JP2006019170A - スポットライト - Google Patents

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Abstract

【課題】 光源ランプを搭載した灯具本体が該灯具本体を支持する支持体に照射方向を変更可能に連結されたスポットライトにおいて、光源ランプのグレアを防止することができるものを提供すること。
【解決手段】 スポットライト1は、光源ランプ10を搭載した灯具本体2と、該灯具本体2を支持する支持体とを備える。光源ランプ10はその照射方向を変更可能に支持体に連結されている。灯具本体2には、光源ランプ10のグレアを防止する円錐台筒状反射板20が光源ランプ10の前側に配置されて搭載されている。
【選択図】 図3

Description

この発明は、照射方向を変更可能な灯具本体を備えたスポットライトに関する。
スポットライトは、一般に、光源ランプを搭載した灯具本体と該灯具本体を支持する支持体とを備えるとともに、灯具本体の照射方向が変更可能になるように灯具本体が支持体に連結されている(例えば特許文献1参照。)。
このスポットライトは、灯具本体の照射方向をほぼ自在に変更することができるので、例えばレストランでテーブル面のみを照明したり通路のみを照明するなど、様々な場所の照明対象物に対して照射口を的確に向けて集中的に照明することができるという利点を有している。
特開2000−82301号公報(請求項1、第1図)
しかしながら、このスポットライトでは、光源ランプの光が直接視界に入ると眩しく感じ(グレア現象)、視覚の低下を招く。その結果、例えばレストランでは客に不快感を与え、せっかくの照明効果が台無しになるいう難点があった。
この発明は、上述した難点に鑑みてなされたもので、その目的は、光源ランプを搭載した灯具本体が該灯具本体を支持する支持体に照射方向を変更可能に連結されたスポットライトにおいて、光源ランプのグレアを防止することができるものを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、光源ランプを搭載した灯具本体が該灯具本体を支持する支持体に照射方向を変更可能に連結されたスポットライトにおいて、前記灯具本体に、前記光源ランプのグレアを防止する円錐台筒状反射板が前記光源ランプの前側に配置されて搭載されていることを特徴とする。
本発明では、スポットライトは、光源ランプを搭載した灯具本体が支持体に照射方向を変更可能に連結されたものなので、灯具本体の照射方向を適宜変更することができる。そのため、例えばレストランでテーブル面のみを照明したり通路のみを照明するなど、様々な場所の照明対象物に対して照射口を的確に向けて集中的に照明することができるという利点を有している。
さらに本発明では、このような利点を有するスポットライトにおいて、灯具本体に所定の反射板が搭載されているから、光源ランプのグレアをこの反射板により防止することができるという利点も有している。そのため、このスポットライトによれば、人に不快な眩しさを感じさせないで照明を演出することができる。
もとより、灯具本体は支持体に照明方向を変更可能に連結されていることから、該灯具本体の照明方向の変更によって、反射板によりグレアが防止された範囲、すなわちグレアレス範囲(ノングレア範囲)の位置を容易に変更することができる。したがって、このスポットライトを例えばレストランや商店等の店で用いる場合においては、店内の照明レイアウトの変更に対して容易に対応することができる。
なお本発明において、反射板は、正確に円錐台筒状に形成されていても良いことはもとより、反射板の中心軸を通る縦断面において該反射板の内周面が作る線(即ち反射板の内周面の母線)が曲線状であっても良い。
また、上記スポットライトにおいて、前記支持体は、スポットライト取付け場所に設けられたレールに該レールに沿ってスライド自在に取付け可能な取付け部を備えていることが望ましい。
この場合には、支持体は所定の取付け部を備えているので、この支持体の取付け部をレールに取り付けることにより、灯具本体はレールに沿ってスライド自在に移動できるようになる。したがって、灯具本体は、その照明方向が変更可能であることはもとより、更に、照明位置についても変更することができ、そのため、人に不快な眩しさを感じさせないようグレアレス範囲の位置を確実に設定することができる。さらに、このスポットライトを例えばレストランや商店等の店で用いる場合には、店内の照明レイアウトの変更に対してより一層容易に対応することができる。
また、上記スポットライトにおいて、前記灯具本体に前記光源ランプと前記反射板が搭載された状態において、前記光源ランプの光軸と前記反射板の中心軸とが略一致し、且つ、前記反射板の入口部の口径が前記光源ランプの射出口の口径に対して小寸に設定されていることが望ましい。
