JPH1042088A - 画像処理システムおよび画像処理システムの障害回避処理方法 - Google Patents

画像処理システムおよび画像処理システムの障害回避処理方法

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JPH1042088A
JPH1042088A JP8197309A JP19730996A JPH1042088A JP H1042088 A JPH1042088 A JP H1042088A JP 8197309 A JP8197309 A JP 8197309A JP 19730996 A JP19730996 A JP 19730996A JP H1042088 A JPH1042088 A JP H1042088A
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unit
image processing
avoidance
failure
image
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JP8197309A
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Takeshi Kuroda
健 黒田
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複合機能処理が可能なシステム全体の状態を
認知することなく、明示された障害回避項目を選んで指
示するという簡単な操作でユーザが意図する異なる回避
処理を実行させることである。 【解決手段】 外部装置3および/またはリーダ部1,
プリンタ部2の単一動作状態または複合動作状態を監視
してコア部10のCPU1003が障害発生と判断した
場合に、回避可能な異なる複数の回避指示項目を操作部
124に表示させ、該表示された異なる複数の回避指示
項目中からユーザにより指示される回避指示項目に基づ
いて外部装置3またはリーダ部1,プリンタ部2に対す
る障害回避動作を制御する構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル複写機
能に対して異なる複合機能処理を行う外部装置を接続し
てコンピュータ,通信回線を介したファクシミリ通信処
理等を行う画像処理システムおよび画像処理システムの
障害回避処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の複合画像処理システムで
は、コンピュータなどとデータの通信を行うインタフェ
ースを持ち、入力されたページ記述言語(以下PDLと
称す)から、画像に展開し出力することができるプリン
タフォーマット機能や、画像情報などを電話回線などの
公衆回線を介して送受信できるファクシミリ(以後FA
Xと称す)機能を有し、各機能が連続的にあるいは並列
的に動作する複合画像処理が可能に構成されている。
【0003】この場合において、コンピュータなどで作
成した文書・図面をプリント出力する場合に、コンピュ
ータ上のプリンタドライバがPDLデータに変換し、そ
のデータをプリンタフォーマッタ部が受信して、レイア
ウト・描画をして画像を形成し出力するという形態がと
られている。
【0004】その際、プリンタフォーマッタ部のオンラ
イン/オフラインなどの状態や、用紙なしエラーなどの
各種ステータス、他の人の処理中を表すビジーなどのプ
リンタフォーマッタ部の情報を通知する機能が設けられ
ている。
【0005】FAX機能の場合には、送信する場合には
呼び出し中であるとか、送信中あるいは受信中である旨
の情報や、相手先略称などを通知することができ、さら
に、送受信時刻や通信相手略称,電話番号、そして通信
結果を履歴として蓄積し、通知することができる。
【0006】また、原稿を読み取り、光磁気ディスクに
蓄積するファイリング機能の場合には、データ記録中で
あるとか、ファイル検索中、あるいはディスクが書き込
み禁止になっているなどの各種ステータスを通知するこ
とができる。
【0007】また、複合システム機の場合には、プリン
タフォーマット機能,FAX機能,ファイリング機能な
どの単機能を組み合わせて、以下のような複合動作を実
現することができるという利点があった。
【0008】(1)コンピュータなどで作成した文書を
FAX送信する場合に、用紙に印刷する時と同様にプリ
ンタフォーマッタ部で展開し、FAX機能部へ転送する
ことによって、FAX機能部は転送された画像を圧縮し
て公衆回線を介してファクシミリ送信を行なう。
【0009】(2)コンピュータなどで作成した文書を
ファイリングする場合に、用紙に印刷する時と同様にプ
リンタフォーマッタ部で展開し、ファイリング機能部は
転送することによって、ファイリング機能部は転送され
た画像を光磁気ディスクに格納する。
【0010】(3)FAX受信した画像をファイリング
する場合に、用紙に印刷して出力する時と同様に、受信
して伸長した画像をファイリング機能部へ転送すること
によって、ファイリング機能部は転送された画像を光磁
気ディスクに格納する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような処理をしている場合に、何らかの障害が発生し、
処理の続行ができなくなった場合には、各種ステータス
の通知はエラーの種別の通知程度のものであり、その対
処方法については、ユーザはエラーを無視して続行指示
するか、またはそのジョブを消去し新たに障害を回避で
きるようにジョブを与え直す必要があった。
【0012】そのため、ジョブ(処理の単位)の進行具
合を知るために、ユーザはプリンタフォーマット機能部
と、FAX機能部,ファイリング機能部の中から処理に
関係のある機能部を判断し、関係すると思われる機能部
の情報をそれぞれ監視しなければならず、特定のジョブ
が全体の中でどの位置にあるかという情報を得るために
