JPH1045863A - ポリウレタンエラストマー成形体からなる摺動及び/又は撥水材料 - Google Patents
ポリウレタンエラストマー成形体からなる摺動及び/又は撥水材料Info
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- JPH1045863A JPH1045863A JP8224459A JP22445996A JPH1045863A JP H1045863 A JPH1045863 A JP H1045863A JP 8224459 A JP8224459 A JP 8224459A JP 22445996 A JP22445996 A JP 22445996A JP H1045863 A JPH1045863 A JP H1045863A
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Abstract
使用せずに、低コストで、かつ摺動性に優れた、ポリウ
レタンエラストマーの成形体からなる摺動及び/又は撥
水材料を提供する 【解決手段】 下記のポリオール成分(A)と有機ポリ
イソシアネート(B)とを必須構成単位とするポリウレ
タンエラストマー(U)の成形体を使用する。 ポリオール成分(A):炭素数3〜40の脂肪族炭化水
素側鎖を含有し、数平均分子量が500〜10,000
の高分子ポリオール(A1)1種以上からなり、(A)
中の炭素数3〜40の脂肪族炭化水素側鎖の含有量が5
〜80重量%であるポリオール成分。
Description
ーに関する。さらに詳しくは、ガラス、金属、樹脂等と
の摩擦抵抗の小さい摺動性のすぐれ、さらに撥水性も良
好なウレタンエラストマーに関する。
素樹脂、シリコ−ン樹脂等が知られている。しかし、フ
ッ素樹脂は非常に硬く弾性を有していないため用途は限
られ、パッキン、軸受け部品等の用途にしか使われてお
らず、また価格も高い。シリコン樹脂は弾性を有してい
るが価格が高く一般的でない。この為、弾性があり、か
つ摩擦抵抗の低い樹脂が要求されるクリーニングブレー
ド用途では、弾性を有するウレタンエラストマー中に摩
擦抵抗の低い摺動性の粉体を含有させたもの(特開平7
−287494号公報)が知られている。また、自動車
用グラスラン用途では、弾性を有するゴム表面に摺動性
を有する塗膜を形成する方法(特開平8−48800号
公報)が知られている。
トマー中に摺動性の粉体を含有させたものは、基材のエ
ラストマー中に摺動性粉体を均一に分散させることが難
しく一定の効果が得られにくい。また耐久性について
も、基材と摺動性粉体の相溶性が悪く粉体の脱落が発生
しやすいといった問題があった。また、摺動性粉体の分
散工程が増え、製造コストも割高になるという問題があ
った。またゴム表面に摺動性の塗膜を形成する方法は、
基材のゴムと塗膜との密着性を十分得ることが難しく、
耐久性が劣るといった問題があった。またゴム表面に塗
膜を形成する工程が増え、製造コストも割高になるとい
う問題があった。
金属、樹脂に対して摩擦抵抗が低く、摺動性の良好なポ
リウレタンエラストマーについて鋭意検討した結果、特
定の構造を有する高分子ポリオールをポリオール成分と
して使用してポリウレタンエラストマーを得ることで、
上記課題を解決できるとともに撥水性にもすぐれている
ことを見出し、本発明に到達した。
(A)と有機ポリイソシアネート(B)とを必須構成単
位とする、熱可塑性又は熱硬化性のポリウレタンエラス
トマー(U)の成形体からなる摺動及び/又は撥水材料
である。 ポリオール成分(A):炭素数3〜40の脂肪族炭化水
素側鎖を含有し、数平均分子量が500〜10,000
の高分子ポリオール(A1)1種以上からなり、(A)
中の炭素数3〜40の脂肪族炭化水素側鎖の含有量が5
〜80重量%であるポリオール成分。
素数3〜40の脂肪族炭化水素基としては、直鎖状、分
岐状または脂環式で、飽和もしくは不飽和の炭化水素基
が挙げられ、好ましいものは直鎖または分岐した飽和炭
化水素基である。脂肪族炭化水素基の炭素数は、通常3
〜40、好ましくは5〜30、より好ましくは8〜20
である。炭素数が3未満では成形体の摩擦抵抗が大きく
摺動性が不十分であり、40を越えると成形体の樹脂強
度が低下する。
の脂肪族炭化水素基の含有量は、通常5〜80重量%、
好ましくは10〜70重量%、特に15〜60重量%で
ある。5重量%未満では成形体の摩擦抵抗が大きく摺動
