JPH1047968A - 圧電振動角速度計及びこれを用いた手振れ検出装置 - Google Patents

圧電振動角速度計及びこれを用いた手振れ検出装置

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JPH1047968A
JPH1047968A JP8205903A JP20590396A JPH1047968A JP H1047968 A JPH1047968 A JP H1047968A JP 8205903 A JP8205903 A JP 8205903A JP 20590396 A JP20590396 A JP 20590396A JP H1047968 A JPH1047968 A JP H1047968A
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JP
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vibrator
columnar
piezoelectric
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substrate
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JP8205903A
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Tatsushi Nomura
達士 野村
Yuichi Isono
勇一 磯野
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Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧電振動角速度計を小型化しても十分な分解
能と高いコリオリ力検出精度を確保することと、カメラ
の手振れ検出装置の性能を向上させることである。 【解決手段】 圧電振動角速度計の柱状振動子を基板の
対角線に沿って配置することにより、その長さを最大限
大きくとる。柱状振動子2個を正方形の基板上で各々別
の対角線に沿って配置すれば、両柱状振動子は直角方位
関係をとるので、そのままカメラの手振れ検出装置に組
み込むことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、航空機、船舶、自
動車等のナビゲーションシステムやこれらの姿勢制御装
置、或いはスチールカメラ、ビデオカメラの手振れ補正
装置に用いられる圧電振動角速度計に関する。
【0002】
【従来の技術】圧電振動角速度計は、例えば柱状の振動
子をその共振周波数で励振駆動させ、該振動子が長軸廻
りに回転したときに生じるコリオリ力から回転角速度を
測定するものである。その小型という特長を活かして、
特にスチールカメラ、ビデオカメラの手振れ補正装置へ
の応用が実施或いは検討されている。
【0003】カメラの手振れ補正装置は、撮影時の手振
れによる画質の低下を抑制するもので、手振れ検出装
置、CPU及びレンズ駆動装置を主要構成要素とする。
手振れ検出装置は、カメラのフィルム面又は受光素子面
(以下、結像画面と呼ぶ)の縦軸廻りと横軸廻りとの2
方向に対応した2個の圧電振動角速度計を有する。より
厳密に言うならば、上記2方向に対応した2個の振動子
を配置している。手振れ検出装置は、2個の圧電振動角
速度計の他に、レンズ駆動装置を制御するためのCPU
に測定データを送信する出力端子を備えている。
【0004】一般に、圧電振動角速度計は、振動子、基
板に加えて、電源、処理回路及びカバーを構成要素とし
て含み、パッケージの形態を成している。振動子は、通
常、支持部材を介して基板に固定される。柱状の振動子
は、その長軸を基板面と平行にし、振動子の共振振動に
おける2箇所の節点位置で基板に固定される。ここで節
点とは、共振する振動子において、振幅が零或いは最小
の部位を指す。振動子を支持するには、振動子と支持部
材とを接合し、支持部材と基板とを接合する方法が多用
