JPH09133657A - 超音波探傷方法及びその装置 - Google Patents

超音波探傷方法及びその装置

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JPH09133657A
JPH09133657A JP8234161A JP23416196A JPH09133657A JP H09133657 A JPH09133657 A JP H09133657A JP 8234161 A JP8234161 A JP 8234161A JP 23416196 A JP23416196 A JP 23416196A JP H09133657 A JPH09133657 A JP H09133657A
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JP
Japan
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delay
wave
circuit
ultrasonic
array probe
Prior art date
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JP8234161A
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English (en)
Inventor
Ryuichi Okuno
隆一 奥野
Mitsuaki Uesugi
満昭 上杉
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JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N2291/00Indexing codes associated with group G01N29/00
    • G01N2291/04Wave modes and trajectories
    • G01N2291/044Internal reflections (echoes), e.g. on walls or defects

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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 探傷分解能及びS/Nを向上させ、且つ探傷
時間の短縮を可能にした超音波探傷方法及び装置を提供
する。 【解決手段】 複数の振動子31からなり、被検体内部
において超音波の平面波を形成するように超音波の送信
を行い、かつ被検体内部からの反射波を受信するアレイ
探触子30と、アレイ探触子30で受信した反射波の
内、所定数の隣接する振動子群からの反射波を出力し、
且つ振動子群を順次シフトさせる走査回路34と、走査
回路34から出力された所定数の振動子群からの反射波
を、測定部位に対応して予め設定した遅延パターンにて
遅延処理する遅延回路36と、遅延回路36からの反射
波を加算処理する加算回路37とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数個の振動子か
らなるアレイ探触子により被検体に対し超音波ビームを
送信してその反射波を受信することにより被検体に内在
する欠陥の探傷を行う超音波探傷方法及びその装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】図15は一般的な超音波探傷装置の基本
構成を示すブロック図である。同図において、アレイ探
触子10には複数の振動子11が直線状に配列されてい
る。送信トリガは振動子11に対応して設けられた遅延
素子20からなる遅延回路21において、制御部29c
において予め設定された遅延時間だけ遅延された後に、
同じく振動子11に対応して設けられた送信パルサー2
2からなる送信パルサー群23に出力される。送信パル
サー22は、送信トリガに同期して該当する振動子11
を励振するための送信パルスを発生する。励振された振
動子11は、超音波ビームを発生し、超音波ビームは被
検体中を伝搬する。ここで、スイッチ24の開閉は、送
信トリガに同期して制御部29cにより設定可能に構成
されている。また、遅延回路21の各遅延素子20の遅
延時間も、送信トリガに同期して制御部29cより設定
可能に構成されている。
【0003】各振動子11は、振動子の配列方向に非常
に小さい幅を有しているため、1つの振動子から発生す
る超音波ビームの波面は、その振動子を中心とする同心
円状に広がる。そして複数の振動子からそれぞれ発生し