は、適切な判断力と、煩雑な確認作業が必要となり、適
切な情報をユーザに提示できないという問題点があっ
た。
【0013】本発明は、上記の問題点を解消するために
なされたもので、本発明に係る第1の発明〜第7の発明
の目的は、単一動作状態または複合動作状態を監視して
障害発生有無を判断した場合に、回避可能な異なる複数
の回避指示項目を明示して、ユーザにより選択指示され
る回避指示項目に基づく所望の障害回避動作を実行させ
ることにより、複合機能処理が可能なシステム全体の状
態を認知することなく、明示された障害回避項目を選ん
で指示するという簡単な操作でユーザが意図する異なる
回避処理を実行させることができる画像処理システムお
よび画像処理システムの障害回避処理方法を提供するこ
とを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、リーダ部とプリンタ部とを備える複写処理手段と、
所定の通信媒体を介して異なる画像処理を行う複数のデ
ータ処理部を備える画像処理手段と、前記画像処理手段
または複写処理手段の動作状態を表示または前記画像処
理手段または複写処理手段に対するユーザ入力を表示す
る操作表示手段と、前記画像処理手段および/または複
写処理手段の単一動作状態または複合動作状態を監視し
て障害発生有無を判断する判断手段と、前記判断手段が
障害発生と判断した場合に、回避可能な異なる複数の回
避指示項目を前記操作表示手段に表示させる第1の制御
手段と、前記第1の制御手段により前記操作表示手段に
表示された異なる複数の回避指示項目中からユーザによ
り指示される回避指示項目に基づいて前記画像処理手段
または複写処理手段に対する障害回避動作を制御する第
2の制御手段とを有するものである。
【0015】本発明に係る第2の発明は、いずれかのデ
ータ処理部は、所定のインタフェースを介してコンピュ
ータから入力されるページ記述言語に基づくプリントデ
ータを前記プリンタ部が出力可能なイメージデータに展
開処理するものである。
【0016】本発明に係る第3の発明は、いずれかのデ
ータ処理部は、所定の通信回線を介して外部ファクシミ
リ装置とファクシミリ送受信処理を行うものである。
【0017】本発明に係る第4の発明は、前記プリンタ
部は、記録媒体の両面に画像を出力するための両面機構
を有し、前記判断手段が前記両面機構の障害有無を判断
可能とするものである。
【0018】本発明に係る第5の発明は、前記判断手段
が所定の通信回線を介して外部ファクシミリ装置とファ
クシミリ送受信処理を行うデータ処理部の通信障害有無
を判断可能とするものである。
【0019】本発明に係る第6の発明は、前記判断手段
が前記プリンタ部から給送可能なサイズ別の用紙切れ有
無を判断するものである。
【0020】本発明に係る第7の発明は、リーダ部とプ
リンタ部とを備える複写処理手段と、所定の通信媒体を
介して異なる画像処理を行う複数のデータ処理部を備え
る画像処理手段と、前記画像処理手段または複写処理手
段の動作状態を表示または前記画像処理手段または複写
処理手段に対するユーザ入力を表示する操作表示手段と
を備える画像処理システムの障害回避処理方法におい
て、前記画像処理手段および/または複写処理手段の単
一動作状態または複合動作状態を監視して障害発生有無
を判断する判断工程と、該判断結果に基づいて回避可能
な異なる複数の回避指示項目を前記操作表示手段に表示
させる表示工程と、前記操作表示手段に表示された異な
る複数の回避指示項目中から所望とする回避指示項目を
選択する選択工程と、該選択された回避指示項目に基づ
いて前記画像処理手段または複写処理手段に対する障害
回避動作を決定する決定工程とを有するものである。
【0021】
【発明の実施の形態】
〔第1実施形態〕図1は、本発明を適用可能な画像処理
システムの構成を説明するブロック図であり、該画像処
理システムは、複数のデータ処理部を備える画像処理装
置として機能する外部装置3と、該外部装置3のコア部
10のCPU(図4に示す)と通信可能な操作部(図
2,図3に示す)を備える画像形成装置(リーダ部1と
プリンタ部2とから構成される)とから構成されている
場合に対応する。
【0022】図1において、1は原稿を画像データに変
換する画像入力装置(以下リーダ部と記す。)であり、
内部に操作部を含む。
【0023】2は複数種類の記録紙カセットを有し、プ
リント命令により画像データを記録紙上に可視像として
出力する画像出力装置(以下プリンタ部と記す)、3は
前記リーダ部1と電気的に接続された外部装置であり、
各種の機能を有する。なお、外部装置3は、ファクシミ
リ部4,ファイル部5,ファイル部5と接続されている
外部記憶装置6,コンピュータまたはワークステーショ
ン等の情報処理装置11(以下、単にコンピュータと呼
ぶ)と接続するためのコンピュータインタフェース部
7,コンピュータ11からの情報を可視像とするための
フォーマッタ部8,リーダ部1からの情報を蓄積した
り、コンピュータ11から送られてきた情報を一時的に
蓄積するためのイメージメモリ部9及び上記各機能を制
御するコア部10からなる。
【0024】以下、詳細に各部の機能を説明する。
【0025】〈リーダ部1,プリンタ部2の説明〉リー
ダ部1の詳細な説明を図2,図3を用いて行う。
【0026】図2は、図1に示したリーダ部1,プリン
タ部2の構成を説明する概略断面図である。
【0027】図において、101は原稿給送装置で、原
稿台上に積載された原稿を1枚ずつ順次原稿台ガラス1
02面上に搬送する。該原稿が搬送されると、スキャナ
部のランプ103が点灯、かつスキャナユニット104
が移動して原稿を照射する。原稿の反射光は、ミラー1
05,106,107を介してレンズ108を通過、そ
の後CCDイメージセンサ部109(以下、CCDと記
す)に入力される。
【0028】プリンタ部2に入力された信号は、露光制
御部201にて光信号に変換されて画像信号に従い感光
体202を照射する。照射光によって感光体202上に