性が不十分であり、撥水性も不十分である。また80重
量%を超えると成形体の樹脂強度が低下する。
肪族炭化水素基の側鎖を与える化合物の例としては、下
記(a1)〜(a5)が挙げられる。 (a1)炭素数5〜42の1,2−アルカンジオール:
1,2−ヘキサンジオール、1,2−オクタンジオー
ル、1,2−デカンジオール、1,2−ドデカンジオー
ル、1,2−オクタデカンジオールなど (a2)炭素数6〜43のグリセリンモノアルキルエー
テル:グリセリンモノヘキシルエーテル、グリセリンモ
ノオクチルエーテル、グリセリンモノ−2−エチルヘキ
シルエーテル、グリセリンモノデシルエーテル、グリセ
リンモノドデシルエーテル、グリセリンモノオクタデシ
ルエーテルなど (a3)炭素数7〜44のグリセリン脂肪酸モノエステ
ル:グリセリンヘキサン酸モノエステル、グリセリンオ
クタン酸モノエステル、グリセリン−2−エチルヘキサ
ン酸モノエステル、グリセリンデカン酸モノエステル、
グリセリンドデカン酸モノエステル、グリセリンオクタ
デカン酸モノエステルなど (a4)炭素数3〜40のアルキルアミン:ブチルアミ
ン、ヘキシルアミン、2−エチルヘキシルアミン、オク
チルアミン、ドデシルアミン、ステアリルアミンなど (a5)炭素数5〜42のα−オレフィンオキサイド:
α−デセンオキサイド、α−ドデセンオキサイド、α−
オクタデセンオキサイドなど
α−オレフィンオキサイド(a5)は、α−オレフィン
に酸触媒存在下で酢酸と過酸化水素を反応させる方法な
どの公知の方法で製造できる。グリセリンアルカノール
モノエーテル(a2)は、例えば、長鎖アルキルアル
コールをエピクロルヒドリンと反応させた後加水分解す
る方法;グリセリンとハロゲン化アルキルを反応させ
る方法などで製造できる。グリセリン脂肪酸モノエステ
ル(a3)は、グリセリンと脂肪酸をアルカリ触媒存在
下にエステル化する方法により製造できる。
より得られる(A1)の例としては、下記(A11)〜
(A15)が挙げられる。 (A11)炭素数5〜42の1,2−アルカンジオール
(a1)、炭素数6〜43のグリセリンモノアルキルエ
ーテル(a2)または炭素数7〜44のグリセリン脂肪
酸モノエステル(a3)に、炭素数2〜4のアルキレン
オキサイド(b)を付加して得られるポリエーテルジオ
ール。 (A12)炭素数3〜40のアルキルアミン(a4)に
炭素数2〜4のアルキレンオキサイド(b)が2〜10
モル付加されたポリエーテルジオール (A13)炭素数5〜42のα−オレフィンオキサイド
(a5)からなるアルキレンオキサイドからのポリエー
テルジオール。 (A14)(a1)、(a2)、(a3)、(A1
1)、(A12)及び(A13)からなる群より選ばれ
る1種以上のジオ−ルからなるジオール成分と、ジカル
ボン酸類(c)とからのポリエステルジオール。 (A15)(a1)、(a2)、(a3)、(A1
1)、(A12)及び(A13)からなる群より選ばれ
る1種以上のジオ−ルからなるジオール成分にラクトン
モノマー(d)が付加されてなるポリラクトンジオー
ル。 これらのうち、(A14)と(A15)が耐油性にすぐ
れており、好ましい。
素数2〜4のアルキレンオキサイド(b)としては、エ
チレンオキサイド(以下EOと記す)、プロピレンオキ
サイド(以下POと記す)、ブチレンオキサイドまたは
これらの併用が挙げられる。(A11)、(A12)は
従来公知のアルキレンオキサイド付加反応により製造で
きる。2種以上のアルキレンオキサイドを使用する場合
の付加形式はブロックまたはランダムのいずれでもよ
い。
物にα−オレフィンオキサイド(a5)単独付加、又は
(a5)と上記アルキレンオキサイド(b)を併用して
付加することにより得られる。2個の活性水素原子含有
化合物としては、炭素数9以下の低級ジオール類(エチ
レングリコール、プロピレングリコール、ネオペンチル
グリコール等)、炭素数10以下のモノアミン類(メチ
ルアミン、エチルアミン、ブチルアミン、2−エチルヘ
キシルアミンなど)等の液状のものが好適に使用でき
る。これらに、(a5)単独又は(a5)と(b)を付
加する方法は公知の方法でよく、2種以上付加する場合
の付加形式はブロックまたはランダムのいずれでもよ
い。
他のジオール類を用いてもよい。他のジオール類として
は、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロ
ピレングリコール、ジプロピレングリコール、数平均分
子量500未満のポリプロピレングリコール、1,4−
ブタンジオール、1,3−ブタンジオール、3−メチル
−1,5ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオー
ル、ネオペンチルグリコール、2−メチル−1,8オク
タンジオール、2,2,4−トリメチル−1,6ヘキサ
ンジオール、3,3,5−トリメチル−1,6ヘキサン
ジオール、1,9−ノナンジオール、シクロヘキシルジ
メタノール、ビス(ヒドロキシエトキシ)ベンゼン、ビ
スフェノール類のEOまたはPOの低モル付加物で、数
平均分子量500未満のものおよびこれらの2種以上の
併用が挙げられる。
(a2)、(a3)、(A11)、(A12)及び(A
13)からなる群より選ばれる1種以上のジオ−ルと他
のジオールとの比率は、結果として(A)中の炭素数3
〜40の脂肪族炭化水素基の含有量が、前記のように通
常5〜80重量%、好ましくは10〜70%、特に15
〜60%となる比率であればよい。
としては、例えば、下記(c1)、(c2)及びこれら
の2種以上の併用が挙げられる。 (c1)炭素数4〜10の脂肪族ジカルボン酸(アジピ
ン酸、コハク酸、セバチン酸、アゼライン酸、フマル
酸、マレイン酸など)又はそのエステル形成性誘導体
(無水物、低級アルキルエステルなど) (c2)芳香族ジカルボン酸(フタル酸、テレフタル
酸、イソフタル酸など)またはそのエステル形成性誘導
体 これらのうちで好ましいものは、炭素数6〜10の脂肪
族または芳香族ジカルボン酸、特にアジピン酸、セバチ
ン酸、アゼライン酸、テレフタル酸、イソフタル酸およ
びこれらのエステル形成性誘導体である。(A14)は
従来公知の方法で製造でき、例えば、過剰モル量のジオ
ール成分と、ジカルボン酸類(c)とから脱水縮重合又
はエステル交換反応を行い、末端ヒドロキシル基のポリ
エステルを得る方法などにより(A14)は得られる。
(d)としては、ε−カプロラクトン、δ−バレロラク
トンなどが挙げられる。(A15)は、ジオール成分に
ラクトンモノマーを付加する従来公知の方法で製造でき
る。
は、通常500〜10,000、好ましくは700〜
6,000である。分子量500未満では得られる成形
体が硬くなり、エラストマーの弾性が発現しない。1
0,000を超えると成形体が柔らかくなり表面にタッ
クが発生し樹脂強度が低下する。
共に必要により他の高分子ポリオール(A2)を併用で
きる。(A2)としては、例えば、下記(A21)、
(A22)及びこれらの2種以上の併用が挙げられる。 (A21)ポリエーテルポリオール: ポリオキシエチ
レンポリオール、ポリオキシプロピレンポリオール、ポ
リオキシエチレンプロピレンポリオール、ビスフェノー
ル類のEOおよび/またはPO付加物など (A22)ポリエステルポリオール: ポリエチレンア
ジペートジオール、ポリブチレンアジペートジオール、
ポリエチレンブチレンアジペートジオール、ポリネオペ
ンチルアジペートジオール、ポリ3−メチルペンチレン
アジペートジオール、ポリカプロラクトンジオール、ポ
リバレロラクトンジオール、ポリヘキサメチレンカーボ
ネートジオールなど
は、ポリオール成分(A)と有機ポリイソシアネート
(B)を必須成分とし、任意成分として鎖伸長剤
(C)、架橋剤(D)、停止剤(E)を用いて重合させ
て得られるポリウレタンエラストマーが挙げられる。
(U)は(A)〜(E)の如何により熱可塑性、熱硬化
性いずれも得ることができ、使用用途法に応じて何れで
も良い。
例えば下記(B1)〜(B5)及びこれらの2種以上の
混合物が挙げられる。 (B1)炭素数(NCO基中の炭素を除く;以下のイソ
シアネートも同様)6〜16の芳香族ジイソシアネート
[2,4−および/または2,6−トリレンジイソシア
ネート(TDI)、4,4’−ジフェニルメタンジイソ
シアネート(MDI)など]; (B2)炭素数6〜10の脂肪族ジイソシアネート[ヘ
キサメチレンジイソシアネート(HDI)、リジンジイ
ソシアネートなど]; (B3)炭素数6〜16の脂環式ジイソシアネート[イ
ソホロンジイソシアネート(IPDI)、ジシクロヘキ
シルメタン−4,4’−ジイソシアネート(水添MD
I)、ノルボルナンジイソシアネートなど]; (B4)炭素数8〜12の芳香脂肪族ジイソシアネート
[キシリレンジイソシアネート(XDI)、α,α,
α’,α’−テトラメチルキシリレンジイソシアネート
