JPH1040688A - 強誘電体メモリ装置 - Google Patents

強誘電体メモリ装置

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JPH1040688A
JPH1040688A JP8176079A JP17607996A JPH1040688A JP H1040688 A JPH1040688 A JP H1040688A JP 8176079 A JP8176079 A JP 8176079A JP 17607996 A JP17607996 A JP 17607996A JP H1040688 A JPH1040688 A JP H1040688A
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JP
Japan
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bit line
power supply
cell plate
voltage
sense amplifier
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JP8176079A
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Hiroshige Hirano
博茂 平野
Koji Asari
康二 浅利
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electronics Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来はワード線を昇圧しないと強誘電体キャ
パシタからの電荷を十分ビット線に読み出すことができ
ず、低電圧動作に課題があった。また、セルプレート電
極の駆動か1回であるため充分な電荷読み出しができな
かった。 【解決手段】 セルプレート電極に複数回のパルスを印
加したのちに読み出されたデータをセンスアンプで増幅
する動作を行う。これにより、強誘電体キャパシタから
実質的に多くの電荷を読み出すことができ低電圧動作を
行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、強誘電体メモリ装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、メモリセルのキャパシタに強誘電
体材料を用いることにより記憶データの不揮発性を実現
した強誘電体メモリ装置が考案されている。強誘電体キ
ャパシタはヒステリシス特性を有し、電界が零のときで
も履歴に応じた異なる極性の残留分極が残る。記憶デー
タを強誘電体キャパシタの残留分極で表わすことにより
不揮発性メモリ装置を実現するものである。
【0003】アメリカ特許4,873,664号明細書に
は、二つのタイプの強誘電体メモリ装置が開示されてい
る。第1のタイプは、メモリセルが1ビットあたり1ト
ランジスタおよび1キャパシタ(1T1C)で構成した
ものであり、たとえば256個の本体メモリセル(ノー
マルセル)毎に1個のリファレンスメモリセルが設けら
れる。第2のタイプは、リファレンスメモリセルを設け
ずに、メモリセルが1ビットあたり2トランジスタおよ
び2キャパシタ(2T2C)で構成したものであり、1
対の相補データが1対の強誘電体キャパシタに記憶され
る。
【0004】キャパシタを構成する強誘電体材料として
は、KNO3、PbLa23−ZrO2−TiO2、およ
びPbTiO3−PbZrO3などが知られている。PC
T国際公開第WO93/12542公報によれば、強誘
電体メモリ装置に適した、PbTiO3−PbZrO3
比べて極端に疲労の小さい強誘電体材料も知られてい
る。
【0005】例えば従来の2T2C構成の強誘電体メモ
リ装置について、その構成と動作について簡単に説明す
る。図20がメモリセルおよびその周辺回路構成図、図
21が動作タイミング図、図22が強誘電体キャパシタ
の動作のヒステリシス特性図、図23がビット線容量と
ビット線電圧の関係図である。また、C21〜C22が
強誘電体キャパシタ、CPがセルプレート信号、WLが
ワード線、BL、/BLがビット線、BPがビット線プ
リチャージ信号、SAEがセンスアンプ制御信号、VS
Sが接地電圧、INVが否定回路、Qn21〜Qn27
がNチャネル型MOSトランジスタ、Qp21〜Qp2
3がPチャネル型MOSトランジスタ、1がメモリセ
ル、2がビット線プリチャージ回路、3がセンスアンプ
である。t211〜t218は時間、L1H、L1Lは
ビット線容量を示す直線、H211〜H215、L21
1〜L215は各動作状態での強誘電体キャパシタの状
態を示す点、VH21は“H”の読み出し電圧、VL2
1は“L”の読み出し電圧、ΔV21は読み出し電位差
である。
【0006】回路構成は、センスアンプ3にビット線B
Lと/BLが接続され、ビット線BL、/BLにはワー
ド線WLをゲートとするNチャネル型MOSトランジス
タQn21、Qn22を介してそれぞれ強誘電体キャパ
シタC21、C22が接続され、さらに強誘電体キャパ
シタC21、C22はセルプレート信号CPに接続され
ている。また、センスアンプ3はセンスアンプ制御信号
SAEで制御され、ビット線プリチャージ信号BPによ
ってビット線BLと/BLのプリチャージが制御される
回路構成である。
【0007】動作について図21および図22を参照し
ながら説明する。まず、ビット線プリチャージ信号BP
によってビット線BLと/BLは論理電圧“L”にプリ
チャージされている。このとき、強誘電体キャパシタC
21およびC22の初期状態は図22の点H211と点
L211である。時間t211でビット線BLと/BL
をフローティング状態とし、時間t212でワード線W
Lを論理電圧“H”、時間t213でセルプレート信号
CPを論理電圧“H”とする。ここでは、ワード線WL
の論理電圧“H”の電位レベルは電源電圧VCC以上に
昇圧した電圧である。このとき、強誘電体キャパシタC