されている。柱状の振動子が四角形の基板に載置される
場合は、通常、振動子の長軸が基板の一辺に平行となる
ように配される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】近年、角速度計の小型
化は顕著であり、圧電振動角速度計の振動子も小さくせ
ざるを得ない。振動子を小型化すると、検出し得るコリ
オリ力が小さくなるために圧電振動角速度計として十分
な分解能が得られなくなる恐れがある。又、振動子を小
型にすればする程、振動子自体の寸法誤差や振動子を基
板に固定する際の組立誤差については、検出精度を悪化
させる割合が大きくなる。圧電振動角速度計をスチール
カメラ、ビデオカメラの手振れ補正装置へ応用するに
は、カメラの結像画面の縦軸廻りと横軸廻りとの2方向
に対応して用いなければならない。言い換えれば、結像
画面の2次元方向に柱状振動子を2個配置し、各方向の
回転角速度を検出する必要がある。この場合、各々の柱
状振動子の長軸(機械的な中心軸)が、カメラ内の所定
の位置に直角となるように配されていることが必須であ
る。なぜならば、柱状振動子の機械的な中心軸がズレて
いると、手振れに基づくコリオリ力を正確に検出できな
くなり、結果的に高画質の画像が得られなくなるからで
ある。さらに、2個の圧電振動角速度計をカメラの狭い
筐体内に配置する場合は、柱状振動子を載置する基板
は、通常、柱状振動子の長軸方向に長い長方形であるの
で、圧電振動角速度計のパッケージも直方体となり、ど
のように配置しても無駄な空間が生じてしまう。本発明
は、圧電振動角速度計を小型化しても十分な分解能と高
い検出精度を確保することと、カメラの手振れ補正装置
の性能向上を図ることとを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者らは、
これらの目的を達成するために、先ず圧電振動角速度計
の柱状振動子を基板の対角線上に対角線に沿って配置し
た(請求項1)。このように配置すれば、柱状振動子の
長さを最大限にとることができる。柱状振動子の長さを
大きくとることによって、コリオリ力検出の分解能が向
上する。又、圧電振動角速度計をカメラの手振れ補正装
置へ応用するとき、結像画面の2次元方向に柱状振動子
を2個配置するが、各々を正方形基板の別の対角線上に
対角線に沿って配置した(請求項2)。
【0007】すなわち、本発明の請求項1に係る発明
は、「柱状の振動子をその共振周波数で励振駆動させ、
該振動子が長軸廻りに回転したときに生じるコリオリ力
から回転角速度を測定する圧電振動角速度計において、
前記柱状振動子は、その共振振動の節点部位にて、その
長軸を正方形の基板の対角線と平行にして固定されたこ
とを特徴とする圧電振動角速度計」である。
【0008】本発明の請求項2に係る発明は、「柱状の
振動子をその共振周波数で励振駆動させ、該振動子が長
軸廻りに回転したときに生じるコリオリ力から回転角速
度を測定する圧電振動角速度計において、前記柱状振動
子は2個設けられ、第1の柱状振動子は、その共振振動
の節点部位にて、その長軸を正方形の基板の一方の対角
線と平行にして固定され、第2の柱状振動子は、その共
振振動の節点部位にて、その長軸を前記基板の他方の対
角線と平行にして固定されたことを特徴とする圧電振動
角速度計」である。
【0009】又、カメラの手振れ補正装置に本発明の圧
電振動角速度計を用いた。すなわち、本発明の請求項4
に係る発明は、「カメラの結像画面の縦軸廻り及び横軸
廻りの回転角速度を圧電振動角速度計によって測定し、
カメラレンズ駆動装置を制御するためのCPUに測定デ
ータを送信する手振れ検出装置において、前記圧電振動
角速度計は、請求項1又は2に記載の圧電振動角速度
計」である。
【0010】
【発明の実施の形態】図3は、本発明に用いられた振動
子を説明するための斜視図である。柱状振動子1は、P
ZT(チタン酸ジルコン酸鉛)からなる第1圧電部材2
と第2圧電部材3とが、基準電極4を挟んで貼り合わさ
れている。第2圧電部材3の貼り合わせ面と相対する面
には、全面にわたって、柱状振動子1を励振するための
