JPH104354A - ディジタル/アナログコンバ−タ - Google Patents

ディジタル/アナログコンバ−タ

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JPH104354A
JPH104354A JP17574496A JP17574496A JPH104354A JP H104354 A JPH104354 A JP H104354A JP 17574496 A JP17574496 A JP 17574496A JP 17574496 A JP17574496 A JP 17574496A JP H104354 A JPH104354 A JP H104354A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速で出力歪みが少なく、広いダイナミック
レンジをとることができるD/Aコンバータを提供する
こと 【解決手段】分圧用の複数の抵抗成分Rを直列に接続し
てなる第1の抵抗ラダー回路3A及び第2の抵抗ラダー
回路3Bを直列に接続し、その接続点に出力端子OUT
を接続する。例えば4ビットのD/Aコンバータの場
合、第1の抵抗ラダー回路3Aの各分圧点にはアナログ
スイッチA1〜A15の出力側を、また第2の抵抗ラダ
ー回路3Bの各分圧点にはアナログスイッチB1〜B1
5の入力側を夫々接続し、アナログスイッチA1〜A1
5、B1〜B15の抵抗ラダ−回路の逆側は、高位電源
VDD、低位電源VSSに接続する。デ−タに応じて分
圧点が互いに対応する2つのアナログスイッチの組(A
0、B0)…(A15、B15)が同時にオンされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば画像信号処
理に用いられる電圧出力型の高速D/A(ディジタル/
アナログ)コンバータの分野に関する技術である。
【0002】
【従来の技術】例えば画像信号処理に用いられる電圧出
力型のD/Aコンバータは高速化が要求され、図17に
示す如く構成されている。同図は、便宜上4ビット長の
ものを一例として示してある。1は、抵抗成分を複数ス
テップに分けた抵抗ラダー回路であり、この抵抗ラダー
回路1の両端のタップには夫々高位電源と低位電源とに
接続されている。この例では高位電源の電位はD/Aコ
ンバータが組み込まれるIC(集積回路)チップの電源
電位VDDであり、低位電源の電位はOV(VSS)で
ある。なお説明の便宜上高位電源及び低位電源の符号は
夫々VDD、VSSとしてある。
【0003】抵抗ラダー回路1の各ステップにはアナロ
グスイッチS0〜S15例えばMOSトランジスタのソ
ース側が接続される一方、当該アナログスイッチS0〜
S15のドレイン側が出力端子OUTに接続されてい
る。アナログスイッチS0〜S15は、デコーダ2の出
力がnビットである場合2n 個設けられ、デコーダ2か
らの出力信号線が夫々アナログスイッチS0〜S15の
ゲートに接続されている。
【0004】デコーダ2は、入力されたディジタルデー
タに対応する出力信号線にコントロール信号を出力し、
対応するアナログスイッチSi(iは0〜15までの整
数)をオンにする。これによりVDDとVSS間の電圧
が抵抗ラダー回路1により分圧され、分圧された電圧値
がVSS−OUT間に出力される。
【0005】また図18はD/Aコンバータの他の例を
示す図であり、この例ではデコーダ2Aにディジタルデ
ータの下位ビットが、また2Bに上位ビットが分かれて
入力される。抵抗ラダー回路1のステップを選択するア
ナログスイッチS0〜S15は、マトリックス状に配列
され、デコーダ2A、2Bから出力されるコントロール
信号の組み合わせに応じたアナログスイッチS0〜S1
5が選択されてオンとなり、VDDとVSS間の電圧が
分圧されてディジタルデータに対応する電圧値が同様に
取り出される。C0〜C3は上位ビット選択のスイッチ
である。S0〜A15は下位ビット選択のアナログスイ