21およびC22の両電極に電界がかかり強誘電体キャ
パシタとビット線容量の容量比で決まる電位がビット線
BLと/BLに読み出される。強誘電体キャパシタC2
1およびC22の状態は図22の点H213と点L21
3である。時間t214でセンスアンプ制御信号SAE
を論理電圧“H”としセンスアンプを作動させる。これ
によって、ビット線に読み出された電位が電源電圧VD
Dと接地電圧VSSまでに増幅される。強誘電体キャパ
シタC21およびC22の状態は図22の点H214と
点L214である。時間t215で再書き込み動作とし
てセルプレート信号CPを論理電圧“L”とする。強誘
電体キャパシタC21およびC22の状態は図22の点
H215と点L215である。この後センスアンプを停
止し、ビット線プリチャージ信号BPによってビット線
BLと/BLは論理電圧“L”にプリチャージする。強
誘電体キャパシタC21およびC22の状態は図22の
点H211と点L211である。
【0008】次に、図23に読み出し動作におけるビッ
ト線容量とビット線電圧の関係について説明する。読み
出し動作におけるビット線電圧はビット線容量によって
変わる。これは図22でビット線容量を示す直線L1H
および直線L1Lの傾き(ビット線容量)の変化によっ
て読み出しビット線電圧VH21、VL21が変わるこ
とが示されている。また、これにともない、ビット線B
Lと/BLはビット線電圧差ΔV21も変わる。この図
23に読み出し動作におけるビット線容量とビット線電
圧の関係図からビット線BLと/BLはビット線電圧差
ΔV21は極大値をもつことがわかる。また、この極大
値をもつときのビット線容量値は、メモリセル容量と関
係があり、ビット線容量とメモリセル容量との比で決ま
るものである。このように、ビット線容量値を最適化す
ることにより、ビット線BLと/BLのビット線電圧差
ΔV21を大きくすることができ、センスアンプの動作
を安定させることができものである。しかし、実際のデ
バイスでは、ビット線容量が非常に小さいことがあり、
ビット線BLと/BLの読み出しビット線電圧差が小さ
く、低電圧動作が困難となることがある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記で示した従来の動
作方法では、ビット線容量が小さいときには読み出しビ
ット線電圧差が小さくなり、これは低電圧で特に顕著に
なり、低電圧動作が困難となるという課題がある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、例えばセルプレート信号をパルス駆動し、強誘電体
メモリセルキャパシタに電界を印加および無印加とした
後にセンスアンプを駆動する読み出し方式、また、セル
プレート信号を複数回遷移させた後にセンスアンプを駆
動する読み出し方式により、読み出しビット線電圧差を
大きくする。また、電源電圧検知信号により、上記駆動
方式を選択的に使用することにより、広電源電圧範囲で
読み出しビット線電圧差を大きくする。また、セルプレ
ート信号を複数回遷移させる読み出し方式において、そ
の遷移回数を消費電流を考慮して最適化でき、また、セ
ルプレート信号の遷移時の電圧を最適化もでき、これら
の動作を行う強誘電体メモリ装置とする。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、プレート遷移動作方式とプレートパルス駆動動作方
式とを電源電圧検知信号により選択的に切り換えること
により広電源電圧範囲で読み出しビット線電圧差を大き
くでき、低電圧動作が可能となる効果がある。特にプレ
ートパルス駆動動作方式はビット線の容量値が小さく低
電圧で有効である。
【0012】本発明の請求項2に記載の発明は、メモリ
セルのワード線を昇圧しないデバイスにおいて、請求項
1と同様のプレート遷移動作方式とプレートパルス駆動
動作方式とを電源電圧検知信号により選択的に切り換え
ることにより、ビット線の容量値が小さい場合、従来の
プレート遷移動作方式固定の場合に比べて、低電圧動作
に対して非常に効果がある。
【0013】本発明の請求項3に記載の発明は、1T1
C型のメモリセルにプレートパルス駆動動作方式を用い
る場合で、プレートパルス駆動の後にHデータとLデー
タのリファレンスビット線を分割することにより、Hデ
ータとLデータの1/2の電位を正確に発生できるとい
う効果がある。
【0014】本発明の請求項4に記載の発明は、1T1
C型のメモリセルにプレートパルス駆動動作方式を用い
る場合で、プレートパルス駆動の途中でHデータとLデ
ータのリファレンスビット線を分割することにより、リ
ファレンス電位発生およびセンスアンプ起動の高速動作
という効果がある。
【0015】本発明の請求項5〜7に記載の発明は、セ
ルプレート信号を複数回遷移させることにより、強誘電
体メモリセルキャパシタからビット線に読み出される電
荷量が大きくなるという効果がある。請求項6に記載の
発明では、セルプレート信号を複数回遷移させ強誘電体
メモリセルキャパシタに電圧印加状態でセンスアンプ駆
動を行うもので、従来のプレート遷移動作方式より確実
に大きな読み出し電位差が得られる。また、請求項7に
記載の発明では、セルプレート信号を複数回遷移させ強
誘電体メモリセルキャパシタに電圧無印加状態でセンス
アンプ駆動を行うもので、ワード線を昇圧しないデバイ
スや低電圧動作においては、大きな読み出し電位差が得
られる。
【0016】本発明の請求項8に記載の発明は、上記請
求項5のセルプレート信号複数回遷移動作において、遷
移回数を増やすことにより読み出し電位差は大きくなる
が、この読み出し電位差は飽和するため、遷移回数を最
適化することにより、低消費電力の効果がある。
【0017】本発明の請求項9〜11に記載の発明は、
請求項5〜7のようにセルプレート信号を複数回遷移さ
せるときに、その遷移電圧を電源電圧より小さな電圧と
し、読み出し電位差を大きくするとともに低消費電力の
効果がある。
