JPH1049121A - グラデーション画像生成装置 - Google Patents

グラデーション画像生成装置

Info

Publication number
JPH1049121A
JPH1049121A JP8200072A JP20007296A JPH1049121A JP H1049121 A JPH1049121 A JP H1049121A JP 8200072 A JP8200072 A JP 8200072A JP 20007296 A JP20007296 A JP 20007296A JP H1049121 A JPH1049121 A JP H1049121A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
color
coordinate
gradation
dark
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8200072A
Other languages
English (en)
Inventor
Takaya Nonomura
享也 野々村
Motoaki Asao
元明 浅尾
Osamu Ikata
収 出形
Yutaka Uehara
豊 上原
Kiyoshi Matsumoto
喜代司 松本
Hiroyuki Miyake
宏幸 三宅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP8200072A priority Critical patent/JPH1049121A/ja
Publication of JPH1049121A publication Critical patent/JPH1049121A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、画像データを格納するための記
憶装置の容量の節約が図れるグラデーション画像生成装
置を提供することを目的とする。 【解決手段】 グラデーション領域内であってX座標が
グラデーション開始X座標から折り返しX座標までの間
の領域内の各画素に対しては、グラデーション開始色お
よびX方向差分カラーに基づいて、X方向所定単位ごと
に、色調がX方向差分カラーずつ明暗いずれか一方の明
暗方向に変化するように、グラデーションデータを生成
する手段、ならびにグラデーション領域内であってX座
標が折り返しX座標からグラデーション終了X座標まで
の間の領域内の各画素に対しては、グラデーション開始
色およびX方向差分カラーに基づいて、X方向所定単位
ごとに、色調が上記X方向差分カラーずつ明暗いずれか
他方の明暗方向に変化するように、グラデーションデー
タを生成する手段を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、グラデーション
画像生成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機として、液晶表示器等の表示
器を備え、当たり情報等に応じた画像が表示器に表示さ
れる機種がある。このような表示システムにおいては、
背景画像(パターングラフィック画像)と、キャラクタ
画像(スプライト画像)とが表示される。
【0003】図18は、パチンコ機の表示システムのう
ち、背景画像を表示させるのに必要な部分(以下、背景
画像表示システムということにする)の従来の構成を示
している。
【0004】背景画像表示システムは、CPU1、タイ
ミング信号発生部2、CG−ROM3、画面データメモ
リ4を有するパターングラフィック画像発生部5、ルッ
クアップテーブル6、D/A変換器7および表示装置8
を備えている。
【0005】CPU1は、所定のパターングラフィック
画像を出力するための制御信号および制御データを出力
する。タイミング信号発生部2は、CPU1から得られ
た表示パラメータにしたがって、画像信号に同期したタ
イミング信号を出力する。このタイミング信号は、パタ
ーングラフィック画像発生部5、D/A変換器7および
表示装置8に供給される。
【0006】CG−ROM3内には、図19に示すよう
に、複数のパターングラフィック画像情報P0〜Pnが
格納されている。各パターングラフィック画像情報P0
〜Pnは、図20にE0〜Emで示すように、表示画面
の大きさの所定数分の1の大きさの画像を生成するため
の情報である。したがって、複数のパターングラフィッ
ク画像情報によって、1画面分のパターングラフィック
画像が生成される。
【0007】各パターングラフィック画像情報P0〜P
nは、所要数の絵素情報(カラーコード)C0 〜Ci か
らなる。なお、図19の各絵素情報C0 〜Ci は、括弧
内のR、G、B信号に対応している。
【0008】パターングラフィック画像発生部5の画面
データメモリ4には、図20に示すように、CPU1か
ら送られてくるパターングラフィック制御データ、つま
り、画面領域E0〜Emにそれぞれ表示すべきパターン
グラフィックの情報が格納されているCG−ROM3の
アドレス(読み出しアドレス)が格納される。
【0009】パターングラフィック画像発生部5は、画
面データメモリ4に格納された制御データに基づいて、
パターングラフィック画像情報(絵素情報)を、CG−
ROM3から取り込む。パターングラフィック画像発生
部5によって取り込まれた各パターングラフィック画像
情報はカラーバス(COLOR BUS)を介して、ルックアップ
テーブル6に送られる。
【0010】ルックアップテーブル6は、送られてきた
情報(絵素情報:カラーコード)を、対応する映像信号
(RGBデータ)に変換する。ルックアップテーブル6
によって得られたRGBデータは、D/A変換器7を介
して表示装置8に送られる。表示装置8は、D/A変換
器7から送られてきたRGBデータと、タイミング信号
発生部2からのタイミング信号に基づいて、パターング
ラフィック画像を表示する。
【0011】ところで、このような背景画像表示システ
ムにおいて、グラデーション画像を背景画像として採用
することによって、背景画像の立体感、質感を向上させ
ることが考えられる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかながら、従来の背
景画像表示装置において、図21に示すようなグラデー
ション表示を行なうためには、色調が変化する領域e1
〜epごとに異なるパターングラフィックデータを用意
する必要があった。
【0013】したがって、広範囲にきめ細かいグラデー
ション表示を行なうためには、多量のパターングラフィ
ックデータを用意しておかなければならず、パターング
ラフィックデータを格納しておくCG−ROMの容量が
増大してしまうという問題がある。
【0014】この発明は、グラデーション画像における
色調が変化する単位幅ごとの画像データを記憶しておく
ことなく、グラデーション表示を行うことができ、画像
データを格納するための記憶装置の容量の節約が図れる
グラデーション画像生成装置を提供することを目的とす
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明による第1のグ
ラデーション画像生成装置は、グラデーション開始色、
X方向差分カラーおよび折り返しX座標を設定する手
段、グラデーション領域内であってX座標がグラデーシ
ョン開始X座標から折り返しX座標までの間の領域内の
各画素に対しては、上記グラデーション開始色および上
記X方向差分カラーに基づいて、X方向所定単位ごと
に、色調が上記X方向差分カラーずつ明暗いずれか一方
の第1の明暗方向に変化するように、グラデーションデ
ータを生成する手段、ならびにグラデーション領域内で
あってX座標が折り返しX座標からグラデーション終了
X座標までの間の領域内の各画素に対しては、上記グラ
デーション開始色および上記X方向差分カラーに基づい
て、X方向所定単位ごとに、色調が上記X方向差分カラ
ーずつ上記第1の明暗方向と反対の第2の明暗方向に変
化するように、グラデーションデータを生成する手段を
備えているものである。
【0016】この発明による第1のグラデーション画像
生成装置によれば、たとえば、図3(e)に示すよう
に、X方向に向かって色調が徐々に変化するグラデーシ
ョン画像であって、折り返しX座標(GRCNX)を境
として色調変化の明暗方向が逆になるようなグラデーシ
ョン画像が得られる。
【0017】この発明による第2のグラデーション画像
生成装置は、グラデーション開始色、Y方向差分カラー
および折り返しY座標を設定する手段、グラデーション
領域内であってY座標がグラデーション開始Y座標から
折り返しY座標までの間の領域内の各画素に対しては、
上記グラデーション開始色および上記Y方向差分カラー
に基づいて、Y方向所定単位ごとに、色調が上記Y方向
差分カラーずつ明暗いずれか一方の第1の明暗方向に変
化するように、グラデーションデータを生成する手段、
ならびにグラデーション領域内であってY座標が折り返
しY座標からグラデーション終了Y座標までの間の領域
内の各画素に対しては、上記グラデーション開始色およ
び上記Y方向差分カラーに基づいて、Y方向所定単位ご
とに、色調が上記Y方向差分カラーずつ上記第1の明暗
方向と反対の第2の明暗方向に変化するように、グラデ
ーションデータを生成する手段を備えているものであ
る。
【0018】この発明による第2のグラデーション画像
生成装置によれば、たとえば、図3(d)に示すよう
に、Y方向に向かって色調が徐々に変化するグラデーシ
ョン画像であって、折り返しY座標(GRCNY)を境
として色調変化の明暗方向が逆になるようなグラデーシ
ョン画像が得られる。
【0019】この発明による第3のグラデーション画像
生成装置は、グラデーション開始色、X方向差分カラ
ー、Y方向差分カラー、折り返しX座標および折り返し
Y座標を設定する手段、グラデーション領域内であって
かつX座標が折り返しX座標以下でかつY座標が折り返
しY座標以下の第1領域の各画素に対しては、上記グラ
デーション開始色、上記X方向差分カラーおよび上記Y
方向差分カラーに基づいて、X方向所定単位ごとに色調
が上記X方向差分カラーずつ明暗いずれか一方の第1明
暗方向に変化するようにかつY方向所定単位ごとに色調
が上記Y方向差分カラーずつ明暗いずれか一方の第3明
暗方向に変化するように、グラデーションデータを生成
する手段、グラデーション領域内であってかつX座標が
折り返しX座標より大きくかつY座標が折り返しY座標
以下の第2領域の各画素に対しては、上記第1領域の折
り返しX座標に対して生成されたグラデーションデー
タ、上記X方向差分カラーおよび上記Y方向差分カラー
に基づいて、X方向所定単位ごとに色調が上記X方向差
分カラーずつ上記第1明暗方向と反対の第2明暗方向に
変化するようにかつY方向所定単位ごとに色調が上記Y
方向差分カラーずつ上記第3明暗方向と同じ明暗方向に
変化するように、グラデーションデータを生成する手
段、グラデーション領域内であってかつX座標が折り返
しX座標以下でかつY座標が折り返しY座標より大きな
第3領域の各画素に対しては、上記第1領域の折り返し
Y座標に対して生成されたグラデーションデータ、上記
X方向差分カラーおよびY方向差分カラーに基づいて、
