JPH0333379Y2 - - Google Patents

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JPH0333379Y2
JPH0333379Y2 JP1986161520U JP16152086U JPH0333379Y2 JP H0333379 Y2 JPH0333379 Y2 JP H0333379Y2 JP 1986161520 U JP1986161520 U JP 1986161520U JP 16152086 U JP16152086 U JP 16152086U JP H0333379 Y2 JPH0333379 Y2 JP H0333379Y2
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JP
Japan
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bar
chamfering
drive motor
arm
pulley
Prior art date
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JP1986161520U
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English (en)
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JPS6367015U (ja
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  • Drilling And Boring (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は小型でしかも深穴加工に適した面取り
装置に関するものである。
<従来の技術> 近年、機械及び精密工業は高度の発展を遂げ、
高品質、高機能の製品が社会に供給されている。
そしてこのような高品質製品を製造する機械加工
技術もまた次第に進歩して来ている。
<考案が解決しようとする問題点> しかしながら、前記のように技術が進歩した現
在においても、機械加工の中で精度保持のための
バリ防止策、或はバリ取り方法等に非常な苦心を
している。このバリ取りを行うに当り、かさ歯車
を使用した面取り装置であれば、90度アングルの
面取りを行うことは可能である。ところがこのよ
うな面取り装置はヘツド部分の小型化が難しく、
また騒音が大きく、メンテナンスの面から見て実
用的でないという問題がある。
本考案はこのような従来の問題点に着目してな
されたもので、その目的は、狭小空間としての管
状の加工物の管路内に挿入でき、しかも管路内に
あけられた穴の内側周囲に面取り用バーを当てる
ことができ、しかも比較的簡単にこの小さな面取
り用バーにトルクが効率よく伝達できる深穴加工
に適したヘツド部の小さい面取り装置を提供する
ことにある。
<問題点を解決するための手段> 本考案は上記目的に鑑みてなされたもので、そ
の要旨は内部に駆動モータを収納した把持部と、
把持部に一体的に結合され且つ当該把持部から管
状の加工物の管路内の狭小空間に延びるアーム
と、アーム先端に略直角に設けられたヘツド部
と、ヘツド部に着脱自在に取付けられ、且つ加工
物の内の奥部にあけられた穴の内側周囲に当てる
面取り用バーと、駆動モータの動力を面取り用バ
ーに伝える動力伝達機構とを備え、該動力伝達機
構は前記駆動モータの回転軸に取付けたプーリ
と、該プーリと面取りバーの回転軸との間に掛け
渡された直線状のベルトとから成ることを特徴と
する面取り装置にある。
<作用> 面取り作業に当つては、アーム先端のヘツド部
に取付けた面取りバーを穴にセツトしスイツチを
オンする。これにより駆動モータが作動し、この
モータの動力は駆動モータと面取りバーのそれぞ
れの回転軸のプーリ間に掛け渡されたベルトを介
して面取りバーに伝達され、当該面取りバーを回
転させる。こうして穴の入口周囲は面取りバーに
よつてバリ取りされる。特に面取りバーはアーム
先端に取付けられるから、深孔の奥のクロス穴の
面取り、溝等の狭小空間にあけられた穴の面取り
が可能である。
<実施例> 第1図乃至第10図は本考案による面取り装置
の一実施例を示す図である。この実施例に係る面
取り装置は第1図及び第2図に示すように、把持
部1と、この把持部1と一体的に成形され前方向
きに延びるアーム5と、アーム5の先端に設けら
れたヘツド部6と、ヘツド部6に取付けられる面
取りバー9と、把持部1の内部に取付けられ、面
取りバー9を駆動する駆動モータ2と、駆動モー
タ2と面取りバー9との間に設けられ駆動モータ
2の動力を伝達する動力伝達機構とを有してい
る。
この実施例において把持部1とアーム5とは、
筒状の把持部1の上端から中空のアーム5が横方
向に延びる様一体成形され、全体としてガン構造
の本体を形成している。
ヘツド部6は内部に、第4図に示すような、面
取り用バー9を回転可能に支持する機構を収容し
ている。この回転支持機構は、ヘツド内に固定さ
れた一対のボールベアリング11とこれらのボー
ルベアリング11によつて回転可能に支持された
取付シヤフト12と、ボールベアリング11間に
おいて取付シヤフト12の外周に固着、又は取付
シヤフト12と一体成形されたプーリ13とから
成る。取付シヤフト12及びプーリ13は、第7
図に示すように、取付シヤフト12の先端から軸
方向に挿入孔14が穿設され、この挿入孔14の
内奥部分にはめねじ部15が形成されている一
方、プーリ13の外周には複数の噛合歯16が所
定ピツチで形成されている。また面取り用バーは
軸部17と、この軸部17の先端に取付けられた
傘構造の切削部18とから成り、軸部17の基端
部には前記めねじ部15に対応するおねじ部19
が設けられている。そしてヘツド部6において、
面取り用バー9のおねじ部19を取付シヤフト1
2のめねじ部15に螺合させることにより、前記
