JPH1045550A - 口腔衛生増進用組成物 - Google Patents

口腔衛生増進用組成物

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JPH1045550A JP9014325A JP1432597A JPH1045550A JP H1045550 A JPH1045550 A JP H1045550A JP 9014325 A JP9014325 A JP 9014325A JP 1432597 A JP1432597 A JP 1432597A JP H1045550 A JPH1045550 A JP H1045550A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 歯周疾患の発生原因物質といえる膠原酵素の
活性を効果的に抑制し、牛胆または熊胆自体を含有する
組成物比べて貯蔵安定性等が改善され、人体にも安全で
ある口腔衛生増進用組成物を提供することを目的として
いる。 【解決手段】 本発明は歯周炎症の原因物質として知ら
れている膠原酵素の活性抑制に優れた効果のあるウルソ
デスオキシコール酸及びケノデスオキシコール酸から選
択される1種以上の成分を有効成分として含有する口腔
衛生増進用組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、口腔衛生増進用組
成物に関し、より詳細には、歯周炎症の原因物質として
知られている膠原酵素(collagenase)の活性を抑制す
るに優れた効果のあるウルソデスオキシコール酸及びケ
ノデスオキシコール酸から選択される1種以上の成分を
有効成分として含有することを特徴とする歯周病疾患及
び虫歯を効果的に予防及び治療することのできる口腔衛
生増進用組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】口腔組
織に現れる各種口腔疾患は口腔に存在する数多い細菌か
らなるプラークにより引き起こされ、これに対する臨床
的、病理的重要性は広く研究されており、さらにアレキ
サンドル(Aleander A. G. J Periodent, 42. 21-28, 1
971)、アシィ(Ash, M. M., J. Periodontol, 35, 42
4, 1964)等の多くの研究者らによって確認されたこと
がある。
【0003】一方、唾液は口腔健康の維持及び消化に特
定の役割を果たす電解物質及び他の構成成分等の独特の
混合物質として、この唾液の中には多様な酵素等が含有
されているが、これらの中でメタロプロティナーゼ(me
talloproteinase)を包含する一部唾液酵素の上昇され
た酵素活性が歯周疾患を病んでいる患者から見つけられ
ているので、唾液酵素は歯周疾患の予防及び治療観点か
ら重要な研究対象となっており、一般的に唾液腺、血
清、白血球、上皮細胞、口腔細菌等がかかる酵素の生成
に関与しているものと知られている。
【0004】メタロプロティナーゼの一種である膠原酵
素は結合組織を分解するのに重要に作用し、健康な口腔
では不活性化された状態で存在する反面、歯周疾患患者
には活性化された状態で存在する。従って、この膠原酵
素を不活性化させるのが歯周疾患の治療に重要に作用す
るとの認識下に膠原酵素の抑制能を有する物質の開発が
要求されてきた。
【0005】牛胆(fel tauri, Bos traurus demesticu
s Gmelinの胆嚢)と熊胆(fel ursi, Selenarctos thib
etanus G. Cuvier等の胆嚢)は動物性薬剤として、漢方
においては陣痛、利胆、鎮静、鎮痙、消炎等の効果と慢
性肝炎、咽喉腫等に対する治療効果等を有するものと知
られてきた。大韓民国公開特許公報第93-11992号及び93
-11993号においては牛胆嚢汁と塩とを混合して高温で焼
成させ作った牛胆塩、グリココール酸及びタウロコール
酸等を含有する牛胆(牛胆嚢)汁と塩とを混合焼成して
製造した口腔衛生剤を適用することによって、プラーク
除去効果及び歯周疾患予防、治療効果を提供しようとし
た。しかし、牛胆及び熊胆は動物性生薬として多様な成
分を含有しているので製品適用時に安定性が不良であ
り、保管状態によって原料自体の変質可能性も多く、薬
効の均一性を維持しがたい問題点を有していた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ウルソ
