JP2008306355A - 画像再生処理装置、画像再生処理方法、プログラム、及び記録媒体 - Google Patents

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Toshihiro Takada
敏弘 高田
Shigeki Aoyanagi
滋己 青柳
Yasunari Harada
康徳 原田
Junji Yamato
淳司 大和
Keiji Hirata
圭二 平田
Yoshinari Shirai
良成 白井
Naomi Yamashita
直美 山下
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Abstract

【課題】所望の領域の、所望の時間帯の画像を、適宜出力する情報処理装置を提供する。
【解決手段】画像格納部11は、仮想的な面である第一の面上に配置可能な、時刻に応じて変化する1以上の画像であって、前記第一の面上における配置位置を指定する配置指定情報と、前記時刻の情報である時刻情報とに対応付けられた1以上の画像を格納する。指定受付部12は、所望の領域を指定する領域指定情報および時間を指定する情報である時間指定情報の入力を受け付ける。画像取得部13は、前記画像格納部11に格納されている1以上の画像のうち、前記時間指定情報により指定される時間に対応し、かつ、前記領域指定情報により指定される領域内に位置する画像を取得し、出力部14は取得された画像を出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像を処理する画像再生処理装置等に関する。
従来の画像処理装置としては、遠隔制御装置からの撮影指示があると、撮影装置に撮影を指示し、撮影装置が撮影した映像情報を、撮影時に生成する時事情報および撮影者のコメントを含む情報と該撮影制御装置内の保存情報として蓄積しておき、撮影制御装置と通信回線で接続される遠隔制御装置からの情報取得要求に基づいて、撮影制御装置において、蓄積されている映像情報を時事情報に基づいて該遠隔制御装置に転送することにより閲覧を行うもの等があった(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−311242号公報
しかしながら、従来の画像処理装置においては、撮影装置が撮影した画像情報(映像情報)のうちの一の画像情報を、そのまま格納部等から読み出して出力することしかできず、1以上の撮影装置が撮影した画像等の画像のうちの、所望の領域内の、所望の時間の画像を出力する指示である出力指示を受け付け、この出力指示に対応した画像を、出力することができない、という課題があった。
このため、ユーザの要求に応じて、所望の領域の、所望の時間帯の画像を、適宜出力することができなかった。
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、1以上の撮影装置が撮影した画像等の画像のうち、指定された領域、時間帯における画像を出力する画像再生処理装置、画像再生処理方法、プログラム及びそのプログラムを記録した記録媒体を提供することを目的とする。
前述した目的を達成するために本発明は、仮想的な面である第一の面上に配置可能な、時刻に応じて変化する1以上の画像であって、前記第一の面上における配置位置を指定する情報である配置指定情報と、前記時刻を示す情報である時刻情報とに対応付けられた画像を1以上格納する画像格納部と、前記第一の面上における所望の領域を指定する情報である領域指定情報および時間を指定する情報である時間指定情報を受け付ける指定受付部と、前記画像格納部に格納されている前記1以上の画像のうち、前記指定受付部の受け付けた前記時間指定情報により指定される時間に対応し、かつ、前記指定受付部の受け付けた領域指定情報により指定される領域内に位置する画像を取得する画像取得部と、前記画像取得部が取得した画像を出力する出力部と、を具備することを特徴とする画像再生処理装置である。
かかる構成により、複数の画像のうち、領域指定情報が示す領域の、時間指定情報が示す時間内の画像を取得して出力するようにしたので、所望の領域の、所望の時間の画像を、適宜出力することができる。
また、前記画像格納部に格納される1以上の画像を、1以上の動画像としてもよい。かかる構成により、動画像の、所望の領域の、所望の時間の画像を、適宜出力することができる。
また、本発明は、上述する画像再生処理装置であって、前記画像格納部は、複数の画像を格納するとともに、当該画像の属するグループの情報を記憶し、前記指定受付部は、さらに、前記グループを指定する情報を受け付け、前記画像取得部は、前記画像格納部から、前記指定受付部の受け付けた、グループを指定する前記情報に対応する画像のうち、前記指定受付部の受け付けた前記領域指定情報および前記時間指定情報に対応した画像を取得すること、を特徴とする。
かかる構成により、所望のグループに属する画像から、所望の領域の、所望の時間帯の画像を、適宜出力することができる。
また、本発明は、上述する画像再生処理装置であって、前記画像格納部は、複数の撮影装置がそれぞれ撮影した複数の画像を格納するとともに、当該撮影装置が属するグループの情報を記憶し、前記指定受付部は、さらに、前記撮影装置のグループを指定する情報を受け付け、前記画像取得部は、前記画像格納部から、前記指定受付部の受け付けた、撮影装置のグループを指定する前記情報に対応する撮影装置が撮影した画像のうち、前記指定受付部の受け付けた前記領域指定情報および前記時間指定情報に対応した画像を取得することを特徴とする。
かかる構成により、所望のグループに属する撮影装置において撮影した画像から、所望の領域の、所望の時間帯の画像を、適宜出力することができる。これにより、撮影装置のグループや、そのグループに属する撮影装置の撮影する領域や設置場所等を指定して、出力する画像を選択することができる。
また、本発明は、上述する画像再生処理装置であって、前記画像取得部は、前記画像格納部に格納されている1以上の画像のうち、前記領域指定情報が指定する領域内に位置する画像を切り出した画像を取得することを特徴とする。
かかる構成により、画像格納部に格納されているオリジナルの画像のサイズに関係なく、取得する画像の領域を自由に設定することが可能となる。
また、本発明は、上述する画像再生処理装置であって、前記画像取得部は、前記画像格納部に格納されている2以上の画像のうち、前記領域指定情報が指定する領域内に位置する2以上の画像を切り出し、当該切り出した2以上の画像を合成した画像を取得することを特徴とする。
かかる構成により、複数の画像からシームレスに画像を取得することができ、画像を取得する領域を、自由に設定することが可能となる。
また、本発明は、上述する画像再生処理装置であって、前記指定受付部は、一の時刻を指定する時刻指定情報と、当該時刻指定情報により指定される時刻を基準とした時間の幅を指定する情報である時間幅情報とを含む前記時間指定情報の入力を受け付け、前記画像取得部は、前記時刻指定情報により指定さえる時刻を基準とした、前記時間幅情報により指定される幅を有する時間内の画像を取得することを特徴とする。
かかる構成により、所望の時間長の画像を容易に取得することができる。例えば、所定のメディアに収まる長さの画像を取得することができる。
また、本発明は、上述する画像再生処理装置であって、前記指定受付部は、現在の時刻を基準とした時間の幅を指定する情報である現在時間幅情報を含む前記時間指定情報の入力を受け付け、現在の時刻に対して、前記現在時間幅情報により指定される幅を有する時間を隔てた時刻である指定時刻を出力する計時部を更に具備し、前記画像取得部は、前記現在の時刻と前記計時部により出力された前記指定時刻との間の時間内の画像を取得することを特徴とする。
かかる構成により、現在の時刻からのおおよその経過時間等で、時間を指定できるため、時間の指定を簡略化できる。