(TMXDI)など]; (B5)これらの有機ジイソシアネートの変性体(例え
ばイソシアヌレート、ビュレット、カーボジイミドなど
の変性体) これらのうち好ましいものは、成形体の樹脂強度、耐久
性から問題の少ない(B1)および(B3)、特にMD
I、TDI、IPDIおよび水添MDIである。
は、例えば、下記(C1)〜(C3)およびこれら2種
以上の併用が挙げられる。 (C1)平均分子量500未満の低分子ジオール:前記
(A14)を構成する他のジオール類として例示した化
合物、ビスフェノール類のアルキレンオキサイド付加
物、ジメチロールプロピオン酸、など (C2)ジアミン化合物:脂肪族ジアミン(エチレンジ
アミン、ヘキサメチレンジアミンなど)、脂環式ジアミ
ン(イソフォロンジアミン、4,4’−ジシクロヘキシ
ルメタンジアミン、ノルボルナンジアミンなど)、芳香
族ジアミン(4,4’−ジアミノジフェニルメタンな
ど)、芳香脂肪族ジアミン(キシリレンジアミンな
ど)、ヒドラジンもしくはその誘導体など (C3)アルカノールジアミン:ヒドロキシルエチルエ
チレンジアミン、N,N’−ジヒドロキシエチルエチレ
ンジアミンなど
は、例えば、下記(D1)が挙げられる。 (D1)平均分子量500未満の多価アルコール:3価
アルコール類(グリセリン,トリメチロールプロパン,
ヘキサントリオールなど)、四官能以上の多価アルコー
ル類(ソルビトール,シュ−クローズなど)など
止剤(E)を使用することもできる。(E)としては、
モノアルコール(メタノール、ブタノールなど)、モノ
アミン(ブチルアミン、ジブチルアミンなど)、アルカ
ノールアミン(モノエタノールアミン、ジエタノールア
ミンなど)が挙げられる。
アネ−ト基と、活性水素成分である(A)、(C)、
(D)および(E)の活性水素基の合計との当量比は通
常1:(0.70〜1.5)、好ましくは1:(0.8
0〜1.3)である。
〔アセトン、メチルエチルケトン(以下MEKと記
す)、メチルイソブチルケトンなど〕、エステル類(酢
酸エチル、酢酸ブチル、エチルセロソルブアセテートな
ど)、エーテル類(ジオキサン、テトラハイドロフラ
ン、など)、炭化水素類(nーヘキサン、n−ヘプタ
ン、シクロヘキサン、テトラリン、トルエン、キシレン
など)、アルコール類〔メタノール、エタノール、イソ
プロピルアルコール(以下IPAと記す)、n−プロピ
ルエーテル、ブタノールなど〕、塩化炭化水素類(ジク
ロロエタン、トリクロロエタン、トリクロロエチレン、
パークロロエチレンなど)、アミド類(ジメチルホルム
アミド、ジメチルアセトアミドなど)、N−メチルピロ
リドンなど}中で行ってもよく、有機溶剤を反応途中ま
たは反応後に加えてもよい。
ば、 各成分を一度に反応させるワンショット法、[例えば
(A)と(B)と(C)を2軸押し出し混練機中で溶融
状態で反応させる方法] 段階的に反応させる多段法[たとえば(B)と活性水
素化合物の一部とを反応させてイソシアネート基末端プ
レポリマーを形成したのち、活性水素化合物の残部を加
えてさらに反応させて製造する方法など]等のいずれの
方法で製造してもよい。また得られたエラストマーは前
記のように熱可塑性および熱硬化性のいずれでも良い。
常30〜200℃、好ましくは60〜160℃の温度で
行われる。(ただし鎖伸長剤(c)等としてアミン化合
物を反応させる場合は、通常150℃以下、好ましくは
30〜100℃の温度で行われる。)
常のウレタン反応において使用される触媒[アミン触媒
(トリエチルアミン、N−エチルモルホリン、トリエチ
レンジアミンなど)、錫系触媒(ジブチル錫ジラウリレ
ート、ジオクチル錫ジラウリレート、オクチル酸錫な
ど)、チタン系触媒(テトラブチルチタネートなど)]
などを使用してもよい。
熱可塑性ウレタンエラストマーの場合、通常5,000
〜200,000、好ましくは8,000〜100,0
00である。数平均分子量が5,000未満ではエラス
トマーの樹脂強度が低下し、200,000を超えると
熱可塑性ウレタンエラストマーの場合、溶融粘度が高く
なり成形作業性が低下する。
く、必要に応じて(U)中に添加剤を加えて成形した物
でも良い。この任意成分としての添加剤としては、安定
剤、難燃剤、充填剤、可塑剤、顔料が挙げられる。これ
らの具体例としては下記の物が挙げられる。(U)に添
加剤を加える方法は、特に限定されず、予め(U)中に
加えておいても良いし、(U)から成形体を得るときに
