JPH1040673A - 磁気ディスク装置 - Google Patents

磁気ディスク装置

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Publication number
JPH1040673A
JPH1040673A JP19746496A JP19746496A JPH1040673A JP H1040673 A JPH1040673 A JP H1040673A JP 19746496 A JP19746496 A JP 19746496A JP 19746496 A JP19746496 A JP 19746496A JP H1040673 A JPH1040673 A JP H1040673A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
package
base
cover
magnetic disk
magnetic
Prior art date
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Pending
Application number
JP19746496A
Other languages
English (en)
Inventor
Yotaro Sanada
洋太郎 眞田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH1040673A publication Critical patent/JPH1040673A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 SCAインターフェースコネクタを使用して
も、外部からの影響に起因するオフトラックの発生を防
止できる磁気ディスク装置を提供する。 【解決手段】 DE(ディスクエンクロージャ)部と、
回路部と、回路部とDE部を結合するねじ部から構成さ
れ、DE部は、磁気ヘッド、磁気媒体、アクチュエータ
およびボイスコイルモータ、スピンドルモータからなる
磁気ディスク機能部と、これらの磁気ディスク機能部を
保持し外部から遮断して内包するベース12およびカバ
ー11とから構成され、回路部にあるパッケージ13
は、ボイスコイルモータやスピンドルモータを駆動およ
び制御する電子部品と、外部装置と接続するためのイン
タフェースコネクタ15を実装しており、ねじ部は複数
のねじ15がパッケージ13とベース12を貫通してカ
バー11に螺合されており、パッケージ13とベース1
2とカバー11はねじ15によって共締めされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は磁気ディスク装置に
関し、特に電気部品実装用パッケージの取付構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来用いられていたこの種の電気部品実
装用パッケージの磁気ディスク装置のカバーやベースへ
の取付は、一般に図3および図4にて示す構成のものが
採用されていた。図3は従来の電気部品実装用パッケー
ジの磁気ディスク装置のベースへの取付構造を示す模式
的部分側面断面図であり、図4は図3の取付構造部近傍
の模式的部分側面拡大断面図である。図中符号31は磁
気ディスク装置の上部基板体であるカバー、32は下部
基板体であるベース、33は電気部品実装用のパッケー
ジ、34はパッケージ33の外部信号接続用のコネク
タ、35はパッケージをベースに取り付ける第1のね
じ、37はベースにカバーを取り付ける第2のねじであ
り、図4の矢印は外部コネクタの接続方向、鎖線は外部
コネクタの接続によるベース32の変形を示す模式的外
形線である。
【0003】例えば特開平3−23583号公報や特開
平2−201790号公報で開示されているように従来
の磁気ディスク装置では、図3に示すようにベース32
とカバー31とが複数の第2のねじ37で固定され、パ
ッケージ33は別の複数の第1のねじ35でベース3
2、場合によってはカバー31に固定されていた。
【0004】一般に磁気ディスク装置では、高速で回転
する磁気媒体上を微細な間隔をおいて精密に移動する磁
気ヘッドで位置決めと情報の読み書きを行なうので、高
速かつミクロン単位の高精度が要求され、相対的な位置
誤差がそのままオフトラック量となる。
【0005】特開平3−23583では、パッケージ3
3とベース32の固定に防振ゴムを介在させて熱膨張率
の違いによってパッケージ33がベース32に与える変
形の影響を軽減し、特開平2−201790では、ゴム
製座金とスリーブを有するねじを用いてカバー31とベ