また、前記反射板の入口部と前記光源ランプとの間には、前記光源ランプから出た光が外側方へ漏出するのを阻止する環状遮光部材がその軸を前記光源ランプの光軸に略一致させて配置されていることが望ましい。
また、上記スポットライトにおいて、前記遮光部材の光源ランプ側開口部の口径は、前記光源ランプの射出口の口径に対して同寸又は大寸に設定されるとともに、前記遮光部材の光源ランプ側開口部が、前記光源ランプの射出口近傍に配置されていることが望ましい。
また、前記遮光部材の反射板側開口部が、前記反射板の入口部に、前記光源ランプから出た光の漏出阻止状態に接続されていることが望ましい。
これらの場合には次の作用効果を奏する。すなわち、光源ランプの光軸と反射板の中心軸とが略一致し、且つ反射板の入口部の口径が光源ランプの射出口の口径よりも小寸に設定されていることにより、光源ランプから出た光が反射板の入口部を通過する際に、照明効果上あまり意味の持たない部分である該光線の周縁部がカットされて照明効果上有効な部分である該光線の略中心部だけが通過するようになる。また、反射板の入口部と光源ランプとの間には所定の環状遮光部材が配置されていることにより、この遮光部材によって光源ランプから出た光が外側方へ漏出するのが阻止される。さらに、この遮光部材の光源ランプ側開口部の口径が光源ランプの射出口の口径に対して同寸又は大寸に設定されるとともに、この遮光部材の光源ランプ側開口部が光源ランプの射出口近傍に配置されることにより、光源ランプの射出口近傍から外側方への光の漏出が、この遮光部材の光源ランプ側開口部の周縁部によって阻止される。さらに、遮光部材の反射板側開口部が、反射板の入口部に、光源ランプから出た光の漏出阻止状態に接続されていることにより、反射板の入口部近傍からの光の漏出が阻止される。したがって、光源ランプから出た光が反射板の出口部を通過するまでの光路において、光は一切、外側方へ漏出することはない。そのため、光源ランプのグレアを確実に防止することができる。
また、上記スポットライトにおいて、前記反射板の内周面が鏡面状であることが望ましい。
この場合には、光源ランプから出た光が反射板の入口部から出口部までの間を通過する途中において、光が反射板の内周面に当たると、この光は照射方向前側に鏡面反射される。これにより、照明光の照度が増大し、また高級感のある照明を得ることができる。そのため、優れた照明効果を得ることができる。
また、光源ランプの光軸方向における反射板の位置や、反射板の内周面のテーパ角等を様々に設定変更することにより、反射板の内周面からの反射光についても人の視界に入らなくすることができ、光源ランプの点灯感をほぼ完全になくし得る。この点も、このスポットライトの有利な利点である。
また、上記スポットライトにおいて、前記反射板の内周面の母線が直線状であることが望ましい。
この場合には、光源ランプのグレアを更に確実に防止することができる。
本発明に係るスポットライトは、灯具本体の照射方向を適宜変更することができるため、例えばレストランでテーブル面のみを照明したり通路のみを照明するなど、様々な場所の照明対象物に対して照射口を的確に向けて集中的に照明することができるという利点を有している。さらに、このような利点を有するスポットライトにおいて、灯具本体に所定の反射板が搭載されているから、光源ランプのグレアをこの反射板により防止することができるという利点も有している。そのため、人に不快な眩しさを感じさせないで照明を演出することができる。さらに、灯具本体は支持体に照明方向を変更可能に連結されていることから、灯具本体の照明方向の変更によって、グレアレス範囲の位置を容易に変更することができる。したがって、このスポットライトを例えばレストランや商店等の店で用いる場合においては、店内の照明レイアウトの変更に対して容易に対応することができる。
次に、本発明の一実施形態に係るスポットライトについて図面を参照して説明する。
本実施形態のスポットライト(1)は、図1及び図2に示すように、灯具本体(2)と、該灯具本体(2)を支持する支持体(40)とを備える。
灯具本体(2)には、図3に示すように、ハロゲンランプ等の光源ランプ(10)がソケット(7)に電気的に接続され且つ固定状態で搭載されている。さらに、灯具本体(2)には、光源ランプ(10)のグレアを防止する円錐台筒状反射板(20)が、光源ランプ(10)の前側に該光源ランプ(10)から離間した状態で且つ光源ランプ(10)の光軸前方向において口径が漸次拡大する態様にして固定状態に配置されて搭載されている。
