JPH1045280A - ローラコンベア上でシートを旋回する装置 - Google Patents
ローラコンベア上でシートを旋回する装置Info
- Publication number
- JPH1045280A JPH1045280A JP9094268A JP9426897A JPH1045280A JP H1045280 A JPH1045280 A JP H1045280A JP 9094268 A JP9094268 A JP 9094268A JP 9426897 A JP9426897 A JP 9426897A JP H1045280 A JPH1045280 A JP H1045280A
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- JP
- Japan
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- sheet
- roller
- rollers
- stop member
- conveyor
- Prior art date
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H5/00—Feeding articles separated from piles; Feeding articles to machines
- B65H5/18—Feeding articles separated from piles; Feeding articles to machines by rotary dials or tables
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2301/00—Handling processes for sheets or webs
- B65H2301/30—Orientation, displacement, position of the handled material
- B65H2301/33—Modifying, selecting, changing orientation
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Registering Or Overturning Sheets (AREA)
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 水平平面においてローラコンベア上で高
速移動するシートを円滑に９０度回転可能にすることを
目的とする。 【解決手段】 異なる速度で連係回転され、互いに離間
され且つ止め部材から巾方向に離間される一対のローラ
を備える装置が提供される。ローラは夫々止め部材の垂
直線に対し特定の角度、傾斜される回転軸を有し、止め
部材によつて近置される一方のローラの傾斜角が他方の
ローラの傾斜角より大にされ、回転速度が最小にされ
る。ローラの夫々の周部はシートが実質的に移送平面上
を通過する際ロータリ支承部材およびシートの下面と接
触可能に設けられる。
速移動するシートを円滑に９０度回転可能にすることを
目的とする。 【解決手段】 異なる速度で連係回転され、互いに離間
され且つ止め部材から巾方向に離間される一対のローラ
を備える装置が提供される。ローラは夫々止め部材の垂
直線に対し特定の角度、傾斜される回転軸を有し、止め
部材によつて近置される一方のローラの傾斜角が他方の
ローラの傾斜角より大にされ、回転速度が最小にされ
る。ローラの夫々の周部はシートが実質的に移送平面上
を通過する際ロータリ支承部材およびシートの下面と接
触可能に設けられる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は移送平面を区画しシ
ートを整合させる長手の止め部材を備えたローラコンベ
ア上でシートを旋回する装置に関する。
ートを整合させる長手の止め部材を備えたローラコンベ
ア上でシートを旋回する装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】プリンタのような再生装置において高速
で送出されるシートは２個の互いに垂直な配向方向の一
方に配置される。ブツクレツト、一部の章あるいは小冊