デスオキシコール酸及びケノデスオキシコール酸から選
択される1種以上の成分を有効成分として含有する口腔
衛生増進用組成物が提供される。つまり、本発明者ら
は、上記問題点を改善するとともに、歯周疾患発生の原
因を根本的に除去して歯周疾患を予防しようと集中的な
研究を行い、その結果、熊胆の主成分であるウルソデス
オキシコール酸及びケノデスオキシコール酸から選択さ
れる1種以上の成分を有効成分として含有する組成物
が、歯周疾患の発生原因物質といえる膠原酵素の活性を
効果的に抑制し、牛胆または熊胆自体を含有する組成物
比べて貯蔵安定性等が顕著に改善され、人体にも安全で
あるとの事実を確認することにより、本発明を完成する
に至った。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明による組成物において有効
成分であるウルソデスオキシコール酸及びケノデスオキ
シコール酸は、それぞれ単独または混合して使用するこ
とができる。ウルソデスオキシコール酸とケノデスオキ
シコール酸は互いに相応に代替して使用できる成分であ
るので、これらを混合して使用する場合、両成分の混合
比は特別に制限されず、一般的にはウルソデスオキシコ
ール酸とケノデスオキシコール酸を、重量基準に10
0:1〜1:100の比で混合するのが好ましい。
【0008】本発明による組成物においては、ウルソデ
スオキシコール酸とケノデスオキシコール酸をそれぞれ
単独または混合物として、組成物の総重量に対し0.0
2〜1.0重量%、好ましくは0.02〜0.6重量%
含有するのがよい。ウルソデスオキシコール酸とケノデ
スオキシコール酸との混合物を使用する場合にも、混合
物の使用量は、いずれかの成分一つを単独で使用する場
合と同様にすることによって、単独で使用した場合と実
質的に同等の効果を示すことができる。これらの有効成
分は、0.02重量%未満で使用する場合には、歯肉炎
予防効果が微弱であるので所期の目的達成が難しく、
1.0重量%を超える量で使用する場合には含量の増加
による効能の比例的な上昇を示さないので好ましくな
い。
【0009】本発明の組成物には、さらに必要によって
殺菌効果に優れプラーク除去及び歯周疾患予防、治療効
果に優れた成分であるトリクロサン(triclosan)を含
有させることにより、歯肉炎緩和効果とプラーク形成抑
制効果を上昇させることができる。本発明の組成物にト
リクロサンを包含させる場合、ウルソデスオキシコール
酸、ケノデスオキシコール酸又はこれらの混合物は、全
体組成物の総重量に対し0.01〜1.00重量%、好
ましくは0.02〜0.6重量%含有され、トリクロサ
ンの添加量は全体組成物の総重量に対し0.0001重
量%〜1.0重量%、特には0.001〜0.300重
量%が好ましい。トリクロサンを0.0001重量%未
満の量で添加する場合には目的とする所期の上昇効果が
微弱であり、1.00重量%を超える量で使用する場合
には混合による上昇効果が期待できないので好ましくな
い。
【0010】本発明による組成物には、さらに必要によ
って補助薬効剤としてフッ化ナトリウム、フッ化リン酸
ナトリウム、フルオロアミン、フッ化スズ(II)等のよ
うなフッ素化合物、竹塩、クロルヘキシジン、トラネキ
サム酸、アラントイン類、カプロン酸類、酵素類及び黄
柏抽出物、桔梗抽出物、荊芥抽出物、梔子抽出物、甘草
抽出物、サンキナリア抽出物(Sanguinaria radix extr
act)等のような生薬抽出物を単独又は2種以上混合し
て含有することができ、使用する物質の種類は製造しよ
うとする組成物によって適切に選択することができる。
特に、補助薬効剤として竹塩、黄柏抽出物、桔梗抽出
物、荊芥抽出物及びフッ素化合物を一定比率で混合して
使用するのが好ましいが、この時各補助成分の含量は、
竹塩の場合に全体組成物に対し1.0〜5.0重量%使
用し、3種の生薬抽出物の場合に同一基準にその総量が
0.01〜5.0重量%となるように使用し、フッ素化
合物の場合に本発明の属する技術分野において通常適用
される適切な量、具体的には全体組成物基準に0.1〜
1.0重量%で使用することができる。補助薬効成分を
好ましい使用含量未満で使用すると、期待する効果に及
ばないので所期の目的達成が難しく、超過使用する歯磨
の状態が不良となる問題点があり、好ましくない。
【0011】かかる本発明による口腔衛生増進用組成物
