JPH1048530A - 共焦点光スキャナ - Google Patents
共焦点光スキャナInfo
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- JPH1048530A JPH1048530A JP20951396A JP20951396A JPH1048530A JP H1048530 A JPH1048530 A JP H1048530A JP 20951396 A JP20951396 A JP 20951396A JP 20951396 A JP20951396 A JP 20951396A JP H1048530 A JPH1048530 A JP H1048530A
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- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B21/00—Microscopes
- G02B21/0004—Microscopes specially adapted for specific applications
- G02B21/002—Scanning microscopes
- G02B21/0024—Confocal scanning microscopes (CSOMs) or confocal "macroscopes"; Accessories which are not restricted to use with CSOMs, e.g. sample holders
- G02B21/0036—Scanning details, e.g. scanning stages
- G02B21/0044—Scanning details, e.g. scanning stages moving apertures, e.g. Nipkow disks, rotating lens arrays
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Abstract
可能な共焦点光スキャナを実現する。 【解決手段】 複数の集光手段を有する円板及び集光手
段と同一パターンの複数の開孔を有する円板を同期して
回転させ集光手段及び開孔を通過した光を集光して試料
を走査する共焦点光スキャナにおいて、開孔としてスリ
ットが設けられた円板と、集光手段としてスリットと同
一形状のシリンドリカル・マイクロレンズが形成された
円板とを設ける。
Description
び開孔を設けた円板を回転させることにより光走査を行
う共焦点光スキャナに関し、特に明るく高速化が可能な
共焦点光スキャナに関する。
開孔の設けられた2枚の円板を回転させて光走査を行う
ものである。
の一例を示す構成ブロック図であり、本願出願人の出願
に係る特願平4−15411号(特開平5−60980
号公報)に記載されたものである。
してマイクロレンズが設けられた円板(以下、マイクロ
レンズ板と呼ぶ。)、3は光分岐手段であるビームスプ
リッタ、4は開孔としてピンホールが設けられた円板
(以下、ピンホール板と呼ぶ。)、5は対物レンズ、6
は試料、7はリレーレンズ、8は受光器、9はマイクロ
レンズ板2及びピンホール板4を同期して回転させるモ
ータである。
入射され、マイクロレンズ板2に設けられた各々のマイ
クロレンズによりビームスプリッタ3を介してピンホー
ル板4上の各々のピンホールに集光される。ピンホール
板4上の各々のピンホールを通過した光は対物レンズ5
を介して試料6の上に入射される。
レンズ5を介してピンホール板4に入射され、ピンホー
ル板4上の各々のピンホールを通過した光はビームスプ
リッタ3で反射され、リレーレンズ7を介して受光器8
に入射される。
板4は同一の軸に固定され、この軸に取付けられたモー
タ9によって同期して回転される。
る。レーザ1の出力光は同期して回転するマイクロレン
ズ板2上の各々のマイクロレンズ及びピンホール板4上
の各々のピンホールを通過することにより試料6表面を
走査する。そして、試料6からの反射光は受光器8で受
光されて共焦点画像が得られる。
設けられた各々のマイクロレンズは入射光をビームスプ
リッタ3を介してピンホール板4上の各々のピンホール
に集光する。即ち、マイクロレンズの焦点位置にピンホ
ールを配置することによりレーザ1からの入射光の利用
効率を向上させることが可能になる。
来例のピンホール板4においてはピンホール径とピンホ
ールピッチの関係により利用できる光の効率が低い。
ルの一部を示す平面図であり、図7中”イ”及び”ロ”
に示すピンホール径とピンホールピッチとの比が1:1
0であれば試料6に照射される光の面積は試料6全面に
対して1%程度にしかならない。
良いが、試料の種類によっては試料が退色しやすいので
励起光の強度が上げられない場合受光器8で受ける光量
を改善することはできない。
を用いてスリット光で走査する方法がある。図8はこの
ような従来の光走査装置の一例を示す構成図である。
リンドリカル・レンズ、11はレンズ、12はミラーで
ある。レーザ光100はシリンドリカル・レンズ10で
レンズ11に集光されてミラー12に入射される。ミラ
