JPH1044781A - バン型車の後部上下回動式扉の開閉装置 - Google Patents
バン型車の後部上下回動式扉の開閉装置Info
- Publication number
- JPH1044781A JPH1044781A JP21929396A JP21929396A JPH1044781A JP H1044781 A JPH1044781 A JP H1044781A JP 21929396 A JP21929396 A JP 21929396A JP 21929396 A JP21929396 A JP 21929396A JP H1044781 A JPH1044781 A JP H1044781A
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- JP
- Japan
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- arm member
- cylinder
- van
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- Pending
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- Support Devices For Sliding Doors (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】扉に無理な力がかからず、扉及びヒンジの耐用
年数が永く、ラバ−ヒンジが使用でき、さらにシリンダ
−が外部に出現することなく荷物の積み込みの際邪魔に
ならず外観上もよいバン型車の後部上下回動式扉の開閉
装置を提供する。 【解決手段】上部梁に上端縁を回動自在にヒンジを介し
て枢着した扉と、左右の隅柱の中空部内で上下に伸縮す
るシリンダ−を設け、前記隅柱に突設された支軸を回転
中心にして互いに反対方向に延びる第一の腕部材と第二
の腕部材からなる作動部材を回動自在に設け、第一の腕
部材の端部と前記シリンダ−の作用点とを回動自在に枢
着し、第二の腕部材の端部に枢着したロ−ラ等の滑動部
材を前記扉の下面に当接することによって、シリンダ−
の伸縮に応じて第二の腕部材が上下に回動し、同時に第
二の腕部材の端部の滑動部材が扉下面上を走行すること
によって扉を押上げ、これによって扉が上下に開閉する
ことを特徴とする。
年数が永く、ラバ−ヒンジが使用でき、さらにシリンダ
−が外部に出現することなく荷物の積み込みの際邪魔に
ならず外観上もよいバン型車の後部上下回動式扉の開閉
装置を提供する。 【解決手段】上部梁に上端縁を回動自在にヒンジを介し
て枢着した扉と、左右の隅柱の中空部内で上下に伸縮す
るシリンダ−を設け、前記隅柱に突設された支軸を回転
中心にして互いに反対方向に延びる第一の腕部材と第二
の腕部材からなる作動部材を回動自在に設け、第一の腕
部材の端部と前記シリンダ−の作用点とを回動自在に枢
着し、第二の腕部材の端部に枢着したロ−ラ等の滑動部
材を前記扉の下面に当接することによって、シリンダ−
の伸縮に応じて第二の腕部材が上下に回動し、同時に第
二の腕部材の端部の滑動部材が扉下面上を走行すること
によって扉を押上げ、これによって扉が上下に開閉する
ことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はバントラック、バントレ
−ラ、等の後部上下回動式扉の開閉装置に関するもので
ある。
−ラ、等の後部上下回動式扉の開閉装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】バン型車の扉枠の上部梁に上下に回動自
在に上部扉を蝶着し、この上部扉をシリンダ−とリンク
機構で開閉する構造は例えば実開50−76513 で
公知である。
在に上部扉を蝶着し、この上部扉をシリンダ−とリンク
機構で開閉する構造は例えば実開50−76513 で
公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の構造では
図4に示すようにシリンダ−自体は支持点を中心にして
回動しつつ伸縮し、しかもシリンダ−が扉を回動する為
の力の作用点は一定しているので、扉に不自然な力が作
用しその結果扉を枢着しているヒンジ部に不必要な力が
作用して、ヒンジ部を相当に強くしなければ破損の原因
になり、さらに開放時にシリンダ−が外部に出現するの
で、荷物の積み込みの際邪魔になり、外観上もよいとは
言えなかった。
図4に示すようにシリンダ−自体は支持点を中心にして
回動しつつ伸縮し、しかもシリンダ−が扉を回動する為
の力の作用点は一定しているので、扉に不自然な力が作
用しその結果扉を枢着しているヒンジ部に不必要な力が
作用して、ヒンジ部を相当に強くしなければ破損の原因
になり、さらに開放時にシリンダ−が外部に出現するの
で、荷物の積み込みの際邪魔になり、外観上もよいとは
言えなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の問題を解
決することを目的として、中空部を有する左右の隅柱
と、これら左右の隅柱の上端間に張設された上部梁とか
らなるバン型車の扉枠において、前記上部梁に上端縁を
回動自在にヒンジを介して枢着した扉と、前記左右の隅
柱の中空部内で上下に伸縮するシリンダ−を設け、前記
隅柱に突設された支軸を回転中心にして互いに反対方向
に延びる第一の腕部材と第二の腕部材からなる作動部材
を回動自在に設け、この第一の腕部材の端部と前記シリ
ンダ−の作用点とを回動自在に枢着し、前記第二の腕部
材の端部に枢着したロ−ラ、等の滑動部材を前記扉の下
面に当接することによって、前記シリンダ−の伸縮に応