は使用目的による通常的に使用される研磨剤、湿潤剤、
結合剤、発泡剤、甘味剤、防腐剤、医薬成分、香料、酸
度調整剤、増白剤等の添加剤を使用して歯磨、口腔清浄
剤、チューインガム、口腔マッサージクリーム等の形態
で製造することができる。ここで、歯磨とは錬歯磨、粉
歯磨及び浸潤歯磨等の歯磨のすべて意味する。本発明に
よる組成物を歯磨の形態で製造する場合は、上記有効成
分以外に歯磨を構成する通常的な成分、例えば研磨剤、
湿潤剤、結合剤、発泡剤、甘味剤、香料、酸度調整剤、
増白剤等を含有させてもよい。
【0012】この中で研磨剤としては第二リン酸カルシ
ウム2水和物、無水ケイ酸、炭酸カルシウム、含水アル
ミナ、カオリン、重曹等を単独又は2種以上混合して使
用することができる。この場合、これら物質を組成物全
体に対して20〜60重量%で使用することができる。
湿潤剤としてはグリセリン、ソルビトール、非結晶性ソ
ルビット液、プロピレングリコール、ポリエチレングリ
コール、キシリトール等を単独又は2種以上混合して使
用することができる。この場合、これら物質を組成物全
体に対し20〜60重量%で使用し、好ましくはグリセ
リンまたは非結晶性ソルビット液とプロピレングリコー
ルまたはポリエチレングリコールとを10:1〜1:1
の重量比で配合して組成物の総重量を基準に20〜50
重量%の比で使用することができる。
【0013】結合剤としてはカラギーナン、キサンタン
ガム、カルボキシメチルセルロースナトリウム、カルボ
キシビニルポリマー、アルギン酸ナトリウム、ミツガム
(bee gum)、ラポナイト等を単独又は2種以上混合し
て使用することができる。この場合、これらの成分を
0.1〜3.0重量%、好ましくは0.5〜2.0重量
%の比で使用することができる。発泡剤としてはラウリ
ル硫酸ナトリウム、ラウリルサルコシン酸ナトリウム等
の陰イオン界面活性剤及びソルビタン脂肪酸エステル、
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレン
ポリオキシプロピレン系縮合高分子物質等を単独又は2
種以上混合して使用することができる。この場合、これ
ら物質を0.5〜5.0重量%、好ましくは0.5〜
3.5重量%の比で使用することができる。
【0014】甘味剤としてはサッカリンナトリウム、ア
スパルテーム、ソーマチン、スクラロース、グリチルリ
チン酸等を単独又は2種以上混合して使用することがで
きる。この場合、これら物質を0.05〜0.5重量%
の比で使用し、防腐剤としてはパラオキシ安息香酸エス
テル及び安息香酸ナトリウム等を単独又は2種以上混合
して使用することができる。その他に香料としてははっ
か油、スペアミント油、メントール、カルボン等を適当
量配合して使用し、好ましくはこれらを一定比率で混合
した香料にアニス油を適当量添加して使用するのがよ
く、酸度調整剤としてはリン酸、リン酸ナトリウム、ク
エン酸、クエン酸ナトリウム、コハク酸、コハク酸ナト
リウム、酒石酸、酒石酸ナトリウム等を単独又は2種以
上混合して使用することができる。これらを利用して適
当な酸度、即ちpH5〜8の範囲で調整する。増白剤と
しては酸化チタン等をあげることができ、0.1〜2重
量%範囲で使用することが好ましい。
【0015】さらに、本発明による組成物を口腔清浄剤
形態に製造する場合は次のような方法で製造することが
できる。口腔清浄剤組成物は通常アルコール部と精製水
部に分けることができ、各種成分を溶解の容易な部にそ
れぞれ溶解して形成された二つの相を混合して製造す
る。この時、口腔清浄剤製品に使用する時清涼感を与
え、水に溶けない香料や防腐剤等を溶かす役割のためエ
タノールが使用されるが、一般的にエタノールの含量が
高い程香料の発散力はよくなるものの、使用しすぎると
苦みがあり、口腔粘膜を刺激するので、1〜30.0重
量%、好ましくは2.0〜20重量%範囲で使用するこ
とができる。
【0016】口腔清浄剤組成物の製造に必須的に使用さ
れる成分としては殺菌剤、酵素、抗プラスミン剤等の薬
効剤以外にも可溶化剤、湿潤剤、香料、甘味剤、防腐剤
等が挙げられる。殺菌剤としては抗生剤、陽イオン性界
面活性剤及び4級アンモニウム化合物等が使用できる
が、但し、抗生剤は過敏反応及び細菌の耐性が生ずる問
題のため、十分な事前検討が必要である。酵素類として
はプラークの主成分であるデキストラナーゼ、飲食物の