また、本発明は、画像再生処理装置に用いられる画像再生処理方法であって、前記画像再生処理装置は、仮想的な面である第一の面上に配置可能な、時刻に応じて変化する1以上の画像であって、前記第一の面上における配置位置を指定する情報である配置指定情報と、前記時刻を示す情報である時刻情報とに対応付けられた画像を1以上格納する画像格納部を具備しており、指定受付部が、前記第一の面上における所望の領域を指定する情報である領域指定情報および時間を指定する情報である時間指定情報を受け付ける指定受付ステップと、画像取得部が、前記画像格納部に格納されている前記1以上の画像のうち、前記指定受付ステップにおいて受け付けた前記時間指定情報により指定される時間に対応し、かつ、前記指定受付ステップにおいて受け付けた領域指定情報により指定される領域内に位置する画像を取得する画像取得ステップと、前記画像取得ステップにおいて取得した画像を出力する出力ステップと、を有することを特徴とする画像再生処理方法である。
また、本発明は、画像再生処理装置として用いられるコンピュータを、仮想的な面である第一の面上に配置可能な、時刻に応じて変化する1以上の画像であって、前記第一の面上における配置位置を指定する情報である配置指定情報と、前記時刻を示す情報である時刻情報とに対応付けられた画像を1以上格納する画像格納部、前記第一の面上における所望の領域を指定する情報である領域指定情報および時間を指定する情報である時間指定情報を受け付ける指定受付部、前記画像格納部に格納されている前記1以上の画像のうち、前記指定受付部の受け付けた前記時間指定情報により指定される時間に対応し、かつ、前記指定受付部の受け付けた領域指定情報により指定される領域内に位置する画像を取得する画像取得部、前記画像取得部が取得した画像を出力する出力部、として動作させることを特徴とするプログラム、及びそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
本発明によれば、所望の領域の、所望の時間帯の画像を、適宜出力することができる効果がある。
以下、添付図面を参照しながら、本発明に係る画像再生処理装置等の実施形態について説明する。なお、実施の形態において同じ符号を付した構成要素は同様の動作を行うので、再度の説明を省略する場合がある。
図1は、本実施の形態における画像再生処理装置としての情報処理装置のブロック図である。
情報処理装置1は、画像格納部11、指定受付部12、画像取得部13、出力部14、計時部15を具備する。
画像格納部11には、第一の面上に配置可能な、時刻に応じて変化する1以上の画像であって、第一の面上における配置位置を指定する情報である配置指定情報と、時刻の情報である時刻情報とに対応付けられた1以上の画像を格納され得る。時刻に応じて変化する1以上の画像とは、具体的には動画像である。ここでは、一定または不定の所定の時間間隔で出力、例えば表示される複数の静止画像や、いわゆるベクトル画像により構成されるアニメーションの情報も、動画像と考える。
なお、時刻に応じて変化する1以上の画像は、色や形状や位置、サイズ等が、時刻に応じて変化するよう設定された静止画像や、プログラム等により置換されて表示される複数の静止画像であっても良い。なお、本願においては、説明を簡略化するために、画像を示す情報である画像情報も、適宜、画像と呼ぶこととする。各画像は、どのようにして構成された画像であってもよく、例えば、カメラ等の撮影装置により撮影された画像であってもよい。
第一の面とは、仮想的な面であり、面であれば平面であっても曲面であってもよい。例えば、第一の面は、平面座標系や円柱座標系で表すことが可能な面である。配置指定情報は、具体的には、1以上の画像の配置される位置、具体的には領域を示す情報であり、具体的には、第一の面を定義する座標系における座標情報である。ただし、配置される領域が特定できれば、ベクトル情報や、座標情報とベクトル情報との組み合わせや、座標情報と、画像の大きさの情報との組み合わせ等であっても良い。また、第一の面に、予め複数の領域が設定されている場合、この領域を指定する情報等であってもよい。
画像が、複数の場合、各画像が、第一の画面上で重なって配置されても良いし、重ならずに配置されても良い。時刻情報は、具体的には、時刻に応じて変化する画像が時間的に変化するタイミングを指定する時刻の情報であり、例えば、動画像であれば、動画像を構成する各画像、例えばフレーム画像やフィールド画像が取得された時刻(例えば、撮影された時刻や蓄積された時刻等)を示す情報、例えば、タイムコードやタイムスタンプ等である。この時刻情報が示す時刻は、日本標準時等の絶対的な時刻であっても良いし、ある時刻を基準時刻とした場合の経過時刻等の、相対的な時刻であっても良い。なお、この時刻情報は、動画像を構成する各フレーム画像等の画像が取得された時刻を特定できる情報であればよく、例えば、画像の最初のフレームが取得された時刻と、画像の再生速度、例えばfps(フレーム・パー・セコンド)等の組み合わせが分かっている場合には、フレーム画像の再生順番を示す番号等の情報であっても良い。
画像格納部11に格納されている画像は、複数のグループに分類されていても良い。この場合、例えば、各画像は、それぞれが属するグループと対応付けられて画像格納部11に格納される。例えば、各画像を、グループを識別するための識別情報と対応付けて画像格納部11に蓄積するようにすればよい。また、画像格納部11に格納されている複数の画像が、それぞれビデオカメラ等の撮影装置により撮影された画像であって、各撮影装置が複数のグループに分類されている場合、各画像は、例えば、それぞれが撮影された撮影装置の属するグループと対応付けられて画像格納部11に格納される。
あるいは、各画像は、それぞれが撮影された撮影装置と対応付けられて格納されてもよい。この場合、各撮影装置と撮影装置のグループとの対応関係を示す情報を用いて、各画像が、どのグループに属する撮影装置により撮影されたかを判断することが可能となるため、各画像が、撮影装置の属するグループと対応付けられている場合と同様の結果が得られる。画像格納部11に画像が蓄積される過程は問わない。例えば、図示しない記録媒体を介して1以上の画像が画像格納部11に蓄積されるようにしてもよく、図示しない通信回線等を介して送信された画像が画像格納部11に蓄積されてもよい。また、入力デバイスを介して入力された画像が蓄積されてもよい。
画像格納部11への蓄積は、通信回線等を介して受信した画像の一時的な記憶、例えば、受信時のRAM(Random Access Memory)等における一時的な記憶や表示の際の一時的な記憶等のいわゆるバッファリング、でもよく、あるいは、長期的な記憶でもよい。画像格納部11に格納され得る各画像は、通常はデジタルの画像である。例えば、デジタルの画像情報である場合、MPEG(Moving Picture Experts Group)や、ITU−T(International Telecommunication Union) H.264等、画像情報の圧縮符号化のアルゴリズム等は問わない。また、非圧縮の画像情報を出力してもよい。また、画像情報は、HD(High-Definition)画像等、画質や解像度等も問わない。
また、画像格納部11には、1以上の画像に加えて1以上の音声情報が蓄積されても良い。この音声情報は、各画像に対応した1以上の音声情報であっても良いし、全ての画像に対応した一の音声情報であっても良く、音声情報の数や、画像との対応関係等は問わない。また、各画像には、他の画像や音声情報等との同期を取るための同期情報が含まれていても良い。また、音声情報にも上述した時刻情報と同様の時刻情報や、同期情報が付加されていても良い。画像格納部11は、不揮発性の記録媒体や、揮発性の記録媒体で実現可能である。
指定受付部12は、第一の面上における所望の領域を指定する情報である領域指定情報および時間を指定する情報である時間指定情報の入力を受け付ける。ここで述べる「受付」とは、例えば、入力手段からの入力情報の受け付けや、他の機器等から送信される入力信号の受信や、記録媒体等からの情報の読み出し等である。