作られた潜像は現像器203によって現像される。上記
現像とタイミングを併せて被転写紙積載部204、もし
くは被転写紙積載部205より転写紙が搬送され、転写
部206に於いて、上記現像された像が転写される。転
写された像は定着部207にて被転写紙に定着された
後、排紙部208より装置外部に排出される。排紙部2
08から出力された転写紙は、ソータ220でソート機
能が働いている場合には、各ビンに、またはソート機能
が働いていない場合には、ソータの最上位のビンに排出
される。
【0029】続いて、順次読み込む画像を1枚の出力用
紙の両面に出力する方法について説明する。定着部20
7で定着された出力用紙を、一度、排紙部208まで搬
送後、用紙の向きを反転して搬送方向切り換え部材20
9を介して再給紙用被転写紙積載部210に搬送する。
【0030】次の原稿が準備されると、上記プロセスと
同様にして原稿画像が読み取られるが転写紙については
再給紙用被転写紙積載部210より給紙されるので、結
局、同一出力紙の表面,裏面に2枚の原稿画像を出力す
ることができる。
【0031】図3は、図1に示したリーダ部1の制御構
成を説明するブロック図である。以下、構成並びに動作
について説明する。
【0032】CCD109に入力された画像情報は、こ
こで光電変換され電気信号に変換される。CCD109
からのカラー情報は、次の増幅器110R,110G,
110BでA/D変換器111の入力信号レベルに合わ
せて増幅される。A/D変換器111からの出力信号
は、シェーディング回路112に入力され、ここでラン
プ103の配光ムラや、CCD109の感度ムラが補正
される。
【0033】シェーディング回路112からの信号は、
Y信号生成色検出回路113及び外部I/F切り換え回
路119に入力される。さらに、R,G,Bの信号から
7つの色に分離し各色に対する信号を出力する色検出回
路を有する。Y信号生成色検出回路113からの出力信
号は、変倍リピート回路114に入力される。スキャナ
ユニット104の走査スピードにより副走査方向の変倍
を変倍リピート回路114により主走査方向の変倍を行
う。また、変倍リピート回路114により複数の同一画
像を出力することが可能である。
【0034】輪郭エッジ強調回路115は、変倍リピー
ト回路114からの信号の高周波成分を強調することに
よりエッジ強調および輪郭情報を得る。輪郭エッジ強調
回路115からの信号は、マーカエリア判定輪郭生成回
路116とパターン化太らせマスキングトリミング回路
117に入力される。
【0035】マーカエリア判定輪郭生成回路116は、
原稿上の指定された色のマーカペンで書かれた部分を読
み取り、マーカの輪郭情報を生成し、次のパターン化太
らせマスキングトリミング回路117でこの輪郭情報か
ら太らせやマスキングやトリミングを行う。また、Y信
号生成色検出回路113からの色検出信号によりパター
ン化を行う。
【0036】パターン化太らせマスキングトリミング回
路117からの出力信号は、レーザドライバ回路118
に入力され各種処理された信号を、レーザを駆動するた
めの信号に変換する。レーザドライバの信号は、プリン
タ部2に入力され可視像として画像形成が行われる。
【0037】次に、外部装置3とのI/Fを行う外部I
/F切り換え回路119について説明する。
【0038】外部I/F切り換え回路119は、リーダ
部1から画像情報を外部装置3に出力する場合、パター
ン化太らせマスキングトリミング回路117からの画像
情報をコネクタ120に出力する。また、外部装置3か
らの画像情報をリーダ部1が入力する場合、外部I/F
切り換え回路119は、コネクタ120からの画像情報
をY信号生成色検出回路113に入力する。
【0039】上記の各画像処理は、CPU122の指示
により行われる。また、CPU122によって設定され
た値によりエリア信号生成回路121は、上記画像処理
に必要な各種のタイミング信号を生成する。さらにCP
U122に内蔵されている通信機能を用いて外部装置3
内のコア部10との通信を行う。SUBCPU123
は、操作部124の制御を行うとともに、SUBCPU
123に内蔵されている通信機能を用いて外部装置3内
のコア部10との通信を行う。
【0040】なお、コネクタ120は、コア部10のコ
ネクタ1001とケーブルで接続されており、コア部1
0のコネクタ1001はコア部10の通信IC1002
を介してコア部10のCPU(図4に示す)に接続され
ている。また、SUBCPU123は、プリンタ部2内
のセンサ部SENからの各種検出信号を取得する。12
3AはNVRAMで、操作部124からの各種設定等を
不揮発に保存する。
【0041】〈外部装置3の説明〉外部装置3はリーダ
部1とケーブルで接続され、外部装置3内のコア部10
で信号の制御や、各機能の制御を行う。外部装置3内に
は、ファクシミリ送受信を行うファクシミリ部4,各種
原稿情報を電気信号に変換し保存するファイル部5,コ
ンピュータ11からのコード情報をイメージ情報に展開
するフォーマッタ部8,コンピュータ11とのインタフ
ェースを行うコンピュータインタフェース部7,リーダ
部1からの情報を蓄積したり、コンピュータ11から送
られてきた情報を一時的に蓄積するためのイメージメモ
リ部9及び上記各機能を制御するコア部10からなる。
【0042】〈コア部10の説明〉コア部10の説明を
図4を用いて行う。
【0043】図4は、図1に示したコア部10の制御構
成を詳細に説明するブロック図であり、以下、構成およ
び動作について説明する。
【0044】コア部10のコネクタ1001は、リーダ
部1のコネクタ120とケーブルで接続される。
【0045】コネクタ1001には、4種類の信号線が
内蔵されている。信号線1057は、双方向8bit多
値のビデオ信号線である。信号線1055は、ビデオ信
号を制御する制御信号である。信号線1051は、リー
ダ部1内のCPU122と通信を行うための信号線であ