た超音波ビームの波面は、各振動子からの波面が重なる
場所で、ホイヘンスの原理により合成され一つの波面を
形成する。このとき、遅延回路21における遅延特性を
変化させることにより、或る特定の場所で各振動子から
の波面を集束させることも可能である。例えば、スイッ
チ24の開閉により励振する所定数の振動子11を順次
シフトし、送信トリガに同期して、各振動子11からの
超音波ビームの波面の集束位置を探触子から同心円状と
なる位置で変化させることにより、扇形走査も可能であ
る。
【0004】アレイ探触子10の振動子から送信された
超音波ビームの反射波は、アレイ探触子10の振動子1
1により受信され、受信プリアンプ25からなる受信プ
リアンプ群26で増幅された後に遅延回路28及びスイ
ッチ29を介して加算回路29aに入力される。加算結
果はメインアンプ29bで所定の電圧レベルに増幅され
る。
【0005】この超音波探傷装置の使用例として、特開
昭57−211061号公報に開示されているものがあ
る。これは、送信側の遅延回路21と受信側の遅延回路
28の遅延特性とが互いに同一の特性となるように、各
遅延素子20と27の遅延時間がそれぞれ設定される。
【0006】図16は上記の特開昭57−211061
号公報に開示された動作を概念的に示した図である。ア
レイ探触子10の振動子11を励振する際に、遅延回路
21は、各振動子11からの超音波ビームが所定の測定
部位で全て集束するような遅延特性を持っており、ま
た、受信側の遅延回路28に関しても、送信側で定めた
測定部位に微小反射源が存在した場合には、同心円状に
拡がる反射波が各振動子11で受信されたときの受信波
形における波面が遅延処理を行うことにより時間軸上で
一致するような遅延特性を持つようにしている。つま
り、送信側と受信側の両方でフォーカス処理を行ってい
るため、非常に高精度な探傷が可能である。
【0007】また、図15の探傷装置において受信側の
遅延回路を省略した超音波探傷装置も提案されており、
これは例えば特開昭60−228057号公報において
提案されている。図17はその動作原理図である。受信
側には遅延回路が無く、そのまま加算処理されているの
で、結果として反射波が平面波を形成するものと仮定し
て、各振動子にて受信したものを加算処理している。こ
のような探傷装置の使用例として、特開平4−2747
56号公報にて提案されているものがある。これは、電
縫管の溶接部の探傷のように、周方向に超音波ビームを
入射させて鋼管の溶接部を探傷するようにしたものであ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の超
音波探傷装置による被検体中の探傷領域の探傷におい
て、次のような問題点がある。 1)特開昭57−211061号公報に提案された探傷
装置では、送信側において超音波ビームを狭い測定範囲
に集束し、更に受信側に関しても同じ位置にフォーカス
を設定しているために、測定範囲のみの反射波のみが強
調されるため、測定範囲以外の探傷が不可能である。こ
れに対して受信側のフォーカスを行わない特開昭60−
228057号公報に提案された探傷装置においても、
送信された超音波ビームの収束により測定範囲をはずれ
た位置からの反射波については、超音波ビームの集束が
不完全であるため、反射波の強度は低下する。特に集束
範囲から離れた位置に関しては、超音波ビームは拡散
し、且つその反射波も拡散するため、強度は急激に低下
する。このため、この装置においても超音波ビームの集
束範囲以外での探傷精度の確保は限界があるといえる。 2)また、各測定部位での超音波ビームの集束が必要で
あるため、探傷メッシュ(ビーム集束範囲)と探傷時間
の取り合いが生ずる。図18はその状態を示した説明図
であり、探傷メッシュを細かく設定すると、超音波ビー
ムの集束範囲が小さくなり、高い探傷分解能が実現でき
るが、その分探傷時間が長くなる。一方、探傷時間を短
くしようとすると、超音波ビームの集束範囲を拡大し探
傷メッシュを大きくしなければならず、探傷分解能は低
下する。
【0009】本発明は、高精度な探傷を必要とする場合
において、上述の問題点を解決するためになされたもの
であり、探傷分解能及びS/Nを向上させ、且つ探傷時
間の短縮を可能にした超音波探傷方法及び装置を提案す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る超音波探傷
方法及び装置は、図2に示されるように、送信側は平面
波送信とし、受信側は受信信号を測定部位の深さに応じ
た遅延処理を施すことによりフォーカスするものであ
り、特に、次のような着眼点により構成されている。 a)欠陥の微小領域からの反射波を考えた場合には、図