灯具本体(2)は、有底略円筒状の遮光本体ケース部(3)と、該本体ケース部(3)の端部開口部に取外し可能に取り付けられ両端部が開口した略円筒状の遮光フード部(4)とを備えている。フード部(4)の先端部には灯具本体(2)の円形状照射口(5)が設けられている。反射板(20)の出口部(22)はこの照射口(5)となっている。フード部(4)は例えばアルミダイカスト製であって、その内周面にはバッフル加工が施されている。そして、本体ケース部(3)の端部開口部にフード部(4)が取り付けられた状態において、光源ランプ(10)と反射板(20)が本体ケース部(3)及びフード部(4)内に収容されている。
光源ランプ(10)の後面及び周面には略凹面状の反射面(10a)が形成されている。この反射面(10a)は、光源ランプ(10)から後側に出た光を光軸前方向に反射させるためのものである。なお(6)は、光源ランプ(10)への給電コードである。
支持体(40)は、図1及び図2に示すように、略コ字状枠体からなる支持アーム部(41)と、台座状の取付け部(42)とからなる。取付け部(42)には、通常、トランス等の光源ランプ用点灯装置(図示せず)が内蔵されている。
取付け部(42)は、スポットライト取付け場所に設けられたレール(50)に該レール(50)に沿ってスライド自在に取り付けられるものである。本実施形態では、レール(50)は、内部に導電板(52)が延設された、リップル付チャンネル材からなる配線ダクトレールであり、このレール(50)がスポットライト取付け場所としての天井に略水平状に延設されている。そして、取付け部(42)の上面(取付け面)の二箇所に突設された係合突部(43)(43)がレール(50)内に挿入され且つ不本意に抜出しないようリップル部(51)と係合することにより、取付け部(42)がレール(50)に取り付けられ、この状態で取付け部(42)がレール(50)に沿って水平方向にスライド自在に移動し得るものとなされている。
支持アーム部(41)は、その基端部(上端部)が取付け部(42)に上下方向軸(45)を中心に左右方向に回転自在に連結されている。さらに、この支持アーム部(41)の二つの先端部(下端部)間に灯具本体(2)が挟持されるとともに、この状態で、灯具本体(2)が水平方向軸(44)を中心に上下方向に回転自在に該両先端部にねじビス(44a)等で連結されている。このようにして灯具本体(2)は、その照射方向(及び照射角度)が上下方向及び左右方向に変更可能になるように支持体(40)に連結されている。
而して、図3に示すように、灯具本体(2)に光源ランプ(10)と反射板(20)が搭載された状態において、光源ランプ(10)の光軸(10A)と反射板(20)の中心軸(20A)とは一致している。さらに、反射板(20)の入口部(21)の口径(直径)が、光源ランプ(10)の射出口(11)の口径(直径)よりも小寸に設定されている。さらに、反射板(20)の仮想頂部位置(P)が光源ランプ(10)の射出口(11)よりも前側に位置している。
また、反射板(20)の入口部(21)と光源ランプ(10)との間には、光源ランプ(10)から出た光が外側方へ漏出するのを阻止する断面円形の環状遮光部材(30)がその軸(30A)を光源ランプ(10)の光軸(10A)上に一致させて配置されている。なお図1には、説明の便宜上、反射板(20)及び遮光部材(30)は図示されていない。
また、遮光部材(30)の光源ランプ側開口部(31)の口径(直径)は、光源ランプ(10)の射出口(11)の口径(直径)に対して若干大寸に設定されている。なお本発明では、遮光部材(30)の光源ランプ側開口部(31)の口径は、光源ランプ(10)の射出口(11)の口径に対して同寸に設定されていても良い。
そして、遮光部材(30)の光源ランプ側開口部(31)が光源ランプ(10)の射出口(11)近傍に配置される一方、遮光部材(30)の反射板側開口部(32)の周縁部が反射板(20)の入口部(21)の周縁部に光源ランプ(10)から出た光が漏出するのを阻止する状態に全周に亘って当接して接続されている。
さらに、反射板(20)の出口部(22)の周縁部が、灯具本体(2)の照射口(5)の周縁部に、光源ランプ(10)から出た光が外側方へ漏出するのを阻止する状態に全周に亘って当接して接続されている。
反射板(20)の内周面(20a)は鏡面状である。また、この反射板(20)は上述したように円錐台筒状であり、且つ、該反射板(20)の内周面(20a)の母線(すなわち、反射板(20)の中心軸(20A)を通る縦断面において該反射板(20)の内周面(20a)が作る線)は直線状である。
なお、図3において、(8)は円板状カラーフィルタ、(8a)はフィルタ押さえリングである。