る。信号線1052は、リーダ部1内のSUBCPU1
23と通信を行うための信号線である。信号線1051
と信号線1052の信号は、通信用IC1002で通信
プロトコル処理されCPUバス1053を介してCPU
1003に伝達される。
【0046】信号線1057によってリーダ部1からの
情報をコア部10で受け取ることや、コア部10からの
情報をリーダ部1へ出力することが可能である。信号線
1057は、バッファ1010に接続され、ここで双方
向信号から片方向の信号線1058と信号線1070に
分離される。1011は画像処理回路で、画像の拡大,
回転,2値化,濃度変換,パターンマッチング等を行
う。
【0047】1063はコア部10からのファクシミリ
部4,ファイル部5,コンピュータインタフェース部
7,フォーマッタ部8,イメージメモリ部9に画像情報
の転送を行う同期式8ビットの片方向ビデオバスであ
る。
【0048】1064は、ファクシミリ部4,ファイル
部5,コンピュータインタフェース部7,フォーマッタ
部8,イメージメモリ部9から画像情報の転送を行う同
期式8ビットの片方向ビデオバスである。ビデオバス1
063とビデオバス1064の同期式バスの制御を行っ
ているのがビデオ制御回路1004であり、ビデオ制御
回路1004からの出力信号1056によって制御を行
う。
【0049】1054は、双方向の16ビットCPUバ
スであり、非同期式によるデータ/コマンドのやり取り
を行う。ファクシミリ部4、ファイル部5,コンピュー
タインタフェース部7,フォーマッタ部8,イメージメ
モリ部9とコア部10との情報の転送には、上記の2つ
のビデオバス1063,1064とCPUバス1054
およびコネクタ1005〜1009によって可能であ
る。
【0050】以下、本実施形態と第1〜第6の発明の各
手段との対応及びその作用について図4等を参照して説
明する。
【0051】第1の発明は、リーダ部1とプリンタ部2
とを備える複写処理手段と、所定の通信媒体を介して異
なる画像処理を行う複数のデータ処理部を備える画像処
理手段(外部装置3)と、前記画像処理手段または複写
処理手段の動作状態を表示または前記画像処理手段また
は複写処理手段に対するユーザ入力を表示する操作表示
手段(リーダ部1の操作部124)と、前記画像処理手
段および/または複写処理手段の単一動作状態または複
合動作状態を監視して障害発生有無を判断する判断手段
(コア部10のCPU1003が図示しないROMに記
憶される制御プログラムを実行して判断処理する)と、
前記判断手段が障害発生と判断した場合に、回避可能な
異なる複数の回避指示項目を前記操作表示手段に表示さ
せる第1の制御手段(コア部10のCPU1003とリ
ーダ部1のSUBCPU123とが図示しないROMに
記憶される制御プログラムを実行して表示処理する)
と、前記第1の制御手段により前記操作表示手段に表示
された異なる複数の回避指示項目中からユーザにより指
示される回避指示項目に基づいて前記画像処理手段また
は複写処理手段に対する障害回避動作を制御する第2の
制御手段(コア部10のCPU1003が図示しないR
OMに記憶される制御プログラムを実行して処理する)
とを有し、外部装置3および/またはリーダ部1,プリ
ンタ部2の単一動作状態または複合動作状態を監視して
コア部10のCPU1003が障害発生と判断した場合
に、回避可能な異なる複数の回避指示項目を操作部12
4に表示させ、該表示された異なる複数の回避指示項目
中からユーザにより指示される回避指示項目に基づいて
外部装置3またはリーダ部1,プリンタ部2に対する障
害回避動作を制御するので、単一動作または複合動作中
における障害が発生した場合に、現在の障害を回避する
ために講ずることができる異なる複数の回避項目をユー
ザに明示でき、ユーザはシステム状態を認知することな
く、意図する回避処理を容易に決定して指示することが
できる。
【0052】第2の発明は、いずれかのデータ処理部
(コンピュータインタフェース部7,フォーマッタ部
8)は、所定のインタフェースを介してコンピュータ1
1から入力されるページ記述言語に基づくプリントデー
タ(PDLデータ)をプリンタ部2が出力可能なイメー
ジデータに展開処理するので、イメージ展開処理とプリ
ント処理との複合動作中に障害が発生した場合でも、現
在の障害を回避するために講ずることができる異なる複
数の回避項目をユーザに明示できる。
【0053】第3の発明は、いずれかのデータ処理部
(ファクシミリ部4)は、所定の通信回線を介して外部
ファクシミリ装置とファクシミリ送受信処理を行うの
で、原稿読取り処理とファクシミリ処理との複合動作中
に障害が発生した場合でも、現在の障害を回避するため
に講ずることができる異なる複数の回避項目をユーザに
明示できる。
【0054】第4の発明は、前記プリンタ部2は、記録
媒体の両面に画像を出力するための両面機構を有し、コ
ア部10のCPU1003が前記両面機構(プリンタ部
2)の障害有無を判断可能とするので、前記両面機構を
使用するプリント動作中に障害が発生した場合でも、現
在の障害を回避するために講ずることができる異なる複
数の回避項目をユーザに明示できる。
【0055】第5の発明は、コア部10のCPU100
3が所定の通信回線を介して外部ファクシミリ装置とフ
ァクシミリ送受信処理を行うデータ処理部の通信障害有
無を判断可能とするので、ファクシミリ動作中に障害が
発生した場合でも、現在の障害を回避するために講ずる
ことができる異なる複数の回避項目をユーザに明示でき
る。
【0056】第6の発明は、コア部10のCPU100
3が前記プリンタ部2から給送可能なサイズ別の用紙切
れ有無を判断するので、プリント動作中に指定サイズの
用紙が切れてしまう障害が発生した場合でも、現在の障
害を回避するために講ずることができる異なる複数の回
避項目をユーザに明示できる。
【0057】次に、図5を参照してコンピュータ11か
らのPDLデータを登録する手順について説明する。