ッチである。
【0006】なお4ビット以外の他のビット数のD/A
コンバータについても同様な構成が用いられている。特
に図18のD/Aコンバータにおいては、デコーダ2
A、2Bに対するビット割り当てを適当な値とすること
で他のビット数のD/Aコンバータを構成することがで
きる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の電
圧出力型D/Aコンバータは次のような問題がある。 (1)各アナログスイッチS0〜S15は、抵抗ラダー
回路1の接続位置(ステップ位置)によりゲート、ソー
ス間電圧VGSが異なることから図19に示すようにN
MOS(NチャンネルMOS)トランジスタTr1とP
MOS(PチャンネルMOS)トランジスタTr2とを
組み合わせて、両方もしくわ、いずれかのトランジスタ
がオンになるように構成されている。ところでMOSト
ランジスタTr1、Tr2には浮遊容量があり、この浮
遊容量を出力端子OUT側からみると、nビットのD/
Aコンバータの場合図20に示す等価回路として表され
る。
【0008】図20は、入力データのコードがmの場合
(アナログスイッチSmがオンした場合)に相当し、上
段、下段の容量成分は、MOSトランジスタ入力端側の
浮遊容量であり、OUT側のCDはMOSトランジスタ
の出力端側の浮遊容量である。またRONは、オン状態
のMOSトランジスタの抵抗(オン抵抗)である。4ビ
ットのD/Aコンバータにおいてコードが8の場合には
図21に示す等価回路として表わされ、出力インピーダ
ンスが最大になる。このように全アナログスイッチ側の
浮遊容量CDが並列化された状態になるので回路の時定
数が大きくなり、スイッチングの高速化が困難である。
【0009】また図18に示すD/Aコンバータでは、
出力端子OUT側からみたアナログスイッチの浮遊容量
は図17に示すものよりも小さいが、デコーダを2つに
分け、スイッチ群を2つのグループに分けて2段構成と
しているため、出力電圧の中に2段のアナログスイッチ
の時定数が各々独立にまたは合成されて現われ、この結
果出力信号に歪が生じる。 (2)図17において、各トランジスタTr1、Tr2
のゲート、ソース間電圧VGSは抵抗ラダー回路1の中
間に位置するほど小さくなり、中間位置のアナログスイ
ッチ(S7)のVGSが最も小さくなってオンしにくく
なる。従って中間位置のアナログスイッチが確実にオン
するように回路設計する必要があるが、例えばVDDを
5Vとした場合には中間位置のアナログスイッチのオン
抵抗は小さいがVDDを3Vとした場合にはVGSが小
さくなってしまい、オン抵抗が大きくなって出力歪みが
大きくなる。このように上述のD/Aコンバータは、ア
ナログスイッチの接続位置によってVGSが変わり、ア
ナログスイッチのオン抵抗が変わるため、最も条件の厳
しい接続位置のアナログスイッチに基づいて出力電圧の
範囲を決めなければならないので広いダイナミックレン
ジをとること、及び出力の低電圧化を図ることが困難で
ある。
【0010】本発明は、高速で出力歪みが小さく、広い
ダイナミックレンジをとることのできるD/Aコンバー
タを提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決する手段】本発明のD/Aコンバ−タは、
分圧用の複数の抵抗成分を直列に接続してなる第1の抵
抗ラダ−回路と、この第1の抵抗ラダー回路に直列に接
続され、分圧用の複数の抵抗成分を直列に接続してなる
第2の抵抗ラダ−回路と、前記第1及び第2の抵抗ラダ
−回路の互いの接続点に接続された出力端子と、出力端
が第1の抵抗ラダ−回路の各分圧点に夫々接続されると
共に入力端が共通に高位電源に接続される複数の第1の
アナログスイッチと、入力端が第2の抵抗ラダ−回路の
各分圧点に夫々接続されると共に出力端が共通に低位電
源に接続される複数の第2のアナログスイッチと、第1
及び第2のアナログスイッチのオン、オフを制御するデ
コ−ダと、を備えている。
