JPH104389A - 電磁ノイズ保護回路 - Google Patents

電磁ノイズ保護回路

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JPH104389A
JPH104389A JP9038209A JP3820997A JPH104389A JP H104389 A JPH104389 A JP H104389A JP 9038209 A JP9038209 A JP 9038209A JP 3820997 A JP3820997 A JP 3820997A JP H104389 A JPH104389 A JP H104389A
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noise protection
trigger
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JP9038209A
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English (en)
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Gaute Munch
ゴート・ムンク
Jimmi Hansen
ジミー・ハンセン
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Carlo Gavazzi AG
Original Assignee
Carlo Gavazzi AG
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K17/00Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
    • H03K17/94Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the way in which the control signals are generated
    • H03K17/945Proximity switches
    • H03K17/955Proximity switches using a capacitive detector
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G3/00Gain control in amplifiers or frequency changers
    • H03G3/20Automatic control
    • H03G3/30Automatic control in amplifiers having semiconductor devices
    • H03G3/32Automatic control in amplifiers having semiconductor devices the control being dependent upon ambient noise level or sound level
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G3/00Gain control in amplifiers or frequency changers
    • H03G3/20Automatic control
    • H03G3/30Automatic control in amplifiers having semiconductor devices
    • H03G3/34Muting amplifier when no signal is present or when only weak signals are present, or caused by the presence of noise signals, e.g. squelch systems
    • H03G3/345Muting during a short period of time when noise pulses are detected, i.e. blanking

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 信号処理に用いられる電気機器を保護する電
磁ノイズ保護回路を提供すること。 【解決手段】 電気機器が保護されるべき環境電磁ノイ
ズの存在を感知するための感知手段11,12と、感知
手段11,12と結合されて感知手段11,12が環境
電磁ノイズの存在を感知する間に電気機器の動作を妨げ
るフィルタ手段2とを備えて、目的の信号を処理するよ
うな、電気機器を保護する電磁ノイズ保護回路。この感
知手段11,12は、環境電磁ノイズに影響された目的
の信号と、環境電磁ノイズに影響されない目的の信号と
を判別する判別手段11を含み、この判別手段11は、
少なくとも3個のトリガー手段と論理ゲート手段とを持
ち、入力信号がある低い方の閾値以下か、ある高い方の
閾値以上であることを示す論理出力信号を生み出すよう
なウィンドウ比較器11として実現され得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、概ね、増幅器、電
動機制御、リレー制御、ディジタルパネルメータ、(容
量性、誘導性、光学、超音波等の)センサおよび変換
器、多機能タイマなどの制御モジュールや測定モジュー
ルにより実現される電気機器の分野に関する。中でも、
本発明は、目的の信号を処理する電気機器を保護する電
磁ノイズ保護回路に関する。
【0002】
【従来の技術】全ての種類の電気機器は、例えば絶縁体
帯電やESD(静電放電)の形で現れる電磁環境ノイズ
による干渉に総じて影響され易い。過渡的なESDは、
例えばプラスティックの粒状物が電気機器の帯電し易い
ところを通過したりおよび/または擦ったりすることに
より、一般的な電気機器の外装の外側に静電気が誘起さ
れる時に発生する。結果として、過渡的なESDは多く
上記のような電気機器の、影響を受け易い入力や出力信
号に悪影響を与える。
【0003】特に、高速変移とか破裂変移と呼ばれる種
類の電磁ノイズは、しばしば電気機器に問題を引き起こ
してきた。高速変移や破裂変移は交流(AC)や直流
(DC)による通信、制御、入出力、電源などのライン
