JPH1047287A - ポンプ - Google Patents

ポンプ

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Publication number
JPH1047287A
JPH1047287A JP22602096A JP22602096A JPH1047287A JP H1047287 A JPH1047287 A JP H1047287A JP 22602096 A JP22602096 A JP 22602096A JP 22602096 A JP22602096 A JP 22602096A JP H1047287 A JPH1047287 A JP H1047287A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
casing
partition plate
pump
chamber
Prior art date
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Pending
Application number
JP22602096A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Kishimoto
浩一 岸本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibaura Mechatronics Corp
Original Assignee
Shibaura Engineering Works Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Shibaura Engineering Works Co Ltd filed Critical Shibaura Engineering Works Co Ltd
Priority to JP22602096A priority Critical patent/JPH1047287A/ja
Publication of JPH1047287A publication Critical patent/JPH1047287A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】部品点数を減少させ、組立が容易で、かつ、安
価なポンプを提供することを目的としている。 【構成】羽根車15が収容されるうず室12を形成する
本体ケーシング3と、吸水通路13と気水分離室を形成
する第2ケーシング4と、これら本体ケーシング3と第
2ケーシング4との間に挟設され、かつ、うず室12と
吸水通路13及び気水分離室との間の位置に水流通用の
開口が形成された仕切板2とを備えているポンプ1にお
いて、この仕切板2両面の周縁部及び外周部を樹脂製弾
性体5、または、ゴム材6で一体にモールド成形する構
造にすることにより、部品点数が減少し、組立性が容易
になり、かつ、安価なポンプを提供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はポンプの仕切板の構造に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】ポンプはケーシング、羽根車及び羽根車
に回転トルクを与えるモータなどで構成されている。図
4に示す自給式のポンプ1bを用いて、ポンプの構成に
ついて説明する。本体ケーシング3にはモータ16が締
着されており、このモータ16の軸には羽根車15が軸
着されている。第2ケーシング4は2つの部屋に仕切ら
れており、一方の部屋は吸水通路13になっており吸水
管9につながっている。また、他方の部屋は送水通路1
8になっており、この部屋は気水分離室も兼ねている。
そして、この送水通路18は吸水管9につながってい
る。また、仕切板2bには中央近傍に吸水口7が、そし
て、周辺近傍に送水口8が形成されている。さらに、こ
の仕切板2bの両側にはゴム製のパッキン11が各一枚
づつ配設され、この仕切板2bとパッキン11が押え板
19で第2ケーシング4に締着されている。
【0003】この様な構成の各部品を組み立てて羽根車
15を回転させることにより、水が吸水管7より流入
し、吐出管10より給水される。この様に、仕切板2b
と本体ケーシング3または仕切板2bと第2ケーシング
4との間にパッキン11を挟設することにより、仕切板
2bと各ケーシング3、4との間からの水漏れを防止す
ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のポンプは、組立
時に仕切板の両側に薄くて変形し易いパッキンを当てて
組立をしなければならず、組立に時間を要するという問
題があり、また、部品点数が多く、かつ、ゴム材の使用
量が多くコストがかかるという問題があった。
【0005】本発明は、この様な事情を鑑みてなされた
ものであり、部品点数を減少させ、組立が容易で、か
つ、安価なポンプを提供することを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1において、羽根
車が収容されるうず室を形成する本体ケーシングと、吸
水通路と気水分離室を形成する第2ケーシングと、これ
ら本体ケーシングと第2ケーシングとの間に挟設され、
かつ、うず室と吸水通路及び気水分離室との間の位置に
水流通用の開口が形成された仕切板とを備えているポン
プにおいて、この仕切板両面の周縁部及び外周部を樹脂
製弾性体で一体にモールド成形することにより部品点数
が減少し、組立性が容易になり、かつ、安価なポンプを
提供することができ課題を解決している。
【0007】請求項2において、請求項1記載の仕切板
の両面の周縁部及び外周部をゴム材で一体にモールド成
形することにより部品点数が減少し、組立性が容易にな
り、安価なポンプを提供することができ課題を解決して
いる。
【0008】
【作用】仕切板を二つのケーシングで挟持し、ネジで締
め付けることにより、仕切板の周縁部に形成された樹脂
製絶縁体またはゴム材がこの二つのケーシングにより押
圧される。ポンプのスイッチを入れることにより、モー
タが作動し羽根車が回される。この回転により、本体ケ
ーシング内の水が送水通路を経由し吐出管より外部に送
水されて、吸水管より水が流入する。この水流の移動に
よりケーシング内に水圧が発生する。
【0009】仕切板とケーシングの間は樹脂製絶縁体ま
たはゴム材で挟持され、ネジで締着されているので、こ
の箇所からの水漏れが防止される。
【0010】
【実施例】本発明を図面に示された一実施例に基づいて
