JPH1043940A - 帯鋸盤 - Google Patents

帯鋸盤

Info

Publication number
JPH1043940A
JPH1043940A JP20857696A JP20857696A JPH1043940A JP H1043940 A JPH1043940 A JP H1043940A JP 20857696 A JP20857696 A JP 20857696A JP 20857696 A JP20857696 A JP 20857696A JP H1043940 A JPH1043940 A JP H1043940A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
saw blade
band
blade guide
guide
wheel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP20857696A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3803431B2 (ja
Inventor
Minoru Goto
実 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Amada Co Ltd filed Critical Amada Co Ltd
Priority to JP20857696A priority Critical patent/JP3803431B2/ja
Publication of JPH1043940A publication Critical patent/JPH1043940A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3803431B2 publication Critical patent/JP3803431B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sawing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、帯鋸刃における一方側のホイール
と可動鋸刃ガイドの中間部において鋸刃ハウジングの外
側に露出する部分が少なくなることを目的とする。 【解決手段】 鋸刃ハウジング11における連結フレー
ム11cに、切断作用を奏する部分がワークWに対して
ほぼ垂直に指向するように帯鋸刃9をひねった状態のも
とで走行方向へ移動自在に支持する左右一対の可動鋸刃
ガイド23、固定鋸刃ガイド25をそれぞれ設け、可動
鋸刃ガイド23を固定鋸刃ガイド25に接近離反する左
右方向へ位置調節可能に構成し、帯鋸刃9における可動
鋸刃ガイド23と従動ホイール17の中間部の周囲をほ
ぼ覆うため、可動鋸刃ガイド23にほぼ箱型の保護カバ
ー27を左方向へ突出して設け、保護カバー27に従動
ホイール17の一部分が相対的に進入可能な切欠部35
を左側から右側部付近へ設けてなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワークに対して切
断加工を行なう帯鋸盤(横型帯鋸盤,縦型帯鋸盤)に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の横型帯鋸盤について簡単に説明す
る。
【0003】上記横型帯鋸盤は本体フレームをベースに
しており、この本体フレームにはワークを支持するワー
クテーブルが設けてある。又、上記本体フレームには走
行可能な無端の帯鋸刃を備えた門型の鋸刃ハウジングが
ワークテーブルに接近離反する上下方向へ移動可能に設
けてある。ここで、上記鋸刃ハウジングを門型にするた
め、鋸刃ハウジングは、左右に離隔した一対のホイール
支持フレームと、一対のホイール支持フレームを一体的
に連結する連結フレームを備えている。
【0004】上記鋸刃ハウジングにおける一対のホイー
ル支持フレームには帯鋸刃を掛け回すように支持する左
右一対の従動ホイール、駆動ホイールが回転可能にそれ
ぞれ設けてあり、上記従動ホイールはホイール用駆動モ
ータに連動連結してある。上記鋸刃ハウジングにおける
連結フレームには、切断作用を奏する部分がワークに対
してほぼ垂直に指向するように帯鋸刃をひねった状態の
もとで走行方向へ移動自在に支持する左右一対の可動鋸
刃ガイド、固定鋸刃ガイドがそれぞれ設けてある。帯鋸
刃における切断作用を奏する部分の長さを調節するた
め、可動鋸刃ガイドは固定鋸刃ガイドに接近離反する左
右方向へ位置調節可能に構成してある。
【0005】可動鋸刃ガイドが左右方向へ移動するた
め、帯鋸刃における可動鋸刃ガイドと従動ホイールの中
間部において鋸刃ハウジングの外側に露出する部分が生
じる。そこで、鋸刃ハウジングの外側に露出する部分を
少なくするため、可動鋸刃ガイドに上記帯鋸刃における
上記中間部の前方側を覆う板状の保護カバーが左方向へ
突出して設けてある。ここで、保護カバーを板状にした