などにおいて、電動機やリレーなどの誘導性負荷がクラ
ッチ解放された時に発生する。後者は、結果として、様
々な振幅を持ち数多く繰り返される一連の超高速の単発
パルスへと続く接点跳動になる。工業分野においては、
これらの高速変移や破裂変移の周波数は非常に高いこと
がある。それらの工業分野に導入された制御モジュール
や計測モジュールにとって、これらの破裂変移は、ほぼ
確実に通信、制御、入出力、電源などのラインに対する
容量性の結合をする。この結合の望ましくない結果とし
ては、もし免疫性が十分でない場合、高い周波数の環境
電磁ノイズが電気機器にかかり、電気機器を停止にいた
らせる。
【0004】EMC(電磁互換性)の指針に従ってなさ
れる免疫性の要求や検証試験の定義は、例えば工業環境
の一般的な免疫標準であるEN50082−2や基本標
準であるIEC1000−4−4において与えられる。
【0005】高周波(HF)のそのような環境電磁ノイ
ズの影響を減らす一般的な方法は、全ての通信、制御、
入出力、電源などのラインに対してHFフィルタをかけ
ることである。しかし、多くの場合、全ての通信、制
御、入出力、電源などのラインに効果的なHFフィルタ
を施すのは非常に難しいことである。例えば、センサと
いうものは電位を接地した金属性のキャビネットを与え
ることで外界から絶縁することはできない、というのは
センサが探したり測定したりする多くがセンサの外部に
存在するからである。
【0006】そのような高周波(HF)の環境電磁ノイ
ズの影響を減らす他の一般的な方法は、例えばプリント
回路基板(PCB)のような電気機器の高感度の部品を
遮蔽することである。しかし、銅板による遮蔽の如きも
のは高価であり、ある種の環境電磁ノイズに関して効果
がある時には、しばしば他の環境電磁ノイズに免疫性が
少ない。
【0007】概して、電気機器の遮蔽と出力信号のフィ
ルタリングの従来技術による方法は難しく、必ずしも信
頼性があり満足のできる結果を生み出さず、かつ反応速
度を犠牲にしていることが多い。さらに、環境電磁ノイ
ズに対する一般的な保護手段は、単に比較的高価である
だけでなく、さらに構成部品が大量であるために製造と
操作とがかなり難しい。最後に、電気機器の中で使用さ
れる電気回路の小さいもの、さらに非常に小さいものを
与えるような電気機器を小型化する目的とは反対に量が
必要になる。
【0008】電気機器との組み合わせにおけるこれらの
主な短所は、環境電磁ノイズに対して一般的な保護手段
では改善されなかった。概して、従来技術による電気機
器の精確さと信頼性とは、さらなるものを要求されなが
ら放置されていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記の問題点を考慮し
て、電気機器を保護する電磁ノイズ保護回路を与えるこ
とが本発明の一つの目的であるが、その電磁ノイズ保護
回路は、精確で信頼性のある結果を常に保証し、その結
果、電気機器が停止するのを防ぐゆえに従来の技術とは
異なるものである。この目的の意味するところは、本発
明は通常条件のみならず妨害のある動作条件下でも敏速
な反応のできる電気機器を保護するための電磁ノイズ保
護回路を与える。さらに、本発明の目的は、部品数が限
られているために、比較的安価であるだけでなく、かな
り製造が容易で効率的な動作が可能な電磁ノイズ保護回
路を与えることにある。最後に、本発明は電気機器の中
で使用される電気回路の小さいもの、さらに非常に小さ
いものを与えるような電気機器を小型化する目的に従っ
て、量が必要でない電磁ノイズ保護回路を与えるべく設
計されている。
【0010】これらの目的は、電気機器が保護されるべ
き場所において環境電磁ノイズの存在を感知する感知手
段と、その感知手段と組み合わされて、感知手段が環境
電磁ノイズの存在を感知している間の時間に電気機器の
動作を中断するフィルタ手段とを電磁ノイズ保護回路が
備えることにより達成される。
【0011】本発明の一実施形態において、感知手段に
は、環境電磁ノイズにより影響される目的の信号と、環
境電磁ノイズにより影響されない目的の信号とを判別す
る判別手段が含まれている。
【0012】本発明の特に有利な一実施形態によれば、
その判別手段は、入力信号が、ある低い方の閾値V
wc,low以下か、あるいは高い方の閾値Vwc,up以上であ
るかどうかを示す論理出力信号を生み出すようなウィン
ドウ比較器であることが好ましい。そのウィンドウ比較
器は、集積部品か、適当な外部部品を持ったオペアンプ
か、ディスクリートのトランジスタを含むブロックかに
よって実現されることが望ましい。
【0013】本発明の特に有利な一実施形態によれば、
ウィンドウ比較器は少なくとも3つのトリガー手段と一
つの論理ゲート手段とを備えている。その3つのトリガ
ー手段は、一番目のトリガー手段と二番目のトリガー手
段とを直列に接続し、さらにこの一番目のと二番目の手
段とを三番目のトリガー手段に対し並列に接続すること
により実現する。二番目のトリガー手段の出力端子と三
番目のトリガー手段の出力端子は一つにして論理ゲート
手段の入力端子へと接続することが可能である。
【0014】本発明の有利な一実施形態において、それ
らのトリガー手段は、入力端子における入力信号V2,in
が、ある低い方の閾値Vit,low以下の場合に、出力端子
において高電位の出力信号V2,outを作り出すようなト
リガーによって実現される。もし、入力信号V2,inがト
リガーの入力端子において、ある高い方の閾値Vit,u p
以上ならば、そのトリガーは出力端子において低電位の
出力信号V2,outを作り出す。そのトリガー手段はイン
バータ型のシュミット・トリガか、あるいは適切な外部
部品を持つオペ・アンプか、あるいはディスクリートの
トランジスタから成るブロックによって実現されるのが
望ましい。
【0015】本発明の有利な一実施形態において、感知
手段は少なくとも高インピーダンスの導電性の感知板を
含み、外部の接地電位に容量性の結合をされる。導電性
の感知板によって定義される高インピーダンスの点は、
判別手段によってモニターされるのが望ましい。
【0016】導電性の感知板はプリント回路基板上に配
置される金属の領域によって実現され、アンテナとして
動作する。
【0017】本発明の一実施形態において、判別手段の
入力端子の基準電位点は、電圧分圧手段のタップ・ポイ
ントに接続される。
【0018】電気機器は、増幅器、電動機制御、リレー
制御、ディジタルパネルメータ、センサ、多機能タイ