ー12は図示しない手段により図8中”イ”に示すよう
に駆動される。
ット光が試料面等を走査することになる。但し、この場
合は走査するスリット光が1本であるため、やはり利用
できる光の効率が低いと言った問題点があった。従って
本発明が解決しようとする課題は、利用できる光の効率
を向上させ、高速走査が可能な共焦点光スキャナを実現
することにある。
るために、本発明の第1では、複数の集光手段を有する
円板及び前記集光手段と同一パターンの複数の開孔を有
する円板を同期して回転させ前記集光手段及び前記開孔
を通過した光を集光して試料を走査する共焦点光スキャ
ナにおいて、前記開孔としてスリットが設けられた円板
と、前記集光手段として前記スリットと同一形状のシリ
ンドリカル・マイクロレンズが形成された円板と、を備
えたことを特徴とする共焦点光スキャナ。
の第2では、本発明の第1において、前記スリット及び
前記シリンドリカル・マイクロレンズの形状が螺旋状で
あることを特徴とするものである。
の第3では、本発明の第1において、前記スリット及び
前記シリンドリカル・マイクロレンズの形状が放射状で
あることを特徴とするものである。
の第4では、本発明の第1乃至第3において、光源とし
て非コヒーレント光を用いることを特徴とするものであ
る。
の第5では、本発明の第1、第2及び第4において、前
記スリット間の間隔が一定であることを特徴とするもの
である。
説明する。図1は本発明に係る共焦点光スキャナの一実
施例を示す構成図である。
クロレンズが螺旋状に形成された円板(以下、シリンド
リカル・マイクロレンズ板と呼ぶ。)、14はビームス
プリッタ、15は開孔として前記シリンドリカル・マイ
クロレンズと同一形状のスリットが設けられた円板(以
下、スリット板と呼ぶ。)、16は対物レンズ、17は
試料、18はレンズ、19は受光器、101は照明光で
ある。
レンズ板13に入射され、シリンドリカル・マイクロレ
ンズ板13に設けられた各々のシリンドリカル・マイク
ロレンズによりビームスプリッタ14を介してスリット
板15上の各々のスリットに集光される。スリット板1
5上の各々のスリットを通過した光は対物レンズ16を
介して試料17の上に入射される。
物レンズ16を介してスリット板15に入射され、スリ
ット板15上の各々のスリットを通過した光はビームス
プリッタ14で反射され、レンズ18を介して受光器1
9に入射される。
13及びスリット板15は同一の軸に固定され、この軸
に取付けられたモータ(図示せず。)によって同期して
回転される。
用いて説明する。図2はシリンドリカル・マイクロレン
ズ板13の一例を示す平面図である。図2中”イ”に示
すように螺旋状のレンズにより集光された照射光101
はスリット板15に形成された同一形状の螺旋状のスリ
ットを通過して、反射光として戻ってくる。
であって図2中”ロ”方向に広がった反射光はスリット
板15で遮蔽されるので、図2中”ロ”方向に共焦点効
果が生じることになる。
リットの一部を示す平面図であり、図3中”イ”及び”
ロ”に示すスリット幅とスリットピッチとの比が1:1
0であれば試料17に照射される光の面積は従来例と比
較して10倍になる。
いた光走査装置では使用できるスリット光は1本である
が、スリット板15には複数のスリットが形成されてい
るので、試料17に対して複数のスリット光を照射する
ことができて前記光走査装置と比較して利用できる光の
効率を10〜100倍に向上させることができる。
す平面図であり、図4中”イ”はスリット、”ロ”は視
野である。
速度が本発明の線速度と同一であれば、走査しなければ
ならない距離は図4中”ハ”であるので図4中”ロ”に
示す視野全体を走査する時間が短くなり高速走査が可能
になる。
・マイクロレンズ板13及びスリット板15を用いるこ
とにより、利用できる光の効率を向上させ、高速走査が
可能になる。
149320号(特開平5−341191号公報)に記
載した現象と同様に、シリンドリカル・マイクロレンズ
板13及びスリット板15のパターンと回転軸とが偏心
している場合スキャン縞が生じる。
置換することにより改善することができる。図5から分
かるようにスリットは放射状になっている。
光を用いることが多いが、図2に示すようなスリットを
用いると図2中”ロ”と直角方向にスペックルノイズを
生じる可能性がある。
プやキセノンランプの出力光、若しくは、高周波を重畳
したレーザ光等の非コヒーレント光を用いることにより
前記スペックルノイズを防止することが可能になる。
ると外周部分が暗くなってしまう。従って、特開平5−
127090号公報に示したように各スリット間の間隔
を常に一定にすることにより、外周部分であっても暗く
ならなくなる。
本発明によれば次のような効果がある。走査手段として
シリンドリカル・マイクロレンズ板及びスリット板を用
いることにより、利用できる光の効率を向上させ、高速
走査が可能な共焦点光スキャナが実現できる。
す平面図である。
図である。
る。
を示す平面図である。
ック図である。
である。
Claims (5)
- 【請求項1】複数の集光手段を有する円板及び前記集光
手段と同一パターンの複数の開孔を有する円板を同期し
て回転させ前記集光手段及び前記開孔を通過した光を集
