JPH1042946A - 繰出容器 - Google Patents

繰出容器

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JPH1042946A
JPH1042946A JP21016796A JP21016796A JPH1042946A JP H1042946 A JPH1042946 A JP H1042946A JP 21016796 A JP21016796 A JP 21016796A JP 21016796 A JP21016796 A JP 21016796A JP H1042946 A JPH1042946 A JP H1042946A
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JP
Japan
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core
resistance member
core holder
holder
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Withdrawn
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JP21016796A
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English (en)
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Akihito Torii
晶仁 鳥居
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Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
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Publication date
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Withdrawn legal-status Critical Current

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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D40/00Casings or accessories specially adapted for storing or handling solid or pasty toiletry or cosmetic substances, e.g. shaving soaps or lipsticks
    • A45D40/20Pencil-like cosmetics; Simple holders for handling stick-shaped cosmetics or shaving soap while in use
    • A45D40/205Holders for stick-shaped cosmetics whereby the stick can move axially relative to the holder
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D40/00Casings or accessories specially adapted for storing or handling solid or pasty toiletry or cosmetic substances, e.g. shaving soaps or lipsticks
    • A45D40/20Pencil-like cosmetics; Simple holders for handling stick-shaped cosmetics or shaving soap while in use
    • A45D40/205Holders for stick-shaped cosmetics whereby the stick can move axially relative to the holder