じて前記第二の腕部材が上下に回動し、同時にこの第二
の腕部材の端部の滑動部材が扉下面上を走行することに
よって扉を押上げ、これによって前記扉が上下に開閉す
ることを特徴とするバン型車の後部上下回動式扉の開閉
装置を提供する。
決することを目的として、中空部を有する左右の隅柱
と、これら左右の隅柱の上端間に張設された上部梁とか
らなるバン型車の扉枠において、前記上部梁に上端縁を
回動自在にヒンジを介して枢着した扉と、前記左右の隅
柱の中空部内で上下に伸縮するシリンダ−を設け、前記
隅柱に突設された支軸を回転中心にして互いに反対方向
に延びる第一の腕部材と第二の腕部材からなる作動部材
を回動自在に設け、この第一の腕部材の端部と前記シリ
ンダ−の作用点とを回動自在に枢着し、前記第二の腕部
材の端部に枢着したロ−ラ、等の滑動部材を前記扉の下
面に当接することによって、前記シリンダ−の伸縮に応
じて前記第二の腕部材が上下に回動し、同時にこの第二
の腕部材の端部の滑動部材が扉下面上を走行することに
よって扉を押上げ、これによって前記扉が上下に開閉す
ることを特徴とするバン型車の後部上下回動式扉の開閉
装置を提供する。
【0005】
【実施形態】以下図面により本発明の実施形態を説明す
ると、図1は図5のA−A矢視部の一部切欠き図を示
し、図2は図1のB−B矢視部を示し、図3は図1のC
−C矢視部を示し、図4は図1のD−D矢視部を示し、
図5はバン型トラックの後部扉を開放している状態の全
体斜視図を示し、図6は従来の開閉装置を示す。
ると、図1は図5のA−A矢視部の一部切欠き図を示
し、図2は図1のB−B矢視部を示し、図3は図1のC
−C矢視部を示し、図4は図1のD−D矢視部を示し、
図5はバン型トラックの後部扉を開放している状態の全
体斜視図を示し、図6は従来の開閉装置を示す。
【0006】図5に示されるように、バン型車10の後
部扉枠は左右の隅柱12,12の上端間には上部梁14
が張設され下端には下部梁16が設けられ、上部梁14
にはヒンジ18、18を介して上部扉20の上端縁を回
動自在に枢着し、下部梁16には後部扉の下部を兼用す
るリフトゲ−ト22が装着されている。
部扉枠は左右の隅柱12,12の上端間には上部梁14
が張設され下端には下部梁16が設けられ、上部梁14
にはヒンジ18、18を介して上部扉20の上端縁を回
動自在に枢着し、下部梁16には後部扉の下部を兼用す
るリフトゲ−ト22が装着されている。
【0007】図1〜図5に示す本発明の実施形態によれ
ば、前記左右の隅柱12,12の中空部24には上下に
伸縮するシリンダ−26が収納され、これら隅柱12,
12の外方突出部28の内側には座板30を介して支軸
32を突設し、この支軸32を中心軸にして上下に回動
する第一の腕部材34と第二の腕部材36からなる作動
部材を回動自在に設け、この第一の腕部材34の端部と
前記シリンダ−26の作用点とを軸38を介して回動自
在に枢着し、前記第二の腕部材36の端部に軸38を介
して枢着したロ−ラ、等の滑動部材40を前記上部扉2
0の下面に当接することによって、前記シリンダ−26
の伸縮に応じて前記第二の腕部材36が上下に回動し、
同時にこの第二の腕部材36の端部の滑動部材40が前
記上部扉20の下面上を走行することによって前記上部
扉20を押上げ、これによって前記上部扉20が上下に
開閉する。
ば、前記左右の隅柱12,12の中空部24には上下に
伸縮するシリンダ−26が収納され、これら隅柱12,
12の外方突出部28の内側には座板30を介して支軸
32を突設し、この支軸32を中心軸にして上下に回動
する第一の腕部材34と第二の腕部材36からなる作動
部材を回動自在に設け、この第一の腕部材34の端部と
前記シリンダ−26の作用点とを軸38を介して回動自
在に枢着し、前記第二の腕部材36の端部に軸38を介
して枢着したロ−ラ、等の滑動部材40を前記上部扉2
0の下面に当接することによって、前記シリンダ−26
の伸縮に応じて前記第二の腕部材36が上下に回動し、
同時にこの第二の腕部材36の端部の滑動部材40が前
記上部扉20の下面上を走行することによって前記上部
扉20を押上げ、これによって前記上部扉20が上下に
開閉する。
【0008】なお、図3、図4に示されるように扉20
の下面に断面Z字型の案内部材42を設け、この案内部
材42と扉20の下面との間を滑動部材40が走行する
よう構成すると、扉20を下方に回動して閉じる際には
さらに確実となる。
の下面に断面Z字型の案内部材42を設け、この案内部
材42と扉20の下面との間を滑動部材40が走行する
よう構成すると、扉20を下方に回動して閉じる際には
さらに確実となる。
【0009】
【効果】以上本発明によれば、扉に作用する力が一点で
はなく滑動部材が扉下面上を走行しながら押上げるので
扉に無理な力がかからないため、扉及びヒンジの耐用年
数が永く、ラバ−ヒンジが使用でき、さらにシリンダ−
が扉枠の左右の隅柱の中空部内で上下に伸縮するので、
外部に出現することなく荷物の積み込みの際邪魔になら
ず外観上もよいバン型車の後部上下回動式扉の開閉装置
である。
はなく滑動部材が扉下面上を走行しながら押上げるので
扉に無理な力がかからないため、扉及びヒンジの耐用年
数が永く、ラバ−ヒンジが使用でき、さらにシリンダ−
が扉枠の左右の隅柱の中空部内で上下に伸縮するので、
外部に出現することなく荷物の積み込みの際邪魔になら
ず外観上もよいバン型車の後部上下回動式扉の開閉装置
である。
【図1】図5のA−A矢視部の一部切欠き図を示す。
【図2】図1のB−B矢視部を示す。
【図3】図1のC−C矢視部を示す。
【図4】図1のD−D矢視部を示す。
【図5】バン型トラックの後部扉を開放している状態の
全体斜視図を示す。
全体斜視図を示す。
