JP2006235159A - 画像表示装置およびこれを動作させるためのプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 自身が投影する画像の画像データを携帯端末からの要求に応じて当該携帯端末に送信できる画像表示装置を提供すること。
【解決手段】画像表示装置1では、携帯端末2からの要求情報を受信装置11で受信し、その要求に応じた画像データをデータ作成装置13で作成し、その画像データを送信装置14を介して携帯端末2に出力する。従って、プレゼンテーションの視聴者は、画像全体が見え難い場合や、投射画像のドキュメント資料が準備されていない場合等には、現在投射されている画像やプレゼンテーションに使用される画像データを携帯端末2を用いて容易に取得でき、自身の表示装置24に表示させることができる。また、携帯端末2で投射画像の見え難い部分を撮像し、この画像データを画像表示装置1に送り、画像表示装置1では、この画像データとマッチングした元の画像データを携帯端末2に送信し、精細な画像として表示させる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、画像表示装置およびこれを動作させるためのプログラムに関する。
従来、プレゼンテーションの会場等では、プロジェクタのような投射型の表示装置を用い、画像をスクリーンに拡大投射することが行われている。また、プレゼンテーションの模様を、遠隔地で視聴するための情報配信システムの提案もされている(例えば特許文献1、特許文献2)。
この情報配信システムは、プレゼンテーションの模様をビデオカメラ等で撮像するとともに、その画像データを専用のサーバに格納しておき、このサーバからネットワーク上のクライアント端末に配信するものであり、実際に会場に出向かなくとも、プレゼンテーションの模様を遠隔地で視聴できるのである。
特開2003-299059号公報 特開2003-295801号公報
しかし、従来の情報配信システムでは、画像データを格納して配信可能な専用のサーバが必要になるなど、システム全体が大掛かりであった。また、プレゼンテーションに実際に出席した視聴者の中には、席がスクリーンから離れているために投射画像が見え難い場合等があり、視聴者毎にクライアント端末が必要な従来の情報配信システムでは、このような状況に対応することは困難である。
そこで、携帯電話やPDA(Personal Digital Assistant)等の携帯端末が普及している昨今の状況を鑑み、会場の視聴者が有する携帯端末に投射画像と同じ画像を表示させることで、前記問題の解決を図ることが望まれている。
本発明の目的は、自身が投影する画像の画像データを携帯端末からの要求に応じて当該携帯端末に送信できる画像表示装置、およびこれを動作させるためのプログラムを提供することにある。
本発明の画像表示装置は、無線通信可能に設けられているとともに、携帯端末からの要求情報を無線にて受信する受信装置と、この要求情報に応じた画像データを作成するデータ作成装置と、作成した画像データを前記携帯端末に無線にて送信する送信装置とを備えていることを特徴とする。
このような本発明によれば、携帯端末からの要求情報を受信装置で受信し、その要求に応じた画像データをデータ作成装置で作成し、その画像データを送信装置を介して携帯端末に出力するので、プレゼンテーション等の視聴者は、画像が見え難いと感じた場合や、予めドキュメント資料として用意されていない場合には、現在投射されている画像やプレゼンテーションに使用される画像データを携帯端末を用いて容易に取得でき、携帯端末上で精細な画像として表示させることができる。従って、本発明の画像表示装置によれば、自身が投影する画像の画像データを携帯端末からの要求に応じて当該携帯端末に送信できるという効果がある。
本発明の画像表示装置では、前記携帯端末からの画像データと投射される画像の画像データとを比較する画像比較手段と、前記携帯端末からの画像データと一致する部分を前記投射される画像の画像データから切り出すデータ切出手段とを備えていることを特徴とする。
このような本発明によれば、視聴者が投射画面の一部が見え難いと感じた場合には、その部分を携帯端末の撮像機能を利用して撮像し、この画像データを画像表示装置に送信すれば、画像表示装置では、携帯端末からの画像データと一致した部分を元の画像データから切り出し、切り出した画像データを携帯端末に送り返すことができる。従って、この画像データを受信した携帯端末では、見え難かった部分のより詳細な画像を表示させることができ、視聴者の満足度を高めることができる。
