JPH1046525A - 吸音板及びその製造方法 - Google Patents

吸音板及びその製造方法

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JPH1046525A
JPH1046525A JP20474396A JP20474396A JPH1046525A JP H1046525 A JPH1046525 A JP H1046525A JP 20474396 A JP20474396 A JP 20474396A JP 20474396 A JP20474396 A JP 20474396A JP H1046525 A JPH1046525 A JP H1046525A
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JP
Japan
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sound absorbing
concrete
cement
plate
wall
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JP20474396A
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English (en)
Inventor
Yukinori Kawahara
幸則 河原
Kenji Tokunaga
健二 徳永
Nobusuke Hayashi
暢介 林
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Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】広い周波数帯域にわたって騒音を吸収でき、ま
た破損しても飛散しない。 【解決手段】セメント板11は長尺の板状の外壁部11
aと、この外壁部11aの両側縁に連なる一対の側壁部
11b,11bと、外壁部11a及び一対の側壁部11
b,11bにより形成された凹部11cとを有する。こ
の凹部11cにはまぶしコンクリート12が充填され
る。本発明の特徴ある構成は、外壁部11a内面とまぶ
しコンクリート12との間に外壁部11aの長手方向に
1又は2以上の中空部13が形成され、中空部13にま
ぶしコンクリート12とは吸音効果の異なる吸音部材1
4が充填されたところにある。また外壁部11a内面及
び吸音部材14表面とまぶしコンクリート12との間に
不織布16が介装されることが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車道又は鉄道の両側
に沿って立設されたり或いはトンネルの内面に張付けら
れたりする吸音板及びその製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の吸音板として、長尺の板
状の外壁部とこの外壁部の両側縁に連なる一対の側壁部
とを有するセメント板に上記外壁部及び一対の側壁部に
より凹部が形成され、この凹部にまぶしコンクリートが
充填されたものが知られている。この吸音板は、セメン
ト、砂、珪砂及び有機繊維の混練物を押出し成形してセ
メント板を形成し、このセメント板の凹部に軽量骨材と
セメントペーストとの混練物を充填し、更にこの混練物
を硬化して内部に気泡を有する粟おこし状のまぶしコン
クリートを形成することにより製造される。このように
構成された吸音板では、まぶしコンクリートを車道に面
するように車道の両側に立設すると、車道を走行する自
動車の発生する騒音が気泡を有するまぶしコンクリート
により吸収されるので、車道の周囲の住宅街等に騒音が
達しないばかりか、吸音板で上記騒音が反射して自動車
に戻ることがなく自動車の運転者も騒音により気が散る
ことがない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の吸
音板では、まぶしコンクリートが吸収する騒音は所定の
周波数帯域の騒音に限られ、この帯域以外の周波数帯域
の騒音は車道側に反射するため、この騒音により自動車
の運転者が気を散らせる恐れがあった。また、上記従来
の吸音板では、この吸音板が自動車の接触等により破損