残り物中澱粉及びその他口腔内粘着性多糖類物質を分解
するグルコアミラーゼ、α−アミラーゼ、β−アミラー
ゼ、口腔内細菌によって嫌気的に分解され有機酸を生成
し、歯牙表面を溶解させ、虫歯の原因となるぶどう糖を
酸化させることによって過酸化水素を作るグルコースオ
キシダーゼ及び細菌細胞壁に直接作用して細胞壁を破壊
することによって殺菌効果を有するリゾチーム等を1種
以上混合して0.1〜100,000単位/g製品で使
用することができる。抗プラスミン剤は歯茎炎症と出血
を抑制して歯周疾患を予防する目的で使用されるもので
あってトラネキサム酸、アミノカプロン酸等を1種以
上、それぞれ0.05〜0.30重量%で使用すること
ができる。
【0017】香料等を水に可溶化させるための可溶化剤
としてはラウリル硫酸ナトリウム、ラウリルサルコシン
酸ナトリウム等の陰イオン界面活性剤、ソルビタン脂肪
酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオ
キシエチレンポリオキシプロピレン系縮合高分子物質、
高級アルキル硫酸エステル及びソルビタン脂肪酸エステ
ルのポリオキシエチレン誘導体、好ましくはラウリル硫
酸ナトリウム、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油及びポ
リオキシエチレンポリオキシプロピレン系縮合高分子物
質等を単独又は2種以上混合して使用することができ
る。この場合、これら物質を0.1〜3.0重量%、好
ましくは0.5〜3.0重量%含量で使用することがで
きる。
【0018】製品の安定性と甘味及び若干の粘度を与え
るためには湿潤剤を使用し、その例としてはグリセリ
ン、ソルビトール、非結晶性ソルビット液、プロピレン
グリコール、ポリエチレングリコール、キシリトール等
が挙げられ、この中で好ましいのはグリセリン、非結晶
性ソルビット液、キシリトールである。湿潤剤の使用量
は一般的に2.0〜40.0重量%であり、好ましくは
3.0〜20重量%である。
【0019】さらに、使用感を良くするため香料及び甘
味剤を使用するが、香料としてははっか油、スペアミン
ト、L−メントール、ユーカリプトスまたはメチルサリ
チレート等を0.1〜1.0重量%で使用することがで
きる。甘味剤としてはラクトース、ソルビトール、アス
パルテーム、サッカリンナトリウム等が使用でき、この
中でもサッカリンナトリウムは通常0.001〜0.1
重量%で使用する。
【0020】防腐剤としては安息香酸、安息香酸ナトリ
ウム塩、パラオキシ安息香酸エステル、クレゾール及び
ホルマリン等を単独又は2種以上混合して使用すること
ができる。この場合、これら物質を0.05〜0.15
重量%含量で使用することができ、好ましいのは安息香
酸、安息香酸ナトリウム塩、パラオキシ安息香酸メチル
またはプロピルエステルである。その他に本発明による
口腔清浄剤組成物は、さらに緩衝剤、色素、塩化ナトリ
ウム等が含有できる。この中で口腔清浄剤組成物の酸度
(pH)の調整のための緩衝剤としては主に第一リン酸
ナトリウム、第二リン酸ナトリウム、第三リン酸ナトリ
ウム、クエン酸、クエン酸ナトリウム、コハク酸、コハ
ク酸ナトリウム、酒石酸及び酒石酸ナトリウム、好まし
くは第一リン酸ナトリウム及び第三リン酸ナトリウム等
を単独又は2種以上混合して使用することができる。口
腔清浄剤組成物の商品的価値を高め、使用目的に適合す
るため色素を使用することもできるが、主に食用色素を
使用することが好ましい。塩化ナトリウムは一般的に歯
茎の炎症緩和及び殺菌等の目的で3〜35重量%範囲で
使用することができる。本発明の主たる有効成分は、ウ
ルソデスオキシコール酸及びケノデスオキシコール酸と
して説明したが、これらの酸の存在しうる誘導体、例え
ばナトリウム塩のような塩、ジアセテートのアシレート
も均等物として本発明に含まれることを理解すべきであ
る。それらの誘導体の使用量は、対応する原料酸の記述
から容易に算出できるであろう。
【0021】
【実施例】以下、本発明を下記実施例及び実験例により
さらに具体的に説明する。しかし、これらの実施例は本
発明の理解を助けるためのものであり、本発明の範囲が
これらの実施例に限定されるものではない。
【0022】実施例1〜6及び比較例1〜4:本発明に
よる実施例1〜6の歯磨組成物及び比較例1〜4の歯磨
組成物を下記表1に記載の組成比(重量%)で製造し
た。これら歯磨組成物の製造順序は、湿潤成分のソルビ