【0058】図5は、図1に示したコア部10が管理す
る管理テーブルTBの一例を示す図である。
【0059】ステータス情報は、コア部10が処理の信
号具合を把握しておく管理テーブルTBであり、コア部
10やフォーマッタ部8や、ファクシミリ部4からの処
理状況報告をもとに逐次更新していくものである。
【0060】ステータス情報は管理番号であるジョブI
DステータスS901,当該ジョブを実行している処理
部のステータスS902,処理状況ステータスS90
3,処理内容ステータスS904,処理中のエラー内容
ステータスS905,エラー発生時に指定されたエラー
回避処理内容ステータスS906より構成されている。
【0061】次に、本実施形態のコンピュータ11から
PDLデータを受信して、フォーマッタ部8へ転送する
手順について図6を用いて説明する。
【0062】図6は、本発明に係る画像処理システムの
第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであ
り、コンピュータ11から入力されるPDLデータ処理
に対応する。なお、(1)〜(8)は各ステップを示
す。
【0063】ステップ(1)にてコンピュータ11から
PDLデータがコンピュータインタフェース部7を介し
てコア部10が受信する。この際、コア部10は、1処
理単位(以後ジョブと称す)毎にコンピュータ11から
データを受け付ける。そして、データ受信を検知したコ
ア部10はステップ(2)において、管理番号として受
信したデータと1対1対応であるジョブIDを発行す
る。以後の処理状況の把握、問い合わせに対しては、こ
のジョブIDを持って対応する。
【0064】続いて、ステップ(3)にてフォーマッタ
部8の状態がプリンタ準備OKかどうかを認識し、フォ
ーマッタ部8がPDLデータを受信できない状態にある
と認識した場合には、ステップ(7)にてその旨ステー
タス情報(ステータスS902)を更新して、ステップ
(8)の障害回避選択処理(詳細は後述する)に移り、
発生したエラーに対してどのような対応を行えるか列挙
し、その中からユーザに指定してもらい、指示に従って
処理を続けるものである。
【0065】一方、ステップ(3)でフォーマッタ部8
がデータ受信可能な状態であると認識した場合には、ス
テップ(4)にて、フォーマッタ部8へステップ(2)
で発行したジョブIDを通知する。その後、ステップ
(5)にてPDLデータをフォーマッタ部8へ転送す
る。そして、ステップ(6)にて、処理がフォーマッタ
部8へ移ったあとステータス情報(ステータスS90
3)を更新し、ステップ(1)にて、次のコンピュータ
11からのデータ受信に備える。
【0066】以下、図7,図8を参照して図6に示した
障害回避選択処理について詳述する。
【0067】図7は、図4に示したコア部10の内部メ
モリに確保される用紙無し時の障害回避策テーブル例を
示す図である。
【0068】図において、S1401は障害内容を示
し、用紙無しを検知した場合に、回避策候補S1402
としてジョブキャンセル,補給されるまでリトライ,使
用されたサイズより大きめの用紙に印刷する,指定され
たサイズよりも小さめの用紙に印刷する等の回避策が登
録されている。
【0069】図8は、図6に示した障害回避選択処理の
詳細手順の一例を示すフローチャートである。なお、
(1)〜(7)は各ステップを示す。
【0070】ステップ(1)にて、ステータス情報を参
照し、障害回避策テーブルを検索する。この場合、用紙
切れのためフォーマッタ部8がエラー状態となっている
場合には、図7に示す障害回避策テーブルを対象とし
て、障害内容S1401に基づいてその障害に対する回
避策の候補として回避策候補S1402を上記メモリか
ら取得する。
【0071】次に、ステップ(2)にて該当エラー内容
を示す障害内容S1401に従い、その旨ユーザに対し
操作部124を通して通知すると共に、その回避策候補
S1402の中から、ユーザに所望とする処理を選択し
てもらう。続いて、ステップ(3)にてユーザから指示
された回避策内容に従いステータス情報を更新する。ス
テップ(4)にて、ユーザから指示された回避処理を実
行する。
【0072】次いで、ステップ(5)にて該当処理が終
了したかどうかを判断し、NOならばステップ(4)へ
戻り、YESならばステップ(6)にて処理が終了した
旨ステータス情報を更新する。そして、ステップ(7)
にて該当ジョブIDをクリアすることにより、該当ジョ
ブが終了したこととする。
【0073】これにより、用紙なし時に、障害回避策テ
ーブルに登録された異なる複数の回避策をユーザに明示
し、該回避策の中から所望とする回避策を選択でき、よ
りユーザが望む回避処理を起動させることができる。
【0074】〔第2実施形態〕図9は、本発明に係る画
像処理システムの第2のデータ処理手順の一例を示すフ
ローチャートであり、プリンタフォーマット部8による
画像展開処理に対応する。なお、(1)〜(11)は各
ステップを示す。
【0075】ステップ(1)にてコア部10よりジョブ
IDを受信する。以後、続いて受信するデータに対して
は、このジョブIDをもって処理する。ステップ(2)
にてコア部10よりPDLデータを受信する。ステップ
(3)にて受信したPDLデータを解析し、画像を展開
する。そして、ステップ(4)にて画像展開処理中に何
らかのエラーが発生したかを判断し、エラーが発生せ
ず、正常に画像展開処理を終えたと判断した場合には、
ステップ(5)にて印刷処理に移行する。
【0076】次いで、ステップ(6)にて印刷処理中に
何らかのエラーが発生したかを判断し、エラーが発生せ
ず、正常に印刷処理を終了したと判断した場合には、ス
テップ(7)にて画像展開すべきデータが残っているか
の判断を行い、残っていると判断した場合にはステップ
(3)に戻り処理を繰り返す。
【0077】一方、ステップ(7)で画像展開するべき
データが残っていないと判断した場合には、ステップ
(10)にてフォーマッタ部8の処理が終了した旨ステ