のは、可動鋸刃ガイドを固定鋸刃ガイドに離反する左方
向、換言すれば従動ホイールに接近する左方向へ移動さ
せるときに、保護カバーが従動ホイールに干渉しないよ
うにするためである。
【0006】従って、ワークの切断幅に対応して、可動
鋸刃ガイドを固定鋸刃ガイドに接近離反する左右方向へ
位置調節する。これによって、帯鋸刃における切断作用
を奏する部分の長さを調節することができる。ここで、
板状の保護カバーにより帯鋸刃における可動鋸刃ガイド
と従動ホイールの中間部の前方側を覆うことができる。
尚、可動鋸刃ガイドの位置を調節した後において、ホイ
ール用駆動モータの駆動により駆動ホイール及び従動ホ
イールを回転させて帯鋸刃を走行させた状態のもとで、
鋸刃ハウジングをワークテーブルに対して接近する下方
向へ移動させることにより、ワークテーブルに支持され
たワークに対して切断加工を行なうことができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の如き従
来の横型帯鋸盤においては、保護カバーを板状に構成し
たことにより、可動鋸刃ガイドを従動ホイールに接近す
る方向へ移動させたときに、保護カバーが従動ホイール
に干渉しないものの、帯鋸刃における可動鋸刃ガイドと
従動ホイールの中間部の周囲を覆うことができず、特に
帯鋸刃における上記中間部の後方側が鋸刃ハウジングの
外側に露出し、作業安全上好ましくないという問題があ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述の如き従来の問題点
を解決するために、本発明においては、第1の手段とし
て、ワークを支持するワークテーブルを設け、走行可能
な無端の帯鋸刃を備えた門型の鋸刃ハウジングをこのワ
ークテーブルに接近離反する方向へ相対的に移動可能に
設け鋸刃ハウジングを門型にするため、鋸刃ハウジング
は、離隔した一対のホイール支持フレームと、一対のホ
イール支持フレームを一体的に連結する連結フレームを
備え、鋸刃ハウジングにおける一対のホイール支持フレ
ームに上記帯鋸刃を掛け回すように支持する一対のホイ
ールを回転可能にそれぞれ設け、鋸刃ハウジングにおけ
る連結フレームに、切断作用を奏する部分がワークに対
してほぼ垂直に指向するように帯鋸刃をひねった状態の
もとで走行方向へ移動自在に支持する一対の鋸刃ガイド
を設け、帯鋸刃における切断作用を奏する部分の長さを
調節するため、一方側の鋸刃ガイドを他方側の鋸刃ガイ
ドに接近離反する方向へ位置調節可能に構成し、帯鋸刃
における一方側の鋸刃ガイドと一方側のホイールの中間
部の周囲をほぼ覆う(この中間部の周囲の一部を覆って
なくても差し支えない)ため、一方側の鋸刃ガイドにほ
ぼ箱型の保護カバーを一方側へ突出して設け、一方側の
鋸刃ガイドを他方側の鋸刃ガイドに離反する方向へ移動
させるときに、保護カバーが一方側のホイールに干渉し
ないようにするため、保護カバーに一方側のホイールの
一部分が相対的に進入可能な切欠部を一側から他側部付
近にかけて設けてなることを特徴とする。
【0009】第2の手段として、第1の手段の発明特定
事項の他に、前記鋸刃ハウジングにおける前記一方側の
ホイールに近接した位置に支持部材を設け、この支持部
材にうず巻状の帯部材の基端部を取付け、この帯部材の
先端部を前記保護カバーにおける前記切欠部よりも他方
側に取付け、前記一方側の鋸刃ガイドが前記他方側の鋸
刃ガイドに接近する方向へ移動するときに、帯部材が先
端側から引出されて前記切欠部の他側から一側方にかけ
て順次覆うように構成すると共に、一方側の鋸刃ガイド
が他方側の鋸刃ガイドに離反する方向へ移動するとき
に、帯部材が巻取られるように構成してなることを特徴
とする。
【0010】第3の手段として、第2の手段の発明特定
事項の他に、前記支持部材は回転可能なドラムであっ
て、前記帯部材はうず巻き状の板ばねであり、前記一方
側の鋸刃ガイドが他方側の鋸刃ガイドに離反する方向へ
移動するときに、板ばねが自己の弾性力によりドラムに
巻取られるように構成してなることを特徴とする。
【0011】第4の手段として、第2の手段の発明特定
事項の他に、前記支持部材は回転可能なドラムであっ
て、前記一方側の鋸刃ガイドが他方側の鋸刃ガイドに離
反する方向へ移動するときに、前記帯部材が巻取られる
ようにドラムを回転させるドラム回転手段を設けてなる
ことを特徴とする。
【0012】第5の手段として、第1〜第4の手段のう
ちいずれかの手段の発明特定事項の他に、前記保護カバ
ーは開閉可能な蓋部材を備えてなることを特徴とする。
【0013】前記の手段により、ワークの切断幅に対応
して、一方側の鋸刃ガイドを他方側の鋸刃ガイドに接近
離反する方向へ位置調節する。これによって、帯鋸刃に
おける切断作用を奏する部分の長さを調節することがで
きる。
【0014】ここで、一方側の鋸刃ガイドに板状ではな
く箱型の保護カバーを一方向へ突出して設けたことによ
り、帯鋸刃における一方側の鋸刃ガイドと一方側のホイ
ールの中間部の周囲をほぼ覆うことができる。又、保護