【0012】第1のアナログスイッチの数及び第2のア
ナログスイッチの数は、いずれも例えばD/Aコンバ−
タの入力デ−タのコ−ド値のとりうる数に対応してい
る。第1及び第2のアナログスイッチの制御端は、前記
デコ−ダの出力側に接続されているが、その接続の仕方
は、前記デコ−ダの入力信号に対応する第1のアナログ
スイッチ群の中のアナログスイッチと第2のアナログス
イッチ群の中のアナログスイッチとが選択されてオン状
態となるようになっている。
【0013】そして前記デコ−ダの入力信号に応じて前
記高位電源及び低位電源間の電圧を第1の抵抗ラダ−回
路及び第2の抵抗ラダ−回路により分圧して、前記出力
端子から出力電圧を取り出すようにしている。
【0014】また本発明では、第1の抵抗ラダ−回路及
び第2の抵抗ラダ−回路を、第1のレンジ調製用抵抗及
び第2のレンジ調整用抵抗よりなる直列回路を介して互
いに接続し、出力端子を、第1のレンジ調製用抵抗及び
第2のレンジ調整用抵抗の互いの接続点に接続し、ダイ
ナミックレンジを変更するときには、高位電源及び低位
電源間の電圧を変更せずに,前記調製用抵抗の抵抗値を
調整することが好ましい。
【0015】更に本発明では、デコ−ダの入力信号に対
応する第1のアナログスイッチ群の中のアナログスイッ
チ及び第2のアナログスイッチ群の中のアナログスイッ
チをオン状態にするときに、第1の抵抗ラダ−回路及び
第2の抵抗ラダ−回路における分圧比に直接関係しない
アナログスイッチも同時にオン状態にすることが好まし
く、このようにすれば、オン状態になるアナログスイッ
チが並列化されるのでオン抵抗が小さくなる。
【0016】更にまた本発明では、ディジタル/アナロ
グコンバ−タの電力消費停止モ−ドが選択されたときに
は、第1のアナログスイッチ群及び第2のアナログスイ
ッチ群の少なくとも一方の全てのアナログスイッチをオ
フ状態にすれば、電力消費停止モ−ド専用のアナログス
イッチを設けなくて済む。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施の形態を示
す回路図であり、説明の便宜上4ビット長のデータに対
応する出力電圧を取り出すD/Aコンバータとして示し
てある。この実施の形態では、高位電源VDDと低位電
源VSSとの間に設けられた抵抗ラダー回路を分圧する
にあたり、分圧点である出力端子OUTの高位電源VD
D側の抵抗成分及び抵位電源VSS側の抵抗成分の夫々
について、独立に抵抗値が選択できるように構成されて
いる。
【0018】即ち抵抗ラダー回路の中間部に出力端子O
UTが接続され、この出力端子OUTよりも高位電源V
DD側の抵抗成分を第1の抵抗ラダー回路3Aとし、ま
た低位電源VSS側の抵抗成分を第2の抵抗ラダー回路
3Bとし、これらは、この例では24 (=16)個の分
圧点が選択できるように(24 −1)個の抵抗成分Rが
直列に接続されている。なお第1の抵抗ラダー回路3A
の下端の抵抗成分R0、第2の抵抗ラダー回路3Bの上
端のR01は、所定のアナログ電圧値が得られるように
回路設計時に予め抵抗値が計算される調整用抵抗成分で
ある。
【0019】第1の抵抗ラダー回路3Aの各分圧点に
は、MOSトランジスタよりなる第1のアナログスイッ
チA0〜A15の出力端が夫々接続されており、第1の
アナログスイッチA0〜A15の入力端は高位電源VD
Dに共通に接続されている。ここで分圧点とは、抵抗成
分R同士の接続点及び両端部を指すものである。また第
2の抵抗ラダー回路3Bの各分圧点には、MOSトラン
ジスタよりなる第2のアナログスイッチB0〜B15の
入力端が夫々接続されており、第2のアナログスイッチ
B0〜B15の出力端は低位電源VSSに共通に接続さ
れている。第1のアナログスイッチA0〜A15として
は、例えば図2に示すようにNMOSトランジスタTr
1及びPMOSトランジスタTr2を並列に組み合わせ
たものが用いられ、第2のアナログスイッチB0〜B1
5についても例えば第1のアナログスイッチA0〜A1