領域指定情報とは、具体的には、第一の面を表す座標系における座標等を用いて、領域を指定する情報である。領域指定情報は、第一の面上の領域を指定できる情報であればどのような情報であっても良い。第一の面上の座標であっても良いし、座標とベクトルとの組み合わせや、座標と画像のサイズの情報との組み合わせ等であっても良い。例えば、指定する領域が矩形の領域である場合、領域指定情報は、この矩形領域の一組の対角の座標や、四頂点の座標などの情報であっても良い。
時間指定情報とは、例えば、動画像を構成する画像のうちの、取得しようとする時間の範囲を指定する情報である。本実施の形態において述べる時間とは、年月日等の情報も含む概念である。時間指定情報とは、所望の時間、言い換えれば所望の期間、を指定できる情報であればよく、所望の時間の開始時刻と終了時刻との組み合わせや、所望の時間のうちの所定の一の時刻、例えば、開始時刻や終了時刻や中間の時刻、を指定する情報である時刻指定情報と、当該時刻指定情報が指定する時刻を基準とした時間の幅(長さ)を指定する情報である時間幅情報とを含む情報であってもよい。
また、特に、現在の時刻を始点、もしくは終点とした時間を指定する場合、指定受付部12は、現在の時刻を基準とした時間の幅を指定する情報である現在時間幅情報を含む時間指定情報の入力を受け付けるようにしてもよい。例えば、現在時間幅情報は、「3時間前から現在までの時間」や、「現在から、30分後までの時間」等を指定するための情報である。時間指定情報が指定する時間は、過去の時間でも、未来の時間でもよく、また、過去から未来にわたる時間であってもよい。
また、画像格納部11に格納され得る画像が複数であって、各画像が、複数のグループに分類されている場合においては、指定受付部12は、格納されている画像のグループを指定する情報の入力を受け付けることが好ましい。特に、画像格納部11に格納され得る画像が、複数のカメラ等の、複数の撮影装置(図示せず)により撮影された複数の画像である場合においては、指定受付部12は、撮影装置のグループを指定する情報であるグループ指定情報の入力を受け付けるようにすることが好ましい。
指定受付部12は、通信手段等のデバイス(例えば、モデムやネットワークカードなど)や、入力手段等のデバイス(例えば、キーボードなど)を含んでもよく、あるいは含まなくてもよい。指定受付部12は、通信手段や、通信手段のデバイスドライバー、テンキーやキーボード等の入力手段のデバイスドライバーや、メニュー画面の制御ソフトウェア等で実現され得る。
画像取得部13は、画像格納部11に格納されている1以上の画像のうちの、時間指定情報が指定する時間内の、指定受付部12が受け付けた領域内に位置する画像を取得する。具体的には、各画像に対応付けられた配置指定情報と時刻情報とを用いて、指定受付部12が受け付けた領域指定情報が示す領域内に位置する画像であって、時間指定情報が示す時間内の時刻を示す時刻情報に対応付けられた画像を取得する。具体例を挙げると、画像取得部13は、1以上の動画像のうちの、配置指定情報が示す領域に少なくとも一部が配置される動画像の、時間指定情報が示す時間内の時刻に合致する時刻情報に対応付けられた各画像(例えばフレーム画像)から、配置指定情報が示す領域内に位置する画像を取得する。あるいは、予め、1以上の動画像のうちの、配置指定情報が示す領域内に位置する動画像を取得し、この取得した動画像から、時間指定情報が示す時間内の時刻に合致する時刻情報に対応付けられたフレーム画像を取得し、取得したフレーム画像により構成される動画像を取得しても良い。
画像取得部13による、領域指定情報が示す領域内に位置する1以上の画像の取得は、具体例としては、以下のように行われる。例えば、領域指定情報が指定する領域に、一の画像内の一部の領域が含まれる場合、当該一の画像から領域指定情報が指定する領域の画像を切り出して、画像を取得する。また、領域指定情報が指定する領域に、二以上の画像のそれぞれの少なくとも一部が含まれる場合、この二以上の画像から領域指定情報が指定する領域の画像をそれぞれ切り出して、切り出した画像を取得する。また、領域指定情報が指定する領域に、複数の画像のそれぞれの全体が配置されている場合、これらの2つの画像の全領域を取得する。また、領域指定情報が指定する領域に、一の画像内の全体が含まれる場合、当該一の画像の全領域を取得する。
なお、同じ時刻情報を有する2以上の画像、あるいは切り出す前の画像が同期していた2以上の画像から2以上の画像を切り出した場合、切り出した2以上の画像を用いて一つの画像を構成して取得しても良いし、それぞれの画像を個別の画像として取得しても良い。画像取得部13による、画像が動画像である場合、領域指定情報が示す領域内に位置する1以上の画像の取得は、フレーム画像単位で行われても良いし、動画像全体について行われても良い。なお、静止画像や動画像内の任意の領域から画像を切り出す処理は公知技術であるので説明は省略する。
なお、時間指定情報が指定する時間が、未来の時間である場合には、画像取得部13は、画像格納部11に1以上の画像(例えばフレーム画像)が蓄積(例えばバッファリング)される毎に、当該画像が時間指定情報の指定する時間内の時刻と合致する時刻情報に対応付けられているか否かを判断して、対応付けられている場合、これらの画像から、領域指定情報が指定する領域内の画像を、随時取得するようにすればよい。
画像取得部13は、指定受付部12が受け付けた時間指定情報が、上述した時刻指定情報と時間幅情報により構成される場合、画像格納部11に格納されている1以上の画像のうちの、時刻指定情報により指定される時刻を基準、例えば、起点や終点の時刻等、とした場合における、時間幅情報により指定される幅(長さ)を有する時間内の、指定受付部12が受け付けた領域内に位置する画像を取得してもよい。また、画像取得部13は、指定受付部12が受け付けた時間指定情報が、現在の時刻と指定時刻により構成される場合、画像格納部11に格納されている1以上の画像のうちの、時刻指定情報により指定される現在の時刻と指定時刻との間の時間内の、指定受付部12が受け付けた領域内に位置する画像を取得してもよい。また、指定受付部12が受け付けた時間指定情報が、現在時間幅情報により構成される場合、画像取得部13は、当該現在時間幅情報を、後述する計時部15に送信するようにし、送信した現在時間幅情報に応じて計時部で15から得られる、現在の時刻と指定時刻との間の時間内の画像を取得するようにしても良い。
また、画像取得部13は、画像格納部11に格納される画像が、グループ化されている場合、指定受付部12が受け付けたグループ指定情報に対応する画像のグループから、指定受付部12が受け付けた領域指定情報および時間指定情報に対応した画像を、取得する。
また、画像取得部13は、画像格納部11に格納される画像が、図示しない複数の撮影装置により撮影される画像である場合、指定受付部12が受け付けた撮影装置のグループを指定する情報に対応する撮影装置が撮影した画像から、指定受付部12が受け付けた領域指定情報および時間指定情報に対応した画像を取得する。
なお、画像取得部13は、領域指定情報が示す領域内の画像のうちの、時間指定情報により指定される時間内の時刻が早い画像(例えばフレーム画像)から順に、画像を取得することが、取得した画像を順次表示する場合には好適である。
また、画像取得部13は、画像格納部11に格納されている画像に対応付けられて画像格納部11等に格納されている音声情報のうちの、上述した領域指定情報内が示す領域に位置する画像に対応付けられた音声情報の、時間指定情報により指定された時間内の音声情報を取得してもよい。例えば、音声情報にタイムコード等の時刻情報が付加されている場合、この時刻情報を用いて、上述した画像と同様に、時間指定情報により指定される時間内の音声情報を取得する。また、音声情報が画像に同期している場合、時間指定情報に応じて取得された画像に同期した期間内の音声情報を取得しても良い。