X方向所定単位ごとに色調が上記X方向差分カラーずつ
上記第1明暗方向と同じ明暗方向に変化するようにかつ
Y方向所定単位ごとに色調が上記Y方向差分カラーずつ
上記第3明暗方向と反対の第4明暗方向に変化するよう
に、グラデーションデータを生成する手段、ならびにグ
ラデーション領域内であってかつX座標が折り返しX座
標より大きくかつY座標が折り返しY座標より大きな第
4領域の各画素に対しては、上記第3領域の折り返しX
座標に対し生成されたグラデーションデータ、上記X方
向差分カラーおよび上記Y方向差分カラーに基づいて、
X方向所定単位ごとに色調が上記X方向差分カラーずつ
第1明暗方向と反対の第2明暗方向に変化するようにか
つY方向所定単位ごとに色調が上記Y方向差分カラーず
つ上記第3明暗方向と反対の第4明暗方向に変化するよ
うに、グラデーションデータを生成する手段を備えてい
るものである。
【0020】この発明による第3のグラデーション画像
生成装置によれば、たとえば、図3(f)に示すよう
に、X方向およびY方向に向かって色調が徐々に変化す
るグラデーション画像であって、折り返しY座標(GR
CNY)を境としてY方向の色調変化の明暗方向が逆に
なり、折り返しX座標(GRCNX)を境としてX方向
の色調変化の明暗方向が逆になるようなグラデーション
画像が得られる。
【0021】この発明による第4のグラデーション画像
生成装置は、グラデーション開始色、X方向差分カラ
ー、Y方向差分カラーおよび折り返しX座標を設定する
手段、グラデーション領域内であってかつX座標が折り
返しX座標以下の第1領域の各画素に対しては、上記グ
ラデーション開始色、上記X方向差分カラーおよび上記
Y方向差分カラーに基づいて、X方向所定単位ごとに色
調が上記X方向差分カラーずつ明暗いずれか一方の第1
明暗方向に変化するようにかつY方向所定単位ごとに色
調が上記Y方向差分カラーずつ明暗いずれか一方の第3
明暗方向に変化するように、グラデーションデータを生
成する手段、ならびにグラデーション領域内であってか
つX座標が折り返しX座標より大きな第2領域の各画素
に対しては、上記第1領域の折り返しX座標に対して生
成されたグラデーションデータ、上記X方向差分カラー
および上記Y方向差分カラーに基づいて、X方向所定単
位ごとに色調が上記X方向差分カラーずつ上記第1明暗
方向と反対の第2明暗方向に変化するようにかつY方向
所定単位ごとに色調が上記Y方向差分カラーずつ上記第
3明暗方向と同じ明暗方向に変化するように、グラデー
ションデータを生成する手段を備えているものである。
【0022】この発明による第4のグラデーション画像
生成装置によれば、たとえば、図3(h)に示すよう
に、X方向およびY方向に向かって色調が徐々に変化す
るグラデーション画像であって、折り返しX座標(GR
CNX)を境としてX方向の色調変化の明暗方向が逆に
なるようなグラデーション画像が得られる。
【0023】この発明による第5のグラデーション画像
生成装置は、グラデーション開始色、X方向差分カラ
ー、Y方向差分カラーおよび折り返しY座標を設定する
手段、グラデーション領域内であってかつY座標が折り
返しY座標以下の第1領域の各画素に対しては、上記グ
ラデーション開始色、上記X方向差分カラーおよび上記
Y方向差分カラーに基づいて、X方向所定単位ごとに色
調が上記X方向差分カラーずつ明暗いずれか一方の第1
明暗方向に変化するようにかつY方向所定単位ごとに色
調が上記Y方向差分カラーずつ明暗いずれか一方の第2
明暗方向に変化するように、グラデーションデータを生
成する手段、ならびにグラデーション領域内であってか
つY座標が折り返しY座標より大きな第2領域の各画素
に対しては、上記第1領域の折り返しY座標に対して生
成されたグラデーションデータ、上記X方向差分カラー
および上記Y方向差分カラーに基づいて、X方向所定単
位ごとに色調が上記X方向差分カラーずつ上記第1明暗
方向と同じ明暗方向に変化するようにかつY方向所定単
位ごとに色調が上記Y方向差分カラーずつ上記第2明暗
方向と反対の第3明暗方向に変化するように、グラデー
ションデータを生成する手段を備えているものである。
【0024】この発明による第5のグラデーション画像
生成装置によれば、たとえば、図3(g)に示すよう
に、X方向およびY方向に向かって色調が徐々に変化す
るグラデーション画像であって、折り返しY座標(GR
CNY)を境としてY方向の色調変化の明暗方向が逆に
なるようなグラデーション画像が得られる。
【0025】この発明による第6のグラデーション画像
生成装置は、グラデーション領域の左上端点からグラデ
ーション領域内の任意の点を結ぶ第1直線に関するデー
タ、上記任意の点からグラデーション領域の左下端点を
結ぶ第2直線に関するデータ、グラデーション領域の右
上端点から上記任意の点を結ぶ第3直線に関するデー
タ、上記任意の点からグラデーション領域の右下端点を
結ぶ第4直線に関するデータ、上記任意の点のY座標
値、グラデーション開始色、第1X方向差分カラーおよ
び第2X方向差分カラーを設定する手段、グラデーショ
ン領域内であって、Y座標が上記任意の点のY座標値以
下でかつX座標が上記第1直線のX座標以下の領域内の
各水平ライン上の画素に対しては、上記グラデーション
開始色および上記第1X方向差分カラーに基づいて、X
方向所定単位ごとに色調が上記X方向差分カラーずつ明
暗いずれか一方の第1明暗方向に変化するようにグラデ
ーションデータを生成する手段、グラデーション領域内
であって、Y座標が上記任意の点のY座標値以下で、X
座標が上記第1直線のX座標より大きくかつ上記第3直
線のX座標以下である領域内の各水平ライン上の画素に
対しては、その水平ラインの上記第1直線上の位置に対
して生成されたグラデーションデータと同じデータをグ
ラデーションデータとして生成する手段、グラデーショ
ン領域内であって、Y座標が上記任意の点のY座標値以
下でかつX座標が上記第3直線のX座標より大きい領域
内の各水平ライン上の画素に対しては、その水平ライン
の上記第3直線上の位置に対して生成されたグラデーシ
ョンデータおよび上記第2X方向差分カラーに基づい
て、X方向所定単位ごとに色調が上記第2X方向差分カ
ラーずつ上記第1明暗方向と反対の第2明暗方向に変化
するようにグラデーションデータを生成する手段、グラ
デーション領域内であって、Y座標が上記任意の点のY
座標値より大きくかつX座標が上記第2直線のX座標以
下の領域内の各水平ライン上の画素に対しては、上記グ
ラデーション開始色および上記第1X方向差分カラーに
基づいて、X方向所定単位ごとに色調が上記X方向差分
カラーずつ上記第1明暗方向と同じ明暗方向に変化する
ようにグラデーションデータを生成する手段、グラデー
ション領域内であって、Y座標が上記任意の点のY座標
値より大きく、X座標が上記第2直線のX座標より大き
くかつ上記第4直線のX座標以下である領域内の各水平
ライン上の画素に対しては、その水平ラインの上記第2
直線上の位置に対して生成されたグラデーションデータ
と同じデータをグラデーションデータとして生成する手
段、ならびにグラデーション領域内であって、Y座標が
上記任意の点のY座標値より大きくかつX座標が上記第
4直線のX座標より大きい領域内の各水平ライン上の画
素に対しては、その水平ラインの上記第4直線上の位置
に対して生成されたグラデーションデータおよび上記第
2X方向差分カラーに基づいて、X方向所定単位ごとに
色調が上記第2X方向差分カラーずつ上記第1明暗方向
と反対の第2明暗方向に変化するようにグラデーション
データを生成する手段を備えているものである。
【0026】この発明による第6のグラデーション画像
生成装置によれば、たとえば、図4に(a)、(b)に
示すように、四角錐を上から見たような図形であり、頂
点から外側に向かって色調が徐々に変化するようなグラ
デーション画像が得られる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態について説明する。
【0028】〔1〕 背景画像表示システムの全体的な
構成および全体的な動作についての説明
【0029】図1は、背景画像表示システムの構成を示
している。図1において、図18と同じものには、同じ
符号を付してその説明を省略する。
【0030】この背景画像表示システムでは、図18の
パターングラフィック表示装置に比べて、グラデーショ
ンメモリ12を有するグラデーション発生部11、ボー
ダ色発生部13および選択回路14が追加されている。
【0031】図2は、表示装置8の画面のレイヤを示し
ている。
【0032】通常のパターングラフィック表示は、複数
のパターングラフィックデータが表示されるパターング
ラフィック面33と、その下に配置されるボーダ面31
とで構成される。ボーダ面とは、画像データが何も表示
されない面であり、基本的には黒またはその他の単一色
の色(ボーダ色)を有している。この実施の態様では、
ボーダ面31とパターングラフィック面33との間に、
グラデーションデータが表示されるグラデーション面3
2が設けられている。
【0033】図1の背景画像表示システムの動作につい
て説明する。
【0034】まず、CPU1から目的の画面を出力する
ための制御信号および制御データが出力される。制御デ
ータは、画面データメモリ4に格納される。
【0035】パターングラフィック画像発生部5は、画
面データメモリ4に格納された制御データに基づいて、
パターングラフィック画像情報(絵素情報)を、CG−
ROM3から取り出し、必要な処理を施した上で、カラ
ーバス(COLOR BUS)上に出力する。
【0036】カラーバス(COLOR BUS)上に出力されたパ
ターングラフィック画像情報は、ルックアップテーブル
6に送られ、RGBデータに変換される。このパターン
グラフィックのためのRGBデータ(以下、パターング
ラフィックデータという)は、選択回路14に送られ
る。
【0037】ボーダ色発生部13には、CPU1によっ
て設定されたボーダ色のRGBデータが格納されてお
り、このボーダ色を表すRGBデータ(以下、ボーダ色
データという)は選択回路14に送られている。
【0038】グラデーション発生部11には、CPU1
によって、グラデーションモードおよびグラデーション
制御データが設定される。グラデーション発生部11で
は、CPU1によって設定されたグラデーションモード
およびグラデーション制御データに基づいて、各ドット
位置ごとのRGBデータが生成される。生成された各ド
ット位置ごとのRGBデータは、グラデーションデータ
として、グラデーションメモリ12に格納される。そし
て、グラデーション発生部11に入力されるタイミング
信号にしたがって、表示位置に対応するグラデーション
データが順次、選択回路14に送られる。
【0039】CPU1によって設定されるグラデーショ
ンモードおよびグラデーション制御データならびにグラ
デーション発生部11によって行なわれるグラデーショ
ンデータ生成処理の詳細については、後述する。
【0040】選択回路14では、パターングラフィック
データ、グラデーションデータ、ボーダ色データに対し
て、定められた所定の優先順位にしたがって入力データ
を選択して出力する。優先順位は、この例では、パター
ングラフィックデータが最も高く、グラデーションデー
