JPH1048187A - 管の検査装置 - Google Patents

管の検査装置

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Publication number
JPH1048187A
JPH1048187A JP8206730A JP20673096A JPH1048187A JP H1048187 A JPH1048187 A JP H1048187A JP 8206730 A JP8206730 A JP 8206730A JP 20673096 A JP20673096 A JP 20673096A JP H1048187 A JPH1048187 A JP H1048187A
Authority
JP
Japan
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pipe
tube
flaw
detected
probe
Prior art date
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Pending
Application number
JP8206730A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Toshima
敏雄 戸島
Takahiro Tanaka
孝宏 田中
Seiji Fujiwara
誠司 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
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Publication of JPH1048187A publication Critical patent/JPH1048187A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N2291/00Indexing codes associated with group G01N29/00
    • G01N2291/04Wave modes and trajectories
    • G01N2291/044Internal reflections (echoes), e.g. on walls or defects

Landscapes

  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 管に外ばめされてろう付けされた環状体の部
分などについて、その管を確実に検査できるようにす
る。 【解決手段】 管5を軸心まわりに回転可能なように水
平方向に支持するローラ13、14と、この管5を一定
サイズのスポットでその表面から超音波探傷可能な探触
子24とを有する。管5は、ローラ13、14により周
方向に一定ピッチずつ回転されることで、探触子24に
より軸心方向の一定幅で全周にわたって探傷される。さ
らに、管5が周方向に一回転したことを検知する光電セ
ンサ19と、管5が周方向に一回転したことが検知され
たなら、探触子24を管5の軸心方向に移動させること
で、この管5を他の部分において軸心方向の一定幅で全
周にわたって探傷させるモータシリンダ26とを有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は管の検査装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一方の管の端部に形成された受口の内部
に、他方の管の端部に形成された挿口を挿入するように
した管継手が知られている。また、このような管継手の
一種として、挿口の外周に外ばめされたロックリング
を、この挿口の外周に形成された突部に掛け合わせると
ともに、受口の内周部にも掛け合わせるようにすること
で、受口挿口間に離脱防止機能を付与したものが知られ
ている。
【0003】このような離脱防止管継手において、従来
は、挿口の外周の突部は、挿口の外周に形成された環状
溝に環状体をはめ込むことにより形成するのが一般的と
なっている。
【0004】これに対し、最近、このように挿口の外周
に環状溝を形成するための工数を低減することを目的と
して、管に環状体を外ばめしてろう付けすることにより
挿口の外周の突部を形成することが提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、単にろう付け
を行っただけでは、そのろう付け部分の欠陥の有無が明
らかでなく、何らかの検査工程が必要になるという問題
点がある。
【0006】そこで本発明は、このような問題点を解決
して、管に外ばめされてろう付けされた環状体の部分な
どについて、その管を確実に検査できるようにすること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明は、管を軸心まわりに回転可能なように水平方向
に支持する支持手段と、前記管を一定サイズのスポット
でその表面から超音波探傷可能な探傷手段と、この管を
周方向に一定ピッチずつ回転させることで、この管を前
記探傷手段により軸心方向の一定幅で全周にわたって探
傷させる回転手段と、前記管が周方向に一回転したこと
を検知する検知手段と、管が周方向に一回転したことが
検知されたなら、前記探傷手段を管の軸心方向に移動さ
せることで、この管を他の部分において軸心方向の一定
幅で全周にわたって探傷させる移動手段とを有するもの
である。
【0008】このような構成によれば、管は、超音波探
傷手段の一定サイズのスポットでその表面から探傷さ