画像取得部13は、通常、MPU(Micro Processing Unit)やメモリ等から実現され得る。画像取得部13の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM(Read Only Memory)等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
出力部14は、画像取得部13が取得した画像を出力する。ここで述べる「出力」とは、ディスプレイへの表示、外部の装置への送信、メモリ等の記憶媒体への蓄積等を含む概念である。また、画像取得部13が音声情報を取得した場合、音声を出力してもよい。出力部14は、画像取得部13が画像の一部を取得する毎に、取得した画像を出力しても良いし、画像取得部13が全ての画像を取得した時点で、取得した画像を出力してもよい。例えば、画像が動画像である場合、画像取得部13が1あるいは複数のフレーム画像を取得した時点で、随時、画像を出力してもよいし、時間指定情報により指定される時間内の全ての画像が取得された時点で、画像を出力してもよい。出力部14は、ディスプレイや通信装置等の出力デバイスを含むと考えても含まないと考えても良い。出力部14は、出力デバイスのドライバーソフトまたは、出力デバイスのドライバーソフトと出力デバイス等で実現され得る。
計時部15は、現在の時刻を出力する。また、画像取得部13から送信される現在時間幅情報を用いて、現在の時刻に対して、当該現在時間幅情報により指定される幅(長さ)を有する時間を隔てた時刻である指定時刻を取得し、出力する。計時部15は、通常、時計や、MPUやメモリ等から実現され得る。計時部15の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
次に、情報処理装置の動作について図2のフローチャートを用いて説明する。なお、ここでは、例として、画像格納部11に格納される1以上の画像は、タイムスタンプ等の時刻情報に対応付けられた複数のフレーム画像により構成される動画像である場合について説明する。また、各動画像間は同期が取られているものとする。
(ステップS201)指定受付部12は、グループ指定情報、領域指定情報、および位置指定情報などの指定情報を受け付けたか否かを判断する。指定情報を受け付けた場合、ステップS202に進み、受け付けていない場合、ステップS201に戻る。なお、画像格納部11に格納される動画像がグループ分けされていない場合、グループ指定情報を受け付けないようにしても良い。
(ステップS202)画像取得部13は、画像格納部11に格納されている動画像のうちの、ステップS201において受け付けたグループ指定情報が指定するグループに属する動画像を検索する。検索の結果、指定するグループに属する動画像が検出できなかった場合、処理を終了する。なお、画像がグループに分けられていない場合、この処理は省略してよい。
(ステップS203)画像取得部13は、各動画像に対応付けられた配置指定情報を用いて、ステップS202で検索された動画像の中に、少なくとも一部がステップS201において受け付けた領域指定情報が指定する領域に位置する動画像があるか否かを判断する。例えば、各動画像の配置指定情報が示す第一の面における領域が、領域指定情報が指定する第一の面における領域に対して、少なくとも部分的に、重なるか否かを判断し、重なる場合、その動画像は、領域指定情報が指定する領域に位置すると判断される。領域指定情報が指定する領域に位置する動画像がある場合、ステップS204に進み、領域指定情報が指定する領域に位置する動画像がない場合、ステップS210に進む。
(ステップS204)画像取得部13は、時間指定情報が指定する時間(期間)の、開始時刻と終了時刻とを取得する。例えば、時間指定情報が、開始時刻と終了時刻とを指定する情報を含む場合、この開始時刻と終了時刻とを取得すればよい。また、時間指定情報が、時刻指定情報と、時間幅情報とを含む場合、この時刻指定情報が指定する時刻を、指定された基準となる時刻、例えば、開始時刻や終了時刻に設定して、この基準となる時刻から時間幅情報が示す幅(長さ)だけ隔てた時刻を取得して、この取得した時刻と、基準となる時刻を、開始時刻と終了時刻とに割り当てるようにしても良い。
なお、時刻指定情報と、時間幅情報とを含む情報から、開始時刻と終了時刻とを算出させる処理を計時部15により実行させ、算出結果のみを画像取得部13が取得するようにしても良い。また、時間指定情報が、現在時間幅情報を含む場合、現在の時刻から現在時間幅情報が示す幅(長さ)だけ隔てた時刻を取得して、この取得した時刻と、現在の時刻を、開始時刻と終了時刻とに割り当てるようにしても良い。なお、現在時間幅情報を含む情報から、開始時刻と終了時刻とを算出させる処理を計時部15により実行させ、算出結果のみを画像取得部13が取得するようにしても良い。
(ステップS205)画像取得部13は、ステップS203において、領域指定情報が指定する領域に位置すると判断された各動画像のフレーム画像から、ステップS204において取得された開始時刻に一致する時刻情報と対応付けられたフレーム画像を検索する。
(ステップS206)画像取得部13は、ステップS205により検索されたフレーム画像のそれぞれから、領域指定情報が示す領域内に位置する画像を取得する。例えば、フレーム画像の領域内に位置する部分の画像を切り出して取得する。
(ステップS207)出力部14は、ステップS206、あるいはステップS209により取得された画像を出力する。なお、領域指定情報が示す領域において、画像が取得されなかった領域は、透過領域の画像としてアルファチャネル等を付加して出力しても良いし、予め設定された背景色等で塗りつぶした画像として出力しても良い。また、ステップS206により取得された画像だけを、領域指定情報が示す領域内における当該画像の配置される位置を示す情報と対応付けて出力するようにしても良い。なお、ステップS206において、複数の画像が取得された場合、これらの画像を合成して、一つのフレーム画像を構成して、出力しても良い。なお、ここで述べる「出力」は、ステップS206により取得された画像の外部の装置への送信や、メモリ等への蓄積、ディスプレイ等による表示である。取得された画像がメモリ等に蓄積された場合、例えば、蓄積されたデータは、全ての処理が終了する直前等に、外部の装置に送信される。
(ステップS208)画像取得部13は、次のフレーム画像が、ステップS204において取得された終了時刻以前のフレーム画像であるか否かを判断する。具体的には、次のフレーム画像に対応した時刻情報が終了時刻以前の時刻を示しているか否かを判断することであり、次のフレーム画像に対応した時刻情報が終了時刻以前である場合、当該フレーム画像は終了時刻以前のフレーム画像であると判断し、次のフレーム画像に対応した時刻情報が終了時刻以前でない場合、終了時刻より後の時刻のフレーム画像であると判断する。終了時刻以前のフレーム画像であると判断した場合、ステップS209に進み、終了時刻以前のフレーム画像ではないと判断した場合、処理を終了する。
(ステップS209)画像取得部13は、ステップS203において、領域指定情報が指定する領域に位置すると判断された各動画像の、上述した次のフレーム画像から、ステップS206と同様に、領域指定情報が示す領域内に位置する画像を取得する。そして、ステップS207に戻る。
(ステップS210)ステップS203において、領域指定情報が指定する領域に位置する動画像がない場合、出力部14は、領域指定情報が指定する領域に画像がないことを示すエラー表示を行う。そして処理を終了する。
なお、図2のフローチャートにおいては、画像が複数のグループに分けられている代わりに、画像を撮影するカメラ等の撮影装置が複数のグループに分けられていてもよい。この場合、上述したグループの識別情報の代わりに、画像を撮影した撮影装置が属するグループの識別情報を、画像に対応付けるようにし、画像を、撮影装置のグループを指定する情報で、選択するようにすればよい。