図3において、θは、本実施形態のスポットライト(1)のグレアレス角度を示している。すなわち、同図において、矢印(L)は、光源ランプ(10)の射出口(11)の周縁の一部から出た光が、光源ランプ(10)の光軸(10A)を交差して反射板(20)の出口部(22)(即ち灯具本体(2)の照射口(5))の、前記周縁の一部とは反対側に位置する周縁から射出される方向を示している。そして、この矢印(L)の方向と反射板(20)の出口部(22)の周縁を通る平面(N)とのなす角度θが、スポットライト(1)のグレアレス角度θであり、このθの範囲がグレアレス範囲である。この範囲内から人がスポットライト(1)を見た場合には、光源ライト(10)の光が直接視界に入らないので、人は不快な眩しさを感じることはない。
而して、本実施形態のスポットライト(1)は、光源ランプ(10)を搭載した灯具本体(2)が支持体(40)に照射方向を変更可能に連結されたものなので、灯具本体(2)を手などで掴んで灯具本体(2)の先端部(照射口(5))を上げ下したり左右に振ることにより、灯具本体(2)の照射方向を適宜、容易に変更することができる。そのため、このスポットライト(1)は、例えばレストランでテーブル面のみを照明したり通路のみを照明するなど、様々な場所の照明対象物に対して照射口(5)を的確に向けて集中的に照明することができるという利点を有している。
しかも、このスポットライト(1)は、灯具本体(2)に所定の反射板(20)が搭載されているから、光源ランプ(10)のグレアをこの反射板(20)によって防止することができるという利点も有している。そのため、人に不快な眩しさを感じさせないで照明を演出することができる。
もとより、このスポットライト(1)は、光源ランプ(10)のグレアをレンズによって防止しようとするものではなく、反射板(20)によって防止しようとするものであるから、スポットライト(1)の構造を簡素化し得るし、製造コストを引き下げ得る。
さらに、灯具本体(2)は支持体(40)に照明方向を変更可能に連結されていることから、灯具本体(2)の照明方向の変更によって、人に眩しさを感じさせないグレアレス範囲(ノングレア範囲)の位置を容易に変更することができる。したがって、このスポットライト(1)を例えばレストランや商店等の店で用いる場合においては、店内の照明レイアウトの変更に対して容易に且つ迅速に対応することができる。
さらに、このスポットライト(1)において、支持体(40)はレール(50)に該レール(50)に沿ってスライド自在に取付け可能な取付け部(42)を備えているので、この支持体(40)の取付け部(42)をレール(50)に取り付けることにより、灯具本体(2)はレール(50)に沿ってスライド自在に移動できるようになる。したがって、灯具本体(2)は、その照明方向が変更可能であることはもとより、更に、照明位置についても変更することができ、そのため、人に不快な眩しさを感じさせないようグレアレス範囲の位置を確実に設定することができる。さらに、灯具本体(2)はレール(50)に沿ってスライド自在に移動できることから、このスポットライト(1)を例えばレストランや商店等の店で用いる場合には、店内の照明レイアウトの変更に対してより一層容易に対応することができる。
さらに、このスポットライト(1)では、光源ランプ(10)の光軸(10A)と反射板(20)の中心軸(20A)とが一致するとともに、反射板(20)の入口部(21)の口径が光源ランプ(10)の射出口(11)の口径よりも小寸に設定されているので、光源ランプ(10)から出た光が反射板(20)の入口部(21)を通過する際に、照明効果上あまり意味の持たない部分である該光線の周縁部がカットされて照明効果上有効な部分である該光線の略中心部だけが通過する。
さらに、反射板(20)の入口部(21)と光源ランプ(10)との間には所定の環状遮光部材(30)が配置されているので、この遮光部材(30)によって光源ランプ(10)から出た光が外側方へ漏出するのが阻止される。
さらに、この遮光部材(30)の光源ランプ側開口部(31)の口径は、光源ランプ(10)の射出口(11)の口径に対して大寸(又は同寸)に設定されるとともに、この遮光部材(30)の光源ランプ側開口部(31)が光源ランプ(10)の射出口(11)近傍に配置されることによって、光源ランプ(10)の射出口(11)近傍から外側方への光の漏出が、この遮光部材(30)の光源ランプ側開口部(31)の周縁部によって阻止される。
さらに、遮光部材(30)の反射板側開口部(32)が反射板(20)の入口部(21)に光源ランプ(10)から出た光の漏出阻止状態に接続されているので、反射板(20)の入口部(21)近傍からの光の漏出が阻止される。
したがって、このスポットライト(1)によれば、光源ランプ(10)から出た光が反射板(20)の出口部(22)(即ち灯具本体(2)の照射口(5))を通過するまでの光路において、光は一切、外側方へ漏出することはない。そのため、光源ランプ(10)のグレアを確実に防止することができる。