【0018】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照しながら説明する。 (実施の形態1)図1は本実施の形態の強誘電体メモリ
装置で、ある電源電圧値以下で選択的に使用する動作タ
イミング図、図2が強誘電体キャパシタの動作のヒステ
リシス特性図、図3がビット線容量とビット線電圧の関
係図、図4が従来のプレート遷移動作方式と図1のプレ
ートパルス駆動動作方式との選択切り換え点の電源電圧
依存性を示す図である。メモリセルおよびその周辺回路
構成図は従来例と同じ図20である。図中の記号につい
ては、従来例と同様である。
【0019】動作について図1および図2を参照しなが
ら説明する。まず、ビット線プリチャージ信号BPによ
ってビット線BLと/BLは論理電圧“L”にプリチャ
ージされている。このとき、強誘電体キャパシタC21
およびC22の初期状態は図2の点H11と点L11で
ある。時間t11でビット線BLと/BLをフローティ
ング状態とし、時間t12でワード線WLを論理電圧
“H”、時間t13でセルプレート信号CPを論理電圧
“H”とする。ここでは、ワード線WLの論理電圧
“H”の電位レベルは電源電圧VCC以上に昇圧した電
圧である。このとき、強誘電体キャパシタC21および
C22の両電極に電界がかかり強誘電体キャパシタとビ
ット線容量の容量比で決まる電位がビット線BLと/B
Lに読み出される。強誘電体キャパシタC21およびC
22の状態は図2の点H13と点L13である。次に、
時間t14でセルプレート信号CPを論理電圧“L”と
する。強誘電体キャパシタC21およびC22の状態は
図2の点H14と点L14である。ビット線電圧差はΔ
V1となる。時間t15でセンスアンプ制御信号SAE
を論理電圧“H”としセンスアンプを作動させる。これ
によって、ビット線に読み出された電位が電源電圧VD
Dと接地電圧VSSまでに増幅されると同時に再書き込
みされる。強誘電体キャパシタC21およびC22の状
態は図2の点H15と点L15である。この後センスア
ンプを停止し、ビット線プリチャージ信号BPによって
ビット線BLと/BLは論理電圧“L”にプリチャージ
する。強誘電体キャパシタC21およびC22の状態は
図2の点H11と点L11である。
【0020】次に、上記プレートパルス駆動動作方式に
おけるビット線容量とビット線電圧の関係について図3
で説明する。ビット線電圧差はビット線容量によって変
わり、プレートパルス駆動動作方式ではΔV1、従来の
プレート遷移動作方式ではΔV21となり、ビット線容
量が1.8以下ではプレートパルス駆動動作方式の方が
ビット線電圧差は大きくなる。また、この図3は電源電
圧が5Vのときのものであるが、電源電圧は低くなると
ビット線容量が大きな場合にもプレートパルス駆動動作
方式の方がビット線電位差の点で有利となる。この関係
を示したものが図4である。
【0021】本実施の形態では、電源電圧によって、読
み出し電位差の有利な動作方式を選択するものである
が、例えばビット線容量が3.5の時には、電源電圧検
知を3Vとし、電源電圧が3V以下ではプレートパルス
駆動動作方式、電源電圧が3V以上ではプレート遷移動
作方式とすることができる。また、プレートパルス駆動
動作方式はセンスアンプの作動と同時に強誘電体キャパ
シタへのデータ再書き込み動作も行われるという効果も
ある。
【0022】(実施の形態2)本実施の形態2では、実
施の形態1の動作方式をメモリセルのワード線WLの論
理電圧“H”の電位レベルを電源電圧VCCとしたとき
のものである。回路構成、動作方式については実施例1
と同様である。ワード線を昇圧せずに電源電圧としたと
きには、ワード線がゲートであるメモリセルトランジス
タのしきい値の影響があり、ビット線にHのデータが十
分に読み出されないことがある。低電圧でビット線の容
量が小さいときにこの影響は大きい。
【0023】動作について図2および図5を参照しなが
ら説明する。まず、ビット線プリチャージ信号BPによ
ってビット線BLと/BLは論理電圧“L”にプリチャ
ージされている。このとき、強誘電体キャパシタC21
およびC22の初期状態は図5の点H21と点L21で
ある。時間t11でビット線BLと/BLをフローティ
ング状態とし、時間t12でワード線WLを論理電圧
“H”、時間t13でセルプレート信号CPを論理電圧
“H”とする。ここでは、ワード線WLの論理電圧
“H”の電位レベルは電源電圧VCCである。このと
き、強誘電体キャパシタC21およびC22の両電極に
電界がかかり強誘電体キャパシタとビット線容量の容量
比で決まる電位がビット線BLと/BLに読み出され
る。ただし、メモリセルトランジスタのしきい値Vtの
影響でビット線のHのデータが十分に読み出されないた
め、強誘電体キャパシタC21およびC22の状態は図
5の点B23と点L23である。このときのビット線電
圧差はΔV2となる。次に、時間t14でセルプレート
信号CPを論理電圧“L”とする。強誘電体キャパシタ
C21およびC22の状態は図5の点H24と点L24
である。ビット線電圧差はΔV3となる。時間t15で
センスアンプ制御信号SAEを論理電圧“H”としセン
スアンプを作動させる。これによって、ビット線に読み
出された電位が電源電圧VDDと接地電圧VSSまでに
増幅されると同時に再書き込みされる。強誘電体キャパ
シタC21およびC22の状態は図5の点H25と点L
25である。この後センスアンプを停止し、ビット線プ
リチャージ信号BPによってビット線BLと/BLは論
理電圧“L”にプリチャージする。強誘電体キャパシタ
C21およびC22の状態は図5の点H21と点L21
である。
【0024】次に、上記プレートパルス駆動動作方式と
従来のプレート遷移動作方式におけるビット線容量とビ
ット線電圧の関係について図6で説明する。ビット線電
圧差はビット線容量によって変わり、プレートパルス駆
動動作方式ではΔV3、従来のプレート遷移動作方式で
はΔV2となる。ワード線を昇圧していないため、従来
のプレート遷移動作方式では、ビット線容量が小さいと
きに実施例1より急激に悪くなる。ビット線容量が3.