3(A)に示されるように、反射波面は球面波41とし
て把握することができる。なお、平面的に考えた場合に
は、反射面は傷を中心とする円形の波面となり、この波
面を本発明においは球面波と称するものとする。 b)被検体を微小領域の集合体と考えた場合には、図3
(B)に示されるように、球面波41の集合と見なせ
る。 c)そして、被検体の内部に平面波を送信するため、探
傷領域全体への超音波ビームの送信が可能であり、それ
に対する受信信号は、深さ方向の全ての情報を含むこと
になる。そして、受信信号に測定部位の深さに対応した
遅延処理を施すことにより、或る深さ方向の情報(欠陥
信号)が抽出される。
【0011】本発明は、上記のような着眼点に基づいて
いるが、具体的には次のように構成される。本発明の一
つの態様に係る超音波探傷方法は、複数の振動子からな
るアレイ探触子から被検体内部に超音波の平面波が形成
されるように、超音波を送信する工程と、その平面波に
対する、被検体内部からの反射波をアレイ探触子の各振
動子によりそれぞれ受信する工程と、各振動子で受信し
た反射波の内、所定数の隣接する振動子群からの反射波
を出力し、且つ、その振動子群を順次シフトさせる工程
と、振動子群からの反射波を、測定部位に対応して予め
設定した遅延パターンにて遅延処理して出力する工程
と、遅延処理後の反射波を加算する工程とを有する。本
発明の他の態様に係る超音波探傷装置は、複数の振動子
からなり、被検体内部に超音波の平面波が形成されるよ
うに超音波の送信を行い、且つ被検体内部からの反射波
を受信するアレイ探触子と、アレイ探触子で受信した反
射波の内、所定数の隣接する振動子群からの反射波を出
力し、且つ、その振動子群を順次シフトさせる走査回路
と、走査回路から出力された所定数の振動子群からの反
射波を、測定部位に対応して予め設定した遅延パターン
にて遅延処理する遅延回路と、遅延回路からの反射波を
加算処理する加算回路とを有する。本発明の他の態様に
係る超音波探傷装置において、遅延回路は、並列接続さ
れ、それぞれ深さ方向に異なった測定部位に対応して予
め設定された遅延パターンを有する複数の遅延回路から
構成される。複数の遅延回路において深さが異なる測定
部位についての探傷が同時に並行して行われるので、探
傷時間が著しく短縮される。本発明の他の態様に係る超
音波探傷装置において、遅延回路は、所定の深さの測定
部位に対応して予め設定した遅延パターンを有する遅延
回路から構成される。これは振動子から測定部位までの
距離が等しい、例えば、電縫管溶接部の探傷のような場
合に適用される。
【0012】本発明においては、上述のように、各振動
子で受信した反射波の内、所定数の隣接する振動子群か
らの反射波を出力し、且つ、その振動子群を順次シフト
させて、振動子群からの反射波を測定部位に対応して予
め設定した遅延パターンにて遅延処理して出力するよう
にしており、これを概念的に図示すれば図4(a)に示
されるようになる。従って、受信信号は測定部位の深さ
に応じた遅延処理によりフォーカスされ、そして、振動
子群が順次シフトされることで、その測定部位が電子走
査される。
【0013】更に、本発明の他の態様に係る超音波探傷
方法は、複数の振動子からなるアレイ探触子から、一定
周期で発生する同期信号に同期して、被検体内部におい
て超音波の平面波が形成されるように超音波を送信する
工程と、その平面波に対する、被検体からの反射波をア
レイ探触子により受信する工程と、測定部位とアレイ探
触子との距離に応じて求められた遅延特性から、同期信
号に同期して、アレイ探触子の全振動子幅に相当する範
囲を順次シフトしながら切り出し遅延パターンを生成す
る工程と、アレイ探触子にて受信された反射波を、前記
の遅延パターンにより遅延処理して出力する工程と、遅
延処理後の反射波を加算して出力する工程とを有する。
本発明の他の態様に係る超音波探傷装置は、複数の振動
子からなり、一定周期で発生する同期信号に同期して、
被検体内部において超音波の平面波が形成されるように
超音波の送信を行い、且つ被検体内部からの反射波を受
信するアレイ探触子と、アレイ探触子で受信した反射波
を、予め設定された遅延パターンにて遅延処理を行う遅
延回路と、測定部位とアレイ探触子との距離に応じて求
められた遅延特性を記憶する遅延特性記憶部と、遅延特
性記憶部に記憶された遅延特性から、同期信号に同期し
て、全振動子幅に相当する範囲を順次シフトしながら切
り出して遅延パターンを生成して、それを遅延回路に設
定する遅延パターン設定回路と、遅延回路からの反射波
を加算出力する加算回路とを有する。本発明の他の態様
に係る超音波探傷装置において、遅延回路は並列接続さ
れた複数の遅延回路から構成され、そして、遅延パター