その上、反射板(20)の内周面(20a)が鏡面状であるから、光源ランプ(10)から出た光が反射板(20)の入口部(21)から出口部(22)までの間を通過する途中において、光が反射板(20)の内周面(20a)に当たると、この光は照射方向前側に鏡面反射される。これにより、照明光の照度が増大するし、また高級感のある照明を得ることができる。そのため、優れた照明効果を得ることができる。
なお、このスポットライト(1)において、光源ランプ(10)の光軸方向における反射板(20)の位置や、反射板(20)の内周面(20a)のテーパ角等を様々に設定変更することにより、反射板(20)の内周面(20a)からの反射光についても人の視界に入らなくすることができ、光源ランプ(10)の点灯感をほぼ完全になくし得る。この点も、このスポットライト(1)の有利な利点である。
また、このスポットライト(1)において、反射板(20)の内周面(20a)の母線が直線状であるから、光源ランプ(10)のグレアを更に確実に防止することができる。さらには、シャープな輪郭の照明光で照明対象物を照明することができ、より優れた照明効果を得ることができる。
以上で本発明の幾つかの実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に示したものに限定されるものではなく、様々に設定変更可能である。
例えば、本発明では、反射板(20)の入口部(21)の口径は、光源ランプ(10)の射出口(11)に対して同寸に設定されていても良い。このような構成を有するスポットライト(1')の一例を図4に示す。
同図に示したスポットライト(1')では、反射板(20)の入口部(21)の周縁部に光源ランプ(10)の反射面(10a)で形成された射出口(11)の周縁部が一体に接続されており、これにより、反射板(20)の入口部(21)の口径が光源ランプ(10)の射出口(11)に対して大寸に設定されている。
さらに、本発明は上記実施形態に示したものに限定されるものではない。
例えば、本発明は、光源ランプを搭載した灯具本体が該灯具本体を支持する支持体に照射方向を変更可能に連結されたダウンスポットライトに対して、本発明の技術思想を適用しても良い。
この発明は、レストランや商店をはじめ、照明が必要な様々な場所で用いられ、照射方向を変更可能な灯具本体を備えたスポットライトに利用可能である。
本発明の一実施形態に係るスポットライトの一部断面側面図である。 同スポットライトの後面図である。 図1中のX−X線断面図である。 本発明のもう一つの実施形態に係るスポットライトの、図3に対応する図である。
符号の説明
1…スポットライト
2…灯具本体
3…照射口
10…光源ランプ
10A…光軸
11…射出口
20…反射板
20A…中心軸
20a…内周面
21…入口部
22…出口部
30…遮光部材
30A…軸
31…光源ランプ側開口部
32…反射板側開口部
40…支持体
41…支持アーム部
42…取付け部
44…水平方向軸
45…上下方向軸
50…レール

Claims (8)

  1. 光源ランプを搭載した灯具本体が該灯具本体を支持する支持体に照射方向を変更可能に連結されたスポットライトにおいて、
    前記灯具本体に、前記光源ランプのグレアを防止する円錐台筒状反射板が前記光源ランプの前側に配置されて搭載されていることを特徴とするスポットライト。
  2. 前記支持体は、スポットライト取付け場所に設けられたレールに該レールに沿ってスライド自在に取付け可能な取付け部を備えている請求項1記載のスポットライト。
  3. 前記灯具本体に前記光源ランプと前記反射板が搭載された状態において、前記光源ランプの光軸と前記反射板の中心軸とが略一致し、且つ、前記反射板の入口部の口径が前記光源ランプの射出口の口径に対して小寸に設定されている請求項1又は2記載のスポットライト。
  4. 前記反射板の入口部と前記光源ランプとの間には、前記光源ランプから出た光が外側方へ漏出するのを阻止する環状遮光部材がその軸を前記光源ランプの光軸に略一致させて配置されている請求項1〜3のいずれか1項記載のスポットライト。
  5. 前記遮光部材の光源ランプ側開口部の口径は、前記光源ランプの射出口の口径に対して同寸又は大寸に設定されるとともに、
    前記遮光部材の光源ランプ側開口部が、前記光源ランプの射出口近傍に配置されている請求項4記載のスポットライト。
  6. 前記遮光部材の反射板側開口部が、前記反射板の入口部に、前記光源ランプから出た光の漏出阻止状態に接続されている請求項4又は5記載のスポットライト。
  7. 前記反射板の内周面が鏡面状である請求項1〜6のいずれか1項記載のスポットライト。
  8. 前記反射板の内周面の母線が直線状である請求項1〜7のいずれか1項記載のスポットライト。
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