ、4b…リアスピーカ、5…警告ランプ、6…抵抗

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両内の座席の位置に対応した音響環境
    を提供する音響特性調整手段を有する車両用音響装置で
    あって、 前記座席に設けられたシートベルトに、前記シートベル
    トが装着されたことを検出する検出手段を設け、 前記シートベルトの装着が前記検出手段により検出され
    た状態において、 前記座席の位置に、前記音響環境が提供されるように構
    成されているものであることを特徴とする車両用音響装
    置。
  2. 【請求項2】 前記音響特性調整手段が、デジタルシグ
    ナルプロセッサを用いたイコライザ処理を有するもので
    あることを特徴とする請求項1に記載の車両用音響装
    置。
  3. 【請求項3】 前記音響特性調整手段が、デジタルシグ
    ナルプロセッサを用いたイコライザ処理と、 スピーカの特性に応じた帯域の信号を取り出すクロスオ
    ーバーネットワーク処理とを有するものであることを特
    徴とする請求項1に記載の車両用音響装置。
  4. 【請求項4】 前記検出手段が、前記シートベルトのロ
    ック部に設けられたスイッチであることを特徴とする請
    求項1に記載の車両用音響装置。
JP20691596A 1996-08-06 1996-08-06 車両用音響装置 Pending JPH1049176A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20691596A JPH1049176A (ja) 1996-08-06 1996-08-06 車両用音響装置

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JP20691596A JPH1049176A (ja) 1996-08-06 1996-08-06 車両用音響装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1049176A true JPH1049176A (ja) 1998-02-20

Family

ID=16531192

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20691596A Pending JPH1049176A (ja) 1996-08-06 1996-08-06 車両用音響装置

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JP (1) JPH1049176A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104442622A (zh) * 2013-09-25 2015-03-25 现代自动车株式会社 用于车辆的声音控制系统和方法

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