すると、飛散する問題点があった。本発明の目的は、広
い周波数帯域にわたって騒音を吸収でき、また破損して
も飛散しない吸音板及びその製造方法を提供することに
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
図1に示すように、長尺の板状の外壁部11aとこの外
壁部11aの両側縁に連なる一対の側壁部11b,11
bと外壁部11a及び一対の側壁部11b,11bによ
り形成された凹部11cとを有するセメント板11と、
凹部11cに充填されたまぶしコンクリート12とを備
えた吸音板の改良である。その特徴ある構成は、外壁部
11a内面とまぶしコンクリート12との間に外壁部1
1aの長手方向に1又は2以上の中空部13が形成さ
れ、中空部13にまぶしコンクリート12とは吸音効果
の異なる吸音部材14が充填されたところにある。この
請求項1に係る吸音板では、吸音部材14がまぶしコン
クリート12に接着して固定されないため、まぶしコン
クリート12が所定の周波数帯域の騒音を吸収し、吸音
部材14が別の周波数帯域の騒音を吸収する。中空部1
3の数、大きさ、形状又は吸音部材14の材質、充填度
を適切に選定すれば、広い周波数帯域にわたって騒音を
吸収できるので、吸音板10で反射する騒音は殆どな
い。
【0005】請求項2に係る発明は、請求項1に係る発
明であって、更に図1に示すように、外壁部11a内面
及び吸音部材14表面とまぶしコンクリート12との間
に不織布16が介装されたことを特徴とする。この請求
項2に係る吸音板では、不織布16がまぶしコンクリー
ト12及び吸音部材14で吸収した周波数帯域以外の周
波数帯域の騒音を吸収でき、また吸音板10が損傷して
も不織布16が破損した吸音板10を繋ぎ止めるので飛
散しない。
【0006】請求項3に係る発明は、図1に示すよう
に、長尺の板状の外壁部11aとこの外壁部11aの両
側縁に連なる一対の側壁部11b,11bと外壁部11
a及び一対の側壁部11b,11bにより形成された凹
部11cとを有するセメント板11をセメント、砂、珪
砂及び有機繊維を含む混練物の押出し成形により一体的
に形成する工程と、セメント板11と同一又はセメント
板11より長い1又は2以上の弾性チューブ17に気体
又は液体を封入して弾性チューブ17を膨張させる工程
と、セメント板11が硬化する前に膨張させた弾性チュ
ーブ17を外壁部11a内面にこの外壁部11aの長手
方向に沿って配置する工程と、セメント板11が硬化す
る前に弾性チューブ17が配置されたセメント板11の
凹部11cに軽量骨材とこの軽量骨材100重量%に対
して20〜30重量%のセメントペーストとを含む堅練
りの混練物を充填する工程と、セメント板11を硬化し
かつ混練物を硬化して粟おこし状のまぶしコンクリート
12を形成する工程と、弾性チューブ17に封入された
気体又は液体を排出して弾性チューブ17を収縮させセ
メント板11及びまぶしコンクリート12間から引抜い
てセメント板11及びまぶしコンクリート12間に中空
部13を形成する工程と、中空部13にまぶしコンクリ
ート12とは吸音効果の異なる吸音部材14を充填する
工程とを含む吸音板の製造方法である。この請求項3に
係る吸音板の製造方法では、吸音部材14を充填する中
空部13の形成を容易に行える。また吸音部材14がま
ぶしコンクリート12の凹部11c内での硬化後に充填
されるので、吸音部材14を所望の密度で充填できる。
この結果、吸音部材14により所望の周波数帯域の騒音
を吸収できる。
【0007】請求項4に係る発明は、請求項3に係る発
明であって、更に図1に示すように、膨張させた弾性チ
ューブ17をセメント板11の外壁部11a内面にこの
外壁部11aの長手方向に沿って配置した後であって、
かつ弾性チューブ17が配置されたセメント板11の凹
部11cに軽量骨材とこの軽量骨材100重量%に対し
て20〜30重量%のセメントペーストとを含む堅練り
の混練物を充填する前に、外壁部11a内面及び弾性チ
ューブ17表面に不織布16を被せたことを特徴とす
る。この請求項4に係る吸音板の製造方法では、比較的
簡単な工数の追加で、所定の周波数帯域の騒音を吸収で
きかつ吸音板10が損傷しても飛散させない不織布16
を、外壁部11a内面及び吸音部材14表面とまぶしコ
ンクリート12との間に介装できる。