なお、データ切出し手段が切り出す「携帯端末からの画像データと一致した部分」には、携帯端末からの画像データと一致した部分を含んでいればよく、携帯端末からの画像データと一致した部分のみでなくてもよい。
本発明の画像表示装置では、自身が有するデータが画像データであるかを判定するデータ形式判定手段と、画像データではないと判定されたデータを画像データに変換する画像データ変換手段とを備えていることを特徴とする。
携帯端末からの画像データと画像表示装置側のデータとを比較するのであるが、この際、データ形式判定手段123および画像データ変換手段124を備えていることにより、画像表示装置側のデータが画像データではない場合には、そのデータを画像データに変換して携帯端末からの画像データと比較でき、画像データ同士を比較することで処理効率を向上させることができる。
本発明の画像表示装置では、前記携帯端末に送信する画像データの開示適性を判定する開示適性判定手段を備えていることを特徴とする。
このような本発明によれば、携帯端末に送信できない画像データを開示適性判定手段にて判定し、確実に止めておくことができるため、機密上あるいは著作権上といった厄介な問題を引き起こすのを防止できる。
本発明のプログラムは、無線通信可能に設けられた画像表示装置を動作させるためのプログラムであって、前記画像表示装置に搭載されたコンピュータに、携帯端末からの要求情報を無線にて受信する受信機能と、この要求情報に応じた画像データを作成するデータ作成機能と、作成した画像データを前記携帯端末に無線にて送信する送信機能とを実現させることを特徴とする。
このような本発明のプログラムを実行することにより、前述した画像表示装置を確実に動作させることができ、本発明のがぞう表示装置での作用効果を得ることができる。
以下、本発明の各実施形態を図面に基づいて説明する。なお、後述する第2、第3実施形態において、次説する第1実施形態と同じ構成については同一符号を用い、それらの説明を省略または簡略化する。
〔第1実施形態〕
図1は、本実施形態の画像表示装置1を用いてプレゼンテーション用の画像を投射している様子を示す図である。図2は、画像表示装置1およびこれにアクセス可能な携帯端末2の概略構成を示すブロック図、図3および図4は、画像表示装置1の詳細を示すブロック図である。
図1において、画像表示装置1は、無線通信可能な投射型のプロジェクタで構成されており、プレゼンテーションの視聴者が有する携帯端末2との間で画像データ等の送受信が可能である。従って、例えば投射画像の一部が見え難い場合、視聴者は自身の携帯端末2の撮像機能を用いてその見え難い部分を撮像し、その画像データを画像表示装置1に送信すれば、画像表示装置1はその見え難い部分の画像データを元の画像データから切り出して携帯端末2に送信し、携帯端末2側で精細な画像として見せることができる。また、画像表示装置1は、携帯端末2からの要求により、投射している画像の全体、あるいはプレゼンテーションに用いられる全画像を携帯端末2に送信することが可能である。
このような画像表示装置1は、図2に示すように、携帯端末2からの種々のデータを受信する受信装置11と、受信したデータが画像データの場合にその画像データを解析する画像解析装置12と、画像データの解析結果あるいは携帯端末2からの要求に応じて携帯端末2に送信するための画像データを作成するデータ作成装置13と、作成した画像データを携帯端末2へ送信する送信装置14と、投射中の画像データを一時的に記憶しておくフレームバッファ15とを備え、プレゼンテーションに用いられる画像データを記憶媒体16から呼び出してフレームバッファ15にストアし、表示することが可能である。
これらの構成のうち、画像解析装置12およびデータ作成装置13については、後段にて詳説する。また、記憶媒体16としては、画像表示装置1に装着されたメモリーカードやUSB(Universal Serial Bus)メモリ等の他、画像表示装置とは別体の外部装置で駆動されるCD−ROM(Compact Disc - Read Only Memory)やFD(Flexible Disc)等を適用できる。さらに各装置11〜14は、種々のハードウェアで構成されているとともに、画像表示装置1に搭載されたコンピュータで所定のプログラムを実行させることにより、自身の機能を実現可能である。
