JPH1048385A - 炉心支持構造物の取扱が可能な燃料交換機 - Google Patents

炉心支持構造物の取扱が可能な燃料交換機

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JPH1048385A
JPH1048385A JP8206688A JP20668896A JPH1048385A JP H1048385 A JPH1048385 A JP H1048385A JP 8206688 A JP8206688 A JP 8206688A JP 20668896 A JP20668896 A JP 20668896A JP H1048385 A JPH1048385 A JP H1048385A
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JP
Japan
Prior art keywords
support structure
adapter
actuator
claw
gripper
Prior art date
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Pending
Application number
JP8206688A
Other languages
English (en)
Inventor
Norikazu Ohara
紀和 大原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
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Publication of JPH1048385A publication Critical patent/JPH1048385A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】炉心支持構造物を取り扱うことができる燃料交
換機を提供する。 【解決手段】アダプタ7は、交換機グリッパ16によって
保持・離脱できるように炉心構成要素と同じハンドリン
グ機構部14をその上部に有し、下部には支持構造物4の
保持・離脱ができる爪10を有している。この爪10はアダ
プタ7の中心に配置されているアクチュエータ15によっ
て開閉される。交換機グリッパ16のアクチュエータ11の
下降により爪9が開いて交換機グリッパ16にアダプタ7
を保持し、更に下降させるとアクチュエータ15も押され
て下降し、その下降により爪10が開きアダプタ7に支持
構造物4を保持する。この状態で回転機構部8によりア
ダプタ7を回転させ、支持構造物4を炉心支持板5に連
結しているキー6を解除し、支持構造物4を取り外す。
取り付けはこの逆の操作をする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、原子炉の炉心構
成要素及びその下方で炉心支持板にキー構造で連結され
ている支持構造物を交換、回転あるいは配置替えする機
器に関する。
【0002】
【従来の技術】原子炉において、支持構造物は炉心構成
要素の下に設置され、炉心支持板にキーによる連結構造
で固定されている。このキー構造はキーをキー溝に垂直
に挿入した後、回転して固定する構造である。原子炉に
おいて、炉心構成要素及び炉心支持構造物(以下では支
持構造物と略称する)を交換あるいは配置替え(以下で
は“取扱”という)する場合に、従来技術においては、
図4(a)に示すように、燃料を含む炉心構成要素3を
交換するための燃料交換機1と、支持構造物4を取り扱
うための専用の支持構造物取扱機2とを使って交換など
を実施する。専用の支持構造物取扱機2が必要となるの
は、支持構造物4が炉心構成要素3の下に位置し、炉心
支持板5とキー6によって連結されているため、燃料交
換機では取り扱えないからである。支持構造物取扱機2
は支持構造物4の保持・離脱の機能に加えて、支持構造
物4が炉心支持板5にキー構造で連結されているキー6
の連結・解除の機能をもっている。
【0003】図4(b)は支持構造物4がキー6により
炉心支持板5に連結されている状態を示し、図4(c)
は連結・解除の状態を示す。連結状態は、キー溝51の垂
直部にキー6が挿入された後、支持構造物4が回転させ
られた状態である。逆方向に回転させれば解除される。
原子炉における支持構造物4の交換は、燃料交換時に実
施され、燃料交換機1で炉心構成要素3を交換し、支持
構造物4の交換は燃料交換機1を支持構造物取扱機2に
据え換えて実施する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来技
術においては、支持構造物4の取扱のためには、燃料交
換機1と支持構造物取扱機2をかわるがわる炉上部に設
置することが必要であり、そのために多大な作業時間を
必要とする。この発明の課題は、このような2種類の機
械を据え換えることを必要とせず、作業時間を大幅に短
縮できる、支持構造物4の取扱もできる燃料交換機を提
供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、この発明においては、燃料交換機の交換機グリッパ
に取り付けられるアダプタを介して支持構造物の連結・
解除ができるようにしている。このアダプタは、そのハ
ンドリング機構部で、燃料交換機の交換機グリッパのア
クチュエータの下降動作によって交換機グリッパの爪に
より交換機グリッパに保持された後、その保持位置に相
当する交換機グリッパのアクチュエータの位置より下の
部分で、その保持状態を保ちながら交換機グリッパのア
クチュエータがする昇降動作に連動して昇降動作させら
れるアクチュエータと、このアクチュエータの昇降動作
