JPH1046763A - 折板屋根の雨樋支持構造 - Google Patents

折板屋根の雨樋支持構造

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Publication number
JPH1046763A
JPH1046763A JP20706096A JP20706096A JPH1046763A JP H1046763 A JPH1046763 A JP H1046763A JP 20706096 A JP20706096 A JP 20706096A JP 20706096 A JP20706096 A JP 20706096A JP H1046763 A JPH1046763 A JP H1046763A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
folded
rain gutter
plate roof
support shaft
screwed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20706096A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Shimizu
勝美 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication of JPH1046763A publication Critical patent/JPH1046763A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 強風等の影響を受けて外れるようなことがな
く、強固な固定が可能な折板屋根の雨樋支持構造を提供
する。 【解決手段】 断面形状がコの字形の挟持具1が、ほぼ
平坦な山部21と谷部22とが交互に傾斜部23により
接続されて形成された折板屋根2の上記山部21の先端
より嵌入され、更に、上面の平坦部31と両側の裾広が
りの斜面部32とよりなる山形の押え具3が、上記挟持
具1が嵌入された山部21の裏側より当接されて取り付
けられるとともに、雨樋の支持軸4がその先端に設けら
れた雄ネジ部41を挟持具1の裏側に螺着されて垂設さ
れ、更に、上記押え具3の平坦部31がその裏側より上
記支持軸4の雄ネジ部41に装着されたナット5により
締め付けられて固定され、上記支持軸4の下端に螺着さ
れた支持金具6により雨樋が支持されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、折板屋根の雨樋支
持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、折板屋根による軒樋等の雨樋の支
持構造は、例えば、実開昭58−138738号公報に
記載された例が挙げられる。この折板屋根用の雨樋支持
構造は、水平片の両側にハの字に広がる傾斜片を有する
取付用部片の水平片に平行な一対のスリット溝を設け、
このスリット溝を折板屋根の山部の両側の傾斜部に嵌入
して取り付け、この取付用部片より下方へ垂設した支持
金具により雨樋を支持する構造となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記実
開昭58−138738号公報に記載されている雨樋の
支持構造においては、折板屋根の傾斜部に嵌入された取
付用部片の固定が、単に線接触による摩擦抵抗により保
持されているだけであるから、その固着力が弱く、例え
ば、強風等の影響で折板屋根や雨樋が強い風圧を受ける
と、それに抗しきれずに、上記取付用部片が折板屋根よ
り抜け出すといった懸念があるとともに、ボルト・ナッ
ト等による固定でないため、構造的にも強度不足である
といった欠点が指摘される。
【0004】本発明は、このような上記の問題点に着目
してなされたものであり、その目的とするところは、こ
れらの問題点を解消し、強風等の影響を受けて外れるよ
うなことがなく、強固な固定が可能な折板屋根の雨樋支
持構造を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の折板屋根の雨樋
支持構造においては、断面形状がコの字形の挟持具が、
ほぼ平坦な山部と谷部とが交互に傾斜部により接続され
て形成された折板屋根の上記山部の先端より嵌入され、
更に、上面の平坦部と両側の裾広がりの斜面部とより形
成された山形の押え具が、上記挟持具が嵌入された山部
の裏側より当接されて取り付けられるとともに、雨樋の
支持軸がその先端に設けられた雄ネジ部を挟持具の裏側
に螺着されて垂設され、更に、上記押え具の平坦部がそ
の裏側より上記支持軸の雄ネジ部に装着されたナットに
より締め付けられて固定され、上記支持軸の下端に螺着
された支持金具により雨樋が支持された構造であること
を特徴とする。
【0006】
【作用】本発明の折板屋根の雨樋支持構造においては、
断面形状がコの字形の挟持具が、折板屋根の山部の先端
より嵌入され、更に、山形の押え具が上記挟持具が嵌入
された山部の裏側より当接して取り付けられ、雨樋の支
持軸がその先端に設けられた雄ネジ部を挟持具の裏側に
螺着して垂設され、更に、上記押え具の平坦部がその裏
側より上記支持軸の雄ネジ部に装着されたナットにより
締め付けられて固定され、上記支持軸の下端に螺着され
た支持金具により雨樋が支持されるようになされたこと
