JPH1043185A - 超音波イメージング方法及び超音波イメージング装置 - Google Patents

超音波イメージング方法及び超音波イメージング装置

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Publication number
JPH1043185A
JPH1043185A JP20986596A JP20986596A JPH1043185A JP H1043185 A JPH1043185 A JP H1043185A JP 20986596 A JP20986596 A JP 20986596A JP 20986596 A JP20986596 A JP 20986596A JP H1043185 A JPH1043185 A JP H1043185A
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JP
Japan
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ultrasonic
subject
echo signal
wave
ultrasonic waves
Prior art date
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Application number
JP20986596A
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English (en)
Inventor
Yasuto Takeuchi
康人 竹内
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GE Healthcare Japan Corp
Original Assignee
GE Yokogawa Medical System Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 任意の面を指定してエコー信号を得ることが
可能な方法および装置を実現する。 【解決手段】 超音波振動子を駆動して被検体内に超音
波を送波し、被検体からのエコー信号を検出する超音波
イメージング方法であって、被検体の目的部位に超音波
により励起されうる微小物体を導入し(S1)、目的部
位で超音波が交わるように複数の異なる位置から被検体
内に超音波を送波し、超音波が交わる位置で微小物体を
励起(S2)し、超音波が交わる位置での微小物体の励
起により発生するエコー信号を検出する(S3)ことを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は超音波イメージング
方法及び超音波イメージング装置に関し、特に、誘発音
響放射を用いて超音波イメージングを行う方法及び装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】
<第1の従来例>医用超音波撮影装置(超音波イメージ
ング装置)においては、被検体内に超音波を送波し、そ
のエコー(echo)信号に基づいて被検体の内部構造を画像
化することが行なわれる。
【0003】このような超音波イメージングを行う場
合、音響的にインピーダンスが異なる場所から反射され
るエコー信号に基づいて画像化が行なわれている。また
は、各送波信号についての位相差付けおよび各受信信号
の整相加算により、送受信の指向性を決めるために超音
波を集束させるビームフォーミング(beamforming)及び
超音波ビーム走査のためのビームステアリング(beam st
eering)を行うことで、任意の面のエコー信号に基づい
て画像化が行われる。
【0004】<第2の従来例>超音波イメージングにお
いてはエコー信号の到達時刻の差により反射位置を決定
しているが、媒質の密度の違いによって音速が変化する
ため、エコー信号の到達時間に差が生じることもある。
【0005】このような不均質媒質による音速分布を補
正するため、PAC(Phase Aberration Correction)
と呼ばれる技術が提案されている。これは、ある媒質内
の特定の点をエコー源としてエコー信号を発生させ、こ
のエコー源からのエコー信号を複数の点で受信し、到達
時間の差から音速分布を求めて補正を行うものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
<第1の課題>以上のように、音響的にインピーダンス
