JPH1043981A - アンギュラヘッド - Google Patents

アンギュラヘッド

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JPH1043981A
JPH1043981A JP20334796A JP20334796A JPH1043981A JP H1043981 A JPH1043981 A JP H1043981A JP 20334796 A JP20334796 A JP 20334796A JP 20334796 A JP20334796 A JP 20334796A JP H1043981 A JPH1043981 A JP H1043981A
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JP
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shaft
base
angular
distal end
case
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JP20334796A
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English (en)
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Masaichi Matsumoto
政一 松本
Yusaku Yamamoto
雄策 山本
Yoshiki Iwamoto
良樹 岩本
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Nikken Kosakusho Works Ltd
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Nikken Kosakusho Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構成が簡単で安価に製作でき、傾斜角度が小
さいものに好適なアンギュラヘッドを提供する。 【解決手段】 基部軸11を基部ケース18に回転自在
に嵌合支持し、基部ケース18の先端部に基部軸11の
軸線と小さな角度θで軸線が傾斜するアンギュラ軸25
を回転自在に支持する先端側ケース23を固定し、アン
ギュラ軸25の先端部に工具保持機構30を設け、基部
軸11の先端部に柄部17aを嵌合固定した六角棒スパ
ナ17の頭部17cをアンギュラ軸25の末端部に形成
した係合孔部25bに係合させ、頭部17cと係合孔部
25bを横断面正六角形状にし、構造が簡単であり、加
工が容易にでき、基部軸11とアンギュラ軸25との軸
線の角度θが小さくても、これらの軸を頭部17cと係
合孔部25bとの係合によって回転力の伝達ができるよ
うにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、工作機械の主軸
に装置し、主軸の軸方向と傾斜させて工作物(ワーク)
を加工するアンギュラヘッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、アンギュラヘッドとして、図1に
示すように、工作機械の主軸1に着脱可能に装着する基
部軸2と、前記主軸1を回転自在に支持する工作機械の
非回転部材3に係脱可能に係合しかつ基部軸2を軸方向
の移動を拘束して回転可能に嵌合支持させた基部ケース
4と、基部ケース4の先端部に着脱可能に固定した先端
側ケース5と、先端側ケース5に基部軸2の軸線方向に
対し45°など所要角度で軸線を傾斜させると共に回転
自在に支持しかつ軸方向移動を拘束したアンギュラ軸6
と、アンギュラ軸6の先端側ケース5から突出する先端
部に設けたミーリングチャックなどの工具保持機構(図
示省略)とを備え、前記基部軸2の先端部に嵌合固定し
た駆動傘型歯車7に、前記アンギュラ軸6の末端部に嵌
合固定した従動傘型歯車8を噛み合わせたものが一般的
に用いられている。
【0003】以上のように構成したアンギュラヘッド
は、主軸1に基部軸2のテーパシャンク部を装着し、非
回転部材3に基部ケース4を係合させて、基部ケース4
の回転を拘束した状態で、主軸1を回転させることで、
駆動力を基部ケース4から駆動傘型歯車7、従動傘型歯
車8を介してアンギュラ軸6に伝達し、アンギュラ軸6
の回転によって予め工具保持機構に装着したドリルなど
の工具によって、工作物に孔あけなどの加工を施してい