カバーに一方側のホイールの一部分が相対的に進入可能
な切欠部を一側から他側部付近にかけて設けたことによ
り、一方側の鋸刃ガイドを他方側の鋸刃ガイドに離反す
る方向、換言すれば一方側のホイールに接近する方向へ
移動させるときに、一方側のホイールの一部分が切欠部
に相対的に進入し、保護カバーが一方側のホイールに干
渉することはない。
【0015】又、第2の手段の発明特定事項を備えた場
合にあっては、一方側の鋸刃ガイドが他方側の鋸刃ガイ
ドに接近する方向、換言すれば一方側のホイールに離反
する方向に移動するときに、帯部材が先端側から引出さ
れて切欠部の他側から一側方へかけて順次覆う。これに
よって、帯鋸刃における上記中間部の周囲を極力覆うこ
とができる。更に、一方側の鋸刃ガイドが他方側の鋸刃
ガイドに離反する方向、換言すれば一方側のホイールに
接近する方向へ移動するときに、(第3の手段の発明特
定事項を備えた場合にあっては板ばねの自己の弾性力に
より、又は第4の手段の発明特定事項を備えた場合にあ
ってはドラム回転手段によりドラムを回転させることに
より)帯部材が巻取られるようにする。
【0016】尚、帯鋸刃における切断作用を奏する部分
の長さの調節をした後に、一対のホイールを回転させて
帯鋸刃を走行させた状態のもとで、鋸刃ハウジングをワ
ークテーブルに接近する方向へ相対的に移動させること
により、ワークテーブルに支持されたワークに対して切
断加工を行なうことができる。
【0017】第5の手段の発明特定事項を備えた場合に
あっては、保護カバーにおける蓋部材を開閉することが
できるため、保護カバー及び帯鋸刃の保守、点検が容易
になる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施の形態に
ついて図面を参照して説明する。
【0019】図2を参照するに、本発明の実施の形態に
係る横型帯鋸盤1は本体フレーム3をベースにしてお
り、この本体フレーム3にはワークWを支持するワーク
テーブル5が設けてある。尚、このワークテーブル5は
ワークWを押圧固定するバイス装置7を備えている。
又、上記本体フレーム3には走行可能な無端の帯鋸刃9
を備えた門型の鋸刃ハウジング11が設けてあり、この
鋸刃ハウジング11は揺動シリンダ13の作動によりヒ
ンジシャフト15を中心として上下方向(図2において
上下方向)へ揺動するものである。ここで、上記鋸刃ハ
ウジング11は、左右(図2において左右)に離隔した
一対のホイール支持フレーム11a,11bと、一対の
ホイール支持フレーム11a,11bを一体的に連結す
る連結フレーム11cを備えている。
【0020】上記鋸刃ハウジング11における一対のホ
イール支持フレーム11a,11bには帯鋸刃9を掛け
回すように支持する左右一対の従動ホイール17、駆動
ホイール19が回転可能にそれぞれ設けてあり、駆動ホ
イール19にはホイール用駆動モータ21が連動連結し
てある。又、上記帯鋸刃9に適宜の張力を付与するた
め、従動ホイール17は駆動ホイール19に接近離反す
る左右方向へ移動可能である。
【0021】上記鋸刃ハウジング11における連結フレ
ーム11cには、切断作用を奏する部分がワークWに対
してほぼ垂直に指向するように帯鋸刃9をひねった状態
のもとで走行方向へ移動自在に支持する左右一対の可動
鋸刃ガイド23、固定鋸刃ガイド25がそれぞれ設けて
ある。帯鋸刃9における切断作用を奏する部分の長さを
調節するため、可動鋸刃ガイドは固定鋸刃ガイド25に
対して接近離反する左右方向へ位置調節可能である。
尚、可動鋸刃ガイド23は調節シリンダ又は調節ねじの
作動により左右方向へ移動するものである。
【0022】図1、図3を参照するに、帯鋸刃9におけ
る可動鋸刃ガイド23と従動ホイール17の中間部の周
囲をほぼ覆うため、可動鋸刃ガイド23にはほぼ箱型の
保護カバー27が左方向(図1において左方向、図3に
おいて紙面に向って裏方向)へ突出して設けてある。上
記保護カバー27は、可動鋸刃ガイド23に固定した保
護カバー27と、この保護カバー27に回避する方向へ
揺動可能に設けた蓋部材31と、この蓋部材31の閉じ
る方向の揺動を規制するストッパ33を備えている。
又、可動鋸刃ガイド23を固定鋸刃ガイド25に離反す
る左方向、換言すれば従動ホイール17に接近する方向
へ移動させるときに、保護カバー27が従動ホイール1
7に干渉しないようにするため、保護カバー27には従
動ホイール17の一部分が相対的に進入可能な切欠部3
5が左側から右側部付近にかけて設けてある(図4参
照)。
【0023】上記鋸刃ハウジング11における従動ホイ
ール19に近接した位置には固定軸37が設けてあり、
固定軸37にはドラム39が回転可能に設けてある。こ
のドラム39にはうず巻状の板ばね41の基端部が取付
けてあり、この板ばね41の先端部が保護カバー27に
おける切欠部35よりも右側に取付けてある。そして、
可動鋸刃ガイド23が固定鋸刃ガイド25に接近する右
方向、換言すれば従動ホイール17に離反する方向へ移