タがその次に高く、ボーダ色データが最も低く設定され
ている。
【0041】したがって、パターングラフィックデータ
が入力されていれば、パターングラフィックデータが選
択される。パターングラフィックデータが入力されてお
らず、グラデーションデータが入力されていれば、グラ
デーションデータが選択される。パターングラフィック
データおよびグラデーションデータが入力されていなけ
れば、ボーダ色データが選択される。
【0042】選択回路14から出力されたデータは、D
/A変換器7を介して表示装置8に送られる。
【0043】〔2〕 グラデーション画像の生成方法に
ついての説明
【0044】グラデーションモードには、第1モードと
第2モードとがある。第1モードでは、図3に(a)〜
(h)に示すようなグラデーション画像を生成すること
ができる。図3(a)は、Y方向に向かって色調が徐々
に変化するグラデーション画像である。図3(b)は、
X方向に向かって色調が徐々に変化するグラデーション
画像である。図3(c)は、左上の頂点を開始点とし
て、X方向およびY方向に向かって色調が徐々に変化す
るグラデーション画像である。
【0045】図3(d)は、Y方向に向かって色調が徐
々に変化するグラデーション画像であって、高さ中央位
置(Y方向折り返し位置)を境として色調変化の明暗方
向が逆になるようなグラデーション画像である。
【0046】図3(e)は、X方向に向かって色調が徐
々に変化するグラデーション画像であって、幅中央位置
(X方向折り返し位置)を境として色調変化の明暗方向
が逆になるようなグラデーション画像である。
【0047】図3(f)は、X方向およびY方向に向か
って色調が徐々に変化するグラデーション画像であっ
て、高さ中央位置(Y方向折り返し位置)を境としてY
方向の色調変化の明暗方向が逆になり、幅中央位置(X
方向折り返し位置)を境としてX方向の色調変化の明暗
方向が逆になるようなグラデーション画像である。
【0048】図3(g)は、X方向およびY方向に向か
って色調が徐々に変化するグラデーション画像であっ
て、高さ中央位置(Y方向折り返し位置)を境としてY
方向の色調変化の明暗方向が逆になるようなグラデーシ
ョン画像である。
【0049】図3(h)は、X方向およびY方向に向か
って色調が徐々に変化するグラデーション画像であっ
て、幅中央位置(X方向折り返し位置)を境としてX方
向の色調変化の明暗方向が逆になるようなグラデーショ
ン画像である。
【0050】第2モードでは、図4に(a)、(b)に
示すようなグラデーション画像を生成することができ
る。図4(a)は、四角錐を上から見たような図形であ
り、頂点から外側に向かって色調が徐々に暗くなるよう
なグラデーション画像である。図4(b)は、四角錐を
上から見たような図形であり、頂点から外側に向かって
色調が徐々に明るくなるようなグラデーション画像であ
る。
【0051】〔2−1〕第1モードによるグラデーショ
ン画像の生成方法についての説明 図5を参照して、第1モードにおいて設定が有効となる
グラデーション制御データについて説明する。第1モー
ドでは、次のようなグラデーション制御データの設定が
有効となる。
【0052】(1)初期カラーを表すRGBデータ:G
RSC (2)グラデーション開始位置を表すデータ(X方向開
始位置GRSTXとY方向開始位置GRSTY) (3)グラデーション終了位置を表すデータ(X方向終
了位置GREDXとY方向終了位置GREDY) (4)X方向差分カラーを表すRGBデータ:GRDX
C (5)Y方向差分カラーを表すRGBデータ:GRDY
C (6)X方向折り返し位置を表すデータ:GRCNX (7)Y方向折り返し位置を表すデータ:GRCNY
【0053】上記(1)〜(7)のグラデーション制御
データのうち、(1)の制御データは必ず設定される。
(2)、(3)の制御データは、グラデーションを表示
する領域を可変とする場合には設定する必要がある。言
い換えれば、グラデーションを表示する領域が常に同じ
である場合には、設定する必要はない。上記(4)のX
方向差分カラーを表すRGBデータ(GRDXC)は、
X方向に色調を変換させる場合に設定される。上記
(5)のY方向差分カラーを表すRGBデータ(GRD
YC)は、Y方向に色調を変換させる場合に設定され
る。したがって、X方向およびY方向に色調を変化させ
る場合には、上記(4)および(5)の両方のデータが
設定される。
【0054】上記(6)のX方向折り返し位置を表すデ
ータ(GRCNX)は、X方向の色調変化の明暗方向を
途中で逆転させる場合に設定される。上記(7)のY方
向折り返し位置を表すデータ(GRCNY)は、Y方向
の色調変化の明暗方向を途中で逆転させる場合に設定さ
れる。
【0055】〔2−1−1〕 図3(a)に示すような
グラデーション画像を生成する場合の説明
【0056】図3(a)は、Y方向に向かって色調が徐
々に変化するグラデーション画像である。図6は、図3
(a)に示すようなグラデーション画像を生成する場合
の、グラデーションデータ生成処理手順を示している。
【0057】まず、CPU1による初期設定が行なわれ
る(ステップ1)。この場合には、初期設定において、
初期カラーGRSC、X方向開始位置GRSTX、Y方
向開始位置GRSTY、X方向終了位置GREDX、Y
方向終了位置GREDYおよびY方向差分カラーGRD
YCが設定される。
【0058】CPU1による初期設定が終了すると、グ
ラデーション発生部11によるグラデーションデータ生
成処理が行なわれる。まず、ライン番号Nが1に設定さ
れるとともに、描画色GRCが初期カラーGRSCに設
定される(ステップ2)。そして、ライン番号Nで表さ
れる第1水平ラインの各ドットに対して、設定された描
画色GRCを表すRGBデータがグラデーションデータ
として生成される(ステップ3)。なお、各水平ライン
の開始位置および終了位置は、X方向開始位置GRST
XおよびX方向終了位置GREDXによって規定され
る。
【0059】次に、ライン番号Nが1だけインクリメン
トされることにより、ライン番号Nが更新される。ま
た、現在設定されている描画色GRCにY方向差分カラ
ーGRDYCが加算されることにより、描画色GRCが
更新される(ステップ4)。
【0060】そして、更新されたライン番号Nに対応す
る水平ラインの各ドットに対して、更新された描画色G
RCを表すRGBデータがグラデーションデータとして
生成される(ステップ5)。
【0061】次に、ライン番号Nが、Y方向終了位置G
REDYに達したか否かが判別される(ステップ6)。
ライン番号Nが、Y方向終了位置GREDYに達してい
ない場合(N<GREDY)である場合には、ステップ
4に戻り、ステップ4および5の処理が再度実行され
る。つまり、ライン番号Nが、Y方向終了位置GRED
Yに達するまでは、ステップ4および5の処理が繰り返
し実行される。
【0062】ライン番号Nが、Y方向終了位置GRED
Yに達すると(ステップ6でYES)、今回のグラデー
ションデータ生成処理は終了する。
【0063】〔2−1−2〕 図3(b)に示すような
グラデーション画像を生成する場合の説明
【0064】図3(b)は、X方向に向かって色調が徐
々に変化するグラデーション画像である。
【0065】図7は、図3(b)に示すようなグラデー
ション画像を生成する場合の、グラデーションデータ生
成処理手順を示している。
【0066】まず、CPU1による初期設定が行なわれ
る(ステップ11)。この場合には、初期設定におい
て、初期カラーGRSC、X方向開始位置GRSTX、
Y方向開始位置GRSTY、X方向終了位置GRED
X、Y方向終了位置GREDYおよびX方向差分カラー
GRDXCが設定される。
【0067】CPU1による初期設定が終了すると、グ
ラデーション発生部11によるグラデーションデータ生
成処理が行なわれる。まず、ライン番号Nが1に設定さ
れ、ドット番号Mが1に設定され、描画色GRCが初期
カラーGRSCに設定される(ステップ12)。そし
て、ライン番号Nおよびドット番号Mで指定されるドッ
トに対して、設定された描画色GRCを表すRGBデー
タがグラデーションデータとして生成される(ステップ
13)。
【0068】次に、ドット番号Mが1だけインクリメン
トされることにより、ドット番号Mが更新される。ま
た、現在設定されている描画色GRCにX方向差分カラ
ーGRDXCが加算されることにより、描画色GRCが
更新される(ステップ14)。
【0069】そして、ライン番号Nおよび更新されたド
ット番号Mで指定されるドットに対して、更新された描
画色GRCを表すRGBデータがグラデーションデータ
として生成される(ステップ15)。
【0070】次に、ドット番号Mが、X方向終了位置G
REDXに達したか否かが判別される(ステップ1
6)。ドット番号Mが、X方向終了位置GREDXに達
していない場合には(M<GREDX)、ステップ14
に戻り、ステップ14および15の処理が再度実行され
る。つまり、ドット番号Mが、X方向終了位置GRED
Xに達するまでは、ステップ14および15の処理が繰
り返し実行される。
【0071】ドット番号Mが、X方向終了位置GRED
Xに達すると(ステップ16でYES)、ライン番号N
が1だけインクリメントされることにより、ライン番号
Nが更新される(ステップ17)。
【0072】次に、更新されたライン番号NがY方向終
了位置GREDYに達したか否かが判別される(ステッ
プ18)。更新されたライン番号NがY方向終了位置G
REDYに達していなければ(N<GREDY)、ドッ
ト番号Mが1に設定されるとともに描画カラーGRCが
初期カラーGRSCに設定される(ステップ19)。
【0073】この後、ステップ13に戻り、ステップ1
3以降の処理が行なわれる。つまり、次の水平ラインの
各ドットに対して、同様な処理が行なわれる。
【0074】このようにして、全ての水平ラインに対す
る処理が終了すると、ステップ18においてYESとな
り、今回のグラデーションデータ生成処理は終了する。
【0075】〔2−1−3〕 図3(c)に示すような
グラデーション画像を生成する場合の説明
【0076】図3(c)は、X方向およびY方向に向か
って色調が徐々に変化するグラデーション画像である。
【0077】図8は、図3(c)に示すようなグラデー
ション画像を生成する場合の、グラデーションデータ生
成処理手順を示している。
【0078】まず、CPU1による初期設定が行なわれ
る(ステップ21)。この場合には、初期設定におい
て、初期カラーGRSC、X方向開始位置GRSTX、
Y方向開始位置GRSTY、X方向終了位置GRED
X、Y方向終了位置GREDY、X方向差分カラーGR
DXCおよびY方向差分カラーGRDYCが設定され
る。
【0079】CPU1による初期設定が終了すると、グ
ラデーション発生部11によるグラデーションデータ生
成処理が行なわれる。まず、ライン番号Nが1に設定さ
れ、ドット番号Mが1に設定され、描画色GRCが初期
カラーGRSCに設定され、設定された描画色がグラデ
ーション発生部11に設けられたスタート色レジスタ
(図示略)にX方向開始カラーXSTCとして格納され
る(ステップ22)。
【0080】そして、ライン番号Nおよびドット番号M