る。そして、基部軸とアンギュラ軸との軸線の傾斜角度
は45°に限られることなく、90°,60°など適宜
変更でき、傾斜角度が25°未満など緩やかになると、
駆動,従動傘型歯車7,8間に中間傘型歯車を介在させ
ることで、回転力をアンギュラ軸に伝達している。ま
た、特公平2−58049号公報に示すように、駆動,
従動傘型歯車に代えて、基部軸でポンプを駆動すること
で、アンギュラ軸に設けた流体圧モータを駆動してアン
ギュラ軸を回転させ、その先端部の工具保持機構に装着
した工具によって工作物を加工するものも提案されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した駆
動,従動傘型歯車によって回転をアンギュラ軸に伝達す
るものは、主軸端面からの長さが長くなり、とくに25
°以下など基部軸に対するアンギュラ軸の傾斜角度が小
さく(緩やかに)なると、駆動,従動傘型歯車に加えて
中間傘型歯車が必要となり、2個から3個の傘型歯車を
用いることで、とくに構造が複雑になり、主軸端面から
先端側の長さが長くなるという問題点があった。また、
駆動,従動傘型歯車に代えてポンプと流体圧モータとを
用いるものも、構造が複雑になると共に、主軸端面から
先端側の長さが長くなるという問題点があった。この発
明は、前述した問題点を、複数の傘型歯車、ポンプとモ
ータのどちらも用いないことで、長さが短く、また構造
が簡単であり、安価に製作でき、とくに基部軸とアンギ
ュラ軸との軸線の傾斜角度が小さなものに好適なアンギ
ュラヘッドを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、工作
機械の主軸に着脱可能に装着する基部軸と、前記工作機
械の非回転部材に係脱可能に係合しかつ前記基部軸を軸
方向の移動を拘束して回転可能に嵌合支持させた基部ケ
ースと、この基部ケースの先端部に着脱可能に固定した
先端側ケースと、この先端側ケースに基部軸の軸線方向
に対し所要角度で軸線を傾斜させて回転自在に支持しか
つ軸方向移動を拘束させて嵌合支持したアンギュラ軸
と、このアンギュラ軸の前記先端側ケース先端から突出
する先端部に設けた工具保持機構とを備えたアンギュラ
ヘッドにおいて、前記基部軸の先端部とアンギュラ軸の
末端部とを離間させ、基部軸の先端部に六角棒スパナま
たはボールポイントの柄部を嵌合固定し、この柄部から
基部軸の先端側に突出する横断面正六角形状の頭部を、
前記アンギュラ軸の末端部に形成した横断面正六角形状
の係合孔部に係合させ、基部軸の回転力をアンギュラ軸
に伝達するようにしたものである。
【0006】請求項2の発明は、請求項1に記載のアン
ギュラヘッドにおいて、基部軸本体の末端部にテーパシ
ャンク部を嵌合固定してこのシャンク部のテーパ部を基
部軸本体の末端側に突出させ、基部軸本体の先端部に大
外径部を形成した基部軸を備え、前記基部軸本体の先端
側に突出する基部ケースの先端部に先端側ケースの末端
側部を嵌合させ、先端側ケースの軸方向中間部の外周に
突出させた連結用フランジを基部ケースの先端面に支持
してボルト締め固定し、アンギュラ軸の係合孔部が形成
してある末端部を先端側ケースの末端から突出させ、前
記基部軸本体の大外径部と、前記先端側ケースの末端側
部とで囲まれた内部で、六角棒スパナまたはボールポイ
ントの頭部をアンギュラ軸の係合孔部に係合させたもの
である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態につき
図を参照して説明する。図2において、11は基部軸で
あり、基部軸11は、基部軸本体12の小外径の筒状基
部12aにテーパシャンク部13の先端ストレート部1
3aを嵌挿し、このストレート部13aの外周側から押
しねじ14をねじ嵌合させて、前記筒状基部12aの外
周部に押し付けることで、基部軸本体12にテーパシャ
ンク部13を固定してある。
【0008】前記シャンク部13の先端側のストレート
部13a外周にグリップ部15を嵌合固定し、ストレー
ト部13aの先端部外周に突出したフランジ13b末端
面に当接させてあり、また、シャンク部13の末端側の
テーパ部13cの末端側からプルスタッド16の先端部
16aをシャンク部13に挿通して基部軸本体12の筒
状の末端部12aにねじ嵌合させて締め付け、プルスタ
ッド16の鍔部16bをシャンク部13の末端面に当接
させてある。
【0009】基部軸本体12は、小外径の末端部12a
の先端側に第1の段12bを介して中外径の中間部12