トールとグリセリンにカルボキシメチルセルロースナト
リウム、サッカリンナトリウム、パラオキシ安息香酸エ
ステル等の粉末成分を分散させ、精製水で稀釈させた
後、混合機で1次混合した。混合液に第二リン酸カルシ
ウム2水和物等の研磨剤と医薬成分を投入して混合した
後、最後に発泡剤であるアルキル硫酸ナトリウム、安定
剤類、香料成分を加えて真空状態で混合することによっ
て歯磨組成物を製造した。
【0023】
【表1】
【0024】実施例7〜12及び比較例5〜8:本発明
による実施例7〜12及び比較例5〜8の口腔清浄剤組
成物を、下記表2に記載の組成比(重量%)で通常の方
法によって製造した。即ち、溶剤であるエタノール可溶
化剤を完全に溶解した後、香料を入れて十分に撹拌し、
これを予め製造しておいた精製水部(精製水に湿潤剤及
びその他の成分を溶解した後)に撹拌しながら添加して
溶液を完全に可溶化させた後、通常の方法で濾過するこ
とによって口腔清浄剤組成物を製造した。
【0025】
【表2】
【0026】実施例13〜19及び比較例9〜11:
発明による実施例13〜19及び比較例9〜11の歯磨
組成物を下記表3に記載の成分及び組成比(重量%)で
通常の方法によって製造した。即ち、まず湿潤成分のソ
ルビトールとグリセリンにカルボキシメチルセルロース
ナトリウム、サッカリンナトリウム、防腐剤であるパラ
オキシ安息香酸エステル等の粉末成分を分散させ、精製
水で稀釈した後、混合機で1次混合した。混合液に第二
リン酸カルシウム2水和物等の研磨剤と医薬成分を投入
して混合した後、最後に発泡剤であるラウリル硫酸ナト
リウム、安定剤類、香料成分を加えて真空状態で混合す
ることによって歯磨組成物を製造した。
【0027】
【表3】
【0028】実施例20:チューインガム(重量%) ガムベース 25.00% ソルビトール 44.00% マンニトール 12.00% グリセリン 13.00% レシチン 0.50% アスパルテーム 2.00% ウルソデスオキシコール酸 0.20% 香料 1.00%
【0029】実施例21:口腔マッサージクリム(軟膏)(重量%) グリセリンモノラウリル 3.00% オレインアルコール 5.00% ポリエチレングリコール 15.00% 白色ワセリン 3.00% N−パルミトリック グルタミン酸モノナトリウム 0.50% ヒドロキシエチルセルロース 5.00% 酢酸トコフェロール 0.10% ウルソデスオキシコール酸 0.20% 香料 0.30% 精製水を加えて 100.0%
【0030】実験例1:本発明による口腔衛生増進用組
成物の有効成分であるウルソデスオキシコール酸及びケ
ノデスオキシコール酸を含有した種々の物質の膠原酵素
活性抑制能を比較するため、下記記載の通り実験した。 1)実験対象 ウルソデスオキシコール酸、ケノデスオキシコール酸、
牛胆塩、竹塩、食塩、厚朴、黄柏、桔梗、荊芥、甘草、
当帰、カモマイル、没薬、緑茶、蒲公英、金銀花、升麻 2)実験方法 試験管に2%濃度のアゾコール(azocol)溶液100
μlを添加した後、緩衝溶液(0.05M Tris HCl, 1m
M CaCl2, pH 7.8)190μlを添加した。
【0031】上記溶液にそれぞれの薬効剤を次の濃度
で添加した。 ・ウルソデスオキシコール酸(10%エタノール溶
液)、ケノデスオキシコール酸(10%エタノール溶
液)は最終濃度が0.02%となるように添加、 ・牛胆塩、竹塩、食塩は上記緩衝溶液に溶かして最終濃
度が2.0%となるように添加、 ・厚朴、黄柏、桔梗、荊芥、甘草、当帰、カモマイル、
没薬、緑茶、蒲公英、金銀花、升麻は30%エタノール
抽出物状態で最終濃度が0.1%となるように添加。
【0032】100ppm濃度の膠原酵素を100μ
l添加した後、37℃恒温器で18時間放置した(別途
に膠原酵素10、100、200μl添加して標準活性
度曲線を作成した)。 試験管を5分間遠心分離した。 試験管より上澄液を取ってセル(cell)に添加し、分
光光度計を利用して540nmにおいての吸光度を測定
した後、標準活性度曲線を利用して実験群の活性度を確
認した。 3)結果 原料別膠原酵素活性抑制効果を表4に、ウルソデスオキ
シコール酸及びケノデスオキシコール酸の濃度及び混合
比率別膠原酵素活性抑制効果を表5に示す。
【0033】
【表4】
【0034】
【表5】
【0035】上記表4及び5の結果からわかるように、
膠原酵素活性の抑制効果面においてウルソデスオキシコ