によって炉心支持構造物をこれのハンドリング機構部で
保持・離脱する爪とを備えている。
【0006】このアダプタを装着することによって、燃
料交換機で支持構造物の取扱ができるようになる。更
に、アダプタのハンドリング機構部には、保持状態にお
いて交換機グリッパの爪が嵌め合わされる溝が形成さ
れ、アダプタの爪は、アダプタが支持構造物を保持して
いる状態において、支持構造物のハンドリング機構部に
形成されている溝に嵌め合わされる形状に形成されてい
る。この溝と爪との嵌め合わせによって、連結及び解除
のための回転力が確実に確保できる。
【0007】
【発明の実施の形態】この発明は、燃料交換機が備えて
いる炉心構成要素の交換や回転のための交換機グリッパ
及び回転機構を利用し、これにアダプタを追加すること
によって、燃料交換機により支持構造物の交換も可能と
するものである。以下にこの発明の実施例を説明する。
【0008】
【実施例】図1はこの発明による燃料交換機の実施例を
示し、(a)はその全体図、(b)はA−A断面図、
(c)はB−B断面図、(d)はC−C断面図であり、
図3はこの発明による燃料交換機で支持構造物を取り外
す手順を示し、(a)はアダプタ装着を示す図、(b)
は取り外し開始状態を示す図、(c)はキー解除を示す
図、(d)は取り外し完了を示す図である。
【0009】アダプタ7は、交換機グリッパ16によって
保持・離脱ができるように、炉心構成要素と同じハンド
リング機構部14をその上部に有し、下部には支持構造物
4の保持・離脱ができる爪10を有している。この爪10の
開閉動作は、アダプタ7の中心に配置されているアクチ
ュエータ15に、交換機グリッパ16の爪9を開閉させるア
クチュエータ11を接触させることによって行う。更に詳
しく説明すると、アダプタ7のハンドリング機構部14に
交換機グリッパ16の爪9を挿入し、アクチュエータ11を
下降させて爪9を開き、交換機グリッパ16にアダプタ7
を保持する〔図3(a)〕。この状態で、更にアクチュ
エータ11を下降させるとアクチュエータ15が押されて下
降し、爪10を開かせる〔図3(b)〕。支持構造物4の
ハンドリング機構部18に爪10を挿入した状態で爪を開か
せると、アダプタ7で支持構造物4を保持した状態とな
る。
【0010】離脱状態にするのは、アクチュエータ11を
上昇させることによる。この場合、アクチュエータ15
は、アダプタの内部に配置されてアクチュエータ15に上
方への力を付勢しているバネ17によって上に押し上げら
れ、爪10を閉じた状態に戻す。したがって、アダプタ7
の爪10は通常の状態では閉じた状態になっており、アク
チュエータ11がこれを押し下げた場合のみ開状態とな
る。
【0011】支持構造物4の取り外しは、まず、支持構
造物4の浮き上がりを防止するために炉心支持板5に固
定しているキー6の連結を解除するための回転を、燃料
交換機1の回転機構部8により交換機グリッパ16に与
え、アダプタ7を介して支持構造物4に伝達し、キー6
を解除する〔図3(c)〕。その後、上方に持ち上げる
ことで取り外しができる〔図3(d)〕。取り付けは、
これと逆の操作を実施すればできる。
【0012】この回転力の伝達は、支持構造物4のハン
ドリング機構部18に設けられているキー溝13にアダプタ
7の爪10を嵌め合わせることと、同様にアダプタ7のハ
ンドリング機構部14にキー溝12を設け、このキー溝12に
交換機グリッパ16の爪9を嵌め合わせることによって確
実に行う。図2は、図1のP部の拡大図で、保持状態に
おける、支持構造物4のハンドリング機構部18とアダプ
タ7の爪10との位置関係を示し、(a)及び(b)はア
ダプタの爪10を支持構造物4のキー溝13に挿入した状態
の側面図及び正面図、(c)及び(d)は支持構造物4
を持ち上げた状態の側面図及び正面図である。
【0013】(c)においては、支持構造物4の凹み部
に爪10の先端部101 が嵌まり込んでおり、支持構造物4
を移動させる時に支持構造物4がアダプタ7から外れる
心配がない。交換機グリッパ16がアダプタ7を保持する
状態も同様である。
【0014】
【発明の効果】この発明によれば、燃料交換機1にアダ
プタ7を連結することにより、支持構造物4を炉心支持
板5に取付・取外しすることが可能となり、支持構造物
4を取り扱うために使う支持構造物取扱機が不要とな
り、同時に、燃料交換機と支持構造物取扱機の据え換え
に必要な時間が削減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による燃料交換機の実施例を示し、
(a)は全体図、(b)はA−A断面図、(c)はB−
B断面図、(d)はC−C断面図である。
【図2】図1のP部を拡大して示し、(a)及び(b)
はアダプタの爪を支持構造物のキー溝に挿入した状態の
側面図及び正面図、(c)及び(d)は支持構造物を持
ち上げた状態の側面図及び正面図である。
【図3】この発明による燃料交換機で支持構造物を取り
外す手順を示し、(a)はアダプタ装着を示す図、
(b)は取り外し開始状態を示す図、(c)はキー解除
を示す図、(d)は取り外し完了を示す図である。
【図4】従来技術による支持構造物の交換を説明するた
め図で、(a)は原子炉の全体図、(b)は支持構造物
の周辺状態を示す断面図、(c)は支持構造物と炉心支
持板との連結・解除を示す説明図である。
【符号の説明】
1 燃料交換機 2 支持構造物取扱機 3 炉心構成要素 4 支持構造物 5 炉心支持板 6 キー 7 アダプタ 8 回転機構部 9,10 爪 101 爪の先端部 11, 15 アクチュエータ 12, 13, 51 キー溝 14, 18 ハンドリング機構部 16 交換機グリッパ 17 バネ 3a 炉心構成要素を移動した部分