cを形成し、中間部12cの先端側に第2の段12dを
介して内,外径が共に大きな大径部12eを形成し、大
径部12eの先端部外周にフランジ部12fを突出させ
てある。
【0010】前記中間部12cには、六角棒スパナ17
の柄部17aを嵌合固定し、柄部17aの先端から突出
する先細の首部17bを介して頭部17cを一体に形成
し、頭部17cの大部分を前記大径部12e内に収容
し、頭部17cの先端部を大径部12eの先端開口から
若干突出させてある。
【0011】図3にも示すように、六角棒スパナ17の
頭部17cは、軸方向のストレート状の中央部17c1
から首部17bおよび先端側に向かって細くし、横断面
を正六角形状に形成してある。前記基部軸本体12の外
周面には、軸方向移動を拘束した基端側,先端側ボール
ベアリング19,20を介し、基部ケース18の内周面
に軸回りに正,逆回転可能に保持させてある。基部ケー
ス18の下方突出部18aには、工作機械の主軸ヘッド
などの非回転部材21に対し従来公知の機構によって係
脱可能に係合するピン22を設けてある。基部ケース1
8の先端部18bは、基部軸本体12の先端から突出さ
せ、最先端部の外周に支持用フランジ18cを突出させ
てある。
【0012】基部ケース18の先端部18b内周面には
先端側ケース23の末端側部23aを嵌合させ、先端側
ケース23の軸方向中間部の外周には連結用フランジ2
3bを突出させ、連結用フランジ23bの末端面を基部
ケース18の支持用フランジ18cの先端面に支持さ
せ、周方向の複数箇所に設けたボルト24によって連結
用フランジ23bを支持用フランジ18cに締め付け固
定し、末端側部23aの末端面を基部軸本体12の先端
面と近接配置してある。
【0013】前記先端側ケース23には貫通孔23cを
形成してあり、貫通孔23cの軸線23dを基部軸本体
12およびシャンク部13などからなる基部軸11の軸
線11a延長部に対し角度θ(具体的には7°)に傾斜
させてある。先端側ケース23の貫通孔23cには、ア
ンギュラ軸25が、軸方向移動を拘束した末端部,中間
部ボールベアリング26,27を介し、先端側ケース2
3に正,逆回転可能に嵌挿保持させてあり、アンギュラ
軸25の軸線を貫通孔23cの軸線23dと一致させて
ある。
【0014】前記アンギュラ軸25の小径の末端部25
aは、基部軸本体12の大径部12e内に延び、末端部
25aには係合孔部25bを形成し、この孔部25bの
末端側には末端に向かって大きくなる拡開部25cを形
成し、係合孔部25bおよび拡開部25cを横断面正六
角形状に形成してある。そして、六角棒スパナ17の基
部軸本体12先端から突出した頭部17cを前記係合孔
部25b内に入れ、頭部17cの中央部17c1 を係合
孔部25bに係合させてある。
【0015】前記アンギュラ軸25の末端部25aの外
周面には嵌め輪28をねじ嵌合させ、嵌め輪28にねじ
嵌合させた押しねじ29を末端小径部25aの外周面に
押し付けることで、末端部ボールベアリング26の末端
側への変位を防止している。また、アンギュラ軸25
は、先端側ケース23の先端から突出する先端部25c
に従来公知のミーリングチャックなどの工具保持機構3
0を設けてある。
【0016】なお、図2において、31は工作機械の主
軸、32はシャンク部13の先端外周面に固定して基部
ケース18の末端部外周を覆う筒状カバー、33は先端
側ケース23の先端部25cに固定した環状カバー、3
4は工具保持機構30に保持させたドリルなどの工具で
ある。
【0017】この実施形態に係るアンギュラヘッドは、
アンギュラ軸25の先端部25cに設けた工具保持機構
30に予めドリルなどの工具34のシャンクを着脱可能
に嵌合保持させておく。そして、基部軸11に設けたテ
ーパシャンク部13を工作機械の主軸31に嵌め、適宜
の手段でプルスタッド16を引き込むことで、前記シャ
ンク部13を主軸31に結合すると共に、基部ケース1
8の下方突出部18aに設けたピン22を前記工作機械
の非回転部材21に係合させて、基部ケース18を非回
転部材21に回転を拘束して保持させる。
【0018】この状態で、前記主軸31を回転させ、こ
の回転力を基部軸11のシャンク部13から基部軸本体
12に伝達し、基部軸本体12の中間部12cに柄部1
7aを嵌合固定した六角棒スパナ17の頭部17cがア
ンギュラ軸25の末端小径部25aに設けた係合孔部2
5bに係合していることで、基部軸本体12から六角棒
スパナ17を介してアンギュラ軸25を回転させる。
【0019】アンギュラ軸25の回転によって、これの