マ、変換器などの制御モジュールや測定モジュールによ
り実現されることが望ましい。
【0019】本発明の特に有利な一実施形態において、
電気機器はさらに容量の変化を測定する発振器手段を備
える。その発振器手段は後者にいかなる負荷もかけずに
感知手段にかかる電圧をバッファする単一利得バッファ
を備え、その単一利得バッファの出力端子は、感知手段
と充電手段の出力端子とに接続された抵抗を介して、感
知手段を充電し放電する充電手段の入力端子へと接続さ
れるのが望ましい。その感知手段は、単一利得バッファ
の入力端子に有利に結合される。
【0020】本発明の有利な一実施形態において、もし
入力信号V2,inが入力端子において、ある低い方の閾値
it,low以下ならば、充電手段は、出力端子において高
電位の出力信号V2,outを作り出すトリガーによって実
現される。発振の最初の半周期の間に、電流はトリガー
の出力端子から抵抗を通って流れ、感知手段を充電す
る。もし、入力信号V2,inがトリガーの入力端子におい
て、ある高電位の閾値Vit,u p以上ならば、トリガーは
低電位の出力信号V2,outをその出力端子において作り
だし、その結果、電流は感知手段から抵抗を通ってトリ
ガーの出力端子まで流れる。従って、感知手段にかかる
電圧は発振の2番目の半周期の間に減ぜられる。充電手
段は、シュミット−トリガー型のインバータか、適切な
外部部品を持ったオペ・アンプか、ディスクリートのト
ランジスタから成るブロックにより実現されるのが好ま
しい。
【0021】本発明の特に有利な一実施形態において、
電気機器は発振器手段の信号foutの周波数の変動を測
定する周波数探知手段を備える。この周波数探知手段
は、周波数分周器(たとえば、210=1024の除数n
を持った)、基準発振器、発振器手段の分割した周波数
信号fout/nを基準発振器の周波数信号frefと比較する
周波数比較器を備えることが望ましい。基準発振器は調
整することができるので、電気機器においてしばしば使
われ、またある外部で調整可能な閾点に依存するON/
OFF出力の規定が可能である。言うまでもないが、周
波数foutをnで割ることにより好ましい集積効果があ
る、すなわち環境電磁ノイズによる時間期間Tout=1
/foutの小さな変動の誤りがなくなる。
【0022】あるいは、周波数探知手段はさらに整流
器、低域通過フィルタ、局部発振器、発振器手段の周波
数信号foutと、たとえば零ビート周波数になる局部発
振器の周波数信号flocとを混合する変調器などを備え
る。foutとflocを混合することで、特性ビート周波数
beatが作り出される。次の低域通過フィルタは、ある
閾値以上の高周波数を切り落とし、要求されている特性
ビート周波数fbeatのみを通過させる。
【0023】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
目的の信号を処理する電気機器を保護する電磁ノイズ保
護回路において、電気機器がそれから保護されるべき環
境電磁ノイズの存在を感知する感知手段11,12と、
上記感知手段11,12と組み合わされて、上記感知手
段11,12が環境電磁ノイズの存在を感知している間
は上記電気機器の動作を停止するフィルタ手段と、を備
える電磁ノイズ保護回路である。
【0024】請求項2記載の発明は、請求項1記載の電
磁ノイズ保護回路において、上記感知手段11,12
は、環境電磁ノイズに影響されている目的の信号を環境
電磁ノイズに影響されていない目的の信号から判別する
判別手段11を含むことを特徴としている。
【0025】請求項3記載の発明は、請求項2記載の電
磁ノイズ保護回路において、上記判別手段11は、もし
入力信号がある低い方の閾値Vwc,low以下か、ある高い
方の閾値Vwc,up以上である時には、それを示す論理出
力信号を作るウィンドウ比較器11であることを特徴と
している。
【0026】請求項4記載の発明は、請求項3記載の電
磁ノイズ保護回路において、上記のウインドウ比較器1
1は、集積部品か、適切な外部部品を持つオペアンプ
か、ディスクリートのトランジスタからなるブロックに
よって実現されていることを特徴としている。
【0027】請求項5記載の発明は、請求項3もしくは
4記載の電磁ノイズ保護回路において、上記のウィンド
ウ比較器11は、少なくとも3個のトリガー手段11
1,112,113と1個の論理ゲート手段114とか
らなることを特徴としている。
【0028】請求項6記載の発明は、請求項5記載の電
磁ノイズ保護回路において、上記の3個のトリガー手段
111,112,113は、1番目のトリガー手段11
1と2番目のトリガー手段112とを直列に接続し、こ
れらの1番目と2番目のトリガー手段111,112を
3番目のトリガー手段113に並列に接続することによ
り実現されることを特徴としている。
【0029】請求項7記載の発明は、請求項6記載の電
磁ノイズ保護回路において、上記の2番目のトリガー手
段112の出力端子と、上記の3番目のトリガー手段1
13の出力端子は、上記の論理ゲート手段114の入力
端子に繋げられることを特徴としている。
【0030】請求項8記載の発明は、請求項5ないし7
のいずれかに記載の電磁ノイズ保護回路において、上記
のトリガー手段111,112,113は、もし入力信
号V2,inがその入力端子において、ある低い方の閾値V
it,low以下である場合には、その出力端子において高電
位の出力信号V2,outを作り出し、もし入力信号V2,i n
がその入力端子において、ある高い方の閾値Vit,up
上である場合には、その出力端子において、低電位の出
力信号V2,outを作り出すことを特徴としている。
【0031】請求項9記載の発明は、請求項8記載の電
磁ノイズ保護回路において、上記のトリガー手段11
1,112,113が、シュミット−トリガー型のイン
バータか、適切な外部部品を持ったオペアンプか、ディ
スクリートのトランジスタを含むブロックにより実現さ
れることを特徴としている。
【0032】請求項10記載の発明は、請求項2ないし
9のいずれかに記載の電磁ノイズ保護回路において、上
記の感知手段11,12は、少なくとも一つの導電性の
感知板12を含むことを特徴としている。
【0033】請求項11記載の発明は、請求項10記載
の電磁ノイズ保護回路において、上記の導電性の感知板
12は、高インピーダンスであり、接地電位に容量性の
結合をすることを特徴としている。
