JPH1043001A - 読書用照明装置 - Google Patents

読書用照明装置

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Publication number
JPH1043001A
JPH1043001A JP8216851A JP21685196A JPH1043001A JP H1043001 A JPH1043001 A JP H1043001A JP 8216851 A JP8216851 A JP 8216851A JP 21685196 A JP21685196 A JP 21685196A JP H1043001 A JPH1043001 A JP H1043001A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chair
reading
main body
light
lamp
Prior art date
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Pending
Application number
JP8216851A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryokichi Yamazaki
良吉 山崎
Soutarou Himono
荘太郎 檜物
Koji Araki
孝二 荒木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kotobuki and Co Ltd
Iwasaki Denki KK
Original Assignee
Kotobuki and Co Ltd
Iwasaki Denki KK
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Publication date
Application filed by Kotobuki and Co Ltd, Iwasaki Denki KK filed Critical Kotobuki and Co Ltd
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Publication of JPH1043001A publication Critical patent/JPH1043001A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】多目的ホ−ルや学校の講堂等の椅子においてテ
キストや本を見たりメモをとれるような照度を有し、ま
た椅子に座る際や、不使用時に邪魔にならない読書用照
明装置を提供する。 【解決手段】ホ−ル内に設置された椅子の背板の背面に
設けられた凹部内に埋め込まれるように配置された本体
と、該本体の前面開口を覆う遮光性のカバ−板とを具備
し、本体内の上方寄りにはランプが配置され、またカバ
−板の下方寄りには透光板がはめ込まれた開口が設けら
れ、さらに本体内のランプと透光板との間にはランプか
らの光を透光板を介して斜め下方に反射する反射板が設
けられ、ランプから放射された光が、後の椅子に座った
人にまぶしさを感じさせない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はホ−ル等の椅子に座
った人がテキストや本を見たりメモをとったりできるよ
う照明する読書用照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、映画館、劇場、ホ−ル、講堂等の
空間の照明は、天井に配置された照明装置により行われ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】映画館、劇場のよう
に、主として中を暗くして使用する空間では、上映や上
演以外の時間でも場内をそれほど明るくする必要はなく
天井の照明装置で十分である。しかし多目的ホ−ルや学
校の講堂等では、講演や授業も行われ、テキストや本を
見たりメモをとったりする必要がある。そのため各椅子
に固定式若しくは可動式のテ−ブルが配置され、該テ−
ブル上でテキストや本を見たりメモをとれるようになさ
れている場合が多い。
【0004】多目的ホ−ルや学校の講堂等の場合、天井
からの照明では椅子に座った人の手元やテ−ブル面上に
十分な照度が得られないことが多い。また天井照明だけ
で椅子に座った人の手元やテ−ブル面上に十分な照度が
得られるようにするには、照明装置の設備が大型化し、
設定や維持にコストがかかりすぎ、また天井の強度も問
題になる。
【0005】また各椅子に例えば棒状乃至管状の支持具
を取り付けその先端に小型の照明装置を設置することに
よりテ−ブル面を照度するようにすると、椅子周辺は狭
いため人の出入りの際に邪魔になりぶつかって照明装置
が破損し易く、さらにテキストや本を見たりメモをとる
必要のない場合にはそのような照明装置は邪魔になる。
【0006】本発明は、多目的ホ−ルや学校の講堂等の
椅子においてテキストや本を見たりメモをとれるような
照度を有し、また椅子に座る際や、不使用時に邪魔にな
らない読書用照明装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのために本発明の読書
用照明装置では、ホ−ル内に設置された椅子の背板の背