なお、図2のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
以下、本実施の形態における情報処理装置の具体例について説明する。図3は、画像再生処理装置として情報処理装置1を備えた画像再生処理システムである情報処理システムの概念図を示す。
また、図4は、図3に示した情報処理システムの構成を示すブロック図である。
図3および図4に示すように、本具体例にかかる情報処理システムは、ネットワーク等で情報の送受信が可能となるよう接続された情報処理装置1aと、入出力端末2と、情報処理装置1aに、撮影した画像を送信する複数の撮影装置3を具備している。情報処理装置1aの構成については、図1に示した情報処理装置1と同様であるので説明は省略する。
ただし、ここでは、情報処理装置1aには、複数の撮影装置3から送信される画像を受信する画像受信部16が設けられるものとする。そして、画像受信部16は、受信した画像を、画像格納部11に記憶し、蓄積する。なお、受信する画像がアナログデータである場合、デジタルデータに変換して蓄積することが好ましい。画像受信部16は、無線または有線の通信手段等で実現され得る。またDA(デジタル−アナログ)変換手段等を備えていても良い。
入出力端末2は、入力受付部21と、送信部22と、受信部23と、表示部24とを具備している。
入力受付部21は、入力手段等を介して、ユーザから入力される領域指定情報、時間指定情報、およびグループ指定情報を受け付ける。入力手段は、テンキーやキーボードやマウスやメニュー画面によるもの等、何でも良い。入力受付部21は、テンキーやキーボード等の入力手段のデバイスドライバーや、メニュー画面の制御ソフトウェア等で実現され得る。
送信部22は、入力受付部21が受け付けた領域指定情報、時間指定情報、およびグループ指定情報を、情報処理装置1aに送信する。送信部22は、無線または有線の通信手段等で実現される。
受信部23は、情報処理装置1aから送信される画像を受信する。受信部23は、無線または有線の通信手段等で実現される。
表示部24は、受信部23が受信した画像を、ディスプレイ等の表示デバイスに表示する。表示部24は、ディスプレイ等の表示デバイスを含むと考えても含まないと考えても良い。表示部24は、表示デバイスのドライバーソフトまたは、表示デバイスのドライバーソフトと表示デバイス等で実現される。
撮影装置3は、例えばビデオカメラ等であり、撮影した複数のフレーム画像により構成される動画像を情報処理装置1aの画像受信部16に送信する。各撮影装置3と、情報処理装置1aとは、ここではネットワーク等を介して接続されている場合を例に挙げて説明するが、信号線等により直接接続されていても良い。複数の撮影装置3は、ここでは、複数のグループ3a、3bに分類されるとする。撮影装置3は、グループ毎に、例えば異なる場所に配置されているものとする。例えば、ここでは、グループ3aの撮影装置3は「奈良」に、グループ3bの撮影装置3は「東京」に配置されているものとする。また、各グループ内の撮影装置3は、異なる領域を撮影するものとする。なお、ここでは、例として、各グループは、4つの撮影装置3により構成されているものとする。ただし、グループの数や、各グループの撮影装置3の数等は問わない。
撮影装置3が撮影した動画像は、各フレーム画像に、タイムスタンプ等の時刻情報が付与されて送信される。この時刻情報が示す時刻は、ここでは例として、日本標準時等の絶対的な時刻であるとする。また、各撮影装置3は、それぞれが属するグループを識別するための識別情報である撮影グループ識別情報を、フレーム画像、もしくは動画像に対応付けて出力する。なお、撮影装置3で撮影されたフレーム画像が、順次、情報処理装置1aに送信される場合、動画像を受信する画像受信部16が、フレーム画像を受信した時刻を示す時刻情報を、各フレーム画像に対応付けるようにしても良い。また、情報処理装置1aの各撮影装置3が接続されるポートを、撮影装置3のグループ毎に割り当てておき、画像受信部16が、それぞれのポートから入力される画像について、割り当てられたグループの識別情報を対応付けるようにしてもよい。なお、ここでは、各撮影装置3が撮影する画像のサイズは、2000×4000[ピクセル]であるとする。また、各動画像のフレーム画像に対応付けられた、撮影装置3が画像を撮影した際に同時に録音した音声情報を画像格納部11に蓄積するようにしても良い。
この具体例においては、画像格納部11には、すでに、複数の撮影装置3により過去に撮影された複数の動画像が格納されているものとする。また、各動画像の撮影速度は同じ30[fps]であり、各動画像同士は同期がとれているものとする。また、複数の動画像が配置され得る第一の面は、仮想平面であるとする。
図5は、画像格納部11に格納されている複数の画像を管理する画像管理表を示す図である。画像管理表は、「ID」、「撮影グループID」、「座標」、「サイズ」、「画像」という属性を有している。「ID」は、画像(ここでは動画像)を管理するための識別情報である。
「撮影グループID」は、画像を撮影した撮影装置3の属するグループを識別する識別情報であり、同じグループに属する撮影装置3から送信された画像には同じ属性値が対応付けられている。「座標」は、第一の面における画像が配置される左上隅の座標である。座標の単位はピクセル単位であるとする。「サイズ」は画像のサイズであり、単位はピクセルである。「画像」は、動画像の情報である。各フレーム画像に対応した時刻情報は各フレーム画像内に格納されているものとする。
まず、ユーザが、入出力端末2を操作して、領域を指定するための情報と、時間を指定するための情報と、撮影装置のグループを指定するための情報とを入力したとする。これらの情報の入力方法等は問わない。例えば、それぞれの情報の値を数値等で入力しても良いし、プルダウンメニューやボタンやスライダ等の画面に表示される入カインターフェースをマウス等で操作することで入力しても良い。特に、現在すでに、情報処理装置1aから得られた画像が表示されている場合、その表示領域をマウス等を用いてドラッグすることで、現在表示されている領域に対してそのドラッグした方向と強さに応じて算出される領域を指定するための領域の指定情報を受けつけるようにしても良い。このようにして受け付けた情報を適宜、変換したり、所定の演算をして得られる、領域指定情報、時間指定情報、および撮影グループ指定情報を、入力受付部21が受け付ける。
図6は、領域指定情報、時間指定情報、撮影グループ指定情報の入力画面の一例を示す図である。例えば、図6に示すような入力インターフェースを介して、領域を指定するための情報である、領域の左上の座標および領域の幅および高さと、時間を指定するための開始時刻と、時間の幅(長さ)の情報と、撮影装置のグループを指定するための情報とが入力される。撮影装置のグループを指定するための情報は、ここでは、撮影装置のグループが撮影する場所名で入力されるものとする。ここでは、図6に示すように、領域の左上の座標(1500,2000)、領域の幅「1000」および高さ「800」、開始時刻「13時30分」、時間幅「30分」、撮影装置のグループを指定する情報である「奈良」を入力したとする。
この入力に応じて、入力受付部21が、図7に示すような領域指定情報、時間指定情報、および撮影グループ指定情報の入力を受け付ける。なお、ここでは、撮影装置のグループがそれぞれ撮影する場所と、撮影グループ指定情報とを対応付けた変換テーブルが予め用意されており、この変換テーブルを用いて、「奈良」という入力は、「撮影グループID」の「A」を示す撮影グループ指定情報に変換される。
そして、受け付けた領域指定情報、時間指定情報、および撮影グループ指定情報を、送信部22が、情報処理装置1aに送信する。ここでは、例えば、送信部22は、領域指定情報、時間指定情報、および撮影グループ指定情報が指定する画像を要求するコマンドを送信するものとする。このコマンドは、ここでは、例えば、「GET (開始時刻,時間幅,左上座標,領域幅,領域高さ,グループID)」等で表されるものとする。すなわち、上記の例では、「GET(13:30,30,(1500,2000),1000,800,A)」というコマンドを送信したとする。