5と同様のものが用いられる。
【0020】デコーダ2の出力信号線である、ディジタ
ル入力信号のティジタル値(コード値)0〜15に対応
する16本の出力信号路4−0〜4−15は、第1のア
ナログスイッチA0〜A15のグループ及び第2のアナ
ログスイッチB0〜B15のグループの中において、分
圧点が互に対応する2つのアナログスイッチの組の16
組(A0、B0),(A1、B1),…(A14、B1
4),(A15、B15)に対して夫々ゲート電圧を制
御するように接続されている。VDDの値は例えば+3
Vとされ、VSSは例えば0Vとされる。このような構
成のD/AコンバータはICチップの中に組み込まれ、
その出力電圧はOUT、VSS間の電圧としてICチッ
プの端子から取り出される。また、この時のデコーダ
は、A0〜A15を制御するデコーダとB0〜B15を
制御するデコーダを独立にもってもよいし、また、アナ
ログスイッチ内のPMOS、NMOSを制御する信号線
を独立にもつことも許容される。
【0021】次に上述実施の形態の動作について説明す
る。今デコーダ2にコード1のディジタルデータが入力
されたとすると、デコーダ2の出力信号線4−1にスイ
ッチをオンさせる為の信号例えば[H]レベルが出力さ
れ、高位電源側からみて2段目の分圧点に位置するアナ
ログスイッチのA1と低位電源側からみて15段目の分
圧点に位置するアナログスイッチB1がオンになる。抵
抗ラダー回路3A、3Bの抵抗成分Rの抵抗値を同符号
のRとして表わすと、出力端子OUTの高電位側の抵抗
値及び低電位側の抵抗値は夫々15R及びRとなるか
ら、出力電圧値V0(OUT−VSS間の電圧)は
(1)式で表わされる。ただし説明の簡略化のためR0
=R01=0としている。
【0022】 V0=(VDD−VSS)・R/(15+R)=(VDD−VSS)/16… (1) 同様にコード2、コード3…コード15の場合、夫々
(VDD−VSS)・2/16、(VDD−VSS)・
3/16…(VDD−VSS)・15/16となり、コ
ード0の場合は0Vとなる。このようにV0は、上述の
アナログスイッチの組の中で、オンになったアナログス
イッチの組に対応して決定される分圧比に応じた値、即
ちコード値に対応したアナログ値となる。
【0023】またデコーダ2にコードk(1≦k)が入
力されたときのアナログスイッチのオン、オフの状態に
ついては、A0〜A(k−1)及びB(k+1)〜Bn
(上述の例ではnは15)は分圧比に無関係なので不定
であるが、つまりオン、オフのいずれの状態でもよい
が、A(k+1)〜An及びB0〜B(k−1)はオフ
の状態にしておく必要がある。
【0024】上述実施の形態によれば、出力端子OUT
の位置を抵抗ラダー回路の中央部に固定し、この出力端
子OUTの両側に夫々第1のアナログスイッチA0〜A
15のグループ及び第2のアナログスイッチB0〜B1
5のグループを設けて、入力コード値に対応するアナロ
グスイッチをオンにして両側の抵抗値を変え、分圧比を
決定している。このような構成とすることにより、第1
のアナログスイッチA0〜A15は、第1の抵抗ラダー
回路3Aを介さずに高位電源VDDに共通に接続され、
また第2のアナログスイッチB0〜B15は第2の抵抗
ラダー回路3Bを介さずに低位電源VSSに共通に接続
されることになる。
【0025】従って各アナログスイッチを構成するMO
Sトランジスタのゲート、ソース間電圧は、アナログス
イッチの各段の位置にかかわらず一定であるため、言い
換えればアナログスイッチのオン抵抗の電圧依存性を定
数として扱うことができるため、抵抗ラダー回路の中心
に近いアナログスイッチほどオンしにくくなるといった
ことがなく、出力歪みが抑えられ、広いダイナミックレ
ンジ(出力電圧幅)をとることができる。
【0026】また出力端子OUTから見たインピーダン
スに着目すると、従来ではアナログスイッチ群が出力端
子OUTに集中して接続されていたが、上述実施の形態
ではアナログスイッチ群が抵抗成分を介して分散して配