一方の携帯端末2は、例えばカメラ付きの携帯電話等で構成されており、そのようなカメラからなる撮像装置21と、撮像装置21で撮像した画像データや視聴者の要求情報を送信する送信装置22と、画像表示装置1から送信された画像データを受信する受信装置23と、受信した画像データに基づく画像を表示させる表示装置24とを備え、内部に組み込まれたマイクロコンピュータを画像送信要求生成手段25として機能させることが可能である。この画像送信要求生成手段25は、画像送信を要求するための種々の選択画面等を表示装置24に表示させたり、選択された要求情報を送信装置22を介して画像表示装置1に送信したりする機能を有する。
このような携帯端末2の画像表示装置1への接続手段は、特に限定されないが、本実施形態では、IP(Internet Protocol)ベースのネットワークを使用している。また、その他の接続手段としては、IrDA(Infrared Data Association)、Bluetooth、携帯電話専用回線等を適用できる。
以下には、図3,図4に基づいて、画像表示装置1の画像解析装置12およびデータ作成装置13について詳説する。
画像解析装置12は、図3に示すように、搭載されたコンピュータを画像比較手段121および一致領域判定手段122として機能されるプログラムを実行可能に設けられている。
画像比較手段121は、携帯端末2が撮像した画像の画像データと画像表示装置1にて現在投射している画像の画像データとを比較したり、携帯端末2からの画像データと投射中以外のデータとを比較したりする。現在投射している画像の画像データと比較する場合、もしくは既に投射済の画像の画像データと比較する場合には、フレームバッファ15にストアされている画像データと比較し、それ以外のデータと比較する場合には、記憶媒体16内のデータと比較する。
一致領域判定手段122は、画像比較手段121での比較の結果、携帯端末2からの画像データが画像表示装置1側の画像データの一部として一致しているか否かを判定する機能を有している。
データ作成装置13は、図4に示すように、搭載されたコンピュータを開示適性判定手段131、データ切出手段132、データ形式変換手段133、およびエラー情報作成手段134として機能させるプログラムを実行可能に設けられている。
開示適性判定手段131は、携帯端末2からの画像データが画像表示装置1側の画像データの一部と一致する場合に、その一致した画像表示装置1の画像データが携帯端末2に送信可能であるか否かを判定する。すなわち、画像表示装置1の画像データとしては、機密上または著作権上の観点から、自由に送信してもよい画像データと、送信できない画像データとが存在する。このように、画像データには開示適性が予め設定されており、開示適性上送信できない場合には、携帯端末2から要求されても画像データの送信が見送られることになる。
データ切出手段132は、携帯端末2からの画像データが画像表示装置1側の画像データの一部と一致する場合で、かつ開示適性上、携帯端末2への送信が問題にならない場合に、その一致する領域の画像データを画像データ全体から切り出す機能を有する。
データ形式変換手段133は、切り出した画像データを携帯端末2(視聴者)側が要求するデータ形式に変換する機能を有している。携帯端末2が要求するデータ形式には、例えばHTML(Hypertext Markup Language)形式、画像形式、オリジナルのデータ形式等がある。
エラー情報作成手段134は、携帯端末2からの画像データと画像表示装置1が所有する画像データとが位置しない場合や、一致した場合でもその画像データが開示適性上、携帯端末2に送信できないと判定された場合に、その旨のエラーメッセージを生成し、送信装置14を介して携帯端末2に送信する機能を有している。
次に、図5ないし図11に基づき、画像表示装置1および携帯端末2での動作について説明する。図5ないし図9は、携帯端末2の表示装置24に表示される画面を示す図であり、図10は、画像表示装置1での動作を示すフローチャートである。
先ず、プレゼンテーション会場にいる視聴者は、スクリーン上に投射された画像の一部(例えば図1に示す太点線部分)が見え難いと感じた場合に、携帯端末2の撮像装置21でその部分を撮像し、画像データを保存しておく。この際には、撮像装置21のズーム機能等を用い、できる限り当該部分を拡大して撮像することが望ましい。
次いで、この部分のより精細な画像を入手したい場合には、携帯端末2を用いて画像表示装置1にアクセスすることになる。つまり、視聴者は携帯端末2を操作して図5に示す接続開始画面31を表示させ、アクセス先である画像表示装置1のIPアドレスをテキストボックス311中に入力し、OKボタン312を操作する。なお、IPアドレスは、投射画像の片隅等に常時表示する等しておけばよい。