【0034】請求項12記載の発明は、請求項11記載
の電磁ノイズ保護回路において、導電性の感知板12に
より決定される高インピーダンスの点は、判別手段11
により監視されることを特徴としている。
【0035】請求項13記載の発明は、請求項10ない
し12のいずれかに記載の電磁ノイズ保護回路におい
て、上記の導電性の感知板12は、プリント回路基板上
に配置された金属領域で実現され、アンテナとして動作
することを特徴としている。
【0036】請求項14記載の発明は、請求項2ないし
13のいずれかに記載の電磁ノイズ保護回路において、
判別手段11の入力端子に対する基準電位点は、電圧分
圧手段31,32,33,34のタップ・ポイントに繋
げられることを特徴としている。
【0037】請求項15記載の発明は、請求項1ないし
14のいずれかに記載の電磁ノイズ保護回路において、
上記の電気機器は、増幅器、電動機制御、リレー制御、
ディジタルパネルメータ、センサ、多機能タイマ、変換
器などの制御モジュールや測定モジュールにより実現さ
れることを特徴としている。
【0038】請求項16記載の発明は、請求項1ないし
15のいずれかに記載の電磁ノイズ保護回路において、
上記の電気機器は、さらに、容量の変化を測定するため
の発振器手段4を備えることを特徴としている。
【0039】請求項17記載の発明は、請求項16記載
の電磁ノイズ保護回路において、発振器手段4は、後者
にいかなる負荷も課さずに感知手段11,12にかかる
電圧をバッファする単一利得バッファ41を備え、その
単一利得バッファ41の出力端子は、感知手段11,1
2と充電手段42の出力端子とに繋げられる抵抗43を
介して感知手段11,12を充電し放電するための充電
手段42の入力端子に繋げられることを特徴としてい
る。
【0040】請求項18記載の発明は、請求項17記載
の電磁ノイズ保護回路において、上記感知手段11,1
2は、単一利得バッファ41の入力端子に繋げられるこ
とを特徴としている。
【0041】請求項19記載の発明は、請求項17もし
くは18記載の電磁ノイズ保護回路において、上記の充
電手段42は、もし入力信号V2,inがその入力端子にお
いて、ある低い方の閾値Vit,low以下である場合には、
その出力端子において高電位の出力信号V2,outを作り
出し、もし入力信号V2,inがその入力端子において、あ
る高い方の閾値Vit,up以上である場合には、その出力
端子において、低電位の出力信号V2,outを作り出すこ
とを特徴としている。
【0042】請求項20記載の発明は、請求項19記載
の電磁ノイズ保護回路において、上記の充電手段42
は、シュミット−トリガー型のインバータか、適切な外
部部品を持ったオペアンプか、ディスクリートのトラン
ジスタを含むブロックにより実現されることを特徴とし
ている。
【0043】請求項21記載の発明は、請求項16ない
し20のいずれかに記載の電磁ノイズ保護回路におい
て、上記の電気機器は、発振器手段4の信号foutの周
波数変動の測定のための周波数検知手段5を備えること
を特徴としている。
【0044】
【発明の実施の形態】本発明に従った電磁ノイズ保護回
路を実現した例を図1に図示する。この電磁ノイズ保護
回路は、電気機器を保護するべく設計されており、希望
する信号の処理をし、増幅器、電動機制御、リレー制
御、ディジタルパネルメータ、センサ、多機能タイマ、
変換器などの制御モジュールや測定モジュールによって
実現することができる。
【0045】概して言えば、本発明による電磁ノイズ保
護回路の動作モードは、実現されている電気機器の種類
に大きく依存している。マイクロプロセッサが制御する
モジュール(例えばPLC)において、さまざまな反応
モードが実現可能である。アナログ/ディジタル変換器
入力は、環境電磁ノイズによる破裂変移やスパイク変移
が検出された時にアナログ入力のサンプリングを停止す
ることにより、保護される。もし、そのサンプリングの
データがファイルに書き込まれれば、失われたサンプル
は「ノイズ」として登録される。多機能タイマーのモジ
ュールにおいて、例えば、入力パルスによりトリガーさ
れた遅延出力のように、異なるタイマーの機能が選択可
能である。もし、環境電磁ノイズによる破裂変移やスパ
イク変移が現れると、それらは容易に入力パルスとして
理解され、タイマー機能がトリガーされるであろう。こ
の場合には、出力が固定されている間、入力は止められ
る。感知部品においては、環境電磁ノイズが存在する
間、出力状況は停止させられる。
【0046】特に、図1の実施形態は、物体6が電気機
器にどのくらい近づいたかを検知する電気制御/調整器
回路で実現される電気機器における電磁ノイズ保護回路
の使用法を示す。図1に示す電気機器は、また、電気機
器が反応を示す媒体の物理量が、予め定められた対応す
る値に達しているかを検出するのに使われる。言うまで
もないが、電気機器は、また、例えば容量性の相対湿度
センサや圧力測定用の薄膜セルなどの他の多くの応用例
において、容量性の変化を感知するのに使用され得る。
【0047】さらに以下に詳細に説明される電磁ノイズ
保護回路の基本原理は、次の様なものである:
【0048】電磁ノイズ保護回路は、電気機器が保護さ
れなければいけない環境電磁ノイズの存在を感知するべ
く設計されている。電磁ノイズ保護回路は、電気機器が
環境電磁ノイズに晒された時に信号を出力する感知手段
11,12を備え、また、環境電磁ノイズにより影響さ
れる目的の信号と、環境電磁ノイズに影響されない目的
の信号とを判別するべく設計される判別回路11を備え
る。感知手段11,12の出力信号は、感知手段11,
12と組み合わされ、感知手段11,12が環境電磁ノ
イズの存在を感知する時間の間に電気機器の動作を停止
するフィルタ手段2を制御するのに使うことができる。
従って、フィルタ手段2は、フィルタ手段2と直列に接
続される周波数検知手段5に順次送信される出力信号か
ら環境電磁ノイズの影響を除去するべく設計されてい
る。
【0049】このような関係において、フィルタ手段2
は、フィルタ手段2が設計されたそれぞれの電気機器に
応じて様々のやり方で実現可能であるということを付け
加えなければならない。フィルタ手段2の一つの可能な
実施形態は、環境電磁ノイズが、影響を受け易い信号を
妨害している間、出力信号の状態を保持するものである
が、さらに洗練された機能を持つもう一つのフィルタ手
段2が使用可能であるのが当然と考えられ得る。