先端部25cに設けた工具保持機構30とこの保持機構
30に保持した工具34とが一体に回転することで、工
具34によって工作物(ワーク)に孔あけなどの加工を
施す。この加工時に、アンギュラ軸25の軸線は基部軸
11の軸線11aに対してθ、具体的には7°傾斜させ
てあり、この傾斜角度で工作物に加工を行う。
【0020】前述したように、この実施形態のアンギュ
ラヘッドは、従来の一般的なアンギュラヘッドのよう
に、基部軸の駆動傘型歯車と、アンギュラ軸の従動傘型
歯車と、これらの間に設けた中間傘型歯車との3個の傘
型歯車を用いるものと異なり、基部軸11に設けた六角
棒スパナ17の頭部17cと、アンギュラ軸25の末端
部25aに設けた係合孔部25bとの横断面を正六角形
状にしてあるので、頭部17cと係合孔部25bとの係
合によって、基部軸11からアンギュラ軸25に、これ
らの軸線の傾斜角度θが7°など小さくても、回転力を
確実に伝達でき、構成が簡単であると共に、六角棒スパ
ナ17、係合孔部25bの加工が傘型歯車の加工に比べ
て容易にできる。
【0021】また、基部軸本体12の先端部に形成した
大径部12eの先端側に基部ケース18の先端部18b
を突出させ、先端部18bに先端側ケース23の末端側
部23aを嵌合させ、先端側ケース23の軸方向中間部
の外周に突出させた連結用フランジ23bを、基部ケー
ス18の支持用フランジ18c先端面に支持して、これ
にボルト24で締付け固定し、アンギュラ軸25の係合
孔部25bが形成してある末端部25aを、先端側ケー
ス23の末端から突出させ、基部軸本体12の先端部に
形成した大径部12eと先端側ケース23の末端側部2
3aとで囲まれた内部で六角棒スパナ17の頭部17c
をアンギュラ軸25の係合孔部25bに係合させたこと
で、この実施形態に係るアンギュラヘッドは、テーパシ
ャンク部13の先端に位置する主軸端面より先端側の長
さを短くすることができる。
【0022】この発明において、前記実施形態では、六
角棒スパナを用いたが、これに代えて、図4に示すよう
に、柄部35aを基部軸本体12の中間部12cに嵌合
固定し、柄部35aの先端側に首部35bを介して球形
に近い横断面正六角形状の頭部35cを形成したボール
ポイント35を用い、頭部35cにアンギュラ軸25の
末端部25aに形成した横断面が正六角形状の係合孔部
25bを係合させ、前記以外の構成を図2に示した一実
施形態のアンギュラヘッドと同様にすることで、他の実
施形態のアンギュラヘッドを構成してもよく、このアン
ギュラヘッドでも一実施形態のものと同様な効果が得ら
れる。
【0023】なお、前記各実施形態に係るアンギュラヘ
ッドは、前述した従来のポンプと流体圧モータとを用い
たものと比較しても、構造が簡易で長さも短くなる。ま
た、この発明において、先端側ケースまたはこれと基部
ケースとを変えることで、基部軸およびアンギュラ軸の
軸線の角度を0°近くから45°程度まで、好ましくは
25°程度までの範囲で適宜変更できる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明
は、基部軸と、基部軸を嵌合支持する基部ケースと、こ
れの先端部に着脱可能に固定した先端側ケースと、この
ケースに前記基部軸の軸線方向に対し軸線を傾斜させて
嵌合支持したアンギュラ軸と、このアンギュラ軸の先端
部に設けた工具保持機構とを備えたアンギュラヘッドに
おいて、前記基部軸の先端部とアンギュラ軸の末端部と
を離間させ、基部軸の先端部に六角棒スパナまたはボー
ルポイントの柄部を嵌合固定し、この柄部から基部軸の
先端側に突出する横断面正六角形状の頭部を、前記アン
ギュラ軸の末端部に形成した横断面正六角形状の係合孔
部に係合させ、基部軸の回転力をアンギュラ軸に伝達す
るようにしたので、、次の効果がある。
【0025】すなわち、請求項1の発明に係るアンギュ
ラヘッドは、基部軸の先端部に六角棒スパナまたはボー
ルポイントの柄部を嵌合固定し、この柄部から突出する
頭部をアンギュラ軸の末端部に形成した係合孔部に係合
させ、前記頭部および係合孔部の横断面を正六角形状に
したことで、基部軸とアンギュラ軸との軸線の傾斜角度
が小さい(緩やかな)場合でも、頭部を係合孔部に係合
させて基部軸からアンギュラ軸に回転力を確実に伝達で
きて、構成が簡単であり、また六角棒スパナまたはボー
ルポイント、係合孔部の加工も容易にでき、さらに主軸
端面から先端側の長さを短くできて安価であり、基部軸
とアンギュラ軸との軸線の傾斜角度が小さいアンギュラ
ヘッドに好適する。