ース32を結合し、熱膨張によるサーマルオフトラック
を防止している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】最近磁気ディスク装置
でも、プリント基板用コネクタであるSCA(シングル
コネクタアタッチメント)インタフェースコネクタが採
用され、ケーブルを介することなく直接外部信号用コネ
クタがパッケージに接続されるようになったため、図4
に示すように、パッケージ33がベース32あるいはカ
バー31にだけ固定されていると、外部のコネクタから
の力がパッケージ33を介してパッケージ33が固定さ
れたベース32あるいはカバー31に伝達され、パッケ
ージ33の取り付けられていないカバー31あるいはベ
ース32に対し図4の鎖線で示すような相対的な微小な
変形を生じ、その結果としてスピンドルモータやアクチ
ュエータのシャフト位置が微妙に変化し、この変化によ
ってオフトラックが発生するという問題を生じてきた。
【0007】本発明の目的は、SCAインターフェース
コネクタを使用しても、外部からの影響に起因するオフ
トラックの発生を防止できる磁気ディスク装置を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気ディスク装
置は、情報を読み書きする磁気ヘッドと、情報を記憶す
る磁気媒体と、磁気ヘッドを駆動するアクチュエータ
と、磁気媒体を駆動するスピンドルモータとを有する磁
気ディスク機能部、磁気ディスク機能部を保持して外部
から遮断するベースおよびカバー、ならびに電気部品を
実装するパッケージを備えた磁気ディスク装置におい
て、ベースとカバーとパッケージとが、共通の複数の締
結部材によって一体として固着されている。
【0009】また、締結部材がねじであり、ねじがパッ
ケージとベースを貫通し、カバーと螺合してベースとカ
バーとパッケージとを一体として固着させていてもよ
く、ねじがパッケージとカバーを貫通し、ベースと螺合
してベースとカバーとパッケージとを一体として固着さ
せていてもよく、ねじがパッケージとベースとカバーを
貫通し、ナットと螺合してベースとカバーとパッケージ
とを一体として固着させていてもよい。
【0010】本発明では、パッケージとベースとカバー
とが一体となるように複数のねじで固着されているの
で、SCAインタフェースコネクタで磁気ディスク装置
を外部のコネクタに接続しても、パッケージのコネクタ
部に加わった力はベースとカバーに共に伝達され、ベー
スとカバーの間での相対的な変形が発生しない。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施
の形態の電気部品実装用パッケージの磁気ディスク装置
のベースへの取付構造を示す模式的部分側面断面図であ
り、図中符号11は磁気ディスク装置の上部基板体であ
るカバー、12は下部基板体であるベース、13は電気
部品実装用のパッケージ、14はパッケージ13のSC
Aインタフェースコネクタ、15はパッケージをベース
およびカバーに取り付けるねじである。
【0012】第1の実施の形態の磁気ディスク装置は、
DE(ディスクエンクロージャ)部と、回路部と、回路
部とDE部を結合するねじ部から構成され、DE部は、
情報を読み書きする磁気ヘッド、情報を記憶する磁気媒
体、磁気ヘッドを位置決めするアクチュエータおよびボ
イスコイルモータ、磁気媒体を回転させるスピンドルモ
ータからなる磁気ディスク機能部と、これらの磁気ディ
スク機能部を保持し外部から遮断して内包するベース1
2およびカバー11とから構成され、回路部にあるパッ
ケージ13は、ボイスコイルモータやスピンドルモータ
を駆動および制御する電子部品と、外部装置と接続する
ためのインタフェースコネクタ15を実装しており、ね
じ部は複数のねじ15がパッケージ13とベース12を
貫通してカバー11に螺合されており、パッケージ13
とベース12とカバー11はねじ15によって共締めさ
れている。
【0013】もし、パッケージ13がベース12あるい
はカバー11にだけ固定されていると、外部のコネクタ
からの力がパッケージ13を介してパッケージが固定さ
れたベース12あるいはカバー11に伝達され、パッケ
ージ13の取り付けられていないカバー11あるいはベ
ース12に対し図4の鎖線で示すような相対的な微小な
変形を生じ、その結果としてスピンドルモータやアクチ
ュエータのシャフト位置が微妙に変化し、この変化によ
ってオフトラックが発生するが、本発明の第1の実施の
形態では、パッケージ13とベース12とカバー11と
が複数のねじ15で一体となるように共締めされている
ので、パッケージ13に加わる外部の力はカバー11と
ベース12に同様に伝わり、カバー11とベース12の