【0050】感知手段11,12は、さらに導電性の感
知板12を含み、これは高インピーダンスであって、外
部の接地電位に容量性の結合をされ、例えばプリント回
路基板上に配置された金属領域により実現されてアンテ
ナとして動作するものである。例えば適切な電圧分圧手
段か、あるいは導電性の感知板12自身によって別々に
定義される高インピーダンスの点は、判別手段11によ
って監視され、また、判別手段11の入力端子の基準電
位点は、接地電位上の1番目の抵抗31と、正の供給電
位VDDの4番目の抵抗34とで実現される電圧分圧手段
のタップ・ポイントに繋がれる。接地電位上の1番目の
抵抗31と正の供給電位VDDの4番目の抵抗34とは、
数106Ωの等しい抵抗値Rを持ち、判別手段11の入
力端子の基準電位点は通常動作条件下で0.5VDDにあ
る。電気機器が環境電磁ノイズに晒された時は、0.5
DDの基準電位は、判別手段11(図2,3,4の対応
する記述と比較のこと)により、検出される電位点から
はずれるであろう。下に説明される図2の実施形態にお
いて、電圧分圧手段は、1番目の抵抗31と4番目の抵
抗34により(両方とも1×106Ωから2×106Ωの
間の等しい抵抗値Rを持つ)、2番目の抵抗32と3番
目の抵抗33(両方とも1×104Ωから2×104Ωの
間の等しい抵抗値Rを持つ)によるのと同様に実現さ
れ、結果として同じ基準電位点である0.5VDDになる
ということは記しておかなければならない。
【0051】図1において、電気機器はさらに容量の変
化を測定する発振器手段4を備え、導電性の感知板12
の前の、距離が可変の位置に置かれた物体6の存在を検
出する。物体6が近づくにつれて、あるいは測定すべき
量につれて、導電性の感知板12の容量が変化するに従
い、電気機器の出力信号の周波数foutはそれにつれて
変化する。発振器手段4は、後者にいかなる負荷もかけ
ずに、導電性の感知板12全体に渡って、電圧をバッフ
ァするための単一利得バッファ41(ここで‘単一’と
は利得バッファ41の増幅率が‘1’という意味であ
る)を備え、その単一利得バッファ41の出力端子は、
いくつかの電圧レベル(充電手段42の入力端子に加え
られた電圧により決まる)の間で、導電性の感知板12
と充電手段42の出力端子とに組み合わされて、R≒1
7までの範囲の抵抗43を介して、導電性の感知板1
2に充電と放電をする充電手段42の入力端子に繋げら
れる。導電性の感知板12は単一利得バッファ41の入
力端子に繋げられるということは図1からも分かる。
【0052】図2の実施形態において、判別手段11
は、入力信号が、ある低い閾値Vwc,l ow以下か、あるい
は高い閾値Vwc,up以上かを示す論理出力信号を作り出
すウィンドウ比較器として実現されている。このような
関係においては、図3からも分かるように、入力信号が
ある低い閾値Vwc,lowと、ある高い閾値Vwc,upとの間
にある時には、ウィンドウ比較器の出力信号はハイであ
る。ウィンドウ比較器の入力信号が、ある低い方の閾値
wc,low以下か、ある高い方の閾値Vwc,up以上である
時には、ウィンドウ比較器の出力信号はローである。
【0053】基本的に、ウィンドウ比較器は集積部品に
よって、あるいは適切な外部部品を持ったオペ・アンプ
によって、あるいはディスクリートのトランジスタを含
むブロックによって実現され得る。図2の実施形態にお
いて、ウィンドウ比較器は3種のトリガー手段111,
112,113と1つの論理ゲート手段114とを備え
ている。3つのトリガー手段111,112,113
は、1番目のトリガー手段111と2番目のトリガー手
段112とを直列に接続し、これらの1番目と2番目の
トリガー手段111、112を3番目のトリガー手段1
13に並列に接続することにより実現される。2番目の
トリガー手段112の出力端子と3番目のトリガー手段
113の出力端子は論理ゲート手段114の入力端子へ
と繋がれる。3つのトリガー手段111,112,11
3は、充電手段42と同様に同じIC(集積回路)のパ
ッケージからシュミット−トリガー型のインバータとし
て取ることができるので、それぞれのトリガー・レベル
は変化する温度においても非常に近いものである。
【0054】通常の動作条件において、電気機器の単一
利得バッファ41の出力信号は、充電手段42の、ある
低い方のトリガー・レベルVit,lowと、ある高い方のト
リガー・レベルVit,upとの間にある。言葉を換えて言
えば、もし環境電磁ノイズが存在するなら、2番目のト
リガー手段112の出力信号と3番目のトリガー手段1
13の両方がローであり、結果としてORとして実現さ
れる論理ゲート手段114の出力信号もまたローであ
る。
【0055】振幅が数103ボルトのノイズ破裂やノイ
ズ・スパイクのような環境電磁ノイズが電気機器にかか
った時には、このノイズは導電性の感知板12を介して
ウィンドウ比較器の入力端子に容量性の結合をし、電圧
を基準電位である0.5VDDからウィンドウ比較器の閾
値であるVwc,lowかVwc,upの外側まで変化させる。言
い替えれば、導電性の感知板12の電位と、それに従い
単一利得バッファ41の出力信号は内部の接地電位(例
えば0ボルト)か、正の供給電位(例えば7ボルト)の
いずれかに引かれる。充電手段42のトリガー・レベル
であるVit,low(例えば2.8ボルト)とVit,up(例
えば4.2ボルト)のそれぞれ外側であるVwc, low(例
えば2.6ボルト)とVwc,up(例えば4.4ボルト)
の閾値を持つウィンドウ比較器は、あらゆるノイズ状況
の検出を知らせるべくすぐに起動される。
【0056】図4に示すように、正のノイズ破裂やノイ
ズ・スパイクは3番目のトリガー手段113の入力端子
の電位をローに引き下げ、3番目のトリガー手段113
の出力端子における高出力信号へと導く。後者は、OR
ゲートとして実現されている論理ゲート手段114の出
力端子における高電位出力信号を(2番目のトリガー手
段112の状況とは独立に)もたらす。このようにし
て、正のノイズ破裂やノイズ・スパイクは検出される。
言い替えれば、正のノイズ破裂やノイズ・スパイクの変
移は、外部の接地電位に呼応して内部の接地電位やVDD
電位を急に増加する方向に導く。これによって、単一利
得バッファ41の出力端子における電位を内部接地電位
まで引っ張る。
【0057】負のノイズ破裂やノイズ・スパイクは、1
番目のトリガー手段111の入力端子における電位をハ