【0026】請求項2の発明は、請求項1に記載のアン
ギュラヘッドにおいて、基部軸本体の末端部にテーパシ
ャンク部を嵌合固定してこのシャンク部のテーパ部を基
部軸本体の末端側に突出させ、基部軸本体の先端部に大
外径部を形成した基部軸を備え、前記基部軸本体の先端
側に突出する基部ケースの先端部に先端側ケースの末端
側部を嵌合させ、先端側ケースの軸方向中間部の外周に
突出させた連結用フランジを基部ケースの先端面に支持
してボルト締め固定し、アンギュラ軸の係合孔部が形成
してある末端部を先端側ケースの末端から突出させ、前
記基部軸本体の大外径部と、前記先端側ケースの末端側
部とで囲まれた内部で、六角棒スパナまたはボールポイ
ントの頭部をアンギュラ軸の係合孔部に係合させたの
で、先端側ケースの基部ケース先端側に突出する長さが
短く、また基部軸本体の先端部の大外径部と、先端側ケ
ースの末端側部とで囲まれた内部で、六角棒スパナまた
はボールポイントの頭部をアンギュラ軸の係合孔に係合
させたことによって、主軸端面から先端側の長さ、つま
り工作機械の主軸より先端側に突出する長さをより短く
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のアンギュラヘッドの一実施形態を示した
縦断側面図。
【図2】この発明に係る一実施形態のアンギュラヘッド
の一部を切り欠いた側面図。
【図3】この発明に係る六角棒スパナの説明図で、
(a)は側面図、(b)は背面図、(c)は正面図。
【図4】この発明に係る他の実施形態の要部を示した縦
断側面図。
【符号の説明】
11 基部軸 11a 基部軸の軸線 12 基部軸本体 12e 大径部 13 テーパシャンク部 15 グリップ部 16 プルスタッド 17 六角棒スパナ 17a 柄部 17b 首部 17c 頭部 18 基部ケース 18b 先端部 18c 支持用フランジ 19 ボールベアリング 20 ボールベアリング 21 非回転部材 22 ピン 23 先端側ケース 23a 末端側部 23b 連結用フランジ 24 ボルト 25 アンギュラ軸 25a 末端部 25b 係合孔部 25c 拡開部 26 ボールベアリング 27 ボールベアリング 30 工具保持機構 31 主軸 34 工具 35 ボールポイント 35a 柄部 35b 首部 35c 頭部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工作機械の主軸に着脱可能に装着する基
    部軸と、前記工作機械の非回転部材に係脱可能に係合し
    かつ前記基部軸を軸方向の移動を拘束して回転可能に嵌
    合支持させた基部ケースと、この基部ケースの先端部に
    着脱可能に固定した先端側ケースと、この先端側ケース
    に基部軸の軸線方向に対し所要角度で軸線を傾斜させて
    回転自在に支持しかつ軸方向移動を拘束させて嵌合支持
    したアンギュラ軸と、このアンギュラ軸の前記先端側ケ
    ース先端から突出する先端部に設けた工具保持機構とを
    備えたアンギュラヘッドにおいて、前記基部軸の先端部
    とアンギュラ軸の末端部とを離間させ、基部軸の先端部
    に六角棒スパナまたはボールポイントの柄部を嵌合固定
    し、この柄部から基部軸の先端側に突出する横断面正六
    角形状の頭部を、前記アンギュラ軸の末端部に形成した
    横断面正六角形状の係合孔部に係合させ、基部軸の回転
    力をアンギュラ軸に伝達するようにしたことを特徴とす
    るアンギュラヘッド。
  2. 【請求項2】 基部軸本体の末端部にテーパシャンク部
    を嵌合固定してこのシャンク部のテーパ部を基部軸本体
    の末端側に突出させ、基部軸本体の先端部に大外径部を
    形成した基部軸を備え、前記基部軸本体の先端側に突出
    する基部ケースの先端部に先端側ケースの末端側部を嵌
    合させ、先端側ケースの軸方向中間部の外周に突出させ
    た連結用フランジを基部ケースの先端面に支持してボル
    ト締め固定し、アンギュラ軸の係合孔部が形成してある
    末端部を先端側ケースの末端から突出させ、前記基部軸
    本体の大外径部と、前記先端側ケースの末端側部とで囲
    まれた内部で、六角棒スパナまたはボールポイントの頭
    部をアンギュラ軸の係合孔部に係合させたことを特徴と
    する請求項1に記載のアンギュラヘッド。
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