この後、携帯端末2では、図6に示すコンテンツの選択画面32が表示されるようになっており、視聴者は、要求する画像(コンテンツ)の範囲をラジオボタン321から選択する。ここでは、「カメラで指定」を選択したものとする。そして、次へのボタン322を操作する。なお、このような選択画面32としては、図示する選択形式の他、要求する画像の頁番号等を入力する形式であってもよい。
そして、コンテンツの選択画面32で「カメラで指定」が選択された場合、図7に示す撮影画像の選択画面33が表示される。視聴者は携帯端末2内に保存されている画像の一覧から、予め撮像しておいた撮影画像を選択し、次へのボタン331を操作する。
さらに、携帯端末2では、図8に示すデータ形式の選択画面34が表示される。視聴者は、画像表示装置1から取得する画像データの形式をラジオボタン341から選択し、次へのボタン342を操作する。ここでは、「HTML形式」が選択されたものとする。
すると、図9に示す取得内容確認画面35が携帯端末2に表示される。視聴者は、テキストボックス351,352内の内容を確認し、問題がなければOKボタン353を操作する。以上の各画面31〜35の表示要求等は、画像送信要求生成手段25によって画像表示装置1に対して行われ、画像表示装置1から配信された画像を携帯端末2側のビューアを用いて表示している。そして、OKボタン353の操作の後、送信装置22は、視聴者の要求情報を画像データと共に画像表示装置1に送信する。
以下、画像表示装置1側の動作を説明する。
ステップ1:図11において、画像表示装置1側では先ず、携帯端末2から送信された画像データを受信装置11が受信し、視聴者の要求として「カメラで指定」が選択されたここでは、共に送られてきた撮像画像の画像データを画像解析装置12に出力する。
ステップ2:画像解析装置12の画像比較手段121は、携帯端末2からの画像データに解像度処理を施した後、この画像データとフレームバッファ15内にストアされている画像データとを比較する。
ステップ3:一致領域判定手段122は、比較の結果、一致する領域が存在するか否かを判定する。
ステップ4:一致する領域が存在する場合に、データ作成装置13の開示適性判定手段131は、一致する領域の画像データが携帯端末2に送信可能な適性を有しているかを判定する。
ステップ5:送信可能な適性を有している場合、データ切出手段132は、ストアされている画像データから要求部分のみを切り出す。
ステップ6:この後、データ形式変換手段133は、切り取った画像データを要求されたHTML形式に変換し、送信装置14に出力する。
ステップ7:最後に、送信装置14は、携帯端末2に画像データを出力する。
このようにして出力された画像データは、携帯端末2の受信装置23で受信され、図10に示すように、精細な画像36として表示装置24に表示される。
ステップ8:なお、図11のS3において、一致する領域が存在しないと判定された場合、また、S4において、開示適性により画像データを携帯端末2に送信できないと判定された場合には、エラー情報作成手段134がエラー情報を作成し、送信装置14に出力する。
ところで、視聴者が図6に示すコンテンツの選択画面32において、「すべて」を選択した場合には、画像表示装置1はプレゼンテーションに用いられる画像データを全て携帯端末2に送信し、「現在のページ」を選択した場合には、現在投射している画像の画像データをそのまま送信する。このような要求がなされる時には、携帯端末2での撮像が行われないため、画像表示装置1の画像データとの比較は不要である。
従って、視聴者の要求は、図2に示すように、画像表示装置1の受信装置11で判定された後、画像解析装置12を通らずにデータ作成装置13に伝達される。これを受けたデータ作成装置13は、フレームバッファ15または記憶媒体16から画像データを取得し、開示適性が判定された後、データ切出手段132を介さずに携帯端末2に出力する。
本実施形態によれば、以下の効果がある。
(1)すなわち、画像表示装置1では、携帯端末2からの要求情報を受信装置11で受信し、その要求に応じた画像データをデータ作成装置13で作成し、その画像データを送信装置14を介して携帯端末2に出力するので、プレゼンテーションの視聴者は、画像全体が見え難い場合や、プレゼンテーション会場に投射画像のドキュメント資料が準備されていない場合等には、現在投射されている画像やプレゼンテーションに使用される画像データを携帯端末2を用いて容易に取得でき、自身の表示装置24に表示させることができる。