ン設定回路はそれぞれの深さ方向に異なった測定部位に
対応した複数の遅延特性から複数の遅延パターンを生成
して、遅延回路にそれぞれ設定する。本発明の他の態様
に係る超音波探傷装置において、遅延パターン設定回路
は、所定の深さの測定部位と最短距離を有する振動子と
の距離に対応した遅延特性にから遅延パターンを生成し
て遅延回路に設定する。本発明の他の態様に係る超音波
探傷装置において、遅延回路は並列接続された複数の遅
延回路から構成され、そして、遅延パターン設定回路
は、測定部位とアレイ探触子との距離に応じて設定され
た遅延特性から、振動子の走査方向に異なった測定部位
に対応した複数の遅延パターンを生成して、それを遅延
回路にそれぞれ設定する。
【0014】本発明においては、上述のように、予め測
定部位とアレイ探触子との距離に応じて求められ、各振
動子で受信され、測定部位からの各反射波の波面を整合
するために各反射波を所定の時間だけ遅延させるため
に、各振動子に対応した遅延回路に設定される遅延時間
補正量の配列からなる遅延特性から、同期信号に同期し
て、全振動子幅に相当する配列の範囲を順次シフトしな
がら切り出し、それを遅延パターンとして遅延回路に設
定する。従って、受信信号(探傷信号)は測定部位の深
さに応じた遅延パターンにてフォーカスされ、そして、
遅延パターンを遅延特性に沿って、順次シフトすること
により、測定部位が電子走査されることになる。このよ
うに、遅延パターンを順次変化させることにより、上述
のアレイ探触子からの所定数の振動子における反射波を
出力し、順次シフトさせる走査工程と同等の処理を行う
ことが可能となり、また、走査工程を省略することがで
き、装置の簡略化につながる。
【0015】更に、上述の図4(a)に示されるような
場合には、1回の電子走査により走査工程で抽出され遅
延処理後加算処理されて最終的に出力される加算信号の
数は、次の(1)式に示されるように、アレイ探触子の
振動子数より少なく、一回の電子走査では、アレイ探触
子の全振動子幅に相当する範囲を測定することが難し
い。 N=A−B+1 …(1) N:一回の電子走査により得られる加算信号の数 A:アレイ探触子の振動子数 B:走査工程で抽出されるチャネル数
【0016】しかし、図4(b)に示されるように、遅
延特性を順次シフトして遅延パターンを変化させた場合
には、前記のような探傷範囲の欠損は起こらず、1回の
電子走査により、全振動子の幅に相当する探傷範囲の測
定が可能であり、探傷時間の短縮化につながる。更に、
全振動子で受信された反射波を加算するため、加算チャ
ネル増加に伴う加算後の信号レベルの増大により受信信
号のS/N向上も期待できる。
【0017】
【発明の実施の形態】
(発明の実施の形態1.)図1は本発明の実地の形態の
一例に係る超音波探傷装置の構成を示すブロック図であ
る。この探傷装置においては、アレイ探触子30には複
数の振動子31が直線状に配列されている。送信トリガ
は遅延回路を経由せずに、送信パルサー群32に直接送
り出され、振動子31はそれぞれ駆動され、超音波を送
信する。このように振動子31は同時に駆動されるの
で、送信波は平面波となる。そして、その反射波はアレ
イ探触子30の振動子31によってそれぞれ検出され、
受信信号は受信プリアンプ33にて増幅された後に走査
回路34を経由して遅延回路36に入力する。そして、
この遅延回路36にて所定の遅延処理が施された後に、
加算回路37にて加算演算がなされ、加算結果はメイン
アンプ38にて増幅されて出力される。
【0018】ここで、走査回路34は、受信プリアンプ
33からの受信信号の内、隣接した所定数の信号を所定
の時間ずつずらしながら遅延回路36に出力するための
ものであり、最初のタイミングにおいては、例えばチャ
ネルCH1〜CH16の振動子からの受信信号を遅延回
路36に出力し、次のタイミングにおいては、チャネル
CH2〜CH17の振動子からの受信信号を遅延回路3
6に出力するというように、遅延回路36に出力する受
信信号を順次シフトさせていく。そして、この遅延回路
36の各遅延素子35の遅延時間は測定部位の深さに対
応して設定されており、測定部位の球面波に対して逆波
面を形成するように設定される。このような構成から、
この探傷装置においては、送信波は平面波となっている
が、受信波においては、測定部位の情報がフォーカス処
理されて取り込まれ、測定部位の状態を高精度に把握す
ることができる。
【0019】図5は図1の超音波探傷装置の動作を模式
的に示した図である。図示のように、振動子31から平
面波が送信され、欠陥40があると、この欠陥40から
の反射波、即ち、球面波41が振動子31に向かって進