で指定されるドットに対して、設定された描画色GRC
を表すRGBデータがグラデーションデータとして生成
される(ステップ23)。
【0081】次に、ドット番号Mが1だけインクリメン
トされることにより、ドット番号Mが更新される。ま
た、現在設定されている描画色GRCにX方向差分カラ
ーGRDXCが加算されることにより、描画色GRCが
更新される(ステップ24)。
【0082】そして、ライン番号Nおよび更新されたド
ット番号Mで指定されるドットに対して、更新された描
画色GRCを表すRGBデータがグラデーションデータ
として生成される(ステップ25)。
【0083】次に、ドット番号Mが、X方向終了位置G
REDXに達したか否かが判別される(ステップ2
6)。ドット番号Mが、X方向終了位置GREDXに達
していない場合には(M<GREDX)、ステップ24
に戻り、ステップ24および25の処理が再度実行され
る。つまり、ドット番号Mが、X方向終了位置GRED
Xに達するまでは、ステップ24および25の処理が繰
り返し実行される。
【0084】ドット番号Mが、X方向終了位置GRED
Xに達すると(ステップ26でYES)、ライン番号N
が1だけインクリメントされることにより、ライン番号
Nが更新される(ステップ27)。
【0085】次に、更新されたライン番号NがY方向終
了位置GREDYに達したか否かが判別される(ステッ
プ28)。更新されたライン番号NがY方向終了位置G
REDYに達していなければ(N<GREDY)、ステ
ップ29に進む。
【0086】ステップ29では、ドット番号Mが1に設
定される。また、描画カラーGRCが、スタート色レジ
スタに格納されているX方向開始カラーXSTCにY方
向差分カラーGRDYCを加算した値に更新される。そ
して、更新された描画カラーGRCが、スタート色レジ
スタにX方向開始カラーXSTCとして格納される。
【0087】この後、ステップ23に戻り、ステップ2
3以降の処理が再度実行される。つまり、次の水平ライ
ンの各ドットに対して、同様な処理が行なわれる。
【0088】このようにして、全ての水平ラインに対す
る処理が終了すると、ステップ28においてYESとな
り、今回のグラデーションデータ生成処理は終了する。
【0089】〔2−1−4〕図3(d)に示すようなグ
ラデーション画像を生成する場合の説明
【0090】図3(d)は、Y方向に向かって色調が徐
々に変化するグラデーション画像であって、Y方向折り
返し位置GRCNYを境として色調変化の明暗方向が逆
になるようなグラデーション画像である。
【0091】図9は、図3(d)に示すようなグラデー
ション画像を生成する場合の、グラデーションデータ生
成処理手順を示している。
【0092】まず、CPU1による初期設定が行なわれ
る(ステップ31)。この場合には、初期設定におい
て、初期カラーGRSC、X方向開始位置GRSTX、
Y方向開始位置GRSTY、X方向終了位置GRED
X、Y方向終了位置GREDY、Y方向差分カラーGR
DYCおよびY方向折り返し位置GRCNYが設定され
る。
【0093】CPU1による初期設定が終了すると、グ
ラデーション発生部11によるグラデーションデータ生
成処理が行なわれる。まず、ライン番号Nが1に設定さ
れるとともに、描画色GRCが初期カラーGRSCに設
定される(ステップ32)。そして、ライン番号Nで表
される第1水平ラインの各ドットに対して、設定された
描画色GRCを表すRGBデータがグラデーションデー
タとして生成される(ステップ33)。なお、各水平ラ
インの開始位置および終了位置は、X方向開始位置GR
STXおよびX方向終了位置GREDXによって規定さ
れる。
【0094】次に、ライン番号Nが1だけインクリメン
トされることにより、ライン番号Nが更新される。ま
た、現在設定されている描画色GRCにY方向差分カラ
ーGRDYCが加算されることにより、描画色GRCが
更新される(ステップ34)。
【0095】そして、更新されたライン番号Nに対応す
る水平ラインの各ドットに対して、更新された描画色G
RCを表すRGBデータがグラデーションデータとして
生成される(ステップ35)。
【0096】次に、ライン番号Nが、Y方向折り返し位
置GRCNYに達したか否かが判別される(ステップ3
6)。ライン番号Nが、Y方向折り返し位置GRCNY
に達していない場合には(N<GRCNY)、ステップ
34に戻り、ステップ34および35の処理が再度実行
される。つまり、ライン番号Nが、Y方向折り返し位置
GRCNYに達するまでは、ステップ34および35の
処理が繰り返し実行される。
【0097】ライン番号Nが、Y方向折り返し位置GR
CNYに達すると(ステップ36でYES)、ライン番
号Nが1だけインクリメントされることにより、ライン
番号Nが更新される。また、現在設定されている描画色
GRCからY方向差分カラーGRDYCが減算されるこ
とにより、描画色GRCが更新される(ステップ3
7)。
【0098】そして、更新されたライン番号Nに対応す
る水平ラインの各ドットに対して、更新された描画色G
RCを表すRGBデータがグラデーションデータとして
生成される(ステップ38)。
【0099】次に、ライン番号Nが、Y方向終了位置G
REDYに達したか否かが判別される(ステップ3
9)。ライン番号Nが、Y方向終了位置GREDYに達
していない場合には(N<GREDY)、ステップ37
に戻り、ステップ37および38の処理が再度実行され
る。つまり、ライン番号Nが、Y方向終了位置GRED
Yに達するまでは、ステップ37および38の処理が繰
り返し実行される。
【0100】ライン番号Nが、Y方向終了位置GRED
Yに達すると(ステップ39でYES)、今回のグラデ
ーションデータ生成処理は終了する。
【0101】〔2−1−5〕 図3(e)に示すような
グラデーション画像を生成する場合の説明
【0102】図3(e)は、X方向に向かって色調が徐
々に変化するグラデーション画像であって、X方向折り
返し位置GRCNXを境として色調変化の明暗方向が逆
になるようなグラデーション画像である。
【0103】図10は、図3(e)に示すようなグラデ
ーション画像を生成する場合の、グラデーションデータ
生成処理手順を示している。
【0104】まず、CPU1による初期設定が行なわれ
る(ステップ41)。この場合には、初期設定におい
て、初期カラーGRSC、X方向開始位置GRSTX、
Y方向開始位置GRSTY、X方向終了位置GRED
X、Y方向終了位置GREDY、X方向差分カラーGR
DXCおよびX方向折り返し位置GRCNXが設定され
る。
【0105】CPU1による初期設定が終了すると、グ
ラデーション発生部11によるグラデーションデータ生
成処理が行なわれる。まず、ライン番号Nが1に設定さ
れ、ドット番号Mが1に設定され、描画色GRCが初期
カラーGRSCに設定される(ステップ42)。
【0106】そして、ライン番号Nおよびドット番号M
で指定されるドットに対して、設定された描画色GRC
を表すRGBデータがグラデーションデータとして生成
される(ステップ43)。
【0107】次に、ドット番号Mが1だけインクリメン
トされることにより、ドット番号Mが更新される。ま
た、現在設定されている描画色GRCにX方向差分カラ
ーGRDXCが加算されることにより、描画色GRCが
更新される(ステップ44)。
【0108】そして、ライン番号Nおよび更新されたド
ット番号Mで指定されるドットに対して、更新された描
画色GRCを表すRGBデータがグラデーションデータ
として生成される(ステップ45)。
【0109】次に、ドット番号Mが、X方向折り返し位
置GRCNXに達したか否かが判別される(ステップ4
6)。ドット番号Mが、X方向折り返し位置GRCNX
に達していない場合には(M<GRCNX)、ステップ
44に戻り、ステップ44および45の処理が再度実行
される。つまり、ドット番号Mが、X方向折り返し位置
GRCNXに達するまでは、ステップ44および45の
処理が繰り返し実行される。
【0110】ドット番号Mが、X方向折り返し位置GR
CNXに達した場合には(ステップ46でYES)、ド
ット番号Mが1だけインクリメントされることにより、
ドット番号Mが更新される。また、現在設定されている
描画色GRCからX方向差分カラーGRDXCが減算さ
れることにより、描画色GRCが更新される(ステップ
47)。
【0111】そして、ライン番号Nおよび更新されたド
ット番号Mで指定されるドットに対して、更新された描
画色GRCを表すRGBデータがグラデーションデータ
として生成される(ステップ48)。
【0112】次に、ドット番号Mが、X方向終了位置G
REDXに達したか否かが判別される(ステップ4
9)。ドット番号Mが、X方向終了位置GREDXに達
していない場合には(M<GREDX)、ステップ47
に戻り、ステップ47および48の処理が再度実行され
る。つまり、ドット番号Mが、X方向終了位置GRED
Xに達するまでは、ステップ47および48の処理が繰
り返し実行される。
【0113】ドット番号Mが、X方向終了位置GRED
Xに達すると(ステップ49でYES)、ライン番号N
が1だけインクリメントされることにより、ライン番号
Nが更新される(ステップ50)。
【0114】次に、更新されたライン番号NがY方向終
了位置GREDYに達したか否かが判別される(ステッ
プ51)。更新されたライン番号NがY方向終了位置G
REDYに達していなければ(N<GREDY)、ドッ
ト番号Mが1に設定されるとともに描画カラーGRCと
して、初期カラーGRSCが設定される(ステップ5
2)。
【0115】この後、ステップ43に戻り、ステップ4
3以降の処理が再度実行される。つまり、次の水平ライ
ンの各ドットに対して、同様な処理が行なわれる。
【0116】ライン番号NがY方向終了位置GREDY
に達するまでは、以上と同様な処理が繰り返し行なわれ
る。ライン番号NがY方向終了位置GREDYに達する
と、ステップ51でYESなり、今回のグラデーション
データ生成処理は終了する。
【0117】〔2−1−6〕 図3(f)に示すような
グラデーション画像を生成する場合の説明
【0118】図3(f)は、X方向およびY方向に向か
って色調が徐々に変化するグラデーション画像であっ
て、Y方向折り返し位置GRCNYを境としてY方向の
色調変化の明暗方向が逆になり、X方向折り返し位置G
RCNXを境としてX方向の色調変化の明暗方向が逆に
なるようなグラデーション画像である。
【0119】図11は、図3(f)に示すようなグラデ
ーション画像を生成する場合の、グラデーションデータ
生成処理手順を示している。
【0120】まず、CPU1による初期設定が行なわれ
る(ステップ61)。この場合には、初期設定におい
て、初期カラーGRSC、X方向開始位置GRSTX、
Y方向開始位置GRSTY、X方向終了位置GRED
X、Y方向終了位置GREDY、X方向差分カラーGR
DXC、Y方向差分カラーGRDYC、X方向折り返し
位置GRCNXおよびY方向折り返し位置GRCNYが
設定される。
【0121】CPU1による初期設定が終了すると、グ
ラデーション発生部11によるグラデーションデータ生
成処理が行なわれる。まず、ライン番号Nが1に設定さ
れ、ドット番号Mが1に設定され、描画色GRCが初期