が異なる場所から反射されるエコー信号に基づいて画像
化を行う場合には、音響的にインピーダンスが変化しな
い任意の位置を指定して画像化することはできなかっ
た。
【0007】また、関心部位に超音波造影剤を注入し、
集束させた超音波を走査することによれば、図8に示す
ように、焦点位置Pにおける面(図8の破線)を指定し
て画像化することが可能になる。
【0008】この場合に集束させた超音波は、図9に示
すように、実際には焦点位置Pを中心にして一定の深度
(焦点深度)dを有している。そして、この焦点深度d
の範囲内では略一定の超音波強度を有している。
【0009】このため、この焦点深度dの厚みの範囲内
に位置している超音波造影剤が励起されることになる。
この結果、超音波により励起されるのは一定の厚み(体
積)を有する部位であるため、厚みを有しない任意の面
を指定することはできない。
【0010】また、図8のように集束した超音波を走査
して、焦点位置で超音波造影剤を励起するために、走査
する各焦点位置において超音波造影剤を励起するに適し
た超音波強度となるように送波条件を制御することが必
要になる。
【0011】<第2の課題>上述したPACを行うため
には、被検体内のある特定の点をエコー源とする必要が
ある。例えば、1個の超音波造影剤のみを励起してエコ
ー信号を得る必要がある。
【0012】しかし、第1の課題でも述べたように、任
意の特定の点を指定して超音波の反射を起こさせること
ができない。すなわち、集束させた超音波をもってして
も、図9に示したように、厚みdを有する一定の範囲の
超音波造影剤を励起することになる。
【0013】このために、微妙に位置が異なる複数の超
音波造影剤が一度に励起され、これらから発生するエコ
ー信号が混じり合うため、正確な音速分布の測定や補正
を行うことができないという問題を有している。
【0014】本発明は上記問題を解決するためになされ
たもので、第1の目的は、任意の面を指定してエコー信
号を得ることが可能な方法および装置を実現することで
ある。
【0015】また、第2の目的は、任意の点を指定して
エコー信号を発生させることにより、音速分布の測定や
補正が可能な方法および装置を実現することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】従って、課題を解決する
手段である本発明は以下に説明するように構成されたも
のである。
【0017】(1)第1の発明は、超音波振動子を駆動
して被検体内に超音波を送波し、被検体からのエコー信
号を検出する超音波イメージング方法であって、被検体
の目的部位に超音波により励起されうる微小物体を導入
し、目的部位で超音波が交わるように複数の異なる位置
から被検体内に超音波を送波し、超音波が交わる位置で
微小物体を励起し、超音波が交わる位置での微小物体の
励起により発生するエコー信号を検出することを特徴と
する超音波イメージング方法である。
【0018】この第1の発明の超音波イメージング方法
では、まず、被検体の目的部位に超音波により励起され
うる微小物体を導入し、次に、目的部位で超音波が交わ
るように複数の異なる位置から被検体内に超音波を送波
し、超音波が交わる位置で微小物体を励起し、そして、
超音波が交わる位置での微小物体の励起により発生する
エコー信号を検出する。
【0019】すなわち、目的とする平面で超音波が交わ
るように送波タイミングを制御し、かつ、交差して合成
された超音波の強度が微小物体を励起しうるように送波
を行う。従って、任意の面を指定してエコー信号を得る
ことが可能になる。
【0020】(2)第2の発明は、超音波振動子を駆動
して被検体内に超音波を送波し、被検体からのエコー信
号を検出する超音波イメージング装置であって、目的部
位で超音波が交わって微小物体を励起するように複数の
異なる位置から被検体内に送波を行う送波手段と、微小
物体の励起により発生するエコー信号を検出する受波手
段と、を備えたことを特徴とする超音波イメージング装
置である。
【0021】この第2の発明の超音波イメージング装置
では、被検体の目的部位に超音波により励起されうる微
小物体を導入しておき、送波手段を用いて目的部位で超
音波が交わるように複数の異なる位置から被検体内に超
音波を送波し、超音波が交わる位置で微小物体を励起す
る。そして、超音波が交わる位置での微小物体の励起に
より発生するエコー信号を受波手段を用いて検出する。
【0022】すなわち、目的とする平面で超音波が交わ
るように送波タイミングを制御し、かつ、交差して合成
された超音波の強度が微小物体を励起しうるように、送