【0008】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面に
基づいて詳しく説明する。図1に示すように、吸音板1
0は略チャンネル状に形成されたセメント板11と、こ
のセメント板11の凹部11cに充填されたまぶしコン
クリート12を備える。セメント板11は長尺の板状の
外壁部11aと、この外壁部11aの両側縁に連なる一
対の側壁部11b,11bとを有し、外壁部11a及び
一対の側壁部11b,11bにより凹部11cが形成さ
れる。また一対の側壁部11b,11bの先端内面には
側壁部11b,11bと一体的に一対の突条11d,1
1dが形成される。この一対の突条11d,11dは凹
部11cに充填されたまぶしコンクリート12がセメン
ト板11から離脱するのを防止する役割を果たす。
【0009】本実施の形態の特徴ある構成は、外壁部1
1a内面とまぶしコンクリート12との間に外壁部11
aの長手方向に1又は2以上の中空部13が形成され、
この中空部13にまぶしコンクリート12とは吸音効果
の異なる吸音部材14が充填されたところにある。中空
部13の数、大きさ、形状又は吸音部材14の材質、充
填度は吸収すべき騒音の特性及び吸音材の要求される強
度に応じて適宜決められる。中空部13はこの実施の形
態では横断面略楕円状に5個形成され、吸音部材14と
して軽量骨材やグラスウール等が用いられる。軽量骨材
には膨張けつ岩焼成品や造粒フライアッシュ焼成品等が
ある。また外壁部11a内面及び吸音部材14表面とま
ぶしコンクリート12との間には不織布16が介装され
る。この不織布16はビニロンやポリエステル系繊維等
により形成されることが好ましい。なお、中空部の横断
面形状は楕円形ではなく、円形、多角形又はその他の形
状でもよい。
【0010】このように構成された吸音板の製造法を説
明する。先ず、粉状のポルトランドセメント又は白色セ
メントに、このセメント100重量%に対して砂を10
0〜200重量%、珪砂を150〜200重量%、ビニ
ロンやパルプ等の有機繊維を2〜3重量%混合し、この
混合物に水を18〜23重量%加えて混練する。この混
練物を押出し成形機にて押出し成形し、所定の長さに切
断して板状の外壁部11aとこの外壁部11aの両側縁
に連なる一対の側壁部11b,11bとを有する長尺の
セメント板11を形成する(図1(a))。一方、上記
セメント板11と同一又はセメント板11より僅かに長
い円筒状の弾性チューブ17を1又は2以上用意し、弾
性チューブ17に気体又は液体を封入してチューブ17
を所定の太さに膨張させる。この実施の形態では、弾性
チューブ17は5本である。なお、弾性チューブ17の
数又は大きさは吸収すべき騒音の特性及び吸音材の要求
される強度に応じて適宜決められる。弾性チューブ17
は弾性を有する伸縮可能なゴム又はプラスチックスによ
り形成され、このチューブ17に封入される気体又は液
体は空気や水等である。なお、弾性チューブは円筒状で
はなく、楕円筒状、多角筒状又はその他の筒状に形成し
てもよい。
【0011】次いで、セメント板11が硬化する前に上
記膨張させた複数の弾性チューブ17を外壁部11a内
面にこの外壁部11aの長手方向に沿って所定の間隔を
あけて配置し、外壁部11a内面及び弾性チューブ17
表面に不織布16を被せる(図1(b))。一方、粒径
が2〜3mmと比較的小さい軽量骨材と、この軽量骨材
100重量%に対して20〜30重量%のセメントペー
ストとを混合し、この混合物に水を18〜23重量%加
えて混練して堅練りの混練物を作る。次にこの堅練りの
混練物をセメント板11が硬化する前に上記セメント板
11の凹部11cに充填する。このとき弾性チューブ1
7はまぶしコンクリート12となる混練物の重さにより
弾性変形して横断面が楕円筒状になり、外壁部11aは
未だ硬化していないため、弾性チューブ17に押されて
へこむ。この凹部11cに混練物が充填されたセメント
板11を12〜15時間放置し、或いは50〜60℃に
保たれた蒸気養生槽に入れて硬化させる。混練物が硬化
すると内部に気泡を有する粟おこし状のまぶしコンクリ
ート12となる(図1(c))。
【0012】更に、弾性チューブ17内の気体又は液体
を排出して弾性チューブ17を収縮させる。この収縮し