子のように仕上げるため、シートはコンベアによつて仕
上げ装置へ移動される。シートを可能な２配向方向の一
方に処理する仕上げ装置が具備され、コンベアにより移
動されたシートが２個の配向方向の他方にあるときは、
シートを平面上で９０度、旋回させる必要がある。
で送出されるシートは２個の互いに垂直な配向方向の一
方に配置される。ブツクレツト、一部の章あるいは小冊
子のように仕上げるため、シートはコンベアによつて仕
上げ装置へ移動される。シートを可能な２配向方向の一
方に処理する仕上げ装置が具備され、コンベアにより移
動されたシートが２個の配向方向の他方にあるときは、
シートを平面上で９０度、旋回させる必要がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明はコンベア上で
シートを中断あるいは低速にすることなく、また損傷の
危惧なくシートを９０度その平面上で旋回可能なシート
旋回装置を提供する。
シートを中断あるいは低速にすることなく、また損傷の
危惧なくシートを９０度その平面上で旋回可能なシート
旋回装置を提供する。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明によるシート旋回
装置は、移送平面を区画する第１の複数のローラと、シ
ートを整合される長手の止め部材と、異なる速度で連係
回転され互いに離間され且つ止め部材から横断方向に離
間される第２の一対のローラとを備え、第２のローラは
夫々止め部材の垂直線に対し角度βだけ傾斜せしめられ
た回転軸を有し、止め部材を介して近置され且つ一方の
ローラの傾斜角が他方のローラの傾斜角より大で回転速
度が最小にされ、第２のローラの夫々の円周部はシート
が実質的に移送平面上を通過する際ロータリ支承部材お
よびシートの下面に接触可能に設けられてなる。
装置は、移送平面を区画する第１の複数のローラと、シ
ートを整合される長手の止め部材と、異なる速度で連係
回転され互いに離間され且つ止め部材から横断方向に離
間される第２の一対のローラとを備え、第２のローラは
夫々止め部材の垂直線に対し角度βだけ傾斜せしめられ
た回転軸を有し、止め部材を介して近置され且つ一方の
ローラの傾斜角が他方のローラの傾斜角より大で回転速
度が最小にされ、第２のローラの夫々の円周部はシート
が実質的に移送平面上を通過する際ロータリ支承部材お
よびシートの下面に接触可能に設けられてなる。
【０００５】
【作用】従つて２個のローラの回転速度を異ならせるこ
とにより、これらのローラ上を移動するシートはコンベ
アのローラ上の移動路を連続移動し、且つ整合止め部材
と近接する領域において制動され、シートはローラの移
動に伴い旋回される。同時にコンベア上において長手方
向に対しローラを傾斜することにより、シートが整合止
め部材から離間され得る。しかして各シートの縁部が整
合止め部材から離間されるに伴い、止め部材に近いシー
トの先行する隅部が止め部材と衝突することを回避で
き、シートの損傷の危惧も除去し得る。このとき導入さ
れるシートの整合エラーを自動的に補正するローラコン
ベアを採用することが好ましい。
とにより、これらのローラ上を移動するシートはコンベ
アのローラ上の移動路を連続移動し、且つ整合止め部材
と近接する領域において制動され、シートはローラの移
動に伴い旋回される。同時にコンベア上において長手方
向に対しローラを傾斜することにより、シートが整合止
め部材から離間され得る。しかして各シートの縁部が整
合止め部材から離間されるに伴い、止め部材に近いシー
トの先行する隅部が止め部材と衝突することを回避で
き、シートの損傷の危惧も除去し得る。このとき導入さ
れるシートの整合エラーを自動的に補正するローラコン
ベアを採用することが好ましい。
【０００６】この補正動作は、整合止め部材の垂直線に
対してコンベアのローラを傾斜させ、シートがローラ上
を移動する際に止め部材へ向けてシートを変位させるす
ることから得られる。しかしてシートは２ローラの正面
で完全に整合して到着され、次に旋回中止め部材から離
間される。一方シートがローラとの接触領域を離間する
と、シートが再び長手止め部材に向つて再び移動され、
シートが９０度旋回された後コンベアを離れるとき正し
く整合される。
対してコンベアのローラを傾斜させ、シートがローラ上
を移動する際に止め部材へ向けてシートを変位させるす
ることから得られる。しかしてシートは２ローラの正面
で完全に整合して到着され、次に旋回中止め部材から離
間される。一方シートがローラとの接触領域を離間する
と、シートが再び長手止め部材に向つて再び移動され、
シートが９０度旋回された後コンベアを離れるとき正し
く整合される。
【０００７】本装置の好適な実施例によれば、ローラの
回転速度比が１：２であり、止め部材から遠くへ離間し
て配置される一方のローラの回転速度が止め部材と平行
な成分がコンベアのローラの回転速度に等しくされる。
これによりコンベア上のシート移送が回転状態が生じて
障害を受けることを回避できる。ローラの回転とコンベ
アのローラとの同期は共通の連係機構により自動的に保
証され得る。本発明の他の特徴および詳細は添付図面を
参照して本装置の好適な実施例を下述するに伴い明らか
となろう。
回転速度比が１：２であり、止め部材から遠くへ離間し
て配置される一方のローラの回転速度が止め部材と平行
な成分がコンベアのローラの回転速度に等しくされる。
これによりコンベア上のシート移送が回転状態が生じて
障害を受けることを回避できる。ローラの回転とコンベ
アのローラとの同期は共通の連係機構により自動的に保
証され得る。本発明の他の特徴および詳細は添付図面を
参照して本装置の好適な実施例を下述するに伴い明らか
となろう。
【０００８】
【発明の実施の形態】図示の実施例においては、シート
旋回装置１０が水平コンベア１２と一体に形成され、コ
ンベア１２には一連の平行なローラ１４が具備される。
コンベア１２の一方の長手側にはシートを整合する止め
部材１６が設けられる。ローラ１４はローラ１４上を移
動するシートＦが常に止め部材１６の方向に押されるよ
うな方向に、約１０度の角度α、止め部材１６の垂直線
に対し傾斜されている。特に図３および図４を併照して
下述する機構により回転されるローラ１４は支承ボール
１８と協働し、支承ボール１８は夫々止め部材１６と近
接する各ローラ端部に対し垂直な円筒状の案内部材内に
おいて自由に回転可能に装着される。
旋回装置１０が水平コンベア１２と一体に形成され、コ
ンベア１２には一連の平行なローラ１４が具備される。
コンベア１２の一方の長手側にはシートを整合する止め
部材１６が設けられる。ローラ１４はローラ１４上を移
動するシートＦが常に止め部材１６の方向に押されるよ
うな方向に、約１０度の角度α、止め部材１６の垂直線
に対し傾斜されている。特に図３および図４を併照して
下述する機構により回転されるローラ１４は支承ボール
１８と協働し、支承ボール１８は夫々止め部材１６と近
接する各ローラ端部に対し垂直な円筒状の案内部材内に
おいて自由に回転可能に装着される。
【０００９】シート回転装置１０は実質的に一対のロー
ラ２０、２２でなり、これらのローラは互いに離間さ
れ、且つ止め部材１６から垂直方向に離間される。ロー
ラ２２より止め部材１６からより遠い位置にあるローラ
２０がローラ２２の速度の２倍の速度で回転されるよう
に設けられている。図２から明らかなようにローラ２
０、２２の回転軸は止め部材１６の垂直線に対し夫々角
度β、γ傾斜されており、止め部材１６に近いローラ２
２の傾斜角度が大にされる。実際上ローラ２０、２２の
回転軸の傾斜は、これらの回転軸がシートの仮想回転中
心Ｃで交差するように設定される。
ラ２０、２２でなり、これらのローラは互いに離間さ
れ、且つ止め部材１６から垂直方向に離間される。ロー
ラ２２より止め部材１６からより遠い位置にあるローラ
２０がローラ２２の速度の２倍の速度で回転されるよう
に設けられている。図２から明らかなようにローラ２
０、２２の回転軸は止め部材１６の垂直線に対し夫々角
度β、γ傾斜されており、止め部材１６に近いローラ２
２の傾斜角度が大にされる。実際上ローラ２０、２２の
回転軸の傾斜は、これらの回転軸がシートの仮想回転中
心Ｃで交差するように設定される。
【００１０】特に図２および図５から明らかなように、
ボール２４、２６の形態の支承部材は夫々ローラ２０、
２２と連係動作される。ボール２４、２６は案内部材２
８、３０内において回転自在に装着され、案内部材２
８、３０自体はアーム３２上に固定され、アーム３２の
旋回軸３４はアーム３２の一方の端部に配置される。案
内部材２８、３０は夫々の基部に開口部を有し、これに
よつて２４、２６の面が開口部に突出して連係するロー
ラ２０、２２の円周部と接触できる。ローラ２０、２２
とボール２４、２６との間の接触はローラ１４の上面に
より区画されるシートの移送面Ｐの位置で行われる。
ボール２４、２６の形態の支承部材は夫々ローラ２０、
２２と連係動作される。ボール２４、２６は案内部材２
８、３０内において回転自在に装着され、案内部材２
８、３０自体はアーム３２上に固定され、アーム３２の
旋回軸３４はアーム３２の一方の端部に配置される。案
内部材２８、３０は夫々の基部に開口部を有し、これに
よつて２４、２６の面が開口部に突出して連係するロー
ラ２０、２２の円周部と接触できる。ローラ２０、２２
とボール２４、２６との間の接触はローラ１４の上面に
より区画されるシートの移送面Ｐの位置で行われる。
【００１１】特に図３および図４から明らかなように、
ローラ１４およびローラ２０、２２に対し共通の連係機
構が設けられる。この機構には分布シヤフト４０が含ま
れ、分布シヤフト４０の一方の端部には駆動源（図示し
ない）からベルト４４を介し回転可能に係合されるプー
リ４２が支承されている。この駆動源はコンベア１２の
係合モータ、あるいはコンベアと関連する任意の機械例
えば仕上げ装置の動力入力部を用いることができる。分
布シヤフト４０には他に第１および第２の２個のプーリ
４６、４８が支承され、第１のプーリはローラ・張り装
置５４ａ、５４ｂ、５４ｃ、５４ｄ上で引張られ、ロー
ラ１４の下面と摩擦接触する巾広のベルト５２の移動を
ベルト５０により制御可能に設けられている。第２のプ
ーリ４８は係合シヤフト５８の回転をベルト５６を介し
て制御し、シヤフト５８の各端部にはベルト６４、６６
と夫々係合する溝６０、６２が形成されている。溝６０
の直径は溝６２の直径の２倍にされている。且つまた特
に図３から明らかなように、ローラ２０、２２は夫々ベ
ルト６４、６６を介し回転可能に連係される。
ローラ１４およびローラ２０、２２に対し共通の連係機
構が設けられる。この機構には分布シヤフト４０が含ま
れ、分布シヤフト４０の一方の端部には駆動源（図示し
ない）からベルト４４を介し回転可能に係合されるプー
リ４２が支承されている。この駆動源はコンベア１２の
係合モータ、あるいはコンベアと関連する任意の機械例
えば仕上げ装置の動力入力部を用いることができる。分
布シヤフト４０には他に第１および第２の２個のプーリ
４６、４８が支承され、第１のプーリはローラ・張り装
置５４ａ、５４ｂ、５４ｃ、５４ｄ上で引張られ、ロー
ラ１４の下面と摩擦接触する巾広のベルト５２の移動を
ベルト５０により制御可能に設けられている。第２のプ
ーリ４８は係合シヤフト５８の回転をベルト５６を介し
て制御し、シヤフト５８の各端部にはベルト６４、６６
と夫々係合する溝６０、６２が形成されている。溝６０
の直径は溝６２の直径の２倍にされている。且つまた特
に図３から明らかなように、ローラ２０、２２は夫々ベ
ルト６４、６６を介し回転可能に連係される。
【００１２】以下に上述の本装置の動作を説明するに、
シートＦはコンベア１２の導入部において通常止め部材
１６に対し横断方向にＢだけずらして配置される。且つ
シートＦは秒速約１メートル以上の比較的高速で導入さ
れる。シートＦがローラ１４と連係されると、ローラが
傾斜させてあるから常に止め部材１６への押圧力を受け
る。従つてシートはローラ２０、２２に到着する前に止
め部材１６に対し正しく整合されて配置されることにな
る。
シートＦはコンベア１２の導入部において通常止め部材
１６に対し横断方向にＢだけずらして配置される。且つ
シートＦは秒速約１メートル以上の比較的高速で導入さ
れる。シートＦがローラ１４と連係されると、ローラが
傾斜させてあるから常に止め部材１６への押圧力を受け
る。従つてシートはローラ２０、２２に到着する前に止
め部材１６に対し正しく整合されて配置されることにな
る。
【００１３】シートはローラ２０、２２とボール２４、
２６との間に連係されると、シートは複雑な変位、回転
動作を開始する。この動作はローラ２０、２２の回転速
度が異なり、ローラの各傾斜が異なることに因る。シー
トの移動路は先ず、止め部材１６と近接するシートの内
部隅部の移動路を考慮する。従つて特に図２の隅部Ａは
長手の移動路の約２倍、止め部材１６から離間して移動
し、図２の点Ａ’に達する移動路Ｔに沿い移動する。同
時にシートが９０度だけ旋回されるため、シートはコン