波手段が送波を行う。従って、任意の面を指定してエコ
ー信号を得ることが可能になる。
【0023】(3)第3の発明は、超音波振動子を駆動
して被検体内に超音波を送波し、被検体からのエコー信
号を検出する超音波イメージング方法であって、被検体
の目的部位に超音波により励起されうる微小物体を導入
し、導入された微小物体を集束された超音波により励起
し、微小物体の励起により発生するエコー信号を複数の
点で受信し、複数の点で受信されたエコー信号を比較し
て目的部位と受信した複数の点との間の音速の分布を求
めることを特徴とする超音波イメージング方法である。
【0024】この第3の発明の超音波イメージング方法
では、まず、被検体の目的部位に超音波により励起され
うる微小物体を導入し、次に、目的部位に超音波を集束
させて微小物体を励起し、そして、微小物体の励起によ
り発生するエコー信号を複数の点で検出し、更に、この
ようにして検出した複数のエコー信号から音速の分布を
求める。
【0025】すなわち、目的とする点で超音波が集束す
るように送波タイミングを制御し、かつ、超音波が集束
した点で合成された超音波の強度が微小物体を励起しう
るように送波を行う。これにより、目的とする点からエ
コー信号を発生させることができ、このエコー信号を複
数の点で検出して音速分布を求めることが可能になる。
【0026】従って、任意の点を指定してエコー信号を
発生させることにより、音速分布の測定や補正が可能に
なる。尚、求めた音速分布を利用して、目的とする点に
更に正確に集束するような送波を行って、再度音速分布
を求めることにより、より正確な音速分布の測定が行な
えるようになる。
【0027】また、このようにして音速分布の測定を繰
り返す場合には、励起される微小物体を被検体内に送り
込み続け、一度に励起される微小物体の個数を制限する
ことにより、エコー信号の干渉を防止でき、正確な音速
分布の測定が行なえる。
【0028】(4)第4の発明は、超音波振動子を駆動
して被検体内に超音波を送波し、被検体からのエコー信
号を検出する超音波イメージング装置であって、被検体
の目的部位に導入された超音波により励起されうる微小
物体に対して集束された超音波を送波する送波手段と、
微小物体の励起により発生するエコー信号を複数の点で
受波する受波手段と、複数の点で受波されたエコー信号
を比較して目的部位と受信した複数の点との間の音速の
分布を求める演算手段と、を備えたことを特徴とする超
音波イメージング装置である。
【0029】この第4の発明の超音波イメージング装置
では、まず、被検体の目的部位に超音波により励起され
うる微小物体を導入し、次に、目的部位に超音波を集束
させて微小物体を励起し、そして、微小物体の励起によ
り発生するエコー信号を複数の点で検出し、更に、この
ようにして検出した複数のエコー信号から音速の分布を
求める。
【0030】すなわち、目的とする点で超音波が集束す
るように送波タイミングを制御し、かつ、超音波が集束
した点で合成された超音波の強度が微小物体を励起しう
るように送波を行う。これにより、目的とする点からエ
コー信号を発生させることができ、このエコー信号を複
数の点で検出して音速分布を求めることが可能になる。
【0031】従って、任意の点を指定してエコー信号を
発生させることにより、音速分布の測定や補正が可能に
なる。尚、求めた音速分布を利用して、目的とする点に
更に正確に集束するような送波を行って、再度音速分布
を求めることにより、より正確な音速分布の測定が行な
えるようになる。
【0032】また、このようにして音速分布の測定を繰
り返す場合には、励起される微小物体を被検体内に送り
込み続け、一度に励起される微小物体の個数を制限する
ことにより、エコー信号の干渉を防止でき、正確な音速
分布の測定が行なえる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態例を詳細に説明する。ここで、図1は本発明の
一実施の形態例としての超音波イメージング方法の処理
手順を示すフローチャートであり、図2は本発明の一実
施の形態例としての超音波イメージング装置の主要部の
概略構成を示す構成図である。
【0034】<超音波イメージング装置の構成(1)>
まず、この実施の形態例の超音波イメージング装置の構
成について説明する。尚、以下に示す超音波イメージン
グ装置は医用のものに限られるものではない。
【0035】図2において、1は所望の断面の画像を得
ようとする被検体、11は一方の面からの送波用の2次
元配列の超音波探触子、12は他方の面からの送波用の