ータス情報を更新し、ステップ(11)にて該当ジョブ
IDをクリアすることにより、該当ジョブが終了したこ
ととする。
【0078】一方、ステップ(4),(6)でエラー発
生と判断された場合には、ステップ(8)へ進み、各処
理中にエラーが発生した旨ステータス情報を更新し、ス
テップ(9)の障害回避選択処理(図8参照)に移り、
発生したエラーに対してどのような対応を行なえるかを
操作部124に明示し、その中からユーザに指定しても
らい、指示にしたがって処理を続ける。詳細について
は、以下、図8,図10を参照して説明する。
【0079】図10は、図4に示したコア部10の内部
メモリに確保される両面出力指定時における両面機構故
障時の障害回避策テーブル例を示す図である。
【0080】図において、S1601は障害内容を示
し、両面出力指定時における両面機構故障を検知した場
合に、回避策候補S1602としてジョブキャンセル,
片面印刷,偶数ページ出力後、奇数ページ出力,2in
1印刷する等の回避策が登録されている。
【0081】図8に示した、ステップ(1)にてステー
タス情報を参照し、障害回避策テーブルを検索する。こ
の場合、図9のステップ(6)にて、ユーザからは両面
印刷の指定がされているにもかかわらず、両面機構の故
障のため両面印刷処理が実行できないためにエラーが発
生したとすると、図10に示す障害回避策テーブルが明
示候補となる。
【0082】次いで、ステップ(2)にて障害内容S1
601に従い、その旨ユーザに対し操作部124を通し
て通知すると共に、その回避策候補S1602の中か
ら、ユーザに適当な処理を選択してもらう。続いて、ス
テップ(3)にてユーザから指示された回避策内容に従
いステータス情報を更新する。
【0083】次いで、ステップ(4)にて、ユーザから
指示された回避処理を実行する。ステップ(5)にて該
当処理の終了を判断し、未処理終了と判断した場合には
ステップ(4)へ戻り、処理終了と判断した場合にはス
テップ(6)にて処理が終了した旨ステータス情報を更
新する。そして、ステップ(7)にて該当ジョブIDを
クリアすることにより、該当ジョブの処理を終了する。
【0084】これにより、両面出力指定時の両面機構の
故障が発生した場合に、障害回避策テーブルに登録され
た異なる複数の回避策をユーザに明示し、該回避策の中
から所望とする回避策を選択でき、よりユーザが望む回
避処理を起動させることができる。
【0085】〔第3実施形態〕図11は、本発明に係る
画像処理システムの第3のデータ処理手順の一例を示す
フローチャートであり、ファクシミリ部4によるファク
シミリ送信処理に対応する。なお、(1)〜(10)は
各ステップを示す。
【0086】ステップ(1)にてコア部10よりジョブ
IDを受信する。以後、続いて受信するデータに対して
は、このジョブIDをもって処理する。ステップ(2)
にてリーダ部1より画像データを受信する。ステップ
(3)にて受信した画像データを圧縮(所定の圧縮形式
に従って符号化)し、ファクシミリ通信の準備を進め
る。
【0087】ステップ(4)では、通信規格に基づいて
ファクシミリ通信相手の呼び出しを行ない、準備が整っ
ているか(通信可能か)どうかを判断し、通信可能であ
ると判定した場合には、ステップ(5)にてデータの送
信を行なう。次いで、ステップ(6)にて、ファクシミ
リ送信処理が正常に終了したかどうかを判断し、正常に
処理が終了したと判断した場合には、ステップ(7)に
てファクシミリ通信処理が正常に終了した旨ステータス
情報を更新し、ステップ(8)にて該当ジョブIDをク
リアして、当該ジョブの処理を終了する。
【0088】一方、ステップ(4)にて通信OK状態で
ないと判断した場合、またはステップ(6)にてファク
シミリ送信処理が正常に終了しなかったと判断した場合
には、ステップ(9)にてエラーが発生した旨ステータ
ス情報を更新する。そして、ステップ(10)で障害回
避選択処理(図8参照)にて、発生したエラーに対して
どのような対応を行なえるか列挙し、その中からユーザ
に指定してもらい、指示に従って処理を続けるものであ
る。以下、詳細については図8,図12を参照して説明
する。
【0089】図12は、図4に示したコア部10の内部
メモリに確保されるFAX送信指定時におけるFAX送
信NG時の障害回避策テーブル例を示す図である。
【0090】図において、S1501は障害内容を示
し、FAX送信NGと判定した場合に、回避策候補S1
502としてジョブキャンセル,前ページ再送信,エラ
ーとなったページ以降を再送信,他の電話番号に送信す
る等の回避策が登録されている。
【0091】図8に示した、ステップ(1)にてステー
タス情報を参照し、障害回避策テーブルを検索する。こ
の場合、図11のステップ(6)にて、回線の接続状況
不安定のために回線が処理途中で切断されたため、ファ
クシミリ通信処理が正常に実行できないためにエラーが
発生したとすると、図12に示す障害回避策テーブルを
参照する。次いで、ステップ(2)にて該当エラー内容
を示す障害内容S1501に従い、その旨ユーザに対し
操作部124を通して通知すると共に、その回避策候補
S1502の中から、ユーザに適当な処理を選択しても
らう。
【0092】続いて、ステップ(3)にてユーザから指
示された回避策内容に従いステータス情報を更新する。
ステップ(4)にて、ユーザから指示された回避処理を
実行する。ステップ(5)にて該当処理の終了を判断し
処理終了の場合にはステップ(6)にて処理が終了した
旨ステータス情報を更新する。そして、ステップ(7)
にて該当ジョブIDをクリアすることにより、該当ジョ
ブが終了したこととする。
【0093】これにより、FAX送信時に故障が発生し
た場合に、障害回避策テーブルに登録された異なる複数
の回避策をユーザに明示し、該回避策の中から所望とす
る回避策を選択でき、よりユーザが望む回避処理を起動
させることができる。
【0094】以下、各実施形態と第7の発明の各工程と