カラーGRSCに設定され、設定された描画色がグラデ
ーション発生部11に設けられたスタート色レジスタ
(図示略)にX方向開始カラーXSTCとして格納され
る(ステップ62)。
【0122】そして、ライン番号Nおよびドット番号M
で指定されるドットに対して、設定された描画色GRC
を表すRGBデータがグラデーションデータとして生成
される(ステップ63)。
【0123】次に、ドット番号Mが1だけインクリメン
トされることにより、ドット番号Mが更新される。ま
た、現在設定されている描画色GRCにX方向差分カラ
ーGRDXCが加算されることにより、描画色GRCが
更新される(ステップ64)。
【0124】そして、ライン番号Nおよび更新されたド
ット番号Mで指定されるドットに対して、更新された描
画色GRCを表すRGBデータがグラデーションデータ
として生成される(ステップ65)。
【0125】次に、ドット番号Mが、X方向折り返し位
置GRCNXに達したか否かが判別される(ステップ6
6)。ドット番号Mが、X方向折り返し位置GRCNX
に達していない場合には(M<GRCNX)、ステップ
64に戻り、ステップ64および65の処理が再度実行
される。つまり、ドット番号Mが、X方向折り返し位置
GRCNXに達するまでは、ステップ64および65の
処理が繰り返し実行される。
【0126】ドット番号Nが、X方向折り返し位置GR
CNXに達した場合には(ステップ66でYES)、ド
ット番号Mが1だけインクリメントされることにより、
ドット番号Mが更新される。また、現在設定されている
描画色GRCからX方向差分カラーGRDXCが減算さ
れることにより、描画色GRCが更新される(ステップ
67)。
【0127】そして、ライン番号Nおよび更新されたド
ット番号Mで指定されるドットに対して、更新された描
画色GRCを表すRGBデータがグラデーションデータ
として生成される(ステップ68)。
【0128】次に、ドット番号Mが、X方向終了位置G
REDXに達したか否かが判別される(ステップ6
9)。ドット番号Mが、X方向終了位置GREDXに達
していない場合には(M<GREDX)、ステップ67
に戻り、ステップ67および68の処理が再度実行され
る。つまり、ドット番号Mが、X方向終了位置GRED
Xに達するまでは、ステップ67および68の処理が繰
り返し実行される。
【0129】ドット番号Mが、X方向終了位置GRED
Xに達すると(ステップ69でYES)、ライン番号N
が1だけインクリメントされることにより、ライン番号
Nが更新される(ステップ70)。
【0130】次に、更新されたライン番号NがY方向終
了位置GREDYに達したか否かが判別される(ステッ
プ71)。更新されたライン番号NがY方向終了位置G
REDYに達していなければ(N<GREDY)、更新
されたライン番号NがY方向折り返し位置GRCNYに
達したか否かが判別される(ステップ72)。更新され
たライン番号NがY方向折り返し位置GRCNYに達し
ていなければ(N<GRCNY)、ステップ73に進
む。
【0131】ステップ73では、ドット番号Mが1に設
定される。また、描画カラーGRCが、スタート色レジ
スタに格納されているX方向開始カラーXSTCにY方
向差分カラーGRDYCを加算した値に更新される。そ
して、更新された描画カラーGRCが、スタート色レジ
スタにX方向開始カラーXSTCとして格納される。
【0132】この後、ステップ63に戻り、ステップ6
3以降の処理が再度実行される。つまり、次の水平ライ
ンの各ドットに対して、同様な処理が行なわれる。
【0133】ライン番号NがY方向折り返し位置GRC
NYに達するまでは、以上と同様な処理が繰り返し行な
われる。ライン番号NがY方向折り返し位置GRCNY
に達すると、ステップ72でYESなり、ステップ74
に進む。1)。
【0134】ステップ74では、ドット番号Mが1に設
定される。また、描画カラーGRCが、スタート色レジ
スタに格納されているX方向開始カラーXSTCからY
方向差分カラーGRDYCを減算した値に更新される。
そして、更新された描画カラーGRCが、スタート色レ
ジスタにX方向開始カラーXSTCとして格納される。
【0135】この後、ステップ63に戻り、ステップ6
3以降の処理が再度実行される。つまり、次の水平ライ
ンの各ドットに対して、同様な処理が行なわれる。
【0136】ライン番号NがY方向終了位置GREDY
に達するまでは、以上と同様な処理が繰り返し行なわれ
る。ライン番号NがY方向終了位置GREDYに達する
と、ステップ71でYESなり、今回のグラデーション
データ生成処理は終了する。
【0137】〔2−1−7〕 図3(g)に示すような
グラデーション画像を生成する場合の説明
【0138】図3(g)は、X方向およびY方向に向か
って色調が徐々に変化するグラデーション画像であっ
て、Y方向折り返し位置GRCNYを境としてY方向の
色調変化の明暗方向が逆になるようなグラデーション画
像である。
【0139】図12は、図3(g)に示すようなグラデ
ーション画像を生成する場合の、グラデーションデータ
生成処理手順を示している。
【0140】まず、CPU1による初期設定が行なわれ
る(ステップ81)。この場合には、初期設定におい
て、初期カラーGRSC、X方向開始位置GRSTX、
Y方向開始位置GRSTY、X方向終了位置GRED
X、Y方向終了位置GREDY、X方向差分カラーGR
DXC、Y方向差分カラーGRDYCおよびY方向折り
返し位置GRCNYが設定される。
【0141】CPU1による初期設定が終了すると、グ
ラデーション発生部11によるグラデーションデータ生
成処理が行なわれる。まず、ライン番号Nが1に設定さ
れ、ドット番号Mが1に設定され、描画色GRCが初期
カラーGRSCに設定され、設定された描画色がグラデ
ーション発生部11に設けられたスタート色レジスタ
(図示略)にX方向開始カラーXSTCとして格納され
る(ステップ82)。
【0142】そして、ライン番号Nおよびドット番号M
で指定されるドットに対して、設定された描画色GRC
を表すRGBデータがグラデーションデータとして生成
される(ステップ83)。
【0143】次に、ドット番号Mが1だけインクリメン
トされることにより、ドット番号Mが更新される。ま
た、現在設定されている描画色GRCにX方向差分カラ
ーGRDXCが加算されることにより、描画色GRCが
更新される(ステップ84)。
【0144】そして、ライン番号Nおよび更新されたド
ット番号Mで指定されるドットに対して、更新された描
画色GRCを表すRGBデータがグラデーションデータ
として生成される(ステップ85)。
【0145】次に、ドット番号Mが、X方向終了位置G
REDXに達したか否かが判別される(ステップ8
6)。ドット番号Mが、X方向終了位置GREDXに達
していない場合には(M<GREDX)、ステップ84
に戻り、ステップ84および85の処理が再度実行され
る。つまり、ドット番号Mが、X方向終了位置GRED
Xに達するまでは、ステップ84および85の処理が繰
り返し実行される。
【0146】ドット番号Mが、X方向終了位置GRED
Xに達すると(ステップ86でYES)、ライン番号N
が1だけインクリメントされることにより、ライン番号
Nが更新される(ステップ87)。
【0147】次に、更新されたライン番号NがY方向終
了位置GREDYに達したか否かが判別される(ステッ
プ88)。更新されたライン番号NがY方向終了位置G
REDYに達していなければ(N<GREDY)、更新
されたライン番号NがY方向折り返し位置GRCNYに
達したか否かが判別される(ステップ89)。更新され
たライン番号NがY方向折り返し位置GRCNYに達し
ていなければ(N<GRCNY)、ステップ90に進
む。
【0148】ステップ90では、ドット番号Mが1に設
定される。また、描画カラーGRCが、スタート色レジ
スタに格納されているX方向開始カラーXSTCにY方
向差分カラーGRDYCを加算した値に更新される。そ
して、更新された描画カラーGRCが、スタート色レジ
スタにX方向開始カラーXSTCとして格納される。
【0149】この後、ステップ83に戻り、ステップ8
3以降の処理が再度実行される。つまり、次の水平ライ
ンの各ドットに対して、同様な処理が行なわれる。
【0150】ライン番号NがY方向折り返し位置GRC
NYに達するまでは、以上と同様な処理が繰り返し行な
われる。ライン番号NがY方向折り返し位置GRCNY
に達すると、ステップ89でYESなり、ステップ91
に進む。
【0151】ステップ91では、ドット番号Mが1に設
定される。また、描画カラーGRCが、スタート色レジ
スタに格納されているX方向開始カラーXSTCからY
方向差分カラーGRDYCを減算した値に更新される。
そして、更新された描画カラーGRCが、スタート色レ
ジスタにX方向開始カラーXSTCとして格納される。
【0152】この後、ステップ83に戻り、ステップ8
3以降の処理が再度実行される。つまり、次の水平ライ
ンの各ドットに対して、同様な処理が行なわれる。
【0153】ライン番号NがY方向終了位置GREDY
に達するまでは、以上と同様な処理が繰り返し行なわれ
る。ライン番号NがY方向終了位置GREDYに達する
と、ステップ88でYESなり、今回のグラデーション
データ生成処理は終了する。
【0154】〔2−1−8〕 図3(h)に示すような
グラデーション画像を生成する場合の説明
【0155】図3(h)は、X方向およびY方向に向か
って色調が徐々に変化するグラデーション画像であっ
て、X方向折り返し位置GRCNXを境としてX方向の
色調変化の明暗方向が逆になるようなグラデーション画
像である。
【0156】図13は、図3(h)に示すようなグラデ
ーション画像を生成する場合の、グラデーションデータ
生成処理手順を示している。
【0157】まず、CPU1による初期設定が行なわれ
る(ステップ101)。この場合には、初期設定におい
て、初期カラーGRSC、X方向開始位置GRSTX、
Y方向開始位置GRSTY、X方向終了位置GRED
X、Y方向終了位置GREDY、X方向差分カラーGR
DXC、Y方向差分カラーGRDYCおよびX方向折り
返し位置GRCNXが設定される。
【0158】CPU1による初期設定が終了すると、グ
ラデーション発生部11によるグラデーションデータ生
成処理が行なわれる。まず、ライン番号Nが1に設定さ
れ、ドット番号Mが1に設定され、描画色GRCが初期
カラーGRSCに設定され、設定された描画色がグラデ
ーション発生部11に設けられたスタート色レジスタ
(図示略)にX方向開始カラーXSTCとして格納され
る(ステップ102)。
【0159】そして、ライン番号Nおよびドット番号M
で指定されるドットに対して、設定された描画色GRC
を表すRGBデータがグラデーションデータとして生成
される(ステップ103)。
【0160】次に、ドット番号Mが1だけインクリメン
トされることにより、ドット番号Mが更新される。ま
た、現在設定されている描画色GRCにX方向差分カラ
ーGRDXCが加算されることにより、描画色GRCが
更新される(ステップ104)。
【0161】そして、ライン番号Nおよび更新されたド
ット番号Mで指定されるドットに対して、更新された描
画色GRCを表すRGBデータがグラデーションデータ