駆動電極5が形成されている。又、第1圧電部材2の貼
り合わせ面と相対する面には、2筋の溝部6が振動子の
長さ方向に平行に形成され、柱状振動子1の両端の堤の
部分にはその表面に検出電極7及び8が形成され、2筋
の溝部6に挟まれた堤の部分にはその表面にフィードバ
ック電極9が形成されている。この場合、ポーリング方
向は、柱状振動子1の厚さ方向としたが、他の方向を選
んでも構わない。
【0011】柱状振動子1の大きさは、幅 1.0mm、厚さ
1.0mm、長さL(mm)であり、各々の溝部6は、幅 0.2m
m、深さ30μm であり、検出電極7、8及びフィードバ
ック電極9の幅は、各々 0.2mmである。柱状振動子1を
励振駆動させるには、駆動電極5に交流電圧を印加す
る。柱状振動子1には、貼り合わせ面に対して垂直な方
向に凹凸が発生する屈曲運動が生ずる。通常は、自励振
回路(不図示)を使用することにより、柱状振動子1は
駆動側共振周波数で振動する。
【0012】今、柱状振動子1の長さ方向に平行な軸の
周りに、ある角速度で柱状振動子1が回転したとする
と、柱状振動子1はその幅方向に検出側の共振周波数で
振動し、この共振周波数による信号にコリオリ力成分が
重畳する。コリオリ力成分は、検出電極7、8には、検
出側の共振周波数による信号を逆位相で振幅変調するの
で、検出電極7、8に出力された波形について差動をと
ることによりコリオリ力成分のみを検出することができ
る。
【0013】尚、この柱状振動子1は、励振の振動モー
ドをd31、検出の振動モードをd31としたが、ポーリン
グ方向や電極配置を変えることにより、他の振動モー
ド、例えば、励振ではd15、検出ではd33を選ぶことも
可能である。以下、実施例により本発明を詳細に説明す
る。
【0014】
【実施例】
(実施例1)図1は、実施例1に係る柱状振動子の配置
を示す概略平面図である。すなわち、基板10の対角線
方向に柱状振動子1を載置した状態を示す。柱状振動子
1の寸法は、幅 1.0mm、厚さ 1.0mm、長さL(mm)と小型
である。一方、柱状振動子1を載置する基板10は、12
×12× 1mmの正方形の平板である。柱状振動子1は、支
持部材11を介して基板10に固定するときには、基板
10の向かい合う角10aを利用すれば正確な位置決め
が容易に実施できる。
【0015】このように柱状振動子1を基板10の対角
線に沿って配置した場合は、基板10の1辺が12mmなの
で柱状振動子1の長さLは12.4mm確保できる。他方、図
5は、従来通りに、基板10の辺に平行な方向に柱状振
動子1′を支持部材11によって固定した状態を示す概
略平面図である。このような配置では、柱状振動子1′
の長さLは 9.0mm確保できるに過ぎない。
【0016】ここで、図1の柱状振動子(長さL=12.4
mm)と図5の柱状振動子(長さL=9.0mm)の特性を比
較する。但し、両方の柱状振動子は、幅も厚さも同寸法
とし、厚さ 1.0mm、幅 1.0mmである。図1の柱状振動子
の場合は、共振周波数 20kHz、角速度分解能 1.0deg/se
c であるのに対し、図5の柱状振動子では、共振周波数
38.5kHz、角速度分解能 2.0deg/sec であった。すなわ
ち、前者の方が角速度分解能は2倍高いという効果が得
られた。
【0017】(実施例2)次に、実施例1と同寸法の柱
状振動子(長さL=12.4mm)2個を1枚の基板上に配置
したときの一例を説明する。図2は、実施例2に係る柱
状振動子2個を基板に配置した状態を示す概略透視図で
ある。すなわち、12×12× 1mmの正方形の基板10に長
さ12.4mmの柱状振動子が配されている。柱状振動子1a
は基板10の一方の対角線上に対角線に平行に配置さ
れ、柱状振動子1bは基板10の他方の対角線上に、対
角線に平行に配置される。従って、柱状振動子1a、1
bはそれぞれの長軸が直角の方位関係になる。柱状振動
子1aは、支持部材11aを介して基板10に固定さ
れ、柱状振動子1bは、支持部材11aより背の高い支
持部材11bを介して基板10に固定される。