ール酸とケノデスオキシコール酸は他の生薬抽出物に比
べて優れており、その効能は0.01%から現れ0.6
%において最大値を示し、その以上の含量においては何
の増加も示さなかった。さらに、ウルソデスオキシコー
ル酸及びケノデスオキシコール酸を混合して適用する場
合、混合した全体含量による効能はそれぞれの原料が有
する効能と類似した。
【0036】実験例2:本発明による口腔衛生増進用組
成物の有効成分であるウルソデスオキシコール酸、ケノ
デスオキシコール酸及びトリクロサンのプラーク形成抑
制能を比較するため、下記記載の通り実験した。 1)実験対象 ウルソデスオキシコール酸、ケノデスオキシコール酸、
トリクロサン 2)実験方法 実験菌株(Streptococcus mutans 10449, type C)を
培地(brain-heart infusion agar)において培養し、
この菌を白金耳でTHB(Todd Hewitt Broth)に接種
して37℃で15時間培養した。
【0037】小さいガラス棒を滅菌した後、重量を測
定した。 ガラス棒をスクロースを包含する培地が入っている試
験管に入れ、実験対象物質を一定濃度で添加した後、実
験菌株を添加して37℃で24時間培養した。 培養後ガラス棒を用心深く持ち出して37℃で一日間
乾燥した後、最終重量を測定した。対照群は実験物質を
添加しない試験群とする。
【0038】測定した結果からのプラークの形成率を
次のような式により計算した。
【0039】
【数1】
【0040】3)結果
【0041】
【表6】
【0042】上記表6に記載の結果からわかるように、
ウルソデスオキシコール酸またはケノデスオキシコール
酸またはこれらの混合物をトリクロサンと適定比率で混
合した場合にプラーク形成抑制効果がはるかに上昇する
ものと示された。
【0043】実験例3:表1の実施例1〜6及び比較例
1〜4の歯磨組成物に対し、次のようにプラーク形成抑
制効果及び歯肉炎症形成抑制効果を実験し、その結果を
表7及び8にそれぞれ示した。 1)実験方法 被験者を選別した後、口腔検診に対する説明をする。
【0044】それぞれの実施例及び比較例組成物に対
し被験者10名ずつを無作為分配し、正しいくちすすぎ
方法を教育した後に口腔検診を実施し、プラーク指数
(Quigley-Hein Index modified by Turesky)及び歯肉
炎指数(Gingival Bleeding Index, Loe Silness Inde
x)を測定する。 実験群全歯牙に対しスケーリングを実施する。
【0045】ブラシーボ(第二リン酸カルシウム2水
和物40%、グリセリン25%、ラウリル硫酸ナトリウ
ム1.5%、サッカリンナトリウム0.1%、パラオキ
シ安息香酸エステル0.1%、カルボキシメチルセルロ
ースナトリウム1%、精製水を加えて100%)歯磨を
約2週間使わせた後口腔検診を実施し、この時のプラー
ク指数及び歯肉指数を初期値とする。
【0046】実施例及び比較例歯磨を各被験者に分配
し、くちすすぎは平常と同様の方法で1日3回4週間実
施せしめた後、口腔検診を2週及び4週目に実施し、プ
ラーク指数及び歯肉炎指数を点数化する。 実験群の初期値と4週後の点数を比較し、それぞれT
−testで統計的有意性を検定する。
【0047】
【表7】
【0048】
【表8】
【0049】上記表7の結果からわかるように、実施例
1〜6及び比較例1〜4の歯磨組成物を4週間使わせた
後、プラーク指数を測定し、統計的に有意差検定をした
結果、プラーク形成抑制効果においては実施例1〜6及
び比較例1〜3の組成物において、使用前に比べ使用後
に有意な効果のあることが確認できた。しかし、実施例
1〜5及び比較例1〜2の組成物の間においては有意な
効果差が確認できず、実施例6及び比較例3においては
実施例1〜5及び比較例1〜2と比較して有意差が確認
でき、実施例6と比較例3の間においては有意差が見い
だせなかった。従って、ウルソデスオキシコール酸及び
/またはケノデスオキシコール酸は、プラーク形成の抑
制においては特別に影響しないものと思われ、生薬成分
と混合して使用される場合にも効能の上昇または阻害作
用を示さないものと見られる。
【0050】一方、実施例1〜6及び比較例1〜4の歯
磨組成物を4週間使わせた後、歯肉指数を測定して統計
的に有意差検定をした結果を示した表8から確認できる
ように、歯肉炎緩和効果においては実施例1〜6及び比