として生成される(ステップ105)。
【0162】次に、ドット番号Mが、X方向折り返し位
置GRCNXに達したか否かが判別される(ステップ1
06)。ドット番号Mが、X方向折り返し位置GRCN
Xに達していない場合には(M<GRCNX)、ステッ
プ104に戻り、ステップ104および105の処理が
再度実行される。つまり、ドット番号Mが、X方向折り
返し位置GRCNXに達するまでは、ステップ104お
よび105の処理が繰り返し実行される。
【0163】ドット番号Mが、X方向折り返し位置GR
CNXに達した場合には(ステップ106でYES)、
ドット番号Mが1だけインクリメントされることによ
り、ドット番号Mが更新される。また、現在設定されて
いる描画色GRCからX方向差分カラーGRDXCが減
算されることにより、描画色GRCが更新される(ステ
ップ107)。
【0164】そして、ライン番号Nおよび更新されたド
ット番号Mで指定されるドットに対して、更新された描
画色GRCを表すRGBデータがグラデーションデータ
として生成される(ステップ108)。
【0165】次に、ドット番号Mが、X方向終了位置G
REDXに達したか否かが判別される(ステップ10
9)。ドット番号Mが、X方向終了位置GREDXに達
していない場合には(M<GREDX)、ステップ10
7に戻り、ステップ107および108の処理が再度実
行される。つまり、ドット番号Mが、X方向終了位置G
REDXに達するまでは、ステップ107および108
の処理が繰り返し実行される。
【0166】ドット番号Mが、X方向終了位置GRED
Xに達すると(ステップ109でYES)、ライン番号
Nが1だけインクリメントされることにより、ライン番
号Nが更新される(ステップ110)。
【0167】次に、更新されたライン番号NがY方向終
了位置GREDYに達したか否かが判別される(ステッ
プ111)。更新されたライン番号NがY方向終了位置
GREDYに達していなければ(N<GREDY)、ス
テップ112に進む。
【0168】ステップ112では、ドット番号Mが1に
設定される。また、描画カラーGRCが、スタート色レ
ジスタに格納されているX方向開始カラーXSTCにY
方向差分カラーGRDYCを加算した値に更新される。
そして、更新された描画カラーGRCが、スタート色レ
ジスタにX方向開始カラーXSTCとして格納される。
【0169】この後、ステップ103に戻り、ステップ
103以降の処理が再度実行される。つまり、次の水平
ラインの各ドットに対して、同様な処理が行なわれる。
【0170】ライン番号NがY方向終了位置GREDY
に達するまでは、以上と同様な処理が繰り返し行なわれ
る。ライン番号NがY方向終了位置GREDYに達する
と、ステップ111でYESなり、今回のグラデーショ
ンデータ生成処理は終了する。
【0171】〔2−2〕第2モードによるグラデーショ
ン画像の生成方法についての説明
【0172】図14を参照して、第2モードにおいて設
定が有効となるグラデーション制御データについて説明
する。図14において、点Qとグラデーション領域の左
上端点とを結ぶ線L1および点Qとグラデーション領域
の左下端点とを結ぶ線L2上の点を、第1変化点と定義
する。また、点Qとグラデーション領域の右上端点とを
結ぶ線L3および点Qとグラデーション領域の右下端点
とを結ぶ線L4上の点を、第2変化点と定義する。
【0173】第2モードでは、次のようなグラデーショ
ン制御データの設定が有効となる。
【0174】(1)初期カラーを表すRGBデータ:G
RSC (2)グラデーション開始位置を表すデータ(X方向開
始位置GRSTXとY方向開始位置GRSTY) (3)グラデーション終了位置を表すデータ(X方向終
了位置GREDXとY方向終了位置GREDY) (4)第1X方向差分カラーを表すRGBデータ:GR
DXC1 (5)第2X方向差分カラーを表すRGBデータ:GR
DXC2 (7)Y方向折り返し位置を表すデータ:図14の点Q
のY座標値:GRCNY (8)第1変化点の前半部(図14の直線L1)の1水
平ラインごとの位置差分L1DX (9)第1変化点の後半部(図14の直線L2)の1水
平ラインごとの位置差分L2DX (10)第2変化点の前半部(図14の直線L3)の1
水平ラインごとの位置差分L3DX (11)第2変化点の後半部(図14の直線L4)の1
水平ラインごとの位置差分L4DX
【0175】〔2−2−1〕 図15に基づいて、第2
モードによるグラデーション画像生成方法の基本的な考
え方についての説明
【0176】図15に注目ラインとして示されている1
水平ラインに注目して、グラデーションデータ生成処理
の手順を説明する。
【0177】(1)描画位置が第1変化点(直線L1)
に到達するまでに期間Aにおいては、初期カラーGRS
Cを描画開始色とし、所定ドット単位ごとに第1X方向
差分カラーGRDXC1を加算していく。
【0178】(2)描画位置が第1変化点(直線L1)
に到達してから第2変化点(直線L2)に描画位置に到
達するまでの期間Bにおいては、第1X方向差分カラー
の加算を中止する。つまり、描画位置が第1変化点(直
線L1)上に対する描画色が保持される。
【0179】(3)描画位置が第2変化点(直線L2)
に到達した後の期間Cにおいては、所定ドット単位ごと
に、保持されていた描画色から第2X方向差分カラーG
RDXC2を減算していく。
【0180】なお、図14の点Qが、グラデーション領
域のX方向の中央に位置している場合には、第1X方向
差分カラーGRDXC1と、第2X方向差分カラーGR
DXC2とは、同じ値が設定される。
【0181】〔2−2−2〕 第2モードによるグラデ
ーションデータ生成処理手順の詳細な説明
【0182】図16及び図17は、第2モードによるグ
ラデーションデータ生成処理手順を示している。
【0183】まず、CPU1による初期設定が行なわれ
る(ステップ201)。初期設定においては、初期カラ
ーGRSC、X方向開始位置GRSTX、Y方向開始位
置GRSTY、X方向終了位置GREDX、Y方向終了
位置GREDY、第1X方向差分カラーGRDXC1、
第2X方向差分カラーGRDXC2、Y方向折り返し位
置GRCNY、第1変化点の前半部の1水平ラインごと
の位置差分L1DX、第1変化点の後半部の1水平ライ
ンごとの位置差分L2DX、第2変化点の前半部の1水
平ラインごとの位置差分L3DX、および第2変化点の
後半部の1水平ラインごとの位置差分L4DXが設定さ
れる。
【0184】また、第1変化点データX1として、X方
向開始位置GRSTXが設定され、第2変化点データX
2として、X方向終了位置GREDXが設定される。
【0185】CPU1による初期設定が終了すると、グ
ラデーション発生部11によるグラデーションデータ生
成処理が行なわれる。まず、ライン番号Nが1に設定さ
れ、描画色GRCが初期カラーGRSCに設定される
(ステップ202)。 そして、ライン番号Nで指定さ
れる第1水平ラインの各ドットに対して、設定された描
画色GRCを表すRGBデータがグラデーションデータ
として生成される(ステップ203)。
【0186】次に、ライン番号Nが1だけインクリメン
トされることにより、ライン番号Nが更新される(ステ
ップ204)。
【0187】次に、第1変化点X1が、現在設定されて
いる第1変化点X1に第1変化点の前半部の1水平ライ
ンごとの位置差分L1DXを加算した値(X1+L1D
X)に更新される。また、第2変化点X2が、現在設定
されている第2変化点X2に第2変化点の前半部の1水
平ラインごとの位置差分L3DXを減算した値(X2−
L3DX)に更新される(ステップ205)。
【0188】次に、ドット番号Mが1に設定され、描画
色GRCが初期カラーGRSCに設定される(ステップ
206)。そして、ライン番号Nおよびドット番号Mで
指定されるドットに対して、現在設定されている描画色
GRCを表すRGBデータがグラデーションデータとし
て生成される(ステップ207)。
【0189】次に、ドット番号Mが1だけインクリメン
トされることにより、ドット番号Mが更新される。ま
た、現在設定されている描画色GRCに第1X方向差分
カラーGRDXC1が加算されることにより、描画色G
RCが更新される(ステップ208)。そして、ライン
番号Nおよびドット番号Mで指定されるドットに対し
て、現在設定されている描画色GRCを表すRGBデー
タがグラデーションデータとして生成される(ステップ
209)。
【0190】次に、ドット番号Mが現在設定されている
第1変化点X1に達したか否かが判定される(ステップ
210)。ドット番号Mが第1変化点X1に達していな
い場合には(M<X1)、ステップ208に戻り、ステ
ップ208およびステップ209の処理が再度実行され
る。つまり、ドット番号Mが第1変化点X1に達するま
では、ステップ208および209の処理が繰り返し実
行される。
【0191】ドット番号Mが第1変化点X1に達した場
合には(ステップ210でYES)、ドット番号Mが1
だけインクリメントされる(ステップ211)。そし
て、ライン番号Nおよびドット番号Mで指定されるドッ
トに対して、現在設定されている描画色GRCを表すR
GBデータがグラデーションデータとして生成される
(ステップ212)。
【0192】次に、ドット番号Mが現在設定されている
第2変化点X2に達したか否かが判定される(ステップ
213)。ドット番号Mが第2変化点X2に達していな
い場合には(M<X2)、ステップ211に戻り、ステ
ップ211およびステップ212の処理が再度実行され
る。つまり、ドット番号Mが第1変化点X1に達した後
においては、ドット番号Mが第2変化点X1に達するま
では、ステップ211および212の処理が繰り返し実
行される。この間において、描画色GRCは同じであ
る。
【0193】ドット番号Mが第2変化点X2に達した場
合には(ステップ213でYES)ドット番号Mが1だ
けインクリメントされることにより、ドット番号Mが更
新される。また、現在設定されている描画色GRCから
第2X方向差分カラーGRDXC2が減算されることに
より、描画色GRCが更新される(ステップ214)。
そして、ライン番号Nおよびドット番号Mで指定される
ドットに対して、現在設定されている描画色GRCを表
すRGBデータがグラデーションデータとして生成され
る(ステップ215)。
【0194】次に、ドット番号MがX方向終了位置GR
EDXに達したか否かが判別される(ステップ21
6)。ドット番号MがX方向終了位置GREDXに達し
ていない場合には(M<GREDX)、ステップ214
に戻り、ステップ214およびステップ215の処理が
再度実行される。つまり、ドット番号Mが第2変化点X
2に達した後、ドット番号MがX方向終了位置GRED
Xに達するまでは、ステップ214および215の処理
が繰り返し実行される。
【0195】ドット番号MがX方向終了位置GREDX
に達した場合には(ステップ216でYES)、ライン
番号Nが1だけインクリメントされる(ステップ21
7)。そして、更新されたライン番号NがY方向終了位
置GREDYに達したか否かが判別される(ステップ2
18)。更新されたライン番号NがY方向終了位置GR
EDYに達していなければ(N<GREDY)、更新さ