の対応及びその作用について図6,図8,図9,図11
等を参照して説明する。
【0095】第7の発明は、リーダ部1とプリンタ部2
とを備える複写処理手段と、所定の通信媒体を介して異
なる画像処理を行う複数のデータ処理部を備える画像処
理手段(外部装置3)と、前記画像処理手段または複写
処理手段の動作状態を表示または前記画像処理手段また
は複写処理手段に対するユーザ入力を表示する操作表示
手段(リーダ部1の操作部124)とを備える画像処理
システムの障害回避処理方法において、前記画像処理手
段および/または複写処理手段の単一動作状態または複
合動作状態を監視して障害発生有無を判断する判断工程
(図6のステップ(3),図9,図11のステップ
(4),(6))と、該判断結果に基づいて回避可能な
異なる複数の回避指示項目を前記操作表示手段に表示さ
せる表示工程(図8のステップ(1),(2))と、前
記操作表示手段に表示された異なる複数の回避指示項目
中から所望とする回避指示項目を選択する選択工程(図
8のステップ(1),(2))と、該選択された回避指
示項目に基づいて前記画像処理手段または複写処理手段
に対する障害回避動作を決定する決定工程(図8のステ
ップ(3),(4))とをコア部10のCPU1003
が図示しないROM等に記憶された制御プログラムに基
づいて実行して、単一動作または複合動作中における障
害が発生した場合に、現在の障害を回避するために講ず
ることができる異なる複数の回避項目をユーザに明示で
き、ユーザはシステム状態を認知することなく、意図す
る回避処理を容易に決定して指示することができる。
【0096】なお、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適
用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置
にプログラムを供給することによって達成される場合に
も適用できることは言うまでもない。この場合、本発明
を達成するためのソフトウエアによって表されるプログ
ラムを格納した記憶媒体を該システムあるいは装置に読
み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本
発明の効果を享受することが可能となる。
【0097】さらに、本発明を達成するためのソフトウ
エアによって表されるプログラムをネットワーク上のデ
ータベースから通信プログラムによりダウンロードして
読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、
本発明の効果を享受することが可能となる。
【0098】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
の発明によれば、前記画像処理手段および/または複写
処理手段の単一動作状態または複合動作状態を監視して
障害発生有無を判断する判断手段が障害発生と判断した
場合に、第1の制御手段が回避可能な異なる複数の回避
指示項目を前記操作表示手段に表示させ、該表示された
異なる複数の回避指示項目中からユーザにより指示され
る回避指示項目に基づいて第2の制御手段が前記画像処
理手段または複写処理手段に対する障害回避動作を制御
するので、単一動作または複合動作中における障害が発
生した場合に、現在の障害を回避するために講ずること
ができる異なる複数の回避項目をユーザに明示でき、ユ
ーザはシステム状態を認知することなく、意図する回避
処理を容易に決定して指示することができる。
【0099】第2の発明によれば、いずれかのデータ処
理部は、所定のインタフェースを介してコンピュータか
ら入力されるページ記述言語に基づくプリントデータを
プリンタ部が出力可能なイメージデータに展開処理する
ので、イメージ展開処理とプリント処理との複合動作中
に障害が発生した場合でも、現在の障害を回避するため
に講ずることができる異なる複数の回避項目をユーザに
明示できる。
【0100】第3の発明によれば、いずれかのデータ処
理部は、所定の通信回線を介して外部ファクシミリ装置
とファクシミリ送受信処理を行うので、原稿読取り処理
とファクシミリ処理との複合動作中に障害が発生した場
合でも、現在の障害を回避するために講ずることができ
る異なる複数の回避項目をユーザに明示できる。
【0101】第4の発明によれば、前記プリンタ部は、
記録媒体の両面に画像を出力するための両面機構を有
し、前記判断手段が前記両面機構の障害有無を判断可能
とするので、前記両面機構を使用するプリント動作中に
障害が発生した場合でも、現在の障害を回避するために
講ずることができる異なる複数の回避項目をユーザに明
示できる。
【0102】第5の発明によれば、前記判断手段が所定
の通信回線を介して外部ファクシミリ装置とファクシミ
リ送受信処理を行うデータ処理部の通信障害有無を判断
可能とするので、ファクシミリ動作中に障害が発生した
場合でも、現在の障害を回避するために講ずることがで
きる異なる複数の回避項目をユーザに明示できる。
【0103】第6の発明によれば、前記判断手段が前記
プリンタ部から給送可能なサイズ別の用紙切れ有無を判
断するので、プリント動作中に指定サイズの用紙が切れ
てしまう障害が発生した場合でも、現在の障害を回避す
るために講ずることができる異なる複数の回避項目をユ
ーザに明示できる。
【0104】第7の発明によれば、前記画像処理手段お
よび/または複写処理手段の単一動作状態または複合動
作状態を監視して障害発生有無を判断し、該判断結果に
基づいて回避可能な異なる複数の回避指示項目を前記操
作表示手段に表示し、前記操作表示手段に表示された異
なる複数の回避指示項目中から所望とする回避指示項目
を選択し、該選択された回避指示項目に基づいて前記画
像処理手段または複写処理手段に対する障害回避動作を
決定するので、単一動作または複合動作中における障害
が発生した場合に、現在の障害を回避するために講ずる
ことができる異なる複数の回避項目をユーザに明示で