置されており、等価回路は図3に示すように表わされ
る。従って例えば図1においてA6、B6がオンする
と、合成浮遊容量は、A6〜A15とB0〜B6までの
合成分となる。一般にはAk、BkがオンするとAk〜
A15とB0〜Bkまでの合成分となる。
【0027】この場合中間のアナログスイッチA7、B
7がオンになったときの合成浮遊容量が最大になるが、
それでも図20と比較してわかるように出力側(NMO
SトランジスタTr1でいえばドレイン側)の浮遊容量
Cdの並成合成分が含まれていないので従来の場合の半
分になる。このように浮遊容量が低減されるためスイッ
チングの高速化を図ることができる。
【0028】次いで本発明の他の実施の形態を図4に示
す。この実施の形態は、図18に示す従来の回路に本発
明を適用したものであり、出力端子OUTの両側に第1
の抵抗ラダー回路3A及び第2の抵抗ラダー回路3Bを
設け、夫々の分圧点にアナログスイッチA0〜A15、
B0〜B15を接続すると共にアナログスイッチA0〜
A15の入力端を高位電源VDDに共通に接続し、アナ
ログスイッチB0〜B15のソース側を低位電源VSS
に共通に接続している。
【0029】即ち図4に示すD/Aコンバータは、本発
明の要旨とする部分は上述の実施の形態と同様である
が、デコーダ2(図示の便宜上2A、2Bに分けて記載
してある)に入力されるディジタルデータの下位2ビッ
トに対応する出力信号線5−0〜5−3と上位2ビット
に対応する出力信号線6−0〜6−3のマトリックスに
よって、第1のアナログスイッチA0〜A15の中の対
応するアナログスイッチと第2のアナログスイッチB0
〜B15の中の対応するアナログスイッチとを選択する
ように構成されており、例えば下位2ビットの値に応じ
て、各アナログスイッチA0〜A15、B0〜15のグ
ループのアナログスイッチマトリックスの「列」を選択
し、上位2ビットの値に応じて、上位ビット選択アナロ
グスイッチC0〜C7の中から対応するアナログスイッ
チのゲートにオン信号を与えて、前記アナログスイッチ
マトリックスの「行」を選択するようになっている。こ
の実施の形態においても上述実施の形態と同様の効果が
ある。
【0030】ここでICチップを設計する場合、D/A
コンバータの抵抗ラダー回路に接続される高位電源及び
低位電源の各基準電位を設定し、所定のダイナミックレ
ンジ(アナログ電圧)が得られるように出力端子OUT
の両側または片側に予め計算された抵抗値をもつ抵抗
(図1ではR0、R01で示してある)を組み込むこと
が考えられる。このようなD/Aコンバータにおいて
は、ダイナミックレンジの変更は、基準電位を変えるこ
とにより行われる。
【0031】しかしながらこのようにするとアナログス
イッチのゲート、ソース間電圧が変わり、そのオン抵抗
が変動するので予定のダイナミックレンジが得られなく
なる。従ってダイナミックレンジの変更を行う場合、特
に抵抗ラダー回路の分圧比決定用の抵抗成分Rの抵抗値
が小さいときにはそのICチップをそのまま流用するこ
とができなくなる。なお基準電位の変更に伴うオン抵抗
の変動を抑えるためにはサイズの大きいアナログスイッ
チを用いればよいが、そうするとICチップのサイズが
大きくなってしまう。
【0032】そこで本発明では、基準電位をICチップ
の電源電位であるVDD及びVSSにしてアナログスイ
ッチのゲート、ソース間電圧を最大とし、つまりオン抵
抗を最小とし、図5及び図6に示すように出力端OUT
の両側の抵抗R1、R2をICチップの外に設けて交換
可能な構成あるいは抵抗値が可変な構成とし、ダイナミ
ックレンジの変更は、基準電位を変えることなく前記抵
抗R1、R2の抵抗値を調整して行うことが好ましい。
またICチップの内部に抵抗R1、R2を持つ場合は、
R1、R2を製造時に調整可能としておくことが好まし
い。
【0033】このような構成とすれば、ダイナミックレ
ンジを変更する場合つまりアナログ電圧を変える場合、
例えば4ビットでコードが1のとき、出力電圧V0は