情報処理装置1aの指定受付部12は、上記のコマンドを受信すると、コマンドから、図7と同様の領域指定情報、時間指定情報、およびグループ指定情報を取り出して受け付ける。
画像取得部13は、まず、指定受付部12が受け付けたグループ指定情報の属性値「A」を検索キーとして、図5に示した画像管理表を検索して、「撮影グループID」属性が「A」であるレコードを検索する。ここでは、「ID」が「001」から「004」までのレコードが検索の結果、検出される。
次に、画像取得部13は、「撮影グループID」属性が「A」であるレコードに含まれる画像のうち、指定受付部12が受け付けた領域指定情報が指定する領域に含まれる動画像を検索する。すなわち、「撮影グループID」属性が「A」であるレコードに含まれる画像のうち、第一の面における左上隅の座標が(1500,2000)であって、幅が「1000」、高さが「800」である領域に、少なくとも一部が含まれる動画像を検索する。具体的には、画像格納部11に格納されている画像に対応した配置領域情報が示す領域と、領域指定情報が指定する領域とを比較していくことにより判断される。なお、領域同士が重なっているか否かの判断等は公知技術であるので説明は省略する。
図8は、「撮影グループID」属性が「A」であるレコードに含まれる画像を、第一の面である仮想平面上に配置した状態を複式的に示した図である。画像81は、「ID」が「001」であるレコードの画像、画像82は、「ID」が「002」であるレコードの画像、画像83は、「ID」が「003」であるレコードの画像、画像84は、「ID」が「004」であるレコードの画像、である。図8において、指定領域80は、第一の面上における、指定受付部12が受け付けた領域指定情報が指定する領域である。このように、指定領域80は、「ID」が「003」であるレコードの画像83と、「ID」が「004」であるレコードの画像84とにわたって配置されている。
ここでは、画像取得部13により、「ID」が「003」であるレコードの画像と、「ID」が「004」であるレコードの画像とが、指定受付部12の受け付けた領域指定情報が指定する領域内に位置すると判断される。
つぎに、画像取得部13は、指定受付部12が受け付けた時間指定情報から、開始時刻と終了時刻とを取得する。開始時刻は、時間指定情報に含まれる「開始時刻」の属性値である。ここでは、開始時刻は、「13:30.00」である。なお小数点以下は、フレームの番号を示す。また、終了時刻は、時間指定情報に含まれる「開始時刻」の属性値に、「時間幅」の属性値を加算して算出される。ここでは、終了時刻は、「14:00.00」である。
次に、画像取得部13は、「ID」が「003」であるレコードの画像、および「ID」が「004」であるレコードの画像をそれぞれ構成する複数のフレーム画像の中から、時間指定情報から取得した開始時刻に一致する時刻情報、ここではタイムスタンプと対応付けられたフレーム画像を検索する。
図9は、「ID」が「003」であるレコードに対応付けられた動画像の模式図である。動画像90は、複数の連続したフレーム画像91により構成され、各フレーム画像91には、時刻情報であるタイムスタンプ92が付与されている。ここでは、「ID」が「003」であるレコードの動画像を構成するフレーム画像91のうちの、タイムスタンプ92が「13:30.00」である、フレーム画像93が、検索される。
また、同様に、「ID」が「004」であるレコードの動画像を構成するフレーム画像のうちの、タイムスタンプが「13:30.00」である、フレーム画像が、検索される。
そして、この検索されたフレーム画像における、領域指定情報が指定する領域内の画像が取得される。ここでは、2つのフレーム画像の、領域指定情報が指定する領域内の画像が切り出される。
図10は領域80における画像を示す図である。図10に示す画像は、「ID」が「003」であるレコードに対応付けられた動画像内の、タイムスタンプが「13:30.00」であるフレーム画像から切り出された画像101、および「ID」が「004」であるレコードに対応付けられた動画像内の、タイムスタンプが「13:30.00」であるフレーム画像から切り出された画像102を模式的に示すものである。
そして、出力部14は、画像取得部13が取得した、図10に示した2つの画像を合成して、動画像の1つのフレーム画像を構成し、入出力端末2に送信する。
画像取得部13は、さらに、上記と同様に、「ID」が「003」であるレコードに対応付けられた動画像と、「ID」が「004」であるレコードに対応付けられた動画像とをそれぞれ構成するフレーム画像のうちの、「13:30.00」以降の、同じタイムスタンプを有するフレーム画像から、領域指定情報が指定する領域80内の画像を順次切り出して取得する。
また、出力部14は、画像取得部13が順次取得した2つの画像を合成して、動画像の1つのフレーム画像を構成し、入出力端末2に送信する。
なお、フレーム画像から、領域指定情報が指定する領域内の画像を順次取得する際に、画像取得部13が、取得元となるフレーム画像に対応付けられた音声情報も同時に取得するようにし、送信することが好ましい。
そして、画像取得部13は、タイムスタンプが、時間指定情報から取得した終了時刻と同じ「14:00.00」であるフレーム画像を検出した時点で、画像の取得を終了する。
入出力端末2の受信部23は、情報処理装置1aから送信される画像、ここではフレーム画像を順次受信する。そして受信した画像を順次表示部24がディスプレイ等に表示する。これにより、ディスプレイには、図11に示すような動画像110が表示される。
なお、表示部24が、受信した画像を、表示部24の表示領域等に合わせて適宜サイズや解像度等を調整するようにしても良い。あるいは、出力部14が、このような画像の調整を、出力する画像に対して行うようにしても良い。
また、出力部14は、フレーム画像を順次送信する代わりに、一旦バッファ等にフレーム画像を蓄積し、所定のフレーム画像が溜まった時点で、フレーム画像をまとめて送信するようにしても良い。特に、出力部14が、送信する画像を差分圧縮する場合等には、このように、複数の画像を一旦蓄積する必要がある。
次に、ユーザが入出力端末2を操作して、撮影場所の指定を、「奈良」から「東京」に変更したとする。この場合、上述した変換テーブルを用いて、「東京」という入力は、「撮影グループID」の「B」を示す撮影グループ指定情報に変換されたとする。そして、入出力端末2の送信部22から、「GET(13:30.30,(1500,2000),1000,800,B)」というコマンドが送信される。
このコマンドを受信した情報処理装置1aの指定受付部12は、撮影グループ指定情報「B」を受け付ける。そして、画像取得部13は、図5に示したような画像管理情報から、「撮影グループID」が「B」であるレコードを検索する。そして、検索したレコードについて上記と同様の処理を行う。すなわち、今回は、画像取得部13は、グループ3bを構成する複数の撮影装置3が撮影した画像の中から、領域指定情報および時間指定情報に合致する画像を取得する。この結果、例えば、図12に示すように、「ID」が「007」の動画像121と、「ID」が「008」の動画像122とを、それぞれ構成するフレーム画像から、領域指定情報および時間指定情報に合致する画像、例えば領域120の画像を順次取得する。そして取得した画像が、出力部14から入出力端末2に出力される。
このように撮影装置3のグループを指定する情報により、指定したグループを構成する撮影装置3が撮影した画像を選択できるようにすることで、領域指定情報および時間指定情報に応じて取得する画像を、当該画像のオリジナルの画像を撮影した撮影装置3のグループ単位で自由に切り替えることが可能となる。
ここで、例えば、領域指定情報が、左上座標(−1500,2000)、領域の幅「1000」および領域の高さ「800」を示す情報であったとすると、図13に示すように、「ID」が「002」であるレコードに対応付けられた動画像82を構成するフレーム画像のうちの、左上座標が(5000,1000)で、幅が「1000」、高さが「800」である領域130の画像が、順次切り出されて、取得される。
また、例えば、図14に示すように、領域指定情報が、左上座標(0,0)、領域の幅「5000」および領域の高さ「4000」の領域140を示す情報であったとすると、領域140に含まれる、「ID」が「003」であるレコードに対応付けられた動画像83と、「ID」が「004」であるレコードに対応付けられた動画像84とを構成するフレーム画像の全領域が、順次取得される。なお、領域140の、フレーム画像が存在しない領域については、画像取得部13や出力部14等が、適宜、例えばアルファチャネル等を付加して、透明な画像として出力してもよいし、予め設定した背景色等を配置して出力しても良い。また、この部分の画像を送信しなくても良い。
なお、ここで、指定受付部12が受け付けた時間指定情報が、現在時間幅情報であったとする。例えば、現在の時刻が「16:54」であって、受け付けた現在時間幅情報が「−40」、すなわち現在よりも40分前の時間幅を指定する値であったとする。この場合、画像取得部13は計時部15に、指定受付部12が受け付けた現在時間幅情報を送信する。
計時部15は、現在の時刻である「16:54」と、現在時間幅情報「−40」とを用いて、開始時刻「16:14」を算出する。そして、計時部15この開始時刻「16:14」と、終了時刻である現在の時刻「16:54」を出力する。そして、画像取得部13は、この計時部15から取得した開始時刻と終了時刻とを用いて、上記と同様に画像の取得を行う。
なお、上記具体例においては、時間指定情報が、現在よりも過去の時間を指定する場合について説明したが、本発明においては、時間指定情報が指定する時間は、未来の時間であっても良い。この場合、画像格納部11には、時間指定情報が指定する時間内の時刻に一致する時刻情報に対応付けられたフレーム画像、あるいは動画像自体が蓄積されていないことが考えられるため、画像取得部13は、時間指定情報が指定する時間の開始時刻を取得し、この開始時刻に一致する時刻情報に対応付けられたフレーム画像が、画像格納部11に蓄積されたか否かを順次検索するようにし、開始時刻に一致する時刻情報に対応付けられたフレーム画像が蓄積された時点から、領域指定情報が指定する領域内のフレーム画像の取得を開始するようにすればよい。なお、この場合においては、画像格納部11に蓄積されるフレーム画像の対応する時刻情報が示す時刻が、開始時刻以降の時刻であるかを判断する前に、予め、領域指定情報が指定する領域内に少なくとも一部が位置するフレーム画像が、画像格納部11内に蓄積されたか否かを監視するようにしてもよい。
なお、上記具体例において、画像格納部11に格納された画像を撮影した撮影装置がグループに分類されている場合について説明したが、本発明においては、画像格納部11に格納されている画像は、撮影装置3により撮影されたものである必要はなく、また、複数の画像が、撮影装置3のグループ分け等に関係なく、複数のグループに分類されていても良い。
この場合、例えば、図5に示した画像管理表において、「撮影グループID」の代わりに「画像グループID」等の、各画像が属するグループを識別する識別情報を設けるようにして、画像格納部11に格納されている各画像に、それぞれが属する画像グループの識別情報を対応付けるようにすればよい。このようにすることで、上記具体例の撮影グループ識別情報の代わりに、画像グループを識別するグループ識別情報を用いて、上記と同様に、領域指定情報および時間指定情報が指定する画像の、取得元となる画像のグループを選択することが可能となる。
また、上記具体例においては、画像格納部11に格納され得る画像が配置される第一の面が、仮想平面である場合について説明したが、第一の面は、円柱座標系で表される仮想的な曲面であってもよい。例えば、画像格納部11に格納され得る複数の画像141〜145等の配置指定情報を、円柱座標系の座標の情報として、図15に示すように、各画像141〜145が円柱座標系で表される仮想的な曲面に配置されるようにしても良い。なお、ここで述べる円柱座標系とは、円柱の側面を展開した場合の平面の座標系と考えても良い。
以上、本実施の形態によれば、複数の画像のうちの、領域指定情報が示す領域の、時間指定情報が示す時間内の画像を取得して出力するようにしたことにより、所望の領域の、所望の時間帯の画像を、適宜出力することができる。
また、本実施の形態によれば、画像格納部11に格納される画像を撮影する撮影装置3をグループ分けしておき、撮影グループ指定情報により、所望のグループに属する撮影装置により撮影した画像を、選択できるようにしたことにより、所望の撮影装置のグループが撮影した画像から、所望の領域の、所望の時間帯の画像を、適宜出力することができる。
また、本実施の形態によれば、画像取得部13が画像を取得する対象とする画像を、グループ分けしておき、グループ指定情報により選択できるようにしたことにより、複数のグループに分けられた画像のうちの、所望のグループに属する画像から、所望の領域の、所望の時間帯の画像を、適宜出力することができる。
また、上記具体例においては、入出力端末2を介して、情報処理装置1aに領域指定情報や、時間指定情報を入力するようにしたが、領域指定情報や、時間指定情報を入カデバイス等を用いて情報処理装置1に直接入力するようにしてもよい。すなわち、上記具体例においては、情報処理装置1がサーバ・クライアントシステムにおけるサーバ装置であり、出力部14や指定受付部12が、通信回線を介して入力を受け付けたり、画面を出力したりする場合について説明したが、情報処理装置は、スタンドアロンであってもよい。
また、上記実施の形態において、各処理(各機能)は、単一の装置(システム)によって集中処理されることによって実現されてもよく、あるいは、複数の装置によって分散処理されることによって実現されてもよい。
また、上記実施の形態において、各構成要素は専用のハードウェアにより構成されてもよく、あるいは、ソフトウェアにより実現可能な構成要素については、プログラムを実行することによって実現されてもよい。例えば、ハードディスクや半導体メモリ等の記録媒体に記録されたソフトウェア・プログラムをCPU等のプログラム実行部が読み出して実行することによって、各構成要素が実現され得る。
なお、上記各実施の形態における情報処理装置を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、コンピュータに、第一の面上における所望の領域を指定する情報である領域指定情報および時間を指定する情報である時間指定情報を受け付ける指定受付ステップと、第一の面上に配置可能な、時刻に応じて変化する1以上の画像であって、前記第一の面上における配置位置を指定する情報である配置指定情報と、前記時刻を示す情報である時刻情報とに対応付けられた画像を1以上格納する画像格納部に格納されている前記1以上の画像のうち、前記指定受付ステップにおいて受け付けた前記時間指定情報により指定される時間に対応し、かつ、前記指定受付ステップにおいて受け付けた領域指定情報により指定される領域内に位置する画像を取得する画像取得ステップと、前記画像取得ステップにおいて取得した画像を出力する出力ステップと、を実行させるためのプログラムである。
なお、上記プログラムにおいて、情報を送信する送信ステップや、情報を受信する受信ステップなどでは、ハードウェアによって行われる処理、例えば、送信ステップにおけるモデムやインターフェースカードなどで行われる処理(ハードウェアでしか行われない処理)は含まれない。
また、このプログラムは、サーバなどからダウンロードされることによって実行されてもよく、記録媒体(例えば、CD−ROMなどの光ディスクや磁気ディスク、半導体メモリなど)に記録されたプログラムが読み出されることによって実行されてもよい。
また、このプログラムを実行するコンピュータは、単数であってもよく、複数であってもよい。すなわち、集中処理を行ってもよく、あるいは分散処理を行ってもよい。
また、上記各実施の形態において、一の装置に存在する2以上の通信手段(画像受信部や出力部など)は、物理的に一の媒体で実現されても良いことは言うまでもない。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
以上のように、本発明にかかる画像再生処理装置等は、画像を処理する画像再生処理装置として適しており、1以上の画像から任意の画像を取得する画像再生処理装置等として有用である。
実施の形態における画像再生処理装置としての情報処理装置のブロック図。 情報処理装置の動作について説明するフローチャート。 情報処理装置を有する情報処理システムの概念図。 情報処理装置を有する情報処理システムのブロック図。 情報処理装置の画像管理表を示す図。 情報処理装置を有する情報処理システムの入力インターフェースを示す図。 情報処理装置に入力される領域指定情報、時間指定情報、および撮影グループ指定情報を示す図。 情報処理装置に格納されている画像の表示例を示す図。 情報処理装置に格納されている画像の模式図。 情報処理装置により切り出された画像を示す図。 情報処理装置が出力する画像の表示例を示す図。 情報処理装置により切り出された画像を示す図。 情報処理装置により切り出された画像を示す図。 情報処理装置により取得された画像を示す図。 情報処理装置に格納されている画像の表示例を示す図。
符号の説明
1、1a…情報処理装置(画像再生処理装置)
2…入出力端末
3…撮影装置
11…画像格納部
12…指定受付部
13…画像取得部
14…出力部
15…計時部
16…画像受信部
21…入力受付部
22…送信部
23…受信部
24…表示部

Claims (10)

  1. 仮想的な面である第一の面上に配置可能な、時刻に応じて変化する1以上の画像であって、前記第一の面上における配置位置を指定する情報である配置指定情報と、前記時刻を示す情報である時刻情報とに対応付けられた画像を1以上格納する画像格納部と、
    前記第一の面上における所望の領域を指定する情報である領域指定情報および時間を指定する情報である時間指定情報を受け付ける指定受付部と、
    前記画像格納部に格納されている前記1以上の画像のうち、前記指定受付部の受け付けた前記時間指定情報により指定される時間に対応し、かつ、前記指定受付部の受け付けた領域指定情報により指定される領域内に位置する画像を取得する画像取得部と、
    前記画像取得部が取得した画像を出力する出力部と、
    を具備することを特徴とする画像再生処理装置。
  2. 前記画像格納部は、複数の画像を格納するとともに、当該画像の属するグループの情報を記憶し、
    前記指定受付部は、さらに、前記グループを指定する情報を受け付け、
    前記画像取得部は、前記画像格納部から、前記指定受付部の受け付けた、グループを指定する前記情報に対応する画像のうち、前記指定受付部の受け付けた前記領域指定情報および前記時間指定情報に対応した画像を取得すること、
    を特徴とする請求項1記載の画像再生処理装置。
  3. 前記画像格納部は、複数の撮影装置がそれぞれ撮影した複数の画像を格納するとともに、当該撮影装置が属するグループの情報を記憶し、
    前記指定受付部は、さらに、前記撮影装置のグループを指定する情報を受け付け、
    前記画像取得部は、前記画像格納部から、前記指定受付部の受け付けた、撮影装置のグループを指定する前記情報に対応する撮影装置が撮影した画像のうち、前記指定受付部の受け付けた前記領域指定情報および前記時間指定情報に対応した画像を取得することを特徴とする請求項1記載の画像再生処理装置。
  4. 前記画像取得部は、前記画像格納部に格納されている1以上の画像のうち、前記領域指定情報が指定する領域内に位置する画像を切り出した画像を取得することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の画像再生処理装置。
  5. 前記画像取得部は、前記画像格納部に格納されている2以上の画像のうち、前記領域指定情報が指定する領域内に位置する2以上の画像を切り出し、当該切り出した2以上の画像を合成した画像を取得することを特徴とする請求項4記載の画像再生処理装置。
  6. 前記指定受付部は、一の時刻を指定する時刻指定情報と、当該時刻指定情報により指定される時刻を基準とした時間の幅を指定する情報である時間幅情報とを含む前記時間指定情報の入力を受け付け、
    前記画像取得部は、前記時刻指定情報により指定さえる時刻を基準とした、前記時間幅情報により指定される幅を有する時間内の画像を取得することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の画像再生処理装置。
  7. 前記指定受付部は、現在の時刻を基準とした時間の幅を指定する情報である現在時間幅情報を含む前記時間指定情報の入力を受け付け、
    現在の時刻に対して、前記現在時間幅情報により指定される幅を有する時間を隔てた時刻である指定時刻を出力する計時部を更に具備し、
    前記画像取得部は、前記現在の時刻と前記計時部により出力された前記指定時刻との間の時間内の画像を取得することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の画像再生処理装置。
  8. 画像再生処理装置に用いられる画像再生処理方法であって、
    前記画像再生処理装置は、
    仮想的な面である第一の面上に配置可能な、時刻に応じて変化する1以上の画像であって、前記第一の面上における配置位置を指定する情報である配置指定情報と、前記時刻を示す情報である時刻情報とに対応付けられた画像を1以上格納する画像格納部を具備しており、
    指定受付部が、前記第一の面上における所望の領域を指定する情報である領域指定情報および時間を指定する情報である時間指定情報を受け付ける指定受付ステップと、
    画像取得部が、前記画像格納部に格納されている前記1以上の画像のうち、前記指定受付ステップにおいて受け付けた前記時間指定情報により指定される時間に対応し、かつ、前記指定受付ステップにおいて受け付けた領域指定情報により指定される領域内に位置する画像を取得する画像取得ステップと、
    前記画像取得ステップにおいて取得した画像を出力する出力ステップと、
    を有することを特徴とする画像再生処理方法。
  9. 画像再生処理装置として用いられるコンピュータを、
    仮想的な面である第一の面上に配置可能な、時刻に応じて変化する1以上の画像であって、前記第一の面上における配置位置を指定する情報である配置指定情報と、前記時刻を示す情報である時刻情報とに対応付けられた画像を1以上格納する画像格納部、
    前記第一の面上における所望の領域を指定する情報である領域指定情報および時間を指定する情報である時間指定情報を受け付ける指定受付部、
    前記画像格納部に格納されている前記1以上の画像のうち、前記指定受付部の受け付けた前記時間指定情報により指定される時間に対応し、かつ、前記指定受付部の受け付けた領域指定情報により指定される領域内に位置する画像を取得する画像取得部、
    前記画像取得部が取得した画像を出力する出力部、
    として動作させることを特徴とするプログラム。
  10. 請求項9に記載されたプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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