む。そして、この球面波41は振動子31によって受信
され、その受信信号は遅延回路36にて遅延され位相が
制御される。遅延処理後の受信信号は加算回路37にて
加算されるが、加算後の信号は図示のように、欠陥40
に最も近い振動子に対応した加算信号のレベルが最大値
を示し、それ以外の振動子の該当する出力との差異が著
しく大きいことが分かる。
【0020】図6は図1の超音波探傷装置におけるテス
ト結果を示した説明図である。テストの概要としては、
アレイ探触子は、水浸型の探触子を用い、振動子には3
2個の振動子が配列され、各振動子のサイズは、配列方
向に0.8mm、配列とは垂直の方向に12.5mmで
ある(0.8mm×12.5mm)。傷としては水中に
探触子から25mmの深さに没したφ2mmの鋼製の球
状ターゲットを用いた。このターゲットに対し、探触子
の32個の振動子を同時励振し平面波を発生させ、遅延
回路への出力する受信信号の数を16にして、遅延特性
に関しては、水距離25mmの位置からの球面波の波面
を用いた。本発明によれば特定のラインにおけるレベル
が他のラインよりも高く、従って、傷がどこに有るかを
容易に把握することができる。
【0021】(発明の実施の形態2.)図7は本発明の
実施の形態の他の例に係る超音波探傷装置の概念図であ
る。この超音波探傷装置においては、遅延特性の異なっ
た遅延回路(探傷回路)を並列に接続して、受信信号の
位相をそれぞれ制御することによりそれぞれ異なった深
さの測定部位について同時に探傷するようにしている。
図示の例においては、探傷回路36Aは深さAの部位を
走査して探傷する。同様にして、探傷回路36Bは深さ
Bの部位を、探傷回路36Cは深さCの部位を、更に、
探傷回路36Dは深さDの測定部位をそれぞれ走査して
探傷する。
【0022】このように探傷回路を並列に接続したこと
により深さの異なった部位についての走査を平行処理す
るようにしたので、その処理時間が短縮され、探傷時間
が短くなる。なお、ここでは、遅延回路を並列配置した
が、同様な処理をソフトウェアにより処理してもよい。
【0023】(発明の実施の形態3.)図8(A)
(B)は電縫管を探傷するアレイ探触子の配置例及び本
発明の実地の形態の更に他の例に係る超音波探傷装置の
概念図である。この電縫管43の探傷においては、アレ
イ探触子30の各振動子から測定部位である溶接部44
までの距離は等しいものとして扱うことができ、図7の
実施の形態との関係では1種類の深さの部位についての
み走査すればよいので、1個の遅延回路36にて受信信
号を遅延処理することにより被測定部位の欠陥の有無を
把握することができる。特に、この電縫管43の場合に
はブローホール状の傷の検出能が向上する。
【0024】(発明の実施の形態4.)図9は本発明の
実施の形態の他の例に係る超音波探傷装置の構成を示す
ブロック図である。この探傷装置においては、アレイ探
触子30には複数の振動子31が直線状に配列されてい
る。同期信号発生器55にて発生された送信トリガは遅
延回路を経由せずに、送信パルサー群32に直接送り出
される、振動子31はそれぞれ励振されて超音波を送信
する。このように振動子31は同時に励振されるので、
送信波は平面波となる。そして、その反射波はアレイ探
触子30の振動子31によりそれぞれ検出され、受信信
号は受信プリアンプ33にて増幅された後に、遅延回路
52に入力される。そして、この遅延回路52において
各振動子31からの反射波に対して所定の遅延処理が施
された後に、加算回路38で加算演算がなされ、加算結
果はメインアンプ38にて増幅されて出力される。
【0025】ここで、遅延回路52は、各振動子31に
対応した遅延素子51から構成されており、各遅延素子
51には遅延パターン設定部54によって各振動子31
に対応した遅延時間が設定される。この遅延パターン設
定部54は、同期信号発生部55で発生される同期信号
に同期して、遅延特性記憶部53に記憶されている遅延
特性を順次シフトしながら遅延パターンの生成に必要な
範囲だけ切り出して遅延回路52に設定する。ここで、
遅延特性記憶部53に記憶される遅延特性は、測定部位
の深さに対応して求められたものであり、測定部位の球
面波を形成するように設定される(詳細は後述する)。
このような構成から、この超音波探傷装置においては、
送信波は平面波となっているが、受信波においては、測
定部位の情報がフォーカス処理され取り込まれ、測定部
位の状態を高精度に把握することができる。
【0026】図10は遅延特性と遅延パターンとの関係
を示した説明図である。ここで、同図を参照しながら、
遅延回路52、遅延特性記憶部53及び遅延パターン設
定部54の詳細について説明する。遅延回路52の遅延