ベア１２上で長手方向に向けられる。しかしてシートの
旋回中シートは止め部材１６から十分に離間され、シー
トの縁部若しくは隅部が損傷されることが防止され得
る。
２６との間に連係されると、シートは複雑な変位、回転
動作を開始する。この動作はローラ２０、２２の回転速
度が異なり、ローラの各傾斜が異なることに因る。シー
トの移動路は先ず、止め部材１６と近接するシートの内
部隅部の移動路を考慮する。従つて特に図２の隅部Ａは
長手の移動路の約２倍、止め部材１６から離間して移動
し、図２の点Ａ’に達する移動路Ｔに沿い移動する。同
時にシートが９０度だけ旋回されるため、シートはコン
ベア１２上で長手方向に向けられる。しかしてシートの
旋回中シートは止め部材１６から十分に離間され、シー
トの縁部若しくは隅部が損傷されることが防止され得
る。
【００１４】更にシートがローラ２０、２２上を通過し
たとき、シートはローラ１４の傾斜のため再び止め部材
１６へ向かつて押圧力を受ける。特に図１から容易に理
解されるように、シートは止め部材１６に対し正しく整
合され且つまた９０度旋回されてコンベア１２から離間
される。
たとき、シートはローラ１４の傾斜のため再び止め部材
１６へ向かつて押圧力を受ける。特に図１から容易に理
解されるように、シートは止め部材１６に対し正しく整
合され且つまた９０度旋回されてコンベア１２から離間
される。
【００１５】コンベア１２上で旋回されることなくシー
トを通過させるには、アーム３２を旋回させることによ
りローラ２２と連携してボール２６を上動させる構成を
とれば良い。従つてシートがローラ２０とボール２４と
の間に保持され、シートは止め部材１６から僅かに離間
される。この効果によつてはシートがローラ２０、２２
上を通過した後止め部材１６に対し直ちに移動されるか
ら障害は生じない。また２個のボール２４、２６が上動
され、シートを旋回することなく選択的に移動可能にさ
れ得る。
トを通過させるには、アーム３２を旋回させることによ
りローラ２２と連携してボール２６を上動させる構成を
とれば良い。従つてシートがローラ２０とボール２４と
の間に保持され、シートは止め部材１６から僅かに離間
される。この効果によつてはシートがローラ２０、２２
上を通過した後止め部材１６に対し直ちに移動されるか
ら障害は生じない。また２個のボール２４、２６が上動
され、シートを旋回することなく選択的に移動可能にさ
れ得る。
【００１６】
【発明の効果】上述の本装置は構成が極めて簡潔である
にも拘わらず、その動作は確実で信頼性が高い。またこ
の装置はシートの種類に対しシート検出器や調整器を必
要としない。シートは分離されず積層されて、複数のシ
ートがローラ２０、２２上を同時に移動したとき、その
旋回をも保証し得る。
にも拘わらず、その動作は確実で信頼性が高い。またこ
の装置はシートの種類に対しシート検出器や調整器を必
要としない。シートは分離されず積層されて、複数のシ
ートがローラ２０、２２上を同時に移動したとき、その
旋回をも保証し得る。
【００１７】旋回Ｃの仮想中心の設定はローラ２０、２
２の異なる傾斜角により決定され得る。この仮想中心を
好適に設定することにより、止め部材１６に対するシー
トの離間値が容易に決定される。従つて必要に応じロー
ラ２０、２２の下流でシートを整合し相当大きな離間も
得られることになる。
２の異なる傾斜角により決定され得る。この仮想中心を
好適に設定することにより、止め部材１６に対するシー
トの離間値が容易に決定される。従つて必要に応じロー
ラ２０、２２の下流でシートを整合し相当大きな離間も
得られることになる。
【図１】図１はシート旋回装置を一体に形成するローラ
コンベアの簡略平面図である。
コンベアの簡略平面図である。
【図２】図２はシート旋回装置の拡大簡略平面図であ
る。
る。
【図３】図３は連係機構の簡略平面図である。
【図４】図４は連係機構の縦簡略図である。
【図５】図５はシート旋回装置の縦簡略図である。
１０ シート旋回装置 １２ コンベア １４ ローラ １６ 止め部材 １８ 支承ボール ２０、２２ ローラ ２４、２６ ボール ２８、３０ 案内部材 ３２ アーム ３４ 旋回軸 ４０ 分布シヤフト ４２ プーリ ４４ ベルト ４６、４８ プーリ ５０、５２ ベルト ５４ａ、５４ｂ、５４ｃ、５４ｄ ローラ・張り装