れたライン番号NがY方向折り返し位置GRCNYに達
したか否かが判別される(ステップ219)。更新され
たライン番号NがY方向折り返し位置GRCNYに達し
ていなければ(N<GRCNY)、ステップ220に進
む。
【0196】ステップ220では、第1変化点X1が、
現在設定されている第1変化点X1に第1変化点の前半
部の1水平ラインごとの位置差分L1DXを加算した値
(X1+L1DX)に更新される。また、第2変化点X
2が、現在設定されている第2変化点X2に第2変化点
の前半部の1水平ラインごとの位置差分L3DXを減算
した値(X2−L3DX)に更新される。
【0197】この後、ステップ206以降の処理が再度
実行される。つまり、次の水平ラインに対して、同様な
処理が行なわれる。このような処理が繰り返され、ライ
ン番号NがY方向折り返し位置GRCNYに達した場合
には(ステップ219でYES)、ステップ221に進
む。
【0198】ステップ221では、第1変化点X1が、
現在設定されている第1変化点X1から第1変化点の後
半部の1水平ラインごとの位置差分L2DXを減算した
値(X1−L2DX)に更新される。また、第2変化点
X2が、現在設定されている第2変化点X2に第2変化
点の後半部の1水平ラインごとの位置差分L4DXを加
算した値(X2+L4DX)に更新される。
【0199】この後、ステップ206以降の処理が再度
実行される。つまり、次の水平ラインに対して、同様な
処理が行なわれる。このような処理が繰り返され、ライ
ン番号NがY方向終了位置GREDYに達した場合には
(ステップ218でYES)、今回のグラデーションデ
ータ生成処理は終了する。
【0200】上記実施の形態によれば、グラデーション
表示を実現させる際に、色調を変化させる単位幅ごとに
パターングラフィックデータを用意する必要がないの
で、パターングラフィックデータを格納するCG−RO
Mの容量を節約することができる。
【0201】
【発明の効果】この発明によれば、グラデーション画像
における色調が変化する単位幅ごとの画像データを記憶
しておくことなく、グラデーション表示を行うことがで
きるので、画像データを格納するための記憶装置の容量
の節約が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】背景画像表示システムの構成を示すブロック図
である。
【図2】表示装置の画面のレイヤを示す模式図である。
【図3】第1モードによって生成されるグラデーション
画像例を示す模式図である。
【図4】第2モードによって生成されるグラデーション
画像例を示す模式図である。
【図5】第1モードで設定可能なグラデーション制御デ
ータを説明するための模式図である。
【図6】図3(a)に示すようなグラデーション画像を
生成する場合のグラデーションデータ生成処理手順を示
すフローチャートである。
【図7】図3(b)に示すようなグラデーション画像を
生成する場合のグラデーションデータ生成処理手順を示
すフローチャートである。
【図8】図3(c)に示すようなグラデーション画像を
生成する場合のグラデーションデータ生成処理手順を示
すフローチャートである。
【図9】図3(d)に示すようなグラデーション画像を
生成する場合のグラデーションデータ生成処理手順を示
すフローチャートである。
【図10】図3(e)に示すようなグラデーション画像
を生成する場合のグラデーションデータ生成処理手順を
示すフローチャートである。
【図11】図3(f)に示すようなグラデーション画像
を生成する場合のグラデーションデータ生成処理手順を
示すフローチャートである。
【図12】図3(g)に示すようなグラデーション画像
を生成する場合のグラデーションデータ生成処理手順を
示すフローチャートである。
【図13】図3(h)に示すようなグラデーション画像
を生成する場合のグラデーションデータ生成処理手順を
示すフローチャートである。
【図14】第2モードで設定可能なグラデーション制御
データを説明するための模式図である。
【図15】第2モードによるグラデーションデータ生成
方法の基本的な考え方を説明するための説明図である。
【図16】第2モードによるグラデーションデータ生成
処理手順の一部を示すフローチャートである。
【図17】第2モードによるグラデーションデータ生成
処理手順の一部を示すフローチャートである。
【図18】従来の背景画像表示システムの構成を示すブ
ロック図である。
【図19】CG−ROMに格納されているパターングラ
フィック画像情報を示す模式図である。
【図20】パターングラフィックメモリに格納されてい
る制御データと、それらの制御データに対応する画面領
域とを示す模式図である。
【図21】グラデーション表示例を示す模式図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 タイミング信号発生部 3 CG−ROM 4 画面データメモリ 5 パターングラフィック画像発生部 6 ルックアップテーブル 7 D/A変換器 8 表示装置 11 グラデーション発生部 12 グラデーションメモリ 13 ボーダ色発生部 14 選択回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G09G 5/36 510 G06F 15/62 340D 520 15/66 310 (72)発明者 上原 豊 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 松本 喜代司 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 三宅 宏幸 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グラデーション開始色、X方向差分カラ
    ーおよび折り返しX座標を設定する手段、 グラデーション領域内であってX座標がグラデーション
    開始X座標から折り返しX座標までの間の領域内の各画
    素に対しては、上記グラデーション開始色および上記X
    方向差分カラーに基づいて、X方向所定単位ごとに、色
    調が上記X方向差分カラーずつ明暗いずれか一方の第1
    の明暗方向に変化するように、グラデーションデータを
    生成する手段、ならびにグラデーション領域内であって
    X座標が折り返しX座標からグラデーション終了X座標
    までの間の領域内の各画素に対しては、上記グラデーシ
    ョン開始色および上記X方向差分カラーに基づいて、X
    方向所定単位ごとに、色調が上記X方向差分カラーずつ
    上記第1の明暗方向と反対の第2の明暗方向に変化する
    ように、グラデーションデータを生成する手段、 を備えているグラデーション画像生成装置。
  2. 【請求項2】 グラデーション開始色、Y方向差分カラ
    ーおよび折り返しY座標を設定する手段、 グラデーション領域内であってY座標がグラデーション
    開始Y座標から折り返しY座標までの間の領域内の各画
    素に対しては、上記グラデーション開始色および上記Y
    方向差分カラーに基づいて、Y方向所定単位ごとに、色
    調が上記Y方向差分カラーずつ明暗いずれか一方の第1
    の明暗方向に変化するように、グラデーションデータを
    生成する手段、ならびにグラデーション領域内であって
    Y座標が折り返しY座標からグラデーション終了Y座標
    までの間の領域内の各画素に対しては、上記グラデーシ
    ョン開始色および上記Y方向差分カラーに基づいて、Y
    方向所定単位ごとに、色調が上記Y方向差分カラーずつ
    上記第1の明暗方向と反対の第2の明暗方向に変化する
    ように、グラデーションデータを生成する手段、 を備えているグラデーション画像生成装置。
  3. 【請求項3】 グラデーション開始色、X方向差分カラ
    ー、Y方向差分カラー、折り返しX座標および折り返し
    Y座標を設定する手段、 グラデーション領域内であってかつX座標が折り返しX
    座標以下でかつY座標が折り返しY座標以下の第1領域
    の各画素に対しては、上記グラデーション開始色、上記
    X方向差分カラーおよび上記Y方向差分カラーに基づい
    て、X方向所定単位ごとに色調が上記X方向差分カラー
    ずつ明暗いずれか一方の第1明暗方向に変化するように
    かつY方向所定単位ごとに色調が上記Y方向差分カラー
    ずつ明暗いずれか一方の第3明暗方向に変化するよう
    に、グラデーションデータを生成する手段、 グラデーション領域内であってかつX座標が折り返しX
    座標より大きくかつY座標が折り返しY座標以下の第2
    領域の各画素に対しては、上記第1領域の折り返しX座
    標に対して生成されたグラデーションデータ、上記X方
    向差分カラーおよび上記Y方向差分カラーに基づいて、
    X方向所定単位ごとに色調が上記X方向差分カラーずつ
    上記第1明暗方向と反対の第2明暗方向に変化するよう
    にかつY方向所定単位ごとに色調が上記Y方向差分カラ
    ーずつ上記第3明暗方向と同じ明暗方向に変化するよう
    に、グラデーションデータを生成する手段、 グラデーション領域内であってかつX座標が折り返しX
    座標以下でかつY座標が折り返しY座標より大きな第3
    領域の各画素に対しては、上記第1領域の折り返しY座
    標に対して生成されたグラデーションデータ、上記X方
    向差分カラーおよびY方向差分カラーに基づいて、X方
    向所定単位ごとに色調が上記X方向差分カラーずつ上記
    第1明暗方向と同じ明暗方向に変化するようにかつY方
    向所定単位ごとに色調が上記Y方向差分カラーずつ上記
    第3明暗方向と反対の第4明暗方向に変化するように、
    グラデーションデータを生成する手段、ならびにグラデ
    ーション領域内であってかつX座標が折り返しX座標よ
    り大きくかつY座標が折り返しY座標より大きな第4領
    域の各画素に対しては、上記第3領域の折り返しX座標
    に対し生成されたグラデーションデータ、上記X方向差
    分カラーおよび上記Y方向差分カラーに基づいて、X方
    向所定単位ごとに色調が上記X方向差分カラーずつ第1
    明暗方向と反対の第2明暗方向に変化するようにかつY
    方向所定単位ごとに色調が上記Y方向差分カラーずつ上
    記第3明暗方向と反対の第4明暗方向に変化するよう
    に、グラデーションデータを生成する手段、 を備えているグラデーション画像生成装置。
  4. 【請求項4】 グラデーション開始色、X方向差分カラ
    ー、Y方向差分カラーおよび折り返しX座標を設定する
    手段、 グラデーション領域内であってかつX座標が折り返しX
    座標以下の第1領域の各画素に対しては、上記グラデー
    ション開始色、上記X方向差分カラーおよび上記Y方向
    差分カラーに基づいて、X方向所定単位ごとに色調が上
    記X方向差分カラーずつ明暗いずれか一方の第1明暗方
    向に変化するようにかつY方向所定単位ごとに色調が上
    記Y方向差分カラーずつ明暗いずれか一方の第3明暗方