イに引っ張る。後者は、1番目のトリガー手段111の
出力端子と、2番目のトリガー手段112の入力端子と
における出力信号をローに導き、そうして、2番目のト
リガー手段112の出力端子における高電位の出力信号
を導く。後者は、ORゲートとして実現されている論理
ゲート手段114の出力端子における高電位出力信号を
(3番目のトリガー手段113の状況とは独立に)、も
たらす。このようにして、負のノイズ破裂やノイズ・ス
パイクが検出される。言い替えれば、負のノイズ破裂や
ノイズ・スパイクの変移は、外部の接地電位に呼応し
て、内部の接地電位やVDD電位を急に減らす方向に導
く。これによって、単一利得バッファ41の出力端子に
おける電位をVDDまで変化させる。
【0058】正もしくは負のノイズ変移が消えると、導
電性の感知板12の容量は、導電性の感知板12の電位
が再び充電手段42のトリガー・レベルVit,lowとV
it、upになるまで放電あるいは充電され、その結果、固
定した周波数出力信号foutになる。上述した発振器の
原理に基づいた電気機器の本実施形態において、この周
波数出力信号foutは直流出力値に変換される(周波数
−電圧変換)。出力信号の周波数foutが低いほど、直
流出力値は高くなる。言い替えれば、電気機器が活性化
されるほど、直流出力値は高くなる。やがて、この直流
出力値は、トリガー・レベルに達し、出力状況はオフか
らオンへと変化する。
【0059】図4と組み合わせて図3を見ても分かるよ
うに、出力信号の周波数fOUTは、ノイズによる外乱の
結果下がる、すなわち、単一利得バッファ41の出力信
号に付加された電圧増幅率によってTout=1/fOUT
継続時間は増加する。これは電気機器の誤った活性化に
なる。もし、環境電磁ノイズがかかる前に電気機器がす
でに正しい活性化状態に入っていた場合は、結果はさら
なる活性化になるであろう。環境電磁ノイズの影響を除
くために、結果としての周波数−電圧変換の出力信号
は、環境電磁ノイズがウィンドウ比較器により検出され
た時に接地電位方向へ引き下げられるが、これは電気機
器が活性化されていない時に限られる。
【0060】このような関係においては、もし導電性の
感知板12を介しウィンドウ比較器の入力端子への接続
が、信頼できる容量性の接続を達成するのに十分なほど
高くない時には、導電性の感知板12はプリント回路基
板上に配置された金属領域として実現することができ、
これはアンテナとして動作する、ということを忘れては
ならない。
【0061】図5と図6は、感知板11,12と発振器
手段4とに直列に配置された周波数検知手段5を、2種
図示したものである。一般的に、交流電圧の周波数の測
定は、正確に定義され、計算可能な機械的あるいは電気
的な共振現象と比較することにより実現する。そのよう
な周波数測定に対する最も正確な結果は、測定すべき周
波数を基準周波数と比較するビート周波数メーターによ
って得られる。後者は原子基準発振器、水晶、結晶ある
いは圧電基準発振器、合成器などにより定義され得る。
最良の状態では、結果として作られる異なった周波数や
ビート周波数が消えるのがヘッドフォンや器具により分
かった時の基準周波数が選ばれる。
【0062】図5に示され、発振器手段4の信号fOUT
の周波数変動の測定のために当てられる周波数検知手段
5は、周波数分周器51、基準発振器52、発振器手段
4の分周された周波数信号fOUT/nを基準発振器52の
周波数信号frefと比較する周波数比較器53を備えて
いる。基準発振器52は調整することができるので、電
子機器にしばしば使われており、外部で変更可能なある
閾点に依存するようなON/OFF出力の供給が可能で
ある。図5における例において、発振器手段4の分周さ
れた周波数信号fOUT/nが基準発振器52の周波数信号
refよりも小さい場合には、出力はオンである。発振
器手段4の分周された周波数信号fOUT/nが基準発振
器52の周波数信号frefよりも大きい場合は、出力は
オフになる。言うまでもないが、周波数foutをnで割
った周波数分割には望ましい集積効果がある、すなわ
ち、ESD変移による単発の期間Tout=1/fOUTの小
さな変動の誤差がなくなる。
【0063】図6において示され、また、発振器手段4
の信号fOUTの周波数変移の測定のために当てられる周
波数検知手段5は、整流器57、低域通過フィル他5
6、局部発振器55、変調器54を備えている。変調器
54において、周波数信号fOU Tは混合され局部発振器
55により作られる基準周波数flocと比較される。次
の低域通過フィルタ56は、ある閾値以上の高い周波数
を遮断し、異なる周波数のfdi ffやビート周波数fbeat
のみを通過させる。整流器57を通った後の信号は、図
6に示されていない表示器に送られる。
【0064】図7は、トリガー手段111,112,1
13および/または充電手段42の回路図であり、ここ
では充電手段42の場合について以下に説明されるシュ
ミット−トリガー型のインバータとして実現されてい
る。図8においてその電圧曲線によって描かれているよ
うに、このシュミット−トリガー型のインバータは、も
しその入力端子において入力信号がV2,inが、ある低い
方の閾値Vit,low以下ならば、高電位の信号V2,out
出力端子において作り出す。発振の最初の半周期の間
に、電流はシュミット−トリガー型のインバータの出力
端子から抵抗43を通って流れて、感知手段11,12
を充電する。もし、シュミット−トリガー型のインバー
タの入力端子における入力信号V2,inがある高い方の閾
値Vit,up以上ならば、シュミット−トリガー型のイン
バータは低電位の出力信号V2,outを出力端子において
作り出し、その結果、容量性の感知手段11,12から
抵抗43を経てシュミット−トリガー型のインバータの
出力端子に至る電流が流れる。従って、感知手段11,
12にかかる電圧は、発振のこの2番目の半周期の間に
減少する。このサイクルは、Cが感知手段11,12の
容量値であり、Rが抵抗43の抵抗値であるような周波
数fOUT≒1/(C・R)において、自ら繰り返され
る。
【0065】図7のシュミット−トリガー型のインバー
タは、比較器COMPを、1番目の抵抗(抵抗R1)と
2番目の抵抗(抵抗R2)と一緒に備える。そのような
シュミット−トリガーは、ターンオンのレベルVit,low
=V2,out min・R2/(R1+R2)がターンオフのレ