(2)式で表わされるので、この(2)式に基づき、予
定とするV0が得られるようにR1、R2を調整すれば
よく、アナログスイッチのオン抵抗の変動の問題はな
い。
【0034】 V0=(VDD−VSS)×(R+R2)/(15R+R1+R2)…(2) 従ってある設計仕様のD/Aコンバータを他の仕様で再
利用する場合に有効である。なお抵抗値の一例を挙げる
と、例えばR=R1=R2とされる。また第1のアナロ
グスイッチA0〜A15はVDDに接続され、第2のア
ナログスイッチB0〜B15はVSSに接続されている
ので、各アナログスイッチA0〜A15、B0〜B15
を図2に示すような並列構成とせずに第1のアナログス
イッチA0〜A15についてはNMOSトランジスタの
みとし、第2のアナログスイッチB0〜B15について
はPMOSトランジスタのみとしてもよく、この場合回
路素子数を削減できる効果がある。またMOSのかわり
にバイポーラ素子を用いてもよい。なお本発明において
基準電位はVDD、VSSに限定されるものではない
し、データのビット数も4ビットに限られるものではな
い。
【0035】そして本発明では、入力データのコード値
に対応した一対のアナログスイッチをオン状態にするに
あたって、既述のように分圧比に無関係なアナログスイ
ッチについてはオン、オフのいずれの状態としてもよい
が、これらアナログスイッチについてもオン状態とする
ことが望ましい。分圧比に無関係なアナログスイッチと
は、例えば入力データのコード値kに対応してアナログ
スイッチAk、Bkがオンになるとき、第1のアナログ
スイッチAkよりもVDD側のアナログスイッチA0〜
A(k−1)と第2のアナログスイッチBkよりもVS
S側のアナログスイッチB(k+1)〜Bnとをいうも
のである。
【0036】図7はこのような動作をするD/Aコンバ
ータを示し、この実施の形態ではデコーダ2とアナログ
スイッチA、Bとの間にゲート制御部7が介装されてお
り、ゲート制御部7の出力信号路4A−0〜4A−nは
第1のアナログスイッチA0〜Anのゲートに夫々接続
され、出力信号路4B−0〜4B−nは第2のアナログ
スイッチB0〜Bnのゲートに夫々接続されている。こ
のゲート制御部7は、デコーダ2の出力信号路4−kに
Hレベルの信号が出力されると、出力信号路4A−0〜
4A−k及び4B−k〜4B−nにアナログスイッチを
オンにする信号、例えばHレベルの信号を出力するよう
に構成されている。図7ではkが4のときつまりコード
値が4のときのアナログスイッチの動作状態を示してお
り、第1のアナログスイッチA0〜A4及び第2のアナ
ログスイッチB4〜Bnが同時にオン状態になってい
る。
【0037】このような実施の形態によれば、直接分圧
比に関係しないアナログスイッチもオン状態になるの
で、オン状態になるアナログスイッチが並列化され、こ
の結果等価的にアナログスイッチのオン抵抗が小さくな
る。これに対してコード値に対応するアナログスイッチ
のみをオン状態にする場合には、全てのアナログスイッ
チにおいてそのオン抵抗を、分圧比を決定する抵抗Rに
対して十分低く保たなければならないので、この場合に
比べて図7の実施の形態ではアナログスイッチのサイズ
を小さくできるという利点、つまり個々のオン抵抗が大
きくても予定の出力電圧が得られるという利点がある。
なおこのような手法は、図4に示すタイプのD/Aコン
バータにも適用できるが、追加してオン状態にできるア
ナログスイッチの数が図1に示すタイプのD/Aコンバ
ータよりも少ないため、その効果は図7の例よりも少な
いと考えられる。
【0038】ここで低電力アプリケーションでは、DA
コンバータの非動作時に消費電力を小さくするためにD
/Aコンバータ自体をオフ状態にすることが要求され、
この状態はパワーダウンなどと呼ばれている。D/Aコ
ンバータにパワーダウンモードを設ける場合VDD、V
SS間に流れる電流を切る必要があり、本発明では図8
に示すようにデコーダ2の出力側にゲート制御回路8を
