JPH1044712A - 空気入りラジアルタイヤ - Google Patents
空気入りラジアルタイヤInfo
- Publication number
- JPH1044712A JPH1044712A JP8201484A JP20148496A JPH1044712A JP H1044712 A JPH1044712 A JP H1044712A JP 8201484 A JP8201484 A JP 8201484A JP 20148496 A JP20148496 A JP 20148496A JP H1044712 A JPH1044712 A JP H1044712A
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- JP
- Japan
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- belt
- layer
- cord
- tire
- organic fiber
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ベルト構造を改良することによりタイヤの軽
量化を図るとともに操縦安定性を犠牲にしないタイヤを
提供すること。 【解決手段】 少なくとも1層のラジアルコード層より
なるカーカスと、該カーカスのクラウン部半径方向外方
に配置された主ベルト層とを具えた空気入りタイヤにお
いて、(1)該主ベルト層は1層のスチールベルトプラ
イと2層の有機繊維ベルトプライからなり、(2)該主
ベルト層を形成する一方の有機繊維ベルトプライは該主
ベルト層の半径方向最外方に位置し、他方の有機繊維ベ
ルトプライとそのコード方向が赤道線を挟み互いに逆方
向で、そのコード角度が赤道線に対してそれぞれ14〜
34度の範囲であり、(3)該スチールベルトプライの
コード角度が赤道線に対して70〜90度である。
量化を図るとともに操縦安定性を犠牲にしないタイヤを
提供すること。 【解決手段】 少なくとも1層のラジアルコード層より
なるカーカスと、該カーカスのクラウン部半径方向外方
に配置された主ベルト層とを具えた空気入りタイヤにお
いて、(1)該主ベルト層は1層のスチールベルトプラ
イと2層の有機繊維ベルトプライからなり、(2)該主
ベルト層を形成する一方の有機繊維ベルトプライは該主
ベルト層の半径方向最外方に位置し、他方の有機繊維ベ
ルトプライとそのコード方向が赤道線を挟み互いに逆方
向で、そのコード角度が赤道線に対してそれぞれ14〜
34度の範囲であり、(3)該スチールベルトプライの
コード角度が赤道線に対して70〜90度である。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は空気入りタイヤに関
するもので、特にはタイヤの軽量化と操縦安定性を犠牲
にしない空気入りラジアルタイヤに関する。
するもので、特にはタイヤの軽量化と操縦安定性を犠牲
にしない空気入りラジアルタイヤに関する。
【0002】
【従来の技術】乗用車用ラジアルタイヤは車両の高級化
・高速化にともない、タイヤの偏平化が進められている
が、偏平ラジアルタイヤはタイヤ幅が広いためベルト幅
も広くしなければならず、特にスチールベルトを用いた
タイヤではタイヤ重量がかなり増加してしまうという問
題がある。タイヤの軽量化は車両の燃費特性にも大きく
影響し、さらにタイヤ交換時の扱いやすさにも影響する
ので軽量化への要請が強くなされている。このため、ス
チールベルトの代わりに有機繊維コードのベルトを採用
する方法が試みられているが、操縦安定性が悪化した
り、耐摩耗性が劣る等の問題が指摘されている。また、
全体のゴムのボリュームを減らす方法も試みられている
が、これは実用性を考えると自ずから限界があるもので
ある。
・高速化にともない、タイヤの偏平化が進められている
が、偏平ラジアルタイヤはタイヤ幅が広いためベルト幅
も広くしなければならず、特にスチールベルトを用いた
タイヤではタイヤ重量がかなり増加してしまうという問
題がある。タイヤの軽量化は車両の燃費特性にも大きく
影響し、さらにタイヤ交換時の扱いやすさにも影響する
ので軽量化への要請が強くなされている。このため、ス
チールベルトの代わりに有機繊維コードのベルトを採用
する方法が試みられているが、操縦安定性が悪化した
り、耐摩耗性が劣る等の問題が指摘されている。また、
全体のゴムのボリュームを減らす方法も試みられている
が、これは実用性を考えると自ずから限界があるもので
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は従来技術の有
する上記のような問題点を解決することを課題として検
討した結果なされたものであり、本発明の目的はベルト
構造を改良することによりタイヤの軽量化を図るととも