ベルVit,up=V2,out max・R2/(R1+R2)と一
致しないけれど、この二つはスイッチングのバックラッ
シュΔVsb=(V2,ou t m ax−V2,out min)・R2/(R
1+R2)において異なるような特徴を持っている(V
2,out minとV2,out maxと同様にVit,lowとVit,upの図
は、図9のシュミット−トリガー型のインバータの伝達
特性と同様に図8のシュミット−トリガー型のインバー
タの電圧曲線の図で協議される)。図7に示されるよう
なシュミット−トリガー型のインバータにおいて、この
スイッチングのバックラッシュΔVsbは、電圧分圧器を
介して比較器COMPのいわゆる再生帰還によって作り
出される。シュミット−トリガー型のインバータの入力
端子における非常に大きい負の電圧V2,inに対して、そ
の出力端子におけるV2,outは最大値V2,out maxに達す
る。この場合には、シュミット−トリガー型のインバー
タの比較器COMPのP−入力端子における最大電位V
it,upは、それゆえにVit,up=V2,out max・R2/(R
1+R2)の式によって与えられる。シュミット−トリ
ガー型のインバータの入力端子における電圧V2,in(t)
の増加に従って、その出力端子における電圧V2 ,out(t)
は発振の最初の半周期において変化しない。しかし、シ
ュミット−トリガー型のインバータの入力端子における
電圧V2,in(t)がVit,upの値に達するにつれて、その出
力端子の電圧V2,out(t)は急激かつ急速にV2,out min
値へ再生帰還のために減少する:シュミット−トリガー
型のインバータの出力端子における電圧V2,out(t)の減
少は、シュミット−トリガー型のインバータの比較器C
OMPのP−入力端子における電圧の減少を意味する、
すなわち、P−入力端子における電圧からN−入力端子
における電圧を引いた差は、負になり、これにより再生
帰還が形成される。結果として、シュミット−トリガー
型のインバータの比較器COMPのP−入力端子におけ
る電位は、その最小値Vit,low=V2,out min・R2/
(R1+R2)に達する。さて、P−入力端子における
電圧からN−入力端子における電圧を引いた差は、非常
に大きい負の値になり、シュミット−トリガー型のイン
バータの状態は、シュミット−トリガー型のインバータ
の入力端子における電圧V2,in(t)が値Vit,lowに達し
ない限り、この発振の2番目のの半周期の間、動かな
い。後者の場合には、シュミット−トリガー型のインバ
ータ出力端子における電圧V2,out(t)は急激かつ急速に
値V2,out maxにまで増加し、これにより発振の2番目の
半周期が終了する。
【0066】シュミット−トリガー型のインバータの上
述した動作モードは、図9の伝達特性によるのと同様に
図8の電圧曲線によって付加的に図示される。
【0067】上記に述べた本発明の実施形態は、正確で
信頼できる結果を生み出すことを常に保証し、そして電
気機器が停止するのを防止する電磁ノイズ保護回路を与
える。それゆえに、電気機器を保護する本電磁ノイズ保
護回路は、妨害の入った動作時と同様に通常動作時にも
敏速な反応ができる。さらに、本電磁ノイズ保護回路
は、部品点数が限られているために、比較的安価である
だけでなく、かなり製造が容易で効率良く動作すること
ができる。最後に、本電磁ノイズ保護回路は、電気機器
の小型化の要求に沿って大きさもそれほど大きくなく、
電気機器において用いられる小さい、さらに非常に小さ
い電気回路を与える。
【0068】このように本発明の原理をその実施形態の
図示とともに述べて、専門用語が、限定を加えるためで
なく、一般的な記述的な意味で使われたけれど、別記の
請求項において本発明の範囲は明らかになると思われ
る。
【図面の簡単な説明】
本発明は、以下の図面において概略的に図示された、典
型となる実施形態を参考にしながら、より詳細に述べら
れる。
【図1】 本発明に従って電気機器を保護する電磁ノイ
ズ保護回路の例を示す回路図である。
【図2】 本発明に従って電気機器を保護する電磁ノイ
ズ保護回路の例を示す、より詳細な回路図である。
【図3】 本発明に従った電磁ノイズ保護回路の動作中
の電圧変化の図である。
【図4】 本発明に従った電磁ノイズ保護回路の動作中
の環境電磁ノイズ検知のタイミング図である。
【図5】 電気機器の中で実現された周波数検知手段の
実施形態を図示したものである。
【図6】 電気機器の中で実現された周波数検知手段の
他の実施形態を図示したものである。
【図7】 シュミット−トリガー型のインバータとして
ここで実現しているトリガー手段および/または充電手
段の回路図である。
【図8】 図7で示されたシュミット−トリガー型のイ
ンバータの電圧変化の図である。
【図9】 図7で示されたシュミット−トリガー型のイ
ンバータの変換特性の図である。
【符号の説明】
11,12…感知手段 11…判別手段(ウィンドウ比較器) 111…1番目のトリガー手段 112…2番目のトリガー手段 113…3番目のトリガー手段 114…論理ゲート手段 12…導電性の感知板 2…フィルタ手段 31,32,33,34…電圧分圧手段 31…1番目の抵抗 32…2番目の抵抗 33…3番目の抵抗 34…4番目の抵抗 4…発振器手段 41…単一利得バッファ 42…充電手段 43…抵抗 5…周波数検知手段 51…周波数分周器 52…基準発振器 53…周波数比較器 54…変調器 55…局部発振器 56…低域通過フィルタ 57…整流器 6…検出すべき物体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジミー・ハンセン デンマーク・DK−8370・ハドステン・オ ヴェール・ハドステンヴェジュ・40 カル ロ・ガヴァッジ・インダストリ・エイ/エ ス内

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 目的の信号を処理する電気機器を保護す
    る電磁ノイズ保護回路において、 電気機器がそれから保護されるべき環境電磁ノイズの存
    在を感知する感知手段11,12と、 上記感知手段11,12と組み合わされて、上記感知手
    段11,12が環境電磁ノイズの存在を感知している間
    は上記電気機器の動作を停止するフィルタ手段と、 を備える電磁ノイズ保護回路。
  2. 【請求項2】 上記感知手段11,12は、環境電磁ノ