置 ５６ ベルト ５８ シヤフト ６０、６２ 溝 ６４、６６ ベルト Ｆ シート
置 ５６ ベルト ５８ シヤフト ６０、６２ 溝 ６４、６６ ベルト Ｆ シート
Claims (10)
- 【請求項１】 移送平面を区画する第１の複数のローラ
と、シートを整合される長手の止め部材と、異なる速度
で連係回転され互いに離間され且つ止め部材から横断方
向に離間される第２の一対のローラとを備え、第２のロ
ーラは夫々止め部材の垂直線に対し角度βだけ傾斜せし
められた回転軸を有し、止め部材を介して近置され且つ
一方のローラの傾斜角が他方のローラの傾斜角より大で
回転速度が最小にされ、第２のローラの夫々の円周部は
シートが実質的に移送平面上を通過する際ロータリ支承
部材およびシートの下面に接触可能に設けられてなる、
コンベア上でシートを旋回する装置。 - 【請求項２】 第２のローラの回転軸が止め部材からシ
ートを離間させる方向に傾斜されてなる請求項１の装
置。 - 【請求項３】 コンベアの第１のローラが止め部材の垂
直線に対し傾斜され、止め部材に向かつてシートの横縁
部を移動可能に設けられてなる請求項１および２のいず
れか一の装置。 - 【請求項４】 第２のローラの回転速度比が１：２であ
る請求項１〜３のいずれか一の装置。 - 【請求項５】 第２のローラの回転軸が実質的にシート
の仮想回転中心に互いに交差するよう配設されてなる請
求項１〜４のいずれか一の装置。 - 【請求項６】 止め部材から相対的に遠くに配置される
第２のローラの一方の回転速度がコンベアの第１のロー
ラの、止め部材の平行成分の回転速度に実質的に等しく
なるよう設定されてなる請求項１〜６のいずれか一の装
置。 - 【請求項７】 支承部材が円筒状の垂直案内部材内にお
いて自由に回転可能に装着されるボールである請求項１
〜６のいずれか一の装置。 - 【請求項８】 止め部材に相対的に近置される一方の第
２のローラの支承部材が上動可能に設けられ、装置を非
動作にさせるように構成されてなる請求項１〜７のいず
れか一の装置。 - 【請求項９】 コンベアの第１の各ローラが止め部材近
傍で自由に回転可能に装着される支承ボールと連係可能
に設けられてなる請求項１〜８のいずれか一の装置。 - 【請求項１０】 コンベアの第１のローラおよび第２の
ローラが共通の連係機構により同期して連係回転可能に
設けられてなる請求項１〜９のいずれか一の装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| FR96P03164 | 1996-03-13 | ||
| FR9603164A FR2746084B1 (fr) | 1996-03-13 | 1996-03-13 | Dispositif de rotation de feuilles sur un convoyeur a rouleaux |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1045280A true JPH1045280A (ja) | 1998-02-17 |
| JP3755959B2 JP3755959B2 (ja) | 2006-03-15 |
Family
ID=9490148
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP09426897A Expired - Lifetime JP3755959B2 (ja) | 1996-03-13 | 1997-03-10 | ローラコンベア上でシートを旋回する装置 |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5836439A (ja) |
| EP (1) | EP0795502B1 (ja) |
| JP (1) | JP3755959B2 (ja) |
| BR (1) | BR9701278A (ja) |
| CA (1) | CA2198138C (ja) |
| DE (1) | DE69704735T2 (ja) |
| FR (1) | FR2746084B1 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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