設け、パワーダウンモード信号が入力されたときには、
第1のアナログスイッチA及び第2のアナログスイッチ
の全てをオフするように構成している。
【0039】このような手法によれば次のような利点が
ある。即ち従来では抵抗ラダー回路と高位電源あるいは
低位電源との間に、パワーダウンモード用のアナログス
イッチを設け、これをオフにしていた。しかしながらこ
の場合にはそのアナログスイッチは低いオン抵抗のもの
でなければならないので、サイズが大型化してしまう欠
点があった。これに対し、本発明ではパワーダウン専用
のスイッチを設けなくて済む効果がある。なお第1のア
ナログスイッチまたは第2のアナログスイッチの一方の
みを全てオフするようにしても同様の効果が得られる。
【0040】
【実施例】本発明の有意性を示す為、8ビット相当のD
/Aコンバータでの簡易なシミュレーションを行った。
先ず最終段のアナログスイッチA255及びB255を
オン状態にし、その後A255及びB255をオフ状態
にし、A0及びB0から順にオン状態にしたときの、出
力電圧波形を調べた。結果は図9〜図12に示す通りで
ある。ただし図9は全体の出力波形図、図10、11、
12は夫々コード値が0、128、255のときの出力
波形の付近を示す拡大図である。図9からわかるように
充分ランプ波形(のこぎり波形)として成り立ってお
り、また各部分拡大図においても各コード値の電圧に出
力が収束しており、十分に動作している。
【0041】これに対して従来のD/Aコンバータ(図
17に示す回路)についても同様のシミュレーションを
行ったところ、図13〜図16に示す結果が得られた。
ただし図13は全体の出力波形図、図14、15、16
は夫々コード値が0、128、255のときの出力波形
の付近を示す拡大図である。図から分かるようにコード
値255→0に変化するところでスピードの劣化が見ら
れ、コード値128付近においては動作していない。ま
た動作している部分においても出力がなだらかに変化
し、各コード値の電圧に収束していない。
【0042】以上のことから本発明では低い電圧におい
ても動作が可能で十分な性能が得られ、従来回路に対し
て優れていることが理解される。
【0043】
【発明の効果】本発明のD/Aコンバータによれば、高
速で出力歪みが小さく、広いダイナミックレンジをとる
ことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す回路図である。
【図2】本発明の実施の形態で用いられるアナログスイ
ッチを示す回路図である。
【図3】本発明の一実施の形態において、アナログスイ
ッチ等の浮遊容量を等価的に示す等価回路図である。
【図4】本発明の他の実施の形態を示す回路図である。
【図5】本発明の更に他の実施の形態を示す回路図であ
る。
【図6】本発明の更にまた他の実施の形態を示す回路図
である。
【図7】本発明の上記以外の実施の形態を示す回路図で
ある。
【図8】本発明の上記以外の実施の形態を示す回路図で
ある。
【図9】本発明のD/Aコンバータについてシミュレー
ションを行った結果を示す出力波形の全体図である。
【図10】本発明のD/Aコンバータについてシミュレ
ーションを行った結果を示す出力波形の部分拡大図であ
る。
【図11】本発明のD/Aコンバータについてシミュレ
ーションを行った結果を示す出力波形の部分拡大図であ
る。
【図12】本発明のD/Aコンバータについてシミュレ
ーションを行った結果を示す出力波形の部分拡大図であ
る。
【図13】従来のD/Aコンバータについてシミュレー
ションを行った結果を示す出力波形の全体図である。
【図14】従来のD/Aコンバータについてシミュレー
ションを行った結果を示す出力波形の部分拡大図であ
る。
【図15】従来のD/Aコンバータについてシミュレー
ションを行った結果を示す出力波形の部分拡大図であ
る。
【図16】従来のD/Aコンバータについてシミュレー
ションを行った結果を示す出力波形の部分拡大図であ
る。
【図17】従来のD/Aコンバータの一例を示す回路図