動するときに、板ばね41が先端側から引出されて切欠
部35の右側から左側方へかけて順次覆うように構成し
てある。又、可動鋸刃ガイド23が固定鋸刃ガイド25
に離反する左方向、換言すれば従動ホイール17に接近
する左方向へ移動するときに、板ばね41が自己の弾性
力によりドラム39に巻取られるように構成してある。
尚、板ばね41の弾性力によりドラム39に巻取られる
ように構成する他に、固定軸37とドラム39の間にゼ
ンマイの如きドラム回転手段を設け、このドラム回転手
段により板ばね(帯部材)41が巻取られるように構成
しても差支えなく、板ばね41の代わりに、他の形態の
帯部材を用いても差支えない。
【0024】次に、本発明の実施の形態に係る作用につ
いて説明する。
【0025】ワークWの切断幅に対応して可動鋸刃ガイ
ド23を固定鋸刃ガイド25に接近離反する左右方向へ
位置調節する。これによって、帯鋸刃9における切断作
用を奏する部分の長さを調節することができる。
【0026】ここで、可動鋸刃ガイド23に板状ではな
くほぼ箱型の保護カバー27を左方向へ突出して設けた
ことにより、帯鋸刃9における可動鋸刃ガイド23と従
動ホイール17の中間部の周囲をほぼ覆うことができ
る。又、可動鋸刃ガイド23が固定鋸刃ガイド25に接
近する右方向、換言すれば従動ホイール17に離反する
右方向へ移動するときに、板ばね41が先端側から引出
されて切欠部35の右側から左側方へかけて順次覆う。
これによって、帯鋸刃9における上記中間部の周囲を極
力覆うことが可能になる。又、保護カバー27に従動ホ
イール17の一部分が相対的に進入可能な切欠部35を
左側から右側部付近にかけて設けたことにより、可動鋸
刃ガイド23を固定鋸刃ガイド25に離反する左方向、
換言すれば従動ホイール17に接近する左方向へ移動さ
せるときに、従動ホイール19の一部分が切欠部35に
相対的に進入し、保護カバー27が従動ホイール17に
干渉することはない。又、このとき板ばね41が自己の
弾性力によりドラム39に巻取られる。
【0027】尚、帯鋸刃9における切断作用を奏する部
分の長さの調節をした後に、ホイール用駆動モータ21
の駆動により駆動ホイール19及び従動ホイール17を
回転させて帯鋸刃9を走行させた状態のもとで、揺動シ
リンダ13の作動により鋸刃ハウジング11をヒンジシ
ャフト15を中心として下方向へ揺動させる。これによ
って、ワークテーブル5に支持固定されたワークWに対
して切断加工を行なうことができる。
【0028】又、保護カバー27及び帯鋸刃9の保守、
点検を行なう場合には、保護カバー27における蓋部材
31を開く方向へ揺動させる。
【0029】以上の如き、本発明の実施の形態によれ
ば、可動鋸刃ガイド23に板状ではなくほぼ箱型の保護
カバー27を左方向へ突出して設けると共に、この保護
カバー27に従動ホイール17の一部分が相対的に進入
可能な切欠部35を左側から右側部付近にかけて設けた
ことにより、保護カバー27が従動ホイール17に干渉
することを回避しつつ、帯鋸刃9における可動鋸刃ガイ
ド23と従動ホイール17の中間部の周囲をほぼ覆うこ
とができ、帯鋸刃9におけるこの中間部において鋸刃ハ
ウジング11の外側に露出する部分が少なくなり、作業
の安全性が向上する。
【0030】又、保護カバー27は回避する方向へ揺動
可能な蓋部材31を備えているため、保護カバー27及
び帯鋸刃9の保守、点検が容易になる。
【0031】
【発明の効果】以上の如き、請求項1に記載の発明特定
事項によれば、一方側の鋸刃ガイドに板状ではなくほぼ
箱型の保護カバーを一方向へ突出して設けると共に、こ
の保護カバーに一方側のホイールの一部分が相対的に進
入可能な切欠部を一側から他側部付近にかけて設けたこ
とにより、保護カバーが一方側のホイールに干渉するこ
とを回避しつつ、帯鋸刃における一方側の鋸刃ガイドと
一方側のホイールの中間部の周囲をほぼ覆うことがで
き、帯鋸刃におけるこの中間部において鋸刃ハウジング
の外側に露出する部分が少なくなり、作業の安全性が向
上する。特に、請求項2に記載の発明特定事項によれ
ば、帯鋸刃における上記中間部の周囲を極力覆うことが
でき、上記効果は一層向上する。
【0032】請求項5に記載の発明特定事項によれば、
保護カバーが回避可能な蓋部材を備えていることによ
り、保護カバー及び帯鋸刃の保守、点検が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る要部を示す図であ
る。
【図2】横型帯鋸盤の正面図である。
【図3】図1におけるIII-III 線に沿った図である。
【図4】図1におけるIV-IV 線に沿った図である。
【符号の説明】
1 横型帯鋸盤 5 ワークテーブル 9 帯鋸刃 11 鋸刃ハウジング 11a,11b ホイール支持フレーム 11c 連結フレーム 17 従動ホイール 19 駆動ホイール 23 可動鋸刃ガイド 25 固定鋸刃ガイド 27 保護カバー 31 蓋部材 35 切欠部 39 ドラム 41 板ばね