面取りバー9はヘツド部6に回転可能に装填され
る。
把持部1の内部に設置された駆動モータ2は電
気コード10によつて供給された電力によつて正
逆回転し、この駆動モータ2のオン,オフ及び正
逆回転を行わせるためにスイツチ7が設けられて
いる。このスイツチ7には、第3図に示すよう
に、上側及び下側の操作用突起7a,7bを有す
る三モード指示タイプのスイツチが使用され、同
図中aに示すように上側突起7aが押されたとき
は正転モード、いずれの突起7a,7bも押され
ていないときは停止モード、下側突起7bが押さ
れたときは逆転モードとなる。
また動力伝達機構は、駆動モータ2の取付シヤ
フト3に固着されたプーリ4と、このプーリ4と
前記プーリ13との間に掛け渡されたベルト8と
から成つている。プーリ4には前記プーリ13に
ついて述べたと同様の噛合歯が外周に設けられて
いる。またベルト8はゴム或はその他の樹脂材料
から成形され、その内側には噛合歯16に対応す
る複数の係合歯20が所定ピツチで設けられてい
る。
かかる構成を有する面取り装置において、例え
ば第8図及び第9図に示すような管状の加工物2
1の内部にあけられた穴22のバリ取りを行うに
は、作業者は面取り装置の把持部1を握りアーム
5を加工物21の管路23内に挿入すると共に面
取り用バー9の切削部18を穴22の端口に当て
る。そして、スイツチ7を操作して駆動モータ2
を作動させると、この駆動モータ2の駆動力がプ
ーリ4、ベルト8を介して取付シヤフト12に伝
達され、面取り用バー9を回転させる。これによ
り穴22の端口に出来たバリは切削除去され、精
密な仕上げが実現される。
なお、前記実施例においてはヘツド部6におい
て面取り用バー9は下向きに取付けられている
が、必ずしもこのような取付け方に限定されな
い。第10図はヘツド部6において面取り用バー
9を上向きに取付けた例を示す。またその他にも
ヘツド部6の側方(第8図において左方又は右
方)に向けて面取り用バー9を取付けてもよい。
更に第10図に示すように、ヘツド部6には上方
及び下方に向けて面取り用バー9の取付孔24
a,24bを設け、必要に応じて面取り用バー9
の取付け方向を変更してももちろんよい。
<考案の効果> 以上説明したように、本考案によれば、把持部
からのアームを管状の加工物の管路内の奥部にお
ける狭小空間に延ばし、アームと略直角に設けた
ヘツド部と面取りバーによつて、加工物奥部にあ
けられた穴の内面の面取りを容易に行うことがで
きるようにした。
また、これによつてアームより先部の装置自体
を軽量小型化でき、しかも比較的簡易な構造なの
でメンテナンスも容易にすることができる。
さらに、直線状のベルトによつて駆動モータの
回転力を直接面取りバーに伝達するようにしたの
で、トルク伝達効率が良好になるという効果も生
ずる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による面取り装置の一実施例を
示す平面図、第2図は前記実施例の正面図、第3
図は前記実施例におけるスイツチの正転、逆転、
停止の各モードを示す図、第4図は前記実施例に
おける面取り用バーの支持機構を示す図、第5図
は前記実施例で用いられる動力伝達用のベルトの
一例を示す図、第6図は前記実施例における面取
り用バーの斜視図、第7図は前記実施例における
支持シヤフト部分を示す斜視図、第8図は前記実
施例の作動状態を示す正面断面図、第9図は第8
図中−線における断面図、第10図は面取り
用バーを上向き及び下向きのいずれにも取付け可
能にした変形例を示す図である。 1…把持部、2…駆動モータ、4…プーリ、5
…アーム、6…ヘツド、7…スイツチ、8…ベル
ト、9…面取り用バー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 内部に駆動モータを収納した把持部と、 把持部に一体的に結合され且つ当該把持部から
    管状の加工物の管路内の狭小空間に延びるアーム
    と、 アーム先端に略直角に設けられたヘツド部と、 ヘツド部に着脱自在に取付けられ、且つ加工物
    の内の奥部にあけられた穴の内側周囲に当てる面
    取り用バーと、 駆動モータの動力を面取り用バーに伝える動力
    伝達機構とを備え、 該動力伝達機構は前記駆動モータの回転軸に取
    付けたプーリと、該プーリと面取りバーの回転軸
    との間に掛け渡された直線状のベルトとから成る
    ことを特徴とする面取り装置。
JP1986161520U 1986-10-23 1986-10-23 Expired JPH0333379Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986161520U JPH0333379Y2 (ja) 1986-10-23 1986-10-23

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JP1986161520U JPH0333379Y2 (ja) 1986-10-23 1986-10-23

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Publication Number Publication Date
JPS6367015U JPS6367015U (ja) 1988-05-06
JPH0333379Y2 true JPH0333379Y2 (ja) 1991-07-16

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JP1986161520U Expired JPH0333379Y2 (ja) 1986-10-23 1986-10-23

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JPS6189413U (ja) * 1984-11-17 1986-06-11
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