    • A45D2040/208Holders for stick-shaped cosmetics whereby the stick can move axially relative to the holder the relative movement being made by a rotating action, e.g. effected by a screw

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 棒状化粧料の繰出容器の回動に適度な抵抗力
を持たせ、繰り出し、繰り入れ作業を円滑に行う機構を
簡便かつ廉価に形成する事を可能とする。また、化粧作
業時の棒状化粧料の繰り戻りを防ぎ、快適な化粧作業を
可能とする。 【解決手段】 回動体2に設けた螺溝3に軸芯4の係合
突部5を係合し、この軸芯4に棒状化粧料9または棒状
化粧筆を接続する。軸芯4には芯ホルダー7を回動不能
で進退可能に接続し、この芯ホルダー7と回動体2とを
回動可能に接続し、回動体2と芯ホルダー7とを相対的
に回動して軸芯4を進退可能とする。そして、これらの
部品部材の回動接触が可能な部分に、軟弾性材の抵抗部
材16を部品部材と一体に固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、口紅、リップクリー
ム、眉墨、アイライナー、アイシャドーまたはファンデ
ーション等の棒状化粧料若しくは棒状化粧筆に用いる繰
出容器に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、口紅、リップクリーム、眉墨、ア
イライナー、アイシャドーまたはファンデーション等の
棒状化粧料やこれらを塗布するための紅筆、ブラシ等の
棒状化粧筆の繰出容器から、この棒状化粧料または棒状
化粧筆を繰り出す際、繰出部品の回動に適度な抵抗を持
たせて、繰り出しや、繰り入れ作業の操作性を良好とす
るとともに、使用中に於ける棒状化粧料の繰り戻りを防
止するための機構を繰出容器に形成したものが知られて
いる。
【0003】この機構の一例としては従来、図9に示す
如き繰出容器(1)が存在する。この繰出容器(1)は、回
動体(2)の内周に設けた螺溝(3)に、軸芯(4)の係合突
部(5)を係合する事で両者を回動可能に形成している。
また、軸芯(4)には軸方向にキー溝(6)を設け、芯ホル
ダー(7)には、このキー溝(6)に臨ませてキー(8)を突
設し、キー溝(6)にキー(8)を嵌合する事で、軸芯(4)
と芯ホルダー(7)とを回動不能で、進退可能に接続して
いる。そして、回動体(2)と芯ホルダー(7)を相対的に
回動する事により、軸芯(4)が螺溝(3)に沿って回動体
(2)内を芯ホルダー(7)方向に摺動して、棒状化粧料
(9)の繰り出し、繰り入れを可能にしている。そして、
この軸芯(4)の外周には、回動体(2)の内周に接触可能
にOリング(11)を配置している。
【0004】そして、この繰出容器(1)に於いて、回動
体(2)を一方の手で、芯ホルダー(7)を他方の手で保持
して相対的に回動すると、軸芯(4)の係合突部(5)が回
動体(2)の螺溝(3)に係合しているとともに、軸芯(4)
は芯ホルダー(7)に回動不能で進退可能に接続している
から、係合突部(5)は螺溝(3)を摺動し、棒状化粧料
(9)が芯ホルダー(7)の先端から繰り出される。この
時、軸芯(4)にはOリング(11)を係合しているから、
係合突部(5)が螺溝(3)に沿って摺動する際に、このO
リング(11)が回動体(2)の内周に接触しながら摺動す
る。この回動体(2)とOリング(11)との摩擦により、
繰出容器(1)の回動作業に適宜の抵抗力を生ずる。
【0005】ところで、Oリング(11)を装着していな
い繰出容器(1)では、回動作業に何の抵抗もないから、
棒状化粧料(9)を過剰に繰り出すものとなる。また、使
用中に唇や眉等に棒状化粧料(9)を押し付けた際に、こ
の押圧力で棒状化粧料(9)が回動体(2)の内部に繰り戻
ってしまうものとなる。しかし、Oリング(11)を装着
した繰出容器(1)では、軸芯(4)とOリング(11)とが
接触して生じる抵抗力により、軸芯(4)の繰り出しを適
度な手ごたえを感じながら行う事ができ、上記のような
棒状化粧料(9)の過剰な繰り出しや、繰り戻りを防ぐ事
ができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、Oリン
グ(11)を用いるとコスト高となるし、製造上Oリング
(11)を組み込むのに多くの手数を必要としていた。
【0007】本発明は上述の如き課題を解決しようとす
るものであって、棒状化粧料の繰出容器に於いて、棒状
化粧料の繰り出し、繰り入れ作業を円滑に安定して行う
事を可能とするものである。また、使用中に棒状化粧料
が繰り戻る事がなく安心して化粧作業を行えるようにす
るものである。そして、このような効果を可能とする繰
り出し、繰り入れ機構を、簡易な工作技術で廉価に繰出
容器に設ける事を可能とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の如き課題
を解決するため、回動体に設けた螺溝に軸芯の係合突部
を係合し、この軸芯に棒状化粧料または棒状化粧筆を接
続するとともに軸芯には芯ホルダーを回動不能で進退可
能に接続し、この芯ホルダーと回動体とを回動可能に接
続し、回動体と芯ホルダーとを相対的に回動する事によ
り、回動体及び芯ホルダーに対して軸芯を進退可能とし
たものに於いて、上記の回動関係に配置した部品部材
の、相互に接触可能な回動接触部分に、軟弾性材から成
る抵抗部材を部品部材と一体に固定して、部品部材に接
触配置して成るものである。
【0009】また、抵抗部材は、軸芯と回動体との接触
部に配置しても良い。
【0010】また、抵抗部材は、芯ホルダーと回動体と
の接触部に配置しても良い。
【0011】また、抵抗部材は、軸芯と芯ホルダーとの
接触部に配置しても良い。
【0012】また、抵抗部材は、部品部材の外周または
内周に環状に配置しても良い。
【0013】また、抵抗部材は、部品部材の外周または
内周に軸方向に配置しても良い。
【0014】また、抵抗部材は、オレフィン系、SBS
系、ポリエステル系またはシリコン系のエラストマーで
形成しても良い。
【0015】また、エラストマーは、ショア硬さHs4
0〜60で形成しても良い。
【0016】
【作用】本発明は上述の如く構成したものであるから、
棒状化粧料の繰出容器を使用して化粧作業を行うには、
一方の手で芯ホルダーを保持し、他方の手で回動体を保
持して、両者を相対的に回動する。すると、軸芯は芯ホ
ルダーとは回動不能で進退可能に接続しているととも
に、回動体とは回動可能に接続しているから、軸芯の係
合突部が回動体の螺溝に沿って芯ホルダー方向に摺動す
る。よって、軸芯に接続した棒状化粧料や棒状化粧筆が
芯ホルダーの先端から繰り出され、化粧作業を可能とす
る。
【0017】また、上記の回動体、芯ホルダー及び軸芯
等の部品部材の何れかには、軟弾性材から成る抵抗部材
を、部品部材と一体に形成し、他の部品部材と接触配置
しているから、この抵抗部材と部品部材との摩擦によ
り、回動作業に適度な抵抗が生じる。よって、芯ホルダ
ーと回動体の回動作業に、力を要したり、回動に抵抗が
なくて棒状化粧料を過剰に繰り出す事がなく、棒状化粧
料の繰り出し、繰り入れ作業を安定して行う事ができ
る。
【0018】また、抵抗部材はOリングの如く別体に形
成したものではなく、部品部材と一体に形成したから、
部品部材の成形時に形成でき、廉価で作動安定性の良い
製品を得る事ができる。また、抵抗部材は部品部材に、
成形時に一体に形成するから、別部材であるOリングを
使用する場合よりも他の部品部材との寸法上の取り合い
を正確とし、作動安定性の良い製品を得る事ができる。
【0019】そして、棒状化粧料を適宜繰り出したら、
この棒状化粧料を唇や眉等に接触させて、化粧作業を行
う。すると、棒状化粧料を回動体側に繰り戻そうとする
押圧力が発生する。この押圧力の加えられる軸芯は、係
合突部を螺溝に係合しているから、螺溝と交差する方向
に押圧力が加えられるものとなる。そのため、抵抗部材
によって部品部材間に適度な抵抗力が生じている事との
相乗作用により、化粧作業で発生するような押圧力で
は、棒状化粧料が繰出容器の内部に繰り戻る事がない。
【0020】化粧作業が終了したら、再び芯ホルダーと
回動体を保持して、繰り出し時とはそれぞれ反対方向に
回動する。すると、軸芯の係合突部が回動体の螺溝に沿
って摺動して、棒状化粧料とともに軸芯が繰出容器内部
に収納される。この繰り入れ作業も、抵抗部材と部品部
材との適度な摩擦により、円滑に行う事ができる。ま
た、この摩擦により、各部品部材が簡単に回動する事が