説明すると、図1は本発明の一実施例によるポンプの分
解斜視図であり、図2は本発明の一実施例による仕切板
の斜視図であり、図3は本発明の一実施例による要部の
断面図である。
【0011】図1、図2、図3において、3はうず室1
2が形成され、羽根車15を軸着している本体ケーシン
グであり、4は吸水通路13と気液分離室を兼ねた送水
通路18が形成されている第2ケーシングである。ま
た、2は本体ケーシング3と第2ケーシング4との間に
挟設している仕切板である。この仕切板2は、剛性をも
たせるためにステンレス鋼等を使用した板材からなり、
この仕切板2の両面の周縁部及び外周部は樹脂製弾性体
5、または、ゴム材6で一体にモールド成形されてお
り、この仕切板2には吸水口7と送水口8が設けられて
いる。この吸水口7は本体ケーシング3内に収容された
羽根車15の回転によって吸い込まれた水が、第2ケー
シング4内の吸水通路13を通りうず室12に流れ込む
ための透孔である。そして、送水口8は本体ケーシング
3から第2ケーシング4の気水分離室を兼ねた送水通路
18に水を流れ込むための透孔である。また、第2ケー
シング4の上端に吸水管9と吐出管10とが形成されて
おり、この吸込管9と吸水通路13とは連通している。
一方、前記吸水通路13と側壁17を挟んで送水通路1
8が設けられており、この送水通路18が前記吐出管1
0と連通している。組立時には、第2ケーシング4の開
口部を塞ぐように仕切板2をあて、さらに、羽根車15
を軸着した本体ケーシング3の開口部を塞ぐように重ね
合わせて螺合している。
【0012】この様な構成において、モータ16が起動
すると、このモータ16の主軸に軸着された羽根車15
に回転トルクが伝えられ羽根車15が回転する。この回
転により、うず室12内の水が遠心力で送水口8に送り
出され、送水通路18を経由し吐出管10より外部に送
水される。うず室12部の水圧の低下により、外部の水
が吸水管9より、吸水通路13、吸水口7を経由しうず
室12内に流入する。羽根車15の回転により内部の水
が移動しケーシング3、4内に水圧が発生する。本発明
のように、仕切板2の両面の周縁部及び外周部を樹脂製
弾性体5またはゴム材6で一体にモールド成形した仕切
板2を使用することにより、仕切板2の樹脂製弾性体5
またはゴム材6で成形された箇所が本体ケーシング3と
第2ケーシング4により挟持され、かつ、ネジで締着さ
れることにより、ケーシング3、4内で発生した水圧に
対する水漏れが防止できる。
【0013】この様に、本発明の様な仕切板2にするこ
とにより仕切板2部からの水漏れを防止することができ
るが、これ以外に、部品点数の削減と薄く変形しやすい
パッキンを使用する必要がなくなるなどの理由により組
立性がよくなる。また、ゴムパッキンが2枚と押え板及
びその箇所に使用するネジが不要になり部品点数が減少
し、かつ、ゴム材等の材料の使用量が減少するので安価
なポンプになる。
【0014】なお、本発明は本体ケーシング3と第2ケ
ーシング4と仕切板両面の周縁部及び外周部を樹脂製弾
性体で一体にモールド成形された仕切板2とで構成され
たポンプであれば、自吸式ポンプ以外のどのようなポン
プにも適用することができる。
【0015】
【発明の効果】以上の通り、本願発明のポンプは、仕切
板の周縁部及び外周部に樹脂製弾性体またはゴム材を一
体にモールドにすることにより水漏れを防止することが
でき、部品点数が減少するので組立性が向上し、かつ、
安価なポンプを提供することができる。
【0016】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるポンプの分解斜視図で
ある。
【図2】本発明の一実施例による仕切板の斜視図であ
る。
【図3】本発明の一実施例による要部の断面図である。
【図4】従来のポンプの分解斜視図である。
【符号の説明】
1、1b・・ポンプ 2、2b・・仕切板 3・・・・・本体ケーシング 4・・・・・第2ケーシング 5・・・・・樹脂製弾性体 6・・・・・ゴム材 7・・・・・吸水口 8・・・・・送水口 9・・・・・吸水管 10・・・・・吐出管 11・・・・・ゴムパッキン 12・・・・・うず室 13・・・・・吸水通路 15・・・・・羽根車 16・・・・・モータ 17・・・・・側壁 18・・・・・送水通路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】羽根車が収容されるうず室を形成する本体
    ケーシングと、 吸水通路と気水分離室を形成する第2ケーシングと、 これら本体ケーシングと第2ケーシングとの間に挟設さ
    れ、かつ、前記うず室と吸水通路及び気水分離室との間
    の位置に水流通用の開口が形成された仕切板とを備えて
    いるポンプにおいて、 この仕切板両面の周縁部及び外周部を樹脂製弾性体で一
    体にモールド成形したことを特徴とするポンプ。
  2. 【請求項2】羽根車が収容されるうず室を形成する本体
    ケーシングと、 吸水通路と気水分離室を形成する第2ケーシングと、 これら本体ケーシングと第2ケーシングとの間に挟設さ
    れ、かつ、前記うず室と吸水通路及び気水分離室との間
    の位置に水流通用の開口が形成された仕切板とを備えて
    いるポンプにおいて、 この仕切板両面の周縁部及び外周部をゴム材で一体にモ
    ールド成形したことを特徴とするポンプ。
JP22602096A 1996-08-07 1996-08-07 ポンプ Pending JPH1047287A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22602096A JPH1047287A (ja) 1996-08-07 1996-08-07 ポンプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22602096A JPH1047287A (ja) 1996-08-07 1996-08-07 ポンプ

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JPH1047287A true JPH1047287A (ja) 1998-02-17

Family

ID=16838536

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JP22602096A Pending JPH1047287A (ja) 1996-08-07 1996-08-07 ポンプ

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