JP2876646B2 - 直接照明及び間接照明兼用形照明装置 - Google Patents

直接照明及び間接照明兼用形照明装置

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JP2876646B2 JP24925289A JP24925289A JP2876646B2 JP 2876646 B2 JP2876646 B2 JP 2876646B2 JP 24925289 A JP24925289 A JP 24925289A JP 24925289 A JP24925289 A JP 24925289A JP 2876646 B2 JP2876646 B2 JP 2876646B2
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清昭 田沼
信雄 伊藤
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剛 宮前
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は公園や駅前広場等で使用する直接照明及び間
接照明兼用形照明装置の改良に関する。
〔従来の技術〕 従来、公園や駅前広場等で使用する照明装置は、一般
には照明器具本体の内部に設けたソケットに光源を装着
し、また照明器具本体の下方に透光板を設け、光源から
の投射光により透光板を通して被照射面を直接照明して
いる。
一方間接照明とする場合は、例えば照明器具本体の内
部に光源を装着し、同光源の側面周囲を透光板で囲み、
さらに同照明器具の天井面に内面を反射面としてなる反
射板を設けて構成し、光源からの投射光が天井面に設け
た反射板の反射面に投射され、さらに反射面から下方に
投射され間接照明として実施している。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記した構造の照明装置は、直接照明と間接照明の照
明器具は別々に構造してあるので、直接照明と間接照明
を兼るには双方の照明器具が必要になる。
また双方の照明器具が必要になるので、ポール等の頂
部に取付使用する場合は、公園等や駅前広場等の景観を
損なう欠点がある。
さらに直接照明器具と間接照明器具を各々使用する
と、照明の範囲が限定される欠点がある。
〔発明の目的〕
本発明は上記した諸点に鑑み発明したものであって、
直接照明と間接照明を兼ね、広い範囲を照明し、さらに
公園等や駅前広場等の景観を損なうことのない直接照明
及び間接照明兼用形照明装置を提供することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記の課題を解決するために次の構成とす
る。つまり照明器具本体に、内部に光源を装着するソケ
ットを設ける。
また同照明器具本体に光源の直射光を投射する窓部を
設け、さらに同照明器具本体の上部に位置し、且つ下側
表面を反射面としてなる反射体を傾斜を有して設けて構
成してある。
そして直射光により照明器具の下方を照明し、各反射
体に投射された反射光により空間の広い範囲を間接的に
照明し、さらに直射光とは一部異なる範囲を反射光で間
接照明するように構成してある。
〔作用〕
上記した構造の直接照明及び間接照明兼用形照明装置
によると、照明器具本体の窓部から投射される直射光に
より、照明器具の下方の被照射面を照明し、さらに照明
器具本体の上部に位置して設け反射体により、空間の広
い範囲を間接的にソフトに照明することができる。また
直射光とは一部異なる範囲を反射光で間接照明すること
ができるので照明の範囲が大きく広がる。
〔実施例〕
以下本発明を第1図及び第3図について説明する。第
1図において、1は照明器具本体であって、ポールの頂
部に取付けてある。2は照明器具本体の内部に設けてな
るソケット、3はソケット2に装着してなる光源であっ
て、例えば150ワットのメタルハライドランプを用いて
ある。4は照明器具本体1に構成してなる窓部であっ
て、光源の直射光を投射する。5は照明器具本体1の上
部に位置し、且つ下側表面を反射面としてなる反射体で
あって、図2に示すように傾斜して設けてある。そして
光源からの投射光が反射体に投射され、間接照明とな
る。同反射体5の表面は、例えば白色塗装とする。また
同反射体5の形状は施設場所の環境により任意の形状と
する。
また照明器具本体1に隔壁を設け、同隔壁の上部と下
部に光源を設け、同上部の光源は反射体を照明して間接
照明とし、また隔壁の上部に設けた光源からの投射光で
照明器具本体1の下方を直接照明するように構成しても
よい。
これらの構造の照明装置によると、光源からの直射光
により照明器具の下方を照明し、また反射体に投射され
た反射光により空間の広い範囲を間接的に照明し、さら
に直射光とは一部異なる範囲を反射光で間接照明するこ
とができる。
〔発明の効果〕
本発明は上記したように、照明器具本体に設けた窓部
より直射光が投射し、照明器具本体の上部に位置して、
表面を反射面としてなる反射体を設けて構成したので、
直接照明と間接照明を兼ねることができ。しかも1台の
照明器具で広い範囲を照明することができる。
さらに照明器具の台数が少なくなるので公園等や駅前
広場等の景観を損なうことのない。
また間接光は直射光とは一部異なる範囲をソフトに照
明することができる特有の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る照明器具の正面図、第2図及び第
3図は本発明に係る照明器具の実施例を示す側面図であ
る。 1……照明器具本体 2……ソケット 3……光源 4……窓部 5……反射体
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−72107(JP,A) 特開 昭61−211903(JP,A) 実開 昭63−22009(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F21V 13/10

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポールの頂部に取付けた照明器具本体に、
    内部に光源を装着するソケットを設け、また同照明器具
    本体に光源の直射光を投射する窓部を設け、さらに照明
    器具本体の上部に位置し、且つ下側表面を反射面として
    なる反射体を傾斜を有して設け、直射光により照明器具
    の下方を照明し、反射体に投射された反射光により空間
    の広い範囲を間接的に照明し、さらに直射光とは一部異
    なる範囲を反射光で間接照明するように構成したことを
    特徴とする直接照明及び間接照明兼用形照明装置。
JP24925289A 1989-09-27 1989-09-27 直接照明及び間接照明兼用形照明装置 Expired - Lifetime JP2876646B2 (ja)

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