添加しても良い。 安定剤:ヒンダードフェノール系、ヒドラジン系、ベン
ゾフェノン系、ベンゾトリアゾール系、オキザリックア
シッドアニリド系またはヒンダードアミン系安定剤など
が挙げられる。 難燃剤:ハロゲン系、リン系、チッソ系等の有機系難燃
剤および無機塩等の無機系難燃剤などが挙げられる。 充填剤:タルク、炭酸カルシウム、酸化チタン、シリカ
等の無機系充填剤および樹脂粉末等の有機系充填剤など
が挙げられる。 可塑剤:フタル酸エステル、脂肪族2塩基酸エステル、
グリコールエステル、脂肪酸エステル、リン酸エステル
などが挙げられる。 顔料:酸化チタン、カーボンブラック等の無機系顔料お
よびフタロシアニンブルー等の有機系顔料などが挙げら
れる。
あることを特徴とするものであって、たとえば摺動性に
関しては、該成形体の試料に200gの荷重をかけ、ガ
ラス表面上を速度100mm/分で移動させた時のガラ
スとの摩擦係数(μ)が、通常2.0以下、好ましくは
1.0以下、特に好ましくは0.5以下である。また、
該成形体の試料に200gの荷重をかけ、SUS表面上
を速度100mm/分で移動させた時のSUSとの摩擦
係数(μ)が、通常2.0以下、好ましくは1.0以
下、特に好ましくは0.5以下である。さらに撥水性に
関しては、水との接触角が、通常70度以上、好ましく
は80度以上、特に好ましくは85度以上である。
種類や形状、用途は時に限定されず、例えば下記が例示
できる。 (U)が熱可塑性の場合: (U)を溶融状態として、混練機等により押し出し所
望の成形体を得る方法。(例えば、成形品の中間材料と
してのペレット状成形体等が挙げられる。) (U)を溶融状態として、射出成形法、押し出し成形
法、ブロー成形法等の公知の成形法により所望の成形体
を得る方法。(例えば、摺動材料としての、押し出し成
形法によるグラスラン及びウエザーストリップ等が挙げ
られる。) (U)が熱硬化性の場合: (A)と(B)とを予め反応し得られたプレポリマー
と、硬化剤成分等とを混合した後、型内に注入し所望の
成形体を得る方法。(例えば、撥水材料としての電子基
板用封止剤(ポッティング材)、摺動材料としてのクリ
ーニングブレードなどが挙げられる。) (A)と(B)とを予め反応し得られた末端NCOプ
レポリマーと、大気中の水分との反応により所望の成形
体を得る方法。(例えば、撥水材料としてのシーラント
などが挙げられる。) (A)と(B)と任意の硬化剤成分等とを混合した
後、型内に注入し反応させることにより所望の成形体を
得る方法。(例えば、摺動材料としてのクリーニングブ
レードなどが挙げられる。)
するが、本発明はこれに限定されるものではない。なお
以下において、部は重量部、%は重量%を示す。 [高分子ポリオール(A1)の合成] 合成例1 還流器、温度計、窒素導入管、撹拌機の付いた四つ口フ
ラスコに、「リニアレン12」〔分子量168、1−ド
デセン;出光石油化学(株)製〕254部、酢酸159
部、硫酸3部を仕込み、温度を85℃に保ちながら徐々
に60%過酸化水素水を滴下反応させた。その後、トル
エン271部、水酸化ナトリウム90部、水200部を
加え、中和および加水分解を行い、さらに塩酸11部を
加えた後に分液ロートにて分液を行い、上澄みのトルエ
ン溶液520部を得た。これを別の四つ口フラスコに移
しトルエンを除去後、減圧蒸留により精製し、1,2−
ドデカンジオール220部を得た。別の四つ口フラスコ
に、上記1,2−ドデカンジオール200部およびアジ
ピン酸140部を仕込み、常圧下に窒素ガスを通じ、1
90〜210℃で水を留去しながらエステル化を行っ
た。生成ポリエステルの酸価が1以下になったところ
で、減圧度を上げ反応を完結させた。得られたポリエス
テル〔以下ポリエステルジオール[1]と記す〕の水酸
基価は55.2、酸価は0.3、分子量は2020であ
った。
ラスコに、「リニアレン18」〔分子量252、1−オ
クタデセン;出光石油化学(株)製〕381部、酢酸1
59部、硫酸3部を仕込み、温度を85℃に保ちながら
徐々に60%過酸化水素水を滴下反応させた。その後、
トルエン271部、水酸化ナトリウム90部、水200
部を加え中和および加水分解をし、さらに塩酸11部を
加えた後に分液ロートにて分液を行い、上澄みのトルエ
ン溶液520部を得た。これを別の四つ口フラスコに移
しトルエンを除去後、減圧蒸留により精製し、1,2−
オクタデカンジオール340部を得た。別の四つ口フラ
スコに、上記1,2−オクタデカンジオール200部お
よびアジピン酸94部を仕込み、常圧下に窒素ガスを通
じ、190〜210℃で水を留去しながらエステル化を
行った。生成ポリエステルの酸価が1以下になったとこ
ろで、減圧度を上げ反応を完結させた。得られたポリエ
ステル〔以下ポリエステルジオール[2]と記す〕の水
酸基価は56.5、酸価は0.3、分子量は1975で
あった。
クタデカンジオール286部、ε−カプロラクトンモノ
マー1714部及びテトラブチルチタネート0.02部
を仕込み、常圧下に窒素ガスを通じ、反応温度160〜
180℃で6時間反応させた。得られたポリラクトンジ
オール〔以下ポリラクトンジオール[3]と記す〕の水
酸基価は56.0、酸価は0.1、分子量は2002で
あった。
デカンジオール286部に水酸化カリウム 3部を加
え、130℃で減圧脱水してアルコラート化を行った。
反応温度110℃にてPO 1714部を圧入して反応
させて、130℃にて熟成を行った。中和および活性白
土処理後130℃にて脱水して得られたポリエーテルジ
オール〔以下ポリエーテルジオール[4]と記す〕の水
酸基価は55.0、分子量は2040であった。
温度110℃にてEO88部を圧入して反応させて、1
30℃にて熟成を行い、N−ドデシル−ジエタノールア
ミンを得た。別のフラスコに得られたN−ドデシル−ジ
エタノールアミン200部とアジピン酸87.5部を仕
込み常圧下に窒素ガスを通じ、190〜210℃で水を
留去しながらエステル化を行った。生成ポリエステルの
酸価が1以下になったところで、減圧度を上げ反応を完
結させた。得られたポリエステル〔以下ポリエステルジ
オール[5]と記す〕の水酸基価は55.5、分子量は
2020であった。
み、温度110℃にてEO 88部を圧入して反応させ
て、130℃にて熟成を行い、N−オクタデシルージエ
タノールアミンを得た。これにε−カプロラクトンモノ
マー1643部およびテトラブチルチタネート0.02
部を仕込み、常圧下に窒素ガスを通じ、反応温度160
〜180℃で6時間反応させた。得られたポリラクトン
ジオール〔以下ポリラクトンジオール[6]と記す〕の
水酸基価は56.1酸価は0.1、分子量は1996で
あった。
エチルアミン3部を仕込み、反応温度110℃にてPO
1731部を圧入して反応させ、130℃で熟成を行
った。中和および活性白土処理後、脱水して得られたポ
リエーテル〔以下ポリエーテルジオール[7]と記す〕
の水酸基価は56.0、分子量は2004であった。
84.4部、MDI14.3部、1.4−ブタンジオー
ル1.3部を仕込み、140℃で滞留時間10分間で反
応させ押し出し後、冷却・カットしてペレットを得た。
ペレットをプレス成形機で成形し、成形物1を得た。
77.4部、MDI20.0部、エチレングリコール
2.6部を仕込み、140℃で滞留時間10分間で反応
させ押し出し後、冷却・カットしてペレットを得た。ペ
レットをプレス成形機で成形し、成形物2を得た。
77.7部、IPDI19.6部、エチレングリコール
2.7部を仕込み、140℃で滞留時間10分間で反応
させ押し出し後、冷却・カットしてペレットを得た。ペ
レットをプレス成形機で成形し、成形物3を得た。
ーテルジオール[4]64.3部、IPDI 24.3
部を仕込み、撹拌下120℃で5時間反応させNCO含
量5.7%のNCO末端ポリウレタン樹脂を得た。得ら
れたポリウレタン樹脂88.6部とイソフォロンジアミ
ン11.4部を混合機にて均一になるまで混合し、型内
に流し込み50℃で24時間反応させて成形物4を得
た。
ステルジオール[5]49.9部、MDI 31.2部
を仕込み、撹拌下80℃で5時間反応させNCO含量1
0.3%のNCO末端ポリウレタン樹脂を得た。得られ
たポリウレタン樹脂81.1部とトリメチロールプロパ
ン15.0部とエチレングリコール3.0部を混合機に
て均一になるまで混合し、型内に流し込み150℃で1
時間反応の後、80℃で24時間反応させて成形物5を
得た。
クトンジオール[6]43.1部、HDI 29.0部
を仕込み、撹拌下120℃で5時間反応させNCO含量
17.6%のNCO末端ポリウレタン樹脂を得た。得ら
れたポリウレタン樹脂72.2部とイソフォロンジアミ
ン25.4部、ジブチルアミン2.4部を2軸押し出し
混合機中に仕込み、80℃で滞留時間10分間で反応さ
せ押し出し後、冷却・カットしてペレットを得た。ペレ