により、即ち、折板屋根の山部の上面と挟持具の上面と
が面接触により当接することにより、滑りに対して大き
い抗力が確保され、下面が押え具により折板屋根の山部
との間にナットにより強固に締め付けられて固定される
ているので、強風等により雨樋や折板屋根が風圧を受け
ても、上記挟持具が外れるようなことがなく、強固な固
定が保持される折板屋根による雨樋の支持構造とするこ
とが可能となった。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の折板屋根の雨樋
支持構造の一例を示す断面図である。図1に示す本実施
例の折板屋根の雨樋支持構造において、1は挟持具であ
り、この挟持具1は断面形状がコの字形をしており、ほ
ぼ平坦な山部21と谷部22とが交互に傾斜部23で接
続されて形成された折板屋根2の上記山部21の先端よ
り、その嵌合溝11を嵌入されて取り付けられている。
【0008】上記挟持具1は、図2の斜視図に示すよう
に、断面形状がコの字形の平坦な上板11と下板12と
により構成され、この上板11と下板12との間に、前
面より奥方に向かって嵌合溝13が設けられ、折板屋根
2の平坦な山部21が嵌入されるようになっている。
又、下板12のほぼ中央部には雌ネジ14が設けられて
いる。
【0009】尚、上記嵌合溝13の前面は、ほぼ水平に
設けられているが、奥方に向かって下がり勾配が設けら
れている。この勾配の大きさは、折板屋根2の傾斜勾配
にほぼ合わせた勾配となっており、折板屋根2の山部2
1に嵌入された状態で、ほぼ水平となるように配慮され
ている。
【0010】3は押え具であり、この押え具3は、図3
の斜視図に示すように、上面の平坦部31と両側に裾広
がりの斜面部32とにより山形状に形成され、上記平坦
部のほぼ中央には、下記の支持軸4の貫通孔33が穿設
されている。この押え具3は上記挟持具1が嵌入された
折板屋根2の山部21の裏側より上記挟持具1の裏側に
平坦部31の上面を当接されて取り付けられている。
【0011】更に、折板屋根2の先端下方において支持
される雨樋(図示しない)の支持用の支持軸4が、その
先端に設けられた雄ネジ部41を上記挟持具1の裏側に
設けられた雌ネジ14螺着されて垂設されている。
【0012】又、上記押え具3の上面の平坦部31が、
その裏側より上記支持軸4の雄ネジ部41に装着された
ナット5により締め付けられて固定されている。上記支
持軸4の下端には、支持金具6がナット7により締め付
けられて取り付けられ、この支持金具6の両端により、
その端部を懸持されるようにして雨樋が支持された構造
となされている。
【0013】即ち、上記のような雨樋の支持構造におい
ては、折板屋根2の山部21の上面と挟持具1の上面と
が面接触により当接されることにより、滑りに対して大
きい抗力が確保され、又、挟持具1の下面は押え具3に
より折板屋根2の山部21との間にナット5により強固
に締め付けられて固定されるているので、強風等により
雨樋や折板屋根2が大きい風圧を受けても、上記挟持具
1が外れるようなことがなく、強固な固定が保持され
る。
【0014】又、上記挟持具1はその嵌合溝11に、上
記に説明のように、折板屋根2の傾斜を打ち消すように
勾配をつけて設けられているので、折板屋根2への嵌入
による取り付けがほぼ水平となり、垂設される支持軸4
がほぼ垂直状態で雨樋を支持することになり、雨樋から
受ける荷重支持軸4方向と一致するので、前後左右への
分力が作用せず、固定強度が向上する。
【0015】
【発明の効果】本発明の折板屋根の雨樋支持構造におい
ては、断面形状がコの字形の挟持具が、折板屋根の山部
の先端より嵌入され、更に、山形の押え具が上記挟持具
が嵌入された山部の裏側より当接して取り付けられ、雨
樋の支持軸がその先端に設けられた雄ネジ部を挟持具の
裏側に螺着して垂設され、更に、上記押え具の平坦部が
その裏側より上記支持軸の雄ネジ部に装着されたナット
により締め付けられて固定され、上記支持軸の下端に螺
着された支持金具により雨樋が支持されるようになされ
たことにより、即ち、折板屋根の山部の上面と挟持具の
上面とが面接触により当接することにより、滑りに対し
て大きい抗力が確保され、下面が押え具により折板屋根
の山部との間にナットにより強固に締め付けられて固定
されるているので、強風等により雨樋や折板屋根が風圧
を受けても、上記挟持具が外れるようなことがなく、強
固な固定が保持される折板屋根による雨樋の支持構造と
することが可能となった。
【0016】又、折板屋根の上面に取り付けのための孔
等を加工する必要がなく、工数が軽減できるばかりでな
く、錆の発生や孔からの雨水の漏水を防止できる利点が
ある。更に、折板屋根上面の保護とともに、雨樋の支持
構造の強度が大幅にアップしたことにより、風や積雪へ
の対応力を向上させることができるようになった。従っ
て、折板屋根の雨樋支持構造として好適に用いられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の折板屋根の雨樋支持構造の一例を示す
断面図。
【図2】挟持具の一例を示す斜視図。
【図3】押え具の一例を示す斜視図。
【符号の説明】
1 挟持具 11 上板 12 下板 13 嵌合溝 14 雌ネジ部 2 折板屋根 21 山部 22 谷部 23 傾斜部 3 押え具 31 平坦部 32 斜面部 33 貫通孔 4 支持軸 41 雄ネジ部 5、7 ナット 6 支持金具