2次元配列の超音波探触子、13は所望の断面からのエ
コー信号を受ける受波用の後述する形状の超音波探触子
である。
【0036】20は超音波の送受信のための送受信回
路、30は対数増幅部、40は包絡線検波部、50はデ
ィジタル・スキャンコンバータ(digital scan converte
r :DSC) 、60は表示部、70は制御部、80は操
作部である。
【0037】超音波探触子11及び12は被検体1に当
接され、送受信回路20から与えられる送波信号に従っ
て超音波を被検体1内に送波し、被検体1内から返って
くるエコー信号を受波信号として超音波探触子13で検
出するものである。
【0038】送受信回路20では、制御部70による制
御の下に波形発生器22で生成された超音波波形を、送
波ビームフォーマ23で所定のタイミングに制御して送
波信号として超音波探触子11及び12に与える。ま
た、これと共に、超音波探触子13で検出されたエコー
信号を受波ビームフォーマ24で整相加算するものであ
る。
【0039】対数増幅部30は、送受信回路20(受波
ビームフォーマ24)の出力信号を対数増幅するもので
ある。包絡線検波部40は、対数増幅部30の出力信号
を包絡線検波してBモードの画像信号を得るものであ
る。
【0040】DSC50は、制御部70による制御の
下、包絡線検波部40から出力される画像信号をディジ
タル信号に変換して画像メモリ(不図示)に記憶すると
ともに、記憶した画像データを表示部60の表示動作に
合わせて出力するものである。表示部60は、制御部7
0による制御の下、DSC50から与えられる画像デー
タを画像として表示するものである。
【0041】制御部70は、送受信回路20、DSC5
0および表示部60に制御信号を与えてそれらの動作を
制御するものである。操作部80は、操作者によって操
作され、制御部70に指令やデータを与えるものであ
る。
【0042】尚、ここで、波形発生器22,送波ビーム
フォーマ23,超音波探触子11及び12が送波手段を
構成している。また、超音波探触子13及び受波ビーム
フォーマ24が受波手段を構成している。
【0043】<超音波イメージング装置の動作(1)>
ここで、図1のフローチャートを参照して超音波イメー
ジング装置の動作説明及び超音波イメージング方法の処
理手順の説明を行う。
【0044】まず、被検体1の目的とする平面(以下、
これを目的部位という)を含む領域に、超音波により励
起されうる微小物体を導入する(図1S1)。この微小
物体は超音波に対する造影効果を有する超音波造影剤
(コントラスト剤)としてのマイクロバルーン等が該当
する。この場合、超音波により励起されるとは、超音波
の照射を受けてエコー信号を発する状態になることをい
う。
【0045】そして、目的部位で超音波が交わるよう
に、送波ビームフォーマ23における整相加算を制御し
つつ複数の異なる位置(被検体1の一方の面の超音波探
触子11と、他方の面の超音波探触子12)から被検体
1内に超音波を送波する。また、いずれか一方からの超
音波の単独のエネルギーでは微小物体を励起せずに、超
音波が交わる位置での重畳されたエネルギーにより微小
物体を励起するように、送波する超音波の波形及びエネ
ルギーを調節して送波する(図1S2)。尚、このよう
に特定の物体が励起状態になることによりエコー信号を
発生することを、誘発音響放射(Stimulated Acoustic
Emission:StAE)と呼ぶ。
【0046】このようにして送波により超音波が交わる
位置での微小物体の励起により発生するエコー信号を超
音波探触子13で検出する(図1S3)。この場合、微
小物体の励起により発生するエコー信号は、高次(2
次,3次,…)の高調波成分を含み、送波信号より更に
広範囲な周波数成分を有するものである。従って、第2
高調波成分若しくは他のいずれかの成分を選択して検出
すれば良い。
【0047】ここで、微小物体を励起させる目的部位
と、超音波探触子の位置関係について説明する。図2に
示した例では超音波探触子11及び12を対向するよう
に配置したもので、詳細を図3(a)に示す。
【0048】すなわち、図3(a)の紙面垂直方向にも
素子を有する2次元配列の超音波探触子11及び超音波
探触子12から波面が平面(2次元平面)になるように
して同時に超音波を送波することで、波面11aと波面
12aとが被検体1内の中央の一点鎖線の部分の平面で
一斉に交差する。
【0049】このように波面が交差する部位では超音波
のエネルギーが重畳され、この部位の平面(被励起面)
に位置する微小物体が一斉に励起されてエコー信号を発