面に設けられた凹部内に埋め込まれるように配置された
本体と、該本体の前面開口を覆う遮光性のカバ−板とを
具備し、本体内の上方寄りにはランプが配置され、また
カバ−板の下方寄りには透光板がはめ込まれた開口が設
けられ、さらに本体内のランプと透光板との間にはラン
プからの光を透光板を介して斜め下方に反射する反射板
が設けられ、ランプから放射された光が、後の椅子に座
った人にまぶしさを感じさせないようになされている。
【0008】なお、本明細書において「ホ−ル」とは、
多目的ホ−ル、学校の講堂、映画館、劇場等の多数の椅
子が設置されている広い空間をいい、また「読書用」と
は椅子に座った人がテキストや本を見たり、メモをとっ
たりできる程度の照度を有することを意味する。
【0009】各椅子にはテ−ブルが配置されていてもよ
く、この場合、テ−ブルは椅子の着座部側でもあるいは
背板側に配置されていてもよい。テ−ブルが椅子の肘掛
け部等、着座部側に配置されている場合は、前方の椅子
の照明装置によりテ−ブル面上が照明され、またテ−ブ
ルが椅子の背板に配置されている場合には、自己の椅子
の照明装置によりテ−ブル面上が照明されることにな
る。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明の読書用照明装置を
示すもので、椅子1の背板2の背面に、後の椅子の肘掛
け部に設置されたテ−ブル3の面上を照明するための読
書用照明装置4が配置されている。テ−ブル3は固定式
でも、回動式で使用しないときは脇に収納されるように
してもよい。なおテ−ブルはなくてもよく、この場合読
書用照明装置4は椅子に座った人の膝の上の手元を照明
することになる。
【0011】図2〜図5のように読書用照明装置4は横
長で、不透光性の合成樹脂からなるカバ−板10と金属
製の前面が開口した箱体である本体11とを有し、本体
11は椅子1の背板2の上方に穿たれた凹部2aに嵌合
し埋め込まれ固定されている。本体11内には図3のよ
うにコンパクト形の蛍光ランプからなるランプ12、安
定器13、端子台14及びスイッチ15などが配置され
ている。なお12aはランプ保持具であり、16はラン
プソケットである。
【0012】本体11の前面開口を塞ぐように配置され
るカバ−板10のほぼ中央の下方寄りに設けられた横長
の開口17には半透明の合成樹脂製(例えばアクリル製
で光透過率80%)の透光板18がはめ込まれ、カバ−
板10部分だけが椅子の背板から突出するように配置さ
れている。なお、カバ−板10部分も椅子の背板から突
出しないように配置してもよい。カバ−板10にはラン
プ12を点灯及び消灯するためのスイッチ15のスイッ
チボタン15aが突出配置されている。
【0013】ランプ12は本体11の上方寄りに配置さ
れ、カバ−板10の透光板18が設置されていない不透
光部分で覆われているので、後の椅子に座った人にはラ
ンプ12は直接見えないためまぶしさを感じさせない。
【0014】図4及び図5のようにカバ−板10の背面
には、ほぼ開口17の幅だけ離隔して2つの三角状の反
射板支持部材19が配置され、この両反射板支持部材1
9間に横長の反射板20が配置されている。反射板20
の長手方向両端には後方に折れ曲がった端部20aがあ
り、この端部20aにより反射板20は、反射板支持部
材19にネジ止めされて固定される。
【0015】反射板20は後方(ランプ側)に傾斜し、
その角度はランプ12からの光を、矢印Aで示すように
透光板18を介して、斜め下方の後の椅子のテ−ブル面
を照らす方向に反射する。従って後の椅子に座った人に
まぶしさを感じさせない。また光を斜め下方に照射する
ようランプ12も図5のように傾斜して配置されてい
る。反射板20の傾斜角Bは62°になされ、またラン
プ12の傾斜角Cは25°になされているが、これらの
角度はこれに限定されるものではなく、読書用照明装置
4の大きさや厚み、ランプと透光板との位置関係により
変わりうる。
【0016】テ−ブル面上の照度は例えば200ルクス
程度を確保できるようにランプの容量及び透光板の光透
過率が決められる。200ルクスあれば天井に設置され
た照明装置からの光と共に、テキストや本を見たりメモ
をとったりするのに十分な照度が確保でき、また短時間
であればプロジェクタ等を使用して説明するため天井照
明を消しても、メモをとったりするのにそれほど差し障
りはない。
【0017】なお、ホ−ルの幅が後方に行くに従い次第
に狭くなり、それに応じて舞台と平行に横方向に配置さ
れた椅子の数が減ってくるような場合があるが、このよ
うな場合の左側若しくは右側通路端に設置される椅子の
ために、カバ−板上の透光板の位置や、本体内のランプ
及び反射板の配置が右寄りあるいは左寄りになされ、ま
た反射板の長手方向あるいは縦方向の角度が調節され
て、光を右斜め下後方や、左斜め下後方に照射するよう
になされたタイプのものも準備するようにしてもよい。
【0018】またホ−ルの床が後方に行くに従い次第に
高くなるよう傾斜が付けられている場合には、それに応
じて椅子の高さが変わるので、このようなときは前の椅
子に配置され読書用照明装置により後の椅子のテ−ブル
を照射する照射角度も調節される。
【0019】本発明の読書用照明装置は、それぞれスイ
ッチを有し個々的に点灯及び消灯できるようになされて
いるが、一か所で集中的に点灯及び消灯できるように制
御してもよい。
【0020】また読書用照明装置に調光装置を組み込ん