相対的な変形が生ぜず、内蔵されているスピンドルモー
タやアクチュエータのシャフトの相対位置にも変化を生
じない。
【0014】次に本発明の第2の実施の形態について説
明する。図2は本発明の第2の実施の形態の電気部品実
装用パッケージの磁気ディスク装置のベースへの取付構
造を示す模式的部分側面断面図であり、図中符号21は
磁気ディスク装置の上部基板体であるカバー、22は下
部基板体であるベース、23は電気部品実装用のパッケ
ージ、24はパッケージ23のSCAインタフェースコ
ネクタ、25はパッケージをベースおよびカバーに取り
付けるねじ、26はねじ25を固定するナットである。
【0015】第1の実施の形態ではパッケージ13をD
E部に取り付ける複数のねじ15は、パッケージ13と
ベース12を貫通してカバー11に螺合され、パッケー
ジ13、ベース12およびカバー11を共締めして一体
化させていたが、第2の実施の形態ではパッケージ23
をDE部に取り付けるねじ25は、パッケージ23、ベ
ース22およびカバー21を貫通してナット26で固定
され、パッケージ23、ベース22およびカバー21を
共締めして一体化させている。
【0016】パッケージ23とベース22とカバー21
が複数のねじ25とナット26で一体となるように共締
めされているので、パッケージ23に加わる外部の力は
カバー21とベース22に同様に伝わるので、カバー2
1とベース22の相対的な変形が生ぜず、内蔵されてい
るスピンドルモータやアクチュエータのシャフトの相対
位置にも変化を生じない。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、磁気ディ
スク装置のベースとカバーとパッケージが一体となるよ
うに共通の複数のねじで共締めされているので、パッケ
ージに外部から力が加わっても、ベースとカバーの間に
相対的な変形を生ぜず、そのためオフトラックが発生し
ないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の電気部品実装用パ
ッケージの磁気ディスク装置のベースへの取付構造を示
す模式的部分側面断面図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態の電気部品実装用パ
ッケージの磁気ディスク装置のベースへの取付構造を示
す模式的部分側面断面図である。
【図3】従来の電気部品実装用パッケージの磁気ディス
ク装置のベースへの取付構造を示す模式的部分側面断面
図である。
【図4】図3の取付構造部近傍の模式的部分側面拡大断
面図である。
【符号の説明】
11、21、31 カバー 12、22、32 ベース 13、23、33 パッケージ 14、24、34 コネクタ 15、25 ねじ 26 ナット 35 第1のねじ 37 第2のねじ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報を読み書きする磁気ヘッドと、情報
    を記憶する磁気媒体と、前記磁気ヘッドを駆動するアク
    チュエータと、前記磁気媒体を駆動するスピンドルモー
    タとを有する磁気ディスク機能部、前記磁気ディスク機
    能部を保持して外部から遮断するベースおよびカバー、
    ならびに電気部品を実装するパッケージを備えた磁気デ
    ィスク装置において、 前記ベースと前記カバーと前記パッケージとが、共通の
    複数の締結部材によって一体として固着されていること
    を特徴とする磁気ディスク装置。
  2. 【請求項2】 前記締結部材がねじであり、前記ねじが
    前記パッケージと前記ベースを貫通し、前記カバーと螺
    合して前記ベースと前記カバーと前記パッケージとを一
    体として固着させている、請求項1に記載の磁気ディス
    ク装置。
  3. 【請求項3】 前記締結部材がねじであり、前記ねじが
    前記パッケージと前記カバーを貫通し、前記ベースと螺
    合して前記ベースと前記カバーと前記パッケージとを一
    体として固着させている、請求項1に記載の磁気ディス
    ク装置。
  4. 【請求項4】 前記締結部材がねじであり、前記ねじが
    前記パッケージと前記ベースと前記カバーを貫通し、ナ
    ットと螺合して前記ベースと前記カバーと前記パッケー
    ジとを一体として固着させている、請求項1に記載の磁
    気ディスク装置。
JP19746496A 1996-07-26 1996-07-26 磁気ディスク装置 Pending JPH1040673A (ja)

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