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークを支持するワークテーブルを設
    け、走行可能な無端の帯鋸刃を備えた門型の鋸刃ハウジ
    ングをこのワークテーブルに接近離反する方向へ相対的
    に移動可能に設け、鋸刃ハウジングを門型にするため、
    鋸刃ハウジングは、離隔した一対のホイール支持フレー
    ムと、一対のホイール支持フレームを一体的に連結する
    連結フレームを備え、鋸刃ハウジングにおける一対のホ
    イール支持フレームに上記帯鋸刃を掛け回すように支持
    する一対のホイールを回転可能にそれぞれ設け、鋸刃ハ
    ウジングにおける連結フレームに、切断作用を奏する部
    分がワークに対してほぼ垂直に指向するように帯鋸刃を
    ひねった状態のもとで走行方向へ移動自在に支持する一
    対の鋸刃ガイドを設け、帯鋸刃における切断作用を奏す
    る部分の長さを調節するため、一方側の鋸刃ガイドを他
    方側の鋸刃ガイドに接近離反する方向へ位置調節可能に
    構成し、帯鋸刃における一方側の鋸刃ガイドと一方側の
    ホイールの中間部の周囲をほぼ覆うため、一方側の鋸刃
    ガイドにほぼ箱型の保護カバーを一方側へ突出して設
    け、一方側の鋸刃ガイドを他方側の鋸刃ガイドに離反す
    る方向へ移動させるときに、保護カバーが一方側のホイ
    ールに干渉しないようにするため、保護カバーに一方側
    のホイールの一部分が相対的に進入可能な切欠部を一側
    から他側部付近にかけて設けてなることを特徴とする帯
    鋸盤。
  2. 【請求項2】 前記鋸刃ハウジングにおける前記一方側
    のホイールに近接した位置に支持部材を設け、この支持
    部材にうず巻状の帯部材の基端部を取付け、この帯部材
    の先端部を前記保護カバーにおける前記切欠部よりも他
    方側に取付け、前記一方側の鋸刃ガイドが前記他方側の
    鋸刃ガイドに接近する方向へ移動するときに、帯部材が
    先端側から引出されて前記切欠部の他側から一側方にか
    けて順次覆うように構成すると共に、一方側の鋸刃ガイ
    ドが他方側の鋸刃ガイドに離反する方向へ移動するとき
    に、帯部材が巻取られるように構成してなることを特徴
    とする請求項1に記載の帯鋸盤。
  3. 【請求項3】 前記支持部材は回転可能なドラムであっ
    て、前記帯部材はうず巻き状の板ばねであり、前記一方
    側の鋸刃ガイドが他方側の鋸刃ガイドに離反する方向へ
    移動するときに、板ばねが自己の弾性力によりドラムに
    巻取られるように構成してなることを特徴とする請求項
    2に記載の帯鋸盤。
  4. 【請求項4】 前記支持部材は回転可能なドラムであっ
    て、前記一方側の鋸刃ガイドが他方側の鋸刃ガイドに離
    反する方向へ移動するときに、前記帯部材が巻取られる
    ようにドラムを回転させるドラム回転手段を設けてなる
    ことを特徴とする請求項2に記載の帯鋸盤。
  5. 【請求項5】 前記保護カバーは開閉可能な蓋部材を備
    えてなることを特徴とする請求項1〜請求項4のうちい
    ずれかの請求項に記載の帯鋸盤。
JP20857696A 1996-08-07 1996-08-07 帯鋸盤 Expired - Fee Related JP3803431B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20857696A JP3803431B2 (ja) 1996-08-07 1996-08-07 帯鋸盤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20857696A JP3803431B2 (ja) 1996-08-07 1996-08-07 帯鋸盤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1043940A true JPH1043940A (ja) 1998-02-17
JP3803431B2 JP3803431B2 (ja) 2006-08-02