き、ユーザはシステム状態を認知することなく、意図す
る回避処理を容易に決定して指示することができる。
【0105】従って、複合機能処理が可能なシステム全
体の状態を認知することなく、明示された障害回避項目
を選んで指示するという簡単な操作でユーザが意図する
異なる回避処理を実行させることができる等の効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用可能な画像処理システムの構成を
説明するブロック図である。
【図2】図1に示したリーダ部,プリンタ部の構成を説
明する概略断面図である。
【図3】図1に示したリーダ部の制御構成を説明するブ
ロック図である。
【図4】図1に示したコア部の制御構成を詳細に説明す
るブロック図である。
【図5】図1に示したコア部が管理する管理テーブルの
一例を示す図である。
【図6】本発明に係る画像処理システムの第1のデータ
処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図7】図4に示したコア部の内部メモリに確保される
用紙無し時の障害回避策テーブル例を示す図である。
【図8】図6に示した障害回避選択処理の詳細手順の一
例を示すフローチャートである。
【図9】本発明に係る画像処理システムの第2のデータ
処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図10】図4に示したコア部の内部メモリに確保され
る両面出力指定時における両面機構故障時の障害回避策
テーブル例を示す図である。
【図11】本発明に係る画像処理システムの第3のデー
タ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図12】図4に示したコア部の内部メモリに確保され
るFAX送信指定時におけるFAX送信NG時の障害回
避策テーブル例を示す図である。
【符号の説明】
4 ファクシミリ部 5 ファイル部 7 コンピュータインタフェース部 8 フォーマッタ部 9 イメージメモリ部 10 コア部 1003 CPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 3/12 G06F 3/12 K H04N 1/32 H04N 1/32 J

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リーダ部とプリンタ部とを備える複写処
    理手段と、所定の通信媒体を介して異なる画像処理を行
    う複数のデータ処理部を備える画像処理手段と、前記画
    像処理手段または複写処理手段の動作状態を表示または
    前記画像処理手段または複写処理手段に対するユーザ入
    力を表示する操作表示手段と、前記画像処理手段および
    /または複写処理手段の単一動作状態または複合動作状
    態を監視して障害発生有無を判断する判断手段と、前記
    判断手段が障害発生と判断した場合に、回避可能な異な
    る複数の回避指示項目を前記操作表示手段に表示させる
    第1の制御手段と、前記第1の制御手段により前記操作
    表示手段に表示された異なる複数の回避指示項目中から
    ユーザにより指示される回避指示項目に基づいて前記画
    像処理手段または複写処理手段に対する障害回避動作を
    制御する第2の制御手段とを有することを特徴とする画
    像処理システム。
  2. 【請求項2】 いずれかのデータ処理部は、所定のイン
    タフェースを介してコンピュータから入力されるページ
    記述言語に基づくプリントデータを前記プリンタ部が出
    力可能なイメージデータに展開処理することを特徴とす
    る請求項1記載の画像処理システム。
  3. 【請求項3】 いずれかのデータ処理部は、所定の通信
    回線を介して外部ファクシミリ装置とファクシミリ送受
    信処理を行うことを特徴とする請求項1記載の画像処理
    システム。
  4. 【請求項4】 前記プリンタ部は、記録媒体の両面に画
    像を出力するための両面機構を有し、前記判断手段が前
    記両面機構の障害有無を判断可能とすることを特徴とす
    る請求項1記載の画像処理システム。
  5. 【請求項5】 前記判断手段が所定の通信回線を介して
    外部ファクシミリ装置とファクシミリ送受信処理を行う
    データ処理部の通信障害有無を判断可能とすることを特
    徴とする請求項1記載の画像処理システム。
  6. 【請求項6】 前記判断手段が前記プリンタ部から給送
    可能なサイズ別の用紙切れ有無を判断することを特徴と
    する請求項1記載の画像処理システム。
  7. 【請求項7】 リーダ部とプリンタ部とを備える複写処
    理手段と、所定の通信媒体を介して異なる画像処理を行
    う複数のデータ処理部を備える画像処理手段と、前記画
    像処理手段または複写処理手段の動作状態を表示または
    前記画像処理手段または複写処理手段に対するユーザ入
    力を表示する操作表示手段とを備える画像処理システム
    の障害回避処理方法において、前記画像処理手段および
    /または複写処理手段の単一動作状態または複合動作状
    態を監視して障害発生有無を判断する判断工程と、該判
    断結果に基づいて回避可能な異なる複数の回避指示項目
    を前記操作表示手段に表示させる表示工程と、前記操作
    表示手段に表示された異なる複数の回避指示項目中から
    所望とする回避指示項目を選択する選択工程と、該選択
    された回避指示項目に基づいて前記画像処理手段または
    複写処理手段に対する障害回避動作を決定する決定工程
    とを有することを特徴とする画像処理システムの障害回
    避処理方法。
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