素子51は、各振動子31により受信された受信信号
(探傷信号)に対して所定の遅延時間分遅延させ、後の
加算時において各振動子31からの探傷信号中の反射波
がの波面が揃うように補正する素子である。この点につ
いては上述の実施の形態についても同じであるが、この
実施の形態においては遅延素子51の個数は振動子31
の個数と一致する。遅延パターン設定部54により生成
される遅延パターンは、各振動子31に対応した遅延素
子51に設定される遅延時間補正量からなるパターンで
ある。これは、遅延素子51と同一の数の配列からな
り、遅延特性の配列から遅延素子51の数分だけ切り出
されて設定される。
【0027】遅延特性記憶部53に記憶される遅延特性
は、振動子31の個数の2倍−1の数の配列からなり、
振動子31と探傷しようとする範囲との音響的な距離r
を半径として、真ん中の配列を中心とする円弧の逆数に
よって表現される。この遅延特性の設定の具体例につい
て説明すると次のとおりである。 遅延特性の配列数:振動子の2倍−1(振動子16個
の場合:配列数31個) 遅延特性の中心 :配列の真ん中の番号の配列(振動
子16個の場合:16番目の配列) 遅延特性の曲率半径:振動子と探傷範囲の音響的な最
短距離(振動子から探傷範囲との垂線の距離)ここで
は、材料により超音波の音速が異なるため、伝搬時間を
距離とする。
【0028】図10において、例えば遅延特性の配列の
内、最初はD(1)〜D(16)の範囲を切り出してそ
れを遅延パターンaとするとその遅延パターンaを遅延
回路52に設定し、その次には、D(2)〜D(1
7)、D(3)〜D(18)…D(16)〜D(31)
と順次切り出して遅延パターンb,c…qを順次生成し
て遅延回路52に設定していく。なお、D(i)(i=
1〜31)は遅延特性配列である。
【0029】図11は遅延パターンと探傷部位との関係
を示した説明図であり、表1は遅延特性、遅延パターン
及び探傷部位の関係を示した表である。
【0030】
【表1】
【0031】走査順序においてはD(1)〜D(1
6)の配列が切り出されて遅延パターンが生成され、こ
れは探傷部位Pを探傷する。また、例えば走査順序に
おいてはD(9)〜D(24)の配列が切り出されて遅
延パターンが生成され、これは探傷部位Hを探傷する。
同様にして、走査順序(16)においてはD(16)〜D
(31)の配列が切り出されて遅延パターンが生成さ
れ、これは探傷部位Aを探傷する。このように走査順序
に従って、探傷部位P,O,N,…Aと順次探傷範囲を
探傷していく。
【0032】図12は図9の探傷装置の動作を模式的に
示した図である。図示のように、振動子31から平面波
が送信され、欠陥40があると、この欠陥40からの反
射波、すなわち球面波41が振動子31に向かって進
む。そして、この球面波41は振動子31によって受信
され、その受信信号は遅延回路52に設定された上述の
遅延パターンに基づいて遅延処理されて同一位相に合わ
される。遅延処理後の受信信号は加算回路37にて加算
された後メインアンプ38にて増幅されて出力するが、
メインアンプ38の加算後の信号は図示のように、欠陥
40に最も近い振動子に対応した加算信号のレベルが最
大値を示し、それ以外の振動子に該当する加算信号のレ
ベルとの差異が大きいことが分かる。
【0033】(発明の実施の形態5.)図13は本発明
の実地の形態の他の例に係る超音波探傷装置のブロック
図であり、これは図9のアレイ探触子30及び送信パル
サー群32の図示が省略された状態で図示されている。
この実施の形態は上述の実施の形態2.に対応したもの
である。この超音波探傷装置においては、それぞれ異な
った遅延特性を記憶する複数の遅延特性記憶部53,…
53Nと、この遅延特性記憶部53,…53Nに対応し
た複数の遅延パターン設定部54,…54Nと、この遅
延パターン設定部54,…54Nにより遅延パターンが
設定される複数の遅延回路52,…52Nとを備えてい
る。更に、この複数の遅延回路52,…52Nの出力を
それぞれ加算する加算回路37,…37Nと、その出力
を増幅するメインアンプ38,…38nとを備えてい
る。このようにそれぞれ異なった複数の遅延特性から遅
延パターンを順次生成して遅延処理をすることにより、
それぞれ異なった深さの測定部位について同時に探傷す
ることができる。
【0034】このように遅延回路(探傷回路)を並列に
接続したことにより深さの異なった部位についての走査
を平行処理するようにしたので、その処理時間が短縮さ
れ、探傷時間が短くなる。なお、ここでも、遅延回路を
並列配置したが、同様な処理をソフトウェアにより処理
してもよい。
【0035】(発明の実施の形態6.)図9の探傷装置
は、実施の形態3.の場合と同様に、電縫管を探傷する