に操縦安定性を犠牲にしないたタイヤを提供することに
ある。
する上記のような問題点を解決することを課題として検
討した結果なされたものであり、本発明の目的はベルト
構造を改良することによりタイヤの軽量化を図るととも
に操縦安定性を犠牲にしないたタイヤを提供することに
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の空気入りラジアルタイヤは、少なくとも1層
のラジアルコード層よりなるカーカスと、該カーカスの
クラウン部半径方向外方に配置された主ベルト層とを具
えた空気入りタイヤにおいて、(1)該主ベルト層は1
層のスチールベルトプライと2層の有機繊維ベルトプラ
イからなり、(2)該主ベルト層を形成する一方の有機
繊維ベルトプライは該主ベルト層の半径方向最外方に位
置し、他方の有機繊維ベルトプライとそのコード方向が
赤道線を挟み互いに逆方向で、そのコード角度が赤道線
に対してそれぞれ14〜34度であり、(3)該スチー
ルベルトプライのコード角度が赤道線に対して70〜9
0度であるという構成を採用している。
に本発明の空気入りラジアルタイヤは、少なくとも1層
のラジアルコード層よりなるカーカスと、該カーカスの
クラウン部半径方向外方に配置された主ベルト層とを具
えた空気入りタイヤにおいて、(1)該主ベルト層は1
層のスチールベルトプライと2層の有機繊維ベルトプラ
イからなり、(2)該主ベルト層を形成する一方の有機
繊維ベルトプライは該主ベルト層の半径方向最外方に位
置し、他方の有機繊維ベルトプライとそのコード方向が
赤道線を挟み互いに逆方向で、そのコード角度が赤道線
に対してそれぞれ14〜34度であり、(3)該スチー
ルベルトプライのコード角度が赤道線に対して70〜9
0度であるという構成を採用している。
【0005】さらに有機繊維として芳香族ポリアミド
(アラミド)繊維コードを用いると他の有機繊維より非
伸長性なためベルトのタガ効果強くなり操縦安定性が向
上し好ましい。
(アラミド)繊維コードを用いると他の有機繊維より非
伸長性なためベルトのタガ効果強くなり操縦安定性が向
上し好ましい。
【0006】さらに、主ベルトの半径方向外方に単線ま
たは並列した複数の本の有機繊維コードを被覆ゴム中に
埋設してなるリボン状のゴム被覆コード層を、略タイヤ
の周方向に向かう角度でスパイラル状にリボン側部を突
合せながら順次巻回してなるレイヤーベルト及び/また
はキャップベルトを配置すると高速性能、操縦安定性等
が向上し好ましい。この場合有機繊維コードとしてはナ
イロンコードを使用するのが一般的である。
たは並列した複数の本の有機繊維コードを被覆ゴム中に
埋設してなるリボン状のゴム被覆コード層を、略タイヤ
の周方向に向かう角度でスパイラル状にリボン側部を突
合せながら順次巻回してなるレイヤーベルト及び/また
はキャップベルトを配置すると高速性能、操縦安定性等
が向上し好ましい。この場合有機繊維コードとしてはナ
イロンコードを使用するのが一般的である。
【0007】さらに、例えばスチールベルトのコード角
度を左上りに70度にした場合は、有機繊維コードのコ
ード角度をそれぞれ左上りに34度、右上りに14度に
設定すること等により、プライステアーを打ち消す等所
望の性能を得ることも可能である。
度を左上りに70度にした場合は、有機繊維コードのコ
ード角度をそれぞれ左上りに34度、右上りに14度に
設定すること等により、プライステアーを打ち消す等所
望の性能を得ることも可能である。
【0008】タイヤを軽量化するには、従来一般的に用
いられている2層のスチールベルトプライを軽量な有機
繊維コードにすればよく、周方向の張力分担能力はスチ
ールベルトと同等の弾性率を確保できる。しかし、図5
のように接地面内を矩形の断面としてみた場合、タイヤ
周方向に取った軸回りの曲げ剛性がスチールベルト対比
不足し、そのためコーナーリング性能が劣るという問題
がある。接地面内の上記曲げ剛性を大きくするためには
断面2次モーメントまたはヤング率を大きくする必要が
あるが、断面2次モーメントは形状で決定されるもので
あるため、複合材としてのヤング率を大きく取る必要が
ある。複合材としてのヤング率はゴムに依存する部分は
少なく、大部分はコードの種類とそのコード方向および
積層数によって決定され、上記のように接地面内を矩形
の断面としてみた場合、タイヤ周方向に取った軸回りの
曲げ剛性に寄与するヤング率を大きくするには、(1)
コード方向を周方向に対して90度にする。(2)コー
ドに有機繊維に比べてはるかにヤング率の高い例えばス
チールコードを使うこと、である。本発明では、タイヤ
の軽量化のためにスチールベルトプライを1層として軽
量化を図り、そのコード方向を周方向に対し70〜90
度にすることによりタイヤ周方向に取った軸回りの曲げ
剛性に寄与するヤング率を大きくしている。そして、有
機繊維コードベルトプライのコード方向を周方向に対し
て14〜34度と小さく取ることにより周方向の張力分
担能力を確保している。このため、軽量化と操縦安定性
の向上が可能となっている。ここで、有機繊維ベルトプ
ライを主ベルト層の半径方向最外方に位置しさせたの
は、周方向に対してコード角度の小さいベルトを最外方
に位置させるとベルトのタガ効果が発揮できるためであ
り、有機繊維ベルトプライのコード角度を赤道線に対し
てそれぞれ14〜34度の範囲としたのは、14度以下
ではベルトのタイヤ幅方向の張力分担能力が少なくなり
過ぎるためであり、34度以上では周方向の張力分担能
力が少なくなり過ぎるためであり、どちらも操縦安定性
が低下することになるからである。また、スチールベル
トプライのコード角度が赤道線に対して70〜90度と
したのは、70度以下では前述のタイヤ周方向に取った
軸回りの曲げ剛性に寄与するヤング率を大きくできない
ためである。
いられている2層のスチールベルトプライを軽量な有機
繊維コードにすればよく、周方向の張力分担能力はスチ
ールベルトと同等の弾性率を確保できる。しかし、図5
のように接地面内を矩形の断面としてみた場合、タイヤ
周方向に取った軸回りの曲げ剛性がスチールベルト対比
不足し、そのためコーナーリング性能が劣るという問題
がある。接地面内の上記曲げ剛性を大きくするためには
断面2次モーメントまたはヤング率を大きくする必要が
あるが、断面2次モーメントは形状で決定されるもので
あるため、複合材としてのヤング率を大きく取る必要が
ある。複合材としてのヤング率はゴムに依存する部分は
少なく、大部分はコードの種類とそのコード方向および
積層数によって決定され、上記のように接地面内を矩形
の断面としてみた場合、タイヤ周方向に取った軸回りの
曲げ剛性に寄与するヤング率を大きくするには、(1)
コード方向を周方向に対して90度にする。(2)コー
ドに有機繊維に比べてはるかにヤング率の高い例えばス
チールコードを使うこと、である。本発明では、タイヤ
の軽量化のためにスチールベルトプライを1層として軽
量化を図り、そのコード方向を周方向に対し70〜90
度にすることによりタイヤ周方向に取った軸回りの曲げ
剛性に寄与するヤング率を大きくしている。そして、有
機繊維コードベルトプライのコード方向を周方向に対し
て14〜34度と小さく取ることにより周方向の張力分
担能力を確保している。このため、軽量化と操縦安定性
の向上が可能となっている。ここで、有機繊維ベルトプ
ライを主ベルト層の半径方向最外方に位置しさせたの
は、周方向に対してコード角度の小さいベルトを最外方
に位置させるとベルトのタガ効果が発揮できるためであ
り、有機繊維ベルトプライのコード角度を赤道線に対し
てそれぞれ14〜34度の範囲としたのは、14度以下
ではベルトのタイヤ幅方向の張力分担能力が少なくなり
過ぎるためであり、34度以上では周方向の張力分担能
力が少なくなり過ぎるためであり、どちらも操縦安定性
が低下することになるからである。また、スチールベル
トプライのコード角度が赤道線に対して70〜90度と
したのは、70度以下では前述のタイヤ周方向に取った
軸回りの曲げ剛性に寄与するヤング率を大きくできない
ためである。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明に従う実施例のタイヤ、比
較例のタイヤおよび従来例のタイヤについて以下図面を
参照して説明する。図1は本発明に従う実施例の乗用車
ラジアルタイヤの幅方向半断面図である。図2は従来例
を示す乗用車用ラジアルタイヤの幅方向半断面図であ
る。図3は実施例を示す主ベルトの配置図を示し、図4
は他の実施例を示す主ベルトの配置図である。これらの
主ベルトの配置の違いはスチールベルトの配置の仕方が
異なり図3では有機繊維ベルト間に配置され、図4では
主ベルトの半径方向最内方に配置されている点である。
タイヤサイズはいずれも225/50R16、リムサイ
ズは7JJである。
較例のタイヤおよび従来例のタイヤについて以下図面を
参照して説明する。図1は本発明に従う実施例の乗用車
ラジアルタイヤの幅方向半断面図である。図2は従来例
を示す乗用車用ラジアルタイヤの幅方向半断面図であ
る。図3は実施例を示す主ベルトの配置図を示し、図4
は他の実施例を示す主ベルトの配置図である。これらの
主ベルトの配置の違いはスチールベルトの配置の仕方が
異なり図3では有機繊維ベルト間に配置され、図4では
主ベルトの半径方向最内方に配置されている点である。
タイヤサイズはいずれも225/50R16、リムサイ
ズは7JJである。
【0010】これらのタイヤは、1層のラジアルコード
層よりなるカーカス1と、カーカスのクラウン部半径方
向外方に配置された主ベルト層2と、主ベルトの半径方
向外方に並列した複数の本のナイロン繊維コードを被覆
ゴム中に埋設してなるリボン状のゴム被覆コード層を、
略タイヤの周方向に向かう角度でスパイラル状にリボン
側部を突合せながら順次巻回してなる1層のレイヤーベ
ルト3と1層のキャップベルト4とを具えている。主ベ
ルトの構造は、表1に従う仕様となっている。なおアラ
ミド繊維コードは、一般的に使用される1500d/2
の表示デニール構成のものとしている。そしてこれらの
タイヤは、主ベルトの構造以外はすべて同一としてい
る。
層よりなるカーカス1と、カーカスのクラウン部半径方
向外方に配置された主ベルト層2と、主ベルトの半径方
向外方に並列した複数の本のナイロン繊維コードを被覆
ゴム中に埋設してなるリボン状のゴム被覆コード層を、
略タイヤの周方向に向かう角度でスパイラル状にリボン
側部を突合せながら順次巻回してなる1層のレイヤーベ
ルト3と1層のキャップベルト4とを具えている。主ベ
ルトの構造は、表1に従う仕様となっている。なおアラ
ミド繊維コードは、一般的に使用される1500d/2
の表示デニール構成のものとしている。そしてこれらの
タイヤは、主ベルトの構造以外はすべて同一としてい
る。
【0011】次に本発明の効果を確かめるべく、操縦安
定性につき、国産3000ccスポーツカーに内圧2.
0kgf/cm2 乗員2名の条件でテストコースのハン
ドリング路を走行し、その周回タイムを計測した。その
周回タイムを従来例を100として指数表示してある。
結果は同じく表1に示してあり、数値は大きいほど良好
(周回タイムが短い)なことを示す。同じく、表1に各
タイヤの重量を従来例を100として指数表示してあ
り、数値は小さいほど軽いということを示すようにして
ある。
定性につき、国産3000ccスポーツカーに内圧2.
0kgf/cm2 乗員2名の条件でテストコースのハン
ドリング路を走行し、その周回タイムを計測した。その
周回タイムを従来例を100として指数表示してある。
結果は同じく表1に示してあり、数値は大きいほど良好
(周回タイムが短い)なことを示す。同じく、表1に各
タイヤの重量を従来例を100として指数表示してあ
り、数値は小さいほど軽いということを示すようにして
ある。
【0012】
【表1】
【0013】表1より本発明の空気入りラジアルタイヤ
は、軽量化されているにかかわらず従来例のタイヤと略
同等の操縦安定性を確保していることがわかる。
は、軽量化されているにかかわらず従来例のタイヤと略
同等の操縦安定性を確保していることがわかる。
【0014】
【発明の効果】本発明によると、上述したように少なく
とも1層のラジアルコード層よりなるカーカスと、該カ
ーカスのクラウン部半径方向外方に配置された主ベルト
層とを具えた空気入りタイヤにおいて、主ベルト層を1
層のスチールベルトプライと2層の有機繊維ベルトプラ
イとして軽量化したにかかわらず、従来の2枚のスチー
ルベルト構造のタイヤと同等の操縦安定性であるタイヤ
を提供することができる。
とも1層のラジアルコード層よりなるカーカスと、該カ
ーカスのクラウン部半径方向外方に配置された主ベルト
層とを具えた空気入りタイヤにおいて、主ベルト層を1
層のスチールベルトプライと2層の有機繊維ベルトプラ
イとして軽量化したにかかわらず、従来の2枚のスチー
ルベルト構造のタイヤと同等の操縦安定性であるタイヤ
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空気入りラジアルタイヤを示す幅方向
部分断面図である。
部分断面図である。
【図2】従来例の空気入りラジアルタイヤを示す幅方向
部分断面図である。
部分断面図である。
【図3】本発明の空気入りラジアルタイヤの実施例を示
す主ベルトの配置図である。
す主ベルトの配置図である。
【図4】本発明の空気入りラジアルタイヤの他の実施例
を示す主ベルトの配置図である。
を示す主ベルトの配置図である。
【図5】接地面内を矩形の断面としてみた場合の周方向
に取った軸回りの曲げ剛性を示す図である。
に取った軸回りの曲げ剛性を示す図である。
E 赤道線 1 カーカス 2 主ベルト 2−1 スチールベルトプライ 2−2 、2−3 有機繊維ベルトプライ 3 レイヤーベルト 4 キャップベルト
Claims (2)
- 【請求項1】 少なくとも1層のラジアルコード層より
なるカーカスと、該カーカスのクラウン部半径方向外方
に配置された主ベルト層とを具えた空気入りタイヤにお
いて、(1)該主ベルト層は1層のスチールベルトプラ
イと2層の有機繊維ベルトプライからなり、(2)該主
ベルト層を形成する一方の有機繊維ベルトプライは該主
ベルト層の半径方向最外方に位置し、他方の有機繊維ベ
ルトプライとそのコード方向が赤道線を挟み互いに逆方
向で、そのコード角度が赤道線に対してそれぞれ14〜
34度であり、(3)該スチールベルトプライのコード
角度が赤道線に対して70〜90度であることを特徴と
する空気入りラジアルタイヤ。 - 【請求項2】 該有機繊維は芳香族ポリアミド(アラミ
ド)繊維からなることを特徴とする請求項1記載に空気
入りラジアルタイヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8201484A JPH1044712A (ja) | 1996-07-31 | 1996-07-31 | 空気入りラジアルタイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8201484A JPH1044712A (ja) | 1996-07-31 | 1996-07-31 | 空気入りラジアルタイヤ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1044712A true JPH1044712A (ja) | 1998-02-17 |
Family
ID=16441835
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8201484A Pending JPH1044712A (ja) | 1996-07-31 | 1996-07-31 | 空気入りラジアルタイヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1044712A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7559349B2 (en) * | 2002-06-28 | 2009-07-14 | Bridgestone Corporation | Pneumatic tire with circumferential and transversal reinforcement layers |
JP2009184521A (ja) * | 2008-02-06 | 2009-08-20 | Bridgestone Corp | 空気入りタイヤ |
US7828028B2 (en) * | 2004-01-07 | 2010-11-09 | Bridgestone Corporation | Pneumatic tire for two-wheeled vehicle |
JP2012158250A (ja) * | 2011-02-01 | 2012-08-23 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 乗用車用空気入りラジアルタイヤ |
FR3013261A1 (fr) * | 2013-11-20 | 2015-05-22 | Michelin & Cie | Bande de roulement et pneumatique |
JP2020097260A (ja) * | 2018-12-17 | 2020-06-25 | 株式会社ブリヂストン | タイヤ |
-
1996
- 1996-07-31 JP JP8201484A patent/JPH1044712A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7559349B2 (en) * | 2002-06-28 | 2009-07-14 | Bridgestone Corporation | Pneumatic tire with circumferential and transversal reinforcement layers |
US7828028B2 (en) * | 2004-01-07 | 2010-11-09 | Bridgestone Corporation | Pneumatic tire for two-wheeled vehicle |
JP2009184521A (ja) * | 2008-02-06 | 2009-08-20 | Bridgestone Corp | 空気入りタイヤ |
JP2012158250A (ja) * | 2011-02-01 | 2012-08-23 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 乗用車用空気入りラジアルタイヤ |
FR3013261A1 (fr) * | 2013-11-20 | 2015-05-22 | Michelin & Cie | Bande de roulement et pneumatique |
JP2020097260A (ja) * | 2018-12-17 | 2020-06-25 | 株式会社ブリヂストン | タイヤ |
WO2020129973A1 (ja) * | 2018-12-17 | 2020-06-25 | 株式会社ブリヂストン | タイヤ |
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