ットをプレス成形機で成形し、成形物6を得た。
ーテルジオール[7]56.3部、MDI 28.2部
を仕込み、撹拌下80℃で5時間反応させNCO含量
8.4%のNCO末端ポリウレタン樹脂を得た。得られ
たポリウレタン樹脂とイソフォロンジアミン14.2
部、ジブチルアミン1.3部を2軸押し出し混合機中に
仕込み、80℃で滞留時間10分間で反応させ押し出し
後、冷却・カットしてペレットを得た。ペレットをプレ
ス成形機で成形し、成形物7を得た。
ステルジオール[5]64.3部、IPDI 24.3
部を仕込み、撹拌下120℃で5時間反応させNCO含
量5.7%のNCO末端ポリウレタン樹脂を得た。DM
F500部中で得られたポリウレタン樹脂88.6部と
イソフォロンジアミン11.4部を反応させ、コーティ
ング剤1を得た。コーティング剤1をEPDM表面に塗
布・乾燥させて成形物8を得た。
ブチレンアジペ−トジオ−ル87.3部、MDI 1
2.2部、1.4−ブタンジオール0.5部を仕込み、
140℃で滞留時間10分間で反応させ押し出し後、冷
却・カットしてペレットを得た。ペレットをプレス成形
機で成形し、比較の成形物1を得た。
分子量2000のポリプロピレンジオ−ル66.4部、
IPDI 22.1部を仕込み、撹拌下120℃で5時
間反応させNCO含量6.3%のNCO末端ポリウレタ
ン樹脂を得た。得られたポリウレタン樹脂88.5部と
イソフォロンジアミン11.4部を混合機にて均一にな
るまで混合し、型内に流し込み80℃で24時間反応さ
せて比較の成形物2を得た。
分子量2000のポリカプロラクトンジオール74.0
部、TDI 19.3部を仕込み、撹拌下100℃で5
時間反応させ、NCO含量6.7%のNCO末端ポリウ
レタン樹脂を得た。得られたポリウレタン樹脂93.3
部と1.4−ブタンジオール5.9部、エタノール0.
8部を2軸押し出し混合機中に仕込み、140℃で滞留
時間10分間で反応させ押し出し後、冷却・カットして
ペレットを得た。ペレットをプレス成形機で成形し、比
較の成形物3を得た。
8、比較の成形物1〜3各々を使用し、下記性能試験を
行った。その結果を表1および表2に示す。ガラスとの摩擦抵抗 :成形物1〜8、比較の成形物1〜
3の自動車窓ガラス用ガラスとの摩擦係数(μ)を表面
摩擦抵抗測定装置トライボギア14DR(新東科学(株)
製)を用いて測定した。 測定条件 測定荷重 200g、試料移動速度 100
mm/分
の成形物1〜3のSUS304との摩擦係数(μ)を表
面摩擦抵抗測定装置トライボギア14DR(新東科学
(株)製)を用いて測定した。 測定条件 測定荷重 200g、試料移動速度 100
mm/分
物1〜3の水の接触角を接触角測定装置CA−S150
(協和界面科学(株)製)を用いて測定した。 測定条件 水滴直径 2mm
1〜3の破断強度、破断伸び、100%モジュラスをJ
ISK6301に従い測定した。 測定条件 3号ダンベル使用 チャック移動速度 50
0mm/分
は、従来のウレタンエラストマーで問題あった摺動性を
改良し、摺動性を有しかつ弾性を有する成形物である。
このような効果を奏することから、摺動性が要求され且
つ弾性が必要な複写機のクリーニングブレードや自動車
用グラスランに有用である。また、組成設計により高硬
度、高摺動性を有する成形物も得ることが出来るため、
軸受け部品、歯車等の機械部品としても有用である。 また、本発明のウレタンエラストマー成形物は、従来の
ウレタンエラストマーで問題あった撥水性も改良し、撥
水性を有しかつ弾性を有する成形物を得ることが出来
る。このような効果を奏することから、撥水性が要求さ
れ且つ弾性が必要なシーリング材、ポッティング材、塗
料用途等に有用である。また、その撥水性から防汚性も
期待することが出来る。
Claims (6)
- 【請求項1】 下記ポリオール成分(A)と有機ポリイ
ソシアネート(B)とを必須構成単位とする、熱可塑性
又は熱硬化性のポリウレタンエラストマー(U)の成形
体からなる摺動及び/又は撥水材料。 ポリオール成分(A):炭素数3〜40の脂肪族炭化水
素側鎖を含有し、数平均分子量が500〜10,000
の高分子ポリオール(A1)1種以上からなり、(A)
中の炭素数3〜40の脂肪族炭化水素側鎖の含有量が5
〜80重量%であるポリオール成分。 - 【請求項2】 (A1)が、下記(A11)〜(A1
5)から選ばれる1種以上の高分子ポリオールである請