    イズに影響されている目的の信号を環境電磁ノイズに影
    響されていない目的の信号から判別する判別手段11を
    含むことを特徴とする請求項1記載の電磁ノイズ保護回
    路。
  3. 【請求項3】 上記判別手段11は、もし入力信号があ
    る低い方の閾値Vwc ,low以下か、ある高い方の閾値V
    wc,up以上である時には、それを示す論理出力信号を作
    るウィンドウ比較器11であることを特徴とする請求項
    2記載の電磁ノイズ保護回路。
  4. 【請求項4】 上記のウインドウ比較器11は、集積部
    品か、適切な外部部品を持つオペアンプか、ディスクリ
    ートのトランジスタからなるブロックによって実現され
    ていることを特徴とする請求項3記載の電磁ノイズ保護
    回路。
  5. 【請求項5】 上記のウィンドウ比較器11は、少なく
    とも3個のトリガー手段111,112,113と1個
    の論理ゲート手段114とからなることを特徴とする請
    求項3もしくは4記載の電磁ノイズ保護回路。
  6. 【請求項6】 上記の3個のトリガー手段111,11
    2,113は、1番目のトリガー手段111と2番目の
    トリガー手段112とを直列に接続し、これらの1番目
    と2番目のトリガー手段111,112を3番目のトリ
    ガー手段113に並列に接続することにより実現される
    ことを特徴とする請求項5記載の電磁ノイズ保護回路。
  7. 【請求項7】 上記の2番目のトリガー手段112の出
    力端子と、上記の3番目のトリガー手段113の出力端
    子は、上記の論理ゲート手段114の入力端子に繋げら
    れることを特徴とする請求項6記載の電磁ノイズ保護回
    路。
  8. 【請求項8】 上記のトリガー手段111,112,1
    13は、もし入力信号V2,inがその入力端子において、
    ある低い方の閾値Vit,low以下である場合には、その出
    力端子において高電位の出力信号V2,outを作り出し、
    もし入力信号V2,inがその入力端子において、ある高い
    方の閾値Vit,up以上である場合には、その出力端子に
    おいて、低電位の出力信号V2,outを作り出すことを特
    徴とする請求項5ないし7のいずれかに記載の電磁ノイ
    ズ保護回路。
  9. 【請求項9】 上記のトリガー手段111,112,1
    13が、シュミット−トリガー型のインバータか、適切
    な外部部品を持ったオペアンプか、ディスクリートのト
    ランジスタを含むブロックにより実現されることを特徴
    とする請求項8記載の電磁ノイズ保護回路。
  10. 【請求項10】 上記の感知手段11,12は、少なく
    とも一つの導電性の感知板12を含むことを特徴とする
    請求項2ないし9のいずれかに記載の電磁ノイズ保護回
    路。
  11. 【請求項11】 上記の導電性の感知板12は、高イン
    ピーダンスであり、接地電位に容量性の結合をすること
    を特徴とする請求項10記載の電磁ノイズ保護回路。
  12. 【請求項12】 導電性の感知板12により決定される
    高インピーダンスの点は、判別手段11により監視され
    ることを特徴とする請求項11記載の電磁ノイズ保護回
    路。
  13. 【請求項13】 上記の導電性の感知板12は、プリン
    ト回路基板上に配置された金属領域で実現され、アンテ
    ナとして動作することを特徴とする請求項10ないし1
    2のいずれかに記載の電磁ノイズ保護回路。
  14. 【請求項14】 判別手段11の入力端子に対する基準
    電位点は、電圧分圧手段31,32,33,34のタッ
    プ・ポイントに繋げられることを特徴とする請求項2な
    いし13のいずれかに記載の電磁ノイズ保護回路。
  15. 【請求項15】 上記の電気機器は、増幅器、電動機制
    御、リレー制御、ディジタルパネルメータ、センサ、多
    機能タイマ、変換器などの制御モジュールや測定モジュ
    ールにより実現されることを特徴とする請求項1ないし
    14のいずれかに記載の電磁ノイズ保護回路。
  16. 【請求項16】 上記の電気機器は、さらに、容量の変
    化を測定するための発振器手段4を備えることを特徴と
    する請求項1ないし15のいずれかに記載の電磁ノイズ
    保護回路。
  17. 【請求項17】 発振器手段4は、後者にいかなる負荷
    も課さずに感知手段11,12にかかる電圧をバッファ
    する単一利得バッファ41を備え、その単一利得バッフ
    ァ41の出力端子は、感知手段11,12と充電手段4
    2の出力端子とに繋げられる抵抗43を介して感知手段
    11,12を充電し放電するための充電手段42の入力
    端子に繋げられることを特徴とする請求項16記載の電
    磁ノイズ保護回路。
  18. 【請求項18】 上記感知手段11,12は、単一利得
    バッファ41の入力端子に繋げられることを特徴とする
    請求項17記載の電磁ノイズ保護回路。
  19. 【請求項19】 上記の充電手段42は、もし入力信号
    2,inがその入力端子において、ある低い方の閾値V
    it,low以下である場合には、その出力端子において高電
    位の出力信号V2,outを作り出し、もし入力信号V2,in
    がその入力端子において、ある高い方の閾値Vit,up
    上である場合には、その出力端子において、低電位の出
    力信号V2,outを作り出すことを特徴とする請求項17
    もしくは18記載の電磁ノイズ保護回路。
  20. 【請求項20】 上記の充電手段42は、シュミット−
    トリガー型のインバータか、適切な外部部品を持ったオ
    ペアンプか、ディスクリートのトランジスタを含むブロ
    ックにより実現されることを特徴とする請求項19記載
    の電磁ノイズ保護回路。
  21. 【請求項21】 上記の電気機器は、発振器手段4の信
    号foutの周波数変動の測定のための周波数検知手段5
    を備えることを特徴とする請求項16ないし20のいず
    れかに記載の電磁ノイズ保護回路。
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