JPH1042501A - 誘導電動機のロータ - Google Patents

誘導電動機のロータ

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JPH1042501A
JPH1042501A JP9111446A JP11144697A JPH1042501A JP H1042501 A JPH1042501 A JP H1042501A JP 9111446 A JP9111446 A JP 9111446A JP 11144697 A JP11144697 A JP 11144697A JP H1042501 A JPH1042501 A JP H1042501A
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core
induction motor
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rotor core
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    • H02K1/00Details of the magnetic circuit
    • H02K1/06Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
    • H02K1/22Rotating parts of the magnetic circuit
    • H02K1/32Rotating parts of the magnetic circuit with channels or ducts for flow of cooling medium
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K17/00Asynchronous induction motors; Asynchronous induction generators
    • H02K17/02Asynchronous induction motors
    • H02K17/16Asynchronous induction motors having rotors with internally short-circuited windings, e.g. cage rotors
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K9/00Arrangements for cooling or ventilating
    • H02K9/22Arrangements for cooling or ventilating by solid heat conducting material embedded in, or arranged in contact with, the stator or rotor, e.g. heat bridges
    • H02K9/227Heat sinks

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  • Power Engineering (AREA)
  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Motor Or Generator Cooling System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 誘導電動機の機動力損失を軽減させてモータ
の起動効果を向上せしめ、さらに、ロータの重量を減少
させて無負荷トークおよび貫成力を大幅に減少できるば
かりか、製造コストを大幅に節減させることにある。 【解決手段】 ロータおよびステータとからなり動力を
発生させる誘導電動機において、ロータコア12の中心
に形成された軸挿入孔13を中心にコアレーグ14によ
り区画された複数の空間部15がロータコア12に形成
されていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、誘導電動機のロー
タに係り、特に、ロータコアから発生される起磁力の損
失を軽減させて誘導電動機の起動効率を向上させること
ができ、ロータの重量を減少させてロータの製造コース
トダウンを図りうる誘導電動機のロータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の誘導電動機のロータは、
ケイ素鋼板からなる複数のロータコアが積成され、ステ
ータの一次巻線により発生された磁界内にロータが位置
されることにより、前記ステータの一次巻線により発生
された磁界が二次導体なるロータに影響を及ぼすように
なるが、前記ロータコアが円板状に形成されているた
め、磁束がロータコアの全体に形成される。
【0003】従来の実施の形態1による誘導電動機のロ
ータ1aは、図14(A)に示すように、複数の積層さ
れたロータコア2aの中央に図示のないモータ軸が挿入
される軸挿入孔3aが穿設され、該軸挿入孔3aの外方
には空気を流すための複数の通孔6aが穿設されてい
る。
【0004】さらに、従来の実施の形態2による誘導電
動機のロータ1bは、図14(B)に示すように、複数
の積層されたロータコア2bの中央にモータ軸が挿入さ
れる軸挿入孔3bが穿設され、該軸挿入孔3bの外方に
は空気を流すための複数の通孔6bが穿設されている。
一方、前記ロータコア2bの通孔6bの外方にロータコ
ア2bを自動に積層させるための自動積層溝8が形成さ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来の実施の形態1,2による誘導電動機のロータ1
a,1bは磁束がロータコア2a,2bのすべての円板
に分布されることにより、磁束の径路中の一部は径路が
長く、かかる径路の数が多いほど磁気の抵抗が大にな
る。このように磁気抵抗の増加に伴いロータの起磁力の
損失も大となり、このような起磁力の損失によりモータ
の起動効率の低下をきたすという問題点があった。
【0006】とりわけ、ロータの重さが大なるため、無
負荷トークおよび慣性力が大となり、製造コストの上昇
を招くなどの問題点があった。
【0007】そこで、本発明は、上記種々の問題点を解
決するためになされたものであって、本発明の目的は、
誘導電動機の起磁力損失を軽減させてモータの起動効率
を向上せしめうるようにされた誘導電動機のロータを提
供することにある。
【0008】さらに、本発明の他の目的は、ロータの重
量を減少させて無負荷トークおよび慣性力を大幅に減少
できるばかりか、製造コストを大きく節減させうる誘導
電動機のロータを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記のごとき目的を達成
するために、請求項1記載の第1の発明は、ロータおよ
びステータからなり動力を発生させる誘導電動機におい
て、ロータコアの中央部に形成された軸挿入孔を中心に
コアレーグにより区画された複数の空間部がロータコア
に形成されていることを要旨とする。従って、誘導電動
機の起磁力損失を軽減させてモータの起動効率を向上せ
しめる。
【0010】請求項2記載の第2の発明は、前記空間部
は、ロータコアの両側に同一に形成されるが、これらの
両側の空間部は隔板により分割されることを要旨とす
る。従って、起磁力の損失を防止しつつロータコアの冷
却効果が高められる。
【0011】請求項3記載の第3の発明は、前記隔板に
1つ以上の通孔が突設されていることを要旨とする。従
って、起磁力の損失を防止しつつロータコアの冷却効果
が高められる。
【0012】請求項4記載の第4の発明は、前記それぞ
れの空間部には非鉄金属が満たされていることを要旨と
する。従って、起磁力の損失を防止しつつロータコアの
冷却効果が高められる。
【0013】請求項5記載の第5の発明は、前記非鉄金
属および隔板を通る1つ以上の通孔が穿設されているこ
とを要旨とする。従って、ロータコアの冷却効果がさら
に向上される。
【0014】請求項6記載の第6の発明は、前記ロータ
コアの両側にエンドリングが装着されていることを要旨
とする。
【0015】請求項7記載の第7の発明は、ロータおよ
びステータからなり動力を発生させる誘導電動機におい
て、ロータコアの中央部に形成された軸挿入孔を中心に
コアレーグにより区画された複数の貫通部がロータコア
に形成されていることを要旨とする。従って、ロータの
重量を減少させて無負荷トークおよび慣性力を大幅に減
少できるばかりか、製造コストを大きく節減できる。
【0016】請求項8記載の第8の発明は、前記貫通部
に非鉄金属が満たされていることを要旨とする。従っ
て、ロータコアの冷却効果がさらに向上される。
【0017】請求項9記載の第9の発明は、前記非鉄金
属を貫通する1つ以上の通孔が穿設されていることを要
旨とする。従って、起磁力の損失を防止しつつロータコ
アの冷却効果が高められる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明による実施の形態に
ついて添付図面に沿って詳述する。
【0019】図1は、本発明の実施の形態1によるロー
タの斜視図、図2(A)は本発明の実施の形態1による
ロータの側面図、図2(B)は本発明の実施の形態1に
よるロータの部分断面図である。
【0020】図1,2(A),2(B)に示す本発明の
実施の形態1によりロータ10は、ロータコア12の中
央にモータ軸11が結合される軸挿入孔13が穿設さ
れ、該軸挿入孔13を中心にコアレーグ14が放射状に
て複数形成され、該複数のコアレーグ14の間には空間
部15が形成されている。前記複数のコアレーグ14は
ロータコア12の両側にそれぞれ同一に形成され、空間
部15もまた同一の位置に対称形に形成され、該両側の
空間部15は隔板18により詰っている。
【0021】図3(A)は本発明の実施の形態2による
ロータの側面図、図3(B)は本発明の実施の形態2に
よるロータの部分断面図であって、本発明の実施の形態
2によるロータ20は、ロータコア22の中央に図示の
ないモータ軸が結合される軸挿入孔23が穿設され、該
軸挿入孔23を中心にコアレーグ24が放射状に複数形
成され、該複数のコアレーグ24間には空間部25が形
成されている。前記複数のコアレーグ24はロータコア
22の両側にそれぞれ同一に形成され、空間部25もま
た同一の位置に対称形に形成され、該両側の空間部25
は隔板28により詰っており、前記隔板28にはロータ
コア22の両側にそれぞれ同一に形成された空間部25
を貫通する通孔27が1つずつ形成され、前記通孔27
を通して空気が通されるようになっている。
【0022】さらに、本発明の実施の形態3によりロー
タ30は、図4に示すように、ロータコア32の両側に
形成された空間部35を分離する隔板38に2つの通孔
37が形成されている。
【0023】図5(A)は本発明の実施の形態4による
ロータの側面図、図5(B)は本発明の実施の形態4に
よるロータの部分断面図であって、本発明の実施の形態
4によるロータ40は、ロータコア42の中央に図示の
ないモータ軸が結合される軸挿入孔43が穿設され、該
軸挿入孔43を中心にコアレーグ44が放射状にて複数
形成され、該複数のコアレーグ44間に形成された空間
部にアルミニウムなどの非鉄金属49が満たされてお
り、起磁力の損失を防止しつつロータコア42の冷却効
果が高められるようになっている。
【0024】さらに、図6(A)は本発明の実施の形態
5によるロータの側面図、図6(B)は本発明の実施の
形態5によるロータの部分断面図であって、本発明のロ
ータ50は、ロータコア52の中央に図示のないモータ
軸が結合される軸挿入孔53が穿設され、該軸挿入孔5
3を中心にコアレーグ54が放射状にて複数形成され、
該複数のコアレーグ54間に形成された空間部にアルミ
ニウム等の非鉄金属が満たされている。一方、前記非鉄
金属59を貫通する通孔57が穿設され、ロータコア5
2の冷却効果をさらに向上されるようになっている。
【0025】一方、図7(A)は本発明の実施の形態6
によるロータの側面図、図7(B)は本発明の実施の形
態6によるロータの部分断面図であって、本発明の実施
の形態6によりロータ60は、ロータコア62の中央に
モータ軸が結合される軸挿入孔63が穿設され、該軸挿
入孔63を中心にコアレーグ64が放射状にて複数形成
されるが、該複数のコアレーグ64は空間部を4区域に
分割するように形成され、該空間部にはアルミニウム等
の非鉄金属69で満たされた構造になっている。
【0026】さらに、図8(A)は本発明の実施の形態
7によるロータの側面図、図8(B)は本発明の実施の
形態7によるロータの部分断面図であって、本発明の実
施の形態7によるロータ70は、ロータコア72の中央
にモータ軸が結合される軸挿入孔73が穿設され、該軸
挿入孔73を中心にコアレーグ74が空間部を4区域に
分割するように形成され、該空間部にはアルミニウムな
どの非鉄金属79で満たされる一方、ロータコア72の
両方にエンドリング71を装着された構造になってい
る。
【0027】さらに、図9(A)は本発明の実施の形態
8によるロータの側面図、図9(B)は本発明の実施の
形態8によるロータの部分断面図であって、本発明の実
施の形態8によりロータ80は、ロータコア82の中央
にモータ軸が結合される軸挿入孔83が穿設されてい
る。該軸挿入孔83を中心にコアレーグ84が空間部を
4区域に分割するように形成され、該空間部にはアルミ
ニウムなどの非鉄金属89が満たされている。一方、ロ
ータコア82の両方にエンドリング81が装着され、前
記非鉄金属89を貫通する通孔87が穿設された構造に
なっている。
【0028】さらに、図10(A)は本発明の実施の形
態9によるロータの側面図、図10(B)は本発明の実
施の形態9によるロータの部分断面図であって、本発明
の実施の形態9によるロータ90は、ロータコア92の
中央にモータ軸が結合される軸挿入孔93が穿設されて
いる。該軸挿入孔93を中心にコアレーグ94が放射状
に複数形成され、該記複数のコアレーグ94間には貫通
部95が形設されている。
【0029】図11(A)は本発明の実施の形態10に
よるロータの側面図、図11(B)は本発明の実施の形
態10によるロータの部分断面図であって、本発明の実
施の形態10によるロータ100は、ロータコア102
の中央にモータ軸が結合される軸挿入孔103が穿設さ
れ、該軸挿入孔103を中心にコアレーグ104が放射
状に複数形成され、該記複数のコアレーグ104間には
貫通部105が形成されている。前記貫通部105に
は、非鉄金属109で満たされ、前記非鉄金属109を
貫通する通孔107が穿設されている。
【0030】上記のように構成された本発明の作動状態
について図12(A),(B)に沿って詳述する。
【0031】図12(A)に示すように、誘導電動機に
設けられるロータ10のロータコア12の中央に形成さ
れた軸挿入孔13を中心に放射状に形成されたコアレー
グ14により区画された複数の空間部15が形成されて
いるため、点線で示された磁束が通る距離が短く誘導さ
れ、起磁力の損失を軽減させうるため、モータの起動効
率を向上させることができる。また、前記空間部15に
よりロータ10の重量が大いに減少されて無負荷トーク
および慣性力を大いに減少しうるとともに、製造コスト
のダウンを図ることができる。更に、図12(B)に示
すように、ロータ30のロータコア32に形成された空
間部35の隔板38には、空気を流すための複数の通孔
37が穿設されて非鉄金属、たとえば、アルミニウムか
らなる放熱材が挿入されるため、前記ロータコア32か
ら発生される熱を吸収して有効に放熱させうるようにな
る。
【0032】すなわち、次に、本発明について下記式に
より詳述する。
【0033】ロータ30のロータコア32に磁束が通る
際、ロータコア32には磁気抵抗による起磁力の損失が
生じることにより、磁気抵抗を減少させることが起磁損
失を減少させることであり、モータの効率を高めること
になる。
【0034】また、モータの効率を高めるためには磁界
の強さおよびインダクタンスを増加させるべきである。
【0035】上記のように、モータの効率にかかわる要
素、すなわち、磁気抵抗、磁界の強さ、インダクタンス
を求める公式を見てみると次のごとくである。
【0036】1.磁気抵抗Rを求める公式は下記のごと
くである。
【0037】
【数1】 ここで、μo は真空および空間の透磁率、μr は鉄板材
の非透磁率、lは磁路の長さ、さらに、Aは磁路の断面
積をそれぞれ示す。
【0038】上記のごとく、磁気抵抗は磁路の長さに比
例するため、磁気抵抗の減少のためには磁路の長さを減
少すべきである。
【0039】2.鉄板での磁界の強さHを求める公式は
下記のごとくである。
【0040】
【数2】 ここで、Nは巻線敷、Iは印加電流値、lは磁路の長さ
をそれぞれ示す。
【0041】上記のように、磁界の強さは磁路の長さに
反比例するため、磁界の強さを増やすためには、磁路の
長さを縮小すべきである。
【0042】3.磁界のインダクタンスを求める公式は
下記のごとくである。
【0043】
【数3】 ここで、μo は真空および空間の透磁率、μr は鉄板材
の非透磁率、Nは巻線数、Ao は磁路の断面積、Ko
鉄板の積層密度計数、lは磁路の長さをそれぞれ示す。
【0044】上記のごとく、インダクタンスは磁路の長
さに比例するため、インダクタンスの強さを増やすため
には、磁路の長さを縮小すべきである。
【0045】すなわち、上記公式1,2,3から同一材
質のロータで磁気抵抗を減少させ、磁界の強さおよびイ
ンダクタンスを増やすためには磁路の長さを縮小するの
が肝要である。
【0046】一方、図12(A)、図12(B)に示す
ように、本発明のロータ10,30は、ロータコア1
2,32に空間部15,35を形成することにより、磁
路の長さが図14(A),14(B)に示す従来のロー
タ1a,1bより短かくなる。この際、注意すべき点は
空間部15,35を形成する際、磁路の断面積を考慮に
入れて形成すべきである。
【0047】すなわち、上記公式(1)からわかるよう
に、磁気抵抗Rは磁路の断面積Aにかかわるため、磁束
密度が適正水準になるように磁路の断面積を保持すべき
である。
【0048】また、同一の磁路での鉄損Wiを求める公
式は下記のごとくである。
【0049】 Wi=kh ・Bm1.6 ・f+ke ・Bm2 ・f2 ………(4) ここで、kh はヒステリシス常数、ke は過電流常数、
fは周波数を示す。
【0050】この際、前記鉄損Wi は必要以上に磁束密
度が上昇されない値であるべきである。
【0051】したがって、ロータコアの断面形状でスロ
ット下段の断面からコアの内径までの距離がステータヨ
ークのティス幅以上にならなければならないのは言うま
でもなく、この部分での磁束密度の計算値がケイ素鋼板
材質のもつB−Hカーブの臨界曲面、つまり、非透磁率
値が極小となる点を超えてはならない。
【0052】より的確に言えば、前記公式(4)で計算さ
れた鉄損値が既存の場合に比べて大でない程度に磁路の
断面積を保持すべきである。
【0053】また、ロータコアに形成された空間部にア
ルミニウム材を満たしておけば空間のまま置いた場合に
比べてロータコアから生じる熱を吸収する放熱効果がさ
らに大になるため、モータの効率向上に足してなる。
【0054】このような本発明により製造された誘導電
動機の実験結果は下記のテーブル1と同じである。
【0055】上記テーブル1のごとき実験結果が得られ
る本発明は、図12(A)に示すごとき構造に通孔を6
個を穿設したロータを装着された60Hz,200Vの
単相誘導電動機であって、外径が107mm、積層高さ
55mm、極数4極、入力516W、アルミニウム部分
の半径17.67mm、通孔の直径5.88mmであ
る。
【0056】さらに、従来の技術は図14(A)に示す
ごとき構造のロータを装着された単相誘導電動機を使用
し、諸元は本発明の誘導電動機と同一であるが、ただ、
ロータに空間部なり通孔が形成されていない。
【0057】
【表1】 単位: 1.負荷−インチ、パウンド 2.効率−単位当りの効率(n)=(負荷×RPM/電
圧×電流×60)×100 3.比較効率(%) (本発明の単位当りの効率−従来
技術の単位当りの効率/従来技術の単位当りの効率)×
100 上記テーブル1から本発明は従来の技術により10%か
ら30%以上の比較効率があるのがわかる。
【0058】
【発明の効果】上述のように、本発明による誘導電動機
のロータによれば、誘導電動機の起磁力損失を軽減させ
てモータの起動効率を増大させることができ、ロータの
重量を減少させて無負荷トークおよび慣性力を減少で
き、ロータコア材の節減により製造コストを大幅にダウ
ンさせうるため、機器の効率性および信頼性を大幅に向
上させる優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1によるロータの斜視図であ
る。
【図2】本発明の実施の形態1によるロータの側面図お
よび部分断面図である。
【図3】本発明の実施の形態2によるロータの側面図お
よび部分断面図である。
【図4】本発明の実施の形態3によるロータの側面図で
ある。
【図5】本発明の実施の形態4によるロータの側面図お
よび部分断面図である。
【図6】本発明の実施の形態5によるロータの側面図お
よび部分断面図である。
【図7】本発明の実施の形態6によるロータの側面図お
よび部分断面図である。
【図8】本発明の実施の形態7によるロータの側面図お
よび部分断面図である。
【図9】本発明の実施の形態8によるロータの側面図お
よび部分断面図である。
【図10】本発明の実施の形態9によるロータの側面図
および部分断面図である。
【図11】本発明の実施の形態10によるロータの側面
図および部分断面図である。
【図12】図2および図4に示すロータの磁束径路図で
ある。
【図13】誘導電動機の部分断面図である。
【図14】従来の実施の形態1によるロータの磁束径路
図および従来の実施の形態2によるロータの磁束径路図
である。
【符号の説明】
10 ロータ 11 モータ軸 12 ロータコア 13 軸挿入孔 14 コアレーグ 15 空間部 18 隔板

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロータおよびステータからなり動力を発
    生させる誘導電動機において、 ロータコアの中央部に形成された軸挿入孔を中心にコア
    レーグにより区画された複数の空間部がロータコアに形
    成されていることを特徴とする誘導電動機のロータ。
  2. 【請求項2】 前記空間部は、ロータコアの両側に同一
    に形成されるが、これらの両側の空間部は隔板により分
    割されることを特徴とする請求項1に記載の誘導電動機
    のロータ。
  3. 【請求項3】 前記隔板に1つ以上の通孔が突設されて
    いることを特徴とする請求項2に記載の誘導電動機のロ
    ータ。
  4. 【請求項4】 前記それぞれの空間部には非鉄金属が満
    たされていることを特徴とする請求項2に記載の誘導電
    動機のロータ。
  5. 【請求項5】 前記非鉄金属および隔板を通る1つ以上
    の通孔が穿設されていることを特徴とする請求項4に記
    載の誘導電動機のロータ。
  6. 【請求項6】 前記ロータコアの両側にエンドリングが
    装着されていることを特徴とする請求項1に記載の誘導
    電動機のロータ。
  7. 【請求項7】 ロータおよびステータからなり動力を発
    生させる誘導電動機において、 ロータコアの中央部に形成された軸挿入孔を中心にコア
    レーグにより区画された複数の貫通部がロータコアに形
    成されていることを特徴とする誘導電動機のロータ。
  8. 【請求項8】 前記貫通部に非鉄金属が満たされている
    ことを特徴とする請求項7に記載の誘導電動機のロー
    タ。
  9. 【請求項9】 前記非鉄金属を貫通する1つ以上の通孔
    が穿設されていることを特徴とする請求項8に記載の誘
    導電動機のロータ。
JP9111446A 1996-04-30 1997-04-28 誘導電動機のロータ Expired - Fee Related JP2828437B2 (ja)

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