光して試料を走査する共焦点光スキャナにおいて、 前記開孔としてスリットが設けられた円板と、 前記集光手段として前記スリットと同一形状のシリンド
リカル・マイクロレンズが形成された円板と、を備えた
ことを特徴とする共焦点光スキャナ。 - 【請求項2】前記スリット及び前記シリンドリカル・マ
イクロレンズの形状が螺旋状であることを特徴とする特
許請求の範囲請求項1記載の共焦点光スキャナ。 - 【請求項3】前記スリット及び前記シリンドリカル・マ
イクロレンズの形状が放射状であることを特徴とする特
許請求の範囲請求項1記載の共焦点光スキャナ。 - 【請求項4】光源として非コヒーレント光を用いること
を特徴とする特許請求の範囲請求項1乃至請求項3記載
の共焦点光スキャナ。 - 【請求項5】前記スリット間の間隔が一定であることを
特徴とする特許請求の範囲請求項1、請求項2及び請求
項4記載の共焦点光スキャナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20951396A JP3358647B2 (ja) | 1996-08-08 | 1996-08-08 | 共焦点光スキャナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20951396A JP3358647B2 (ja) | 1996-08-08 | 1996-08-08 | 共焦点光スキャナ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1048530A true JPH1048530A (ja) | 1998-02-20 |
JP3358647B2 JP3358647B2 (ja) | 2002-12-24 |
Family
ID=16574046
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20951396A Expired - Fee Related JP3358647B2 (ja) | 1996-08-08 | 1996-08-08 | 共焦点光スキャナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3358647B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001013445A (ja) * | 1999-06-28 | 2001-01-19 | Yokogawa Electric Corp | 共焦点光スキャナ |
JP2016516486A (ja) * | 2013-03-15 | 2016-06-09 | ブランコ, オースティンBLANCO, Austin | ヒトの生体内網膜から集光したアフォーカル光を排除するためのシステム及び方法 |
US10634489B2 (en) | 2017-09-14 | 2020-04-28 | Yokogawa Electric Corporation | Displacement sensor |
EP3362836B1 (en) * | 2015-10-12 | 2020-06-03 | Crestoptics S.p.A. | Confocal microscopy apparatus and related process for acquiring and processing images |
-
1996
- 1996-08-08 JP JP20951396A patent/JP3358647B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2001013445A (ja) * | 1999-06-28 | 2001-01-19 | Yokogawa Electric Corp | 共焦点光スキャナ |
JP2016516486A (ja) * | 2013-03-15 | 2016-06-09 | ブランコ, オースティンBLANCO, Austin | ヒトの生体内網膜から集光したアフォーカル光を排除するためのシステム及び方法 |
US10058246B2 (en) | 2013-03-15 | 2018-08-28 | Neurovision Imaging, Inc. | System and method for rejecting afocal light collected from an in vivo human retina |
EP3362836B1 (en) * | 2015-10-12 | 2020-06-03 | Crestoptics S.p.A. | Confocal microscopy apparatus and related process for acquiring and processing images |
US10634489B2 (en) | 2017-09-14 | 2020-04-28 | Yokogawa Electric Corporation | Displacement sensor |
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