ないから、化粧台の引出しに収納した際の引出しの開閉
時の衝撃や、バッグ等に収納して携帯した際の衝撃等で
芯ホルダーから棒状化粧料が不用意に飛び出してしまう
ような事がない。
【0021】また、上記の繰出容器に収納する棒状化粧
料は、口紅、眉墨、アイライナー、アイシャドー、ファ
ンデーション等、適宜の化粧料を収納する事ができる。
また、これらの化粧料を塗布するための、紅筆や眉ブラ
シ等の棒状化粧筆を収納しても良い。
【0022】また、抵抗部材は、軸芯と回動体とを接触
できる部分に配置しても良いし、芯ホルダーと回動体と
を接触できる部分に配置しても良い。また、軸芯と芯ホ
ルダーとを接触できる部分に配置しても良い。何れの場
合でも、棒状化粧料の繰り出し、繰り入れ作業を円滑に
行う事が可能である。
【0023】また、抵抗部材は、部品部材の外周または
内周に環状に形成すれば、抵抗部材と部品部材との接触
がより滑らかとなる。
【0024】また、抵抗部材は、部品部材が相互に接触
可能な部分であれば、部品部材の外周または内周の軸方
向に形成しても良く、何れの場所でも、何れの形状で形
成しても良い。例えば突起状の部材を一定の間隔で配列
して抵抗部材を形成すれば、環状の抵抗部材に比べて、
部品部材との接触の滑らかさがやや劣る可能性がある
が、材料を節約してコストを下げる事が可能となる。
【0025】また、抵抗部材は、オレフィン系、SBS
系、ポリエステル系、シリコン系のエラストマーで形成
すれば、抵抗部材の弾性変形がよりしなやとなり、部品
部材と接触しながらの回動を円滑に行う事ができる。更
に、Oリングで抵抗部材を形成するよりも廉価で簡便に
形成する事ができる。
【0026】また、エラストマーは、ショア硬さHs4
0〜60で形成すれば、抵抗部材と部品部材との間に生
じる摩擦力がより適度となり、回動の手ごたえが硬すぎ
ず緩すぎず、快適となる。よって、棒状化粧料の繰り出
し、繰り入れ作業を効率良く行う事ができる。
【0027】上記の如く形成したエラストマーの抵抗部
材は、部品部材の成形時に、部品部材と一体に形成して
いるから、他の部品部材との寸法上の取り合いを正確に
形成する事ができる。よって、部品部材の組み立ても簡
単で能率良く行う事ができるし、Oリングの如き別体に
形成したものと違い、作業中に外れて摩擦効果が生じな
くなるような事がない。また、エラストマーは軟弾性で
コストも低いから、回動の手ごたえが滑らかで安定性の
良い製品を、廉価に作成する事ができる。
【0028】
【実施例】以下本発明の一実施例を図1に於いて説明す
れば、(2)は筒状の回動体で内周面に螺溝(3)を形成し
た装着室(12)を、一端から形成している。そして、こ
の回動体(2)内には、外周に係合突部(5)を突設した軸
芯(4)を挿入し、この係合突部(5)を回動体(2)の螺溝
(3)に摺動可能に係合している。そして、この軸芯(4)
の一端には、口紅、眉墨、アイライナー、アイシャド
ー、ファンデーション等の棒状化粧料(9)を接続してい
る。
【0029】また、軸芯(4)の一端方向には、不使用時
の棒状化粧料(9)の外周に配置して、棒状化粧料(9)を
保護する芯ホルダー(7)を接続している。この芯ホルダ
ー(7)と軸芯(4)との接続は、軸芯(4)の軸方向に設け
たキー溝(6)に、芯ホルダー(7)に突設したキー(8)を
嵌合する事により、軸芯(4)と芯ホルダー(7)とは、互
いに回動不能であるが、相対的に軸方向に進退可能とし
ている。
【0030】また、この芯ホルダー(7)は、回動体(2)
の装着室(12)に回動可能で進退不能に装着している。
この装着は、図1及び図2に示す如く、芯ホルダー(7)
の外周に環状鍔(13)を設け、この環状鍔(13)を、回
動体(2)の口部方向の、回動体(2)の内周に設けた環状
凹部(14)に係合して行う。この係合は、芯ホルダー
(7)を回動体(2)内にムリバメして行い、芯ホルダー
(7)と回動体(2)が相対的に回動可能で、回動体(2)か
ら芯ホルダー(7)が脱落する事なく形成している。
【0031】また、回動体(2)と芯ホルダー(7)とを回
動した際に、両者が接触可能な部分には、抵抗部材(1
6)を配置している。この抵抗部材(16)は、芯ホルダ
ー(7)の外周面を凹設し、この凹部に軟弾性材のエラス
トマーをインサート成形する事により、芯ホルダー(7)
と抵抗部材(16)とを一体に形成している。そして、図