(2)画像表示装置1の画像解析装置12は、携帯端末2からの画像データと現在投射中の画像の画像データとを比較する画像比較手段121を備え、また、データ作成装置13は、携帯端末2からの画像データと一致する部分を画像表示装置1が所有する画像データから切り出すデータ切出手段132を備えているので、視聴者が投射画面の一部が見え難いと感じた場合には、その部分を携帯端末2の撮像装置21で撮像し、この画像データを画像表示装置1に送信すれば、画像表示装置1では、携帯端末2からの画像データと一致した部分を元の画像データから切り出し、切り出した画像データを携帯端末2に送り返すことができる。従って、この画像データを受信した携帯端末2では、見え難かった部分のより詳細な画像を表示させることができ、視聴者の満足度を高めることができる。
(3)データ作成装置13には、データの開示適性を判定する開示適性判定手段131が設けられているので、携帯端末2に送信できない画像データを確実に止めておくことができ、機密上あるいは著作権上といった厄介な問題を引き起こすのを防止できる。
(4)データ作成装置13には、携帯端末2に送信する画像データを視聴者の要求に応じた形式に変換するデータ形式変換手段133が設けられているので、視聴者は自身の携帯端末2のアプリケーションに応じた形式で画像データを取得でき、使い勝手を良好にできる。
〔第2実施形態〕
図12には、第2実施形態に係る画像表示装置1の画像解析装置12のブロック図が、図13には、本実施形態での動作を示すフローチャートが示されている。
本実施形態では、携帯端末2からの画像データを、投射中の画像データすなわちフレームバッファ15にストアされている画像データと比較するのではなく、記憶媒体16に記憶されているデータと比較する点で第1実施形態とは大きく異なる。また、本実施形態では、図12に示すように、画像解析装置12がデータ形式判定手段123および画像データ変換手段124を備えている。
データ形式判定手段123は、携帯端末2からの画像データと記憶媒体16内のデータとを比較するにあたり、記憶媒体16内のデータが画像データであるか、またはそれ以外のデータであるかを判定する機能を有している。
画像データ変換手段124は、記憶媒体16内のデータが例えばテキストデータのように画像データでない場合には、そのデータを画像データに変換し、画像比較手段121に出力する。これにより画像比較手段121では、画像データ同士の比較が行われることになり、処理効率が向上する。
つまり、本実施形態では、図13に示すように、携帯端末2から画像データを受信すると、記憶媒体16からのデータが画像解析装置12の画像比較手段121に出力されるのであるが(図2での2点鎖線矢印参照)、この際、データ形式判定手段123は、出力されたデータが画像データか否かを判定し、画像データであれば、そのまま画像比較手段121に出力する(ステップ:S9)。一方、画像データではないと判定された場合には、画像データ変換手段124がそのデータを画像データに変換し、画像比較手段121に出力する(ステップ:S10)。
なお、フレームバッファ15内にストアされているデータは基本的に、画像データに変換されているために、携帯端末2からの画像データと比較するにあっては、フレームバッファ15のデータをデータ形式判定手段123で判定したり、画像データ変換手段124で変換したりすることはない。従って、前述した第1実施形態では、これらの手段123,124が不要なのである。
このような本実施形態では、その特有な構成により、以下の効果がある。
(5)すなわち、本実施形態の画像表示装置1では、携帯端末2からの画像データと記憶媒体16内のデータとを比較するのであるが、この際、画像解析装置12には、データ形式判定手段123および画像データ変換手段124が設けられているため、記憶媒体16のデータが画像データではない場合には、そのデータを画像データに変換して携帯端末2からの画像データと比較でき、画像データ同士を比較することで処理効率を向上させることができる。また、このことは、携帯端末2からの画像データを記憶媒体16のデータの形式に変換する場合に比べても、処理効率が良好といえる。
〔第3実施形態〕
図14には、第3実施形態に係る画像表示装置1のブロック図が示されている。
本実施形態では、画像表示装置1にパーソナルコンピュータ(以下ではパソコンと略す)4が接続されており、画像表示装置1およびパソコン4にそれぞれ設けられたデータ送受信装置17、41により、相互にデータの送受信が可能である。また、パソコン4にはHDD(Hard Disk Drive)等の記憶装置42が設けられており、プレゼンテーションに用いられるデータが記憶されている。