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アクチュエータの昇降動作により爪を開閉
    して燃料を含む炉心構成要素を保持・離脱する交換機グ
    リッパを備えている、原子炉に用いられる燃料交換機
    に、交換機グリッパのアクチュエータの下降動作によっ
    て交換機グリッパの爪によりハンドリング機構部で保持
    された後、その保持位置に相当するアクチュエータの位
    置より下の部分で、その保持状態を保ちながら交換機グ
    リッパのアクチュエータがする昇降動作に連動して昇降
    動作させられるアクチュエータと、このアクチュエータ
    の昇降動作によって炉心支持構造物をそのハンドリング
    機構部で保持・離脱する爪とを有するアダプタを備えて
    いることを特徴とする炉心支持構造物の取扱が可能な燃
    料交換機。
  2. 【請求項2】前記アダプタのハンドリング機構部には、
    保持状態において交換機グリッパの爪が嵌め合わされる
    溝が形成され、アダプタの爪は、アダプタが炉心支持構
    造物を支持している状態において、炉心支持構造物のハ
    ンドリング機構部に形成されている溝に嵌め合わされる
    形状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載
    の炉心支持構造物の取扱が可能な燃料交換機。
JP8206688A 1996-08-06 1996-08-06 炉心支持構造物の取扱が可能な燃料交換機 Pending JPH1048385A (ja)

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JP8206688A JPH1048385A (ja) 1996-08-06 1996-08-06 炉心支持構造物の取扱が可能な燃料交換機

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JP8206688A JPH1048385A (ja) 1996-08-06 1996-08-06 炉心支持構造物の取扱が可能な燃料交換機

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JPH1048385A true JPH1048385A (ja) 1998-02-20

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ID=16527474

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JP8206688A Pending JPH1048385A (ja) 1996-08-06 1996-08-06 炉心支持構造物の取扱が可能な燃料交換機

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Date Code Title Description
A072 Dismissal of procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A072

Effective date: 20040316