2に示す如く、環状のリブを外周面に突設して抵抗部材
(16)を形成している。よって、芯ホルダー(7)を回動
体(2)に係合すると、この抵抗部材(16)が弾性変形し
て、回動体(2)の内周に接触する。そして、芯ホルダー
(7)と回動体(2)とを回動した時に、抵抗部材(16)が
回動体(2)の内周に擦れながら回動するから、芯ホルダ
ー(7)と回動体(2)との間に適宜な抵抗力が生ずる。
【0032】上述の如き繰出容器(1)から棒状化粧料
(9)を繰り出すには、一方の手で芯ホルダー(7)を保持
し、他方の手で回動体(2)を保持して両者を相対的に回
動する。すると、軸芯(4)は、芯ホルダー(7)とは回動
不能で進退可能に接続するとともに、回動体(2)とは回
動可能に接続しているから、この回動により軸芯(4)の
係合突部(5)が回動体(2)の螺溝(3)に沿って芯ホルダ
ー(7)方向に摺動する。よって、軸芯(4)に接続した棒
状化粧料(9)が芯ホルダー(7)の先端から繰り出された
り、繰り入れられたりする。
【0033】また、芯ホルダー(7)と回動体(2)の接触
可能な部分には、芯ホルダー(7)と一体に抵抗部材(1
6)を形成しているから、回動作業を行うと、この抵抗
部材(16)が回動体(2)の内周に接触しながら芯ホルダ
ー(7)とともに回動する。この接触により、回動体(2)
と芯ホルダー(7)との間に、適宜の摩擦による抵抗力が
生じる。この抵抗部材(16)を軟弾性材のエラストマー
で形成する事により、回動を適度な力で行えるし、回動
の手ごたえも滑らかである。この接触抵抗により、棒状
化粧料(9)を過剰に繰り出してしまう事がなく、繰り出
し量を簡単に調節する事ができる。
【0034】そして、棒状化粧料(9)を適宜繰り出した
ら、回動体(2)を保持しながら棒状化粧料(9)を唇や眉
等に接触させて、化粧作業を行う。すると、棒状化粧料
(9)を回動体(2)方向に繰り戻そうとする押圧力が発生
する。しかし、棒状化粧料(9)は軸芯(4)を介して係合
突部(5)により、螺溝(3)に係合しているから、係合突
部(5)は螺溝(3)の側壁に交差する方向に作用し、軸方
向への押圧力では進退しにくいものとなるし、回動体
(2)と芯ホルダー(7)との間には、抵抗部材(16)によ
り抵抗力が働いているから、軸芯(4)が回動する事がな
い。従って、通常の化粧作業によっては、棒状化粧料
(9)が回動体(2)内に繰り戻る事がないから、快適に化
粧作業を行う事ができる。
【0035】そして、化粧作業が終了したら、再び芯ホ
ルダー(7)と回動体(2)を手で保持して、繰り出し時と
はそれぞれ反対方向に回動する。すると、軸芯(4)の係
合突部(5)は、螺溝(3)に沿って回動体(2)の基端側に
摺動するから、棒状化粧料(9)が回動体(2)の内部に収
納される。この繰り入れ作業も、芯ホルダー(7)に一体
形成した抵抗部材(16)と回動体(2)との適度な摩擦に
より、円滑に行う事ができる。また、この摩擦により、
芯ホルダー(7)と回動体(2)とが簡単に回動する事がな
いから、保管中に外部から何らかの衝撃が加わっても、
芯ホルダー(7)から棒状化粧料(9)が不用意に飛び出し
てしまう事がない。
【0036】また、抵抗部材(16)はOリングの如く別
体に形成したものではなく、部品部材と一体に形成して
いるから、部品部材の成形時に簡単に形成する事ができ
る。また、この一体化の形成によって、化粧中にも抵抗
部材(16)が外れてしまう虞れがなく、安定した摩擦効
果を得る事ができる。また、抵抗部材(16)は軟弾性の
エラストマーで形成し、部品部材の成形時に一体化して
形成する事ができるから、別部材であるOリングを使用
する場合よりも他の部品部材との寸法上の取り合いを正
確とし、廉価で作動安定性の良い製品を得る事ができ
る。
【0037】また、上記実施例では、図2に示す如く抵
抗部材(16)は、環状のリブを芯ホルダー(7)の外周面
に突設して形成しているが、他の異なる実施例では図3
に示す如く、芯ホルダー(7)の外周面に、円周方向に一
定の間隔を介して、半球状のリブを突設して抵抗部材
(16)を形成しても良い。すると、環状のリブを突設し
て形成した抵抗部材(16)に比べて、回動体(2)との接
触の滑らかさがやや劣るが、材料を節約できるから、廉
価な製品を得る事ができる。また、抵抗部材(16)は、
部品部材が回動し接触する部分であれば、部品部材の外