従って、前記第1、2実施形態では、携帯端末2から要求のあった画像データは、フレームバッファ15や記憶媒体16から呼び出されたが、本実施形態では、パソコン4の記憶装置42から呼び出されることになる。
本実施形態によれば、以下の効果がある。
(6)すなわち、本実施形態の画像表示装置1では、パソコン4との間で相互通信可能であるから、プレゼンテーション用のデータを記憶するのに大容量を要する場合には、そのデータをパソコン4の記憶装置42に記憶させておけばよく、視聴者が要求する画像データをパソコン4から呼び出して出力でき、使い勝手を一層向上させることができる。
なお、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、前記各実施形態では、本発明の画像表示装置として、投射型のプロジェクタを想定して説明したが、比較的大きな画像を表示できる表示装置であればよく、リアプロジェクタや、大画面テレビ等であってもよい。
その他、本発明を実施するための最良の構成などは、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、かつ説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、当業者が様々な変形を加えることができるものである。
本発明は、携帯端末を所持した視聴者が出席するプレゼンテーション等にて、大きな画像を表示するのに利用できる。
本発明の第1実施形態に係る画像表示装置を用いてプレゼンテーション用の画像を投射している様子を示す図。 前記画像表示装置およびこれにアクセス可能な携帯端末の概略構成を示すブロック図。 前記画像表示装置の画像解析装置を示すブロック図。 前記画像表示装置のデータ作成装置を示すブロック図。 前記携帯端末に表示される接続開始画面を示す図。 前記携帯端末に表示されるコンテンツの選択画面を示す図。 前記携帯端末に表示される撮像画像の選択画面を示す図。 前記携帯端末に表示されるデータ形式の選択画面を示す図。 前記携帯端末に表示される取得内容確認画面を示す図。 前記画像表示装置からの画像を前記携帯端末に表示させた状態を示す図。 前記画像表示装置の動作を示すフローチャート。 本発明の第2実施形態に係る画像表示装置の画像解析装置を示すブロック図。 第2実施形態での動作を示すフローチャート 本発明の第3実施形態に係る画像表示装置、携帯端末、およびパーソナルコンピュータの概略構成を示すブロック図。
符号の説明
1…画像表示装置、2…携帯端末、11…受信装置、13…データ作成装置、14…送信装置、121…画像比較手段、123…データ形式判定手段、124…画像データ変換手段、132…データ切出手段、131…開示適性判定手段。

Claims (5)

  1. 無線通信可能に設けられているとともに、
    携帯端末からの要求情報を無線にて受信する受信装置と、
    この要求情報に応じた画像データを作成するデータ作成装置と、
    作成した画像データを前記携帯端末に無線にて送信する送信装置とを備えている
    ことを特徴とする画像表示装置。
  2. 請求項1に記載の画像表示装置において、
    前記携帯端末からの画像データと投射される画像の画像データとを比較する画像比較手段と、
    前記携帯端末からの画像データと一致する部分を前記投射される画像の画像データから切り出すデータ切出手段とを備えている
    ことを特徴とする画像表示装置。
  3. 請求項2に記載の画像表示装置において、
    自身が有するデータが画像データであるかを判定するデータ形式判定手段と、
    画像データではないと判定されたデータを画像データに変換する画像データ変換手段とを備えている
    ことを特徴とする画像表示装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の画像表示装置において、
    前記携帯端末に送信する画像データの開示適性を判定する開示適性判定手段を備えている
    ことを特徴とする画像表示装置。
  5. 無線通信可能に設けられた画像表示装置を動作させるためのプログラムであって、
    前記画像表示装置に搭載されたコンピュータに、携帯端末からの要求情報を無線にて受信する受信機能と、
    この要求情報に応じた画像データを作成するデータ作成機能と、
    作成した画像データを前記携帯端末に無線にて送信する送信機能とを実現させる
    ことを特徴とするプログラム。
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