アレイ探触子にも適用することができる。電縫管の探傷
においては、アレイ探触子の各振動子から測定部位であ
る溶接部までの距離は等しいものとして扱うことがで
き、図13の実施形態との関係では1種類の深さの部位
についてのみ走査すればよいので、1個の遅延回路52
にて受信信号を遅延処理して被測定部位の欠陥の有無を
把握することができる。特に、この電縫管の場合にはブ
ローホール状の傷の検出能が向上する。
【0036】(発明の実施の形態7.)図14は本発明
の実施の形態の他の例に係る超音波探傷装置のブロック
図であり、これは図9のアレイ探触子30及び送信パル
サー群32の図示が省略された状態で図示されている。
この実施の形態は上述の実施の形態2.に対応したもの
である。この超音波探傷装置においては、遅延特性を記
憶した遅延特性記憶部53に対応した複数の遅延パター
ン設定部54,…54Nと、遅延パターン設定部54,
…54Nにより遅延パターンが設定される複数の遅延回
路52,…52Nの出力をそれぞれ加算する加算回路3
7,…37Nと、その出力を増幅するメインアンプ3
8,…38Nとを備えている。このように1つの遅延特
性から、それぞれ異なった複数の遅延パターンを順次生
成して遅延処理することにより、同一の測定部位を高速
に探傷することが可能である。さらに、遅延パターン設
定部および遅延回路の数Nを振動子数と同じにすること
により、1回の超音波の送受信で全振動子幅に相当する
範囲の探傷を行うことができる。
【0037】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、被検体の
内部に超音波の平面波を送信し、その反射波の内、所定
数の隣接した振動子群からの反射波を出力し、且つ振動
子群を順次シフトさせていき、そして、その振動子群か
らの反射波を、測定部位に対応した遅延パターンにて遅
延処理して出力するようにしたので、探傷分解能及びS
/Nが向上し、且つ、高速走査を可能になっている。更
に、本発明によれば、被検体の内部に超音波の平面波を
送信し、その反射波を、測定部位とその最短距離をなす
振動子との距離に応じて求め遅延特性から振動子幅に相
当する範囲を順次シフトしながら切出して生成した遅延
パターンによって、遅延処理して出力するようにしたの
で、探傷分解能及びS/Nが更に向上し、且つ、走査処
理が不要になっている。更に、受信側のフォーカス特性
は任意に可変設定することができ、自由度が高く、分解
能を上げることができる。また、深さ方向の複数の測定
部位について平行処理(探傷)することもでき、この点
からも高速処理が可能になっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例(発明の実施の形態
1.)に係る超音波探傷装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】本発明の基本的な構成を示した概念図である。
【図3】本発明における着眼点を示した説明図である。
【図4】本発明の動作概念図である。
【図5】図1の超音波探傷装置の動作を模式的に示した
図である。
【図6】図1の超音波探傷装置におけるテスト結果を示
した説明図である。
【図7】本発明の実地の形態の他の例(発明の実施の形
態2.)に係る超音波探傷装置の概念図である。
【図8】電縫管を探傷するアレイ探触子の配置例及び本
発明の実地の形態の他の例(発明の実施の形態3.)に
に係る超音波探傷装置の概念図である。
【図9】本発明の実地の形態の他の例(発明の実施の形
態4.)に係る超音波探傷装置の構成を示すブロック図
である。
【図10】図9の超音波探傷装置の遅延特性と遅延パタ
ーンとの関係を示した説明図である。
【図11】図9の超音波探傷装置の遅延パターンと探傷
部位との関係を示した説明図である。
【図12】図9の超音波探傷装置の動作を模式的に示し
た図である。
【図13】本発明の実地の形態の他の例(発明の実施の
形態5.)に係る超音波探傷装置の構成を示すブロック
図である。
【図14】本発明の実施の形態の他の例(発明の実施の
形態7.)に係る超音波探傷装置のブロック図である。
【図15】従来の超音波探傷装置の基本構成を示したブ
ロック図である。
【図16】図14の超音波探傷装置の動作を概念的に示
した説明図である。
【図17】図14の受信側の遅延回路を省略した超音波
探傷装置の動作説明図である。
【図18】探傷範囲とメッシュとの関係を示した説明図
である。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の振動子からなるアレイ探触子か
    ら、被検体内部において超音波の平面波が形成されるよ