    向に変化するように、グラデーションデータを生成する
    手段、ならびにグラデーション領域内であってかつX座
    標が折り返しX座標より大きな第2領域の各画素に対し
    ては、上記第1領域の折り返しX座標に対して生成され
    たグラデーションデータ、上記X方向差分カラーおよび
    上記Y方向差分カラーに基づいて、X方向所定単位ごと
    に色調が上記X方向差分カラーずつ上記第1明暗方向と
    反対の第2明暗方向に変化するようにかつY方向所定単
    位ごとに色調が上記Y方向差分カラーずつ上記第3明暗
    方向と同じ明暗方向に変化するように、グラデーション
    データを生成する手段、 を備えているグラデーション画像生成装置。
  5. 【請求項5】 グラデーション開始色、X方向差分カラ
    ー、Y方向差分カラーおよび折り返しY座標を設定する
    手段、 グラデーション領域内であってかつY座標が折り返しY
    座標以下の第1領域の各画素に対しては、上記グラデー
    ション開始色、上記X方向差分カラーおよび上記Y方向
    差分カラーに基づいて、X方向所定単位ごとに色調が上
    記X方向差分カラーずつ明暗いずれか一方の第1明暗方
    向に変化するようにかつY方向所定単位ごとに色調が上
    記Y方向差分カラーずつ明暗いずれか一方の第2明暗方
    向に変化するように、グラデーションデータを生成する
    手段、ならびにグラデーション領域内であってかつY座
    標が折り返しY座標より大きな第2領域の各画素に対し
    ては、上記第1領域の折り返しY座標に対して生成され
    たグラデーションデータ、上記X方向差分カラーおよび
    上記Y方向差分カラーに基づいて、X方向所定単位ごと
    に色調が上記X方向差分カラーずつ上記第1明暗方向と
    同じ明暗方向に変化するようにかつY方向所定単位ごと
    に色調が上記Y方向差分カラーずつ上記第2明暗方向と
    反対の第3明暗方向に変化するように、グラデーション
    データを生成する手段、 を備えているグラデーション画像生成装置。
  6. 【請求項6】 グラデーション領域の左上端点からグラ
    デーション領域内の任意の点を結ぶ第1直線に関するデ
    ータ、上記任意の点からグラデーション領域の左下端点
    を結ぶ第2直線に関するデータ、グラデーション領域の
    右上端点から上記任意の点を結ぶ第3直線に関するデー
    タ、上記任意の点からグラデーション領域の右下端点を
    結ぶ第4直線に関するデータ、上記任意の点のY座標
    値、グラデーション開始色、第1X方向差分カラーおよ
    び第2X方向差分カラーを設定する手段、 グラデーション領域内であって、Y座標が上記任意の点
    のY座標値以下でかつX座標が上記第1直線のX座標以
    下の領域内の各水平ライン上の画素に対しては、上記グ
    ラデーション開始色および上記第1X方向差分カラーに
    基づいて、X方向所定単位ごとに色調が上記X方向差分
    カラーずつ明暗いずれか一方の第1明暗方向に変化する
    ようにグラデーションデータを生成する手段、 グラデーション領域内であって、Y座標が上記任意の点
    のY座標値以下で、X座標が上記第1直線のX座標より
    大きくかつ上記第3直線のX座標以下である領域内の各
    水平ライン上の画素に対しては、その水平ラインの上記
    第1直線上の位置に対して生成されたグラデーションデ
    ータと同じデータをグラデーションデータとして生成す
    る手段、 グラデーション領域内であって、Y座標が上記任意の点
    のY座標値以下でかつX座標が上記第3直線のX座標よ
    り大きい領域内の各水平ライン上の画素に対しては、そ
    の水平ラインの上記第3直線上の位置に対して生成され
    たグラデーションデータおよび上記第2X方向差分カラ
    ーに基づいて、X方向所定単位ごとに色調が上記第2X
    方向差分カラーずつ上記第1明暗方向と反対の第2明暗
    方向に変化するようにグラデーションデータを生成する
    手段、 グラデーション領域内であって、Y座標が上記任意の点
    のY座標値より大きくかつX座標が上記第2直線のX座
    標以下の領域内の各水平ライン上の画素に対しては、上
    記グラデーション開始色および上記第1X方向差分カラ
    ーに基づいて、X方向所定単位ごとに色調が上記X方向
    差分カラーずつ上記第1明暗方向と同じ明暗方向に変化
    するようにグラデーションデータを生成する手段、 グラデーション領域内であって、Y座標が上記任意の点
    のY座標値より大きく、X座標が上記第2直線のX座標
    より大きくかつ上記第4直線のX座標以下である領域内
    の各水平ライン上の画素に対しては、その水平ラインの
    上記第2直線上の位置に対して生成されたグラデーショ
    ンデータと同じデータをグラデーションデータとして生
    成する手段、ならびにグラデーション領域内であって、
    Y座標が上記任意の点のY座標値より大きくかつX座標
    が上記第4直線のX座標より大きい領域内の各水平ライ
    ン上の画素に対しては、その水平ラインの上記第4直線
    上の位置に対して生成されたグラデーションデータおよ
    び上記第2X方向差分カラーに基づいて、X方向所定単
    位ごとに色調が上記第2X方向差分カラーずつ上記第1
    明暗方向と反対の第2明暗方向に変化するようにグラデ
    ーションデータを生成する手段、 を備えているグラデーション画像生成装置。
JP8200072A 1996-07-30 1996-07-30 グラデーション画像生成装置 Pending JPH1049121A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8200072A JPH1049121A (ja) 1996-07-30 1996-07-30 グラデーション画像生成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8200072A JPH1049121A (ja) 1996-07-30 1996-07-30 グラデーション画像生成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1049121A true JPH1049121A (ja) 1998-02-20

Family

ID=16418385

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8200072A Pending JPH1049121A (ja) 1996-07-30 1996-07-30 グラデーション画像生成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1049121A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005189937A (ja) * 2003-12-24 2005-07-14 Olympus Corp グラデーション画像作成装置及びグラデーション画像作成方法
JP2009183471A (ja) * 2008-02-06 2009-08-20 Daito Giken:Kk 遊技台
JP2012110763A (ja) * 2012-03-19 2012-06-14 Daito Giken:Kk 遊技台
JP2019115417A (ja) * 2017-12-27 2019-07-18 株式会社ソフイア 遊技機
JP2021047407A (ja) * 2020-10-06 2021-03-25 株式会社ユピテル 表示装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005189937A (ja) * 2003-12-24 2005-07-14 Olympus Corp グラデーション画像作成装置及びグラデーション画像作成方法
US7660012B2 (en) 2003-12-24 2010-02-09 Olympus Corporation Gradation image forming apparatus and gradation image forming method
JP2009183471A (ja) * 2008-02-06 2009-08-20 Daito Giken:Kk 遊技台
JP2012110763A (ja) * 2012-03-19 2012-06-14 Daito Giken:Kk 遊技台
JP2019115417A (ja) * 2017-12-27 2019-07-18 株式会社ソフイア 遊技機
JP2021047407A (ja) * 2020-10-06 2021-03-25 株式会社ユピテル 表示装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4291892B2 (ja) 画像処理装置およびその方法
WO2000052640A1 (en) Image rendering method and apparatus
JPH09319891A (ja) 画像処理装置及びその処理方法
JP3328741B2 (ja) エイリアス除去画像の表示装置
JP2007193091A (ja) 文字輪郭色表示方式
US8064734B2 (en) Image processing device image processing method, and computer program
US5325446A (en) Apparatus for image transformation
JPH1049121A (ja) グラデーション画像生成装置
JP3330030B2 (ja) データ処理装置
JPH11328443A (ja) 三次元パノラマ画像生成システム、三次元パノラマ画像生成方法及び記録媒体
JP2002040985A (ja) 縮小表示方法
JPH1063828A (ja) イメージ処理方法および装置
CA2144914A1 (en) Computer graphics texture paging system with fragmentary mip map selection
JPH09259258A (ja) グラデーション画像表示装置および背景画像表示システム
JP3501479B2 (ja) 画像処理装置
JPH0822556A (ja) テクスチャマッピング装置
JP3056112B2 (ja) 液晶ディスプレイ表示制御方式
JPH1039856A (ja) パターン画像の表示制御装置
JP2681225B2 (ja) 描画装置
JP3453410B2 (ja) 画像処理装置及びその方法
JPS63247868A (ja) 三次元図形表示装置
JPH08235380A (ja) 多面体表示方法および多面体表示装置
JPH0737083A (ja) 画像処理装置及び方法
JPH09297567A (ja) 文字表示方法および装置
JPH03211591A (ja) 表示方法及び表示装置並びにデータ処理装置と出力処理用lsi