【0018】尚、上記のように、2個の柱状振動子を基
板の同一面に配置するだけではなく、基板の表裏に各1
個の柱状振動子を直交するように配置してもよい。この
場合、両振動子の支持部材の高さを低い方に揃えること
ができるので、圧電振動角速度計のコンパクト化を図る
ことができる。本実施例の場合も実施例1と同様に、基
板10の向かい合う角を利用して柱状振動子の正確な位
置決めが容易にできる。すなわち、柱状振動子1aにつ
いては基板10の向かい合う角10aが利用でき、柱状
振動子1bについては基板10の向かい合う角10bが
利用できる。又、2個の柱状振動子の長軸が直交方位関
係になっているので、後述するように、カメラの手振れ
検出装置として有用である。
【0019】(実施例3)次に、実施例1の振動子配置
の圧電振動角速度計を有する手振れ検出装置をカメラの
筐体内に配置したときの一例を説明する。前述したよう
に、カメラでは結像画面の縦軸方向と横軸方向の2方向
に振動子を配置しなければならず、手振れ検出装置には
2個の圧電振動角速度計が必要である。
【0020】図4は、カメラの結像画面12を紙面と平
行にとったとき、カメラレンズ側から見た図である。手
振れ検出装置20は、実施例1(図1)の圧電振動角速
度計21、22を有する。図4は、結像画面12と圧電
振動角速度計21、22との位置関係を示す概略平面図
であって、結像画面12に向かって左方に圧電振動角速
度計21と22とが前後に2個重なるように配置され
る。圧電振動角速度計21及び22は、単純に重ね合わ
せてもよいし、基板同士が背中合わせになるように重ね
合わせて配置してもよい。2個の振動子の直角度は、単
に基板同士の辺を合わせるのみで正確に確保される。
【0021】圧電振動角速度計21、22は12×12× 5
mmの寸法を有するので、2個を密着するように重ね合わ
せれば12×12×10mmとほぼ立方体となる。従って、カメ
ラの狭い筐体内に配置する場合、無駄な空間が生じにく
くなるので、カメラ筐体内の部品レイアウトの自由度が
大きい。図6は、従来の振動子配置を示す別の概略平面
図であり、実施例3及び4と比較するために用いられる
ものである。図6では、柱状振動子1の長さLは12.4mm
であり、図1の振動子と同じであるが、基板10′は、
15.4× 6× 1mmとできるだけ面積を小さくしたものであ
る。従って、図6に示す振動子を有する圧電振動角速度
計31、32は、いずれも体積15.4× 6× 5mmの直方体
となる。
【0022】この圧電振動角速度計31、32を有する
手振れ検出装置30を、図4に倣ってカメラの結像画面
12の左方に配置したときの概略平面図を図7に示す。
図4と図7を比較すると、図4の手振れ検出装置はほぼ
立方体となるのに対し、図7の手振れ検出装置は立体形
状が複雑である。その複雑さ故に無駄な空間が生じてし
まい、カメラの筐体内に各種部品を配置する際に融通が
効きにくくなる。
【0023】(実施例4)次に、実施例2の圧電振動角
速度計を有する手振れ検出装置をカメラの筐体内に配置
したときの別例を、同じく図4を用いて説明する。本実
施例では、手振れ検出装置40は1個の圧電振動角速度
計を含むが、結像画面12との位置関係は、先に述べた
実施例3と結果的にはほぼ同じになる。
【0024】本実施例では、柱状振動子1aは、結像画
面12の縦軸廻りの回転角速度を検出し、柱状振動子1
bは、結像画面12の横軸廻りの回転角速度を検出す
る。柱状振動子1aと1bは既に正方形の基板10の上
で直角配置がなされているので、圧電振動角速度計をカ
メラに組み込む際には上述の調整は不要である。本実施
例の場合は、実施例3よりも更に手振れ検出装置40の
容積は小さくなるので、図7に示す従来の手振れ検出装
置30よりもはるかに有効にカメラの筐体内に配置する
ことができる。
【0025】
【発明の効果】以上のとおり、本発明の圧電振動角速度
計は、振動子を基板の対角線に沿って配置するので、柱
状振動子の長さを最大限大きくとることができる。従っ
て、第1に、振動子の製造誤差や基板への取り付け誤差
に起因する検出精度の悪化の度合いを小さくでき、又、