求項1記載の摺動及び/又は撥水材料。 (A11)炭素数5〜42の1,2−アルカンジオール
(a1)、炭素数6〜43のグリセリンモノアルキルエ
ーテル(a2)又は炭素数7〜44のグリセリン脂肪酸
モノエステル(a3)に、炭素数2〜4のアルキレンオ
キサイド(b)を付加して得られるポリエーテルジオー
ル。 (A12)炭素数3〜40のアルキルアミン(a4)に
炭素数2〜4のアルキレンオキサイド(b)が2〜10
モル付加されたポリエーテルジオール。 (A13)炭素数5〜42のα−オレフィンオキサイド
(a5)からなるアルキレンオキサイドからのポリエー
テルジオール。 (A14)(a1)、(a2)、(a3)、(A1
1)、(A12)及び(A13)からなる群より選ばれ
る1種以上のジオ−ルからなるジオール成分と、ジカル
ボン酸類(c)とからのポリエステルジオール。 (A15)(a1)、(a2)、(a3)、(A1
1)、(A12)及び(A13)からなる群より選ばれ
る1種以上のジオ−ルからなるジオール成分にラクトン
モノマー(d)が付加されてなるポリラクトンジオー
ル。 - 【請求項3】 該成形体の試料に200gの荷重をか
け、ガラス表面上を速度100mm/分で移動させた時
のガラスとの摩擦係数(μ)が、2.0以下である成形
体からなる請求項1または2記載の摺動及び/又は撥水
材料。 - 【請求項4】 該成形体の試料に200gの荷重をか
け、SUS表面上を速度100mm/分で移動させた時
のSUSとの摩擦係数(μ)が、2.0以下である成形
体からなる請求項1〜3のいずれか記載の摺動及び/又
は撥水材料。 - 【請求項5】 水との接触角が、70度以上である成形
体からなる請求項1〜4のいずれか記載の摺動及び/又
は撥水材料。 - 【請求項6】 クリーニングブレード用、グラスラン
用、シーラント用又はポッティング材用のいずれかであ
る請求項1〜5のいずれか記載の摺動及び/又は撥水材
料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22445996A JP3611931B2 (ja) | 1996-08-06 | 1996-08-06 | ポリウレタンエラストマー成形体からなる摺動及び/又は撥水材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22445996A JP3611931B2 (ja) | 1996-08-06 | 1996-08-06 | ポリウレタンエラストマー成形体からなる摺動及び/又は撥水材料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1045863A true JPH1045863A (ja) | 1998-02-17 |
JP3611931B2 JP3611931B2 (ja) | 2005-01-19 |
Family
ID=16814118
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22445996A Expired - Fee Related JP3611931B2 (ja) | 1996-08-06 | 1996-08-06 | ポリウレタンエラストマー成形体からなる摺動及び/又は撥水材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3611931B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10279650A (ja) * | 1997-04-02 | 1998-10-20 | Sanyo Chem Ind Ltd | ポリウレタン樹脂水性分散体 |
JP2019131711A (ja) * | 2018-01-31 | 2019-08-08 | 東ソー株式会社 | 熱硬化性ポリウレタンエラストマー形成性組成物、およびそれを用いた産業機械部品 |
CN116589655A (zh) * | 2023-06-21 | 2023-08-15 | 眉山尤博瑞新材料有限公司 | 一种热塑性聚氨酯弹性体及其制备方法 |
-
1996
- 1996-08-06 JP JP22445996A patent/JP3611931B2/ja not_active Expired - Fee Related
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