生する。
【0050】従って、このように超音波の波面が交差す
る部位の周囲にリング状の受波用超音波探触子13を配
置し、また、受波信号から所望の成分(例えば、高次の
高調波成分)を抽出することで、目的部位からのエコー
信号を検出することができるようになる。
【0051】尚、いずれか一方の送波タイミングを変更
することで、被検体1内の中央部以外の平面又は曲面で
2つの波面を一斉に交差させることも可能であり、受波
用の超音波探触子13を配置する位置を変更することで
対応できる。
【0052】また、図3(b)のように、紙面垂直方向
にも素子を有する2次元配列の超音波探触子11及び超
音波探触子12を、180°より小さい角度(図3
(b)では約90°)を有するように配置し、それぞれ
から波面が平面(2次元平面)になるようにして同時に
超音波を送波することで、波面11bと波面12bとが
被検体1内の中央の一点鎖線の部分において、紙面垂直
方向の1次元の交差位置が図中の一点鎖線に沿って移動
するように交差する。
【0053】このように波面が交差する部位では超音波
のエネルギーが重畳され、この部位(被励起線)に位置
する微小物体が励起されてエコー信号を発生する。従っ
て、このように超音波の波面が交差する部位の延長線上
(図3(b)の例では、2つの超音波探触子11,12
に挟まれた位置)に1次元のライン状の受波用超音波探
触子13を配置することで、目的部位からのエコー信号
を検出することができる。
【0054】尚、いずれか一方の送波タイミングを変更
することで、被検体1内の中央部以外の平面又は曲面で
2つの波面を徐々に交差させることも可能である。そし
て、超音波探触子13で検出したエコー信号を受波ビー
ムフォーマ24で整相加算し、対数増幅部30で対数増
幅し、包絡線検波部40で目的部位の断層像のBモード
画像信号を生成し、DSC50で走査変換して表示部6
0に表示する(図1S4)。
【0055】以上のように、目的とする平面で超音波が
交差するように送波用超音波探触子の配置と送波タイミ
ングとを制御し、かつ、交差して合成された超音波の強
度が微小物体を励起しうるように送波を行うことで、任
意の面を指定してエコー信号を得ることが可能になる。
また、送波タイミングを制御することで、目的部位を変
更することも容易である。
【0056】この場合、超音波の強度が微小物体を励起
しうるのは超音波が交差する面だけであるので、目的部
位について、従来のような一定の体積(焦点深度に相当
する厚み)を有する部位や、音響インピーダンスが変化
する面だけといった制限を受けることがなくなる。ま
た、ビームステアリングにより所望の面を走査する場合
のような、送波の際の複雑な制御も必要なくなる。
【0057】<超音波イメージング装置の構成(2)>
次に、第2の実施の形態例としての超音波イメージング
装置の構成及び超音波イメージング方法の処理手順につ
いて図4以降を参照して説明する。まず、図5により、
超音波イメージング装置の構成を説明する。尚、この図
5において、既に説明した図2と同一物には同一番号を
付してある。
【0058】図5において、1は音速分布を求めようと
する被検体、10は音速分布を求めるために超音波の送
受波を行うために素子が2次元配列された超音波探触子
である。
【0059】20は超音波の送受信のための送受信回
路、30は対数増幅部、40は包絡線検波部、50はデ
ィジタル・スキャンコンバータ(digital scan converte
r :DSC) 、60は表示部、70は制御部、80は操
作部、90は音速分布を演算により求める演算部であ
る。
【0060】超音波探触子10は被検体1に当接され、
送受信回路20から与えられる送波信号に従って超音波
を被検体1内に送波し、被検体1内から返ってくるエコ
ー信号を受波信号として検出するものである。
【0061】送受信回路20では、制御部70による制
御の下に波形発生器22で生成された超音波波形を、送
波ビームフォーマ23で所定のタイミングに制御して送
波信号として超音波探触子10に与える。また、これと
共に、超音波探触子10で検出されたエコー信号の所望
の成分を受波ビームフォーマ24で整相加算するもので
ある。
【0062】対数増幅部30は、送受信回路20(受波
ビームフォーマ24)の出力信号を対数増幅するもので
ある。包絡線検波部40は、対数増幅部30の出力信号
を包絡線検波してBモードの画像信号を得るものであ
る。
【0063】DSC50は、制御部70による制御の
下、包絡線検波部40から出力される画像信号をディジ