周または内周に、軸方向に形成しても良い。そして、何
れの場所に形成しても、何れの形状で形成しても良い。
【0038】また、上記実施例では、抵抗部材(16)
は、芯ホルダー(7)に一体に形成し、回動体(2)の内周
に接触可能に形成しているが、他の異なる第2実施例で
は、図4に示す如く、抵抗部材(16)を軸芯(4)の外周
に一体に形成して、回動体(2)の内周に接触可能に形成
している。この場合も、芯ホルダー(7)と回動体(2)を
両手でそれぞれ保持して、相対方向に回動する事によ
り、軸芯(4)の係合突部(5)が回動体(2)の螺溝(3)に
沿って芯ホルダー(7)方向に摺動して、棒状化粧料(9)
の繰り出しまたは繰り入れが行われる。そして、この軸
芯(4)の摺動時に軸芯(4)に一体形成された抵抗部材
(16)も回動体(2)の内周に接触しながら摺動し、回動
作業に適宜な抵抗力が生じる。
【0039】また、第3実施例は、第1実施例と同様に
抵抗部材(16)を芯ホルダー(7)の外周に一体に設けて
繰出容器(1)を形成しているが、図5に示す如く、棒状
化粧料(9)である口紅の一端を、中皿として作用する軸
芯(4)に接続し、この軸芯(4)の外周には、対角線上に
一対の係合突部(5)を突設している。そして、軸方向に
一対のキー溝(6)を設けた芯ホルダー(7)に、軸芯(4)
を挿入し、この芯ホルダー(7)のキー溝(6)に係合突部
(5)を係合している。よって、軸芯(4)と芯ホルダー
(7)とは相対的に回動不能であるが、軸方向に相対的に
進退可能となる。
【0040】また、芯ホルダー(7)の外側には、回動体
(2)の螺溝(3)を配置し、回動体(2)と芯ホルダー(7)
とは回動可能に配置している。また、係合突部(5)はキ
ー溝(6)を介して螺溝(3)に係合している。そして、回
動体(2)と芯ホルダー(7)とを相対的に回動すると、回
動体(2)の螺溝(3)に沿って軸芯(4)の係合突部(5)が
摺動し、回動体(2)に対して、軸芯(4)が進退可能とな
る。
【0041】また、回動体(2)の外周を筒状の外筒(1
7)で被覆固定して、回動体(2)の螺溝(3)を保護する
とともに、この外筒(17)を回動すると、回動体(2)も
一体に回動可能としている。また、回動体(2)内の装着
室(12)には、芯ホルダー(7)の一端を回動可能に挿入
している。また、芯ホルダー(7)の、回動体(2)に挿入
していない断面コ字型の基端部(20)を外周枠(18)で
被覆固定する事で、外周枠(18)を回動すると、芯ホル
ダー(7)も一緒に回動可能としている。そして、芯ホル
ダー(7)と回動体(2)とが接触可能な回動部分で、芯ホ
ルダー(7)の外周に、抵抗部材(16)を一体形成してい
る。また、外周枠(18)には、外筒(17)を被覆する蓋
体(19)を装着して、容器内部を保護している。
【0042】上記の如き繰出容器(1)から棒状化粧料
(9)を繰り出すには、まず蓋体(19)を取り外すと、外
筒(17)が現れる。そして、この外筒(17)を一方の手
で、外周枠(18)を他方の手で保持して、外筒(17)と
外周枠(18)とを相対的に回動する。すると、外筒(1
7)に係合固定された回動体(2)と、外周枠(18)に係
合固定された芯ホルダー(7)とが相対的に回動する。こ
の回動により、軸芯(4)の係合突部(5)が回動体(2)の
螺溝(3)に沿って回動しようとするが、この軸芯(4)の
係合突部(5)は、芯ホルダー(7)のキー溝(6)に嵌合し
ており、芯ホルダー(7)に対して回動不能で、軸方向に
進退可能となっているから、棒状化粧料(9)とともにこ
の軸芯(4)が回動体(2)の装着室(12)内を移動して、
外筒(17)の口部から、棒状化粧料(9)が繰り出され
る。
【0043】そして、この繰り出しの際に、芯ホルダー
(7)に一体に形成した抵抗部材(16)が、回動体(2)の
内周に密着しながら回動するから、芯ホルダー(7)と回
動体(2)との回動に適宜な抵抗力が生じ、繰り出し作業
を円滑かつ確実に行う事ができる。また、この抵抗部材
(16)と回動体(2)との摩擦力により、化粧作業時に棒
状化粧料(9)が外筒(17)内部に繰り戻る事なく作業で
きる。そして、化粧作業が終了したら、外筒(17)と外
周枠(18)とを、繰り出し時とは反対方向に回動する事
で、棒状化粧料(9)を外筒(17)内部に繰り入れる事が
できる。そして、蓋体(19)を装着して繰出容器(1)を
保管するが、この保管中も抵抗部材(16)の摩擦力によ
り、回動体(2)と芯ホルダー(7)が簡単に回動する事が
ないから、棒状化粧料(9)が不用意に外筒(17)の口部
から飛び出す虞れがない。
【0044】また、他の異なる第4実施例では、抵抗部
材(16)を、軸芯(4)と芯ホルダー(7)との接触部に配
置して形成して繰出容器(1)を形成している。この繰出
容器(1)は、図6、図7に示す如く、棒状化粧料(9)の
一端を、中皿として作用する筒状の軸芯(4)に接続して
いる。また、この軸芯(4)の外周には、芯ホルダー(7)
を配置している。そして、軸芯(4)の内周にキー溝(6)
を設け、芯ホルダー(7)の内周にキー(8)を突設して、
このキー(8)をキー溝(6)に嵌合する事により、軸芯
(4)と芯ホルダー(7)とを相対的に回動不能であるが、
軸方向に相対的に進退可能に接続している。
【0045】そして、芯ホルダー(7)の内周には、抵抗
部材(16)を一体に形成しキー溝(6)に挿入している。
よって、軸芯(4)が芯ホルダー(7)の内周を進退移動す
る際に、抵抗部材(16)と軸芯(4)の外周とが接触し
て、抵抗が生じる。また、芯ホルダー(7)の外周には、
外筒(17)を接続固定し、外筒(17)を回動すると、芯
ホルダー(7)も一体に回動可能としている。また、外筒
(17)は、不使用時の棒状化粧料(9)の外周に配置する
事により、棒状化粧料(9)を収納して保護している。
【0046】また、軸芯(4)の筒内の装着室(12)に
は、棒状の回動体(2)を収納している。この回動体(2)
の外周に、図6、図8に示す如く螺溝(3)を設け、軸芯
(4)の内周に係合突部(5)を突設して、この係合突部
(5)を螺溝(3)に係合する事により、回動体(2)と軸芯
(4)とを相対的に回動可能で進退可能に接続している。
【0047】また、回動体(2)の基端部(20)には、環
状鍔(13)を突設し、芯ホルダー(7)の下端内周には、
環状凹部(14)を設けて、この環状凹部(14)に環状鍔
(13)を嵌合する事により、回動体(2)と芯ホルダー
(7)とを相対的に回動可能で、脱落不能に接続してい
る。また、外筒(17)の一端には断面コ字型の外周枠
(18)を接続し、回動体(2)の基端部(20)と芯ホルダ
ー(7)を被覆している。そして、外周枠(18)は、回動
体(2)の基端部(20)に係合固定して、外周枠(18)を
回動する事により、回動体(2)を回動可能としている。
また、外周枠(18)は、芯ホルダー(7)及び外筒(17)
とは固定接続せず、相対的に回動可能としている。
【0048】上述の如き繰出容器(1)から棒状化粧料
(9)を繰り出すには、外筒(17)を一方の手で保持し、
外周枠(18)を他方の手で保持して相対的に回動する。
すると、外筒(17)に係合固定した芯ホルダー(7)と、
外周枠(18)に係合固定した回動体(2)とが相対的に回
動する。一方、回動体(2)の螺溝(3)には軸芯(4)の係
合突部(5)が係合しているから、軸芯(4)も回動体(2)
とともに回動しようとする。しかし、軸芯(4)のキー溝
(6)には、芯ホルダー(7)のキー(8)が嵌合している事
により、軸芯(4)と芯ホルダー(7)とは回動不能で、軸
方向に進退可能としているから、軸芯(4)の係合突部
(5)は螺溝(3)の回動に伴って、外筒(17)の口部方向
に移動する。よって、棒状化粧料(9)が外筒(17)の口
部から繰り出される。
【0049】そして、この繰り出しの際に、芯ホルダー
(7)に一体に形成した抵抗部材(16)が、軸芯(4)のキ
ー溝(6)に密着して摩擦を生ずる。この摩擦により、軸
芯(4)の移動に適宜な抵抗力が生じるから、必然的に回
動体(2)の回動に抵抗力が生ずる。よって、棒状化粧料
(9)の繰り出し作業を円滑かつ確実に行う事ができる。
また、この抵抗力により、化粧作業時に、棒状化粧料
(9)が外筒(17)内部に繰り戻る事なく作業できる。そ
して、化粧作業が終了したら、外筒(17)と外周枠(1
8)を、繰り出し時とは反対方向に回動する事により、
棒状化粧料(9)を外筒(17)内部に繰り入れる事ができ
る。
【0050】また、上記の繰出容器(1)に収納する棒状
化粧料(9)は、アイライナー、口紅の他に、眉墨、アイ
シャドー、ファンデーション等適宜の化粧料を収納する
事ができる。また、これらを塗布するための紅筆や眉ブ
ラシ等の棒状化粧筆を収納しても良い。
【0051】また、抵抗部材(16)は、オレフィン系、
SBS系、ポリエステル系、シリコン系のエラストマー
で形成すれば、抵抗部材(16)の弾性変形がよりしなや
かとなるから、部品部材との接触による抵抗力が良好
で、回動作業を円滑に行う事ができる。更に、Oリング
を用いる従来の方法に比較して、廉価で簡便に抵抗部材
(16)を形成する事ができる。
【0052】また、上記エラストマーは、ショア硬さH
s40〜60で形成すれば、抵抗部材(16)と各部品部
材との間に生じる抵抗力がより適度となり、回動の手ご
たえが硬すぎず緩すぎず、快適なものとなる。よって、
棒状化粧料(9)の繰り出し、繰り入れ作業や化粧作業を
円滑かつ着実に行う事ができる。
【0053】
【発明の効果】本発明は上述の如く構成したものである
から、棒状化粧料の繰出容器の回動に適度な抵抗力が生
じ、棒状化粧料の繰り出し、繰り入れ作業を円滑に行う
事が可能となる。また、化粧作業時に、棒状化粧料の繰
り戻りを防ぎ、快適に化粧作業を行う事ができる。
【0054】また、抵抗部材を、部品部材と一体に形成
しているから、部品部材の成形時に形成でき、廉価で作
動安定性の良い製品を得る事ができる。また、部品部材
成型時に一体に形成するから、他の部品部材との寸法上
の取り合いを正確とし、作動安定性の良い製品を得る事
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面図。
【図2】抵抗部材を環状に突設して形成した芯ホルダー
の一例の斜視図。
【図3】芯ホルダーの外周に、突起を配列して抵抗部材
を形成した例の斜視図。
【図4】第2実施例の断面図。
【図5】第3実施例の断面図。
【図6】第4実施例の断面図。
【図7】図6のキーとキー溝部分の拡大図。
【図8】図6の係合突部と螺溝部分の拡大図。
【図9】従来例の断面図。
【符号の説明】
2 回動体 3 螺溝 4 軸芯 5 係合突部 7 芯ホルダー 9 棒状化粧料 16 抵抗部材

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回動体に設けた螺溝に軸芯の係合突部を
    係合し、この軸芯に棒状化粧料または棒状化粧筆を接続
    するとともに軸芯には芯ホルダーを回動不能で進退可能
    に接続し、この芯ホルダーと回動体とを回動可能に接続
    し、回動体と芯ホルダーとを相対的に回動する事によ
    り、回動体及び芯ホルダーに対して軸芯を進退可能とし
    たものに於いて、上記の回動関係に配置した部品部材
    の、相互に接触可能な回動接触部分に、軟弾性材から成
    る抵抗部材を部品部材と一体に固定して、部品部材に接
    触配置した事を特徴とする繰出容器。
  2. 【請求項2】 抵抗部材は、軸芯と回動体との接触部に
    配置した事を特徴とする請求項1の繰出容器。
  3. 【請求項3】 抵抗部材は、芯ホルダーと回動体との接
    触部に配置した事を特徴とする請求項1の繰出容器。
  4. 【請求項4】 抵抗部材は、軸芯と芯ホルダーとの接触
    部に配置した事を特徴とする請求項1の繰出容器。
  5. 【請求項5】 抵抗部材は、部品部材の外周または内周
    に環状に配置した事を特徴とする請求項1の繰出容器。
  6. 【請求項6】 抵抗部材は、部品部材の外周または内周
    に軸方向に配置した事を特徴とする請求項1の繰出容
    器。
  7. 【請求項7】 抵抗部材は、オレフィン系、SBS系、
    ポリエステル系またはシリコン系のエラストマーで形成
    した事を特徴とする請求項1、2、3、4、5または6
    の繰出容器。
  8. 【請求項8】 エラストマーは、ショア硬さHs40〜
    60で形成した事を特徴とする請求項7の繰出容器。
JP21016796A 1996-08-08 1996-08-08 繰出容器 Withdrawn JPH1042946A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SG120101A1 (en) * 2003-01-28 2006-03-28 Suzuno Kasei Kk Stick type cosmetic material feeding container

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