れ、かつ回転手段により回転されることで、そのスポッ
トサイズで全周にわたって探傷される。管が一回転した
ことが検知手段によって検知されたなら、移動手段によ
って探傷手段が管の軸心方向に移動されることで、まだ
探傷されていない部分を同様に全周にわたって探傷する
ことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図4は管の挿口の外周の突部の例
を示す。ここで1は鋳鉄製の管の一端部に形成された挿
口で、その先端の外周には突部2が一体に形成されてい
る。この突部2を形成する際には、図2および図4に示
すように、挿口1の先端部に環状体3を圧入などにより
外ばめし、その後に、図2に示すように環状体3と挿口
1とを相互にろうづけする。4は、そのろう付け部であ
る。そして、これら環状体3と挿口1とを所要の断面形
状となるように加工することで、上述のような突部2が
形成される。
【0010】このろう付けが適正に行われているか否か
を、本発明にもとづく検査装置によって検査する。図1
はその検査装置の全体構成を示す。すなわち、この図1
において、5は鋳鉄製の管であり、その一端の挿口1に
は、前述のように環状体3が外ばめされてろう付けされ
ている。管5の他端には、他の管の挿口を挿入可能な受
口6が形成されている。
【0011】11は検査装置であって、基盤となる水平方
向のフレーム12を有する。このフレーム12には回転手段
および支持手段としての複数のローラ13、14が設けられ
ており、これらのローラ13、14によって、管5を軸心ま
わりに回転可能なように水平方向に支持可能である。一
方のローラ13はモータ15により伝動機構16を介して駆動
可能とされており、この駆動式のローラ13によって管5
を軸心まわりに回転可能である。他方のローラ14にはロ
ータリエンコーダ17が連結され、これによって管5の回
転角度を検知可能である。管5にはマグネット吸着式の
一周検知用治具18が取り付けられ、またフレーム12に
は、この治具18を検知することで管5がローラ13によっ
て軸心まわりに一周回転されたことを検知するための検
知手段としての光電センサ19が設けられている。
【0012】検査装置11には、ローラ13、14によって支
持された状態で回転される管5の挿口1の端面に接する
ストッパローラ21が設けられている。このストッパロー
ラ21は、管5の回転に追従して回転しながら、この管5
を軸心方向に位置決め可能である。
【0013】フレーム12には管軸方向のリニアガイド22
が設けられており、このリニアガイド22に案内されて管
軸方向に移動自在なスライダ23には、探傷手段としての
ウォータジェット式の超音波探触子24が取り付けられて
いる。25は探触子24への水供給チューブである。この探
触子24は、一定の大きさのスポット径を有する。フレー
ム12には移動手段としてのモータシリンダ26が設けられ
ており、このモータシリンダ26がスライダ23に連結され
てこのスライダ23を移動可能とされている。これによっ
て、超音波探触子24を管軸方向に移動でき、かつこの超
音波探触子24を管5の挿口1の環状体3に近接した状態
で管軸方向に位置決めできるように構成されている。
【0014】27はモータ15のためのインバータ、28は探
触子24に電気的に接続された超音波探傷装置、29はモー
タシリンダ26のためのコントローラである。そして、こ
れらインバータ27と、超音波探触子28と、コントローラ
29とは、いずれもコンピュータ30に電気的に接続されて
いる。またコンピュータ30には、ロータリエンコーダ17
と光電センサ19とからの信号が入力されるように構成さ
れている。
【0015】このような構成において、挿口1の先端の
外周に環状体3がろう付けされた管5の検査を行うとき
には、この管5を検査装置11に搬入して、ローラ13、14
により水平方向に支持する。また、管5の挿口1の端面
をストッパローラ21に接触させることによって、この管
5を軸心方向に位置決めさせる。管5の外面には一周検
知治具18をマグネット吸着させる。そして、モータシリ
ンダ26によって探触子24を移動させ、この探触子24を管
5の環状体3に向かい合った位置に位置決めさせる。
【0016】この状態で、チューブ25から探触子24に水
を供給しながら、環状体3と挿口1とのろう付け部分
を、この探触子24によって表面から探傷する。これによ
って探触子24のスポット径の大きさに応じた範囲の探傷
が行われる。探触子24からの信号は超音波探傷装置28に
送られ、この超音波探傷装置28において処理されたデー
タはコンピュータ30に送られる。
【0017】あるスポットの探傷が行われたなら、次に
モータ15によりローラ13が駆動されて、ロータリエンコ
ーダ17で検知される一定角度だけ管5を回転させる。す
ると、先に探傷した部分から周方向に変位した位置でス
ポット径の大きさに応じた次の範囲が探傷される。この
とき、スポット径の大きさよりも小さな距離だけ管5を
周方向に移動させることで、ある程度重複した範囲て探
傷を行う。そして、同様にして周方向に次々と探傷を行
うことで、そのスポット径に対応した管軸方向の幅で、
その部分の全周が探傷される。
【0018】管5が一周したことを光電センサ19によっ
て検知したなら、モータシリンダ26を駆動させて、探触
子24を一定距離だけ管軸方向に移動させて位置決めさせ
る。そして、その位置でも同様に全周の探傷を行う。そ
の後は、さらに探触子24を管軸方向に移動させること
で、環状体3の大きさに対応した広い範囲の全体を探傷
することができる。コンピュータ30は、得られたデータ
から、管5における環状体3のろう付け部の良否を判定
する。
【0019】たとえば、図2に例示する場合において
は、管軸方向に沿ったろう付け部4の長さをLとして、
この長さを三分の一した長さL1、L2、L3の範囲ごとに全
周の探傷を行うことになる。このとき、各範囲の長さL
1、L2、L3よりも探触子24のスポット径の方を大きくし
ておけば、誤りの無い探傷が可能である。また、上述の
ように周方向への管5の移動距離をスポット径よりも小
さくすることによっても、誤差の無い探傷が可能とな
る。
【0020】具体例について説明すると、たとえばろう
付け部4の長さLが18mmであると、各範囲の長さL
1、L2、L3は、それぞれ6mmとなる。この場合に、探
触子24は、図3に示すようにそのスポット径dが6mm
よりも大きくなるようにされるる。また周方向に沿った
管5の回転の送りピッチは、たとえば2mmに設定され
る。
【0021】ろう付け部4の全長かつ全周にわたっての
探傷が完了したなら、一周検知用治具18を管5から取り
外して、この管5を検査装置11の外へ搬出する。搬出さ
れた良品の管5は、その挿口1の先端部分および環状体
3が図4に示すように加工されることで、その先端部の
外周に突部2が形成される。
【0022】なお上記においては、管5の外周の突部2
を形成するための環状体3のろう付け部4を探傷する場
合について説明したが、本発明は、これに限定されるも
のではなく、管の他の部分の検査にも適用することがで
きる。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明によると、超音波探
傷手段の一定サイズのスポットで管を表面から探傷で
き、かつこの管を回転させることで、そのスポットサイ
ズで全周にわたって探傷でき、しかも管が一回転したこ
とを検知したなら、探傷手段を管の軸心方向に移動させ
ることで、まだ探傷されていない部分を同様に全周にわ
たって探傷することができ、このため管における所要部
分の全範囲を過不足なく探傷することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にもとづく管の検査装置の構成を示す図
である。
【図2】図1の装置にて支持された管のろう付け部およ
びその周辺を示す断面図である。
【図3】探傷子による探傷範囲を模式的に示す図であ
る。
【図4】管の挿口の外周の突部の例を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
5 管 13 ローラ 14 ローラ 18 一周検知用治具 19 光電センサ 24 超音波探触子 26 モータシリンダ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管を超音波で検査するための装置であっ
    て、この管を軸心まわりに回転可能なように水平方向に
    支持する支持手段と、前記管を一定サイズのスポットで
    その表面から超音波により探傷可能な探傷手段と、この
    管を周方向に一定ピッチずつ回転させることで、この管
    を前記探傷手段により軸心方向の一定幅で全周にわたっ
    て探傷させる回転手段と、前記管が周方向に一回転した
    ことを検知する検知手段と、管が周方向に一回転したこ
    とが検知されたなら、前記探傷手段を管の軸心方向に移
    動させることで、この管を他の部分において軸心方向の
    一定幅で全周にわたって探傷させる移動手段とを有する
    ことを特徴とする管の検査装置。
JP8206730A 1996-08-06 1996-08-06 管の検査装置 Pending JPH1048187A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8206730A JPH1048187A (ja) 1996-08-06 1996-08-06 管の検査装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP8206730A JPH1048187A (ja) 1996-08-06 1996-08-06 管の検査装置

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Publication Number Publication Date
JPH1048187A true JPH1048187A (ja) 1998-02-20

Family

ID=16528164

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8206730A Pending JPH1048187A (ja) 1996-08-06 1996-08-06 管の検査装置

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JP (1) JPH1048187A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017191013A (ja) * 2016-04-13 2017-10-19 Jfeスチール株式会社 肉厚測定装置、肉厚評価装置、肉厚測定方法及び肉厚評価方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017191013A (ja) * 2016-04-13 2017-10-19 Jfeスチール株式会社 肉厚測定装置、肉厚評価装置、肉厚測定方法及び肉厚評価方法

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