タル信号に変換して画像メモリ(不図示)に記憶すると
ともに、記憶した画像データを表示部60の表示動作に
合わせて出力するものである。表示部60は、制御部7
0による制御の下、DSC50から与えられる画像デー
タを画像として表示するものである。
【0064】制御部70は、送受信回路20、DSC5
0および表示部60に制御信号を与えてそれらの動作を
制御するものである。操作部80は、操作者によって操
作され、制御部70に指令やデータを与えるものであ
る。
【0065】演算部90は、受波ビームフォーマ24の
出力信号を受けて、微小物体の励起により生じるエコー
信号の各点での受波時刻(到達時間)の差から音速分布
を算出するものである。
【0066】尚、ここで、波形発生器22,送波ビーム
フォーマ23,超音波探触子10が送波手段を構成して
いる。また、超音波探触子10及び受波ビームフォーマ
24が受波手段を構成している。そして、演算部90が
演算手段を構成している。
【0067】<超音波イメージング装置の動作(2)>
ここで、図4のフローチャートを参照して超音波イメー
ジング装置の動作説明及び超音波イメージング方法の処
理手順の説明を行う。この実施の形態例は、媒質の密度
の違いに起因する音速分布の測定を中心に説明し、通常
の超音波イメージングの動作説明については省略する。
【0068】まず、被検体1において音速分布の測定を
行うに際して目的とする点(以下、これを目的部位とい
う)を含む領域に、超音波により励起されうる微小物体
を導入する(図4S1)。尚、後述する超音波の1回の
送波によって励起される微小物体が1個程度になるよう
な分布(密度)であることが、異なる位置から発生する
エコー信号の干渉を防止する点から好ましい。
【0069】この微小物体は超音波に対する造影効果を
有する超音波造影剤(コントラスト剤)としてのマイク
ロバルーン等が該当する。この場合、超音波により励起
されるとは、超音波の照射を受けてエコー信号を発する
状態になることを言い、マイクロバルーン等が破裂して
エコー信号を発することも含むものとする。
【0070】そして、目的部位で超音波が集束するよう
に、送波ビームフォーマ23における整相加算を制御し
つつ超音波探触子10から被検体1内に超音波を送波す
る。また、集束していない超音波のエネルギーでは微小
物体を励起せずに、超音波が集束する位置でのエネルギ
ーにより微小物体を励起するように、送波する超音波の
波形及びエネルギーを調節して送波する(図4S2)。
【0071】尚、このように特定の物体が励起状態にな
ることによりエコー信号を発生することを、誘発音響放
射(Stimulated Acoustic Emission:StAE)と呼ぶ。こ
のようにして送波により超音波が集束する位置での微小
物体の励起により発生するエコー信号を、超音波探触子
13の全面(若しくは、少なくとも複数の点)で検出す
る(図4S3)。
【0072】この場合、微小物体の励起により発生する
エコー信号は、高次の高調波成分を含み、送波信号より
更に広範囲な周波数成分を有するものである。従って、
第2高調波成分若しくは他のいずれかの成分を選択して
検出すれば良い。
【0073】ここで、微小物体を励起させる目的部位
と、超音波探触子の位置関係、並びに送受波の様子につ
いて図6を用いて説明する。すなわち、図6(a)の紙
面垂直方向にも素子を有する2次元配列の超音波探触子
10から、目的部位で集束するようにして超音波を送波
することで、被検体1内の目的部位で超音波のエネルギ
ーが1点に集中する。
【0074】このように超音波が集束する部位ではエネ
ルギーが集中し、図6(b)に示すように、この点に位
置する微小物体(例えば、マイクロバルーン12)が励
起(破壊等)されてエコー信号を発生する。
【0075】また、送波を行う際には、超音波探触子1
0の全ての素子を駆動せずに、例えば、両端付近の2つ
の素子を駆動して焦点位置Pで超音波が合成されるよう
な送波を行うことで、焦点深度を極めて狭くすることが
可能になる。そして、超音波が合成された時点で微小物
体を励起するに足りる超音波パワーになるように送波を
行なうようにする。このようにすることで、所望の位置
の微小物体を正確に励起することが可能になる。
【0076】従って、このように超音波が集束する部位
で発生するエコー信号を超音波探触子10で受けること
で、目的部位と超音波探触子10との距離並びに音速分
布に応じた到達時刻のエコー信号が得られる。
【0077】また、超音波が集束する点以外では微小物
体を励起する程のエネルギーが存在していないため、目