5以下ではプレートパルス駆動動作方式の方がビット線
電圧差は大きくなる。
【0025】本実施の形態では、実施の形態1と同様
に、電源電圧によって読み出し電位差の有利な動作方式
を選択するものであるが、ワード線を昇圧していない本
実施例では実施例1に比べて低電圧動作でその効果が大
きい。
【0026】(実施の形態3)実施の形態3は1T1C
構成の強誘電体メモリ装置において、実施の形態1や2
のように電源電圧によって選択的に動作方式を変更する
ものである。
【0027】図7がメモリセルおよびその周辺回路構成
図、図8が動作タイミング図である。C0〜C7が強誘
電体キャパシタ、CPがセルプレート信号、RCPがリ
ファレンスセルプレート信号、WL0、WL1がワード
線、RWLがリファレンスワード線、BL0〜BL1、
/BL0〜/BL1がビット線、EQ0、EQ1がビッ
ト線イコライズ信号、BPがビット線プリチャージ信
号、SAEがセンスアンプ制御信号、Qn0〜Qn9が
Nチャネル型MOSトランジスタ、1がメモリセル、2
がビット線プリチャージ回路、3がセンスアンプ、4が
リファレンス電圧発生回路である。t81〜t89は時
間である。
【0028】回路構成は、センスアンプ3にビット線B
L0と/BL0が接続され、ビット線BL0、BL1に
はワード線WL0をゲートとするNチャネル型MOSト
ランジスタQn0、Qn2を介してそれぞれ強誘電体キ
ャパシタC0、C2が接続され、さらに強誘電体キャパ
シタC0、C2はセルプレート信号CPに接続されてい
る。また、ビット線/BL0、/BL1にはワード線R
WL0をゲートとするNチャネル型MOSトランジスタ
Qn5、Qn7を介してそれぞれ強誘電体キャパシタC
5、C7が接続され、さらに強誘電体キャパシタC5、
C7はリファレンスセルプレート信号RCPに接続され
ている。また、ビット線BL0とBL1およびビット線
/BL0と/BL1はそれぞれゲートがビット線イコラ
イズ信号EQ0、EQ1であるNチャネル型MOSトラ
ンジスタQn8、Qn9を介して電気的に接続できる。
また、センスアンプ3はセンスアンプ制御信号SAEで
制御され、ビット線プリチャージ信号BPによってビッ
ト線BL0と/BL0、BL1と/BL1のプリチャー
ジが制御される回路構成である。
【0029】動作について図8を参照しながら説明す
る。まず、ビット線プリチャージ信号BPによってビッ
ト線は論理電圧“L”にプリチャージされている。時間
t81でビット線をフローティング状態とし、時間t8
2でワード線WL0、リファレンスワード線RWL0を
論理電圧“H”、時間t83でセルプレート信号CP、
リファレンスセルプレート信号RCPを論理電圧“H”
とする。ここで強誘電体キャパシタの両電極に電界がか
かり強誘電体キャパシタとビット線容量の容量比で決ま
る電位がビット線に読み出される。また、リファレンス
強誘電体キャパシタメモリセルから読み出されたHとL
のデータはビット線/BL0と/BL1でイコライズさ
れ本体メモリセルから読み出されたHまたはLのデータ
の電位の1/2となっている、次に、時間t84でセル
プレート信号CP、リファレンスセルプレート信号RC
Pを論理電圧“L”とする。次に、時間t85で、ビッ
ト線イコライズ信号EQ0を論理電圧“L”とし、リフ
ァレンス電位が発生されているビット線/BL0と/B
L1を電気的に分離し、時間t86でセンスアンプ制御
信号SAEを論理電圧“H”としセンスアンプを作動さ
せる。これによって、ビット線に読み出された電位が電
源電圧VDDと接地電圧VSSまでに増幅される。この
後センスアンプを停止し、ビット線プリチャージ信号B
Pによってビット線を論理電圧“L”にプリチャージす
る。
【0030】この実施の形態における動作の特徴は、セ
ルプレート信号CPおよびリファレンスセルプレート信
号RCPをパルス駆動した後、すなわち論理電圧“L”
とした後に、ビット線イコライズ信号EQ0を論理電圧
“L”とし、リファレンス電位が発生されているビット
線を電気的に分離することにある。このような動作を行
うことによって、リファレンス電位を正確に本体メモリ
セルから読み出されたHデータとLデータの中間電位と
することができる。
【0031】(実施の形態4)実施の形態4も実施の形
態3と同様で、1T1C構成の強誘電体メモリ装置にお
いて、実施の形態1や2のように電源電圧によって選択
的に動作方式を変更するものである。
【0032】図7がメモリセルおよびその周辺回路構成
図、図9が動作タイミング図である。
【0033】動作について図9を参照しながら説明す
る。まず、ビット線プリチャージ信号BPによってビッ
ト線は論理電圧“L”にプリチャージされている。時間
t91でビット線をフローティング状態とし、時間t9
2でワード線WL0、リファレンスワード線RWL0を
論理電圧“H”、時間t93でセルプレート信号CP、
リファレンスセルプレート信号RCPを論理電圧“H”
とする。ここで強誘電体キャパシタの両電極に電界がか
かり強誘電体キャパシタとビット線容量の容量比で決ま
る電位がビット線に読み出される。また、リファレンス
強誘電体キャパシタメモリセルから読み出されたHとL
のデータはビット線/BL0と/BL1でイコライズさ
れ本体メモリセルから読み出されたHまたはLのデータ
の電位の1/2となっている、次に、時間t94で、ビ
ット線イコライズ信号EQ0を論理電圧“L”とし、リ
ファレンス電位が発生されているビット線/BL0と/
BL1を電気的に分離する。次に、時間t95でセルプ
レート信号CP、リファレンスセルプレート信号RCP
を論理電圧“L”とする。時間t96でセンスアンプ制
御信号SAEを論理電圧“H”としセンスアンプを作動
させる。これによって、ビット線に読み出された電位が
電源電圧VDDと接地電圧VSSまでに増幅される。こ
の後センスアンプを停止し、ビット線プリチャージ信号
BPによってビット線を論理電圧“L”にプリチャージ
する。
【0034】この実施の形態における動作の特徴は、セ
ルプレート信号およびリファレンスセルプレート信号R
CPをパルス駆動する途中で、すなわち論理電圧“H”
とした後に、ビット線イコライズ信号EQ0を論理電圧
“L”とし、リファレンス電位が発生されているビット
線を電気的に分離し、その後セルプレート信号およびリ
ファレンスセルプレート信号RCPを論理電圧“L”と
することにある。このような動作を行うことによって、
リファレンス電位発生およびセンスアンプ起動の高速動
作化ができる。
【0035】(実施の形態5)図10は本実施の形態に
おける動作タイミング図、図11が強誘電体キャパシタ
の動作のヒステリシス特性図である。この第5の実施例
の動作の特徴はプレートを複数回駆動した後にプレート
を論理電圧“H”とし、ビット線の読み出し電位差を大
きくすることにある。ここでは、回路構成図に関しては
2T2Cの図20としている。もちろん、このことは、
1T1C型のメモリ構成にも適用できる。
【0036】動作について図10および図11を参照し
ながら説明する。まず、ビット線プリチャージ信号BP
によってビット線BLと/BLは論理電圧“L”にプリ
チャージされている。このとき、強誘電体キャパシタC
21およびC22の初期状態は図11の点H101と点
L101である。時間t101でビット線BLと/BL
をフローティング状態とし、時間t102でワード線W
Lを論理電圧“H”、時間t103でセルプレート信号
CPを論理電圧“H”とする。このとき、強誘電体キャ
パシタC21およびC22の両電極に電界がかかり強誘
電体キャパシタとビット線容量の容量比で決まる電位が
ビット線BLと/BLに読み出される。強誘電体キャパ
シタC21およびC22の状態は図11の点H103と
点L103である。次に、時間t104でセルプレート
信号CPを論理電圧“L”とする。強誘電体キャパシタ
C21およびC22の状態は図11の点H104と点L
104である。次に、時間t105でセルプレート信号
CPを論理電圧“H”とする。強誘電体キャパシタC2
1およびC22の状態は図11の点H105と点L10
5である。ビット線電圧差はΔV10となる。時間t1
06でセンスアンプ制御信号SAEを論理電圧“H”と
しセンスアンプを作動させる。これによって、ビット線
に読み出された電位が電源電圧VDDと接地電圧VSS
までに増幅される。時間t107で再書き込み動作とし
てセルプレート信号CPを論理電圧“L”とする。強誘
電体キャパシタC21およびC22の状態は図11の点
H107と点L107である。この後センスアンプを停
止し、ビット線プリチャージ信号BPによってビット線
BLと/BLは論理電圧“L”にプリチャージする。強
誘電体キャパシタC21およびC22の状態は図11の
点H101と点L101である。
【0037】図11より明らかなように時間t103で
読み出されたビット線電圧差よりも、時間t105で読
み出されたビット線電圧差の方が大きい。本動作方式に
よると読み出されるビット線電圧差が大きくなり安定動
作ができ、特にメモリセルキャパシタの特性のばらつき
などに対しても強くなるという効果がある。
【0038】(実施の形態6)図12は本実施の形態に
おける動作タイミング図である。この実施の形態は第5
の実施の形態と同様でプレートを複数回駆動することに
よって、読み出されるビット線電圧差を大きくするもの
であるが、第5の実施の形態よりもプレートのパルス駆
動回数が1回多いものである。動作については基本的に
第5の実施の形態と同じである。図13はプレートのパ
ルス駆動回数と読み出されたビット線電圧差との関係を
示したものである。プレートのパルス駆動回数が5回程
度からビット線電圧差はかなり飽和してきている。プレ
ートのパルス駆動回数を多くするとビット線電圧差は大
きくなるが、それだけ消費電流も多くなる。そのため、
適当な回数のプレートのパルス駆動回数が望ましい。第
5の実施の形態や第6の実施の形態が現実的なものであ
る。
【0039】(実施の形態7)図14は本実施の形態に
おける動作タイミング図、図15が強誘電体キャパシタ
の動作のヒステリシス特性図である。この実施の形態に
おける動作の特徴はプレートを複数回駆動した後にプレ
ートを論理電圧“L”とし、ビット線の読み出し電位差
を大きくすることにある。ここでは、回路構成図に関し
ては2T2Cの図20としている。もちろん、このこと
は、1T1C型のメモリ構成にも適用できる。
【0040】動作について図14および図15を参照し
ながら説明する。まず、ビット線プリチャージ信号BP
によってビット線BLと/BLは論理電圧“L”にプリ
チャージされている。このとき、強誘電体キャパシタC
21およびC22の初期状態は図15の点H141と点
L141である。時間t141でビット線BLと/BL
をフローティング状態とし、時間t142でワード線W
Lを論理電圧“H”、時間t143でセルプレート信号
CPを論理電圧“H”とする。このとき、強誘電体キャ
パシタC21およびC22の両電極に電界がかかり強誘
電体キャパシタとビット線容量の容量比で決まる電位が
ビット線BLと/BLに読み出される。強誘電体キャパ
シタC21およびC22の状態は図15の点H143と
点L143である。次に、時間t144でセルプレート
信号CPを論理電圧“L”とする。強誘電体キャパシタ
C21およびC22の状態は図15の点H144と点L
144である。次に、時間t145でセルプレート信号
CPを論理電圧“H”とする。強誘電体キャパシタC2
1およびC22の状態は図15の点H145と点L14
5である。次に、時間t146でセルプレート信号CP
を論理電圧“L”とする。強誘電体キャパシタC21お
よびC22の状態は図15の点H146と点L146で
ある。ビット線電圧差はΔV14となる。時間t147
でセンスアンプ制御信号SAEを論理電圧“H”としセ
ンスアンプを作動させる。これによって、ビット線に読
み出された電位が電源電圧VDDと接地電圧VSSまで
に増幅されるとともにデータの再書き込みが行われる。
この後センスアンプを停止し、ビット線プリチャージ信
号BPによってビット線BLと/BLは論理電圧“L”
にプリチャージする。強誘電体キャパシタC21および
C22の状態は図15の点H141と点L141であ
る。
【0041】図15より明らかなように時間t144で
読み出されたビット線電圧差よりも、時間t146で読
み出されたビット線電圧差の方が大きい。本動作方式に
よると読み出されるビット線電圧差が大きくなり安定動
作ができ、特にメモリセルキャパシタの特性のばらつき
などに対しても強くなるという効果がある。
【0042】(実施の形態8)本実施の形態における動
作タイミングは第5の実施の形態と同様であるが、プレ
ートを複数回駆動するときの電圧レベルを変え振幅電圧
を小さくしたものである。
【0043】図16が本実施の形態における動作タイミ
ング図、図17が強誘電体キャパシタの動作のヒステリ
シス特性図である。動作については第5の実施の形態と
同様である。
【0044】この実施の形態ではプレートの振幅電圧が
小さいため消費電力が小さくなるという効果がある。ま
た、読み出しビット線電位差についても振幅電圧の設定
によっては第5の実施の形態とほぼ同程度にできる。
【0045】(実施の形態9)本実施の形態における動
作タイミングは第7の実施の形態と同様であるが、プレ
ートを複数回駆動するときの電圧レベルを変え振幅電圧
を小さくしたものである。
【0046】図18が本実施の形態における動作タイミ
ング図、図19が強誘電体キャパシタの動作のヒステリ
シス特性図である。動作については第7の実施の形態と
同様である。
【0047】この実施の形態ではプレートの振幅電圧が
小さいため消費電力が小さくなるという効果がある。ま
た、読み出しビット線電位差についても振幅電圧の設定
によっては第7の実施の形態とほぼ同程度にできる。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、セルプレート信号を複
数回遷移させることにより、強誘電体メモリセルキャパ
シタからビット線に読み出される電荷量を大きくするこ
とができ、特に低電圧動作が可能な強誘電体メモリ装置
とすることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における動作タイミ
ング図
【図2】本発明の第1の実施の形態における強誘電体キ
ャパシタの動作のヒステリシス特性図
【図3】本発明の第1の実施の形態における電源電圧と
データ読み出し時ビット線電圧の関係図
【図4】本発明におけるプレート遷移動作方式と第1の
実施の形態におけるプレートパルス駆動動作方式との選
択切り換え点の電源電圧依存性を示す図
【図5】本発明の第2の実施の形態における強誘電体キ
ャパシタの動作のヒステリシス特性図
【図6】本発明の第2の実施の形態における電源電圧と
データ読み出し時ビット線電圧の関係図
【図7】1T1C型のメモリセル構成図
【図8】本発明の第3の実施の形態における動作タイミ
ング図
【図9】本発明の第4の実施の形態における動作タイミ
ング図
【図10】本発明の第5の実施の形態における動作タイ
ミング図
【図11】本発明の第5の実施の形態における強誘電体
キャパシタの動作のヒステリシス特性図
【図12】本発明の第6の実施の形態における動作タイ
ミング図
【図13】本発明の第5、第6の実施の形態における動
作におけるプレート駆動回数とビット線読み出し電圧の
関係図
【図14】本発明の第7の実施の形態における動作タイ
ミング図
【図15】本発明の第7の実施の形態における強誘電体
キャパシタの動作のヒステリシス特性図
【図16】本発明の第8の実施の形態における動作タイ
ミング図
【図17】本発明の第8の実施の形態における強誘電体
キャパシタの動作のヒステリシス特性図
【図18】本発明の第9の実施の形態における動作タイ
ミング図
【図19】本発明の第9の実施の形態における強誘電体
キャパシタの動作のヒステリシス特性図
【図20】2T2C型のメモリセル構成図
【図21】従来例の動作タイミング図
【図22】従来例の強誘電体キャパシタの動作のヒステ
リシス特性図
【図23】従来例のビット線容量とビット線電圧の関係
【符号の説明】
C0〜C22 強誘電体キャパシタ CP セルプレート信号 RCP リファレンスセルプレート信号 WL、WL0、WL1 ワード線 RWL リファレンスワード線 BL、/BL、BL0〜BL1、/BL0〜/BL1
ビット線 BP ビット線プリチャージ信号 SAE センスアンプ制御信号 EQ0、EQ1 ビット線イコライズ信号 VSS 接地電圧 INV 否定回路 Qn0〜Qn27 Nチャネル型MOSトランジスタ Qp21〜Qp23 Pチャネル型MOSトランジスタ 1 メモリセル 2 ビット線プリチャージ回路 3 センスアンプ 4 リファレンス電圧発生回路 t11〜t218 時間 L1H〜L3H、L1L〜L3L ビット線容量を示す
直線 H11〜H215、L11〜L215 各動作状態での
強誘電体キャパシタの状態を示す点 VH1〜VH21 “H”の読み出し電圧 VL1〜VL21 “L”の読み出し電圧 ΔV1〜ΔV21 読み出し電位差

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゲートがワード線に、ドレインがビット
    線にそれぞれ接続されたメモリセルトランジスタと、第
    1の電極がセルプレートに、第2の電極が前記メモリセ
    ルトランジスタのソースにそれぞれ接続された強誘電体
    キャパシタと、前記ビット線に接続されたセンスアンプ
    と、セルプレート駆動回路と、電圧検知回路とを具備
    し、前記電圧検知回路は第1の電圧を検知し、前記セル
    プレートを遷移駆動する第1の駆動モードと前記セルプ
    レートをパルス駆動する第2の駆動モードとを有し、前
    記第1の電圧以上またはそれ以下で前記第1の駆動モー
    ドと前記第2の駆動モードとを切り換えて動作すること
    を特徴とする強誘電体メモリ装置。
  2. 【請求項2】 前記ワード線の選択状態が電源電圧より
    高い電圧でないことを特徴とする請求項1記載の強誘電
    体メモリ装置。
  3. 【請求項3】 ゲートが第1のワード線に、ドレインが
    第1のビット線にそれぞれ接続された第1のメモリセル
    トランジスタと、第1の電極がセルプレートに、第2の
    電極が第1のメモリセルトランジスタのソースにそれぞ
    れ接続された第1強誘電体キャパシタと、ゲートが第2
    のワード線に、ドレインが第2のビット線にそれぞれ接
    続された第2のメモリセルトランジスタと、第3の電極
    がセルプレートに、第4の電極が第2のメモリセルトラ
    ンジスタのソースにそれぞれ接続された第2強誘電体キ
    ャパシタと、第1のビット線および第2のビット線を電
    気的に接続するスイッチトランジスタと、前記第1のビ
    ット線および第2のビット線に接続されたセンスアンプ
    とを具備し、第1のワード線と第2のワード線が選択さ
    れ、前記スイッチトランジスタがオン状態で、前記セル
    プレートが第1の電源から第2の電源に遷移しさらに前
    記第1の電源に遷移した後に、前記スイッチトランジス
    タをオフ状態とすることを特徴とする強誘電体メモリ装
    置。
  4. 【請求項4】 ゲートが第1のワード線に、ドレインが
    第1のビット線にそれぞれ接続された第1のメモリセル
    トランジスタと、第1の電極がセルプレートに、第2の
    電極が第1のメモリセルトランジスタのソースにそれぞ
    れ接続された第1強誘電体キャパシタと、ゲートが第2
    のワード線に、ドレインが第2のビット線にそれぞれ接
    続された第2のメモリセルトランジスタと、第3の電極
    がセルプレートに、第4の電極が第2のメモリセルトラ
    ンジスタのソースにそれぞれ接続された第2強誘電体キ
    ャパシタと、第1のビット線および第2のビット線を電
    気的に接続するスイッチトランジスタと、第1のビット
    線および第2のビット線に接続されたセンスアンプとを
    具備し、第1のワード線および第2のワード線が選択さ
    れ、前記スイッチトランジスタがオン状態で、前記セル
    プレートが第1の電源から第2の電源に遷移し、前記ス
    イッチトランジスタがオフ状態となった後に前記セルプ
    レートが前記第1の電源に遷移することを特徴とする強
    誘電体メモリ装置。
  5. 【請求項5】 ゲートがワード線に、ドレインがビット
    線にそれぞれ接続されたメモリセルトランジスタと、第
    1の電極がセルプレートに、第2の電極が前記メモリセ
    ルトランジスタのソースにそれぞれ接続された強誘電体
    キャパシタと、前記ビット線に接続されたセンスアンプ
    と、セルプレート駆動回路とを具備し、前記セルプレー
    トを第1の電源と第2の電源に複数回遷移した後に、前
    記センスアンプが動作することを特徴とする強誘電体メ
    モリ装置。
  6. 【請求項6】 ゲートがワード線に、ドレインがビット
    線にそれぞれ接続されたメモリセルトランジスタと、第
    1の電極がセルプレートに、第2の電極が前記メモリセ
    ルトランジスタのソースにそれぞれ接続された強誘電体
    キャパシタと、前記ビット線に接続されたセンスアンプ
    と、セルプレート駆動回路とを具備し、前記セルプレー
    トの初期の電圧が第1の電圧で、前記セルプレートを第
    1の電源と第2の電源に複数回遷移した後に第2の電源
    とした後に、前記センスアンプが動作することを特徴と
    する強誘電体メモリ装置。
  7. 【請求項7】 ゲートがワード線に、ドレインがビット
    線にそれぞれ接続されたメモリセルトランジスタと、第
    1の電極がセルプレートに、第2の電極が前記メモリセ
    ルトランジスタのソースにそれぞれ接続された強誘電体
    キャパシタと、前記ビット線に接続されたセンスアンプ
    と、セルプレート駆動回路とを具備し、前記セルプレー
    トの初期の電圧が第1の電圧で、前記セルプレートを第
    1の電源と第2の電源に複数回遷移した後に第1の電源
    とした後に、前記センスアンプが動作することを特徴と
    する強誘電体メモリ装置。
  8. 【請求項8】 ゲートがワード線に、ドレインがビット
    線にそれぞれ接続されたメモリセルトランジスタと、第
    1の電極がセルプレートに、第2の電極が前記メモリセ
    ルトランジスタのソースにそれぞれ接続された強誘電体
    キャパシタと、前記ビット線に接続されたセンスアンプ
    と、セルプレート駆動回路とを具備し、前記セルプレー
    トを第1の電源と第2の電源に複数回遷移した後に、前
    記センスアンプが動作するとき、前記ビット線への読み
    出し電荷量の最大値の半分以上となる回数程度セルプレ
    ートを複数回遷移することを特徴とする強誘電体メモリ
    装置。
  9. 【請求項9】 ゲートがワード線に、ドレインがビット
    線にそれぞれ接続されたメモリセルトランジスタと、第
    1の電極がセルプレートに、第2の電極が前記メモリセ
    ルトランジスタのソースにそれぞれ接続された強誘電体
    キャパシタと、前記ビット線に接続されたセンスアンプ
    と、セルプレート駆動回路とを具備し、前記セルプレー
    トを第1の電源を初期の状態とし第2の電源と第3の電
    源とを複数回遷移した後に、前記センスアンプが動作す
    ることを特徴とする強誘電体メモリ装置。
  10. 【請求項10】 ゲートがワード線に、ドレインがビッ
    ト線にそれぞれ接続されたメモリセルトランジスタと、
    第1の電極がセルプレートに、第2の電極が前記メモリ
    セルトランジスタのソースにそれぞれ接続された強誘電
    体キャパシタと、前記ビット線に接続されたセンスアン
    プと、セルプレート駆動回路とを具備し、前記セルプレ
    ートを第1の電源を初期の状態とし第2の電源と第3の
    電源とを複数回遷移し、最終前記第3の電源にした後
    に、前記センスアンプが動作することを特徴とする強誘
    電体メモリ装置。
  11. 【請求項11】 ゲートがワード線に、ドレインがビッ
    ト線にそれぞれ接続されたメモリセルトランジスタと、
    第1の電極がセルプレートに、第2の電極が前記メモリ
    セルトランジスタのソースにそれぞれ接続された強誘電
    体キャパシタと、前記ビット線に接続されたセンスアン
    プと、セルプレート駆動回路とを具備し、前記セルプレ
    ートを第1の電源を初期の状態とし第2の電源と第3の
    電源とを複数回遷移し、最終前記第1の電源にした後
    に、前記センスアンプが動作することを特徴とする強誘
    電体メモリ装置。
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CN97190219A CN1183165A (zh) 1996-03-18 1997-03-18 强电介质存储器件的数据读出方法及强电介质存储器件
DE69717052T DE69717052T2 (de) 1996-03-18 1997-03-18 Verfahren zum lesen von daten für einen ferroelektrischen speicher und ferroelektrischer speicher
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