パッケージの大きさの割りには角速度分解能を高くする
ことができる(請求項1)。
【0026】第2に、柱状振動子2個を1枚の正方形基
板上で各々別の対角線に沿って配置するので、上記の効
果が得られるとともに、2個の柱状振動子の直角方位関
係も容易に実現できる(請求項2)。第3に、請求項1
の振動子配置の圧電振動角速度計を有する手振れ検出装
置ははぼ立方体形状となるので、カメラの筐体内に配置
する際に無駄な空間が生じない。又、請求項2の振動子
配置の圧電振動角速度計を有する手振れ検出装置は、よ
り一層のコンパクト化を図ることができ、さらに、カメ
ラの結像画面との方位関係の調整も1回のみで足りる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に係る柱状振動子の配置を示
す概略平面図。
【図2】本発明の実施例2に係る柱状振動子の配置を示
す概略透視図。
【図3】本発明で使用された柱状振動子の構造を示す透
視図。
【図4】本発明の実施例3及び4に係る、結像画面と圧
電振動角速度計との位置関係を示す概略平面図。
【図5】従来の、柱状振動子の配置を示す概略平面図。
【図6】従来の、柱状振動子の配置を示す別の概略平面
図。
【図7】従来の、結像画面と圧電振動角速度計との位置
関係を示す概略平面図。
【符号の説明】
1、1′・・・・・・柱状振動子 2・・・・・・・・・第1圧電部材 3・・・・・・・・・第2圧電部材 4・・・・・・・・・基準電極 5・・・・・・・・・駆動電極 6・・・・・・・・・溝部 7、8・・・・・・・検出電極 9・・・・・・・・・フィードバック電極 10、10′・・・・基板 11・・・・・・・・支持部材 12・・・・・・・・結像画面 20、30、40・・手振れ検出装置 21、22・・・・・圧電振動角速度計 31、32・・・・・圧電振動角速度計

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柱状の振動子をその共振周波数で励振駆
    動させ、該振動子が長軸廻りに回転したときに生じるコ
    リオリ力から回転角速度を測定する圧電振動角速度計に
    おいて、 前記柱状振動子は、その共振振動の節点部位にて、その
    長軸を正方形の基板の対角線上で対角線と平行にして固
    定されたことを特徴とする圧電振動角速度計。
  2. 【請求項2】 柱状の振動子をその共振周波数で励振駆
    動させ、該振動子が長軸廻りに回転したときに生じるコ
    リオリ力から回転角速度を測定する圧電振動角速度計に
    おいて、 前記柱状振動子は2個設けられ、第1の柱状振動子は、
    その共振振動の節点部位にて、その長軸を正方形の基板
    の一方の対角線上で対角線と平行にして固定され、第2
    の柱状振動子は、その共振振動の節点部位にて、その長
    軸を前記基板の他方の対角線上で対角線と平行にして固
    定されたことを特徴とする圧電振動角速度計。
  3. 【請求項3】 前記柱状振動子は、長方形断面を有する
    直方体の第1の圧電部材と、直方体の第2の圧電部材と
    が接合されることによってほぼ正方形断面を有し、 前記第1の圧電部材と前記第2の圧電部材との接合面に
    形成される基準電位電極と、前記第2の圧電部材の接合
    面と相対する面上に形成される励振駆動電極と、前記第
    1の圧電部材の接合面と相対する面上の両端においてそ
    れぞれ所定の幅で形成された信号取り出し電極と、を備
    えたことを特徴とする、請求項1又は2に記載の圧電振
    動角速度計。
  4. 【請求項4】 カメラの結像画面の縦軸廻り及び横軸廻
    りの回転角速度を圧電振動角速度計によって測定し、カ
    メラレンズ駆動装置を制御するためのCPUに測定デー
    タを送信する手振れ検出装置において、 前記圧電振動角速度計は、請求項1又は2に記載の圧電
    振動角速度計であることを特徴とする手振れ検出装置。
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