【図6】従来の開閉装置を示す。
10 バン型車 12 隅柱 14 上部梁 16 下部梁 18 ヒンジ 20 上部扉 22 リフトゲ−ト 24 中空部 26 シリンダ− 28 外方突出部 30 座板 32 支軸 34 第一の腕部材 36 第二の腕部材 38 軸 40 滑動部材 42 案内部材
Claims (1)
- 【請求項1】 中空部を有する左右の隅柱と、これら左
右の隅柱の上端間に張設された上部梁とからなるバン型
車の扉枠において、前記上部梁に上端縁を回動自在にヒ
ンジを介して枢着した扉と、前記左右の隅柱の中空部内
で上下に伸縮するシリンダ−を設け、前記隅柱に突設さ
れた支軸を回転中心にして互いに反対方向に延びる第一
の腕部材と第二の腕部材からなる作動部材を回動自在に
設け、この第一の腕部材の端部と前記シリンダ−の作用
点とを回動自在に枢着し、前記第二の腕部材の端部に枢
着したロ−ラ、等の滑動部材を前記扉の下面に当接する
ことによって、前記シリンダ−の伸縮に応じて前記第二
の腕部材が上下に回動し、同時にこの第二の腕部材の端
部の滑動部材が扉下面上を走行することによって扉を押
上げ、これによって前記扉が上下に開閉することを特徴
とするバン型車の後部上下回動式扉の開閉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21929396A JPH1044781A (ja) | 1996-08-01 | 1996-08-01 | バン型車の後部上下回動式扉の開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21929396A JPH1044781A (ja) | 1996-08-01 | 1996-08-01 | バン型車の後部上下回動式扉の開閉装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1044781A true JPH1044781A (ja) | 1998-02-17 |
Family
ID=16733236
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21929396A Pending JPH1044781A (ja) | 1996-08-01 | 1996-08-01 | バン型車の後部上下回動式扉の開閉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1044781A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AT411086B (de) * | 2002-01-18 | 2003-09-25 | Man Sonderfahrzeuge Ag | Lagerungs-, öffnungs- und schliessmechanismus für eine einen raum hinter ihr verschliessende klappe |
CN106184422A (zh) * | 2016-07-27 | 2016-12-07 | 苏州千家惠文化传播有限公司 | 一种方便货物搬运的车厢 |
JP2021054277A (ja) * | 2019-09-30 | 2021-04-08 | 新明和工業株式会社 | 車両用荷箱 |
CN113771922A (zh) * | 2021-09-02 | 2021-12-10 | 黎明星 | 一种新能源物流小车用机动装载箱 |
CN117698855A (zh) * | 2024-02-05 | 2024-03-15 | 徐州徐工环境技术有限公司 | 一种下翻式悬臂自锁扩展车厢 |
-
1996
- 1996-08-01 JP JP21929396A patent/JPH1044781A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AT411086B (de) * | 2002-01-18 | 2003-09-25 | Man Sonderfahrzeuge Ag | Lagerungs-, öffnungs- und schliessmechanismus für eine einen raum hinter ihr verschliessende klappe |
CN106184422A (zh) * | 2016-07-27 | 2016-12-07 | 苏州千家惠文化传播有限公司 | 一种方便货物搬运的车厢 |
JP2021054277A (ja) * | 2019-09-30 | 2021-04-08 | 新明和工業株式会社 | 車両用荷箱 |
CN113771922A (zh) * | 2021-09-02 | 2021-12-10 | 黎明星 | 一种新能源物流小车用机动装载箱 |
CN117698855A (zh) * | 2024-02-05 | 2024-03-15 | 徐州徐工环境技术有限公司 | 一种下翻式悬臂自锁扩展车厢 |
CN117698855B (zh) * | 2024-02-05 | 2024-04-26 | 徐州徐工环境技术有限公司 | 一种下翻式悬臂自锁扩展车厢 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20051209 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051220 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20060418 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |