JPH1040776A - コードスイッチおよびその製造方法 - Google Patents

コードスイッチおよびその製造方法

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JPH1040776A
JPH1040776A JP18969496A JP18969496A JPH1040776A JP H1040776 A JPH1040776 A JP H1040776A JP 18969496 A JP18969496 A JP 18969496A JP 18969496 A JP18969496 A JP 18969496A JP H1040776 A JPH1040776 A JP H1040776A
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秀典 石原
Tomoyuki Kikuta
知之 菊田
Takeshi Tanaka
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コードスイッチの端末処理作業を簡単なもの
として、コードスイッチ4の製造原価低減を図る。 【解決手段】 所定の電気抵抗値を有するプラグ45を
帯状電極42、43に接触するようにチューブ41に挿
入するとともに、止め輪45にてチューブ41の外壁側
からチューブ41を締め付けて、両帯状電極42、43
をプラグ45に押圧する。これにより、コードスイッチ
4の端末処理作業の工数低減を図ることができるので、
コードスイッチ4の製造原価低減を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、長手方向と交差す
る方向から所定の外力が作用したとき、通電可能状態と
なるコードスイッチに関するもので、車両窓の窓枠に装
着されて窓枠に作用する外力を検出する窓枠用外力セン
サに用いて好適である。
【0002】
【従来の技術】このコードスイッチ4の構造は、概ね、
図2に示すように、ゴムチューブ等の弾性変形可能な絶
縁材料からなるチューブ41内周壁に一対の帯状電極4
2、43を対向して設け、これら帯状電極42、43各
々に撚り線導体42b、43bを埋設し、両帯状電極4
2、43の端部を、所定の抵抗値(10kΩ〜100k
Ω)を有する導電体で電気的に接続したものである。つ
まり、コードスイッチ4を模式的に表せば、両帯状電極
42、43によって構成されるスイッチ部Sと抵抗Rと
からなる並列回路を構成している(図12参照)。
【0003】そして、外力を受けて両帯状電極42、4
3が接触したとき(スイッチ部Sが閉じたとき)、また
は両帯状電極42、43が断線したときの電流値変化に
よりコードスイッチ4に作用する外力の検出、または両
帯状電極42、43の断線を検出するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、現状、抵抗
Rを接続する作業は、以下に述べるような工程を手作業
にて行っている。すなわち、両帯状電極42、43に埋
設された撚り線導体42b、43bを断線しないように
取り出し、はんだ付けもしくは圧着リング等の固定手段
により取り出した撚り線導体42b、43bに抵抗Rを
接続している。
【0005】このため、抵抗Rの接続作業に非常に多く
の工数(時間)を必要とするため、コードスイッチ4の
製造原価上昇を招いてしまう。本発明は、上記点に鑑
み、抵抗Rの接続作業を簡単なものとして、コードスイ
ッチ4の製造原価低減を図ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、以下の技術的手段を用いる。請求項1〜
3に記載の発明では、所定の電気抵抗値を有するプラグ
(45)を、一対の電極(42、43)に接触するよう
に、絶縁部材(41)の長手方向端部に圧入するととも
に、止め手段(46)にて絶縁部材(41)を外壁側か
ら締め付けて、一対の電極(42、43)をプラグ(4
5)に押圧することを特徴とする。
【0007】これにより、所定の抵抗値を有するプラグ
(45)を圧入し、止め手段(46)を装着するという
簡便な手段によって、コードスイッチ(4)の端部に抵
抗を接続することができるので、従来行われてきた抵抗
の接続作業に比べて、工数(時間)を大幅に低減するこ
とができる。したがって、コードスイッチ(4)の製造
原価低減を図ることができる。
【0008】請求項2に記載の発明では、プラグ(4
5)のうち前記止め手段(46)に対応する部位には、
凹部(47)が形成されていることを特徴とする。これ
により、電極(42、43)とプラグ(45)との接触
部位での面圧を高めることができる。したがって、電極
(42、43)とプラグ(45)との電気的接続を確実
なものとすることができるとともに、プラグ(45)と
チューブ(41)との密閉性が向上し、コードスイッチ
(4)の防水性が向上する。請求項3に記載の発明で
は、止め手段(45)のうち絶縁部材(41)の外壁に
接触する部位には、絶縁部材(41)の内方に向けて突
出する凸部(50)が形成されていることを特徴とす
る。
【0009】これにより、電極(42、43)とプラグ
(45)との接触部位での面圧を高めることができる。
したがって、請求項2に記載の発明と同様な効果を得る
ことができる。請求項4、5に記載の発明では、絶縁部
材(41)の内壁に螺旋状に延びる線状の電極(70、
71)を有するコードスイッチに、所定の電気抵抗値を
有するプラグ(45)を電極(70、7142、43)
に接触するように絶縁部材(41)の長手方向端部に圧
入することを特徴とする。
【0010】これにより、線状の電極(70、71)が
配設されているため、プラグ(45)と電極(70、7
1)との接触部位の面積が小さくなるので、電極(7
0、71)とプラグ(45)の電気的接続を得るに十分
な面圧を確保することができる。また、電極(70、7
1)が絶縁部材(41)内壁に螺旋状に配設されている
ため、プラグ(45)が電極(70、71)の螺旋部分
に係止されるので、止め手段(46)を装着しなくて
も、プラグ(45)の脱落を防止することができる。
【0011】以上に述べたように、本請求項に記載の発
明によれば、上記請求項に記載の発明に比べて、部品点
数の低減を図ることができるので、より一層、コードス
イッチ(4)の製造原価低減を図ることができる。請求
項5に記載の発明では、プラグ(45)のうち電極(7
0、71)に接触する部位には、電極(70、71)の
螺旋形状に沿って螺旋溝(72)が形成されていること
を特徴とする。
【0012】これにより、電極(70、71)と螺旋溝
(72)との係止状態がより確実なものとなるので、プ
ラグ(45)を単純に圧入したものに比べて、プラグ
(45)が絶縁部材(41)が脱落することを防止する
ことができる。請求項6に記載の発明では、プラグ(4
5)と絶縁部材(41)との隙間には、この隙間を閉塞
するシール剤(48)が塗布されている。そして、シー
ル剤(48)が塗布されている絶縁部材(41)の外壁
は、加熱により収縮する熱収縮チューブ(49)によっ
て覆われていることを特徴とする。
【0013】請求項7に記載の発明では、シール剤(4
8)が乾燥する前に、熱収縮チューブ(49)を挿入
し、その後、加熱して熱収縮チューブ(49)を収縮さ
せることを特徴とする。これにより、シール剤(48)
が乾燥する前に、熱収縮チューブ(49)を挿入収縮さ
せるので、単純にシール剤(48)を塗布したものに比
べて、熱収縮チューブ(49)の収縮力によりシール剤
(48)をプラグ(45)と絶縁部材(41)との隙間
全体に均一に含浸させることができる。したがって、防
水性をより向上させることができる。
【0014】なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述
する実施形態記載の具体的手段との対応関係を示すもの
である。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示す実施の形
態について説明する。 (第1実施形態)図1は、挟み込み防止機構を有する動
力付窓開閉装置(パワーウインドウ機構)を有する車両
ドアを示しており、1は窓開口3cを開閉する窓ガラス
(窓体)2を昇降駆動させる駆動モータであり、3は窓
開口3cを区画する窓枠である。この窓枠3の室内側の
周縁には、外力を感知する1本のコードスイッチ4が窓
枠3の前辺部3aから上辺部3bに渡って配設されてお
り、このコードスイッチ4は、窓ガラス2と窓枠3との
隙間を密閉するウエザストリップ(図示せず)内に挿入
されている。
【0016】また、コードスイッチ4は、所定値以上の
外力が作用すると信号電流4aを発するものであり、こ
の信号電流4aは制御装置5に入力されるように構成さ
れている。そして、信号電流4aが入力されると、制御
装置5は駆動モータ1に対して窓ガラス2の昇降を停止
するように停止信号5aを発する(図1参照)。なお、
6は窓ガラス2の開閉作動を乗員が指示操作する手動ス
イッチ手段である。
【0017】ところで、コードスイッチ4の構造は、図
2に示すように、ゴムチューブ等の弾性変形可能な材料
からなる長尺状のチューブ(絶縁部材)41内周壁に、
チューブ41の長手方向に延びるとともに、チューブ4
1内で絶縁部をなす空隙44を介して対向する導電性ゴ
ム材料からなる2つの帯状電極(電極)42、43を設
けたものである。
【0018】そして、両帯状電極42、43の対向面4
2a、43a間には、所定の電圧が印加されており、本
実施形態では、帯状電極42側が車体に接地され、帯状
電極43側が制御装置5に接続されている。なお、42
b、43bは、両帯状電極42、43の導電性を補う撚
り電線である。また、コードスイッチ4の長手方向一端
には、図3に示すように、所定の抵抗値(10Ω〜10
0kΩ)を有する樹脂製のプラグ45がチューブ41の
空隙44に圧入されており(図4参照)、このプラグ4
5により両帯状電極42、43が電気的に接続されてい
る。46は、チューブ41をチューブ41の外壁側から
締め付けて、両帯状電極42、43をプラグ45に押圧
する樹脂製の止め輪(止め手段)であり、この止め輪4
6に対応するプラグ45の部位には凹部47が形成され
ている。これにより、従来の技術の欄で述べたように
(図12参照)、両帯状電極42、43を抵抗により接
続したものと電気的に同等となる。
【0019】なお、止め輪46は、図5に示すように、
チューブ41の断面形状に沿う略矩形状に形成されてお
り、止め輪46のうち両帯状電極42、43に対応する
部位46aに対して略直交する部位46bには、止め輪
46の変形を容易にする2つ屈曲部46c形成されてい
る。また、48はプラグ45とチューブ41との隙間を
閉塞するエポキシ系樹脂製のシール剤であり、このシー
ル剤48が塗布されているチューブ41の外壁は、加熱
により収縮する樹脂製の熱収縮チューブ49によって覆
われている。
【0020】なお、熱収縮チューブ49は、シール剤4
8が乾燥する前にチューブ41に挿入し、加熱収縮させ
る必要があり、以下に、コードスイッチ4の製造工程に
ついて述べる。図6は、コードスイッチ4の製造工程表
を示しており、先ず、チューブ41および両帯状電極4
2、43を押し出し成形により形成し(ステップ10
0)、その後、成形されたコードスイッチ4を所定長さ
に切断する(ステップ110)。
【0021】次に、プラグ45をチューブ41に圧入し
(ステップ120)、プラグ45が圧入されたチューブ
41の端部に、はけ塗りまたはシール剤槽に浸漬する等
の手段によってシール剤48を塗布する(ステップ13
0)。そして、シール剤48が乾燥する前に、熱収縮チ
ューブ49を挿入し(ステップ140)、加熱して熱収
縮チューブ49を収縮させる(ステップ150)。
【0022】次に、本実施形態の特徴を述べる。本実施
形態によれば、所定の抵抗値を有するプラグ45を圧入
した後に、止め輪46を装着するという簡便な手段によ
って、コードスイッチ4の端部に抵抗を接続することが
できるので、従来行われてきた抵抗の接続作業に比べ
て、工数(時間)を大幅に低減することができる。した
がって、コードスイッチ4の製造原価低減を図ることが
できる。
【0023】また、プラグ45のうち止め輪46に対応
する部位には凹部47が形成されているので、両帯状電
極42、43とプラグ45との接触部位での面圧を高め
ることができる。したがって、両帯状電極42、43と
プラグ45との電気的接続を確実なものとすることがで
きるとともに、プラグ45とチューブ41との密閉性が
向上し、コードスイッチ4の防水性が向上する。
【0024】また、止め輪46のうち両帯状電極42、
43に対応する部位46aに対して略直交する部位46
bには、屈曲部46c形成されているので、両帯状電極
42、43に対応する部位46aが座屈するようにA方
向に押圧すると(図5参照)、屈曲部46cの屈曲が大
きくなり、部位46a間の距離が大きくなる。したがっ
て、容易に止め輪46を広げることができるので、止め
輪46をチューブ41に容易に装着することができる。
【0025】また、シール剤48が乾燥する前に、熱収
縮チューブ49を挿入収縮させるので、単純にシール剤
48を塗布したものに比べて、熱収縮チューブ49の収
縮力によりシール剤48をプラグ45とチューブ41と
の隙間全体に均一に含浸させることができる。したがっ
て、防水性をより向上させることができる。ところで、
本実施形態では、止め手段として樹脂製の止め輪46を
用いたが、ゴム製のいわゆるOリングもしくは金属製の
リングを用いてもよい。
【0026】また、止め輪46のうちチューブ41の外
壁に接触する部位に、図7に示すように、チューブ41
の内方に向けて突出する凸部50を形成してもよい。な
お、この場合、凹部47は廃止または残存のいずれでも
よい。また、コードスイッチ4が、高い防水性(気密
性)を要求されない部位に配設されるときには、熱収縮
チューブ49を廃止してもよい。なお、この場合、ステ
ップ130(図6参照)を廃止し、プラグ45にシール
剤48を塗布した後に、プラグ45を圧入してもよい。
【0027】(第2実施形態)本実施形態は、コードス
イッチ4内の両帯状電極42、43を廃止し、図8に示
すように、線状の電極線70、71をチューブ41の内
壁に螺旋状に配設したコードスイッチ7に対して本発明
を適用したものでる。なお、線状の電極線70、71は
略円形断面を有しており、その略半分がチューブ41の
内壁に埋設されている。
【0028】ところで、本実施形態では、線状の電極線
70、71をチューブ41の内壁に配設されているた
め、帯状電極42、43を有するコードスイッチ4に比
べて、プラグ45と電極線70、71との接触面積が小
さくなるので、電極線70、71とプラグ45の電気的
接続を得るに十分な面圧を確保することができる。ま
た、電極線70、71がチューブ41内壁に螺旋状に配
設されているため、プラグ45が電極線70、71の螺
旋部分に係止されるので、止め輪46を装着しなくて
も、プラグ45の脱落を防止することができる。
【0029】以上に述べたように、本実施形態によれ
ば、上記実施形態に比べて、部品点数の低減を図ること
ができるので、より一層、コードスイッチ4の製造原価
低減を図ることができる。 (第3実施形態)本実施形態は、プラグ45のうち電極
線70、71に接触する部位に、電極線70、71の螺
旋形状に沿う螺旋溝72を形成したものである(図9参
照)。
【0030】これにより、電極線70、71と螺旋溝7
2との係止状態がより確実なものとなるので、プラグ4
5を単純に圧入したものに比べて、プラグ45がチュー
ブ41から脱落することを確実に防止することができ
る。 (第4実施形態)本実施形態は、プラグ45のうち電極
線70、71に接触する部位を、図10に示すように、
プラグ45が圧入された端部から他端側に向かうほどプ
ラグ45の断面積が大きくなるようにテーパ形状とした
ものである。
【0031】これにより、プラグ45がチューブ41か
ら脱落することを確実に防止することができる。 (第5実施形態)本実施形態は、プラグ45の本体部分
45aを絶縁部材にて成形するとともに、螺旋溝72に
メッキ処理等により導体を被覆し、図11に示すよう
に、電極線70、71それぞれに接続する導体被覆部分
間に抵抗体チップ73を接続したプラグを用いたもので
ある。なお、74は抵抗体チップ73を本体部分45a
に固定する真鍮等金属製の固定プレートである。
【0032】ところで、第2〜4実施形態では、止め輪
46を廃止したが、止め輪46を用いて電極線70、7
1をより確実にプラグ45に押圧してもよい。また、上
述の実施形態において、プラグ45は、10Ω〜100
kΩ程度の電気抵抗値を有していたが、絶縁抵抗値近い
電気抵抗値を有するプラグを用いてもよい。
【0033】また、電極42、43、70、71を3本
以上配設したコードスイッチにおいては、プラグ45の
電気抵抗を十分に小さいものとし、電極間を接続する導
体としてもよい。プラグ45のうち電極42、43、7
0、71に接触する表面部位(例えば、螺旋溝72)を
メッキ処理等により導体を被覆し、より電気的接続を向
上させてもよい。なお、この場合、プラグ45の内部部
分が電気抵抗体として機能するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】挟み込み防止機構を有するパワーウインドウを
有する車両ドアの模式図である。
【図2】第1実施形態に係るコードスイッチの長手方向
と直交する方向の断面図である。
【図3】第1実施形態に係るコードスイッチの長手方向
の断面図である。
【図4】コードスイッチの端部斜視図である。
【図5】止め輪の斜視図である。
【図6】コードスイッチの製造工程を示す工程図表であ
る。
【図7】止め輪の断面図である。
【図8】第2実施形態に係るコードスイッチの長手方向
の断面図である。
【図9】第3実施形態に係るプラグの斜視図である。
【図10】第4実施形態に係るプラグの斜視図である。
【図11】(a)は第5実施形態に係るプラグの斜視図
であり、(b)は(a)のC矢視図である。
【図12】コードスイッチの模式図である。
【符号の説明】
4…コードスイッチ、41…チューブ(絶縁部材)、4
2、43…帯状電極(電極)、44…空隙、45…プラ
グ、46…止め輪、47…凹部、48…シール剤、49
…熱収縮チューブ。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向と交差する方向から作用する外
    力によって作動するコードスイッチ(4)であって、 長尺状に形成された管状の絶縁部材(41)と、 前記絶縁部材(41)の内壁に所定の空隙(44)を有
    して配設され、前記絶縁部材(41)の長手方向に延び
    る一対の電極(42、43)と、 前記絶縁部材(41)の長手方向端部に圧入されて前記
    一対の電極(42、43)に接触し、所定の電気抵抗値
    を有するプラグ(45)と、 前記絶縁部材(41)を前記絶縁部材(41)の外壁側
    から締め付け、前記一対の電極(42、43)を前記プ
    ラグ(45)に押圧する止め手段(46)とを有するこ
    とを特徴とするコードスイッチ。
  2. 【請求項2】 前記プラグ(45)のうち前記止め手段
    (46)に対応する部位には、凹部(47)が形成され
    ていることを特徴とする請求項1に記載のコードスイッ
    チ。
  3. 【請求項3】 前記止め手段(45)のうち前記絶縁部
    材(41)の外壁に接触する部位には、前記絶縁部材
    (41)の内方に向けて突出する凸部(50)が形成さ
    れていることを特徴とする請求項1または2に記載のコ
    ードスイッチ。
  4. 【請求項4】 長手方向と交差する方向から作用する外
    力によって作動するコードスイッチ(7)であって、 長尺状に形成された管状の絶縁部材(41)と、 前記絶縁部材(41)の内壁に所定の空隙(44)を有
    して配設され、前記絶縁部材(41)の長手方向に螺旋
    状に延びる少なくとも一対の線状の電極(70、71)
    と、 前記絶縁部材(41)の長手方向端部に圧入されて前記
    一対の電極(70、71)に接触し、所定の電気抵抗値
    を有するプラグ(45)とを有することを特徴とするコ
    ードスイッチ。
  5. 【請求項5】 前記プラグ(45)のうち電極(70、
    71)に接触する部位には、前記電極(70、71)の
    螺旋形状に沿って螺旋溝(72)が形成されていること
    を特徴とする請求項4に記載のコードスイッチ。
  6. 【請求項6】 前記プラグ(45)と前記絶縁部材(4
    1)との隙間には、この隙間を閉塞するシール剤(4
    8)が塗布されており、 さらに、前記シール剤(48)が塗布されている前記絶
    縁部材(41)の外壁は、加熱により収縮する熱収縮チ
    ューブ(49)によって覆われていることを特徴とする
    請求項1ないし5のいずれか1つに記載のコードスイッ
    チ。
  7. 【請求項7】 管状の絶縁部材(41)を形成するとと
    もに、その内壁に少なくとも一対の電極(42、43、
    70、71)を配設する第1工程と、 前記絶縁部材(41)の長手方向端部に、前記一対の電
    極(42、43、70、71に接触するプラグ(45)
    を圧入する第2工程と、 前記プラグ(45)と前記絶縁部材(41)との隙間を
    閉塞するシール剤(48)を塗布する第3工程と、 前記シール剤(48)が乾燥する前に、加熱により収縮
    する熱収縮チューブ(49)を前記シール剤(48)が
    塗布されている部位に挿入する第4工程と、 前記熱収縮チューブ(49)を加熱する第5工程とを備
    えることを特徴とするコードスイッチの製造方法。
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