的部位の周囲の微小物体が励起されることはない。この
ため、理想的な点音源からエコー信号が発生することに
なる。
【0078】そして、超音波探触子10で検出したエコ
ー信号を受波ビームフォーマ24で処理した後、演算部
90で演算を行うことで、エコー信号の到達時刻の差か
ら音速分布が求められる(図4S4)。すなわち、エコ
ー信号の到達時刻の差から、目的部位と超音波探触子1
0の受信位置との距離の差分を除くことで、音速のズレ
に相当する値を求めることができる。この演算結果を演
算部90は制御部70に通知する。
【0079】以上のように、目的とする点で超音波が集
束するように送波タイミングを制御し、かつ、超音波が
集束した点で合成された超音波の強度が微小物体を励起
しうるように送波を行うことにより、目的とする点のみ
からエコー信号を発生させることができ、このエコー信
号を複数の点で検出して正確な音速分布を求めることが
可能になる。そして、この音速分布に基づいて、通常の
超音波断層撮影の受波データを補正することで、正確な
断層像を生成することが可能になる。
【0080】尚、以上のようにして求めた音速分布を利
用して送波ビームフォームを行い、目的とする点に更に
正確に集束するように超音波を送波し、再度音速分布を
求めることにより、より正確な音速分布の測定が行なえ
るようになる。
【0081】また、このようにして音速分布の測定を繰
り返す場合には、事前に大量の微小物体を被検体内に導
入しておくのではなく、送波の度に微小物体を被検体内
に送り込むことが好ましい。このようにして微小物体の
導入を制御して、一度に励起される微小物体の個数を制
限することにより、エコー信号の干渉を防止でき、正確
な音速分布の測定が行なえる。
【0082】<その他の実施の形態例>上述した第1及
び第2の実施の形態例では、交差若しくは集束する超音
波を受けて励起若しくは破壊される微小物体を用いてい
たが、これ以外に可爆発性の微小物体を用いることも可
能である。
【0083】このような可爆発性の微小物体としては、
上述したマイクロバルーンの皮膜内に爆発剤(火薬類や
爆発性ガス等)を注入したもの等により構成することが
可能である。
【0084】そして、前記第1の実施の形態例で可爆発
性の微小物体を使用する場合には、いずれか一方からの
超音波の単独のエネルギーでは微小物体を爆発させず
に、超音波が交わる位置での重畳されたエネルギーによ
り微小物体を爆発させるように、爆発剤の性質若しくは
送波する超音波のエネルギーを調節して送波すればよ
い。
【0085】また、前記第2の実施の形態例で可爆発性
の微小物体を使用する場合には、集束前後の超音波のエ
ネルギーでは微小物体を爆発させずに、超音波が集束す
る位置での集中したエネルギーにより爆発させるよう
に、爆発剤の性質若しくは送波する超音波のエネルギー
を調節して送波すればよい。
【0086】
【発明の効果】以上実施の形態例と共に詳細に説明した
ように、この明細書記載の各発明によれば以下のような
効果が得られる。
【0087】(1)第1の発明の超音波イメージング方
法では、被検体の目的部位に超音波により励起されうる
微小物体を導入し、次に、目的部位で超音波が交わるよ
うに複数の異なる位置から被検体内に超音波を送波し、
超音波が交わる位置で微小物体を励起し、そして、超音
波が交わる位置での微小物体の励起により発生するエコ
ー信号を検出しているので、任意の面を指定してエコー
信号を得ることが可能になる。
【0088】(2)第2の発明の超音波イメージング装
置では、被検体の目的部位に超音波により励起されうる
微小物体を導入しておき、送波手段を用いて目的部位で
超音波が交わるように複数の異なる位置から被検体内に
超音波を送波し、超音波が交わる位置で微小物体を励起
して、超音波が交わる位置での微小物体の励起により発
生するエコー信号を受波手段を用いて検出するようにし
ているので、任意の面を指定してエコー信号を得ること
が可能になる。
【0089】(3)第3の発明の超音波イメージング方
法では、まず、被検体の目的部位に超音波により励起さ
れうる微小物体を導入し、次に、目的部位に超音波を集
束させて微小物体を励起し、そして、微小物体の励起に
より発生するエコー信号を複数の点で検出し、更に、こ
のようにして検出した複数のエコー信号から音速の分布
を求めるようにしているので、目的とする点からエコー
信号を発生させることができ、このエコー信号を複数の
点で検出して音速分布を求めることが可能になる。従っ
て、任意の点を指定してエコー信号を発生させることに
より、音速分布の測定や補正が可能になる。