Family

ID=16558479

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20857696A Expired - Fee Related JP3803431B2 (ja) 1996-08-07 1996-08-07 帯鋸盤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3803431B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111604544A (zh) * 2019-03-23 2020-09-01 郑朝灿 一种钢筋管板建筑切割建材用整带切割机

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111604544A (zh) * 2019-03-23 2020-09-01 郑朝灿 一种钢筋管板建筑切割建材用整带切割机

Also Published As

Publication number Publication date
JP3803431B2 (ja) 2006-08-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8365643B2 (en) Band saw machine, and saw blade installation method in band saw machine, saw blade driving method, and cutting method
JP2015208830A (ja) 帯鋸盤
KR20020003278A (ko) 향상된 액세스 도어를 갖는 스트래핑 머신
JPH1043940A (ja) 帯鋸盤
JP6141951B1 (ja) 丸鋸盤
KR840004880A (ko) 띠 톱
JP3937066B2 (ja) スライドドアの駆動機構
JP4413345B2 (ja) 竪型帯鋸盤
JP3344733B2 (ja) 鋸盤における切粉除去装置
JP4219443B2 (ja) 梱包装置
JP5596486B2 (ja) 竪型帯鋸盤
JPH09285913A (ja) 帯鋸盤
JP4316926B2 (ja) 吊りピース切断用帯鋸盤および吊りピースの切断方法
ATE506508T1 (de) Vorrichtung zum abgeben und spannen von draht
JP2005041563A (ja) 蓋の取り付け構造
JPH08224622A (ja) 帯鋸盤及びこの帯鋸盤の使用方法
JP2648445B2 (ja) 走行丸鋸盤
JP3640730B2 (ja) 帯鋸盤
JP5171313B2 (ja) 帯鋸盤におけるブレードガード
GB952568A (en) Improvements relating to belt, tape or cord drives for spindles of spinning or twisting machines
JP2021095829A (ja) 吊り下げ式ドアのドアガイド機構
JP2001317606A (ja) 移動機構の防塵装置
JP2020097875A (ja) ケーブルガイドプロテクタ及び車両用スライドドア装置
JPH029925Y2 (ja)
JP2002254241A (ja) 横形帯のこ盤の帯のこガイド取付方向可変装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051014

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060117

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060320

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060425

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Effective date: 20060508

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100512

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees