JPH1042280A - 映像監視装置 - Google Patents

映像監視装置

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Publication number
JPH1042280A
JPH1042280A JP8195116A JP19511696A JPH1042280A JP H1042280 A JPH1042280 A JP H1042280A JP 8195116 A JP8195116 A JP 8195116A JP 19511696 A JP19511696 A JP 19511696A JP H1042280 A JPH1042280 A JP H1042280A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
video
processing unit
unit
digital
transmission
Prior art date
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Pending
Application number
JP8195116A
Other languages
English (en)
Inventor
Tei Hamaguchi
禎 濱口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH1042280A publication Critical patent/JPH1042280A/ja
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  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カメラ入力映像をディジタル伝送し、この伝
送されたカメラ入力映像を表示する映像監視装置は、デ
ータが間引かれた圧縮後のデータしかメインメモリ上に
展開できず、厳密な画像解析等を行うには不向きであっ
た。 【解決手段】 カメラ入力映像をディジタル映像に変換
するアナログ/ディジタル変換部21aの直後に、圧縮
前のディジタル映像データをメインメモリへ転送可能と
する画像処理データ転送部21dを設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はカメラ入力映像を
ディジタル伝送し、集中監視センタ側でカメラ入力映像
を表示する映像監視装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図12は従来の映像監視装置を示す構成
図であり、図において、1はカメラ、2は映像送出処理
部、3は映像を伝送する伝送路、4は映像表示処理部、
5は映像表示装置である。
【0003】上記映像送出処理部2は、カメラ1からの
映像を入力するカメラ入力部21、映像伝送処理部2
2、伝送路インタフェース部25、カメラ入力部21か
らの映像を蓄積し、再生された蓄積映像を映像伝送処理
部22に送る映像蓄積部24、時刻情報を出す時刻発生
部26を有する。
【0004】そして、上記カメラ入力部21は、図13
に示すように、カメラ入力情報(NTSC信号)をディ
ジタル映像に変換するA/D変換手段121a、間引き
手段121b、VRAM制御手段121c、ビデオバッ
ファ121d、圧縮/伸長手段121e、ファストイン
/ファストアウト(以下、FIFOと略称する)121
f、ローカルバスインタフェース(以下、ローカルバス
I/Fと略称する)121gで構成されている。
【0005】また、映像表示処理部4は、伝送路3より
送られてきた映像を受信する伝送路インタフェース部4
1、この受信された映像を蓄積する映像蓄積部46、上
記受信された映像および映像蓄積部46で再生された蓄
積映像を映像表示装置5に出力する表示装置インタフェ
ース部42、受信した時刻情報と現在の時刻とを比較す
る時刻比較部44を有する。
【0006】次に動作について説明する。カメラ1によ
り入力したライブ映像は、カメラ入力部21でディジタ
ル映像に変換され映像伝送処理部22に送られる。ま
た、このディジタル映像は、磁気ディスク装置などで実
現される映像蓄積部24に常時蓄積を行うと共に、要求
に応じて蓄積した映像の読み出し処理を行い、映像蓄積
部24より再生される蓄積映像を映像伝送処理部22に
送る。映像伝送処理部22では、カメラ入力部21より
のライブ映像と映像蓄積部24よりの蓄積映像とを、伝
送路インタフェース部25を経由して伝送路3に送出す
る伝送処理を行う。伝送路3は、ATM方式の伝送路な
ど高速ディジタル伝送できる伝送路の利用を想定してお
り、複数のライブ映像や複数の蓄積映像を映像表示処理
部4に伝送する。
【0007】映像表示処理部4では、伝送路3より送ら
れてきた映像を伝送路インタフェース部41で受信し、
映像を表示装置インタフェース部42に送り、必要に応
じて、映像蓄積部46で蓄積保存される。
【0008】この場合、カメラ入力部21では、圧縮処
理および伸長処理が行われる。圧縮処理は、カメラ1か
らのNTSC信号をA/D変換手段121aにてディジ
タルデータに変換した後、間引き手段121bで間引か
れたデータをビデオバッファ121dに格納する。
【0009】圧縮/伸長手段121eはビデオバッファ
121dより順次データを読み出し、映像データを圧縮
する。圧縮されたデータはFIFO121fを経由しロ
ーカルバスI/F121gへ転送され、ローカルバス上
に流れる。
【0010】また、伸長処理は、ローカルバスI/F1
21gから取り込んだディジタル映像データをFIFO
121fを経由して圧縮/伸長手段121eに送る。
【0011】圧縮/伸長手段121eにて伸長された映
像データはビデオバッファ121dに一旦格納され、こ
のビデオバッファ121dに格納された映像データは順
次読み出され、ローカルバスI/F121gを経由して
ローカルバス上へ流れる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来の映像監視装置は
以上のように構成されているので、画像処理を考慮した
映像蓄積手段ではなかったため、データが間引かれた圧
縮後のデータしかメインメモリ上に展開できず、厳密な
画像解析等を行うには不向きであるという課題があっ
た。
【0013】また、伝送路においては、映像データのト
ラフィックしか管理していないため、制御データやグラ
フィックデータなどの他のプラント情報の配送に影響を
及ぼしてしまうという課題があった。
【0014】さらに、記憶容量オーバーが見込まれる場
合、警告は行うがそれ以上の回避動作を行わないため、
記憶洩れが発生するという課題があった。
【0015】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、厳密な画像処理、記憶洩れ防止、
柔軟なプラントデータの配送を実現し、高性能、高信頼
な映像監視装置を得ることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る映像監視装置は、カメラ入力映像をディジタル映像に
変換するアナログ/ディジタル変換部の直後に、圧縮前
のディジタル映像データをメインメモリへ転送可能とす
る画像処理データ転送部を設けたものである。
【0017】請求項2記載の発明に係る映像監視装置
は、カメラ入力映像をディジタル映像に変換して伝送す
る映像送出処理部および該ディジタル映像を受信し映像
表示装置に表示する処理を行う映像表示処理部のインタ
フェース部に、伝送路の使用帯域を選択制御するクオリ
ティ・オブ・サービス制御手段を備えたものである。
【0018】請求項3記載の発明に係る映像監視装置
は、カメラ入力映像をディジタル映像に変換して伝送す
る映像送出処理部および該ディジタル映像を受信し映像
表示装置に表示する処理を行う映像表示処理部の映像蓄
積部に、記憶残容量が規定値以上になった場合、前記伝
送路を介して他の映像表示処理部の映像蓄積部を検索
し、一時的に記憶エリアを割り当てる記憶容量管理手段
を備えたものである。
【0019】請求項4記載の発明に係る映像監視装置
は、カメラ入力映像をディジタル映像に変換して伝送す
る映像送出処理部および該ディジタル映像を受信し映像
表示装置に表示する処理を行う映像表示処理部のインタ
フェース部に、伝送路の使用帯域を選択制御するクオリ
ティ・オブ・サービス制御手段と前記映像送出処理部お
よび前記映像表示処理部の映像蓄積部に、記憶残容量が
規定値以上になった場合、前記伝送路を介して他の映像
表示処理部の映像蓄積部を検索し、一時的に記憶エリア
を割り当てる記憶容量管理手段とを備えたものである。
【0020】請求項5記載の発明に係る映像監視装置
は、複数のディジタル映像と制御情報を伝送する伝送路
を介して、カメラ入力映像をディジタル映像に変換して
伝送する映像送出処理部および該ディジタル映像を受信
し映像表示装置に表示する処理を行う映像表示処理部に
おけるデータを記憶する長期記憶処理部を備え、この長
期記憶処理部を、伝送路の使用帯域を選択制御するクオ
リティ・オブ・サービス制御手段を有する伝送路インタ
フェース部と、記憶残容量が規定値以下になった場合、
伝送路を介して他の長期記憶処理部を検索し、一時的に
記憶エリアを割り当てる記憶容量管理手段を有する映像
蓄積部と、この記憶容量管理手段が管理するデータを映
像表示装置に表示する表示装置インタフェース部とで構
成したものである。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1は実施の形態1による映像監視装置
を示すブロック図であり、図において、1はカメラ、2
−1,2−2,2−3は伝送路3に接続された複数の映
像送出処理部、4は伝送路3に接続された映像表示処理
部、5は映像表示装置である。
【0022】上記映像送出処理部2−1,2−2,2−
3は、カメラ1からの映像を入力するカメラ入力部2
1、磁気ディスク装置などで実現される映像蓄積部24
に上記映像を常時エンドレス蓄積すると共に、映像の読
み出し処理を行い、再生された蓄積映像を映像伝送処理
部22に送るエンドレス蓄積処理部23、映像を伝送路
3に送出する伝送路インタフェース部25、時刻情報を
出す時刻発生部26、その時刻情報も含む種々の属性情
報を伝送処理する属性情報伝送処理部27を有する。
【0023】そして、上記カメラ入力部21は、図2に
示すように、カメラ入力情報(NTSC信号)をディジ
タル映像に変換するアナログ/ディジタル変換部(以
下、A/D変換部と略称する)21a、このディジタル
映像を間引き手段21bまたは画像処理用ビデオバッフ
ァ21cに転送する画像処理データ転送部21d、VR
AM制御手段21e、ビデオバッファ21f、圧縮/伸
長手段21g、ファストイン/ファストアウト(以下、
FIFOと略称する)21h、ローカルバスインタフェ
ース(以下、ローカルバスI/Fと略称する)21iで
構成されている。
【0024】また、映像表示処理部4は、伝送路3より
送られてきた映像を受信する伝送路インタフェース部4
1、この受信された映像を蓄積する映像蓄積部46、蓄
積処理部45、受信した時刻情報と現在とを比較する時
刻比較部44、属性情報を解読する属性情報解読部4
3、映像表示の構成を変更する属性情報表示付加部4
7、蓄積する上記受信された映像および映像蓄積部46
で再生された蓄積映像を映像表示装置5に出力する表示
装置インタフェース部42を有する。
【0025】次に動作について説明する。カメラ1によ
り入力したライブ映像は、カメラ入力部21でディジタ
ル映像に変換され映像伝送処理部22およびエンドレス
蓄積処理部23に送られ、エンドレス蓄積処理部23で
は、磁気ディスク装置などで実現される映像蓄積部24
に常時エンドレス蓄積を行うと共に、要求に応じて蓄積
した映像の読み出し処理を行い、映像蓄積部24より再
生される蓄積映像を映像伝送処理部22に送る。映像伝
送処理部22では、カメラ入力部21よりのライブ映像
とエンドレス蓄積処理部23よりの蓄積映像とを、伝送
路インタフェース部25を経由して伝送路3に送出する
伝送処理を行う。伝送路3は、ATM方式の伝送路など
光速ディジタル伝送できる伝送路の利用を想定してお
り、複数のライブ映像や複数の蓄積映像を映像表示処理
部4に伝送できる能力を備える。
【0026】また、映像送出処理部2−1〜2−3は、
時刻情報を出す時刻発生部26とその時刻情報も含む種
々の属性情報を伝送処理する属性情報伝送処理部27と
を備え、監視センタ側の映像表示処理部4に映像情報と
あわせ属性情報も伝送路3を介して、カメラ入力映像、
カメラ番号、カメラのアングル、レンズ倍率など入力映
像に関連する情報が伝送される。
【0027】映像表示処理部4では、伝送路3より送ら
れてきた映像情報や属性情報を伝送路インタフェース部
41で受信し、映像情報は表示装置インタフェース部4
2に送り、属性情報は属性情報解読部43に送る。ま
た、映像情報は必要に応じて、蓄積処理部45に送ら
れ、映像蓄積部46で蓄積保存される。
【0028】属性情報は属性情報解読部43で解読さ
れ、受信した時刻情報と現在の時刻とを時刻比較部44
で比較処理し、受信した映像がライブ映像か蓄積映像か
の判定を行う。その判定結果に応じて属性情報表示付加
部47で、映像表示の構成を変更する。例えば図3は映
像表示装置5の表示画面例であるが、ライブ映像と判断
した時は白枠で、蓄積映像と判断した時は灰色枠で表示
するなどライブ映像と蓄積映像との識別が容易な表示処
理を行う。
【0029】映像表示処理部4に入力したライブ映像を
映像蓄積部46に蓄積処理した場合、映像蓄積部46か
ら再生した映像データをライブ映像と判断して表示しな
い様に属性情報解読部43では、現在の時間と蓄積映像
に付随する属性情報の時刻との比較を行い、現在の時刻
との差が大きい場合は蓄積映像と判断する処理を行って
いる。
【0030】次にこの実施の形態1におけるカメラ入力
部21の動作を図4のフローチャートについて説明す
る。
【0031】圧縮処理.信号はA/D変換部21aにて
ディジタルデータに変換される(ステップST1)。制
御S/W(図示せず)から画像処理データ転送要求があ
るかを判断し(ステップST2)、YESであれば、画
像処理データ転送部21dに移行し(ステップST
3)、画像処理データ転送部21dはディジタル化され
た映像データを画像処理用ビデオバッファ21cに格納
し、ローカルバスI/F21iへデータを流すと同時に
間引き手段21bがビデオバッファ21cより順次デー
タを読み出し、間引きする(ステップST4)。
【0032】一方画像処理データ転送要求がない場合、
つまり、NOであれば、画像処理データ転送部21dは
間引き手段21bにデータを転送し、間引き手段21b
がデータを間引きし(ステップST4)、間引いた映像
データをビデオバッファ21fに格納する。然る後、圧
縮/伸長手段21gがビデオバッファ21fより順次デ
ータを読み出し、映像データを圧縮する(ステップST
5)。圧縮されたデータはFIFO21hを経由しロー
カルバスI/F21iへ転送され、ローカルバス上に流
れる(ステップST6)。
【0033】伸長処理.ローカルバスI/F21iから
取り込まれたディジタル映像データはFIFO21hを
経由して、圧縮/伸長手段21gに送られる。この圧縮
/伸長手段21gにて伸長された映像データはビデオバ
ッファ21fに一旦格納される。このビデオバッファ2
1fに格納された映像データは順次読み出され、ローカ
ルバスI/F21iを経由してローカルバス上へ流れ
る。
【0034】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、画像処理用のビデオバッファ21fとそのビデオバ
ッファ21fを制御する画像処理データ転送部21dを
設けることにより、間引き前の映像データが入手可能と
なる。この結果、厳密な画像解析等を行うのに有効であ
る。
【0035】実施の形態2.図5は実施の形態2による
映像監視装置を示すブロック図であり、前記図1と同一
部分には同一符号を付して重複説明を省略する。図にお
いて、25aは映像送出処理部2−1〜2−3の伝送路
インタフェース部25に設けられた伝送帯域を選択制御
するクオリティ・オブ・サービス制御手段(以下、QO
S制御手段と略称する)、25bはその選択制御の結果
を管理する管理テーブルである。41aは映像表示処理
部4の伝送路インタフェース部41に設けられ、QO S
制御手段25aの伝送帯域選択に合わせて伝送帯域を選
択制御するQO S制御手段、41bはその選択制御の結
果を管理する管理テーブルである。
【0036】図6は伝送路3の帯域種別を示すもので、
3aはテンポラリ帯域で緊急時に使用、3bは映像デー
タ帯域で映像データ用として使用、3cはグラフィック
データ帯域で映像データ以外の描画データ用として使
用、3dはイベント帯域で表示サーバからのイベント用
として使用、3eは制御データ帯域で制御データ用とし
て使用するものであり、確保/開放は表示装置インタフ
ェース部42、制御情報処理部(図示せず)の依頼に基
づき伝送路インタフェース部25が行う。
【0037】図7はQO S制御部25aの処理動作を示
すフローチャートである。動作を開始すると、まず、プ
ラント情報毎に伝送路3で使用する帯域と緊急時のみ使
用可能なテンポラリ帯域3aを予め予約し、管理テーブ
ル25bに記憶する(ステップST11)。次いで、帯
域変更通知を受信したかを判断し(ステップST1
2)、NOであれば、この判断動作を繰り返し、YES
であれば帯域開放通知があったかを判断し(ステップS
T13)、YESであれば帯域を開放し(ステップST
14)、NOであればテンポラリ帯域3aは割り当て可
能かを判断する(ステップST15)。
【0038】判断結果がYESであれば、テンポラリ帯
域を割り当てる(ステップST16)。NOであれば、
属性情報解読部43に依頼し、優先度の低い伝送プロセ
スを切る(ステップST17)。次いで、伝送プロセス
を切ったことで開放された帯域を割り当て(ステップS
T18)、前記帯域を開放とテンポラリ帯域3aを割り
当てる場合とともに、管理テーブルの内容を更新する
(ステップST19)。
【0039】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、伝送路3の負荷に応じて使用帯域を選択することに
より、データ伝送を円滑にかつ迅速に行うことができ
る。
【0040】実施の形態3.図8は実施の形態3による
映像監視装置を示すブロック図であり、前記図1と同一
部分には同一符号を付して重複説明を省略する。図にお
いて、24aは映像送出処理部2−1〜2−3の映像蓄
積部24を管理する記憶容量管理手段、46aは映像表
示処理部4の映像蓄積部46を管理する記憶容量管理手
段である。
【0041】上記記憶容量管理手段24a,46aはそ
れぞれ映像蓄積部24,46の記憶残容量が規定値以下
になった場合、ユーザにその旨を通知するとともに、伝
送路3に接続された他の映像送出処理部2−1〜2−
3、映像表示処理部4の映像蓄積部24,46で使用可
能なものがあるかを検索し、一時的に新たな記憶場所を
割り当て記憶する。
【0042】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、伝送路3を介して映像送出処理部2−1〜2−3お
よび映像表示部4の映像蓄積部24,46を互いに利用
し合ってデータ記憶を行うことにより、データの記録洩
れを防止することができる。
【0043】実施の形態4.図示は省略したが、実施の
形態4は前記の実施の形態2の構成に実施の形態3の構
成を組み合わせたもので、データ漏れを防止するととも
にデータの伝送を迅速かつ確実に行うことができる。
【0044】実施の形態5.図9は実施の形態5による
映像監視装置を示すブロック図であり、前記実施の形態
2を示す図5と同一部分には同一符号を付して重複説明
を省略する。図において、7−1,7−2,7−3は映
像送出処理部2−1,2−2,2−3に対応して伝送路
3に接続した長期記憶処理部である。
【0045】この各長期記憶処理部7−1〜7−3は、
伝送路3の使用帯域を選択制御するQO S制御手段7e
を有する伝送路インタフェース部7dと、記憶残容量が
規定値以下になった場合、伝送路3を介して他の長期記
憶処理部を検索し、一時的に記憶エリアを割り当てる記
憶容量管理手段7bを有する映像蓄積部7aと、この記
憶容量管理手段7bが管理するデータを映像表示装置5
に表示する表示装置インタフェース部7gとを備え、記
憶容量管理手段7bおよびQO S制御手段7eにはそれ
ぞれ管理テーブル7cおよび管理テーブル7fが設けら
れている。
【0046】次に動作について説明する。図10は映像
送出処理部より長期保存データの記録依頼があった場合
における長期記憶処理部の処理を示すフローチャートで
ある。動作を開始すると、映像送出処理部2−1〜2−
3、映像表示処理部4から長期保存データの保存要求を
受信し(ステップST21)、要求のあったデータを記
録した場合の残記録容量を算出し(ステップST2
2)、記録残量が警告値より大きいかを判断する(ステ
ップST23)。NOであれば退避処理に移行し(ステ
ップST24)、YESであれば通常記録処理に移行す
る(ステップST25)。
【0047】通常記録処理において、要求元へデータを
送信するよう通知し(ステップST26)、受信したデ
ータをローカル領域へ記録した後(ステップST2
7)、退避データかを判断し(ステップST28)、Y
ESであれば、本来の装置へ記録領域の所在を通知し
(ステップST29)、NOであれば、管理テーブルの
残記録容量を更新し(ステップST30)、管理テーブ
ルの更新内容を他の記録容量管理手段に通知する(ステ
ップST31)。
【0048】一方、ステップST23の判断の結果、ス
テップST24の退避処理に移行したときには、操作員
に記録領域を確保するよう警告(アラーム及びCRTへ
のメッセージ表示)し(ステップST32)、管理テー
ブルを参照し、他の記録容量管理手段の残記録容量を調
査する(ステップST33)。次いで記録可能な装置が
あるがを判断し(ステップST34)、NOであればス
テップST22に戻り、YESであれば、要求元へ記録
可能な装置を通知し、そこへデータを保存するよう通知
し(ステップST35)、退避先より退避アドレスを受
信し(ステップST36)、管理テーブルに上記退避ア
ドレスを記録し(ステップST37)、残記録容量をチ
ェックする(ステップST38)。
【0049】しかる後、退避データが記録可能かを判断
し(ステップST39)、NOであればステップST3
8に戻り、YESであれば、退避先に退避データ送信依
頼を発行し(ステップST40)、受信したデータをロ
ーカル領域へ記録し(ステップST41)、ステップS
T30に移行する。
【0050】次に退避データの転送処理(ステップST
42)について説明する。まず、他の長期記憶装置から
の退避データ送信要求を受信し(ステップST43)、
要求元へが移動該当データを送信し(ステップST4
4)、管理テーブルの残記録容量更新し(ステップST
45)、管理テーブルの更新内容を他の記憶容量管理手
段に通知する(ステップST46)。
【0051】図11は前記処理における映像送出処理部
2−1〜2−3及び映像表示処理部4側の処理動作を説
明するフローチャートである。まず、所定の長期記憶処
理部7−1〜7−3へ保存依頼を発行し(ステップST
51)、長期記憶処理部7−1〜7−3からの応答を受
信する(ステップST52)。次いで、記録先が変更さ
れたかを判断し(ステップST53)、YESであれば
退避データであることを保存先へ通知し(ステップST
54)、NOであれば、データを送信する(ステップS
T55)。
【0052】以上のようにこの実施の形態5によれば、
あまり利用しないデータは長期記憶処理部7−1〜7−
3に移すことにより、映像送出処理部2−1〜2−3及
び映像表示処理部4の映像蓄積部24,46の負担を軽
くし、かつよく利用するデータを蓄積しているため、処
理の迅速化を図ることができる。
【0053】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、カメラ入力映像をディジタル映像に変換するアナ
ログ/ディジタル変換部の直後に、圧縮前のディジタル
映像データをメインメモリへ転送可能とする画像処理デ
ータ転送部を設けるように構成したので、間引き前の映
像データが入手可能となり、厳密な画像解析等を行うの
に有効である効果がある。
【0054】請求項2記載の発明によれば、カメラ入力
映像をディジタル映像に変換して伝送する映像送出処理
部および該ディジタル映像を受信し映像表示装置に表示
する処理を行う映像表示処理部のインタフェース部に、
伝送路の使用帯域を選択制御するクオリティ・オブ・サ
ービス制御手段を備えるように構成したので、伝送路の
負荷を応じて使用帯域を撰択することにより、データ伝
送を円滑にかつ迅速に行うことができる効果がある。
【0055】請求項3記載の発明によれば、カメラ入力
映像をディジタル映像に変換して伝送する映像送出処理
部および該ディジタル映像を受信し映像表示装置に表示
する処理を行う映像表示処理部の映像蓄積部に、記憶残
容量が規定値以上になった場合、前記伝送路を介して他
の映像表示処理部の映像蓄積部を検索し、一時的に記憶
エリアを割り当てる記憶容量管理手段を備えるように構
成したので、データの記録洩れを防止することができる
効果がある。
【0056】請求項4記載の発明によれば、カメラ入力
映像をディジタル映像に変換して伝送する映像送出処理
部および該ディジタル映像を受信し映像表示装置に表示
する処理を行う映像表示処理部のインタフェース部に、
伝送路の使用帯域を選択制御するクオリティ・オブ・サ
ービス制御手段と前記映像送出処理部および前記映像表
示処理部の映像蓄積部に、記憶残容量が規定値以上にな
った場合、前記伝送路を介して他の映像表示処理部の映
像蓄積部を検索し、一時的に記憶エリアを割り当てる記
憶容量管理手段とを備えように構成したので、データ漏
れを防止するとともにデータの伝送を迅速かつ確実に行
うことができる効果がある。
【0057】請求項5記載の発明によれば、複数のディ
ジタル映像と制御情報を伝送する伝送路を介して、カメ
ラ入力映像をディジタル映像に変換して伝送する映像送
出処理部および該ディジタル映像を受信し映像表示装置
に表示する処理を行う映像表示処理部におけるデータを
記憶する長期記憶処理部を備え、この長期記憶処理部
を、伝送路の使用帯域を選択制御するクオリティ・オブ
・サービス制御手段を有する伝送路インタフェース部
と、記憶残容量が規定値以下になった場合、伝送路を介
して他の長期記憶処理部を検索し、一時的に記憶エリア
を割り当てる記憶容量管理手段を有する映像蓄積部と、
この記憶容量管理手段が管理するデータを映像表示装置
に表示する表示装置インタフェース部とで構成したの
で、映像送出処理部および映像表示処理部の映像蓄積部
の負担を軽くし、かつよく利用するデータを蓄積してい
るため、処理の迅速化を図ることができる。しかも、長
期記憶処理部でデータ漏れを防止するとともにデータの
伝送を迅速かつ確実に行うことができる等の効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による映像監視装置
を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による映像監視装置
の構成要素であるカメラ入力部の構成を示すブロック図
である。
【図3】 映像表示装置の表示画面図である。
【図4】 カメラ入力部の動作を説明するフローチャー
トである。
【図5】 この発明の実施の形態2による映像監視装置
を示すブロック図である。
【図6】 伝送路の帯域種別を示す斜視図である。
【図7】 クオリティ・オブ・サービス制御手段の処理
動作を示すフローチャートである。
【図8】 この発明の実施の形態3による映像監視装置
を示すブロック図である。
【図9】 この発明の実施の形態5による映像監視装置
を示すブロック図である。
【図10】 長期記憶処理部の処理を示すフローチャー
トである。
【図11】 映像送出部および映像表示処理部の処理動
作を説明するフローチャートである。
【図12】 従来の映像監視装置を示す構成図である。
【図13】 従来の映像監視装置の構成要素であるカメ
ラ入力部の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 カメラ、2−1〜2−3 映像送出処理部、3 伝
送路、4 映像表示処理部、5 映像表示装置、7−1
〜7−3 長期記憶処理部、7a 映像蓄積部、7b,
24a,46a 記憶容量管理手段、7d,25,41
伝送路インタフェース部、7e,25a,41a ク
オリティ・オブ・サービス制御手段、7g 表示装置イ
ンタフェース部、21a アナログ/ディジタル変換
部、21d画像処理データ転送部。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラ入力映像をディジタル映像に変換
    して伝送する映像送出処理部と、複数のディジタル映像
    と制御情報を伝送する伝送路と、上記映像送出処理部か
    ら送られてくるディジタル映像を受信し映像表示装置に
    表示する処理を行う映像表示処理部を有する映像監視装
    置において、前記カメラ入力映像をディジタル映像に変
    換するアナログ/ディジタル変換部の直後に設け、圧縮
    前のディジタル映像データをメインメモリへ転送可能と
    する画像処理データ転送部を備えたことを特徴とする映
    像監視装置。
  2. 【請求項2】 カメラ入力映像をディジタル映像に変換
    して伝送する映像送出処理部と、複数のディジタル映像
    と制御情報を伝送する伝送路と、上記映像送出処理部か
    ら送られてくるディジタル映像を受信し映像表示装置に
    表示する処理を行う映像表示処理部を有する映像監視装
    置において、前記映像送出処理部および前記映像表示処
    理部のインタフェース部に、伝送路の使用帯域を選択制
    御するクオリティ・オブ・サービス制御手段を備えたこ
    とを特徴とする映像監視装置。
  3. 【請求項3】 カメラ入力映像をディジタル映像に変換
    して伝送する映像送出処理部と、複数のディジタル映像
    と制御情報を伝送する伝送路と、上記映像送出処理部か
    ら送られてくるディジタル映像を受信し映像表示装置に
    表示する処理を行う映像表示処理部を有する映像監視装
    置において、前記映像送出処理部および前記映像表示処
    理部の映像蓄積部に、記憶残容量が規定値以上になった
    場合、前記伝送路を介して他の映像表示処理部の映像蓄
    積部を検索し、一時的に記憶エリアを割り当てる記憶容
    量管理手段を備えたことを特徴とする映像監視装置。
  4. 【請求項4】 カメラ入力映像をディジタル映像に変換
    して伝送する映像送出処理部と、複数のディジタル映像
    と制御情報を伝送する伝送路と、上記映像送出処理部か
    ら送られてくるディジタル映像を受信し映像表示装置に
    表示する処理を行う映像表示処理部を有する映像監視装
    置において、前記映像送出処理部および前記映像表示処
    理部のインタフェース部に、伝送路の使用帯域を選択制
    御するクオリティ・オブ・サービス制御手段と、前記映
    像送出処理部および前記映像表示処理部の映像蓄積部
    に、記憶残容量が規定値以上になった場合、前記伝送路
    を介して他の映像表示処理部の映像蓄積部を検索し、一
    時的に記憶エリアを割り当てる記憶容量管理手段とを備
    えたことを特徴とする映像監視装置。
  5. 【請求項5】 カメラ入力映像をディジタル映像に変換
    して伝送する映像送出処理部と、複数のディジタル映像
    と制御情報を伝送する伝送路と、上記映像送出処理部か
    ら送られてくるディジタル映像を受信し映像表示装置に
    表示する処理を行う映像表示処理部を有する映像監視装
    置において、前記伝送路を介して前記映像送出処理部お
    よび前記映像表示処理部に対するデータを記憶する長期
    記憶処理部を備え、この長期記憶処理部を、伝送路の使
    用帯域を選択制御するクオリティ・オブ・サービス制御
    手段を有する伝送路インタフェース部と、記憶残容量が
    規定値以下になった場合、伝送路を介して他の長期記憶
    処理部を検索し、一時的に記憶エリアを割り当てる記憶
    容量管理手段を有する映像蓄積部と、この記憶容量管理
    手段が管理するデータを映像表示装置に表示する表示装
    置インタフェース部とで構成したことを特徴とする映像
    監視装置。
JP8195116A 1996-07-24 1996-07-24 映像監視装置 Pending JPH1042280A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006157276A (ja) * 2004-11-26 2006-06-15 Shuji Harada 画像監視記録システム及び画像監視記録方法
WO2007069658A1 (ja) * 2005-12-13 2007-06-21 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. データ取得装置及びデータ記録システム並びにデータ記録方法
JP2009089399A (ja) * 1998-06-26 2009-04-23 Fisher Rosemount Syst Inc データ圧縮システムおよび方法

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