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断面形状がコの字形の挟持具が、ほぼ平
    坦な山部と谷部とが交互に傾斜部により接続されて形成
    された折板屋根の上記山部の先端より嵌入され、更に、
    上面の平坦部と両側の裾広がりの斜面部とより形成され
    た山形の押え具が、上記挟持具が嵌入された山部の裏側
    より当接されて取り付けられるとともに、雨樋の支持軸
    がその先端に設けられた雄ネジ部を挟持具の裏側に螺着
    されて垂設され、更に、上記押え具の平坦部がその裏側
    より上記支持軸の雄ネジ部に装着されたナットにより締
    め付けられて固定され、上記支持軸の下端に螺着された
    支持金具により雨樋が支持された構造であることを特徴
    とする折板屋根の雨樋支持構造。
JP20706096A 1996-08-06 1996-08-06 折板屋根の雨樋支持構造 Pending JPH1046763A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20706096A JPH1046763A (ja) 1996-08-06 1996-08-06 折板屋根の雨樋支持構造

Applications Claiming Priority (1)

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JP20706096A JPH1046763A (ja) 1996-08-06 1996-08-06 折板屋根の雨樋支持構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1046763A true JPH1046763A (ja) 1998-02-17

Family

ID=16533548

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JP20706096A Pending JPH1046763A (ja) 1996-08-06 1996-08-06 折板屋根の雨樋支持構造

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JP (1) JPH1046763A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008108613A1 (es) * 2007-03-06 2008-09-12 Salinas Garcia Jose Marco Pieza de fijación aislante para barras de tierra.
JP2013224573A (ja) * 2012-03-22 2013-10-31 Agata Denshi Kk 固定具および固定方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008108613A1 (es) * 2007-03-06 2008-09-12 Salinas Garcia Jose Marco Pieza de fijación aislante para barras de tierra.
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