たチューブ17を外壁部11a内面と不織布16との間
から引抜くと、外壁部11a内面及び不織布16間に横
断面が楕円状の中空部13が形成される(図1
(d))。この中空部13にまぶしコンクリート12と
は吸音効果の異なる吸音部材14を所望の密度で充填す
ることにより吸音板10が得られる(図1(e))。
【0013】このように製造された吸音板10を、図示
しない車道、鉄道又はトンネル内にまぶしコンクリート
を面した状態で、車道や鉄道の両側に沿って並べて立設
するか或いはトンネルの内面に並べて張付ける。自動車
や電車等の車両(図示せず)が騒音を発生しながら車
道、鉄道又はトンネルを走行すると、この騒音のうち所
定の周波数帯域の騒音は内部に気泡を有するまぶしコン
クリート12により吸収され、別の周波数帯域の騒音は
所望の密度で中空部13に充填された吸音部材14によ
り吸収され、更に別の周波数帯域の騒音は不織布16に
より吸収される。この結果、広い周波数帯域にわたって
騒音を吸収できるので、車道等の周囲の住宅街等に騒音
が達しないばかりか、吸音板10で反射して車両に戻る
騒音も殆どない。また吸音板10が車両の接触等により
破損しても、不織布16が破損したセメント板11やま
ぶしコンクリート12を繋ぎ止めるので、セメント板1
1やまぶしコンクリート12が飛散することはない。
【0014】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、セ
メント板の外壁部内面と凹部に充填されるまぶしコンク
リートとの間に外壁部の長手方向に1又は2以上の中空
部を形成し、この中空部にまぶしコンクリートとは吸音
効果の異なる吸音部材を充填したので、まぶしコンクリ
ートが所定の周波数帯域の騒音を吸収し、吸音部材が別
の周波数帯域の騒音を吸収する。この結果、広い周波数
帯域にわたって騒音を吸収できるので、吸音板で反射す
る騒音は殆どない。従って、車道や鉄道の両側に立設し
たり、或いはトンネルの内面に張付けたりすれば、車
道、鉄道又はトンネルを走行する車両に自ら発生した騒
音が殆ど反射しないので、これらの運転者は騒音で気を
散らせることはない。また外壁部内面及び吸音部材表面
とまぶしコンクリートとの間に不織布を介装すれば、不
織布がまぶしコンクリート及び吸音部材で吸収した周波
数帯域以外の周波数帯域の騒音を吸収でき、また吸音板
が損傷しても不織布が破損した吸音板を繋ぎ止めるので
飛散しない。
【0015】またセメント、砂、珪砂及び有機繊維を含
む混練物の押出し成形により形成された未硬化のセメン
ト板の外壁部内面に気体又は液体入りの1又は2以上の
弾性チューブを配置し、このチューブが配置されたセメ
ント板の凹部に軽量骨材とセメントペーストとを含む混
練物を充填し、セメント板を硬化しかつ混練物を硬化し
て粟おこし状のまぶしコンクリートを形成し、弾性チュ
ーブ内の気体又は液体を排出しこのチューブを収縮させ
て引抜くことにより中空部を形成し、この中空部にまぶ
しコンクリートとは吸音効果の異なる吸音部材を充填し
たので、吸音部材を充填する中空部の形成を容易に行え
る。また吸音部材がまぶしコンクリートの凹部内での硬
化後に充填されるので、吸音部材を所望の密度で充填で
きる。この結果、吸音部材により所望の周波数帯域の騒
音を吸収できる。更に膨張させた弾性チューブをセメン
ト板の外壁部内面に配置した後であって、かつ弾性チュ
ーブが配置されたセメント板の凹部に軽量骨材とセメン
トペーストとを含む混練物を充填する前に、外壁部内面
及び弾性チューブ表面に不織布を被せれば、比較的簡単
な工数の追加で、所定の周波数帯域の騒音を吸収できか
つ吸音板が損傷しても飛散させない不織布を、外壁部内
面及び吸音部材表面とまぶしコンクリートとの間に介装
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施形態の吸音板の製造方法を示す工
程図。
【符号の説明】
10 吸音板 11 セメント板 11a 外壁部 11b 側壁部 11c 凹部 12 まぶしコンクリート 13 中空部 14 吸音部材 16 不織布 17 弾性チューブ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺の板状の外壁部(11a)とこの外壁部
    (11a)の両側縁に連なる一対の側壁部(11b,11b)と前記外