較例2〜3の組成物において使用前に比べ使用後に有意
な効果を示しており、実施例6及び比較例3に比べより
良好な歯肉炎症緩和効果を示している。さらに、ウルソ
デスオキシコール酸を基準にみると、その使用含量が
0.01重量%から歯肉炎症緩和効果が現れ、0.02
重量%以上からウルソデスオキシコール酸を含有しない
比較例4に対し有意な効果を示すものと確認された反
面、1.0重量%を超過する場合は(比較例2)使用含
量に比例した効能の上昇がないものと示された。
【0051】従って、ウルソデスオキシコール酸及び/
またはケノデスオキシコール酸は優れた歯肉炎症の緩和
効果を示すものと思われ、かかる目的で使用する場合、
これらは0.02〜1.00重量%、好ましくは0.0
2〜0.6重量%の範囲で使用すべきものと判断され、
竹塩を含有した数種の生薬成分と混合して適用すること
によって歯肉炎症緩和に対する上昇効果が発揮されるこ
とを確認した。
【0052】実験例4:表2の実施例7〜12及び比較
例5〜8の口腔清浄剤組成物に対し、上記実験例3の説
明と同様の方式でプラーク形成抑制効果及び歯肉炎症形
成抑制効果を実験し、その結果を表9及び10にそれぞ
れ示した。
【0053】
【表9】
【0054】
【表10】
【0055】上記表9及び10の結果からわかるよう
に、実施例7〜12及び比較例5〜8の口腔清浄剤組成
物を4週間使わせた後、プラーク指数及び歯肉指数を測
定し、統計的に有意差検定をした結果、歯磨組成物の場
合と同様の現象を示したので、ウルソデスオキシコール
酸及び/またはケノデスオキシコール酸は口腔清浄剤組
成物の有効成分として使用される場合にも、プラーク形
成の抑制において特別に影響しない反面、優れた歯肉炎
症の緩和効果を示すものと思われ、かかる目的で使用す
る場合、これらは0.02〜1.00重量%、好ましく
は0.02〜0.6重量%の範囲で使用すべきものであ
り、竹塩を含有した数種の生薬成分と混合して適用する
ことによって歯肉炎症緩和に対する上昇効果が発揮され
ることを確認した。
【0056】実験例5:表3の実施例13〜19及び比
較例9〜11の歯磨組成物に対し、実験例3と同様の方
法でプラーク形成抑制効果及び歯肉炎症形成抑制効果を
実験し、その結果を表11及び12にそれぞれ示した。
【0057】
【表11】
【0058】
【表12】
【0059】上記表11の結果からわかるように、実施
例13〜19及び比較例9〜11の歯磨組成物を4週間
使わせた後、プラーク指数を測定し、統計的に有意差検
定をした結果、プラーク形成抑制効果において実施例1
3〜19及び比較例9〜11の組成物において、使用前
に比べ使用後に有意な効果のあることが確認できた。ウ
ルソデスオキシコール酸またはケノデスオキシコール酸
またはこれらの混合物0.01〜1.00重量%とトリ
クロサン0.0001〜1.0000重量%を混合した
歯磨処方においてプラーク形成抑制効果が良好であるも
のと示された。特に実施例17と比較例10からわかる
ように、トリクロサンの単独使用よりウルソデスオキシ
コール酸を一定比率で混用使用するのがプラーク形成抑
制効果がはるかによいものと示された。
【0060】一方、実施例13〜19及び比較例9〜1
1の歯磨組成物を4週間使わせた後、歯肉指数を測定し
て統計的に有意差検定をした結果を示した表12から確
認できるように、歯肉炎緩和効果においては実施例13
〜19及び比較例10〜11の組成物において、使用前
に比べ使用後に有意な効果のあることが確認でき、ウル
ソデスオキシコール酸またはケノデスオキシコール酸ま
たはこれらの混合物0.01〜1.00重量%とトリク
ロサン0.0001〜1.0000重量%を混合した歯
磨処方において歯肉炎症緩和、治療効果が良好であるも
のと示された。特に実施例17と比較例10からわかる
ように、トリクロサンの単独使用よりウルソデスオキシ
コール酸を一定比率で混用使用した実施例の歯磨が、歯
肉炎症緩和効果においてもプラーク形成抑制効果のよう
に効果がはるかによいものと示された。
【0061】本発明において有効成分として使用したウ
ルソデスオキシコール酸及びケノデスオキシコール酸
は、歯周炎誘発因子である膠原酵素に対する不活性化能
が優れているので、これらを口腔衛生増進用組成物、例
えば歯磨組成物、口腔清浄剤組成物、チューインガム、
口腔マッサージクリーム等に適用される場合、これらの
組成物は卓越した歯肉炎症緩和効果を示すことが確認で