【0090】(4)第4の発明の超音波イメージング装
置では、まず、被検体の目的部位に超音波により励起さ
れうる微小物体を導入し、次に、目的部位に超音波を集
束させて微小物体を励起し、そして、微小物体の励起に
より発生するエコー信号を複数の点で検出し、更に、こ
のようにして検出した複数のエコー信号から音速の分布
を求めるようにしているので、目的とする点からエコー
信号を発生させることができ、このエコー信号を複数の
点で検出して音速分布を求めることが可能になる。従っ
て、任意の点を指定してエコー信号を発生させることに
より、音速分布の測定や補正が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態例の処理手順を示す
フローチャートである。
【図2】本発明の第1の実施の形態例の装置の構成を示
すブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施の超音波の送受波の様子を
示す説明図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態例の処理手順を示す
フローチャートである。
【図5】本発明の第2の実施の形態例の装置の構成を示
すブロック図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態例の超音波の送受波
の様子を示す説明図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態例の超音波の送波の
様子を示す説明図である。
【図8】従来の超音波の送波の様子を示す説明図であ
る。
【図9】従来の超音波の送波の様子を焦点深度と共に示
す説明図である。
【符号の説明】 1 被検体 2 マイクロバルーン 10 超音波探触子 11,12 超音波探触子(送波用) 13 超音波探触子(受波用) 20 送受信回路 22 波形発生器 23 送波ビームフォーマ 24 受波ビームフォーマ 30 対数増幅部 40 包絡線検波部 50 DSC 60 表示部 70 制御部 80 操作部 90 演算部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超音波振動子を駆動して被検体内に超音
    波を送波し、被検体からのエコー信号を検出する超音波
    イメージング方法であって、 被検体の目的部位に超音波により励起されうる微小物体
    を導入し、 目的部位で超音波が交わるように複数の異なる位置から
    被検体内に超音波を送波し、超音波が交わる位置で微小
    物体を励起し、 超音波が交わる位置での微小物体の励起により発生する
    エコー信号を検出することを特徴とする超音波イメージ
    ング方法。
  2. 【請求項2】 超音波振動子を駆動して被検体内に超音
    波を送波し、被検体からのエコー信号を検出する超音波
    イメージング装置であって、 目的部位で超音波が交わって微小物体を励起するように
    複数の異なる位置から被検体内に送波を行う送波手段
    と、 微小物体の励起により発生するエコー信号を検出する受
    波手段と、 を備えたことを特徴とする超音波イメージング装置。
  3. 【請求項3】 超音波振動子を駆動して被検体内に超音
    波を送波し、被検体からのエコー信号を検出する超音波
    イメージング方法であって、 被検体の目的部位に超音波により励起されうる微小物体
    を導入し、 導入された微小物体を集束された超音波により励起し、 微小物体の励起により発生するエコー信号を複数の点で
    受信し、 複数の点で受信されたエコー信号を比較して目的部位と
    受信した複数の点との間の音速の分布を求めることを特
    徴とする超音波イメージング方法。
  4. 【請求項4】 超音波振動子を駆動して被検体内に超音
    波を送波し、被検体からのエコー信号を検出する超音波
    イメージング装置であって、 被検体の目的部位に導入された超音波により励起されう
    る微小物体に対して集束された超音波を送波する送波手
    段と、 微小物体の励起により発生するエコー信号を複数の点で
    受波する受波手段と、 複数の点で受波されたエコー信号を比較して目的部位と
    受信した複数の点との間の音速の分布を求める演算手段
    と、を備えたことを特徴とする超音波イメージング装
    置。
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