で、椅子に座った人が各自所望の照度に調整できるよう
にしてもよい。この場合も一か所で集中的に照度を制御
するようにしてもよい。
【0021】
【発明の効果】本発明の読書用照明装置では、天井照明
と共にあるいは単独でテキストや本を見たりメモをとっ
たりする程度の照度が得られ、しかも椅子に座った人に
まぶしさを感じさせないので、講演や講義も行われるよ
うな多目的ホ−ルや学校の講堂等に設置することができ
る。
【0022】また本発明の読書用照明装置は、ランプ、
反射板及び透光板の位置関係が椅子の背板に設置できる
ほど薄型で、背板からそれほど突出しないように埋め込
まれているため、椅子に座るために人が前後の椅子の間
を通るのに邪魔にならず、人が照明装置にぶつかって破
損する虞もない。
【0023】さらに本発明の読書用照明装置は、ランプ
等が収納されている本体がカバ−板で覆われているの
で、照明装置が椅子に座った人の手に届く位置にあって
も安全であり、またスイッチ以外は可動部がないので、
いたずらにより読書用照明装置が壊される虞もすくな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の読書用照明装置の設置場所を説明する
図。
【図2】読書用照明装置の正面図。
【図3】カバ−板を外した状態の読書用照明装置の正面
図。
【図4】カバ−板の背面図。
【図5】読書用照明装置の拡大縦断面図。
【符号の説明】
1 椅子 2 背板 3 テ−ブル 4 読書用照明装置 10 カバ−板 11 本体 12 ランプ 13 安定器 14 端子台 15 スイッチ 17 開口 18 透光板 19 反射板支持部材 20 反射板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 荒木 孝二 埼玉県行田市壱里山町1−1 株式会社ア イシン内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホ−ル内に設置された椅子の背板の背面に
    設けられた凹部内に埋め込まれるように配置された本体
    と、該本体の前面開口を覆う遮光性のカバ−板とを具備
    し、本体内の上方寄りにはランプが配置され、またカバ
    −板の下方寄りには透光板がはめ込まれた開口が設けら
    れ、さらに本体内のランプと透光板との間にはランプか
    らの光を透光板を介して斜め下方に反射する反射板が設
    けられ、ランプから放射された光が、後の椅子に座った
    人にまぶしさを感じさせない読書用照明装置。
  2. 【請求項2】各椅子にテ−ブルが配置され、このテ−ブ
    ル面上を照明するようになされている請求項1に記載の
    読書用照明装置。
  3. 【請求項3】反射板がカバ−板に固定されている請求項
    1又は2に記載の読書用照明装置。
JP8216851A 1996-07-31 1996-07-31 読書用照明装置 Pending JPH1043001A (ja)

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JP8216851A JPH1043001A (ja) 1996-07-31 1996-07-31 読書用照明装置

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JP8216851A JPH1043001A (ja) 1996-07-31 1996-07-31 読書用照明装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1043001A true JPH1043001A (ja) 1998-02-17

Family

ID=16694908

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8216851A Pending JPH1043001A (ja) 1996-07-31 1996-07-31 読書用照明装置

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JP (1) JPH1043001A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8016353B2 (en) 2008-01-08 2011-09-13 Toyota Boshoku Kabushiki Kaisha Vehicle seat having monitor
CN102336143A (zh) * 2011-08-12 2012-02-01 哈尔滨工程大学 基于磁路控制的汽车制动蓄能装置
JP2013034502A (ja) * 2011-08-03 2013-02-21 Okamura Corp 照明装置及び照明装置付き椅子
JP2014090794A (ja) * 2012-11-01 2014-05-19 Okamura Corp 照明装置付き椅子
JP2014098776A (ja) * 2012-11-13 2014-05-29 Skg:Kk 表示装置及び表示看板
JP2021023475A (ja) * 2019-08-01 2021-02-22 テイ・エス テック株式会社 乗物用シート

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