である。
【図18】従来のD/Aコンバータの他の例を示す回路
図である。
【図19】従来のD/Aコンバータについてアナログス
イッチを説明するための回路図である。
【図20】従来のD/Aコンバータについてアナログス
イッチの浮遊容量を等価的に示す等価回路図である。
【図21】従来のD/Aコンバータについてアナログス
イッチの浮遊容量を等価的に示す等価回路図である。
【符号の説明】
2、2A、2B、 デコーダ 3A 第1のラダー回路 3B 第2のラダー回路 4−0〜4−15 出力信号路 R 抵抗成分 VDD 高位電源 VSS 低位電源 OUT 出力端子 A、A0〜A15 第1のアナログスイッチ B、B0〜B15 第2のアナログスイッチ C1〜C8 補助のアナログスイッチ Tr1 NMOSトランジスタ Tr2 PMOSトランジスタ R1、R2 レンジ調整用抵抗 7、8 ゲート制御回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分圧用の複数の抵抗成分を直列に接続し
    てなる第1の抵抗ラダ−回路と、この第1の抵抗ラダー
    回路に直列に接続され、分圧用の複数の抵抗成分を直列
    に接続してなる第2の抵抗ラダ−回路と、前記第1及び
    第2の抵抗ラダ−回路の互いの接続点に接続された出力
    端子と、出力端が第1の抵抗ラダ−回路の各分圧点に夫
    々接続されると共に入力端が共通に高位電源に接続され
    る複数の第1のアナログスイッチと、入力端が第2の抵
    抗ラダ−回路の各分圧点に夫々接続されると共に出力端
    が共通に低位電源に接続される複数の第2のアナログス
    イッチと、第1及び第2のアナログスイッチのオン、オ
    フを制御するデコ−ダと、を備え、 前記デコ−ダの入力信号に対応する第1のアナログスイ
    ッチ群の中のアナログスイッチと第2のアナログスイッ
    チ群の中のアナログスイッチとが選択されてオン状態と
    なるように、前記デコ−ダの出力側を第1及び第2のア
    ナログスイッチの制御端に接続し、 前記デコ−ダの入力信号に応じて前記高位電源及び低位
    電源間の電圧を第1の抵抗ラダ−回路及び第2の抵抗ラ
    ダ−回路により分圧して、前記出力端子から出力電圧を
    取り出すように構成したことを特徴とするディジタル/
    アナログコンバ−タ。
  2. 【請求項2】 第1の抵抗ラダ−回路及び第2の抵抗ラ
    ダ−回路は、第1のレンジ調製用抵抗及び第2のレンジ
    調整用抵抗よりなる直列回路を介して互いに接続され、 出力端子は、第1のレンジ調製用抵抗及び第2のレンジ
    調整用抵抗の互いの接続点に接続され、 第1のレンジ調製用抵抗及び第2のレンジ調整用抵抗
    は、その抵抗値を調整することにより出力電圧を変更で
    きるように、抵抗値が可変であるかまたは交換可能に設
    けられていることを特徴とする請求項1記載のディジタ
    ル/アナログコンバ−タ。
  3. 【請求項3】 デコ−ダの入力信号に対応する第1のア
    ナログスイッチ群の中のアナログスイッチ及び第2のア
    ナログスイッチ群の中のアナログスイッチをオン状態に
    するときに、第1の抵抗ラダ−回路及び第2の抵抗ラダ
    −回路における分圧比に直接関係しないアナログスイッ
    チも同時にオン状態にすることを特徴とする請求項1ま
    たは2記載のディジタル/アナログコンバ−タ。
  4. 【請求項4】 ディジタル/アナログコンバ−タの電力
    消費停止モ−ドが選択されたときには、第1のアナログ
    スイッチ群及び第2のアナログスイッチ群の少なくとも
    一方の全てのアナログスイッチをオフ状態にすることを
    特徴とする請求項1、2または3記載のディジタル/ア
    ナログコンバ−タ。
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