    うに超音波を送信する工程と、 その平面波に対する、被検体内部からの反射波を前記ア
    レイ探触子の各振動子によりそれぞれ受信する工程と、 前記の各振動子で受信した反射波の内、所定数の隣接す
    る振動子群からの反射波を出力し、且つ前記振動子群を
    順次シフトさせる工程と、 前記振動子群からの反射波を、測定部位に対応して予め
    設定した遅延パターンにて遅延処理して出力する工程
    と、 前記遅延処理後の反射波を加算する工程とを有すること
    を特徴とする超音波探傷方法。
  2. 【請求項2】 複数の振動子からなるアレイ探触子か
    ら、一定周期で発生する同期信号に同期して、被検体内
    部において超音波の平面波が形成されるように超音波を
    送信する工程と、 その平面波に対する、被検体からの反射波を前記アレイ
    探触子により受信する工程と、 測定部位とアレイ探触子との距離に応じて求められた遅
    延特性から前記同期信号に同期して、前記アレイ探触子
    の全振動子幅に相当する範囲を順次シフトしながら切り
    出して遅延パターンを生成する工程と、 前記アレイ探触子にて受信された反射波を、前記遅延パ
    ターンにより遅延処理して出力する工程と、 前記遅延処理後の反射波を加算して出力する工程とを有
    することを特徴とする超音波探傷方法。
  3. 【請求項3】 複数の振動子からなり、被検体内部にお
    いて超音波の平面波を形成するように超音波の送信を行
    い、且つ被検体内部からの反射波を受信するアレイ探触
    子と、 前記アレイ探触子で受信した反射波の内、所定数の隣接
    する振動子群からの反射波を出力し、且つ前記振動子群
    を順次シフトさせる走査回路と、 前記走査回路から出力された所定数の振動子群からの反
    射波を、測定部位に対応して予め設定した遅延パターン
    にて遅延処理する遅延回路と、 前記遅延回路からの反射波を加算処理する加算回路とを
    有することを特徴とする超音波探傷装置。
  4. 【請求項4】 前記遅延回路は、並列接続され、それぞ
    れ深さ方向に異なった測定部位に対応して予め設定され
    た遅延パターンを有する複数の遅延回路から構成される
    ことを特徴とする請求項3記載の超音波探傷装置。
  5. 【請求項5】 前記遅延回路は、所定の深さの測定部位
    に対応して予め設定された遅延パターンを有することを
    特徴とする請求項3記載の超音波探傷装置。
  6. 【請求項6】 複数の振動子からなり、一定周期で発生
    する同期信号に同期して、被検体内部において超音波の
    平面波が形成されるように超音波の送信を行い、且つ被
    検体内部からの反射波を受信するアレイ探触子と、 前記アレイ型探触子で受信した反射波を、予め設定され
    た遅延パターンにて遅延処理を行う遅延回路と、 測定部位とアレイ探触子との距離に応じて求められた遅
    延特性を記憶する遅延特性記憶部と、 前記遅延特性記憶部に記憶された遅延特性から、同期信
    号に同期して、前記アレイ探触子の全振動子幅に相当す
    る範囲を順次シフトしながら切り出して遅延パターンを
    生成して、それを前記遅延回路に設定する遅延パターン
    設定回路と、 前記遅延回路からの反射波を加算出力する加算回路とを
    有することを特徴とする超音波探傷装置。
  7. 【請求項7】 前記遅延回路は並列接続された複数の遅
    延回路から構成され、そして、前記遅延パターン設定回
    路はそれぞれの深さ方向に異なった測定部位に対応した
    複数の遅延特性から複数の遅延パターンを生成して、前
    記複数の遅延回路にそれぞれ設定することを特徴とする
    請求項6記載の超音波探傷装置。
  8. 【請求項8】 前記遅延パターン設定回路は、所定の深
    さの測定部位と最短距離を有する振動子との距離に対応
    した遅延特性から遅延パターンを生成して前記遅延回路
    に設定することを特徴とする請求項6記載の超音波探傷
    装置。
  9. 【請求項9】 前記遅延回路は、並列接続した複数の遅
    延回路から構成され、そして、前記遅延パターン設定回
    路は測定部位とアレイ探触子との距離に応じて設定され
    た遅延特性から、それぞれ振動子の走査方向に異なった
    測定部位に対応した複数の遅延パターンを生成して、そ
    れを前記遅延回路にそれぞれ設定することを特徴とする
    請求項6記載の超音波探傷装置。
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