    壁部(11a)及び前記一対の側壁部(11b,11b)により形成さ
    れた凹部(11c)とを有するセメント板(11)と、前記凹部
    (11c)に充填されたまぶしコンクリート(12)とを備えた
    吸音板において、 前記外壁部(11a)内面と前記まぶしコンクリート(12)と
    の間に前記外壁部(11a)の長手方向に1又は2以上の中
    空部(13)が形成され、 前記中空部(13)に前記まぶしコンクリート(12)とは吸音
    効果の異なる吸音部材(14)が充填されたことを特徴とす
    る吸音板。
  2. 【請求項2】 外壁部(11a)内面及び吸音部材(14)表面
    とまぶしコンクリート(12)との間に不織布(16)が介装さ
    れた請求項1記載の吸音板。
  3. 【請求項3】 長尺の板状の外壁部(11a)とこの外壁部
    (11a)の両側縁に連なる一対の側壁部(11b,11b)と前記外
    壁部(11a)及び前記一対の側壁部(11b,11b)により形成さ
    れた凹部(11c)とを有するセメント板(11)をセメント、
    砂、珪砂及び有機繊維を含む混練物の押出し成形により
    一体的に形成する工程と、 前記セメント板(11)と同一又は前記セメント板(11)より
    長い1又は2以上の弾性チューブ(17)に気体又は液体を
    封入して前記弾性チューブ(17)を膨張させる工程と、 前記セメント板(11)が硬化する前に前記膨張させた弾性
    チューブ(17)を前記外壁部(11a)内面にこの外壁部(11a)
    の長手方向に沿って配置する工程と、 前記セメント板(11)が硬化する前に前記弾性チューブ(1
    7)が配置されたセメント板(11)の凹部(11c)に軽量骨材
    とこの軽量骨材100重量%に対して20〜30重量%
    のセメントペーストとを含む堅練りの混練物を充填する
    工程と、 前記セメント板(11)を硬化しかつ前記混練物を硬化して
    粟おこし状のまぶしコンクリート(12)を形成する工程
    と、 前記弾性チューブ(17)に封入された気体又は液体を排出
    して前記弾性チューブ(17)を収縮させ前記セメント板(1
    1)及び前記まぶしコンクリート(12)間から引抜いて前記
    セメント板(11)及び前記まぶしコンクリート(12)間に中
    空部(13)を形成する工程と、 前記中空部(13)に前記まぶしコンクリート(12)とは吸音
    効果の異なる吸音部材(14)を充填する工程とを含む吸音
    板の製造方法。
  4. 【請求項4】 膨張させた弾性チューブ(17)をセメント
    板(11)の外壁部(11a)内面にこの外壁部(11a)の長手方向
    に沿って配置した後であって、かつ前記弾性チューブ(1
    7)が配置されたセメント板(11)の凹部(11c)に軽量骨材
    とこの軽量骨材100重量%に対して20〜30重量%
    のセメントペーストとを含む堅練りの混練物を充填する
    前に、前記外壁部(11a)内面及び前記弾性チューブ(17)
    表面に不織布(16)を被せた請求項3記載の吸音板の製造
    方法。
JP20474396A 1996-08-02 1996-08-02 吸音板及びその製造方法 Withdrawn JPH1046525A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016203057A1 (de) * 2015-06-19 2016-12-22 Liaver Gmbh & Co.Kg Schallabsorbierendes bauelement und schallschutzwand mit einem solchen
US11455978B2 (en) * 2016-12-19 2022-09-27 Liaver Gmbh & Co. Kg Sound-absorbing construction component having extinguishing profiles and sound protection wall

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