きた。
【0062】また、本発明の組成物は公知の殺菌剤であ
るトリクロサンをさらに包含させることによって、上昇
された歯肉炎緩和効果と共に卓越したフラグ形成抑制効
果が提供できる。さらに、このような優れた効果のある
本発明の口腔衛生増進用組成物は動物性生薬である牛胆
または熊胆自体を使用しないので、保管状態による原料
の変質可能性が少なく貯蔵安定性が優れており、人体に
対する安定性も優れて便利に使用できる利点を有する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 チェ ジョン フォン 大韓民国 デジョン サムソン2ドン 366−12 (72)発明者 イム ヒョン ジュン 大韓民国 デジョン ユソング ドリョン ドン 386−4 エルジファハックアパー ト 1−303 (72)発明者 ザン スォク ユン 大韓民国 デジョン ユソング ジョンミ ンドン セゾンアパート 110−805 (72)発明者 アン ホ ジョン 大韓民国 デジョン ユソング ザンドン 84 (72)発明者 チェ ユ ジン 大韓民国 ソウル ソンパグ シンチョン ドン 20−4ジンジュアパート 10−705 (72)発明者 イ スン ジュン 大韓民国 デジョン ソグ ドゥンサンド ン 912 ドゥンジアパート 108−506 (72)発明者 バク ホン スン 大韓民国 デジョン ユソング ドリョン ドン 386−4 エルジファハックアパー ト 1−407

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウルソデスオキシコール酸及びケノデス
    オキシコール酸から選択される1種以上の成分を有効成
    分として含有することを特徴とする口腔衛生増進用組成
    物。
  2. 【請求項2】 ウルソデスオキシコール酸及びケノデス
    オキシコール酸から選択される1種以上の成分を、組成
    物の総重量に対し0.02〜1.0重量%含有する請求
    項1記載の組成物。
  3. 【請求項3】 ウルソデスオキシコール酸及びケノデス
    オキシコール酸から選択される1種以上の成分を、組成
    物の総重量に対し0.02〜0.6重量%含有する請求
    項2記載の組成物。
  4. 【請求項4】 ウルソデスオキシコール酸とケノデスオ
    キシコール酸を、100:1〜1:100の重量比で混
    合して使用する請求項1記載の組成物。
  5. 【請求項5】 さらにトリクロサンを含有する請求項1
    記載の組成物。
  6. 【請求項6】 組成物の総重量に対しウルソデスオキシ
    コール酸及びケノデスオキシコール酸から選択される1
    種以上の成分0.01〜1.0重量%とトリクロサン
    0.0001〜1.0重量%とを含有する請求項5記載
    の組成物。
  7. 【請求項7】 組成物の総重量に対しウルソデスオキシ
    コール酸及びケノデスオキシコール酸から選択される1
    種以上の成分0.02〜0.6重量%とトリクロサン
    0.001〜0.300重量%とを含有する請求項6記
    載の組成物。
  8. 【請求項8】 補助薬効剤としてフッ化ナトリウム、フ
    ッ化リン酸ナトリウム、フルオロアミン、フッ化スズ
    (II)、クロルヘキシジン、竹塩、トラネキサム酸、ア
    ラントイン類、カプロン酸類、酵素類、黄柏抽出物、桔
    梗抽出物、荊芥抽出物、梔子抽出物、甘草抽出物、サン
    キナリア抽出物から選択される1種以上を含有する請求
    項1記載の組成物。
  9. 【請求項9】 組成物の総重量に対し竹塩を1.0〜
    5.0重量%含有し、黄柏抽出物、桔梗抽出物及び荊芥
    抽出物をその総量が0.01〜5.0重量%となるよう
    に含有し、フッ素化合物を0.1〜1.0重量%含有す
    る請求項8記載の組成物。
  10. 【請求項10】 歯磨形態である請求項1記載の組成
    物。
  11. 【請求項11】 口腔清浄剤形態である請求項1記載の
    組成物。
  12. 【請求項12】 チューインガム形態である請求項1記
    載の組成物。
  13. 【請求項13】 口腔マッサージクリーム形態である請
    求項1記載の組成物。
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